JP2020077973A - 中継装置、中継方法及び中継プログラム - Google Patents

中継装置、中継方法及び中継プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】上り信号及び下り信号を転送するときに、送信者情報及び宛先情報を適切に設定し、下りの同報配信や上りの信号合成を可能にする中継装置、中継方法及び中継プログラムを提供する。【解決手段】中継装置10は、変換先となるヘッダ情報を記憶する情報記憶部40と、無線制御装置から受信した下り信号をヘッダとペイロードに分離する下り信号分離部21と、下り信号のペイロードを宛先となる複数の無線装置と同じ数だけ複製する信号複製部23と、情報記憶部が記憶するヘッダ情報に基づいて、下り信号のヘッダを宛先となる無線装置ごとに変換する下り信号ヘッダ情報変換部22と、信号複製部が複製した下り信号のペイロードそれぞれに対し、下り信号ヘッダ情報変換部が変換したヘッダを付加し、それぞれ対応する無線装置へ転送する信号付加振分部24とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、中継装置、中継方法及び中継プログラムに関する。
移動通信システムなどの無線通信システムでは、複数の無線装置を1つのセル(サービスエリア)として1つの無線制御装置により制御する分散アンテナシステムの適用が進められている。例えば図8に示すように、無線制御装置と複数の無線装置の間にFHM(Fronthaul Multiplexer)と呼ばれる中継装置が設置される(例えば非特許文献1参照)。
図8に示した、中継装置1は、分散アンテナシステムにおいて、端末と無線通信する複数の無線装置(例えば無線装置A及び無線装置B)と、これらの複数の無線装置を制御する無線制御装置(例えば無線制御装置S)とを中継する。中継装置1は、信号複製部2及び信号合成部3を有する。信号複製部2は、無線制御装置Sから送信された下り信号を複製し、複製した信号を各無線装置へ転送する。信号合成部3は、無線装置から送信された上り信号を合成して無線制御装置へ送信する。
無線制御装置と無線装置の間のリンクでは、CPRI(Common Public Radio Interface)と呼ばれるインタフェースの信号がやり取りされている。中継装置の信号複製部は、CPRIの下りリンク信号を無線装置の数だけ複製して各無線装置に分配する。中継装置の信号合成部は、各無線装置から受信したCPRIの上り信号の合成を行う。このような機能を備えた中継装置が配置されることにより、1つの無線制御装置によって複数の無線装置からなるセルを構築することができる。
分散アンテナシステムには、CPRI信号を分配/合成する中継装置を用いるもののほかに、無線信号の処理を全て終えて生成されたRF(Radio Frequency)信号を分配/合成する中継装置を用いるものもある。
一方、将来の移動通信システムに向けて、無線信号波形のIQデータを量子化して伝送するCPRI信号による無線制御装置−無線装置間の伝送データ量の増大が課題となっている。そこで、無線制御装置と無線装置の機能分割を再定義することによって伝送データ量を削減することが検討されている(例えば非特許文献2参照)。
機能分割再定義における分割点には、複数の候補が存在する。非特許文献2によれば、例えばLLS(Lower Layer Split)では、PHY(Physical)層の上位までを無線制御装置が保持し、PHY層の下位からは無線装置が保持する。また、HLS(Higher Layer Split)では、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)層までを無線制御装置が保持し、RLC(Radio Link Control)層の下位からは無線装置が保持する。
一方、従来のCPRI分割点では、PHY層までを無線制御装置が保持し、無線装置はRF機能部のみを保持する。ここで、従来のCPRIとは異なり、HLSやLLSでは、送信者・宛先情報をヘッダに加えた形式で、信号が伝送されることが想定されている。
例えば、LLSでは、無線制御装置と無線装置との間は、eCPRI(Enhanced Common Public Radio Interface)で信号がやり取りされるが、プロトコルとしてUDP/IPやEthernet等が用いられる。またHLSでも、プロトコルとしてUDP/IPが含まれる。
藤井昌宏、外3名、「NTT DOCOMO テクニカル・ジャーナル Vol.24 No.2 3.5GHz帯TD−LTE導入に向けた基地局装置の開発」、一般社団法人 電気通信協会、2016年7月、p.8−13 ウメシュ アニール、外4名、「NTT DOCOMO テクニカル・ジャーナル Vol.25 No.3 5G無線アクセスネットワーク標準化動向」、一般社団法人 電気通信協会、2017年10月、p.33−43
従来の分散アンテナシステムの中継装置では、下り信号を分配するときに、転送先である無線装置ごとにヘッダの宛先情報を変更することができなかった。このため、無線装置が正しい受信をすることができず、転送された信号を自分宛の信号ではないと判断して破棄してしまう可能性があった。
また、分散アンテナシステムの中継装置は、上り信号を合成して送信するときに、無線制御装置が認識可能な形式でヘッダ情報を付ける必要がある。しかし、従来の中継装置は、ヘッダとペイロードを区別しないために、各無線装置から受信する信号のヘッダ情報も合成してしまう。ここで、例えば無線装置Aと無線装置Bからの信号を合成する場合を考える。
無線装置Aからの信号のヘッダに含まれる送信者情報は無線装置Aを示し、無線装置Bからの信号のヘッダに含まれる送信者情報は無線装置Bを示す。これらの送信者情報に対して、ビットレベルで足し合わせるような合成方法がとられると、無線装置Aとも無線装置Bとも違う別の値が合成されるため、送信者情報が意味のある値ではなくなる。
また、これらの送信者情報に対して、どちらかを選択するような合成方法をとろうにも、無線制御装置がどの無線装置と通信を行っているか、すなわち、どちらの送信者情報であれば無線制御装置が無線装置を認識可能か分からず、中継装置が送信者情報を選択できない。
このように、従来は、中継装置が上り・下り信号を転送するときに、送信者情報及び宛先情報を適切に設定することができないという問題があった。
本発明は、上り信号及び下り信号を転送するときに、送信者情報及び宛先情報を適切に設定し、下りの同報配信や上りの信号合成を可能にする中継装置、中継方法及び中継プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様にかかる中継装置は、端末と無線通信する複数の無線装置と、前記無線装置を制御する1以上の無線制御装置とを中継する中継装置であって、変換先となるヘッダ情報を記憶する情報記憶部と、前記無線制御装置から受信した下り信号をヘッダとペイロードに分離する下り信号分離部と、前記下り信号のペイロードを宛先となる複数の前記無線装置と同じ数だけ複製する信号複製部と、前記情報記憶部が記憶するヘッダ情報に基づいて、前記下り信号のヘッダを宛先となる前記無線装置ごとに変換する下り信号ヘッダ情報変換部と、前記信号複製部が複製した前記下り信号のペイロードそれぞれに対し、前記下り信号ヘッダ情報変換部が変換したヘッダを付加し、それぞれ対応する前記無線装置へ転送する信号付加振分部と、複数の前記無線装置から受信した上り信号をそれぞれヘッダとペイロードに分離する上り信号分離部と、複数の前記上り信号のペイロードを宛先となる前記無線制御装置ごとに合成する信号合成部と、前記情報記憶部が記憶するヘッダ情報に基づいて、前記上り信号のヘッダを宛先となる前記無線制御装置ごとに変換する上り信号ヘッダ情報変換部と、前記信号合成部が合成した前記上り信号のペイロードに対し、前記上り信号ヘッダ情報変換部が変換したヘッダを付加し、対応する前記無線制御装置へ転送する信号付加部とを有することを特徴とする。
また、本発明の一態様にかかる中継装置は、前記無線装置が前記無線制御装置へ送信する信号、及び前記無線制御装置が前記無線装置へ送信する信号の少なくともいずれかに基づいて、前記情報記憶部が記憶するヘッダ情報を取得する情報取得部をさらに有していてもよい。
また、本発明の一態様にかかる中継装置は、前記情報取得部が、下り通信のヘッダ情報として、前記無線装置ごとに前記上り信号の宛先情報と送信者情報とを対応付けて前記情報記憶部に記憶させ、上り通信のヘッダ情報として、前記無線制御装置ごとに前記下り信号の宛先情報と送信者情報とを対応付けて前記情報記憶部に記憶させ、前記下り信号ヘッダ情報変換部が、前記情報記憶部が記憶する前記下り通信のヘッダ情報に基づいて、前記上り信号の送信者情報を用いて前記下り信号の宛先情報を変換し、前記上り信号ヘッダ情報変換部が、前記情報記憶部が記憶する前記上り通信のヘッダ情報に基づいて、前記下り信号の宛先情報を用いて前記上り信号の送信者情報を変換してもよい。
また、本発明の一態様にかかる中継装置は、前記情報取得部が、予め定められた方向性のある信号のヘッダ情報に基づいて、宛先及び送信者が前記無線制御装置及び前記無線装置のいずれであるかを識別する情報を取得してもよい。
また、本発明の一態様にかかる中継装置は、前記下り信号ヘッダ情報変換部が、宛先情報のみを変換し、前記上り信号ヘッダ情報変換部が、送信者情報のみを変換してもよい。
また、本発明の一態様にかかる中継装置は、前記下り信号ヘッダ情報変換部及び前記上り信号ヘッダ情報変換部が、いずれも宛先情報及び送信者情報を変換してもよい。
また、本発明の一態様にかかる中継方法は、端末と無線通信する複数の無線装置と、前記無線装置を制御する1以上の無線制御装置とを中継する中継方法であって、変換先となるヘッダ情報を情報記憶部が記憶する工程と、前記無線制御装置から受信した下り信号をヘッダとペイロードに分離する工程と、前記下り信号のペイロードを宛先となる複数の前記無線装置と同じ数だけ複製する工程と、前記情報記憶部が記憶するヘッダ情報に基づいて、前記下り信号のヘッダを宛先となる前記無線装置ごとに変換する工程と、複製した前記下り信号のペイロードそれぞれに対し、変換したヘッダを付加し、それぞれ対応する前記無線装置へ転送する工程と、複数の前記無線装置から受信した上り信号をそれぞれヘッダとペイロードに分離する工程と、複数の前記上り信号のペイロードを宛先となる前記無線制御装置ごとに合成する工程と、前記情報記憶部が記憶するヘッダ情報に基づいて、前記上り信号のヘッダを宛先となる前記無線制御装置ごとに変換する工程と、合成した前記上り信号のペイロードに対し、変換したヘッダを付加し、対応する前記無線制御装置へ転送する工程とを含むことを特徴とする。
また、本発明の一態様にかかる中継プログラムは、上述した中継装置の各部としてコンピュータを機能させる。
本発明は、上り信号及び下り信号を転送するときに、送信者情報及び宛先情報を適切に設定し、下りの同報配信や上りの信号合成を可能にすることができる。
一実施形態にかかる中継装置の構成例及びその周辺を示す図である。 分散アンテナシステムの下り通信における中継装置の機能を示す図である。 分散アンテナシステムの上り通信における中継装置の機能を示す図である。 情報記憶部が記憶する情報の具体例を示す図である。 他の実施形態にかかる中継装置の構成例及びその周辺を示す図である。 (a)は、ヘッダ情報変換部の変形例の構成及びその周辺を示す図である。(b)は、ヘッダ情報変換部の変形例の構成及びその周辺を示す図である。 図6(a),(b)に示された情報記憶部が記憶する情報の具体例を示す図である。 従来の中継装置の構成例及びその周辺を示す図である。
以下に、図面を用いて中継装置の一実施形態を説明する。図1は、一実施形態にかかる中継装置10の構成例及びその周辺を示す。図1に示した、中継装置10は、例えば分散アンテナシステムにおいて、端末と無線通信する複数の無線装置(例えば無線装置A及び無線装置B等)と、これらの複数の無線装置を制御する1以上の無線制御装置(例えば無線制御装置S)とを中継する。中継装置10は、例えば下り信号処理部20、上り信号処理部30及び情報記憶部40を有する。
下り信号処理部20は、信号分離部21、ヘッダ情報変換部22、信号複製部23及び信号付加振分部24を有する。
信号分離部21は、無線制御装置Sから受信した下り信号をヘッダとペイロードに分離して、ヘッダに含まれるヘッダ情報をヘッダ情報変換部22に対して出力し、ペイロードを信号複製部23に対して出力する下り信号分離部である。
ヘッダ情報変換部22は、情報記憶部40が記憶する変換先となるヘッダ情報等(図4を用いて後述)に基づいて、信号分離部21から入力したヘッダ情報を宛先となる無線装置ごとに送信可能な形に変換し、変換したヘッダ情報それぞれを信号付加振分部24に対して出力する下り信号ヘッダ情報変換部である。
信号複製部23は、信号分離部21から入力したペイロードを宛先となる複数の無線装置と同じ数だけ複製し、複製したペイロードそれぞれを信号付加振分部24に対して出力する。
信号付加振分部24は、信号複製部23が複製したペイロードそれぞれに対し、ヘッダ情報変換部22が変換したヘッダ情報をそれぞれ付加し、ヘッダ情報が付加されたペイロードそれぞれを対応するポートに振り分けることによって各無線装置に振り分けて転送する。
上り信号処理部30は、信号分離部31、ヘッダ情報変換部32、信号合成部33及び信号付加部34を有する。
信号分離部31は、各無線装置から受信した上り信号それぞれをヘッダとペイロードに分離して、ヘッダに含まれるヘッダ情報をヘッダ情報変換部32に対して出力し、ペイロードを信号合成部33に対して出力する上り信号分離部である。
ヘッダ情報変換部32は、情報記憶部40が記憶する変換先となるヘッダ情報等(図4を用いて後述)に基づいて、信号分離部31から入力したヘッダ情報を宛先となる無線制御装置ごとに送信可能な形に変換し、変換したヘッダ情報を信号付加部34に対して出力する上り信号ヘッダ情報変換部である。
信号合成部33は、信号分離部31から入力したペイロードを宛先となる無線制御装置ごとに合成し、合成したペイロードを信号付加部34に対して出力する。
信号付加部34は、信号合成部33が合成したペイロードに対し、ヘッダ情報変換部32が変換したヘッダ情報を付加し、ヘッダ情報が付加されたペイロードを対応するポートに出力して無線制御装置へ転送する。
図2は、分散アンテナシステムの下り通信における中継装置10の機能を示す。下り通信では、無線制御装置Sから送信された信号のヘッダ情報に含まれる宛先情報により、いずれかの無線装置に対応する値が指定される。ここでは、無線装置Aが宛先として設定されていると想定する。
中継装置10は、無線制御装置Sから信号を受信すると、受信した信号の宛先情報だけを無線装置ごとにそれぞれ変更して転送する。このため、無線装置A及び無線装置Bは、自身が宛先として設定された信号がそれぞれ送信されるため、信号を正しく受信することができる。
図3は、分散アンテナシステムの上り通信における中継装置10の機能を示す。ここでは、各無線装置から送信された信号のヘッダには、各無線装置がそれぞれ送信者として設定され、無線制御装置Sが宛先として設定されていると想定する。
中継装置10は、無線装置A及び無線装置Bから信号を受信すると、無線制御装置Sが通信相手として認識している例えば無線装置Aの送信者情報をヘッダに付加し、無線制御装置Sに対して送信する。このため、無線制御装置Sは、送信者情報を正しく認識することができ、信号を正しく受信することができる。
なお、無線制御装置Sが通信相手として認識している無線装置とは、例えば、下り通信において無線制御装置Sが信号を送信するときにヘッダ情報に含めることができる宛先情報によって特定される無線装置のいずれかである。
図1においては、中継装置10に接続されている全ての無線装置が1つの無線制御装置Sに帰属している分散アンテナシステムの構成例が示されているが、分散アンテナシステムは、本形態に限られない。例えば、分散アンテナシステムは、複数の無線制御装置(例えば無線制御装置S1,S2等)が配置され、中継装置10に接続されている複数の無線装置(例えば無線装置A,B,C等)が複数の無線制御装置のいずれかに帰属する構成であってもよい。
分散アンテナシステムに複数の無線制御装置が配置されている場合には、中継装置10の情報記憶部40(図1)は、複数の無線制御装置と、複数の無線装置との帰属関係も記憶する。
例えば、下り通信では、中継装置10がいずれかの無線制御装置から信号を受信すると、ヘッダ情報変換部22は、受信した信号に示された送信者情報を確認し、当該無線制御装置に帰属する無線装置のヘッダ情報だけを用意する。また、信号複製部23は、当該無線制御装置に帰属する無線装置の数だけ信号を複製する。そして、信号付加振分部24は、当該無線制御装置に帰属する無線装置に対してのみ信号を転送する。
また、上り通信では、中継装置10が複数の無線装置から信号を受信すると、信号合成部33は、情報記憶部40が記憶している情報(図4を用いて詳述)において同じ無線制御装置に帰属しているとされている無線装置の信号ごとに合成を行う。また、ヘッダ情報変換部32は、複数の無線装置が帰属している無線制御装置ごとに変換したヘッダを用意する。そして、信号付加部34は、無線制御装置ごとに信号を振り分けて送信する。つまり信号付加部34は、無線制御装置が1つの場合には、信号を対応するポートに出力するだけであるが、無線制御装置が2以上の場合には、信号付加振分部24と同様に、無線制御装置ごとに信号を振り分ける機能を有する。
図4は、情報記憶部40が記憶する情報の具体例を示す。情報記憶部40は、ヘッダ情報として、例えばIPアドレス及びMACアドレスを保持する。ここで、各無線装置のIPアドレス及びMACアドレスは、下り通信の宛先情報として保持されている。一方、下り通信における送信者情報としては、無線装置がそれぞれ帰属する無線制御装置のIPアドレス及びMACアドレスが保持されている。
すなわち、図4に示した例では、無線装置A及び無線装置Bが無線制御装置S1に帰属して通信し、無線装置Cが無線制御装置S2に帰属して通信する。
各無線制御装置のIPアドレス及びMACアドレスは、上り通信の宛先情報として保持されている。一方、上り通信における送信者情報としては、各無線制御装置が通信相手として認識している無線装置のいずれかのIPアドレス及びMACアドレスが保持されている。
すなわち、図4に示した例では、無線装置Aが無線制御装置S1の通信相手、無線装置Cが無線制御装置S2の通信相手として認識されている場合が示されている。ただし、図4に示した例は、一例であり、情報記憶部40が記憶する情報は図4に示した情報に限定されない。
次に、中継装置の他の実施形態について説明する。図5は、他の実施形態にかかる中継装置10aの構成例及びその周辺を示す。
図5に示した、中継装置10aは、例えば分散アンテナシステムにおいて、端末と無線通信する複数の無線装置(例えば無線装置A及び無線装置B等)と、これらの複数の無線装置を制御する1以上の無線制御装置(例えば無線制御装置S)とを中継する。中継装置10aは、例えば下り信号処理部20a、上り信号処理部30a、情報記憶部40a及び情報取得部42aを有する。
下り信号処理部20aは、信号分離部21a、ヘッダ情報変換部22a、信号複製部23a及び信号付加振分部24aを有する。
信号分離部21aは、無線制御装置Sから受信した下り信号をヘッダとペイロードに分離して、ヘッダに含まれるヘッダ情報をヘッダ情報変換部22aに対して出力し、ペイロードを信号複製部23aに対して出力する下り信号分離部である。また、信号分離部21aは、無線制御装置Sから受信した下り信号から、送信者情報(無線制御装置アドレス(a))及び宛先情報(無線装置アドレス(b))とを分離させ、分離させた送信者情報及び宛先情報を情報取得部42aに対して出力する。
ヘッダ情報変換部22aは、後述する情報記憶部40aが記憶する情報に基づいて、信号分離部21aから入力したヘッダ情報を宛先となる無線装置ごとに送信可能な形に変換し、変換したヘッダ情報それぞれを信号付加振分部24aに対して出力する下り信号ヘッダ情報変換部である。
信号複製部23aは、信号分離部21aから入力したペイロードを宛先となる複数の無線装置と同じ数だけ複製し、複製したペイロードそれぞれを信号付加振分部24aに対して出力する。
信号付加振分部24aは、信号複製部23aが複製したペイロードそれぞれに対し、ヘッダ情報変換部22aが変換したヘッダ情報をそれぞれ付加し、ヘッダ情報が付加されたペイロードそれぞれを対応するポートに振り分けることによって各無線装置に振り分けて転送する。
上り信号処理部30aは、信号分離部31a、ヘッダ情報変換部32a、信号合成部33a及び信号付加部34aを有する。
信号分離部31aは、各無線装置から受信した上り信号それぞれをヘッダとペイロードに分離して、ヘッダに含まれるヘッダ情報をヘッダ情報変換部32aに対して出力し、ペイロードを信号合成部33aに対して出力する上り信号分離部である。また、信号分離部31aは、各無線装置から受信した上り信号それぞれから、送信者情報(無線装置アドレス(c))及び宛先情報(無線制御装置アドレス(d))とを分離させ、分離させた送信者情報及び宛先情報を情報取得部42aに対して出力する。
ヘッダ情報変換部32aは、後述する情報記憶部40aが記憶する情報に基づいて、信号分離部31aから入力したヘッダ情報を宛先となる無線制御装置ごとに送信可能な形に変換し、変換したヘッダ情報を信号付加部34aに対して出力する上り信号ヘッダ情報変換部である。
信号合成部33aは、信号分離部31aから入力したペイロードを宛先となる無線制御装置ことに合成し、合成したペイロードを信号付加部34aに対して出力する。
信号付加部34aは、信号合成部33aが合成したペイロードに対し、ヘッダ情報変換部32aが変換したヘッダ情報を付加し、ヘッダ情報が付加されたペイロードを対応するポートに出力して無線制御装置へ転送する。
情報取得部42aは、例えば、信号分離部21aから下り信号の送信者情報(無線制御装置アドレス(a))及び宛先情報(無線装置アドレス(b))を無線制御装置ごとに取得し、信号分離部31aから上り信号の送信者情報(無線装置アドレス(c))及び宛先情報(無線制御装置アドレス(d))を無線装置ごとに取得する。そして、情報取得部42aは、取得した送信者情報((a),(c))及び宛先情報((b),(d))を情報記憶部40aに記憶させる。
ここで、無線装置アドレス(b)は、無線制御装置アドレス(a)の無線制御装置が通信相手として認識している無線装置を示す情報である。また、無線制御装置アドレス(d)は、無線装置アドレス(c)の無線装置が帰属する無線制御装置を示す情報である。
また、無線制御装置が複数ある場合には、下り信号に、無線制御装置ごとに異なる宛先情報(無線装置アドレス(b))が設定される。すなわち、情報取得部42aは、下り信号の送信者情報(無線制御装置アドレス(a))及び宛先情報(無線装置アドレス(b))を同時に確認し、上り通信のヘッダ情報として、宛先情報となる無線制御装置アドレス(a)ごとに、当該無線制御装置が通信相手として認識している無線装置の無線装置アドレス(b)を情報記憶部40aに記憶させる。
また、無線制御装置が複数ある場合には、上り信号に、無線装置が帰属する無線制御装置ごとに異なる宛先情報(無線制御装置アドレス(d))が設定される。すなわち、情報取得部42aは、上り信号の送信者情報(無線装置アドレス(c))及び宛先情報(無線制御装置アドレス(d))を同時に確認し、下り通信のヘッダ情報として、宛先情報となる無線装置アドレス(c)ごとに、当該無線装置が帰属する無線制御装置の無線制御装置アドレス(d)を情報記憶部40aに記憶させる。
従って、上り通信では、ヘッダ情報変換部32aは、情報記憶部40aに記憶された上り通信のヘッダ情報において、上り信号の宛先情報である無線制御装置アドレス(a)に対応付けて記憶されている無線装置アドレス(b)を用いて送信者情報を変換すればよい。また、下り通信では、ヘッダ情報変換部22aは、情報記憶部40aに記憶された下り通信のヘッダ情報において、下り信号の送信者情報である無線制御装置アドレス(d)に対応付けて記憶されている無線装置アドレス(c)を用いて宛先情報を変換すればよい。
なお、中継装置10aにおいては、接続されているポートのうち、どのポートに無線制御装置又は無線装置が接続されているかが事前に設定されていると想定されている。
しかし、無線制御装置−無線装置間では、送信者が無線制御装置又は無線装置のいずれであるかを特定可能な信号もやり取りされる。よって、情報取得部42aは、送信者が無線制御装置又は無線装置のいずれであるかを特定可能な信号を確認し、中継装置10aに接続されているポートのうち、どのポートに接続されているのが無線制御装置又は無線装置のいずれであるかを識別するように構成されてもよい。
例えば、eCPRIでは、無線制御装置から無線装置に対してremote resetが送られる。よって、情報取得部42aは、remote resetの送信者を無線制御装置とし、宛先を無線装置として識別してもよい。また、HLSでは、無線装置から無線制御装置に対してF1 setupが送られる。よって、情報取得部42aは、F1 setupの送信者を無線装置とし、宛先を無線制御装置として識別してもよい。
このように、情報取得部42aは、予め定められた方向性のある信号のヘッダ情報に基づいて、宛先及び送信者が無線制御装置及び無線装置のいずれであるかを識別する情報を取得してもよい。これにより、中継装置10aに対して事前にポートを設定する手間を省くことができる。
次に、ヘッダ情報変換部22の変形例(ヘッダ情報変換部22b)と、ヘッダ情報変換部32の変形例(ヘッダ情報変換部32b)について説明する。
図2,3を用いて説明した例では、中継装置10(図1)は、無線制御装置Sが信号を伝送するときに宛先として無線装置A又は無線装置Bを設定し、無線装置A又は無線装置Bが信号を伝送するときに宛先として無線制御装置Sを設定していた。この場合、下り通信ではヘッダ情報変換部22が宛先情報のみを変換し、上り通信ではヘッダ情報変換部32が送信者情報のみを変換すればよい。
別の形態として、中継装置10(図1)にもアドレス情報を持たせ、無線制御装置Sが信号を伝送するときに通信相手を中継装置10とし、無線装置A又は無線装置Bが信号を伝送するときに通信相手を中継装置10とするように、それぞれ設定されてもよい。
図6(a)は、ヘッダ情報変換部22の変形例(ヘッダ情報変換部22b)の構成及びその周辺を示す。図6(b)は、ヘッダ情報変換部32の変形例(ヘッダ情報変換部32b)の構成及びその周辺を示す。
図6(a)に示すように、ヘッダ情報変換部22bは、送信者情報変換部220及び宛先情報変換部222を有する。下り通信において、無線制御装置から送信される信号は、送信者が「無線制御装置」であり、宛先が「中継装置」であると設定されている。ヘッダ情報変換部22bは、無線制御装置から受信した信号に対し、送信者情報変換部220が送信者を「中継装置」に変換し、宛先情報変換部222が宛先を「無線装置」に変換する。
これにより、無線装置は、宛先が自身であり、かつ、通信相手に設定されている中継装置が送信者であると示された信号を受信することができる。
図6(b)に示すように、ヘッダ情報変換部32bは、送信者情報変換部320及び宛先情報変換部322を有する。上り通信において、無線装置から送信される信号は、送信者が「無線装置」であり、宛先が「中継装置」であると設定されている。ヘッダ情報変換部32bは、無線装置から受信した信号に対し、送信者情報変換部320が送信者を「中継装置」に変換し、宛先情報変換部322が宛先を「無線制御装置」に変換する。
これにより、無線制御装置は、宛先が自身であり、かつ、通信相手に設定されている中継装置が送信者であると示された信号を受信することができる。
図7は、図6(a),(b)に示された情報記憶部40bが記憶する情報の具体例を示す。情報記憶部40bは、ヘッダ情報として、例えばIPアドレス及びMACアドレスを保持する。ここで、各無線装置のIPアドレス及びMACアドレスは、下り通信の宛先情報として保持されている。一方、下り通信における送信者情報としては、中継装置のIPアドレス及びMACアドレスが保持されている。
また、各無線制御装置のIPアドレス及びMACアドレスは、上り通信の宛先情報として保持されている。一方、上り通信における送信者情報としては、中継装置のIPアドレス及びMACアドレスが保持されている。
また、無線制御装置が複数存在する場合には、情報記憶部40bは、無線装置と無線制御装置の帰属関係も保持する。図7に示した例では、無線制御装置S1には無線装置Aと無線装置Bが帰属し、無線制御装置S2には無線装置Cが帰属している。
以上、説明した通り、実施形態にかかる中継装置10又は中継装置10aによれば、上り信号及び下り信号を転送するときに、送信者情報及び宛先情報を適切に設定し、下りの同報配信や上りの信号合成を可能にすることができる。
なお、中継装置10が有する下り信号処理部20、上り信号処理部30及び情報記憶部40、並びに中継装置10aが有する下り信号処理部20a、上り信号処理部30a、情報記憶部40a及び情報取得部42a等の機能は、専用ハードウェアで実装されてもよいし、CPUを備えたコンピュータとしての機能を有する汎用ハード上にプログラムとして実装されてもよい。
すなわち、本発明にかかる中継装置10及び中継装置10aは、コンピュータとプログラムによっても実現でき、プログラムを記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
以上述べた実施形態は、全て本発明の実施形態を例示的に示すものであって、限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様でも実施することができる。
10,10a・・・中継装置、20,20a・・・下り信号処理部、21,21a・・・信号分離部、22,22a,22b・・・ヘッダ情報変換部、23,23a・・・信号複製部、24,24a・・・信号付加振分部、220・・・送信者情報変換部、222・・・宛先情報変換部、30,30a・・・上り信号処理部、31,31a・・・信号分離部、32,32a,32b・・・ヘッダ情報変換部、33,33a・・・信号合成部、34,34a・・・信号付加部、320・・・送信者情報変換部、322・・・宛先情報変換部、40,40a,40b・・・情報記憶部、42a・・・情報取得部

Claims (8)

  1. 端末と無線通信する複数の無線装置と、前記無線装置を制御する1以上の無線制御装置とを中継する中継装置であって、
    変換先となるヘッダ情報を記憶する情報記憶部と、
    前記無線制御装置から受信した下り信号をヘッダとペイロードに分離する下り信号分離部と、
    前記下り信号のペイロードを宛先となる複数の前記無線装置と同じ数だけ複製する信号複製部と、
    前記情報記憶部が記憶するヘッダ情報に基づいて、前記下り信号のヘッダを宛先となる前記無線装置ごとに変換する下り信号ヘッダ情報変換部と、
    前記信号複製部が複製した前記下り信号のペイロードそれぞれに対し、前記下り信号ヘッダ情報変換部が変換したヘッダを付加し、それぞれ対応する前記無線装置へ転送する信号付加振分部と、
    複数の前記無線装置から受信した上り信号をそれぞれヘッダとペイロードに分離する上り信号分離部と、
    複数の前記上り信号のペイロードを宛先となる前記無線制御装置ごとに合成する信号合成部と、
    前記情報記憶部が記憶するヘッダ情報に基づいて、前記上り信号のヘッダを宛先となる前記無線制御装置ごとに変換する上り信号ヘッダ情報変換部と、
    前記信号合成部が合成した前記上り信号のペイロードに対し、前記上り信号ヘッダ情報変換部が変換したヘッダを付加し、対応する前記無線制御装置へ転送する信号付加部と
    を有することを特徴とする中継装置。
  2. 前記無線装置が前記無線制御装置へ送信する信号、及び前記無線制御装置が前記無線装置へ送信する信号の少なくともいずれかに基づいて、前記情報記憶部が記憶するヘッダ情報を取得する情報取得部
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記情報取得部は、
    下り通信のヘッダ情報として、前記無線装置ごとに前記上り信号の宛先情報と送信者情報とを対応付けて前記情報記憶部に記憶させ、上り通信のヘッダ情報として、前記無線制御装置ごとに前記下り信号の宛先情報と送信者情報とを対応付けて前記情報記憶部に記憶させ、
    前記下り信号ヘッダ情報変換部は、
    前記情報記憶部が記憶する前記下り通信のヘッダ情報に基づいて、前記上り信号の送信者情報を用いて前記下り信号の宛先情報を変換し、
    前記上り信号ヘッダ情報変換部は、
    前記情報記憶部が記憶する前記上り通信のヘッダ情報に基づいて、前記下り信号の宛先情報を用いて前記上り信号の送信者情報を変換すること
    を特徴とする請求項2に記載の中継装置。
  4. 前記情報取得部は、
    予め定められた方向性のある信号のヘッダ情報に基づいて、宛先及び送信者が前記無線制御装置及び前記無線装置のいずれであるかを識別する情報を取得すること
    を特徴とする請求項2に記載の中継装置。
  5. 前記下り信号ヘッダ情報変換部は、
    宛先情報のみを変換し、
    前記上り信号ヘッダ情報変換部は、
    送信者情報のみを変換すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の中継装置。
  6. 前記下り信号ヘッダ情報変換部及び前記上り信号ヘッダ情報変換部は、
    いずれも宛先情報及び送信者情報を変換すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の中継装置。
  7. 端末と無線通信する複数の無線装置と、前記無線装置を制御する1以上の無線制御装置とを中継する中継方法であって、
    変換先となるヘッダ情報を情報記憶部が記憶する工程と、
    前記無線制御装置から受信した下り信号をヘッダとペイロードに分離する工程と、
    前記下り信号のペイロードを宛先となる複数の前記無線装置と同じ数だけ複製する工程と、
    前記情報記憶部が記憶するヘッダ情報に基づいて、前記下り信号のヘッダを宛先となる前記無線装置ごとに変換する工程と、
    複製した前記下り信号のペイロードそれぞれに対し、変換したヘッダを付加し、それぞれ対応する前記無線装置へ転送する工程と、
    複数の前記無線装置から受信した上り信号をそれぞれヘッダとペイロードに分離する工程と、
    複数の前記上り信号のペイロードを宛先となる前記無線制御装置ごとに合成する工程と、
    前記情報記憶部が記憶するヘッダ情報に基づいて、前記上り信号のヘッダを宛先となる前記無線制御装置ごとに変換する工程と、
    合成した前記上り信号のペイロードに対し、変換したヘッダを付加し、対応する前記無線制御装置へ転送する工程と
    を含むことを特徴とする中継方法。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の中継装置の各部としてコンピュータを機能させるための中継プログラム。
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