JP2016167696A - 中継装置、及び、通信システム - Google Patents

中継装置、及び、通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016167696A
JP2016167696A JP2015046246A JP2015046246A JP2016167696A JP 2016167696 A JP2016167696 A JP 2016167696A JP 2015046246 A JP2015046246 A JP 2015046246A JP 2015046246 A JP2015046246 A JP 2015046246A JP 2016167696 A JP2016167696 A JP 2016167696A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay device
relay
wireless
radio
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015046246A
Other languages
English (en)
Inventor
哲生 富田
Tetsuo Tomita
哲生 富田
利治 川西
Toshiji Kawanishi
利治 川西
照義 渡邊
Teruyoshi Watanabe
照義 渡邊
雅人 香取
Masahito Katori
雅人 香取
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2015046246A priority Critical patent/JP2016167696A/ja
Priority to US15/062,032 priority patent/US10159013B2/en
Publication of JP2016167696A publication Critical patent/JP2016167696A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/64Hybrid switching systems
    • H04L12/6418Hybrid transport
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/155Ground-based stations
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0002Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W40/00Communication routing or communication path finding
    • H04W40/02Communication route or path selection, e.g. power-based or shortest path routing
    • H04W40/22Communication route or path selection, e.g. power-based or shortest path routing using selective relaying for reaching a BTS [Base Transceiver Station] or an access point
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/0226Traffic management, e.g. flow control or congestion control based on location or mobility
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices
    • H04W88/085Access point devices with remote components
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】無線装置と、当該無線装置に適した無線制御装置と、の間に通信リンクを確立できる。【解決手段】中継装置20は、無線装置30が接続されるとともに、複数の中継装置20を介して複数の無線制御装置10と接続される。中継装置20は、無線装置30に関する情報を複数の無線制御装置10へ送信する。中継装置20は、複数の無線制御装置10からの上記情報に対する応答に基づいて、複数の無線制御装置10のうちの1つを選択する。中継装置20は、無線装置30と選択した無線制御装置10との間の通信リンクを確立する。【選択図】図1

Description

本発明は、中継装置、及び、通信システムに関する。
複数のBBU(Base Band Unit)と、複数のRRH(Radio Remote Head)と、複数の中継装置と、を備える通信システムが知られている(例えば、特許文献1乃至4を参照)。
無線通信システムにおいて、RRHの通信先となるBBUを変更できないことがある。この場合、無線エリアにおける通信トラヒックが特定のBBUに集中することがある。従って、無線エリアにおける通信トラヒック量、及び、BBUとRRHとの間の伝送レートの最悪値に応じた通信システムを用意しないと、無線エリアにおける伝送レートが過小となることがある。このため、CAPEX、及び、OPEXが過大となることがある。CAPEXは、Capital Expenditureの略記である。OPEXは、Operating Expenditureの略記である。
無線エリアの大きさの縮小とともに無線エリアの数の増加(換言すると、無線エリア密度の増加)が行なわれることがある。無線エリア密度は、単位面積あたりの無線エリアの数を表す。無線エリア密度が増加するほど、通信トラヒックが集中するBBUの数も増加する。換言すると、無線エリア密度が増加するほど、BBU及びRRHの利用効率は低下する。そこで、無線通信システムにおいて、RRHの通信先となるBBUを変更可能とすることにより、通信トラヒックを分散することができる。この結果、BBU及びRRHの利用効率を高めることができる。
通信システムは、BBUとRRHとを複数の中継装置を介して接続する。通信システムは、あるRRHの通信先のBBUに障害が発生した場合、当該RRHの通信先を、予め定められた他のBBUに切り替える。
特開2014−121054号公報 特開2009−231970号公報 特開2014−110574号公報 特開2011−114689号公報
ところで、上記通信システムにおいて、RRHは、中継装置が備えるポートに接続される。更に、上記通信システムは、中継装置が備えるポートに対応付けてBBUを記憶し、RRHが接続されたポートに対応付けて記憶されたBBUを、当該RRHの通信先として用いる。
従って、例えば、上記通信システムは、RRHが中継装置に新たに接続された場合、RRHの通信先として、当該RRHに適さないBBUを用いることがある。
また、例えば、上記通信システムは、RRHの通信先のBBUの負荷が相対的に高くなった場合に、当該RRHの通信先を、相対的に負荷が低いBBUに切り替えられないことがある。
このように、上記通信システムは、RRHと、当該RRHに適したBBUと、の間に通信リンクを確立できないことがある。
一つの側面として、本発明の目的の一つは、無線装置と、当該無線装置に適した無線制御装置と、の間に通信リンクを確立することにある。
一つの側面では、中継装置は、無線装置が接続されるとともに、複数の中継装置を介して複数の無線制御装置と接続される。中継装置は、上記無線装置に関する情報を上記複数の無線制御装置へ送信する。中継装置は、上記複数の無線制御装置からの上記情報に対する応答に基づいて、上記複数の無線制御装置のうちの1つを選択する。中継装置は、上記無線装置と上記選択した無線制御装置との間の通信リンクを確立する。
無線装置と、当該無線装置に適した無線制御装置と、の間に通信リンクを確立できる。
第1実施形態に係る無線通信システムの構成の一例を表すブロック図である。 図1に示すRECの構成の一例を表すブロック図である。 図1に示す中継装置が送信する接続変更通知に含まれる情報の一例を表すテーブルである。 図1に示す中継装置が送信する接続変更応答に含まれる情報の一例を表すテーブルである。 図1に示す中継装置が送信する接続変更指示に含まれる情報の一例を表すテーブルである。 図1に示すRECが設定するセル設定情報の一例を表すテーブルである。 図1に示すRECの構成の一例を表すブロック図である。 図1に示す中継装置の構成の一例を表すブロック図である。 図1に示す中継装置が送信する接続変更依頼に含まれる情報の一例を表すテーブルである。 図1に示す中継装置が実行する削減処理及び補填処理の一例を表す説明図である。 図1に示す中継装置が実行する削減処理及び補填処理の一例を表す説明図である。 図1に示す中継装置が実行する削減処理及び補填処理の一例を表す説明図である。 図1に示す中継装置が実行する削減処理及び補填処理の一例を表す説明図である。 変形例に係る中継装置が実行する削減処理及び補填処理の一例を表す説明図である。 図1に示す無線通信システムの動作の一例を表すシーケンス図である。 図1に示す無線通信システムの動作の一例を表す説明図である。 図1に示すRECが実行する処理の一例を表すフローチャートである。 図1に示す中継装置が送信する接続変更応答に含まれる情報の一例を表すテーブルである。 図1に示すRECが実行する処理の一例を表すフローチャートである。 図1に示す無線通信システムの動作の一例を表すシーケンス図である。 図1に示す無線通信システムの動作の一例を表す説明図である。 変形例に係る無線通信システムの構成の一例を表すブロック図である。
中継装置間の通信路の容量、及び、中継装置の処理能力に起因して、中継装置間の伝送レートには上限がある。伝送レートは、単位時間あたりに伝送されるデータの量である。このため、通信リンクを新たに確立することにより、既存の通信リンクにおける伝送レートが低下することがある。従って、既存の通信リンクにおける伝送レートの総和が、中継装置間の伝送レートの上限に近くなるほど、通信リンクを新たに確立しにくくなる。
また、例えば、LTEにおいて、システム帯域幅が20MHzであり、アンテナ数が2であり、且つ、送信ダイバーシチを行なわない場合、BBUとRRHとの間の伝送レートは、2.4Gbpsである。LTEは、Long Term Evolutionの略記である。従って、BBUとRRHとの間の伝送レートは、比較的大きい。
RRHの通信先となるBBUを変更可能とする無線通信システムにおいては、BBUとRRHとの間の通信を中継する通信網を経由する、BBUとRRHとの間の通信リンクの数が多くなりやすい。また、BBUとRRHとの間の通信を中継する通信網を経由する通信リンクの数が多くなるほど、通信網における伝送レートは大きくなる。通信網における伝送レートが大きくなるほど、通信リンクを新たに確立しにくくなる。
また、通信網における伝送レートが大きくなるほど、通信網を構成する中継装置の大きさが大きくなるとともに、通信網を構成する通信ケーブルを設置するコストが高くなる。従って、通信網における伝送レートが大きくなるほど、通信網を構築しにくくなる。
ところで、BBUとRRHとの間で伝送されるCPRI信号を圧縮して伝送する場合を想定する。CPRIは、Common Public Radio Interfaceの略記である。この場合、信号の圧縮、及び、圧縮された信号の伸長(換言すると、解凍)を行なうための処理に要する時間が長くなるほど、BBUとRRHとの間の通信におけるRTTが長くなるので、無線エリアの大きさが小さくなる。RTTは、Round Trip Timeの略記である。信号の圧縮率が高くなるほど、上記処理に要する時間は長くなる。従って、無線エリアの大きさを維持した場合に、伝送レートを十分に低下できないことがある。
ところで、BBUとRRHとの間で伝送されるCPRI信号の伝送レートは、無線通信システムにおいて使用され得る最大の伝送レートに固定的に設定されている。例えば、LTEにおいては、無線通信システムにおいて使用され得る最大の伝送レートは、システム帯域幅が20MHzであり、アンテナ数が2であり、且つ、送信ダイバーシチを行なわない場合における2.4Gbpsである。
例えば、システム帯域幅が10MHzであり、アンテナ数が2であり、且つ、送信ダイバーシチを行なわない場合、CPRI信号に含まれるユーザデータのうちの50%が有効なデータである。また、例えば、システム帯域幅が10MHzであり、アンテナ数が2であり、且つ、送信ダイバーシチを行なう場合、CPRI信号に含まれるユーザデータのうちの25%が有効なデータである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、以下に説明される実施形態は例示である。従って、以下に明示しない種々の変形や技術が実施形態に適用されることは排除されない。なお、以下の実施形態で用いる図面において、同一の符号を付した部分は、変更又は変形が明示されない限り、同一若しくは同様の部分を表す。
<第1実施形態>
(構成)
図1に例示するように、第1実施形態に係る無線通信システム1は、例示的に、3個のREC10−1〜10−3と、6個の中継装置20−1〜20−6と、9個のRE30−1〜30−9と、交換局40と、UE50と、を備える。RECは、Radio Equipment Control、又は、Radio Equipment Controllerの略記である。REは、Radio Equipmentの略記である。UEは、User Equipmentの略記である。
REC10−iは、区別する必要がない場合、REC10とも表される。iは、1から3の整数を表す。中継装置20−jは、区別する必要がない場合、中継装置20とも表される。jは、1から6の整数を表す。RE30−kは、区別する必要がない場合、RE30とも表される。kは、1から9の整数を表す。
無線通信システム1は、図1に例示された数と異なる数の、REC10、中継装置20、RE30、交換局40、及び、UE50をそれぞれ備えてよい。
REC10は、無線制御装置、又は、無線制御部と表されてよい。RE30は、無線装置、又は、無線部と表されてよい。UE50は、ユーザ端末、移動局、又は、無線端末と表されてよい。本例では、REC10は、BBUである。本例では、RE30は、RRHである。REC10及びRE30のそれぞれは、通信装置の一例である。UE50は、無線機器の一例である。
無線通信システム1は、RE30とUE50との間で、所定の無線通信方式に従った無線通信を行なう。本例では、無線通信方式は、LTE方式である。なお、無線通信方式は、LTE方式と異なる方式(例えば、W−CDMA、又は、LTE−Advanced等の方式)であってもよい。W−CDMAは、Wideband Code Division Multiple Accessの略記である。
本例では、無線通信システム1は、第3.9世代移動通信システム(換言すると、3.9G)である。なお、無線通信システム1は、第3.5世代移動通信システム(換言すると、3.5G)、又は、第4世代移動通信システム(換言すると、4G)であってもよい。
各RE30は、セルを形成する。セルは、無線エリアの一例である。セルは、カバレッジ・エリア、又は、通信エリアと表されてもよい。例えば、セルは、マクロセル、マイクロセル、ナノセル、ピコセル、フェムトセル、ホームセル、スモールセル、又は、セクタセル等である。各RE30は、当該RE30が形成するセル内に位置するUE50と無線通信を行なう。
各RE30は、中継装置20に接続される。本例では、各RE30は、中継装置20−4,20−5又は20−6に接続される。各RE30は、当該RE30が接続された中継装置20−4,20−5又は20−6と異なる中継装置20−1,20−2又は20−3に接続されたREC10と通信可能に接続される。換言すると、各RE30は、複数の中継装置20を介してREC10と通信可能に接続される。
本例では、図1に示すように、各REC10は、通信可能に通信網(例えば、コアネットワーク)NWに接続されている。更に、各REC10は、中継装置20に接続される。本例では、各REC10は、中継装置20−1,20−2又は20−3に接続される。
本例では、REC10及びRE30は、基地局を形成する。REC10及びRE30は、eNB(Evolved Node B)と表されてもよい。また、REC10及びRE30は、アクセスポイント、又は、eNB(Evolved Node B)を形成してもよい。
中継装置20−1〜20−6は、リング状に接続されている。本例では、各中継装置20−jは、他の2つの中継装置20−m及び20−nに接続されている。m及びnは、1から6までの、互いに異なり且つjと異なる整数を表す。
本例では、各中継装置20は、RE30又はREC10を接続する、3つのポートを備える。各中継装置20は、2つ以下、又は、4つ以上のポートを備えていてもよい。
本例では、各中継装置20−1〜20−3は、1つのREC10−1,10−2又は10−3と接続されている。なお、各中継装置20−1〜20−3は、複数のREC10と接続されていてもよい。
中継装置20−jは、中継装置20−jに接続されたRE30又はREC10からデータを受信し、受信したデータを他の中継装置20−m及び20−nを介して接続されたRE30又はREC10へ送信する。中継装置20−jは、他の中継装置20−m及び20−nを介して接続されたRE30又はREC10からデータを受信し、受信したデータを中継装置20−jに接続されたRE30又はREC10へ送信する。
換言すると、複数の中継装置20−1〜20−6は、REC10とRE30との間の通信を中継する。
UE50は、当該UE50が位置するセルにおいて提供されている無線リソースを用いて、当該セルを形成するRE30と無線通信を行なう。例えば、UE50は、携帯電話機、スマートフォン、センサ、又は、メータ(測定器)等である。UE50は、ユーザによって携帯されていてもよいし、車両等の移動体に搭載されていてもよいし、固定されていてもよい。
交換局40は、通信可能に通信網NWに接続されている。本例では、交換局40は、MME、S−GW、及び、P−GWを含む。MMEは、Mobility Management Entityの略記である。S−GWは、Serving Gatewayの略記である。P−GWは、Packet Data Network Gatewayの略記である。交換局40は、複数の情報処理装置により形成されてよい。
(構成;REC)
次に、REC10−iの構成について説明する。
図2に例示するように、REC10−iは、交換局インタフェース部101と、交換局プロトコル処理部102と、制御部103と、基地局インタフェース部104と、基地局プロトコル処理部105と、を備える。更に、REC10−iは、例示的に、無線プロトコル処理部106と、変調部107と、無線インタフェース部108と、REインタフェース部109と、復調部110と、を備える。
交換局インタフェース部101は、REC10−iと交換局40との間で信号を送受信する。本例では、REC10−iと交換局40との間で送受信される信号は、通信を制御するための制御信号と、交換局40とUE50との間で送受信されるデータを表すデータ信号と、を含む。本例では、REC10−iと交換局40との間で送受信される制御信号は、交換局制御信号と表される。本例では、データ信号は、ユーザデータと表される。
交換局プロトコル処理部102は、交換局インタフェース部101により受信された信号を、予め定められた通信プロトコルに従って処理することにより、交換局制御信号及びユーザデータを取得する。交換局プロトコル処理部102は、取得した交換局制御信号及びユーザデータを制御部103及び無線プロトコル処理部106へそれぞれ出力する。
交換局プロトコル処理部102には、制御部103及び無線プロトコル処理部106から交換局制御信号及びユーザデータがそれぞれ入力される。交換局プロトコル処理部102は、入力された交換局制御信号及びユーザデータを、上記通信プロトコルに従って処理し、処理後の信号を、交換局インタフェース部101を介して交換局40へ送信する。
制御部103は、入力された制御信号に従ってREC10−iの動作を制御するとともに、制御信号を出力する。例えば、制御部103は、予め定められた呼処理シーケンスに従って呼接続を制御する。更に、後述するように、制御部103は、RE30のポートとREC10−iのポートとの間の通信リンクの確立を制御するとともに、RE30により形成されるセルの設定を制御する。本例では、通信リンクは、REC10−iが備えるポートと、RE30が備えるポートと、の間で確立される。
基地局インタフェース部104は、REC10−iと他のREC10−pとの間で信号を送受信する。pは、1から3までのiと異なる整数を表す。本例では、REC10間で送受信される信号は、通信を制御するための制御信号を含む。本例では、REC10間で送受信される制御信号は、基地局制御信号と表される。
基地局プロトコル処理部105は、基地局インタフェース部104により受信された信号を、予め定められた通信プロトコルに従って処理することにより、基地局制御信号を取得する。基地局プロトコル処理部105は、取得した基地局制御信号を制御部103へ出力する。
基地局プロトコル処理部105には、制御部103から基地局制御信号が入力される。基地局プロトコル処理部105は、入力された基地局制御信号を、上記通信プロトコルに従って処理し、処理後の信号を、基地局インタフェース部104を介して、他のREC10−pへ送信する。
本例では、REインタフェース部109は、光ファイバを有する通信ケーブルを介して中継装置20が備えるポートとそれぞれ接続される、3つのポートを備える。REインタフェース部109は、2つ以下、又は、4つ以上のポートを備えていてもよい。
REインタフェース部109は、REC10−iと中継装置20との間で信号を送受信する。本例では、REC10−iと中継装置20との間で送受信される信号は、通信を制御するための制御信号と、DBB信号と、を含む。DBBは、Digital Basebandの略記である。本例では、REC10−iと中継装置20との間で送受信される制御信号は、RE制御信号と表される。
REインタフェース部109は、中継装置20から受信された信号を、予め定められた規格(本例では、CPRI)に従って処理することにより、RE制御信号及びDBB信号を取得する。CPRIは、Common Public Radio Interfaceの略記である。REインタフェース部109は、取得したRE制御信号及びDBB信号を制御部103及び無線インタフェース部108へそれぞれ出力する。
REインタフェース部109には、制御部103及び無線インタフェース部108からRE制御信号及びDBB信号がそれぞれ入力される。REインタフェース部109は、入力されたRE制御信号及びDBB信号を、上記規格に従って処理し、処理後の信号を、中継装置20を介してRE30へ送信する。
REC10−iと中継装置20との間で送受信される信号は、CPRI信号と表されてよい。
例えば、RE制御信号は、Slow C&MにおけるHDLCパケット、又は、Fast C&MにおけるIPパケットに含まれてよい。C&Mは、Command and Managementの略記である。HDLCは、High−Level Data Link Controlの略記である。IPは、Internet Protocolの略記である。また、RE制御信号は、ORIに従ってよい。ORIは、Open Radio Equipment Interfaceの略記である。
無線インタフェース部108は、REインタフェース部109から入力されたDBB信号を復調部110へ出力する。
無線インタフェース部108は、変調部107から入力されたDBB信号をREインタフェース部109へ出力する。
復調部110は、無線インタフェース部108から入力されたDBB信号に対する復調及び復号化を行なう。更に、復調部110は、DBB信号に基づいて、RE30とUE50との間の無線通信の品質である無線品質を測定する。復調部110は、復調及び復号化後の信号(換言すると、上りリンクの信号、又は、UE50からの信号)、並びに、無線品質の測定結果を無線プロトコル処理部106へ出力する。
無線プロトコル処理部106は、復調部110から入力された信号を、予め定められた通信プロトコルに従って処理することにより、無線制御信号及びユーザデータを取得する。無線制御信号は、RE30とUE50との間の無線通信を制御するための制御信号を表す。無線プロトコル処理部106は、取得した無線制御信号及びユーザデータを制御部103及び交換局プロトコル処理部102へそれぞれ出力する。
無線プロトコル処理部106には、制御部103及び交換局プロトコル処理部102から無線制御信号及びユーザデータがそれぞれ入力される。無線プロトコル処理部106は、入力された無線制御信号及びユーザデータを、上記通信プロトコルに従って処理し、処理後の信号を変調部107へ出力する。
変調部107は、無線プロトコル処理部106から入力された信号(換言すると、下りリンクの信号、又は、UE50への信号)に対する符号化及び変調を行なう。変調部107は、符号化及び変調後の信号を含むDBB信号を無線インタフェース部108へ出力する。
制御部103について説明を加える。制御部103は、REインタフェース部109が備える3つのポートのそれぞれに対して、以下の機能を有する。
REC10−iの制御部103は、REC10−iの負荷に関する条件が満足される場合、当該ポートを介して中継装置20へ接続変更依頼を送信するようにREインタフェース部109を制御する。接続変更依頼は、確立された通信リンクにおける通信先の変更を要求する情報である。後述するように、接続変更依頼は、REC10−iに接続された中継装置20から、通信リンクにおける通信先であるRE30が接続された中継装置20へ転送される。後述するように、接続変更依頼には、REC10−iに接続された中継装置20によって所定の情報が追加される。
例えば、上記条件は、REC10−iが収容するUE50の数が所定の閾値以上である、という条件である。また、例えば、上記条件は、単位時間あたりの通信トラヒックの量が所定の閾値以上である、という条件である。また、例えば、上記条件は、REC10−iの処理負荷(例えば、処理装置又は記憶装置の使用率)が所定の閾値以上である、という条件である。
REC10−iの制御部103は、中継装置20から接続変更通知が受信された場合において、通信リンクが未だ確立されていない場合、REC10−iとRE30との間で新たに通信リンクを確立するか否かを判定する。この判定は、確立判定と表されてよい。確立判定については後述する。
本例では、接続変更通知は、REC10−iとRE30との間の通信リンクの新たな確立を要求する情報である。
本例では、接続変更通知は、図3に示すように、送信元装置IDと、送信先装置IDと、信号IDと、REポートIDと、RE装置情報と、RE設置情報と、を含む。
送信元装置IDは、送信元の中継装置20を識別する情報である。本例では、接続変更通知に含まれる送信元装置IDは、接続変更通知の送信元である中継装置20(本例では、RE30が接続された中継装置20−4,20−5又は20−6)を識別する情報(例えば、「AID#6」)である。本例では、AID#jは、中継装置20―jを識別する情報である。
送信先装置IDは、送信先の中継装置20を識別する情報である。本例では、接続変更通知に含まれる送信先装置IDは、すべての中継装置20が送信先であることを表す所定の情報(例えば、「AID#0」)である。
信号IDは、信号の種別を識別する情報である。本例では、接続変更通知に含まれる信号IDは、接続変更通知を示す例として「SID#1」である。REポートIDは、RE30が接続された中継装置20−4,20−5又は20−6において、RE30が接続されたポートを識別する情報(例えば、「PID#1」)である。
以上より、図3に示す接続変更通知の内容例は、送信元装置ID「AID#6」により識別される中継装置20(例えば、図1に示す中継装置20−6)において、REポートID「PID#1」により識別されるポートに接続されたRE30(例えば、図1に示すRE30−1)と、REC10−iと、の間の通信リンクの新たな確立を要求することを示すと理解されてよい。
本例では、RE装置情報は、RE30の性能を表す情報を含む。本例では、RE装置情報は、使用可能周波数帯と、使用可能システム帯域幅と、アンテナ数と、最大送信電力と、を含む。使用可能周波数帯は、RE30が使用可能な周波数帯を表す。使用可能システム帯域幅は、RE30が使用可能なシステム帯域幅を表す。アンテナ数は、RE30が備えるアンテナの数を表す。最大送信電力は、RE30が送信する無線信号の送信電力の最大値を表す。
本例では、RE設置情報は、RE30が設置された状態を表す情報を含む。本例では、RE設置情報は、設置環境と、設置位置と、セクタIDと、を含む。設置環境は、RE30が設置された環境を表す。例えば、設置環境は、「屋内」又は「屋外」である。設置位置は、RE30が設置された位置を表す。本例では、設置位置は、緯度及び経度を含む情報(例えば、「POS#1」)である。セクタIDは、セクタを識別する情報(例えば、「SCID#1」)である。
後述するように、RE装置情報及びRE設置情報は、RE30により予め保持されるとともに、RE30が中継装置20−4,20−5又は20−6に接続された場合、RE30から、RE30が接続された中継装置20−4,20−5又は20−6へ送信される。
接続変更通知は、RE30に関する情報の一例である。
本例では、確立判定は、下記の処理を含む。
制御部103は、接続変更通知からRE装置情報及びRE設置情報を取得する。
制御部103は、取得したRE設置情報と、運用セル情報と、に基づいて、RE設置情報に含まれる設置位置と対応する位置のセルからなるセル候補を抽出する。本例では、制御部103は、所定の地域に位置するセル毎の運用セル情報を予め記憶する。なお、REC10−iは、通信可能に接続された外部の装置から運用セル情報を取得してもよい。
本例では、運用セル情報は、セルの位置(換言すると、配置)と、セルの大きさと、セルIDと、周波数帯と、システム帯域幅と、アンテナ数と、送受信方式と、送信電力と、を含む。本例では、セルの位置は、セルの中心の緯度及び経度を含む情報である。
セルIDは、セルを識別する情報である。例えば、セルIDは、整数により表されてよい。送受信方式は、セルにおいて無線信号を送受信する方式である。本例では、送受信方式は、送信ダイバーシチを行なう方式、又は、送信ダイバーシチを行なわない方式である。本例では、送信ダイバーシチを行なう方式は、単に、「送信ダイバーシチ」と表されてよい。本例では、送信ダイバーシチを行なわない方式は、単に、「非送信ダイバーシチ」と表されてよい。
本例では、制御部103により抽出されるセル候補は、RE設置情報に含まれる設置位置からの距離が所定の閾値以下である位置をセルの位置として含む運用セル情報により識別されるセルである。
制御部103は、抽出したセル候補のそれぞれに対してRE30を使用可能であるか否かを、セル候補の運用セル情報と、RE装置情報と、に基づいて判定する。本例では、制御部103は、下記の第1〜第5の条件のすべてが満足される場合、セル候補に対してRE30を使用可能であると判定する。本例では、制御部103は、下記の第1〜第5の条件の少なくとも1つが満足されない場合、セル候補に対してRE30を使用不能であると判定する。
第1の条件は、RE装置情報に含まれる使用可能周波数帯が、運用セル情報に含まれる周波数帯を含むという条件である。
第2の条件は、RE装置情報に含まれる使用可能システム帯域幅が、運用セル情報に含まれるシステム帯域幅を含むという条件である。
第3の条件は、RE装置情報に含まれるアンテナ数が、運用セル情報に含まれるアンテナ数以上であるという条件である。
第4の条件は、RE装置情報に含まれる最大送信電力が、運用セル情報に含まれる送信電力以上であるという条件である。
第5の条件は、運用セル情報に含まれる送受信方式が送信ダイバーシチを行なう方式である場合、RE装置情報に含まれるアンテナ数が2以上であるという条件である。
制御部103は、RE30を使用可能であると判定されたセル候補が存在する場合、そのセル候補の運用セル情報を保持するとともに、REC10−iが接続された中継装置20へ接続変更応答を送信するようにREインタフェース部109を制御する。後述するように、REC10−iから接続変更応答を受信した中継装置20は、接続変更通知の送信元である中継装置20へ接続変更応答を送信する。
本例では、接続変更通知の送信元である中継装置20へ送信される接続変更応答は、図4に示すように、送信元装置IDと、送信先装置IDと、信号IDと、RECポートIDと、を含む。
本例では、接続変更応答に含まれる送信元装置IDは、接続変更応答の送信元である中継装置20(本例では、REC10が接続された中継装置20−1,20−2又は20−3)を識別する情報(例えば、「AID#3」)である。本例では、接続変更応答に含まれる送信先装置IDは、接続変更通知の送信元である中継装置20(本例では、RE30が接続された中継装置20−4,20−5又は20−6)を識別する情報(例えば、「AID#6」)である。
本例では、接続変更応答に含まれる信号IDは、接続変更応答を示す例として「SID#2」である。RECポートIDは、REC10が接続された中継装置20−1,20−2又は20−3において、REC10が接続されたポートを識別する情報(例えば、「PID#3」)である。
以上より、図4に示す接続変更応答の内容例は、送信元装置ID「AID#3」により識別される中継装置20(例えば、図1に示す中継装置20−3)においてRECポートID「PID#3」により識別されるポートを経由して接続されるREC10(例えば、図1に示すREC10−3)が、接続変更通知の送信元である中継装置20として送信先装置ID「AID#6」により識別される中継装置20(例えば、図1に示す中継装置20−6)に接続されたRE30を収容可能であると判定されたことを示すと理解されてよい。
このようにして、制御部103は、確立判定を行なう。
なお、制御部103は、REC10−iの負荷に関する条件が満足される場合(REC10−iの負荷が高い場合)、接続変更応答を送信しないようにREインタフェース部109を制御してもよい。例えば、上記条件は、REC10−iが収容するUE50の数が所定の閾値以上である、という条件である。また、例えば、上記条件は、単位時間あたりの通信トラヒックの量が所定の閾値以上である、という条件である。また、例えば、上記条件は、REC10−iの処理負荷(例えば、処理装置又は記憶装置の使用率)が所定の閾値以上である、という条件である。なお、制御部103は、REC10−iの負荷に関する条件が満足される場合(REC10−iの負荷が高い場合)、接続変更通知に対する否定的応答を示す接続変更応答を送信するようにREインタフェース部109を制御してもよい。
制御部103は、中継装置20から接続変更指示が受信された場合、保持している運用セル情報に基づいてセル設定情報を設定する。接続変更指示は、新たな通信リンクの確立を指示する情報である。
本例では、接続変更指示は、図5に示すように、リンクIDと、送信元装置IDと、送信先装置IDと、信号IDと、REポートIDと、RECポートIDと、を含む。
本例では、接続変更指示に含まれるリンクIDは、当該接続変更指示により確立が指示された通信リンクを識別する情報(例えば、「LID#3」)である。本例では、接続変更指示に含まれる送信元装置IDは、接続変更指示の送信元である中継装置20(本例では、RE30が接続された中継装置20−4,20−5又は20−6)を識別する情報(例えば、「AID#6」)である。本例では、接続変更指示に含まれる送信先装置IDは、接続変更応答の送信元である中継装置20(本例では、REC10が接続された中継装置20−1,20−2又は20−3)を識別する情報(例えば、「AID#3」)である。
本例では、接続変更指示に含まれる信号IDは、接続変更指示を示す例として「SID#3」である。REポートIDは、RE30が接続された中継装置20−4,20−5又は20−6において、RE30が接続されたポートを識別する情報(例えば、「PID#1」)である。RECポートIDは、REC10が接続された中継装置20−1,20−2又は20−3において、REC10が接続されたポートを識別する情報(例えば、「PID#3」)である。
以上より、図5に示す接続変更指示の内容例は、送信元装置ID「AID#6」により識別される中継装置20(例えば、図1に示す中継装置20−6)においてREポートID「PID#1」により識別されるポートを経由して接続されるRE30(例えば、図1に示すRE30−1)と、送信先装置ID「AID#3」により識別される中継装置20(例えば、図1に示す中継装置20−3)においてRECポートID「PID#3」により識別されるポートを経由して接続されるREC10(例えば、図1に示すREC10−3)と、の間の新たな通信リンクの確立を指示すると理解されてよい。
本例では、接続変更指示がREC10−iにより受信され、セル設定情報の設定が行われることにより、接続変更指示により識別されるポート間の通信リンクの確立が完了する。
本例では、セル設定情報は、図6に示すように、システム帯域幅と、送受信方式と、を含む。本例では、セル設定情報の設定は、上述の運用セル情報に基づいて決定されるセル設定情報と、中継装置20から受信される接続変更指示に含まれるRECポートIDと、を対応付けて記憶することを含む。セル設定情報は、無線リンクに関する情報の一例である。本例では、無線リンクは、RE30とUE50との間の無線による通信リンクである。
制御部103は、設定されたセル設定情報を含むセル設定通知を、新たに確立された通信リンクにおける通信先のRE30へ送信するようにREインタフェース部109を制御する。
REC10−iは、確立された通信リンクを介して、設定されたセル設定情報に従って、REC10−iとRE30との間でユーザデータを送受信する。
制御部103は、中継装置20から接続解除指示が受信された場合、セル設定情報の設定を解除する。接続解除指示は、既に確立されている通信リンクの解除を指示する情報である。本例では、セル設定情報の設定の解除は、記憶しているセル設定情報を消去することを含む。
本例では、接続変更依頼、接続変更通知、接続変更応答、接続変更指示、接続解除指示、及び、セル設定通知のそれぞれは、RE制御信号である。
交換局インタフェース部101、基地局インタフェース部104、及び、REインタフェース部109は、プログラム可能な論理回路装置(例えば、PLD、又は、FPGA)によって機能が実現されてよい。PLDは、Programmable Logic Deviceの略記である。FPGAは、Field−Programmable Gate Arrayの略記である。
無線インタフェース部108、変調部107、復調部110、及び、無線プロトコル処理部106は、DSP(Digital Signal Processor)等の専用プロセッサによって機能が実現されてよい。交換局インタフェース部101、基地局プロトコル処理部105、及び、制御部103は、CPU(Central Processing Unit)等の汎用プロセッサによって機能が実現されてよい。
(構成;RE)
次に、RE30−kの構成について説明する。
図7に例示するように、RE30−kは、制御部301と、送信部302と、増幅器303及び307と、BPF304と、送信アンテナ305と、受信アンテナ306と、受信部308と、を備える。BPFは、Band Pass Filterの略記である。
本例では、制御部301は、光ファイバを有する通信ケーブルを介して中継装置20が備えるポートと接続されるポートを備える。制御部301は、RE30−kと中継装置20との間で信号を送受信する。本例では、RE30−kと中継装置20との間で送受信される信号は、通信を制御するためのRE制御信号と、DBB信号と、を含む。
制御部301は、中継装置20から受信された信号を、上記規格(本例では、CPRI)に従って処理することにより、RE制御信号及びDBB信号を取得する。制御部301は、取得したDBB信号を送信部302へ出力する。制御部301は、取得したRE制御信号に基づいてRE30−kの動作を制御する。本例では、制御部301は、RE制御信号がセル設定情報を含む場合、セル設定情報を保持する。
制御部301には、受信部308からDBB信号が入力される。制御部301は、入力されたDBB信号を、上記規格に従って処理し、処理後の信号を、中継装置20を介してREC10へ送信する。
RE30−kと中継装置20との間で送受信される信号は、CPRI信号と表されてよい。
また、制御部301は、RE装置情報及びRE設置情報を予め記憶する。RE装置情報は、RE30−kの製造時又は出荷時等に設定されてよい。RE設置情報は、RE30−kの設置時に設定されてよい。制御部301は、RE30−kが中継装置20に新たに接続された場合、記憶している、RE装置情報及びRE設置情報を中継装置20へ送信する。
送信部302は、制御部301により保持されているセル設定情報に基づいて、制御部301から入力されたDBB信号をRF(Radio Frequency)信号に変換し、変換後の信号を増幅器303へ出力する。
増幅器303は、送信部302から入力された信号を増幅し、増幅後の信号をBPF304へ出力する。
BPF304は、増幅器303から入力された信号から、所定の周波数帯域の信号を取り出すフィルタ処理を行ない、処理後の信号を送信アンテナ305へ出力する。
送信アンテナ305は、BPF304から入力された信号を無線によりUE50へ送信する。送信アンテナ305は、複数のアンテナを含んでいてもよい。
受信アンテナ306は、複数のアンテナを含んでいてもよい。また、受信アンテナ306は、送信アンテナ305と共用されていてもよい。
受信アンテナ306は、無線により信号を受信し、受信した信号をBPF304へ出力する。
BPF304は、受信アンテナ306から入力された信号から、所定の周波数帯域の信号を取り出すフィルタ処理を行ない、処理後の信号を増幅器307へ出力する。
増幅器307は、BPF304から入力された信号を増幅し、増幅後の信号を受信部308へ出力する。
受信部308は、制御部301により保持されているセル設定情報に基づいて、増幅器307から入力された信号であるRF信号をDBB信号に変換し、変換後の信号を制御部301へ出力する。
(構成;中継装置)
次に、中継装置20−jの構成について説明する。
図8に例示するように、中継装置20−jは、中継装置インタフェース部201及び203と、切替部202と、制御部204と、記憶部206と、RE・RECインタフェース部207〜209と、を備える。
本例では、中継装置インタフェース部201及び203は、光ファイバを有する通信ケーブルを介して、中継装置20−jに隣接する2つの他の中継装置20−m及び20−nが備えるポートと接続されるポートをそれぞれ備える。中継装置インタフェース部201及び203は、中継装置20−jと、中継装置20−jに接続された他の中継装置20−m及び20−nと、の間で信号をそれぞれ送受信する。
中継装置インタフェース部201及び203のそれぞれは、受信した信号を上記規格(本例では、CPRI)に従って処理することにより、RE制御信号を取得し、取得したRE制御信号を制御部204へ出力する。このRE制御信号の処理は、RE制御信号の分離と表されてよい。
中継装置インタフェース部201及び203は、制御部204から入力されたRE制御信号を上記規格に従って処理し、接続先である、他の中継装置20−m及び20−nへ処理後の信号をそれぞれ送信する。このRE制御信号の処理は、RE制御信号の多重と表されてよい。
中継装置インタフェース部201及び203は、受信した信号を切替部202へそれぞれ出力するとともに、切替部202から入力された信号を、接続先である、他の中継装置20−m及び20−nへそれぞれ送信する。
制御部204には、中継装置インタフェース部201及び203、並びに、RE・RECインタフェース部207〜209のそれぞれからRE制御信号が入力される。
制御部204は、入力されたRE制御信号に基づいて中継装置20−jの動作を制御する。RE制御信号に基づく制御については後述する。
制御部204は、入力されたRE制御信号の送信先が中継装置20−jである場合、そのRE制御信号が中継装置20−jの外部へ送信されないように、中継装置インタフェース部201及び203並びにRE・RECインタフェース部207〜209を制御してよい。入力されたRE制御信号に含まれる送信先装置IDにより識別される中継装置20が中継装置20−jであることは、入力されたRE制御信号の送信先が中継装置20−jであることの一例である。
本例では、RE・RECインタフェース部207〜209のそれぞれは、光ファイバを有する通信ケーブルを介して、RE30又はREC10が備えるポートと接続されるポートを備える。RE・RECインタフェース部207〜209のそれぞれは、RE30又はREC10が新たに接続されたことを検出する。RE・RECインタフェース部207〜209のそれぞれは、中継装置20−jに接続されたRE30又はREC10への信号及び/又はからの信号を送受信する。
本例では、中継装置20−jには、RE・RECインタフェース部207〜209のそれぞれに接続された装置が、RE30及びREC10のいずれであるかを表す情報が入力される。例えば、中継装置20−jは、RE・RECインタフェース部207〜209のそれぞれに対応付けられたスイッチを備えるとともに、スイッチが操作されることにより上記情報が入力されてよい。また、例えば、中継装置20−jは、設定ファイルを保持するとともに、保持している設定ファイルが更新されることにより上記情報が入力されてよい。
また、RE・RECインタフェース部207〜209のそれぞれは、RE30が接続されるポートと、REC10が接続されるポートと、からなる2つのポートを備えていてもよい。
RE・RECインタフェース部207〜209のそれぞれは、受信した信号を上記規格(本例では、CPRI)に従って処理することにより、RE制御信号を取得し、取得したRE制御信号を制御部204へ出力する。このRE制御信号の処理は、RE制御信号の分離と表されてよい。
RE・RECインタフェース部207〜209のそれぞれは、制御部204から入力されたRE制御信号を上記規格に従って処理し、接続先であるRE30又はREC10へ処理後の信号を送信する。このRE制御信号の処理は、RE制御信号の多重と表されてよい。
RE・RECインタフェース部207〜209のそれぞれは、受信した信号に対して削減処理を実行し、処理後の信号を切替部202へ出力する。RE・RECインタフェース部207〜209のそれぞれは、切替部202から入力された信号に対して補填処理を実行し、処理後の信号を、接続先であるRE30又はREC10へ送信する。
削減処理及び補填処理については後述する。
記憶部206は、リンクIDと、RE装置IDと、REポートIDと、REC装置IDと、RECポートIDと、を対応付けた接続情報を記憶する。
RE装置IDは、通信リンクを形成するRE30が接続された中継装置20を識別する情報である。REポートIDは、通信リンクを形成するRE30が接続された中継装置20において、そのRE30が接続されたポートを識別する情報である。
REC装置IDは、通信リンクを形成するREC10が接続された中継装置20を識別する情報である。RECポートIDは、通信リンクを形成するREC10が接続された中継装置20において、そのREC10が接続されたポートを識別する情報である。
制御部204は、接続変更指示が入力された場合、その接続変更指示に含まれる情報に基づいて、記憶部206が記憶する接続情報を更新する。
本例では、接続情報の更新は、下記のように行なわれる。
制御部204は、接続変更指示に含まれる送信元装置ID及びREポートIDとそれぞれ一致するRE装置ID及びREポートIDを含む接続情報が記憶部206に記憶されている場合、当該接続情報を記憶部206から消去する。更に、制御部204は、接続変更指示に含まれる、リンクID、送信元装置ID、送信先装置ID、REポートID及びRECポートIDを、それぞれ、リンクID、RE装置ID、REC装置ID、REポートID及びRECポートIDとして含む制御情報を新たに記憶部206に記憶させる。
以上により、接続情報の更新が行なわれる。
記憶部206は、リンクIDと、セル設定情報と、を対応付けたセル情報を記憶する。
制御部204は、セル設定通知が入力された場合、そのセル設定通知に含まれる情報に基づいて、記憶部206が記憶するセル情報を更新する。
本例では、セル情報の更新は、下記のように行なわれる。
制御部204は、セル設定通知に含まれる、送信元装置ID、送信先装置ID、REポートID及びRECポートIDとそれぞれ一致する、REC装置ID、RE装置ID、REポートID及びRECポートIDを含む接続情報に含まれるリンクIDを取得する。
制御部204は、取得したリンクIDとセル情報にて対応付けられたセル設定情報を、セル設定通知に含まれるセル設定情報に置換する。
以上により、セル情報の更新が行なわれる。
切替部202は、入力された信号に基づいてリンクIDを取得し、記憶部206に記憶されている接続情報と、取得したリンクIDと、に基づいて、入力された信号の出力先を切り替える。
本例では、中継装置20−jの切替部202は、確立された通信リンクにおいて、RE30が接続されているポートを経由して中継装置20−jが信号を受信した場合、当該ポートを識別するREポートID、及び、当該中継装置20−jを識別するRE装置IDと接続情報にて対応付けられたリンクIDを取得する。切替部202は、受信された信号に、取得したリンクIDを付加する。切替部202は、リンクIDが付加された信号を、中継装置インタフェース部201又は203へ出力する。
中継装置20−jの切替部202は、確立された通信リンクにおいて、REC10が接続されているポートを経由して中継装置20−jが信号を受信した場合、当該ポートを識別するRECポートID、及び、当該中継装置20−jを識別するREC装置IDと接続情報にて対応付けられたリンクIDを取得する。切替部202は、受信された信号に、取得したリンクIDを付加する。切替部202は、リンクIDが付加された信号を、中継装置インタフェース部201又は203へ出力する。
中継装置20−jの切替部202は、確立された通信リンクにおいて、他の中継装置20−m又は20−nから中継装置20−jが信号を受信した場合、当該信号に付加されたリンクIDと接続情報にて対応付けられた、RE装置ID、REポートID、REC装置ID、及び、RECポートIDを取得する。中継装置20−jの切替部202は、取得した、RE装置ID又はREC装置IDにより識別される中継装置20が中継装置20−jである場合、取得した、REポートID又はRECポートIDにより識別されるポートへ、受信された信号を出力する。一方、中継装置20−jの切替部202は、取得した、RE装置ID又はREC装置IDにより識別される中継装置20が中継装置20−jでない場合、受信された信号の送信元と異なる他の中継装置20−m又は20−nが接続された中継装置インタフェース部201又は203へ当該信号を出力する。
本例では、リンクIDは、中継装置20−jがRE30又はREC10から信号を受信した場合に、中継装置20−jにより、受信した信号に付加される。なお、中継装置20−jは、リンクIDと対応付けられたタイミングにて、RE30又はREC10から受信した信号を送信してもよい。この場合、リンクIDは、信号に付加されずに、信号が受信されたタイミングに基づいて取得されてよい。
制御部204について説明を加える。
制御部204は、REC10が接続されているポートを経由して接続変更依頼が受信された場合、受信された接続変更依頼に所定の情報を追加する。本例では、接続変更依頼に追加される情報は、図9に示すように、送信元装置IDと、送信先装置IDと、信号IDと、REポートIDと、RECポートIDと、を含む。制御部204は、情報の追加後の接続変更依頼を他の中継装置20−m又は20−nへ送信するように、中継装置インタフェース部201又は203を制御する。
なお、中継装置20により送信される接続変更依頼に含まれる情報の少なくとも一部は、中継装置20に代えて、接続変更依頼の送信元であるREC10−iにより接続変更依頼に含められてもよい。
本例では、接続変更依頼に含まれる送信元装置IDは、REC10から接続変更依頼を受信した中継装置20(本例では、REC10が接続された中継装置20−1,20−2又は20−3)を識別する情報(例えば、「AID#2」)である。本例では、接続変更依頼に含まれるRECポートIDは、REC10からの接続変更依頼の受信に用いられたポートを識別する情報である。本例では、接続変更依頼に含まれる信号IDは、「SID#4」である。
本例では、接続変更依頼に含まれる送信先装置IDは、送信元装置ID及びRECポートIDにより識別されるREC10のポートとともに通信リンクを形成するRE30が接続された中継装置20を識別する情報(例えば、「AID#6」)である。本例では、接続変更依頼に含まれるREポートIDは、上記RE30が接続された中継装置20−4,20−5又は20−6において、上記RE30が接続されたポートを識別する情報(例えば、「PID#1」)である。
中継装置20−jの制御部204は、中継装置インタフェース部201又は203により接続変更依頼が受信され、且つ、接続変更依頼に含まれる送信先装置IDにより識別される中継装置20が中継装置20−jである場合、中継装置インタフェース部201又は203を制御する。本例では、この場合、制御部204は、接続変更通知を生成し、生成した接続変更通知を他の中継装置20−m又は20−nへ送信するように、中継装置インタフェース部201又は203を制御する。更に、この場合、制御部204は、接続解除指示を他の中継装置20−m又は20−nへ送信するように、中継装置インタフェース部201又は203を制御する。
本例では、接続解除指示は、接続変更依頼と同様に、送信元装置IDと、送信先装置IDと、信号IDと、REポートIDと、RECポートIDと、を含む。本例では、接続解除指示に含まれる送信元装置IDは、接続解除指示の送信の基となった接続変更依頼に含まれる送信先装置IDである。本例では、接続解除指示に含まれる送信先装置IDは、接続解除指示の送信の基となった接続変更依頼に含まれる送信元装置IDである。本例では、接続解除指示に含まれる信号IDは、「SID#5」である。本例では、接続解除指示に含まれる、REポートID及びRECポートIDは、接続解除指示の送信の基となった接続変更依頼に含まれる、REポートID及びRECポートIDとそれぞれ同じである。
制御部204は、接続解除指示が入力された場合、その接続解除指示に含まれる情報に基づいて、記憶部206が記憶する接続情報を更新する。
本例では、接続情報の更新は、下記のように行なわれる。
制御部204は、接続解除指示に含まれる送信元装置ID及びREポートIDとそれぞれ一致するRE装置ID及びREポートIDを含む接続情報が記憶部206に記憶されている場合、当該接続情報を記憶部206から消去する。
以上により、接続情報の更新が行なわれる。
中継装置20−jの制御部204は、接続解除指示が受信され、且つ、接続解除指示に含まれる送信先装置IDにより識別される中継装置20が中継装置20−jである場合、接続解除指示に基づいてRE・RECインタフェース部207〜209を制御する。本例では、制御部204は、接続解除指示に含まれるRECポートIDにより識別されるポートを経由して、REC10へ接続解除指示を送信するように、RE・RECインタフェース部207,208又は209を制御する。
制御部204は、RE・RECインタフェース部207,208又は209により、RE30の接続が検出された場合、接続変更通知を生成し、生成した接続変更通知を他の中継装置20−m又は20−nへ送信するように、中継装置インタフェース部201又は203を制御する。
中継装置20−jの制御部204は、接続変更通知が受信され、且つ、中継装置20−jにREC10が接続されている場合、REC10が接続されている各ポートを経由して、REC10へ接続変更通知を送信するように、RE・RECインタフェース部207〜209を制御する。
制御部204は、REC10が接続されているポートを経由して接続変更応答が受信された場合、接続変更応答を他の中継装置20−m又は20−nへ送信するように、中継装置インタフェース部201又は203を制御する。
中継装置20−jの制御部204は、接続変更応答が受信され、且つ、接続変更応答に含まれる送信先装置IDにより識別される中継装置20が中継装置20−jである場合、中継装置インタフェース部201又は203を制御する。本例では、この場合、制御部204は、接続変更指示を他の中継装置20−m又は20−nへ送信するように、中継装置インタフェース部201又は203を制御する。
本例では、異なる複数の接続変更応答が受信された場合、制御部204は、所定の方式に従って1つの接続変更応答を選択する。接続変更応答の選択は、接続変更応答の送信元のREC10の選択と理解されてよい。換言すると、接続変更応答の選択は、REC10の選択の一例である。例えば、接続変更応答は、疑似乱数に基づいてランダムに選択されてよい。また、接続変更応答は、ラウンドロビン方式に従って選択されてもよい。
中継装置20−jの制御部204は、接続変更指示が受信され、且つ、接続変更指示に含まれる送信先装置IDにより識別される中継装置20が中継装置20−jである場合、RE・RECインタフェース部207,208又は209を制御する。本例では、この場合、制御部204は、接続変更指示に含まれるRECポートIDにより識別されるポートを経由して、REC10へ接続変更指示を送信するように、RE・RECインタフェース部207,208又は209を制御する。
制御部204は、REC10が接続されているポートを経由してセル設定通知が受信された場合、セル設定通知を他の中継装置20−m又は20−nへ送信するように、中継装置インタフェース部201又は203を制御する。
本例では、中継装置20により送信されるセル設定通知は、送信元装置IDと、送信先装置IDと、信号IDと、REポートIDと、RECポートIDと、セル設定情報と、を含む。
本例では、セル設定通知に含まれる送信元装置IDは、REC10からセル設定通知を受信した中継装置20(本例では、REC10が接続された中継装置20−1,20−2又は20−3)を識別する情報(例えば、「AID#3」)である。本例では、セル設定通知に含まれるRECポートIDは、REC10からのセル設定通知の受信に用いられたポートを識別する情報である。本例では、セル設定通知に含まれる信号IDは、「SID#6」である。
本例では、セル設定通知に含まれる送信先装置IDは、送信元装置ID及びRECポートIDにより識別されるREC10のポートとともに通信リンクを形成するRE30が接続された中継装置20を識別する情報(例えば、「AID#6」)である。本例では、セル設定通知に含まれるREポートIDは、上記RE30が接続された中継装置20−4,20−5又は20−6において、上記RE30が接続されたポートを識別する情報(例えば、「PID#1」)である。
中継装置20−jの制御部204は、セル設定通知が受信され、且つ、セル設定通知に含まれる送信先装置IDにより識別される中継装置20が中継装置20−jである場合、RE・RECインタフェース部207,208又は209を制御する。本例では、この場合、制御部204は、セル設定通知に含まれるREポートIDにより識別されるポートを経由して、RE30へセル設定情報を送信するように、RE・RECインタフェース部207,208又は209を制御する。
次に、削減処理及び補填処理について説明を加える。
RE・RECインタフェース部207〜209のそれぞれは、記憶部206が記憶するセル情報に含まれるセル設定情報に基づいて削減処理及び補填処理を実行する。本例では、削減処理及び補填処理は、RE・RECインタフェース部207〜209がそれぞれ備えるポートに対応付けて記憶されているセル設定情報に基づいて実行される。
削減処理は、接続先のRE30又はREC10からのCPRI信号に含まれるDBB信号の中から一部のDBB信号を選択し、選択した一部のDBB信号を切替部202へ出力し、且つ、残余の部分の出力を省略する処理である。DBB信号は、ユーザデータの一例である。本例では、切替部202へ出力されるDBB信号の選択は、セル設定情報に基づいて実行される。
これにより、選択された一部のDBB信号を含み、且つ、選択されなかった残余の部分のDBB信号を含まない信号が中継装置20間で伝送される。この結果、中継装置20間で伝送されるデータの量が減少する。中継装置20間で伝送されるデータの量の制御は、中継装置20間の伝送レートの制御の一例である。
補填処理は、切替部202から入力された、接続先のRE30又はREC10への信号に含まれるDBB信号に、付加DBB信号を付加し、付加後のDBB信号を接続先のRE30又はREC10へ送信する処理である。本例では、付加DBB信号は、上記削減処理により消失したDBB信号である。従って、付加後のDBB信号は、上記削減処理の実行前のDBB信号に一致する。DBB信号の付加は、DBB信号の補填又はDBB信号の復元と表されてよい。本例では、付加DBB信号の決定は、セル設定情報に基づいて実行される。
1つの通信リンクにおける、中継装置20とRE30又はREC10との間の伝送レートの最大値が2.4Gbpsである場合を想定する。更に、ある通信リンクを形成するRE30に対して設定されたセル設定情報において、システム帯域幅が5MHzであり、且つ、送受信方式が送信ダイバーシチである場合を想定する。
この場合、図10の(A)に例示するように、上記通信リンクにおいて、中継装置20がRE30又はREC10から受信するDBB信号の先頭の25%の部分DB11及びDB12のみが有効なデータである。本例では、有効なデータは、RE30とUE50との間で送受信されるユーザデータに基づいて生成される。上記通信リンクにおいて、中継装置20がRE30又はREC10から受信するDBB信号の他の部分(換言すると、残余の部分)DB13〜DB15は、所定のダミーデータである。例えば、ダミーデータは、「0」を表すビットの集合である。
このように、上記DBB信号は、システム帯域幅の上限(本例では、20MHz)に対する、セルにて使用されるシステム帯域幅(本例では、5MHz)の割合を、伝送レートの最大値に乗じた値(本例では、0.6Gbps)に対応する量の有効なデータを含む。
更に、送受信方式が送信ダイバーシチである場合、有効なデータのうちの前半DB11と有効なデータのうちの後半DB12とは一致する。例えば、有効なデータのうちの前半DB11は、第1のアンテナに対するデータであり、有効なデータのうちの後半DB12は、第2のアンテナに対するデータである。
そこで、図10の(B)に例示するように、接続先のRE30又はREC10からDBB信号を受信した場合、中継装置20−jは、削減処理において、DBB信号の先頭の12.5%の部分DB11を選択する。そして、中継装置20−jは、選択した部分DB11のみを他の中継装置20−m又は20−nへ送信する。
更に、図10の(C)に例示するように、接続先のRE30又はREC10へDBB信号を送信する場合、中継装置20−jは、補填処理において、付加DBB信号DB16〜DB19を決定する。更に、中継装置20−jは、補填処理において、他の中継装置20−m又は20−nから受信したDBB信号DB11に、決定した付加DBB信号DB16〜DB19を付加する。そして、中継装置20−jは、補填処理において、付加後のDBB信号DB11及びDB16〜DB19を接続先のRE30又はREC10へ送信する。
本例では、付加DBB信号DB16は、他の中継装置20−m又は20−nから受信されたDBB信号DB11と同じである。本例では、付加DBB信号DB16は、DBB信号DB11を複製することにより生成される。本例では、付加DBB信号DB17〜DB19は、図10の(A)におけるダミーデータDB13〜DB15と同じである。付加DBB信号DB17〜DB19の付加は、ダミーデータの追加と表されてよい。
次に、ある通信リンクを形成するRE30に対して設定されたセル設定情報において、システム帯域幅が5MHzであり、且つ、送受信方式が非送信ダイバーシチである場合を想定する。
この場合、図11の(A)に例示するように、上記通信リンクにおいて、中継装置20がRE30又はREC10から受信するDBB信号の先頭の25%の部分DB21のみが有効なデータである。上記通信リンクにおいて、中継装置20がRE30又はREC10から受信するDBB信号の他の部分(換言すると、残余の部分)DB22〜DB24は、所定のダミーデータである。
そこで、図11の(B)に例示するように、接続先のRE30又はREC10からDBB信号を受信した場合、中継装置20−jは、削減処理において、DBB信号の先頭の25%の部分DB21を選択する。そして、中継装置20−jは、選択した部分DB21のみを他の中継装置20−m又は20−nへ送信する。
更に、図11の(C)に例示するように、接続先のRE30又はREC10へDBB信号を送信する場合、中継装置20−jは、補填処理において、付加DBB信号DB25〜DB27を決定する。更に、中継装置20−jは、補填処理において、他の中継装置20−m又は20−nから受信したDBB信号DB21に、決定した付加DBB信号DB25〜DB27を付加する。そして、中継装置20−jは、補填処理において、付加後のDBB信号DB21及びDB25〜DB27を接続先のRE30又はREC10へ送信する。本例では、付加DBB信号DB25〜DB27は、図11の(A)におけるダミーデータDB22〜DB24と同じである。
次に、ある通信リンクを形成するRE30に対して設定されたセル設定情報において、システム帯域幅が20MHzであり、且つ、送受信方式が送信ダイバーシチである場合を想定する。
この場合、図12の(A)に例示するように、上記通信リンクにおいて、中継装置20がRE30又はREC10から受信するDBB信号の全体DB31及びDB32が有効なデータである。
更に、送受信方式が送信ダイバーシチである場合、有効なデータのうちの前半DB31と有効なデータのうちの後半DB32とは一致する。例えば、有効なデータのうちの前半DB31は、第1のアンテナに対するデータであり、有効なデータのうちの後半DB32は、第2のアンテナに対するデータである。
そこで、図12の(B)に例示するように、接続先のRE30又はREC10からDBB信号を受信した場合、中継装置20−jは、削減処理において、DBB信号の先頭の50%の部分DB31を選択する。そして、中継装置20−jは、選択した部分DB31のみを他の中継装置20−m又は20−nへ送信する。
更に、図12の(C)に例示するように、接続先のRE30又はREC10へDBB信号を送信する場合、中継装置20−jは、補填処理において、付加DBB信号DB33を決定する。更に、中継装置20−jは、補填処理において、他の中継装置20−m又は20−nから受信したDBB信号DB31に、決定した付加DBB信号DB33を付加する。そして、中継装置20−jは、補填処理において、付加後のDBB信号DB31及びDB33を接続先のRE30又はREC10へ送信する。
本例では、付加DBB信号DB33は、他の中継装置20−m又は20−nから受信されたDBB信号DB31と同じである。本例では、付加DBB信号DB33は、DBB信号DB31を複製することにより生成される。
次に、ある通信リンクを形成するRE30に対して設定されたセル設定情報において、システム帯域幅が20MHzであり、且つ、送受信方式が非送信ダイバーシチである場合を想定する。
この場合、図13の(A)に例示するように、上記通信リンクにおいて、中継装置20がRE30又はREC10から受信するDBB信号の全体DB41が有効なデータである。
そこで、図13の(B)に例示するように、接続先のRE30又はREC10からDBB信号を受信した場合、中継装置20−jは、削減処理において、DBB信号の全体DB41を選択する。そして、中継装置20−jは、選択したDBB信号の全体DB41を他の中継装置20−m又は20−nへ送信する。
更に、図13の(C)に例示するように、接続先のRE30又はREC10へDBB信号を送信する場合、中継装置20−jは、補填処理において、付加DBB信号の付加を行なわない。従って、中継装置20−jは、補填処理において、他の中継装置20−m又は20−nから受信したDBB信号DB41を接続先のRE30又はREC10へ送信する。
なお、削減処理及び補填処理は、送受信方式に基づかずに、システム帯域幅に基づいて実行されてもよい。この変形例における、削減処理及び補填処理について説明を加える。
ある通信リンクを形成するRE30に対して設定されたセル設定情報において、システム帯域幅が5MHzであり、且つ、送受信方式が送信ダイバーシチである場合を想定する。
この場合、図14の(A)に例示するように、上記通信リンクにおいて、中継装置20がRE30又はREC10から受信するDBB信号の先頭の25%の部分DB11及びDB12のみが有効なデータである。上記通信リンクにおいて、中継装置20がRE30又はREC10から受信するDBB信号の他の部分(換言すると、残余の部分)DB13〜DB15は、所定のダミーデータである。更に、送受信方式が送信ダイバーシチであるから、有効なデータのうちの前半DB11と有効なデータのうちの後半DB12とは一致する。
この変形例においては、図14の(B)に例示するように、接続先のRE30又はREC10からDBB信号を受信した場合、中継装置20−jは、削減処理において、DBB信号の先頭の25%の部分DB11及びDB12を選択する。そして、中継装置20−jは、選択した部分DB11及びDB12のみを他の中継装置20−m又は20−nへ送信する。
更に、図14の(C)に例示するように、接続先のRE30又はREC10へDBB信号を送信する場合、中継装置20−jは、補填処理において、付加DBB信号DB17〜DB19を決定する。更に、中継装置20−jは、補填処理において、他の中継装置20−m又は20−nから受信したDBB信号DB11及びDB12に、決定した付加DBB信号DB17〜DB19を付加する。そして、中継装置20−jは、補填処理において、付加後のDBB信号DB11,DB12及びDB17〜DB19を接続先のRE30又はREC10へ送信する。本例では、付加DBB信号DB17〜DB19は、図14の(A)におけるダミーデータDB13〜DB15と同じである。
中継装置インタフェース部201及び203、切替部202、及び、RE・RECインタフェース部207〜209は、プログラム可能な論理回路装置(例えば、PLD、又は、FPGA)によって機能が実現されてよい。制御部204は、CPU等の汎用プロセッサによって機能が実現されてよい。
なお、中継装置20間の制御信号の送受信は、所定の通信プロトコル(例えば、HDLC)に従って中継装置20間で通信リンクを確立し、確立された通信リンクを介して行なわれてもよい。
(動作)
無線通信システム1の動作について、図15乃至図21を参照しながら説明する。
中継装置20−6が備えるポートに新たにRE30−1が接続された場合を想定する。この場合、中継装置20−6は、新たにRE30−1が接続されたことを検出する(図15のステップS101、図16の(1))。
次いで、中継装置20−6は、図3に例示される接続変更通知を他の中継装置20−1〜20−5へ報知する(図16の(2))。これにより、中継装置20−1〜20−3のそれぞれは、接続変更通知を受信し、REC10−1〜10−3が接続された各ポートを経由して、接続変更通知をREC10−1〜10−3へそれぞれ送信する(図15のステップS102、図16の(3))。
これにより、REC10−1〜10−3のそれぞれは、ポート毎に接続変更通知を受信する。この場合、各REC10−1〜10−3は、ポート毎に、図17に例示する処理を実行する。
先ず、REC10−iは、接続変更通知を受信する(図17のステップS201)。次いで、REC10−iは、接続変更通知の受信に用いられたポートに対して通信リンクが既に確立されているか否かを判定する(図17のステップS202)。
通信リンクが既に確立されている場合、REC10−iは、「Yes」と判定し、接続変更応答を送信せずに、図17の処理を終了する。なお、REC10−iは、「Yes」と判定した場合、接続変更通知に対する否定的応答を示す接続変更応答を送信してもよい。
通信リンクが未だ確立されていない場合、REC10−iは、「No」と判定し、受信した接続変更通知からRE装置情報及びRE設置情報を取得する(図17のステップS203)。
次いで、REC10−iは、取得したRE設置情報と、運用セル情報と、に基づいて、RE設置情報に含まれる設置位置と対応する位置のセルからなるセル候補を抽出する(図17のステップS204)。そして、REC10−iは、抽出したセル候補のそれぞれに対してRE30を使用可能であるか否かを、セル候補の運用セル情報と、RE装置情報と、に基づいて判定する(図17のステップS205)。
次いで、REC10−iは、RE30を使用可能であると判定されたセル候補が存在するか否かを判定する(図17のステップS206)。
RE30を使用可能であると判定されたセル候補が存在しない場合、REC10−iは、「No」と判定し、接続変更応答を送信せずに、図17の処理を終了する。なお、REC10−iは、「No」と判定した場合に、接続変更通知に対する否定的応答を示す接続変更応答を送信しても良い。
RE30を使用可能であると判定されたセル候補が存在する場合、REC10−iは、「Yes」と判定し、接続変更応答を接続先の中継装置20へ送信する(図17のステップS207)。そして、REC10−iは、RE30を使用可能であると判定されたセル候補の運用セル情報を保持する(図17のステップS208)。次いで、REC10−iは、図17の処理を終了する。
本例では、REC10−3が、中継装置20−3においてPID#3により識別されるポートを経由して、接続変更応答を中継装置20−3へ送信する場合を想定する。更に、本例では、REC10−2が、中継装置20−2においてPID#2により識別されるポートを経由して、接続変更応答を中継装置20−2へ送信する場合を想定する。
上記仮定に従えば、中継装置20−2は、図18に例示される接続変更応答に含まれる送信先装置IDにより識別される中継装置20が中継装置20−2であるか否かを判定する。そして、送信先装置IDにより識別される中継装置20が中継装置20−2でないため、中継装置20−2は、図18に例示される接続変更応答を中継装置20−1へ送信する。同様に、中継装置20−1は、図18に例示される接続変更応答を中継装置20−6へ送信する(図15のステップS103、図16の(4))。
更に、中継装置20−3は、図4に例示される接続変更応答に含まれる送信先装置IDにより識別される中継装置20が中継装置20−3であるか否かを判定する。そして、送信先装置IDにより識別される中継装置20が中継装置20−3でないため、中継装置20−3は、図4に例示される接続変更応答を中継装置20−2へ送信する。同様に、中継装置20−2は、図4に例示される接続変更応答を中継装置20−1へ送信する。同様に、中継装置20−1は、図4に例示される接続変更応答を中継装置20−6へ送信する(図15のステップS104、図16の(4))。
これにより、中継装置20−6は、2つの接続変更応答を受信する。そして、中継装置20−6は、受信した接続変更応答の中から1つの接続変更応答を選択することにより、RE30−1の通信先のREC10及びポートを決定する(図15のステップS105、図16の(5))。
本例では、中継装置20−6は、RE30−1の通信先のREC10及びポートとして、REC10−3、及び、中継装置20−3においてPID#3により識別されるポートを決定する場合を想定する。
上記仮定に従えば、中継装置20−6は、図5に例示される接続変更指示を、中継装置20−1及び20−2を経由して、中継装置20−3へ送信する。これにより、中継装置20−1〜20−3のそれぞれは、接続変更指示を受信する。中継装置20−6及び20−1〜20−3のそれぞれは、接続変更指示に含まれる情報に基づいて、記憶部206が記憶する接続情報を更新する。
そして、中継装置20−3は、受信した接続変更指示に含まれるRECポートIDにより識別されるポートを経由して、REC10−3へ接続変更指示を送信する(図15のステップS106、図16の(6))。これにより、REC10−3は、接続変更指示を受信する。この場合、REC10−3は、図19に例示する処理を実行する。
先ず、REC10−3は、接続変更指示を受信する(図19のステップS301)。次いで、REC10−3は、接続変更指示からRECポートIDを取得する(図19のステップS302)。そして、REC10−3は、保持されている運用セル情報に基づいて、図6に例示されるセル設定情報を設定する(図15のステップS107、図16の(7)、図19のステップS303)。
次いで、REC10−3は、接続変更指示の受信に用いられたポートを経由して、設定されたセル設定情報を含むセル設定通知を接続先の中継装置20−3へ送信する(図19のステップS304)。そして、中継装置20−3は、セル設定通知を中継装置20−6へ送信する(図15のステップS108)。これにより、中継装置20−6は、セル設定通知を受信する。
中継装置20−3及び20−6のそれぞれは、セル設定通知に含まれるセル設定情報に基づいて、記憶部206が記憶するセル情報を更新する。そして、中継装置20−6は、セル設定通知に含まれるREポートIDにより識別されるポートを経由して、RE30−1へセル設定情報を送信する。これにより、RE30−1は、セル設定情報を受信し、受信したセル設定情報を保持する。
そして、REC10−3は、新たに確立された通信リンクを介して、設定されたセル設定情報に従って、REC10−3とRE30−1との間でユーザデータを送受信する(図15のステップS109)。この通信リンクは、中継装置20−3においてPID#3により識別されるポートと、中継装置20−6においてPID#1により識別されるポートと、を結ぶ。
下りリンクのユーザデータ(RE30−1からUE50へ送信されるユーザデータ)の送受信において、ユーザデータを表すDBB信号に対して、中継装置20−3が削減処理を実行するとともに、中継装置20−6が補填処理を実行する。
上りリンクのユーザデータ(UE50からRE30−1へ送信されたユーザデータ)の送受信において、ユーザデータを表すDBB信号に対して、中継装置20−6が削減処理を実行するとともに、中継装置20−3が補填処理を実行する。
次に、中継装置20−2においてPID#2により識別されるポートとRE30−1との間に通信リンクが確立されている場合において、その通信リンクに対して、REC10−2の負荷に関する条件が満足された場合を想定する。この場合、REC10−2は、上記ポートを経由して、接続変更依頼を中継装置20−2へ送信する。
中継装置20−2は、受信した接続変更依頼に、送信元装置IDと、送信先装置IDと、信号IDと、REポートIDと、RECポートIDと、を追加し、図9に例示される、追加後の接続変更依頼を上記通信リンクを形成するRE30−1が接続された中継装置20−6へ送信する(図20のステップS401、図21の(1))。
次いで、中継装置20−6は、接続変更依頼を受信した場合、図3に例示される接続変更通知を生成し、生成した接続変更通知を中継装置20−1〜20−5へ送信する(図21の(2))。なお、接続変更通知の中継装置20−1〜20−5への送信は、接続変更通知の報知と表されてもよい。これにより、中継装置20−1〜20−3のそれぞれは、接続変更通知を受信し、REC10−1〜10−3が接続された各ポートを経由して、接続変更通知をREC10−1〜10−3へそれぞれ送信する(図20のステップS402、図21の(3))。
これにより、REC10−1〜10−3のそれぞれは、ポート毎に接続変更通知を受信する。この場合、各REC10−1〜10−3は、ポート毎に、図17に例示する処理を実行する。
本例では、REC10−3が、中継装置20−3においてPID#3により識別されるポートを経由して、接続変更応答を中継装置20−3へ送信する場合を想定する。
上記仮定に従えば、中継装置20−3は、図4に例示される接続変更応答を生成し、生成した接続変更応答を中継装置20−6へ送信する(図20のステップS403、図21の(4))。
これにより、中継装置20−6は、接続変更応答を受信する。そして、中継装置20−6は、受信した接続変更応答に含まれる情報に基づいて、RE30−1の通信先のREC10及びポートを決定する(図20のステップS404、図21の(5))。
本例では、中継装置20−6は、RE30−1の通信先のREC10及びポートとして、REC10−3、及び、中継装置20−3においてPID#3により識別されるポートを決定する。従って、中継装置20−6は、図5に例示される接続変更指示を生成し、生成した接続変更指示を、中継装置20−1及び20−2を経由して、中継装置20−3へ送信する。これにより、中継装置20−1〜20−3のそれぞれは、接続変更指示を受信する。中継装置20−6及び20−1〜20−3のそれぞれは、接続変更指示に含まれる情報に基づいて、記憶部206が記憶する接続情報を更新する。
そして、中継装置20−3は、受信した接続変更指示に含まれるRECポートIDにより識別されるポートを経由して、REC10−3へ接続変更指示を送信する(図20のステップS405、図21の(6))。
更に、中継装置20−6は、接続解除指示を生成し、生成した接続解除指示を、中継装置20−1を経由して、接続変更依頼の送信元であるREC10−2が接続された中継装置20−2へ送信する。これにより、中継装置20−1及び20−2のそれぞれは、接続解除指示を受信する。中継装置20−6,20−1及び20−2のそれぞれは、接続解除指示に含まれる情報に基づいて、記憶部206が記憶する接続情報を更新する。
そして、中継装置20−2は、受信した接続解除指示に含まれるRECポートIDにより識別されるポートを経由して、REC10−2へ接続解除指示を送信する(図20のステップS406、図21の(6))。これにより、REC10−2は、接続解除指示を受信する。そして、REC10−2は、セル設定情報の設定を解除する。
REC10−3は、接続変更指示を受信する。この場合、REC10−3は、図19に例示する処理を実行し、保持されている運用セル情報に基づいて、図6に例示されるセル設定情報を設定する(図20のステップS407、図21の(7))。
次いで、REC10−3は、中継装置20−3を経由して、セル設定通知を中継装置20−6へ送信する(図20のステップS408)。これにより、中継装置20−6は、セル設定通知を受信する。
中継装置20−3及び20−6のそれぞれは、セル設定通知に含まれるセル設定情報に基づいて、記憶部206が記憶するセル情報を更新する。そして、中継装置20−6は、セル設定通知に含まれるREポートIDにより識別されるポートを経由して、RE30−1へセル設定情報を送信する。これにより、RE30−1は、セル設定情報を受信し、受信したセル設定情報を保持する。
そして、REC10−3は、新たに確立された通信リンクを介して、設定されたセル設定情報に従って、REC10−3とRE30−1との間でユーザデータを送受信する(図20のステップS409)。
以上、説明したように、第1実施形態に係る中継装置20−jは、RE30に関する情報を複数のREC10へ送信し、複数のREC10からの当該情報に対する応答に基づいて、複数のREC10のうちの1つを選択する。そして、中継装置20−jは、RE30と選択したREC10との間の通信リンクを確立する。
これによれば、RE30と、当該RE30に適したREC10と、の間の通信リンクを確立できる。また、RE30及びREC10の利用効率を高めることができる。また、REC10の負荷を低減できる。
また、RE30とREC10との間の通信リンクの新たな確立が要求された場合に、その通信リンクにおける通信先となるREC10を適切に決定することができる。
第1実施形態に係る中継装置20−jは、REC10及びRE30の間の通信リンクが確立される場合にREC10により設定される、RE30とUE50との間の無線リンクに関する情報を記憶する。中継装置20−jは、無線リンクに関する情報に基づいて、通信リンクにおける中継装置20間の伝送レートを制御する。
これによれば、新たに確立される通信リンクにおける中継装置20間の伝送レートを適切に制御できる。従って、既存の通信リンクにおける伝送レートの低下を抑制しながら、新たな通信リンクを確立できる。このように、新たな通信リンクを確立しやすくすることができる。
無線リンクに関する情報に応じて、中継装置20間で伝送されるデータの一部の伝送を省略できることがある。例えば、システム帯域幅が所定の上限よりも小さい場合、RE30又はREC10が中継装置20−jへ送信するデータのうちの一部のデータのみが有効なデータ(例えば、ユーザデータ)であり、且つ、他の部分は、所定のダミーデータである。また、例えば、送信ダイバーシチを行なう送受信方式が用いられる場合、RE30又はREC10が中継装置20−jへ送信するデータのうちの一部のデータのみが有効なデータであり、且つ、他の部分は、その有効なデータと重複するデータを含む。データの重複は、データの一致と表されてよい。
従って、中継装置20間で伝送されるデータのうちの、有効なデータと異なるデータの伝送を省略できることがある。
第1実施形態に係る中継装置20−jにおいて、中継装置20間の伝送レートの制御は、通信リンクにおいて、RE30又はREC10からデータを受信し、無線リンクに関する情報に基づいて、受信したデータの中から一部のデータを選択することを含む。更に、上記制御は、通信リンクにおいて、選択したデータを他の中継装置20−m又は20−nへ送信することを含む。
これによれば、中継装置20−jは、RE30又はREC10から受信したデータのうちの、有効なデータと異なる部分のデータの送信を省略する。これにより、新たに確立される通信リンクにおける中継装置20間の伝送レートを低減できる。従って、既存の通信リンクにおける伝送レートの低下を抑制しながら、新たな通信リンクを確立できる。このように、新たな通信リンクを確立しやすくすることができる。
第1実施形態に係る中継装置20−jは、通信リンクにおいて、他の中継装置20−m又は20−nからデータを受信し、無線リンクに関する情報に基づいて付加データを決定する。更に、中継装置20−jは、通信リンクにおいて、受信したデータに、決定した付加データが付加されたデータをRE30又はREC10へ送信する。
これによれば、他の中継装置20−m又は20−nから受信したデータに、当該他の中継装置20−m又は20−nが送信を省略したデータが付加されたデータをRE30又はREC10へ送信できる。これにより、RE30は、当該RE30とともに通信リンクを形成するREC10が送信したデータと同一のデータを受信できる。また、REC10は、当該REC10とともに通信リンクを形成するRE30が送信したデータと同一のデータを受信できる。
第1実施形態に係る中継装置20−jにおいて、無線リンクに関する情報は、RE30からREC10へ送信された情報に基づいてREC10により設定される。RE装置情報及びRE設置情報は、RE30からREC10へ送信された情報の一例である。
これによれば、REC10は、通信リンクの通信先として、いずれのRE30が選択された場合であっても、RE30により送信された情報に応じて、無線リンクに関する情報を適切に設定することができる。この結果、RE30とUE50との間の無線通信を適切に行なうことができる。
第1実施形態に係る中継装置20−jは、RE30とREC10との間の通信リンクの新たな確立を要求する接続変更通知を、RE30と複数の中継装置20を介して接続された少なくとも1つのREC10のそれぞれに送信する。更に、中継装置20−jは、接続変更通知に応じてREC10から送信された接続変更応答を受信する。加えて、中継装置20−jは、受信した接続変更応答に基づいて、通信リンクにおける通信先となるREC10を決定する。更に、中継装置20−jは、決定したREC10に、通信リンクの確立を指示する接続変更指示を送信する。
これによれば、RE30とREC10との間の通信リンクの新たな確立が要求された場合に、その通信リンクにおける通信先となるREC10を適切に決定することができる。
第1実施形態に係る中継装置20−jは、RE30が中継装置20−jに新たに接続されたことを検出し、接続の検出に応じて、接続変更通知の送信を行なう。
これによれば、RE30が中継装置20−jに新たに接続された場合に、RE30とREC10との間の通信リンクの新たな確立を迅速に実行できる。
第1実施形態に係る中継装置20−jは、通信リンクにおける通信先の変更を要求する接続変更依頼をREC10から受信し、接続変更依頼の受信に応じて、接続変更通知の送信を行なう。
これによれば、通信リンクにおける通信先の変更が要求された場合に、RE30とREC10との間の通信リンクの新たな確立を迅速に実行できる。
第1実施形態に係る中継装置20−jは、接続変更依頼の受信に応じて、接続変更依頼の送信元であるREC10へ、通信リンクの解除を指示する接続解除指示を送信する。
これによれば、通信リンクにおける通信先の変更が要求された場合に、その通信リンクの解除を迅速に実行できる。
ところで、上記実施形態においては、上りリンク及び下りリンクの両方において削除処理及び補填処理を実行するが、上りリンク及び下りリンクの一方のみにおいて削除処理及び補填処理を実行してもよい。
なお、図22に例示するように、複数の中継装置20は、スター状に接続されていてもよい。また、複数の中継装置20は、リング状及びスター状と異なる形状(例えば、メッシュ状)のネットワーク・トポロジーを有するように接続されていてもよい。
1 無線通信システム
10 REC
101 交換局インタフェース部
102 交換局プロトコル処理部
103 制御部
104 基地局インタフェース部
105 基地局プロトコル処理部
106 無線プロトコル処理部
107 変調部
108 無線インタフェース部
109 REインタフェース部
110 復調部
20 中継装置
201,203 中継装置インタフェース部
202 切替部
204 制御部
206 記憶部
207〜209 RE・RECインタフェース部
30 RE
301 制御部
302 送信部
303 増幅器
304 BPF
305 送信アンテナ
306 受信アンテナ
307 増幅器
308 受信部
40 交換局
50 UE
NW 通信網

Claims (17)

  1. 無線装置が接続されるとともに、複数の中継装置を介して複数の無線制御装置と接続された中継装置であって、
    前記無線装置に関する情報を前記複数の無線制御装置へ送信し、前記複数の無線制御装置からの前記情報に対する応答に基づいて、前記複数の無線制御装置のうちの1つを選択し、前記無線装置と前記選択した無線制御装置との間の通信リンクを確立する、中継装置。
  2. 請求項1に記載の中継装置であって、
    前記無線制御装置は、ベースバンド処理を行ない、
    前記無線装置は、前記無線制御装置からの信号に基づいて無線信号を増幅する増幅器を有し、前記増幅された無線信号をアンテナから送信する、中継装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の中継装置であって、
    前記無線装置と前記無線制御装置との間に通信リンクが確立される場合に前記無線制御装置により設定される、前記無線装置と無線機器との間の無線リンクに関する情報を記憶する記憶部と、
    前記無線リンクに関する情報に基づいて、前記通信リンクにおける中継装置間の伝送レートを制御する制御部と、
    を備える、中継装置。
  4. 請求項3に記載の中継装置であって、
    前記伝送レートの前記制御は、
    前記通信リンクにおいて、前記無線制御装置又は前記無線装置からデータを受信し、
    前記無線リンクに関する情報に基づいて、前記受信したデータの中から一部のデータを選択し、
    前記通信リンクにおいて、前記選択したデータを前記複数の中継装置のうちの他の中継装置へ送信する、
    ことを含む、中継装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の中継装置であって、
    前記伝送レートの前記制御は、
    前記通信リンクにおいて、前記複数の中継装置のうちの他の中継装置からデータを受信し、
    前記無線リンクに関する情報に基づいて付加データを決定し、
    前記通信リンクにおいて、前記受信したデータに、前記決定した付加データが付加されたデータを前記無線制御装置又は前記無線装置へ送信する、
    ことを含む、中継装置。
  6. 請求項3乃至請求項5のいずれか一項に記載の中継装置であって、
    前記無線リンクに関する情報は、システム帯域幅、及び、無線信号の送受信方式の少なくとも1つを含む、中継装置。
  7. 請求項3乃至請求項6のいずれか一項に記載の中継装置であって、
    前記無線リンクに関する情報は、前記無線装置から前記無線制御装置へ送信された情報に基づいて前記無線制御装置により設定される、中継装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の中継装置であって、
    前記無線装置が前記中継装置に新たに接続されたことを検出し、
    前記接続の前記検出に応じて、前記無線装置に関する情報の前記送信を行なう、中継装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の中継装置であって、
    前記無線制御装置により送信された、通信リンクにおける通信先の変更を要求する接続変更依頼を受信し、
    前記接続変更依頼の前記受信に応じて、前記無線装置に関する情報の前記送信を行なう、中継装置。
  10. 請求項9に記載の中継装置であって、
    前記接続変更依頼の前記受信に応じて、前記接続変更依頼の送信元である前記無線制御装置へ、前記通信リンクの解除を指示する接続解除指示を送信する、中継装置。
  11. 通信システムであって、
    無線装置と、
    複数の無線制御装置と、
    前記無線装置及び前記複数の無線制御装置が接続された複数の中継装置と、
    を備え、
    前記複数の中継装置のうちの、前記無線装置が接続されるとともに、他の複数の中継装置を介して前記複数の無線制御装置と接続された第1の中継装置は、前記無線装置に関する情報を前記他の複数の中継装置へ送信し、
    前記他の複数の中継装置は、前記無線装置に関する情報を前記複数の無線制御装置へ送信し、前記複数の無線制御装置からの前記無線装置に関する情報に対する応答を前記第1の中継装置へ送信し、
    前記第1の中継装置は、前記他の複数の中継装置からの前記応答に基づいて、前記複数の無線制御装置のうちの1つを選択し、前記無線装置と前記選択した無線制御装置との間の通信リンクを確立する、通信システム。
  12. 請求項11に記載の通信システムであって、
    前記第1の中継装置及び前記他の複数の中継装置のうちの前記選択された無線制御装置が接続された第2の中継装置のそれぞれは、前記通信リンクが確立される場合に前記無線制御装置により設定される、前記無線装置と無線機器との間の無線リンクに関する情報を記憶する記憶部を備え、
    前記第1の中継装置は、前記通信リンクにおいて、前記無線装置からデータを受信し、前記無線リンクに関する情報に基づいて、前記受信したデータの中から一部のデータを選択し、前記通信リンクにおいて、前記選択したデータを前記複数の中継装置のうちの他の中継装置へ送信する第1の制御部を備え、
    前記第2の中継装置は、前記通信リンクにおいて、前記複数の中継装置のうちの他の中継装置からデータを受信し、前記無線リンクに関する情報に基づいて付加データを決定し、前記通信リンクにおいて、前記受信したデータに、前記決定した付加データが付加されたデータを前記無線制御装置へ送信する第2の制御部を備える、通信システム。
  13. 請求項12に記載の通信システムであって、
    前記無線リンクに関する情報は、システム帯域幅、及び、無線信号の送受信方式の少なくとも1つを含む、通信システム。
  14. 請求項12又は請求項13に記載の通信システムであって、
    前記無線リンクに関する情報は、前記無線装置から前記無線制御装置へ送信された情報に基づいて前記無線制御装置により設定される、通信システム。
  15. 請求項11乃至請求項14のいずれか一項に記載の通信システムであって、
    前記第1の中継装置は、
    前記無線装置が前記第1の中継装置に新たに接続されたことを検出し、
    前記接続の前記検出に応じて、前記無線装置に関する情報の前記送信を行なう、通信システム。
  16. 請求項11乃至請求項15のいずれか一項に記載の通信システムであって、
    前記第2の中継装置は、前記無線制御装置により送信された、通信リンクにおける通信先の変更を要求する接続変更依頼を受信し、前記接続変更依頼を前記第1の中継装置へ送信し、
    前記第1の中継装置は、前記接続変更依頼を通信装置から受信し、前記接続変更依頼の前記受信に応じて、前記無線装置に関する情報の前記送信を行なう、通信システム。
  17. 請求項16に記載の通信システムであって、
    前記第1の中継装置は、前記接続変更依頼の前記受信に応じて、前記接続変更依頼の送信元である前記無線制御装置へ、前記通信リンクの解除を指示する接続解除指示を送信する、通信システム。
JP2015046246A 2015-03-09 2015-03-09 中継装置、及び、通信システム Pending JP2016167696A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015046246A JP2016167696A (ja) 2015-03-09 2015-03-09 中継装置、及び、通信システム
US15/062,032 US10159013B2 (en) 2015-03-09 2016-03-04 Relay device, communication system and communication method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015046246A JP2016167696A (ja) 2015-03-09 2015-03-09 中継装置、及び、通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016167696A true JP2016167696A (ja) 2016-09-15

Family

ID=56886946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015046246A Pending JP2016167696A (ja) 2015-03-09 2015-03-09 中継装置、及び、通信システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10159013B2 (ja)
JP (1) JP2016167696A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111615219B (zh) * 2019-04-30 2022-02-22 维沃移动通信有限公司 一种pc5链路建立方法、设备及系统
KR102188743B1 (ko) * 2019-10-29 2020-12-08 주식회사 이노와이어리스 다 채널 압축 알고리즘을 이용한 mu 및 ru 간의 데이터 통신 방법 및 장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009188551A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Samsung Electronics Co Ltd 無線通信システム、無線通信装置、及び無線通信方法
JP2011049784A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Mitsubishi Electric Corp 無線通信システムおよび通信装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5146037B2 (ja) 2008-03-19 2013-02-20 富士通株式会社 無線制御装置、無線装置、および通信システム
JP2011114689A (ja) 2009-11-27 2011-06-09 Fujitsu Ltd 無線基地局装置
KR101633711B1 (ko) * 2010-05-10 2016-07-08 삼성전자주식회사 매크로 셀 내의 매크로 기지국, 소형 기지국 및 단말의 통신 방법
US9414409B2 (en) * 2012-02-06 2016-08-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for transmitting/receiving data on multiple carriers in mobile communication system
JP2014110574A (ja) 2012-12-04 2014-06-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光無線アクセスシステム
JP5978978B2 (ja) 2012-12-19 2016-08-24 富士通株式会社 基地局装置
EP3107325B1 (en) * 2014-02-14 2019-06-12 Nec Corporation Network control device, network control method, communication system, and program
JP6503452B2 (ja) * 2014-05-08 2019-04-17 ノキア ソリューションズ アンド ネットワークス オサケユキチュア クラウドベースのアクセスネットワーク

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009188551A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Samsung Electronics Co Ltd 無線通信システム、無線通信装置、及び無線通信方法
JP2011049784A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Mitsubishi Electric Corp 無線通信システムおよび通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
US10159013B2 (en) 2018-12-18
US20160269937A1 (en) 2016-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6265137B2 (ja) 通信制御装置、通信制御方法、プログラム及び端末装置
US11197180B2 (en) Terminal apparatus, method, and recording medium
US20190349950A1 (en) Base station and terminal device
WO2016181547A1 (ja) 無線通信システム
US9775180B2 (en) Radio communication system
JP2009044598A (ja) 無線端末及び無線通信方法
WO2018155007A1 (ja) 端末装置、基地局、制御装置、方法及び記録媒体
US20110223914A1 (en) Radio base station apparatus, radio communicating method in radio base station apparatus, and radio communication program
US20180192458A1 (en) Radio terminal, d2d communication control apparatus, base station, preliminary relay radio terminal selection method, non-transitory computer readable medium
WO2020031645A1 (ja) 通信装置、通信方法及び記録媒体
JP2016116205A (ja) 位置情報管理装置、移動機、無線通信システム
JP7388430B2 (ja) 基地局装置、端末装置、無線通信システム及び接続変更方法
WO2014109082A1 (ja) 上位基地局、下位基地局、および無線通信システム
JP2016167696A (ja) 中継装置、及び、通信システム
JP2020077973A (ja) 中継装置、中継方法及び中継プログラム
JP2012249317A (ja) 無線通信システム、移動局および無線通信方法
WO2017154486A1 (ja) 通信装置
JP6347216B2 (ja) 無線通信端末、無線通信端末の制御方法、及び、プログラム
KR102438410B1 (ko) 네트워크 제어 단말 및 네트워크 노드를 위한 전자 디바이스 및 방법
JP5576432B2 (ja) システム及び機器
JP5432278B2 (ja) 無線通信システム、高電力基地局、低電力基地局、無線端末及び無線通信方法
CN104982069B (zh) Ue中继设备的驻留处理方法及设备
JP2014116701A (ja) 通信システム、無線通信装置および通信制御方法
JP2019161385A (ja) 無線通信端末、無線通信方法、無線通信プログラムおよび無線通信システム
JP2018033186A (ja) 端末装置、基地局装置、使用アーキテクチャ決定方法、及びコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180919

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190409