JP5146095B2 - 露光装置のメンテナンス方法 - Google Patents

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本発明は、露光装置のメンテナンス方法に関するものである。
半導体素子等を製造する際に、マスクとしてのレチクルのパターンの像を、投影光学系を介して基板としてのレジストが塗布されたウエハ(又はガラスプレート等)上の各ショット領域に転写する投影露光装置が使用されている。従来は、投影露光装置として、ステップ・アンド・リピート方式(一括露光型)の投影露光装置(ステッパー)が多用されていたが、最近ではレチクルとウエハとを、投影光学系(光学部材)に対して同期走査して露光を行うステップ・アンド・スキャン方式のような走査露光型の投影露光装置(走査型露光装置)も注目されている。
上記の如く従来の露光装置では、ウエハステージ等の駆動部と投影光学系とが同一の構造体に固定されていたため、ステージの駆動反力により生じる振動が構造体に伝達し、更に投影光学系にも振動が伝達していた。そして、全ての機械構造物は所定の周波数の振動に対して機械共振するため、このような振動がその構造体に伝達すると、構造体の変形や共振現象が引き起こされ、転写パターン像の位置ずれやコントラストの低下が生じるという不都合があった。
そこで、特許文献1には、投影光学系を支持する支持部材と、柔構造を有する支持部材を介して投影光学系をフレームに吊り下げ支持する連結部材とを備えることにより、比較的簡単な機構で投影光学系に伝わる振動を抑える技術が開示されている。
国際公開第06/038952号パンフレット
しかしながら、上述したような従来技術には、以下のような問題が存在する。
上記露光装置は、小型化が要求されているため、投影光学系とその上方に配されるマスクステージや照明装置との間には最低限の隙間しか形成されていない。
そのため、レンズ交換等、投影光学系に対してメンテナンスを行う際には、作業スペースを確保するために、照明光学系及びマスクステージを分解して取り外し、メンテナンスが終了した後に再度組み立てて取り付ける作業が必要になり、多大な手間と時間が掛かるという問題があった。
また、マスクステージを交換する際にも、一旦、上方に位置する照明装置を分解・組み立てする必要があり、やはり多大な手間と時間が掛かるという問題があった。
この問題は、上述した投影光学系を吊り下げ支持する構成の有無に限らず生じるものである。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、メンテナンス処理や交換処理等、露光装置における所定の処理を容易に実施できる露光装置とその製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、実施の形態を示す図1ないし図10に対応付けした以下の構成を採用している。
本発明の露光装置のメンテナンス方法は、マスクを保持するマスクステージ装置と、マスクを照明する照明装置と、マスクステージ装置を支持する構造体と、を備えた露光装置のメンテナンス方法であって、構造体に設けられた昇降装置によって照明装置をマスクステージ装置に対して上昇させること、を有するものである。
また、本発明の露光装置の製造方法は、マスク(R)を保持するマスクステージ装置(ST)と、マスクを照明する照明装置(IL2)とを有する露光装置(EX)の製造方法であって、マスクステージ装置と照明装置とを一体的に昇降させる過程を有するものである。
従って、本発明の露光装置とその製造方法では、昇降装置によりマスクステージ装置と照明装置とを昇降させることにより、作業スペースを形成できるため、作業スペースを確保するためにマスクステージ装置や照明装置を分解して取り外したり、作業完了後に再度組み立てて取り付ける等の作業が不要になる。
なお、本発明をわかりやすく説明するために、一実施例を示す図面の符号に対応付けて説明したが、本発明が実施例に限定されるものではないことは言うまでもない。
本発明では、光学部材に対する所定の処理を容易に実施でき作業効率を向上させることが可能になる。
以下、本発明の露光装置とその製造方法の実施の形態を、図1ないし図12を参照して説明する。
図1は、本発明に係る露光装置EXの概略構成を示す図である。
同図に示す露光装置EXは、レチクルRとウエハ(基板)Wとを一次元方向に同期移動しつつ、レチクルRに形成されたパターンをウエハW上の各ショット領域に転写するステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光装置、すなわち、いわゆるスキャニング・ステッパである。
以下の説明においては、必要であれば図中にXYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材の位置関係について説明する。図1に示すXYZ直交座標系は、X軸及びY軸がウエハWの移動面に平行な面に含まれるよう設定され、Z軸が投影光学系PLの光軸AXに沿う方向に設定されている。また、本実施形態ではレチクル(マスク)R及びウエハWを同期移動させる方向(走査方向)をY方向に設定している。
この露光装置EXは、床面FL上に大小のペデスタル7A及び7Bを介して載置されており、露光光ELによりレチクルRを照明する照明光学系ILと、レチクルRを保持して移動可能なレチクルステージRSTを有するステージ装置(マスクステージ装置)STと、レチクルRから射出される露光光ELをウエハW上に投影する投影光学系(光学部材)PLと、ウエハWを保持して移動可能なウエハステージWSTと、計測用ステージMSTと、投影光学系PL等を保持すると共にウエハステージWSTが搭載される本体コラム(ベースフレーム)CLと、照明光学系ILの一部及びステージ装置STを一体的に昇降させる昇降装置LTとを有しており、露光装置EXを統括的に制御する不図示の制御装置等を有している。
照明光学系ILは、レチクルステージRSTに支持されているレチクルRを露光光ELで照明する光学系である。この照明光学系ILは、小型のペデスタル7B上に設けられる露光用光源1から射出された露光光ELの照度を均一化する均一化光学系、ビームスプリッタ、光量調整用の可変減光器、ミラー、リレーレンズ系(これらは照明系チャンバ19A及び19B内に配置される)、レチクルR上の露光光ELによる照明領域をスリット状に設定するレチクルブラインド(射出端19Cに配置される)を有する照明ユニット(第2照明装置)IL1と、結像レンズ系(照明チャンバ19E内に配置される)を有する照明ユニット(照明装置)IL2とを備えており、レチクルR上の所定の照明領域をより均一な照度分布の露光光ELで照明可能となっている。露光用光源から射出される露光光ELとしては、例えば水銀ランプから射出される紫外域の輝線(g線、h線、i線)、KrFエキシマレーザ光(波長248nm)、ArFエキシマレーザ光(波長193nm)等の紫外光が用いられる。
照明ユニットIL1と照明ユニットIL2とは、接続部19Fで接続される。接続部19Fは、照明ユニットIL2に設けられ、照明ユニットIL1と接続される接続位置(第1位置、図1に示す位置)と、照明ユニットIL1から離間した退避位置(第2位置)との間をY方向に移動自在となっている。照明ユニットIL2は、照明ユニットIL1が昇降した場合にも、照明ユニットIL1と干渉しない位置に配置されている。
照明ユニットIL2は、コラム32により支持されている。コラム32は、本体コラムCLに支持される。
本体コラムCLは、ペデスタル7A上に立設された側壁部40と、側壁部40の+Z側に設けられ側壁部40よりも幅広の支持部41とから概略構成されている。図1及び図2に示すように、側壁部40は、投影光学系PL、メトロロジーフレーム15(後述)、ウエハステージWSTの収容空間42を挟んだY方向両側に、X方向に延在して設けられている。側壁部40、40の間には、Y方向に延びる梁部44が懸架されている。また、図2においては、レチクルステージRSTの一部、投影光学系PL、メトロロジーフレーム15、ウエハステージWSTの図示を省略している。
支持部41は、X方向に延在し、且つ両端部で開口する、投影光学系PLの収容空間43を挟んだ両側に配置されている。
支持部41上には、コラム32が不図示の締結手段により締結支持されている。
コラム32は、Y方向に間隔をあけて配置された側壁部34、34と、側壁部34、34間にXY平面と平行に懸架され照明ユニットIL2を支持する支持部35とを主体に構成されている。側壁部34は、高さ調整のためのワッシャ36A〜36Cを介して支持部41に支持される。
支持部35には照明系チャンバ19Eから射出される露光光ELを通過させる開口部が設けられている。また、この開口部内のうち露光光ELの光路に対するX方向両端部には、レチクルRの位置決めのためのアライメントシステムの一部を構成する一対のアライメント系21が設けられている。
ステージ装置STは、上記レチクルステージRSTと、レチクルベース31と、レチクル定盤33とを有している。
レチクルステージRSTは、レチクル定盤33上に不図示のエアベアリングを介して支持されており、レチクルRを支持しつつ投影光学系PLの光軸AXに垂直なXY平面内の2次元移動及びZ方向の回転角の調整を行うステージである。レチクルステージRST上に支持されるレチクルRのXY方向の位置及びZ方向の回転角は、例えばレーザ干渉計10、移動鏡Mr及び参照鏡Meによってリアルタイムで測定され、その測定結果は不図示の制御装置に出力されるようになっている。レチクルステージRSTには、例えばリニアモータなどから構成される不図示の駆動系が設けられており、制御装置がレーザ干渉計10の測定結果に基づいてその駆動系を制御することで、レチクルステージRSTに支持されているレチクルRの位置決めが行われるようになっている。レチクル定盤33は、防振装置30A及び30Bを介してレチクルベース31に支持されている。レチクル定盤33の中央部底面には、投影光学系PLの上部を収容するための凹部が形成されており、この凹部には露光光ELを通過させる開口部が形成されている。レチクルベース31は、本体コラムCLの支持部41に支持されており、投影光学系PLを収容するための貫通孔31aを有している。
昇降装置LTは、ボールネジ等を用いたジャッキ機構を有し、図2に示すように、支持部41上の、+Y側に位置する側壁部34の底面と対向する2箇所と、−Y側に位置する側壁部34の中央部底面と対向する1箇所との合計3箇所に配設されている。より詳細には、+Y側に位置する昇降装置LTは、X方向に延在するワッシャ36Aを挟んだX方向両側に設けられ、−Y側に位置する昇降装置LTは、2つのワッシャ36B、36Cの間に設けられている。
各昇降装置LTは、不図示のモータの駆動により支持部41に対してZ方向に昇降する軸体45と、軸体45の先端に設けられコラム32の側壁部34に当接する当接部46とを有している。モータの駆動(すなわち、軸体45の昇降)は、制御装置により制御される。図3は、図2の左側面図である。この図に示すように、コラム32は、露光処理中や、レチクルR、ウエハWの交換処理中等、メンテナンス処理以外のときにはワッシャ36A〜36Cにより(図3では、ワッシャ36Aは不図示)Z方向、θX方向及びθY方向に位置決めされた状態で支持され、当接部46は、軸体45が下降した際に側壁部34に対して所定距離、離間するように配置される。
図2及び図3に示すように、ワッシャ36Aには断面円形の凹部47が設けられ、ワッシャ36Cには断面矩形で、図4(b)に示すように、Y方向に延在する凹部48が設けられている。そして、ワッシャ36Aと対向する側壁部34には、図4(a)に示すように、凹部47と嵌合することで位置決めが行われる断面円形の凸部49が設けられている。同様に、ワッシャ36Cと対向する側壁部34には、凹部48とX方向に嵌合することで位置決めが行われる断面円形の凸部50が設けられている。これら嵌合する凹部47と凸部49、及び凹部48と凸部50によりコラム32(すなわち照明ユニットIL2)と本体コラムCLとを位置決めする位置決め装置が構成される。
また、コラム32における−Y側の側壁部34のX方向両側、及び+Y側の側壁部34の−X側には、昇降装置LTによるコラム32の昇降(すなわち、照明ユニットIL2の昇降)をガイドするガイド装置51がZ方向に延在して設けられている。このガイド装置51は、例えば側壁部34に設けられた不図示のカムフォロアをガイドすることによりコラム32の昇降を案内するとともに、地震等によるコラム32の揺れをガードするものである。なお、ガイド装置51には、コラム32のZ方向の位置を検出するフォトセンサ等の位置検出装置が設けられている。位置検出装置の検出結果は制御装置に出力される。
上記コラム32とステージ装置STとは、各装置IL2、STの+X側に一箇所、−X側に間隔をあけて二箇所配置された連結装置52により連結されている。連結装置52は、コラム32における支持部35の側面に突設された掛止軸35Aに掛止される長円形状のリング部材53と、レチクルベース31の側面に掛止軸35Aの下方(−Z側)に位置して突設された掛止軸31Aに掛止される長円形状のリング部材54と、リング部材53、54を連結するワイヤー部材55とから構成される。各連結装置52の長さは、それぞれ図3に示すように、照明ユニットIL2及びステージ装置STが所定位置(露光位置)に位置決めされ、掛止軸35Aにリング部材53を掛止させたときに、掛止軸31Aの−Z側にリング部材54との間に所定量の隙間Sが形成されるように設定される。
図1に戻り、投影光学系PLは、レチクルRに形成されたパターンを所定の投影倍率でウエハWに投影露光する光学系であり、複数の光学素子が鏡筒17内に収容された構成になっている。投影光学系PLの上部は、本体コラムCLの上部の収容空間(空間)43内及びレチクルベース31の貫通孔31aを貫通し、レチクル定盤33の上記凹部に収納されている。本実施形態において、投影光学系PLは、投影倍率βが例えば1/4あるいは1/5の縮小系である。この投影光学系PLは等倍系及び拡大系のいずれでもよい。
鏡筒17の下端側(露光光ELの下流側)は、例えば平面視円形で平板状のメトロロジーフレーム15に固定されている。メトロロジーフレーム15は、フレーム部材18Aに3ヶ所(図1では、二箇所のみ図示)で吊り下げて支持されている。フレーム部材18Aは、本体コラムCLの支持部41を貫通し、当該支持部41上に設けられた防振装置18Bに接続されている。すなわち、投影光学系PLは、防振装置18B及びフレーム部材18Aを介して支持部41から吊り下げ支持されている。
また、メトロロジーフレーム15には、レーザ干渉計12A、レーザ干渉計12B、不図示のアライメントシステムなどが設けられている。
メトロロジーフレーム15の下面には、ウエハW表面の複数の計測点にスリット像を投影する投射光学系23Aと、その表面からの反射光を受光してそれらスリット像の再結像の横ずれ量に関する情報を検出する受光光学系23Bとが固定されている。
ウエハステージWSTは、ウエハ定盤WB上にエアベアリングによって支持されており、ウエハWを保持しつつXY平面内で移動可能に案内されるようになっている。このウエハステージWSTは、不図示のリニアモータによってX方向、Y方向及びθZ方向の3自由度方向に移動可能になっている。ウエハステージWSTのX方向、Y方向及びθZ方向の位置は、レーザ干渉計12A、移動鏡Mw及び参照鏡Mf1によってリアルタイムで測定され、測定結果が制御装置に出力されるようになっている。
計測ステージMSTは、ウエハステージWSTと同様、ウエハ定盤WB上にエアベアリングによって支持されており、不図示のリニアモータによってウエハ定盤WB上にXY平面内で移動可能に支持・案内されるようになっている。計測ステージMSTのX方向、Y方向及びθZ方向の位置は、レーザ干渉計12B、移動鏡Mm及び参照鏡Mf2によってリアルタイムで測定され、測定結果が制御装置に出力されるようになっている。
なお、これらレーザ干渉計に代えてエンコーダシステムによって、メトロロジーフレーム15と投影光学系PLとの相対位置を求めてもよい。例えば、ウエハステージWSTと計測ステージMSTにリニアエンコーダのスケール部を設け、メトロロジーフレーム15に支持されたエンコータヘッドでそのスケール部をモニタすることでウエハステージWSTや計測ステージMSTの位置を検出する(X,Y,Z位置ともに検出可能)ことができる。このようなエンコータシステムをレーザ干渉計と併用するようにしてもよい。さらに、他の計測方法を用いて、ウエハステージWSTと計測ステージMSTの位置を求めるようにしてもよい。
上記のように構成された露光装置EXにおいては、露光用光源1から射出された露光光ELが、各種レンズやミラー等からなる照明光学系ILにおいて、必要な大きさ及び照度均一性に整形された後にパターンが形成されたレチクルRを照明し、このレチクルRに形成されたパターンが投影光学系PLを介して、ウエハステージWST上に保持されたウエハW上の各ショット領域に縮小転写される。
続いて、上記露光装置EXにおいて、投影光学系PLに対してメンテナンス等を行うための動作について、図5乃至図9を用いて説明する。これらの図においては、照明ユニットIL2、ステージ装置ST等を簡略化して図示している。
まず、コラム32、レチクルベース31が本体コラムCLの支持部41に締結固定されている場合には、予め締結を解除する。また、照明ユニットIL2においては、接続部19Fを照明ユニットIL1との接続位置から退避位置へ移動させる。
次に、昇降装置LTにおいてモータを駆動して、軸体45を+Z側に移動させる。
これにより、軸体45の先端に設けられた当接部46が所定距離空走した後に、コラム32における側壁部34の下面(−Z側の面)に当接し、さらに移動することにより、コラム32とともに照明ユニットIL2をガイド装置51でガイドさせた状態で上昇させる。
ここで、照明ユニットIL2とステージ装置STとは連結装置52によって連結されてはいるが、図5に示すように、リング部材54と掛止軸31Aとの間には、掛止軸31Aの−Z側に隙間Sが形成されているため、当接部46が当接した直後は照明ユニットIL2のみが、ワッシャ36A〜36Cに着座している位置から距離S上昇する。
これにより、図6に示すように、照明ユニットIL2とステージ装置STとの間は距離Sだけ拡がることになる。そのため、例えば、この状態でレチクルステージRST等、ステージ装置STに対するメンテナンス処理を行うようにしてもよい。
そして、さらに軸体45が上昇すると、リング部材54が掛止軸31Aに掛止されることにより、ステージ装置STは、図7に示すように、照明ユニットIL2と一体的に上昇して、本体コラムCLから離間する。つまり、ステージ装置STと照明ユニットIL2とは、昇降装置LTにより時間差をもって上昇することになる。
そして、位置検出装置により、コラム32が所定位置まで上昇したことを検出すると、制御装置はモータの駆動を停止させる。
これにより、ステージ装置STと投影光学系PLとの間の距離が拡がることになる。そのため、例えば、形成された隙間を介して、投影光学系PLに対するメンテナンス処理を行うようにしてもよい。
また、投影光学系PLに対するメンテナンス空間をより大きくする場合には、図8に示すように、ステージ装置ST及び照明ユニットIL2を上昇させた状態で支持部41上のステージ装置ST直下に、X方向に延在するレール部材61と、当該レール部材61に沿って走行するローラ部材62とからなる搬送工具63を設置する。
図9は、収容空間43から−Y方向を視た図である。
この図に示すように、支持部41上に搬送工具63を設置した後に、昇降装置LTにより照明ユニットIL2とステージ装置STとを下降させて、ステージ装置STをローラ部材62上に載置し、連結装置52を取り除く。
一方、走行装置71と、当該走行装置71に対して昇降部72を昇降させる昇降装置73と有し、昇降部72上に各レール部材61と接続されるレール部材74が設けられた搬送工具70を用い、昇降装置72により昇降部72を上昇させてレール部材74をレール部材61と同じ高さに位置決めし、これらレール部材61、74を一体化状態とする。そして、ローラ部材62をレール部材61及びレール部材74に沿って走行させることにより、ステージ装置STを本体コラムCL(露光装置EX)から昇降部72(搬送工具70)に移載する。
これにより、投影光学系PLの+Z側には、ステージ装置STが配置されていた箇所に大きな空間が形成されることになる。そのため、例えば、この空間をメンテナンス用空間として用いることで、投影光学系PLに対して円滑にメンテナンス作業を実施することができる。
また、ステージ装置STを搬出した後に、さらに照明ユニットIL2も露光装置EXから搬出する場合には、図10に示すように、ローラ部材62上に長尺の支持部材64を設け、昇降装置LTにより照明ユニットIL2を下降させて支持部材64に支持させた後に、図9で示したステージ装置STと同様に、ローラ部材62及び支持部材64をレール部材61及びレール部材74に沿って走行させることにより、照明ユニットIL2を本体コラムCL(露光装置EX)から昇降部72(搬送工具70)に移載して搬出することができる。
これにより、本体コラムCLの上方(+Z側)には、ステージ装置ST及び照明ユニットIL2が搬出された後の大きなメンテナンス空間が形成される。
そして、メンテナンス処理が終了した後や、露光装置EXを製造する際には、上記と逆の手順でステージ装置ST及び照明ユニットIL2を設置する。
具体的には、まず、搬送工具70を用いて、ローラ部材62及び支持部材64に支持された照明ユニットIL2を露光装置EXに隣接配置させ、ローラ部材62及び支持部材64をレール部材74及びレール部材61に沿って順次走行させることにより、照明ユニットIL2を本体コラムCL(露光装置EX)上に搬入する。
次に、昇降装置LTの駆動により照明ユニットIL2(側壁部34)を支持させた後に、ローラ部材62及び支持部材64を取り外す。そして、搬送工具70を用いて、ローラ部材62に支持されたステージ装置STを露光装置EXに隣接配置させ、ローラ部材62をレール部材74及びレール部材61に沿って順次走行させることにより、照明ユニットIL2を本体コラムCL(露光装置EX)と照明ユニットIL2との間に搬入する。
続いて、照明ユニットIL2とステージ装置STとを連結装置52により連結した後に、昇降装置LTにより照明ユニットIL2とステージ装置STとを一体的に上昇させ、ステージ装置STを搬送工具63から離間させる(図8参照)。
そして、この状態で搬送工具63を支持部41(本体コラムCL)から取り除いた後に、昇降装置LTにより照明ユニットIL2とステージ装置STとを下降させ、ステージ装置STが支持部41に載置されたところで一旦昇降装置LTの下降動作を停止して(図6参照)、ステージ装置STを支持部41に締結固定する。
この後、昇降装置LTを下降させて、照明ユニットIL2のコラム32(側壁部34)をワッシャ36A〜36Cに載置し、支持部41に締結固定する。
このとき、側壁部34に設けられた凸部49、50がワッシャ36A、36Cに設けられた凹部47、48にそれぞれ嵌合することにより、照明ユニットIL2は、支持部41(すなわち本体コラムCL)に位置決めされた状態で固定される。
かくして、照明ユニットIL2及びステージ装置STが本体コラムCLに固定される。
以上説明したように、本実施形態では、昇降装置LTにより照明ユニットIL2とステージ装置STとを一体的に昇降させることにより、投影光学系PLの上方にメンテナンス空間を形成できるため、照明ユニットIL2及びステージ装置STをそれぞれ分解・組み立てする必要がなくなり、メンテナンス処理に要する時間・作業を大幅に減らすことが可能になり、作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、照明ユニットIL2とステージ装置STとを連結装置52により時間差をつけて昇降させるため、照明ユニットIL2とステージ装置STとの間にメンテナンス空間を形成してステージ装置STに対するメンテナンス処理も容易に実施することができるとともに、ステージ装置STを本体コラムCLに固定する際にも作業空間を形成することができ、設置作業についても大幅に作業性を向上させることが可能になる。さらに、本実施形態では、照明ユニットIL2とステージ装置STとを連結装置52により連結することにより、昇降装置LTが照明ユニットIL2のみに当接して昇降させることで、ステージ装置STも昇降させることが可能になり、照明ユニットIL2及びステージ装置STのそれぞれに対して昇降装置を設ける必要がなくなり、装置の小型化及び低価格化に寄与できる。
加えて、本実施形態では、照明ユニットIL2の設置時に、凸部49、50及び凹部47、48からなる位置決め装置により照明ユニットIL2を本体コラムCLに位置決めできるため、照明ユニットIL2の設置後に別途位置決め工程を設ける必要がなくなり、さらなる作業性の向上に寄与できる。
また、本実施形態では、照明ユニットIL2の昇降時に、ガイド装置51によりガイドするため、照明ユニットIL2とステージ装置STとを円滑、且つ安定して昇降させることが可能になるとともに、地震等が生じて照明ユニットIL2が大きく揺れる場合でも照明ユニットIL2をガードすることができ、安全性も高めることが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、位置決め装置における凸部49、50をコラム32に設け、凹部47、48をワッシャ36A、36Cにそれぞれ設ける構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば凹部47、48を支持部41に設ける構成や、上記とは逆に凸部49、50をワッシャ36A、36Cにそれぞれ設け、凹部47、48をコラム32に設ける構成としてもよい。
また、上記実施形態で示した連結装置52は一例を例示したものであり、照明ユニットIL2とステージ装置STとを一体的に、且つ時間差をつけて昇降可能に連結するものであれば、他の構成であっても構わない。また、照明ユニットIL2とステージ装置STとを時間差をつけずに昇降するように連結してもよい。
さらに、上記実施形態では、照明ユニットIL2とステージ装置STとを連結装置52により連結し、昇降装置LTが照明ユニットIL2に当接して双方を一体的に昇降させる構成としたが、これに限られず、昇降装置LTがステージ装置STに当接して双方を一体的に昇降させる構成としてもよい。
なお、上記各実施形態の基板(物体)としては、半導体デバイス製造用の半導体ウエハのみならず、ディスプレイデバイス用のガラス基板や、薄膜磁気ヘッド用のセラミックウエハ、あるいは露光装置で用いられるマスクまたはレチクルの原版(合成石英、シリコンウエハ)等が適用される。
露光装置としては、レチクルRとウエハWとを同期移動してレチクルRのパターンを走査露光するステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光装置(スキャニングステッパ)の他に、レチクルRとウエハWとを静止した状態でレチクルRのパターンを一括露光し、ウエハWを順次ステップ移動させるステップ・アンド・リピート方式の投影露光装置(ステッパ)にも適用することができる。また、本発明はウエハW上で少なくとも2つのパターンを部分的に重ねて転写するステップ・アンド・スティッチ方式の露光装置にも適用できる。
露光装置の種類としては、ウエハWに半導体素子パターンを露光する半導体素子製造用の露光装置に限られず、液晶表示素子製造用又はディスプレイ製造用の露光装置や、薄膜磁気ヘッド、撮像素子(CCD)あるいはレチクル又はマスクなどを製造するための露光装置などにも広く適用できる。
また、本発明が適用される露光装置の光源には、KrFエキシマレーザ(248nm)、ArFエキシマレーザ(193nm)、Fレーザ(157nm)等のみならず、g線(436nm)及びi線(365nm)を用いることができる。さらに、投影光学系の倍率は縮小系のみならず等倍および拡大系のいずれでもよい。また、上記実施形態では、反射屈折型の投影光学系を例示したが、これに限定されるものではなく、投影光学系の光軸(レチクル中心)と投影領域の中心とが異なる位置に設定される屈折型の投影光学系にも適用可能である。
また、本発明は、投影光学系と基板との間に局所的に液体を満たし、該液体を介して基板を露光する、所謂液浸露光装置に適用したが、液浸露光装置については、国際公開第99/49504号パンフレットに開示されている。さらに、本発明は、特開平6−124873号公報、特開平10−303114号公報、米国特許第5,825,043号などに開示されているような露光対象の基板の表面全体が液体中に浸かっている状態で露光を行う液浸露光装置にも適用可能である。
また、本発明は、基板ステージ(ウエハステージ)が複数設けられるツインステージ型の露光装置にも適用できる。ツインステージ型の露光装置の構造及び露光動作は、例えば特開平10−163099号公報及び特開平10−214783号公報(対応米国特許6,341,007号、6,400,441号、6,549,269号及び6,590,634号)、特表2000−505958号(対応米国特許5,969,441号)或いは米国特許6,208,407号に開示されている。更に、本発明を本願出願人が先に出願した特願2004−168481号のウエハステージに適用してもよい。
また、本発明が適用される露光装置は、本願特許請求の範囲に挙げられた各構成要素を含む各種サブシステムを、所定の機械的精度、電気的精度、光学的精度を保つように、組み立てることで製造される。これら各種精度を確保するために、この組み立ての前後には、各種光学系については光学的精度を達成するための調整、各種機械系については機械的精度を達成するための調整、各種電気系については電気的精度を達成するための調整が行われる。各種サブシステムから露光装置への組み立て工程は、各種サブシステム相互の、機械的接続、電気回路の配線接続、気圧回路の配管接続等が含まれる。この各種サブシステムから露光装置への組み立て工程の前に、各サブシステム個々の組み立て工程があることはいうまでもない。各種サブシステムの露光装置への組み立て工程が終了したら、総合調整が行われ、露光装置全体としての各種精度が確保される。なお、露光装置の製造は温度およびクリーン度等が管理されたクリーンルームで行うことが望ましい。
次に、本発明の実施形態による露光装置及び露光方法をリソグラフィ工程で使用したマイクロデバイスの製造方法の実施形態について説明する。図11は、マイクロデバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製造例のフローチャートを示す図である。
まず、ステップS10(設計ステップ)において、マイクロデバイスの機能・性能設計(例えば、半導体デバイスの回路設計等)を行い、その機能を実現するためのパターン設計を行う。引き続き、ステップS11(マスク製作ステップ)において、設計した回路パターンを形成したマスク(レチクル)を製作する。一方、ステップS12(ウエハ製造ステップ)において、シリコン等の材料を用いてウエハを製造する。
次に、ステップS13(ウエハ処理ステップ)において、ステップS10〜ステップS12で用意したマスクとウエハを使用して、後述するように、リソグラフィ技術等によってウエハ上に実際の回路等を形成する。次いで、ステップS14(デバイス組立ステップ)において、ステップS13で処理されたウエハを用いてデバイス組立を行う。このステップS14には、ダイシング工程、ボンティング工程、及びパッケージング工程(チップ封入)等の工程が必要に応じて含まれる。最後に、ステップS15(検査ステップ)において、ステップS14で作製されたマイクロデバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経た後にマイクロデバイスが完成し、これが出荷される。
図12は、半導体デバイスの場合におけるステップS13の詳細工程の一例を示す図である。
ステップS21(酸化ステップ)おいては、ウエハの表面を酸化させる。ステップS22(CVDステップ)においては、ウエハ表面に絶縁膜を形成する。ステップS23(電極形成ステップ)においては、ウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップS24(イオン打込みステップ)においては、ウエハにイオンを打ち込む。以上のステップS21〜ステップS24のそれぞれは、ウエハ処理の各段階の前処理工程を構成しており、各段階において必要な処理に応じて選択されて実行される。
ウエハプロセスの各段階において、上述の前処理工程が終了すると、以下のようにして後処理工程が実行される。この後処理工程では、まず、ステップS25(レジスト形成ステップ)において、ウエハに感光剤を塗布する。引き続き、ステップS26(露光ステップ)において、上で説明したリソグラフィシステム(露光装置)及び露光方法によってマスクの回路パターンをウエハに転写する。次に、ステップS27(現像ステップ)においては露光されたウエハを現像し、ステップS28(エッチングステップ)において、レジストが残存している部分以外の部分の露出部材をエッチングにより取り去る。そして、ステップS29(レジスト除去ステップ)において、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらの前処理工程と後処理工程とを繰り返し行うことによって、ウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
また、半導体素子等のマイクロデバイスだけではなく、光露光装置、EUV露光装置、X線露光装置、及び電子線露光装置等で使用されるレチクル又はマスクを製造するために、マザーレチクルからガラス基板やシリコンウエハ等ヘ回路パターンを転写する露光装置にも本発明を適用できる。ここで、DUV(深紫外)やVUV(真空紫外)光等を用いる露光装置では、一般的に透過型レチクルが用いられ、レチクル基板としては石英ガラス、フッ素がドープされた石英ガラス、蛍石、フッ化マグネシウム、又は水晶等が用いられる。また、プロキシミティ方式のX線露光装置や電子線露光装置等では、透過型マスク(ステンシルマスク、メンブレンマスク)が用いられ、マスク基板としてはシリコンウエハ等が用いられる。なお、このような露光装置は、WO99/34255号、WO99/50712号、WO99/66370号、特開平11−194479号、特開2000−12453号、特開2000−29202号等に開示されている。
本発明の実施形態に係る露光装置の構成を示す概略図である。 同露光装置の部分斜視図である。 図2の左側面図である。 位置決め装置の部分拡大図である。 ステージ装置STを搬出する工程を示す図である。 ステージ装置STを搬出する工程を示す図である。 ステージ装置STを搬出する工程を示す図である。 ステージ装置STを搬出する工程を示す図である。 ステージ装置STを搬出する工程を示す図である。 照明ユニットIL2を搬出する工程を示す図である。 マイクロデバイスの製造工程の一例を示すフローチャートである。 図11におけるステップS13の詳細工程の一例を示す図である。
符号の説明
CL…本体コラム(構造体)、 EX…露光装置、 IL1…照明ユニット(第2照明装置)、 IL2…照明ユニット(照明装置)、 LT…昇降装置、 PL…投影光学系(光学部材)、 R…レチクル(マスク)、 ST…ステージ装置(マスクステージ装置)、 W…ウエハ(基板)、 47、48…凹部、 49、50…凸部、 51…ガイド装置、 52…連結装置

Claims (10)

  1. マスクを保持するマスクステージ装置と、前記マスクを照明する照明装置と、前記マスクステージ装置を支持する構造体と、を備えた露光装置のメンテナンス方法であって、
    前記構造体に設けられた昇降装置によって前記照明装置を前記マスクステージ装置に対して上昇させること、
    を有する露光装置のメンテナンス方法。
  2. 前記昇降装置によって前記マスクステージ装置と前記照明装置とを前記構造体に対して一体的に上昇させること、をさらに有する請求項1記載の露光装置のメンテナンス方法。
  3. 前記マスクステージ装置と前記照明装置とを前記構造体に対して一体的に上昇させることに先立って、前記照明装置を前記マスクステージ装置に対して上昇させる請求項2記載の露光装置のメンテナンス方法。
  4. 前記露光装置は、露光時は接続部を介して前記照明装置に接続される第2照明装置を有し、
    前記照明装置を前記マスクステージ装置に対して上昇させることに先立って、前記照明装置と前記第2照明装置とを分離して前記接続部を前記上昇する方向と交差する方向に移動させる請求項1〜3のいずれか一項に記載の露光装置のメンテナンス方法。
  5. 前記マスクステージ装置を、前記構造体に対して前記上昇する方向と交差する方向に移動させること、をさらに有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の露光装置のメンテナンス方法。
  6. 前記移動の際は、前記マスクステージ装置を搬送部材に沿って移動させる請求項5に記載の露光装置のメンテナンス方法。
  7. 前記マスクステージ装置を前記構造体とは異なる部材で支持すること、をさらに有する請求項5または請求項6に記載の露光装置のメンテナンス方法。
  8. 前記照明装置を、前記構造体に対して前記上昇する方向と交差する方向に移動させること、をさらに有する請求項1〜7のいずれか一項に記載の露光装置のメンテナンス方法。
  9. 前記移動の際は、前記照明装置を搬送部材に沿って移動させる請求項8に記載の露光装置のメンテナンス方法。
  10. 前記照明装置を前記構造体とは異なる部材で支持すること、をさらに有する請求項8または請求項9に記載の露光装置のメンテナンス方法。
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