JP5146037B2 - 無線制御装置、無線装置、および通信システム - Google Patents

無線制御装置、無線装置、および通信システム Download PDF

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Description

本発明は無線制御装置、無線装置、および通信システムに関し、特に基地局内で通信する無線制御装置、無線装置、および通信システムに関する。
携帯電話などの無線通信システムにおける基地局は、無線信号を処理するRE(Radio Equipment)と、REを制御するREC(Radio Equipment Control)とに分離することができる。このREC−RE間を結ぶインタフェースとして、例えば、CPRI(Common public Radio Interface)がある。CPRIは、基地局内をREとRECとに分離し、そのインタフェースをオープンにすることにより、基地局内の各部のマルチベンダ化を図ることができる。CPRIは、その適用範囲として、ハードウェアによるレイヤL1とレイヤL2を規定している。
RECとREとの接続形態として、従来、RECが複数のCPRIを備え、それぞれのCPRIにおいてREと1対1接続した接続形態がある。また、REをカスケード接続した接続形態がある(例えば、特許文献1参照)。REをカスケード接続した接続形態では、RECと1段目のREは、CPRIで接続し、後段のRE−RE間は、装置固有の接続手段で接続する。
特表2007−511955号公報(段落番号〔0046〕、図11)
しかし、従来のREをカスケード接続した接続形態では、RECおよびRE間で通信するには、REがどのようにカスケード接続されているか、あらかじめ接続関係を認識しておかなければならない。このため、無線装置をカスケード接続に新たに追加および削除することが困難であるという問題点があった。
本件はこのような点に鑑みてなされたものであり、無線装置のカスケード接続の接続関係を認識し、容易に無線装置をカスケード接続に新たに追加および削除することができる無線制御装置、無線装置、および通信システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、複数の無線装置と通信する無線制御装置が提供される。この無線制御装置は、カスケード接続された前記複数の無線装置の接続関係を認識するための識別子をフレームに挿入する識別子挿入手段と、前記識別子挿入手段によって前記識別子が挿入された前記フレームを前記カスケード接続された前記複数の無線装置に送信する送信手段と、前記カスケード接続された前記複数の無線装置から前記識別子が挿入された前記フレームを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記フレームの前記識別子に基づいて前記カスケード接続された前記複数の無線装置の接続関係を認識する接続関係認識手段と、を備える。また、前記無線装置が、下り方向から流れてきた前記フレームの前記識別子に1を加算して下り方向識別子を生成して、前記カスケード接続している下り次段の前記無線装置へ送信し、前記カスケード接続している最終段の前記無線装置から折り返し送信された上り方向識別子を受信し、前記上り方向識別子の値と前記下り方向識別子の値とを比較し、前記上り方向識別子の値が前記下り方向識別子の値よりも大きい場合は、上り次段の前記無線装置へ、受信した前記上り方向識別子をスルーで送信し、前記無線装置に異常が発生し前記上り方向識別子に変化が生じて、前記上り方向識別子の値が前記下り方向識別子の値以下になった場合は、上り次段の前記無線装置へ、自己の識別子を前記上り方向識別子として送信することによって、前記接続関係認識手段は、前記上り方向識別子の値から前記カスケード接続された前記複数の無線装置の接続関係を認識し、異常が発生したとみなせる無線装置は、前記カスケード接続の認識から除外する。
開示の装置およびシステムによれば、フレームに挿入する識別子に基づいてカスケード接続の接続関係認識が可能となり、容易に無線装置をカスケード接続に新たに追加および削除することができる。
図1は、無線制御装置および無線装置の概要を説明する図である。図に示す無線制御装置1および無線装置2a,2b,…,2nは、例えば、携帯電話などの端末と無線通信する基地局内に具備される。
無線制御装置1および無線装置2a,2b,…,2nは、カスケード接続の接続関係を認識し、無線装置2a,2b,…,2nがカスケード接続に新たに追加および削除されても通信できるようになっている。
無線制御装置1は、識別子挿入手段1a、送信手段1b、受信手段1c、および接続関係認識手段1dを有している。無線装置2aは、受信手段2aa、接続関係認識手段2ab、送信手段2ac、および送受信手段2adを有している。無線装置2b,…,2nも無線装置2aと同じ手段を有している。無線装置2a,2b,…,2nは、カスケード接続され、無線装置2aは、無線制御装置1に接続されている。無線制御装置1から無線装置2nの方向を下り方向、無線装置2nから無線制御装置1の方向を上り方向と呼ぶ。
無線制御装置1の識別子挿入手段1aは、カスケード接続された複数の無線装置2a,2b,…,2nの接続関係を認識するための識別子をフレームに挿入する。
送信手段1bは、識別子挿入手段1aによって識別子が挿入されたフレームをカスケード接続された無線装置2aに送信する。
受信手段1cは、カスケード接続された無線装置2aから識別子が挿入されたフレームを受信する。
接続関係認識手段1dは、受信手段1cによって受信されたフレームの識別子に基づいて、カスケード接続された複数の無線装置2a,2b,…,2nの接続関係を認識する。例えば、接続関係認識手段1dは、受信されたフレームの識別子に基づいて、無線装置2a,2b,…,2nが何台カスケード接続されているかを認識する。
無線装置2aの受信手段2aaは、識別子が挿入されたフレームを無線制御装置1から受信する。
接続関係認識手段2abは、受信手段2aaによって受信されたフレームの識別子に基づいて、カスケード接続された複数の無線装置2a,2b,…,2n群における当該無線装置2aの接続関係を認識する。例えば、接続関係認識手段2abは、受信されたフレームの識別子に基づいて、当該無線装置2aは、カスケード接続された複数の無線装置2a,2b,…,2n群内の何段目に接続されているかを認識する。
送信手段2acは、受信手段2aaによって受信されたフレームの識別子に所定の演算を施して、カスケード接続された下り方向の無線装置2bに送信する。例えば、識別子に‘1’を加算して、下り方向の無線装置2bに送信する。
送受信手段2adは、下り方向の他の無線装置2bから、上り方向のフレームを受信し、無線制御装置1にフレームを送信する。
以下、図1の動作について説明する。無線制御装置1の識別子挿入手段1aは、フレームに識別子を挿入する。例えば、‘0’の識別子を挿入する。送信手段1bは、‘0’の識別子が挿入されたフレームを無線装置2aに送信する。
無線装置2aの受信手段2aaは、無線制御装置1からフレームを受信する。接続関係認識手段2abは、受信されたフレームの‘0’の識別子により、当該無線装置2aは、カスケード接続された複数の無線装置2a,2b,…2nの1段目に位置し、無線制御装置1に接続されていることを認識することができる。
送信手段2acは、受信手段2aaによって受信されたフレームの識別子に‘1’を加算して、下り方向の無線装置2bに送信する。すなわち、送信手段2acは、‘1’の識別子を無線装置2bに送信する。
無線装置2bは、無線装置2aと同様の手段を有しているため、受信したフレームの‘1’の識別子から、カスケード接続された複数の無線装置2a,2b,…2nの2段目に位置していることを認識できる。
無線装置2bは、無線装置2aと同様に、受信したフレームの識別子に‘1’を加算し、識別子‘2’のフレームを下り方向の無線装置に送信する。これにより、無線装置2bの下り方向に接続された無線装置は、‘2’の識別子を受信することにより、自分がカスケード接続された複数の無線装置2a,2b,…2nの3段目に位置していることを認識できる。
同様に、無線装置2nも自分がカスケード接続された複数の無線装置2a,2b,…2nのn段目に位置していることを認識できる。無線装置2nは、最後段の装置なので、‘1’を加算した識別子‘n’のフレームを、上り方向の無線装置に送信する。
カスケード接続された複数の無線装置2b,…は、無線装置2aと同様の送受信手段2adを備えているので、識別子‘n’の上り方向のフレームを、上り方向に接続された無線装置に送信する。
無線装置2aの送受信手段2adは、無線装置2bから識別子‘n’のフレームを受信する。送受信手段2adは、受信した識別子‘n’の上り方向のフレームを無線制御装置1に送信する。
無線制御装置1の受信手段1cは、無線装置2aから識別子‘n’のフレームを受信する。
接続関係認識手段1dは、受信手段1cによって受信されたフレームの識別子‘n’によって、n台の無線装置2a,2b,…,2nが接続されていることを認識できる。
このように、無線制御装置1および無線装置2a,2b,…,2nは、識別子を送受信することにより、無線装置2a,2b,…,2nのカスケード接続の接続関係を認識することができ、容易に無線装置2a,2b,…,2nをカスケード接続に新たに追加しおよび削除することができる。
次に、実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図2は、REをカスケード接続した基地局のブロック構成図である。図には、基地局10およびRNC(Radio Network Controller)30が示してある。基地局10とRNC30は、Iub(Interface between RNC and UMTS(Universal Mobile Telecommunication Systems) radio base station(Node B))によって接続されている。RNC30は、基地局10を制御する上位装置である。基地局10は、例えば、携帯電話などの端末と無線通信を行う。
基地局10は、REC11およびRE21a〜21n、RE22a〜22n、…を有している。RE21a〜21nは、REC11に接続され、RE22a〜22n、…は、RE21a〜21nにカスケード接続されている。REC11、RE21a〜21n、RE22a〜22n、…は、それぞれCPRIによって結ばれている。
REC11は、MDE(Modulation and Demodulation Equipment)12およびTRXINF(Transmitter and Receiver INterFace)13a〜13nを有している。MDE12は、RNC30と通信するデータの復調/変調を行い、また、RE21a〜21n、RE22a〜22n、…と通信するデータの復調/変調を行う。TRXINF13a〜13nは、RE21a〜21nとCPRIに基づいた通信を行うインタフェースである。
RE21aは、TRXINF21aaおよびAMP21abを有している。TRXINF21aaは、REC11およびRE22a〜22nとCPRIに基づいた通信を行うインタフェースである。AMP(AMPlifier)21abは、増幅器であり、TRXINF21aaの受信したデータを増幅してANT(ANTenna)21acに出力する。また、ANT21acから受信したデータを増幅し、TRXINF21aaに出力する。なお、その他のREもRE21aと同じ構成を有し、その説明を省略する。
REC11およびRE21a〜21n、RE22a〜22n、…(以下、REと省略することもある)は、カスケード接続の接続関係を認識する。例えば、REC11およびREは、何台のREがカスケード接続され、自分はそのカスケード接続のどこに接続されているか認識することができる。この認識は、例えば、数秒間隔で周期的に行われる。
REC11は、REのカスケード接続関係を認識すると、REC11−RE間のCPRIによって支持されるイーサネット(登録商標)通信またはHDLC通信を可能にするため、例えば、IP(Internet Protocol)アドレスなどの通信情報を個々のREに送信する。REC11およびREは、通信情報を基にデータの送受信が可能になる。
このように、REC11およびREは、周期的にカスケード接続の認識処理を行う。これにより、REを追加したり削除したりすることができ、カスケード接続の接続形態を容易に変更することができる。
また、カスケード接続されたREC11およびREは、特別なリンクを使用することなく、CPRIに基づいて通信を行うので、REをカスケード接続する場合でも汎用性を維持することができる。
図3は、CPRI通信を説明する図である。図3には、図2で示したREC11とRE21aが示してある。CPRIは、REC11―RE間で送受信されるデータのレイヤL1,L2のプロトコルを定義している。
REC11−RE間で送受信されるデータには、ユーザプレーン、C&M(Control & Management)プレーン、およびSYNC(SYNChronization)がある。ユーザプレーンは、例えば、端末間で送受信されるユーザデータである。C&Mプレーンは、REC11およびREを制御管理するためのデータである。SYNCは、REC11およびREの同期をとるための同期情報である。
ユーザプレーンは、サービスアクセスポイントSAPIQを介して、レイヤL2とやり取りされる。C&Mプレーンは、サービスアクセスポイントSAPCMを介して、レイヤL2とやり取りされる。SYNCは、サービスアクセスポイントSAPSを介して、レイヤL2とやり取りされる。なお、図3に示すUu(UMTS air interface)は、UMTSのエアインタフェースを示す。
図4は、CPRIのプロトコル構成の概略を示した図である。図に示すように、ユーザプレーンは、IQ(In-phase Quadrature)データ領域またはベンダ指定領域で送受信される。ベンダ指定領域は、ベンダ指定情報を転送するのに用いられるプロトコルであり、ユーザが自由に使用することができる領域である。
C&Mプレーンは、ベンダ指定領域、イーサネット領域、HDLC(High-level Data Link Control)領域、およびL1インバンドプロトコル領域で送受信される。高速のC&Mプレーンは、イーサネット形式で送受信され、低速のC&Mプレーンは、HDLC形式で送受信される。L1インバンドプロトコルは、物理レイヤ上で使用されるリンク関連のプロトコルであり、システムスタートアップ時など、レイヤL1に関連した処理を行うプロトコルである。
SYNCは、L1インバンドプロトコル領域で送受信される。
IQデータ領域、ベンダ指定領域、イーサネット領域、HDLC領域、およびL1インバンドプロトコル領域のデータは、レイヤL1によって時分割多重される。時分割多重されたこれらのデータは、電気的にまたは光によって送受信される。
図5は、CPRIのフレーム構成例を示した図である。CPRIのフレームは、図5に示すように、ベーシックフレーム、ハイパーフレーム、UMTSラジオフレームの階層構造を持つ。256個のベーシックフレームの集合体がハイパーフレームとなり、150個のハイパーフレームの集合体がUMTSラジオフレームとなる。
ベーシックフレームは、インデックスとしてX0〜X255が付与され、ハイパーフレームは、インデックスとしてZ0〜Z149が付与される。また、ベーシックフレームは、行番号としてY0〜Y3が付与される。ベーシックフレームは、Z.X.Y(Z,X,Y:正の整数)によって、UMTSラジオフレーム内のどこに配置されているかを示すことができる。
ベーシックフレームは、図に示すように、16バイトを1単位とし、Y0〜Y3の値で管理される。ベーシックフレームの先頭の1バイトは、コントロールワード(CW)として定義される。ベーシックフレームの残りの15バイトには、IQデータが格納される。
図6は、ハイパーフレームの詳細を示した図である。図6には、1ハイパーフレームが示してある。上述したように、1ハイパーフレームは、X0〜X255の256個のベーシックフレームから構成される。図に示すベーシックフレームの斜線部分は、コントロールワードを示す。
256個のベーシックフレームは、図に示すように64個のサブチャネルにまとめられる。各サブチャネルのベーシックフレームには、図に示すように、0〜63のインデックスNsが付与される。また、各サブチャネル内のコントロールワードには、0〜3のインデックスXsが付与される。
1ハイパーフレーム内のコントロールワードは、256個のベーシックフレームを64個のサブチャネルにまとめることによって、ヘッダとしての意味を持つ。
図7は、コントロールワードマッピングを示した図である。図7に示すように、コントロールワードは、1ハイパーフレームのベーシックフレームを64サブチャネルにまとめることで、ヘッダとしての意味を持つ。図7のXsは、図6のXsに対応し、図7のサブチャネルは、図6のNsに対応している。コントロールワードは、図7に示すようにまとめることによって、所定の意味を持つ。
以下、カスケード接続の認識およびREC−RE間のCPRIによるイーサネット通信またはHDLC通信を可能にするための通信情報のやり取りについて説明する。まず、カスケード接続の認識について説明する。
図8は、RECとカスケード接続されたREとを示した図である。図8に示すように、REC41には、RE51〜58がカスケード接続されている。図のREC41は、図2のREC11に対応し、RE51〜58は、図2のRE21a,22a,…に対応する。なお、図に示す#0〜#7は、RE51〜58の名称を示している。
REC41およびRE51〜58(以下、REと省略することもある)は、CPRIによるイーサネット通信またはHDLC通信(図4で説明したイーサネット領域またはHDLC領域でのC&Mプレーン通信)ができるよう、例えば、IPアドレスなどの通信情報が必要である。REC41は、通信情報を各REに送信するために、REがいくつ接続されているか認識する必要がある。REは、通信情報を受信するため、カスケード接続のどの位置に接続されているか認識する必要がある。そのため、REC41およびREは、自己および他装置がどのように接続されているかの認識処理を行う。
図9は、接続関係の認識処理を説明する図である。図9において、図8と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。図のREC41から、カスケード接続の最後段のRE58への方向を下り方向、その逆を上り方向と呼ぶ。
REC41は、各REの接続関係を認識するためのRE識別子を、自己に接続されているRE51に送信する。
RE51〜58のそれぞれは、隣接している上り方向のREから送信されてくるRE識別子に‘1’を加算して下り方向のREに送信する。これにより、各RE51〜58は、受信したRE識別子によって、REC41から何番目にカスケード接続されているか認識することができる。
最後段のRE58の下り方向には、REが接続されていない。最後段のRE58は、受信したRE識別子に‘1’を加算した後、そのRE識別子を上り方向のRE57に折り返すように、CPRIが終端されている。
RE51〜58のそれぞれは、下り方向で受信したRE識別子と、上り方向のRE識別子とを比較する。RE51〜58は、値の大きい方のRE識別子をそのまま次段のRE51〜58に送信する。
なお、通常は、上り方向の識別子>下り方向の識別子、の関係が成り立ち、RE51〜58は、上り方向においては、最終段のRE58からのRE識別子をそのまま受信して送信することになる。
これにより、REC41およびRE51〜58は、何台のREがカスケード接続されているか認識することができる。
例えば、図9において、REC41は、‘0’のRE識別子をRE51に送信する。RE51は、‘0’のRE識別子を受信することにより、カスケード接続の1段目であることを認識できる。RE51は、受信した‘0’のRE識別子に‘1’を加算して、RE52に送信する。
RE52は、‘1’のRE識別子を受信する。RE52は、‘1’という値のRE識別子により、自分は、カスケード接続の2段目に接続されていることを認識できる。RE52は、受信した‘1’のRE識別子に‘1’を加算して、RE53に送信する。
RE53〜58も上記と同様の処理を行う。これにより、RE53〜57は、それぞれ、‘2’,‘3’,‘4’,‘5’,‘6’,‘7’のRE識別子を受信し、自身がカスケード接続の何番目に接続されているか認識する。
RE58は、最終段のREなので、終端処理を行う。RE58は、受信した‘7’のRE識別子に‘1’を加算して、上り方向のRE57に送信する。
RE57は、下り方向で受信したRE識別子‘6’と、RE58から受信した上り方向のRE識別子‘8’とを比較する。上り方向のRE識別子は、下り方向のRE識別子より値が大きいので、RE57は、上り方向のRE識別子‘8’をそのままRE56に送信する。
RE56〜51のそれぞれは、上り方向のRE識別子>下り方向のRE識別子、を判断することになるため、上り方向のRE識別子をそのまま上り方向のREへと送信することになる。
RE58〜51およびREC41は、‘8’の上り方向のRE識別子を受信することになる。これにより、REC41およびRE57〜51は、8台のREがカスケード接続されていることを認識することができる。
図10は、RE識別子のマッピングを説明する図である。図10には、図7で説明したコントロールワードマッピングの一部が示してある。
CPRIフレームのベンダ指定領域は、ユーザで自由に使用することができる領域である。従って、REC41−REは、CPRIフレームのベンダ指定領域にRE識別子を格納して送受信するようにする。例えば、図10に示すように、インデックスXs=1、サブチャネル16のベンダ指定領域にRE識別子を格納して送受信する。
次に、通信情報のやり取りについて説明する。REC41は、RE51〜58のカスケード接続関係を認識した後、REC41−RE間でCPRIによるイーサネット通信またはHDLC通信を行えるよう、通信情報をRE51〜58に送信する必要がある。また、RE51〜58は、REC41から送信される通信情報を受信する必要がある。
図11は、通信情報のマッピングを説明する図である。図11には、図7で説明したコントロールワードマッピングの一部が示してある。
REC41およびRE51〜58は、上記のカスケード接続の認識処理によって、何台REがカスケード接続され、自分がどの位置にカスケード接続されているか認識できる。従って、REC41は、各RE宛の通信情報を、どのベンダ指定領域に格納すればよいか認識できる。また、RE51〜58は、どのベンダ指定領域に自己宛の通信情報が格納されているか認識できる。
例えば、REC41およびRE51〜58は、図11に示すように、インデックスXs=1〜4、サブチャネル17〜24のベンダ指定領域を使用して通信情報を送受信する。REC41は、カスケード接続の認識処理により、8台のRE51〜58がカスケード接続されていることを認識するので、サブチャネル17〜24のそれぞれのベンダ指定領域に、RE51〜RE58宛の通信情報を格納すればよいことを認識できる。また、RE51〜58のそれぞれは、どの位置にカスケード接続されているか認識しているので、サブチャネル17〜24のどのベンダ指定領域が自分宛の通信情報の領域か認識できる。
図12は、通信情報の送受信を説明する図である。図12には、図8で示したREC41とRE51〜58が示してある。
REC41は、ハイパーフレームごとに、異なる属性の通信情報をRE51〜58に送信する。例えば、図12に示すように、ハイパーフレーム(図中HFN)Z0では、RE51〜58のIPアドレスの通信情報をRE51〜58に送信する。ハイパーフレームZ1では、REC41のIPアドレスの通信情報をRE51〜58に送信する。ハイパーフレームZ2では、その他情報の通信情報をRE51〜58に送信する。
REC41は、ハイパーフレームZ0では、インデックスXs=0〜3、サブチャネル17〜24のベンダ指定領域にRE51〜58のIPアドレスを格納して送信する。RE51〜58のそれぞれは、どのベンダ指定領域に自己宛のIPアドレスが格納されているか認識できる。例えば、RE51は、ハイパーフレームZ0のサブチャネル17を参照することにより、自己宛のIPアドレスを取得することができる。RE52は、ハイパーフレームZ0のサブチャネル18を参照することにより、自己宛のIPアドレスを取得することができる。以下、同様に、RE58は、ハイパーフレームZ0のサブチャネル24を参照することにより、自己宛のIPアドレスを取得することができる。
REC41は、ハイパーフレームZ1では、インデックスXs=0〜3、サブチャネル17〜24のベンダ指定領域にREC41のIPアドレスを格納して送信する。RE51〜58のそれぞれは、自己宛のベンダ指定領域を参照することにより、REC41のIPアドレスを取得することができる。例えば、RE51は、ハイパーフレームZ1のサブチャネル17を参照することにより、REC41のIPアドレスを取得することができる。RE52は、ハイパーフレームZ1のサブチャネル18を参照することにより、REC41のIPアドレスを取得することができる。以下、同様に、RE58は、ハイパーフレームZ1のサブチャネル24を参照することにより、REC41のIPアドレスを取得することができる。
REC41は、ハイパーフレームZ2では、インデックスXs=0〜3のサブチャネル17〜24のベンダ指定領域にRE51〜58宛のその他情報を格納して送信する。RE51〜58のそれぞれは、どのベンダ指定領域に自己宛のその他情報が格納されているか認識できる。例えば、RE51は、ハイパーフレームZ0のサブチャネル17を参照することにより、自己宛のその他情報を取得することができる。RE52は、ハイパーフレームZ0のサブチャネル18を参照することにより、自己宛のその他情報を取得することができる。以下、同様に、RE58は、ハイパーフレームZ0のサブチャネル24を参照することにより、自己宛のその他情報を取得することができる。
REC41−REは、送受信した通知情報を用いて通信を行うことができる。例えば、REC41は、RE51〜58のIPアドレスを用いて、所定のRE51〜58にデータを送信することができる。また、REは、REC41のIPアドレスを用いてデータをREC41に送信することができる。IPアドレスを用いたデータ通信は、CPRIフレームのイーサネット領域またはHDLC領域で行われる。
REC41とRE51〜58のブロックおよび処理フローについて説明する。
図13は、RECのブロック図である。図に示すように、REC41は、認識部61、通信情報送信部62、および通信部63を有している。
認識部61は、ベンダ指定領域を用いて、REC41に接続されているRE51にRE識別子を送信する。例えば、‘0’のRE識別子を送信する。認識部61は、RE識別子の送信を周期的に行う。認識部61は、RE51から返ってきた上り方向のRE識別子により、カスケード接続されているRE51〜58の数を認識する。
通信情報送信部62は、REC41−RE間で通信するための通信情報を送信する。通信情報には、RE51〜58のIPアドレス、REC41のIPアドレス、その他通信に必要な通信情報が含まれる。通信情報送信部62は、CPIRフレームのベンダ指定領域を用いて通信情報を送信する。
通信部63は、通信情報送信部62で送信した通信情報を用いてRE51〜58と通信を行う。例えば、通信したいRE51〜58のIPアドレスを指定し、CPRIフレームのイーサネット領域またはHDLC領域を用いて通信する。
図14は、REのブロック図である。図に示すように、RE51は、認識部71、通信情報受信部72、および通信部63を有している。なお、RE52〜58もRE51と同様の機能を有し、その説明を省略する。
認識部71は、下り方向のRE識別子を受信する。認識部71は、受信したRE識別子を、例えば、メモリなどの記憶装置に記憶する。認識部71は、受信した下り方向のRE識別子に‘1’を加算して、下り方向のRE52にRE識別子を送信する。
認識部71は、上り方向のRE識別子を受信すると、その上り方向のRE識別子と、記憶装置に記憶した下り方向のRE識別子とを比較する。上り方向のRE識別子>下り方向のRE識別子、であれば受信したRE識別子をそのまま上り方向のRE(REC41)へ送信する。
認識部71は、RE51がカスケード接続の末端である場合、受信したRE識別子に‘1’を加算して上り方向のREへRE識別子を送り返す。すなわち、認識部71は、RE51がカスケード接続の最後段である場合、終端処理を行う。
通信情報受信部72は、CPRIフレームのベンダ指定領域から自己宛の通信情報を受信する。
通信部73は、通信情報受信部72で受信された通信情報を用いてREC41と通信する。例えば、REC41のIPアドレスを指定し、CPRIフレームのイーサネット領域またはHDLC領域を用いて通信する。
図15は、REのRE識別子の下り方向処理を示したフローチャートである。図15は、RE51の処理フローを示しているが、RE52〜58も同様である。
ステップS1において、RE51は、下り方向のRE識別子を受信する。
ステップS2において、RE51は、下り方向のRE識別子を記憶装置に記憶する。すなわち、RE51は、自分のカスケード接続の位置を認識するため、受信したRE識別子を自RE識別子として保存する。
ステップS3において、RE51は、受信したRE識別子に‘1’を加算する。
ステップS4において、RE51は、‘1’を加算したRE識別子を下り方向のRE52へ送信する。なお、RE51は、カスケード接続の最後段である場合には、‘1’を加算したRE識別子を上り方向へと送信する。
図16は、REのRE識別子の上り方向処理を示したフローチャートである。図16は、RE51の処理フローを示しているが、RE52〜58も同様である。
ステップS11において、RE51は、上り方向のRE識別子を受信する。
ステップS12において、RE51は、受信した上り方向のRE識別子と、記憶装置に記憶した自RE識別子とを比較する。上り方向のRE識別子が、自RE識別子より大きい場合、ステップS13へ進む。上り方向のRE識別子が、自RE識別子以下であれば、ステップS14へ進む。
ステップS13において、RE51は、受信した上り方向のRE識別子をスルー送信する。すなわち、RE51は、受信した上り方向のRE識別子をそのまま上り方向のREC41(または上り方向のRE)に送信する。
ステップS14において、RE51は、記憶装置に記憶した自RE識別子を、上り方向のRE識別子として送信する。
なお、各REが正常であれば、ステップS12の判断処理は、ステップS13に進むことになる。一方、REに何らかの異常が発生し、上り方向のRE識別子に変化が生じた場合は、ステップS14に進むことになる。ステップS14に進んだ場合、異常が発生したと考えられるREは、カスケード接続から認識されなくなり、正常なRE間のみで通信が行われることになる。
図17は、REの通信情報の受信処理を示したフローチャートである。図17は、RE51の処理フローを示しているが、RE52〜58も同様である。
ステップS21において、RE51は、記憶装置に記憶した自RE識別を取得する。
ステップS22において、RE51は、変数オフセットに、ステップS21で取得した自RE識別子を代入する。
ステップS23において、RE51は、サブチャネルの‘17’に、ステップS22のオフセットを加算し、これを変数自RE用ベンダ指定領域に代入する。
RE51は、図8に示したように、カスケード接続の1段目に接続されているので、記憶装置には、‘0’のRE識別子が記憶されている。従って、RE51の場合、自RE用ベンダ指定領域は、17+0=17となる。これにより、自RE用ベンダ指定領域は、図11に示す‘RE51用の領域’を指し示すことになる。
RE53の場合では、カスケード接続の3段目に接続されているので、記憶装置には、‘2’のRE識別子が記憶されている。従って、RE53の場合、自RE用ベンダ指定領域は、17+2=19となる。これにより、自RE用ベンダ指定領域は、図11に示す‘RE53用の領域’を指し示すことになる。
ステップS24において、RE51は、ハイパーフレームを受信する。
ステップS25において、RE51は、ベンダ指定領域の、自分用のRE用の領域から、自己宛の通信情報を取得する。
例えば、RE51は、図12に示すように、ハイパーフレームZ0を受信した場合、自RE用ベンダ指定領域が指し示す、‘RE51のIPアドレス’の通信情報を取得する。RE51は、ハイパーフレームZ1を受信した場合、自RE用ベンダ指定領域が指し示す、‘REC41のIPアドレス’の通信情報を取得する。RE51は、ハイパーフレームZ2を受信した場合、自RE用ベンダ指定領域が指し示す、‘RE51のその他’の通信情報を取得する。
このようにしてRE51〜58は、通信情報を受信する。
図18、図19は、REC−REの認識処理のシーケンス図である。図18、図19には、図8で示したREC41およびRE51〜58の認識処理のシーケンスが示してある。認識処理は、図18、図19で続いている。
ステップS31において、REC41は、‘0’のRE識別子を下り方向のRE51に送信する。
ステップS32において、RE51は、REC41から‘0’のRE識別子を受信する。RE51は、受信した‘0’のRE識別子を自RE識別子(図中自RE)として記憶装置に記憶する。また、RE51は、受信した‘0’のRE識別子(図中RE)に‘1’を加算する。
ステップS33において、RE51は、‘1’を加算したRE識別子‘1’を下り方向のRE52に送信する。
ステップS34において、RE52は、RE51から‘1’のRE識別子を受信する。RE52は、受信した‘1’のRE識別子を自RE識別子として記憶装置に記憶する。また、RE52は、受信した‘1’のRE識別子に‘1’を加算する。
ステップS35において、RE52は、‘1’を加算したRE識別子‘2’を下り方向のRE53に送信する。
以下、ステップS36からステップS45までの処理は同様であり、その説明を省略する。
ステップS46において、RE58は、RE57から‘7’のRE識別子を受信する。RE58は、受信した‘7’のRE識別子を自RE識別子として記憶装置に記憶する。また、RE58は、受信した‘7’のRE識別子に‘1’を加算する。
ステップS47において、RE58は、カスケード接続の最終段に接続されているので、終端処理を行う。RE58は、‘1’を加算したRE識別子‘8’と、記憶装置に記憶したRE識別子‘7’とを比較する。
ステップS48において、RE58は、RE識別子‘8’の方が、自RE識別子‘7’より大きいので、RE識別子‘8’をそのまま上り方向のRE57に送信する。
ステップS49において、RE57は、RE58から‘8’のRE識別子を受信する。RE57は、受信したRE識別子‘8’と、記憶装置に記憶した自RE識別子‘6’とを比較する。
ステップS50において、RE57は、RE識別子‘8’の方が、自RE識別子‘6’より大きいので、RE識別子‘8’をそのまま上り方向のRE56に送信する。
以下、ステップS51からステップS62までの処理は同様であり、その説明を省略する。
以上のようなシーケンスにより、RE51〜58は、記憶装置に記憶した自RE識別子により、自分がカスケード接続のどの位置に接続されているか認識することができる。また、REC41およびRE51〜58は、上り方向のRE識別子‘8’を受信することにより、何台のREがカスケード接続されているか認識することができる。
図20、図21は、REC−REの通信情報処理のシーケンス図である。図20、図21には、図8で示したREC41およびRE51〜58の通信情報処理のシーケンスが示してある。通信情報処理は、図20、図21で続いている。
ステップS71において、RE51は、記憶装置に記憶した自RE識別子を取得する。RE51は、変数オフセットに、取得した自RE識別子を代入する。RE51の自RE識別子は‘0’なので、オフセットには、‘0’が格納される。
RE51は、オフセット‘0’に‘17’を加算し、変数自RE用ベンダ指定領域(図中領域指定)に格納する。オフセットは‘0’であるので、領域指定は、‘17’となる。これにより、RE51は、図11で示したRE51用のベンダ指定領域を認識することができる。
なお、RE51は、例えば、図18のステップS33の処理後に、ステップS71の処理を行う。
ステップS72において、RE52は、記憶装置に記憶した自RE識別子を取得する。RE52は、オフセットに、取得した自RE識別子を代入する。RE52の自RE識別子は‘1’なので、オフセットには、‘1’が格納される。
RE52は、オフセット‘1’に‘17’を加算し、領域指定に格納する。オフセットは‘1’であるので、領域指定は、‘18’となる。これにより、RE52は、図11で示したRE52用のベンダ指定領域を認識することができる。
なお、RE52は、例えば、図18のステップS35の処理後に、ステップS72の処理を行う。
以下、ステップS73からステップS78までの処理は同様であり、その説明を省略する。
ステップS79において、REC41は、ハイパーフレームZ0(図中HFNZ0)を送信する。
ステップS80において、RE51は、ハイパーフレームZ0のベンダ指定領域を、図20のステップS71で算出した領域指定‘17’を用いて参照し、RE51用のベンダ指定領域から自己宛のIPアドレスを取得する。
ステップS81において、RE52は、ハイパーフレームZ0のベンダ指定領域を、図20のステップS72で算出した領域指定‘18’を用いて参照し、RE52用のベンダ指定領域から自己宛のIPアドレスを取得する。
以下、ステップS82からステップS87までの処理は同様であり、その説明を省略する。
ステップS88において、REC41は、ハイパーフレームZ1を送信する。
ステップS89において、RE51は、ハイパーフレームZ1のベンダ指定領域を、図20のステップS71で算出した領域指定‘17’を用いて参照し、RE51用のベンダ指定領域からREC41のIPアドレスを取得する。
ステップS90において、RE52は、ハイパーフレームZ1のベンダ指定領域を、図20のステップS72で算出した領域指定‘18’を用いて参照し、RE52用のベンダ指定領域からREC41のIPアドレスを取得する。
以下、ステップS91からステップS96までの処理は同様であり、その説明を省略する。
ステップS97において、REC41は、ハイパーフレームZ2を送信する。
ステップS98において、RE51は、ハイパーフレームZ2のベンダ指定領域を、図20のステップS71で算出した領域指定‘17’を用いて参照し、RE51用のベンダ指定領域からRE51宛のその他の情報を取得する。
ステップS99において、RE52は、ハイパーフレームZ2のベンダ指定領域を、図20のステップS72で算出した領域指定‘18’を用いて参照し、RE52用のベンダ指定領域からRE52宛のその他の情報を取得する。
以下、ステップS100からステップS105までの処理は同様であり、その説明を省略する。
REC41は、ハイパーフレームZ3以降も所定の通信情報をRE51〜58に送信することができる。REC41は、ハイパーフレームZ149を送信すると、次には、再びハイパーフレームZ0から送信する。そして、ステップS79からステップS105と同様の処理を行う。
これによって、REC41およびRE51〜58は、互いにIPアドレスを指定し、CPRIフレームのイーサネット領域またはHDLC領域を用いた通信をすることができる。
このように、RECおよびREは、RE識別子により、カスケード接続の接続関係を認識できるので、REがカスケード接続から削除および追加された場合でも、そのカスケード接続の接続関係を認識することができる。 また、RECおよびREは、カスケード接続の接続関係を認識することにより、REC−RE間のCPRI通信に必要なIPアドレス等を送受信でき、CPRIのイーサネット領域またはHDLC領域を用いた通信を行うことができる。
また、REC−RE間を、特別リンクを用いることなくCPRIで接続できるので、無線データや制御データを送信するためのイーサネットなどの別のインタフェースが不要となる。
また、ハイパーフレームごとに属性の異なる通信情報を送信することにより、様々な情報の送受信が可能となる。
さらに、RE51〜58は、例えば、図11に示した他のRE51〜58の領域を参照することにより、他のRE51〜58のIPアドレスを認識することが可能であり、RE51〜58で通信することも可能である。
(付記1) 複数の無線装置と通信する無線制御装置において、
カスケード接続された前記複数の無線装置の接続関係を認識するための識別子をフレームに挿入する識別子挿入手段と、
前記識別子挿入手段によって前記識別子が挿入された前記フレームを前記カスケード接続された前記複数の無線装置に送信する送信手段と、
前記カスケード接続された前記複数の無線装置から前記識別子が挿入された前記フレームを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された前記フレームの前記識別子に基づいて前記カスケード接続された前記複数の無線装置の接続関係を認識する接続関係認識手段と、
を有することを特徴とする無線制御装置。
(付記2) 前記フレームは、CPRIフレームであることを特徴とする付記1記載の無線制御装置。
(付記3) 前記識別子挿入手段は、周期的に前記識別子を前記CPRIフレームに挿入することを特徴とする付記2記載の無線制御装置。
(付記4) 前記識別子挿入手段は、前記CPRIフレームの所定の領域に前記識別子を挿入することを特徴とする付記2記載の無線制御装置。
(付記5) 前記接続関係認識手段によって認識された前記接続関係に基づいて、前記複数の無線装置のそれぞれにCPRIによるイーサネット通信またはHDLC通信を行うための通信情報を送信する通信情報送信手段を有することを特徴とする付記2記載の無線制御装置。
(付記6) 前記通信情報送信手段は、前記CPRIフレームの所定の領域に前記通信情報を挿入することを特徴とする付記5記載の無線制御装置
(付記7) 前記通信情報は、ハイパーフレームごとに情報属性が異なることを特徴とする付記5記載の無線制御装置。
(付記8) 前記通信情報には、当該無線制御装置および前記複数の無線装置のIPアドレスが含まれることを特徴とする付記5記載の無線制御装置。
(付記9) 無線制御装置と通信する無線装置において、
前記無線制御装置または上り方向の他無線装置から識別子が挿入されたフレームを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された前記フレームの前記識別子に基づいて、カスケード接続された複数の無線装置における当該無線装置の接続関係を認識する接続関係認識手段と、
前記受信手段によって受信された前記フレームの前記識別子に所定の演算を施して、前記カスケード接続された下り方向の他無線装置に送信する送信手段と、
下り方向の前記他無線装置から上り方向の前記フレームを受信し、上り方向の前記他無線装置または前記無線制御装置に前記フレームを送信する送受信手段と、
を有することを特徴とする無線装置。
(付記10) 前記フレームは、CPRIフレームであることを特徴とする付記9記載の無線装置。
(付記11) 前記送信手段は、前記CPRIフレームの前記識別子に所定値を加算し、下り方向の前記他無線装置に送信することを特徴とする付記10記載の無線装置。
(付記12) 前記CPRIフレームの所定の領域からCPRIによるイーサネット通信またはHDLC通信を行うための通信情報を取得する通信情報取得手段を有することを特徴とする付記10記載の無線装置。
(付記13) 前記通信情報には、当該無線装置のIPアドレスと前記無線制御装置のIPアドレスとが含まれていることを特徴とする付記12記載の無線装置。
(付記14) 前記送信手段は、当該無線装置が前記カスケード接続の最後段に接続されている場合、前記受信手段によって受信された前記CPRIフレームを上り方向の前記他無線装置に送信することを特徴とする付記10記載の無線装置。
(付記15) 無線通信システムにおいて、
カスケード接続された複数の無線装置の接続関係を認識するための識別子をフレームに挿入する識別子挿入手段と、前記識別子挿入手段によって前記識別子が挿入された前記フレームを前記カスケード接続された前記複数の無線装置に送信する送信手段と、前記カスケード接続された前記複数の無線装置から前記識別子が挿入された前記フレームを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記フレームの前記識別子に基づいて、前記カスケード接続された前記複数の無線装置の接続関係を認識する接続関係認識手段と、を有する無線制御装置と、
前記無線制御装置または上り方向の他無線装置から識別子が挿入されたフレームを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記フレームの前記識別子に基づいて、カスケード接続された複数の無線装置における当該無線装置の接続関係を認識する接続関係認識手段と、前記受信手段によって受信された前記フレームの前記識別子に所定の演算を施して、前記カスケード接続された下り方向の他無線装置に送信する送信手段と、下り方向の前記他無線装置から上り方向の前記フレームを受信し、上り方向の前記他無線装置または前記無線制御装置に前記フレームを送信する送受信手段と、を有する無線装置と、
を有することを特徴とする通信システム。
無線制御装置および無線装置の概要を説明する図である。 REをカスケード接続した基地局のブロック構成図である。 CPRI通信を説明する図である。 CPRIのプロトコル構成の概略を示した図である。 CPRIのフレーム構成例を示した図である。 ハイパーフレームの詳細を示した図である。 コントロールワードマッピングを示した図である。 RECとカスケード接続されたREとを示した図である。 接続関係の認識処理を説明する図である。 RE識別子のマッピングを説明する図である。 通信情報のマッピングを説明する図である。 通信情報の送受信を説明する図である。 RECのブロック図である。 REのブロック図である。 REのRE識別子の下り方向処理を示したフローチャートである。 REのRE識別子の上り方向処理を示したフローチャートである。 REの通信情報の受信処理を示したフローチャートである。 REC−REの認識処理のシーケンス図である。 REC−REの認識処理のシーケンス図である。 REC−REの通信情報処理のシーケンス図である。 REC−REの通信情報処理のシーケンス図である。
符号の説明
1 無線制御装置
1a 識別子挿入手段
1b,2ac 送信手段
1c,2aa 受信手段
1d,2ab 接続関係認識手段
2a,2b,…,2n 無線装置
2ad 送受信手段

Claims (10)

  1. 複数の無線装置と通信する無線制御装置において、
    カスケード接続された前記複数の無線装置の接続関係を認識するための識別子をフレームに挿入する識別子挿入手段と、
    前記識別子挿入手段によって前記識別子が挿入された前記フレームを前記カスケード接続された前記複数の無線装置に送信する送信手段と、
    前記カスケード接続された前記複数の無線装置から前記識別子が挿入された前記フレームを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記フレームの前記識別子に基づいて前記カスケード接続された前記複数の無線装置の接続関係を認識する接続関係認識手段と、
    を備え、
    前記無線装置が、下り方向から流れてきた前記フレームの前記識別子に1を加算して下り方向識別子を生成して、前記カスケード接続している下り次段の前記無線装置へ送信し、
    前記カスケード接続している最終段の前記無線装置から折り返し送信された上り方向識別子を受信し、
    前記上り方向識別子の値と前記下り方向識別子の値とを比較し、
    前記上り方向識別子の値が前記下り方向識別子の値よりも大きい場合は、上り次段の前記無線装置へ、受信した前記上り方向識別子をスルーで送信し、
    前記無線装置に異常が発生し前記上り方向識別子に変化が生じて、前記上り方向識別子の値が前記下り方向識別子の値以下になった場合は、上り次段の前記無線装置へ、自己の識別子を前記上り方向識別子として送信することによって、
    前記接続関係認識手段は、前記上り方向識別子の値から前記カスケード接続された前記複数の無線装置の接続関係を認識し、異常が発生したとみなせる無線装置は、前記カスケード接続の認識から除外する
    ことを特徴とする無線制御装置。
  2. 前記フレームは、CPRIフレームであることを特徴とする請求項1記載の無線制御装置。
  3. 前記識別子挿入手段は、前記CPRIフレームの所定の領域に前記識別子を挿入することを特徴とする請求項2記載の無線制御装置。
  4. 前記接続関係認識手段によって認識された前記接続関係に基づいて、前記複数の無線装置のそれぞれにCPRIによるイーサネット通信またはHDLC通信を行うための通信情報を送信する通信情報送信手段を有することを特徴とする請求項2記載の無線制御装置。
  5. 無線制御装置と通信する無線装置において、
    前記無線制御装置または上り方向の他無線装置から識別子が挿入されたフレームを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記フレームの前記識別子に基づいて、カスケード接続された複数の無線装置における当該無線装置の接続関係を認識する接続関係認識手段と、
    前記受信手段によって受信された前記フレームの前記識別子に所定の演算を施して、前記カスケード接続された下り方向の他無線装置に送信する送信手段と、
    下り方向の前記他無線装置から上り方向の前記フレームを受信し、上り方向の前記他無線装置または前記無線制御装置に前記フレームを送信する送受信手段と、
    を備え、
    前記送信手段は、下り方向から流れてきた前記フレームの前記識別子に1を加算して下り方向識別子を生成して、前記カスケード接続している下り次段の前記無線装置へ送信し、
    前記送受信手段は、前記カスケード接続している最終段の前記無線装置から折り返し送信された上り方向識別子を受信し、
    前記接続関係認識手段は、前記上り方向識別子の値と前記下り方向識別子の値とを比較し、
    前記送受信手段は、
    前記上り方向識別子の値が前記下り方向識別子の値よりも大きい場合は、上り次段の前記無線装置へ、受信した前記上り方向識別子をスルーで送信し、
    異常が発生し前記上り方向識別子に変化が生じて、前記上り方向識別子の値が前記下り方向識別子の値以下になった場合は、異常が発生したとみなせる無線装置が、前記無線制御装置の前記カスケード接続の認識から除外されるように、上り次段の前記無線装置へ、自己の識別子を前記上り方向識別子として送信する、
    ことを特徴とする無線装置。
  6. 前記フレームは、CPRIフレームであることを特徴とする請求項5記載の無線装置。
  7. 前記送信手段は、前記CPRIフレームの前記識別子に所定値を加算し、下り方向の前記他無線装置に送信することを特徴とする請求項6記載の無線装置。
  8. 前記CPRIフレームの所定の領域からCPRIによるイーサネット通信またはHDLC通信を行うための通信情報を取得する通信情報取得手段を有することを特徴とする請求項6記載の無線装置。
  9. 前記送信手段は、当該無線装置が前記カスケード接続の最後段に接続されている場合、前記受信手段によって受信された前記CPRIフレームを上り方向の前記他無線装置に送信することを特徴とする請求項6記載の無線装置。
  10. 通信システムにおいて、
    カスケード接続された複数の無線装置の接続関係を認識するための識別子をフレームに挿入する識別子挿入手段と、前記識別子挿入手段によって前記識別子が挿入された前記フレームを前記カスケード接続された前記複数の無線装置に送信する送信手段と、前記カスケード接続された前記複数の無線装置から前記識別子が挿入された前記フレームを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記フレームの前記識別子に基づいて、前記カスケード接続された前記複数の無線装置の接続関係を認識する接続関係認識手段と、を有する無線制御装置と、
    前記無線制御装置または上り方向の他無線装置から前記識別子が挿入されたフレームを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記フレームの前記識別子に基づいて、前記カスケード接続された前記複数の無線装置における当該無線装置の接続関係を認識する接続関係認識手段と、前記受信手段によって受信された前記フレームの前記識別子に所定の演算を施して、前記カスケード接続された下り方向の他無線装置に送信する送信手段と、下り方向の前記他無線装置から上り方向の前記フレームを受信し、上り方向の前記他無線装置または前記無線制御装置に前記フレームを送信する送受信手段と、を有する無線装置と、
    を備え、
    前記無線装置では、
    前記送信手段は、下り方向から流れてきた前記フレームの前記識別子に1を加算して下り方向識別子を生成して、前記カスケード接続している下り次段の前記無線装置へ送信し、
    前記送受信手段は、前記カスケード接続している最終段の前記無線装置から折り返し送信された上り方向識別子を受信し、
    前記接続関係認識手段は、前記上り方向識別子の値と前記下り方向識別子の値とを比較し、
    前記送受信手段は、
    前記上り方向識別子の値が前記下り方向識別子の値よりも大きい場合は、上り次段の前記無線装置へ、受信した前記上り方向識別子をスルーで送信し、
    異常が発生し前記上り方向識別子に変化が生じて、前記上り方向識別子の値が前記下り方向識別子の値以下になった場合は、異常が発生したとみなせる無線装置が、前記無線制御装置の前記カスケード接続の認識から除外されるように、上り次段の前記無線装置へ、自己の識別子を前記上り方向識別子として送信する、
    ことを特徴とする通信システム。
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