JP5187443B2 - 無線装置制御装置、無線装置、および通信方法 - Google Patents

無線装置制御装置、無線装置、および通信方法 Download PDF

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Description

本件は内部でのデータ転送を共通インターフェースに基づいて行う基地局の無線装置制御装置、無線装置、および通信方法に関する。
携帯電話などの無線通信システムにおける基地局は、無線信号を処理する無線部(RE:Radio Equipment)と、REを制御する無線制御部(REC:Radio Equipment Control)とに分離することができる。このREC−RE間を結ぶインターフェースとして、CPRI(Common public Radio Interface)がある(例えば、特許文献1参照)。CPRIは、基地局内をREとRECとに分離し、そのインターフェースをオープンにすることにより、基地局内の各部のマルチベンダ化を図ることができる。
特開2007−312185号公報
RECとREは、CPRIで規定されているSlowC&M領域を共用して監視制御情報のやり取りを行う。このため、複数のREをデイジーチェーン接続した場合に、例えば、1台のREがCPRIを経由して送受信される監視制御信号のSlowC&M領域を占有して監視制御情報を送信すると、他のREは、監視制御情報をSlowC&M領域に挿入することができず、RECとRE間の監視制御情報の通信が確保されないという問題点があった。
図18は、監視制御信号のSlowC&M領域の占有を説明する図である。図18に示すようにRE111〜113は、1台のREC101にデイジーチェーン接続されている。REC101およびRE111〜113は、CPRIに基づいて監視制御情報を送受信する。
REC101は、監視制御処理部101aを有している。監視制御処理部101aは、CPRIリンクを経由して送受信される監視制御信号のSlowC&M領域を用いて、監視制御情報をRE111〜113に送信する。また、監視制御処理部101aは、受信した監視制御信号のSlowC&M領域から、RE111〜113より送信された監視制御情報を抽出する。
RE111〜113は、CPRIリンクから受信した監視制御信号のSlowC&M領域から監視制御情報を抽出する。また、RE111〜113は、自装置に関する監視制御情報を監視制御信号のSlowC&M領域に挿入し、CPRIリンクに送出する。
ここで、RE113が大量の監視制御情報を監視制御信号のSlowC&M領域に挿入したとする。REC101とRE111〜113は、監視制御信号のSlowC&M領域を共用して監視制御情報のやり取りを行うため、RE111,112は、監視制御信号のSlowC&M領域に自分の監視制御情報を挿入することができなくなり、REC101およびRE111〜113間の監視制御情報の通信は確保されなくなってしまう。
本件はこのような点に鑑みてなされたものであり、無線装置制御装置と無線装置との間の通信を確保する無線装置制御装置、無線装置、および通信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、内部でのデータ転送を共通インターフェースに基づいて行う基地局の無線装置制御装置が提供される。この無線装置制御装置は、当該無線装置制御装置にデイジーチェーン接続される複数の無線装置と情報を送受信するフレームの情報領域を分割して前記複数の無線装置に割り当てる分割割り当て部と、前記分割割り当て部によって前記複数の無線装置に割り当てられた前記情報領域のアドレス情報を前記複数の無線装置に送信する送信部と、を有する。
また、上記課題を解決するために、内部でのデータ転送を共通インターフェースに基づいて行う基地局の無線装置が提供される。この無線装置は、当該無線装置を制御する無線装置制御装置または他の無線装置からフレームを受信する受信部と、前記受信部によって受信された前記フレームに含まれる位置情報に基づいて前記無線装置制御装置にデイジーチェーン接続されている自己の接続位置を認識する位置認識部と、前記位置認識部によって認識された自己の接続位置に基づいて前記フレームを参照し、前記無線装置制御装置と情報を送受信するための前記フレームの情報領域のアドレス情報を取得する取得部と、を有する。
開示の無線装置制御装置、無線装置、および通信方法によれば、無線装置制御装置と無線装置との間の通信を確保することができる。
本件の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
第1の実施の形態に係る基地局を示した図である。 第2の実施の形態に係る基地局のシステム構成例を示した図である。 監視制御信号のフレーム構成例を示した図である。 ハイパーフレームの詳細を示した図である。 コントロールワードマッピングを示した図である。 位置情報を説明する図である。 SlowC&M領域のアドレス情報が格納されるベンダ領域を説明する図である。 SlowC&M領域のアドレスとアドレスIDの関係を示したテーブルである。 RECとREとで送受信される監視制御情報の帯域を説明する図である。 RECのブロック図である。 REのブロック図である。 RECのSlowC&M領域の分割処理を示したシーケンス図である。 REのSlowC&M領域の割り当て情報受信処理を示したシーケンス図である。 RECの監視制御情報の送信処理を示したシーケンス図である。 REの監視制御情報の受信処理を示したシーケンス図である。 REの監視制御情報の送信処理を示したシーケンス図である。 RECの監視制御情報の受信処理を示したシーケンス図である。 監視制御信号のSlowC&M領域の占有を説明する図である。
以下、第1の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る基地局を示した図である。図1に示すように基地局は、無線装置制御装置1および無線装置2,3,…を有している。無線装置2,3,…は、無線装置制御装置1にデイジーチェーン接続されている。
無線装置制御装置1は、分割割り当て部1aおよび送信部1bを有している。無線装置2は、受信部2a、位置認識部2b、および取得部2cを有している。無線装置3は、図示していないが、無線装置2と同様に受信部、位置認識部、および取得部を有している。
無線装置制御装置1の分割割り当て部1aは、無線装置2,3,…と送受信するフレームの、無線装置2,3,…と情報を送受信する情報領域を分割して無線装置2,3,…に割り当てる。無線装置2,3,…と送受信する情報は、例えば、無線装置2,3,…の監視および制御に関する情報である。
例えば、分割割り当て部1aは、当該無線装置制御装置1に4台の無線装置がデイジーチェーン接続されている場合、フレームの情報領域を4等分し、4等分した情報領域のそれぞれに4台の無線装置のそれぞれを割り当てる。
送信部1bは、分割割り当て部1aによって無線装置2,3,…に割り当てられた情報領域のアドレス情報を無線装置2,3,…に送信する。
例えば、送信部1bは、フレームのベンダが自由に使用できるベンダ領域に、無線装置2,3,…が自己の接続位置を認識するための位置情報を格納する。そして、送信部1bは、無線装置2,3,…がその位置情報に基づいて情報領域のアドレス情報を取得できるように、フレームのベンダ領域に情報領域のアドレス情報を格納して送信する。より具体的には、送信部1bは、ベンダ領域のアドレスの小さい順に、1段目から順に無線装置2,3,…に割り当てた情報領域のアドレス情報を格納する。これにより、1段目の無線装置2は、フレームのベンダ領域に格納されている位置情報により、無線装置制御装置1から1段目に接続されていることを認識し、1段目の無線装置のアドレス情報が格納されているベンダ領域を参照して、自己に割り当てられた情報領域のアドレス情報を取得する。
無線装置2の受信部2aは、当該無線装置2を制御する無線装置制御装置1または他の無線装置3からフレームを受信する。
位置認識部2bは、受信部2aによって受信されたフレームに含まれる位置情報に基づいて、無線装置制御装置1にデイジーチェーン接続されている自己の接続位置を認識する。
例えば、位置情報は、無線装置制御装置1から出力されたときは‘0’で、無線装置2,3,…を経由するたびに、無線装置2,3,…によって‘1’が加算される情報である。これにより、例えば、無線装置2の位置認識部2bは、‘0’の位置情報を受信することにより、無線装置制御装置1から1段目にデイジーチェーン接続されていることを認識できる。また、無線装置3は、‘1’の位置情報を受信することにより、無線装置制御装置1から2段目にデイジーチェーン接続されていることを認識できる。
取得部2cは、位置認識部2bによって認識された自己の接続位置に基づいてフレームを参照し、無線装置制御装置1と情報を送受信するためのフレームの情報領域のアドレス情報を取得する。
このように、無線装置制御装置1は、複数の無線装置2,3,…と情報を送受信するためのフレームの情報領域を分割して複数の無線装置2,3,…に割り当てる。これにより、情報領域の複数の無線装置2,3,…による占有を防止でき、無線装置制御装置1と無線装置2,3…との間の通信を確保することができる。
また、無線装置2,3,…は、無線装置制御装置1によって割り当てられた情報領域によって無線装置制御装置1と情報の送受信を行うので、情報領域の複数の無線装置2,3,…による占有を防止でき、無線装置制御装置1と無線装置2,3…との間の通信を確保することができる。
次に、第2の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図2は、第2の実施の形態に係る基地局のシステム構成例を示した図である。図2には、基地局11、端末41,42、および監視制御装置51が示してある。
基地局11は、REC21およびRE31〜34を有している。REC21およびRE31〜34は、例えば、光ファイバによって接続される。RE31〜34は、1台のREC21にデイジーチェーン接続されている。REC21およびRE31〜34は、CPRIに基づいて監視制御信号を送受信する。図2には、4台のRE31〜34を示しているが、もちろんこの台数よりも多く接続してもよいし、少なく接続してもよい。
端末41,42は、例えば、携帯電話である。端末41は、例えば、RE32と無線通信し、端末42は、RE33と無線通信を行う。端末41,42のデータは、RE32,33を介して監視制御信号によりREC21に送信される。REC21に送信された端末41,42のデータは、例えば、図示していない他の基地局へ送信されて他の端末へと送信される。また、図示していない端末から送信されたデータは、REC21によって受信され、監視制御信号によりRE31〜33を介して、端末41,42に送信される。
監視制御装置51は、例えば、基地局11の保守者によって操作される。監視制御装置51は、保守者の操作に応じて、RE31〜34を監視制御するための監視制御情報をREC21に送信する。
REC21は、監視制御装置51から送信された監視制御情報を終端し、監視制御信号のSlowC&M領域に挿入してRE31〜34に送信する。SlowC&M領域は、REC21,RE31〜34を監視制御する監視制御情報が格納される領域である。SlowC&M領域の情報は、HDLC(High-Level Data Link Control)形式で送受信される。
RE31〜34は、監視制御情報を監視制御信号のSlowC&M領域に挿入し、REC21に送信する。RE31〜34の監視制御情報は、例えば、監視制御装置51の監視制御情報に対する自装置の監視制御結果の情報である。REC21は、RE31〜34から送信された監視制御情報を監視制御信号から抽出して終端し、監視制御装置51に送信する。
REC21およびRE31〜34間で送受信される監視制御信号について説明する。図3は、監視制御信号のフレーム構成例を示した図である。監視制御信号は、図3に示すように、ベーシックフレーム、ハイパーフレーム、UMTS(Universal Mobile Telecommunication Systems)ラジオフレームの階層構造を持つ。256個のベーシックフレームの集合体がハイパーフレームとなり、150個のハイパーフレームの集合体がUMTSラジオフレームとなる。
ベーシックフレームは、インデックスとしてX0〜X255が付与され、ハイパーフレームは、インデックスとしてZ0〜Z149が付与される。また、ベーシックフレームは、行番号としてY0〜Y3が付与される。ベーシックフレームは、Z.X.Y(Z,X,Y:正の整数)によって、UMTSラジオフレーム内のどこに配置されているかを示すことができる。
ベーシックフレームは、図3に示すように、16バイトを1単位とし、Y0〜Y3の値で管理される。ベーシックフレームの先頭の1バイトは、コントロールワード(CW)として定義される。ベーシックフレームの残りの15バイトには、IQデータが格納される。
図4は、ハイパーフレームの詳細を示した図である。図4には、1ハイパーフレームが示してある。上述したように、1ハイパーフレームは、X0〜X255の256個のベーシックフレームから構成される。図4に示すベーシックフレームの斜線部分は、コントロールワードを示す。
256個のベーシックフレームは、図4に示すように64個のサブチャネルにまとめられる。各サブチャネルのベーシックフレームには、図に示すように、0〜63のインデックスNsが付与される。また、各サブチャネル内のコントロールワードには、0〜4のインデックスXsが付与される。
1ハイパーフレーム内のコントロールワードは、256個のベーシックフレームを64個のサブチャネルにまとめることによって、ヘッダとしての意味を持つ。
図5は、コントロールワードマッピングを示した図である。図5に示すように、コントロールワードは、1ハイパーフレームのベーシックフレームを64サブチャネルにまとめることで、ヘッダとしての意味を持つ。図5のXsは、図4のXsに対応している。コントロールワードは、図5に示すようにまとめることによって、所定の意味を持つ。
ここで、SlowC&M領域のアドレスは、図5の例の場合、Z.1.0,Z.65.0,Z.129.0,Z.193.0となり、SlowC&M領域の個数は、4個となる。ベーシックフレームの行番号Y0〜Y3を使用した場合は、SlowC&M領域のアドレスは、Z.1.0,Z.65.0,Z.129.0,Z.193.0,Z.1.1,Z.65.1,Z.129.1,Z.193.1,Z.1.2,Z.65.2,Z.129.2,Z.193.2,Z.1.3,Z.65.3,Z.129.3,Z.193.3となり、SlowC&M領域の個数は、16個となる。以下では、ベーシックフレームは、行番号Y0〜Y3を使用するものとし、SlowC&M領域の個数は、16個として説明する。
図2に示すREC21は、複数のSlowC&M領域を分割し、RE31〜34に割り当てる。例えば、REC21は、16個のSlowC&M領域を4つに均等に分割し、RE31に、アドレスZ.1,0〜Z.1,3のSlowC&M領域を割り当て、RE32に、アドレスZ.65,0〜Z.65,3のSlowC&M領域を割り当て、RE33に、アドレスZ.129,0〜Z.129,3のSlowC&M領域を割り当て、RE34に、アドレスZ.193,0〜Z.193,3のSlowC&M領域を割り当てる。
REC21は、RE31〜34に割り当てたSlowC&M領域を、SlowC&M領域のアドレス情報によってRE31〜34に通知する。RE31〜34は、通知を受けたアドレス情報に基づいて、自分の使用できるSlowC&M領域を認識し、認識したSlowC&M領域を用いて、監視制御情報の送受信を行う。
REC21は、RE31〜34とSlowC&M領域のリンクを確立する前に、監視制御信号のベンダ領域(図5のVendor Specific)を用いて、RE31〜34に割り当てたSlowC&M領域のアドレス情報をRE31〜34に通知する。このとき、REC21は、RE31〜34が自分の接続位置を認識するための位置情報を、監視制御信号のベンダ領域に格納する。なお、ベンダ領域は、ユーザで自由に使用できる領域である。
RE31〜34のそれぞれは、SlowC&M領域のアドレス情報と位置情報とを含む監視制御信号を受信すると、ベンダ領域の位置情報を、例えば、1インクリメントし、後段のRE31〜34へ出力する。これにより、監視制御信号を受信したRE31〜34のそれぞれは、REC21から何番目にデイジーチェーン接続されているか、接続位置を認識することができる。
図6は、位置情報を説明する図である。図6には、図2で示したREC21とRE31〜33が示してある。また、図6には、監視制御信号のベンダ領域に格納される位置情報61〜63が示してある。
REC21は、位置情報61に示すように、例えば、ベンダ領域(図5に示すベンダ領域の位置情報)に‘0’の位置情報を格納して、1段目のRE31に送信する。RE31は、‘0’の位置情報の監視制御信号を受信することにより、REC21から1段目にデイジーチェーン接続されていることを認識できる。
RE31は、位置情報62に示すように、REC21から受信した位置情報に1を加算して後段のRE32に送信する。RE32は、‘1’の位置情報の監視制御信号を受信することにより、REC21から2段目にデイジーチェーン接続されていることを認識できる。
RE32は、位置情報63に示すように、RE31から受信した位置情報に1を加算して後段のRE33に送信する。RE33は、‘2’の位置情報の監視制御信号を受信することにより、REC21から3段目にデイジーチェーン接続されていることを認識できる。以下、同様にして、後段のRE34は、自分がREC21からどの位置にデイジーチェーン接続されているか認識する。
REC21は、前述したように、RE31〜34に割り当てたSlowC&M領域のアドレス情報と位置情報とを監視制御信号のベンダ領域に格納して、RE31〜34に送信する。REC21は、ベンダ領域とRE31〜34の接続位置を対応付けて、RE31〜34に割り当てたSlowC&M領域のアドレス情報をベンダ領域に格納する。
例えば、REC21は、図5に示すように、アドレスZ.16.0のベンダ領域と、REC21から1段目に接続されたRE1とを対応付け、1段目のRE1に割り当てたSlowC&M領域のアドレス情報を、アドレスZ.16.0のベンダ領域に格納する。REC21は、アドレスZ.80.0のベンダ領域と、REC21から2段目に接続されたRE2とを対応付け、2段目のRE2に割り当てたSlowC&M領域のアドレス情報を、アドレスZ.16.0のベンダ領域に格納する。以下、同様に、REC21は、ベンダ領域とREC21から3,4段目に接続されたRE3,4とを対応付け、3,4段目のRE3,4に割り当てたSlowC&M領域のアドレス情報を、アドレスZ.144.0,Z.208.0のベンダ領域に格納する。なお、図5のRE1〜RE4は、図2のRE31〜34に対応する。
RE31〜34のそれぞれは、ベンダ領域のどのアドレスに、REC21から何段目に接続されたか、RE31〜34のSlowC&M領域のアドレス情報が格納されているか認識している。例えば、RE31〜34は、アドレスZ.16.0のベンダ領域に、1段目のRE31に割り当てたSlowC&M領域のアドレス情報が格納されていることを認識している。また、RE31〜34は、アドレスZ.80.0のベンダ領域に、RE32に割り当てたSlowC&M領域のアドレス情報が格納されていることを認識している。
RE31〜34は、前述したように、位置情報によって自分の接続位置を認識する。これにより、RE31〜34は、ベンダ領域のどのアドレスを参照して、自分に割り当てられたSlowC&M領域のアドレス情報を取得すべきか認識できる。
例えば、REC21から1段目に接続されたRE31は、アドレスZ.16.0のベンダ領域に、自分に割り当てられたSlowC&M領域のアドレス情報が格納されていることを認識する。そして、RE31は、アドレスZ.16.0のベンダ領域に格納されているアドレス情報を取得する。REC21から2段目に接続されたRE32は、アドレスZ.80.0のベンダ領域に、自分に割り当てられたSlowC&M領域のアドレス情報が格納されていることを認識する。そして、REC21は、アドレスZ.80.0のベンダ領域に格納されているアドレス情報を取得する。
図7は、SlowC&M領域のアドレス情報が格納されるベンダ領域を説明する図である。図7には、図5に示すRE1用SlowC&Mアドレス情報のベンダ領域が示してある。
図7に示すように、ベンダ領域は、8ビットのデータ領域を有している。ベンダ領域の上位4ビットは、RE1(RE31)に割り当てたSlowC&M領域の開始アドレスのアドレスIDが格納され、下位4ビットは、RE31に割り当てたSlowC&M領域の終了アドレスのアドレスIDが格納される。図7の例では、RE31に割り当てられたSlowC&M領域のアドレスの開始アドレスIDは‘0’であり、RE31に割り当てられたSlowC&M領域のアドレスの終了アドレスIDは‘3’である。他のRE2〜4(RE32〜34)に割り当てられたベンダ領域も、図7と同様のデータ構成となっている。なお、以下では、開始アドレスIDと終了アドレスIDとをアドレスIDと表現することもある。
図8は、SlowC&M領域のアドレスとアドレスIDの関係を示したテーブルである。図8に示すように、SlowC&M領域のアドレスとアドレスIDとは、テーブルにて対応付けられている。REC21およびRE31〜34は、図8に示すテーブルを記憶装置に記憶している。
REC21は、図8のテーブルを参照して、RE31〜34に割り当てたC&M領域の開始アドレスと終了アドレスとをアドレスIDに変換し、アドレス情報として監視制御信号のベンダ領域に格納して、RE31〜34に送信する。
例えば、REC21は、アドレスZ.1.0〜Z.1.3のSlowC&M領域をRE31に割り当てたとする。この場合、REC21は、図8に示すテーブルを参照して、RE31に割り当てたSlowC&M領域の開始アドレスZ.1.0と終了アドレスZ.1.3とを、開始アドレスID‘0’と終了アドレスID‘3’とに変換する。REC21は、変換した開始アドレスID‘0’と終了アドレス‘3’とを、図7に示したようにRE31に対応するベンダ領域に格納する。
RE31〜34は、図8のテーブルを参照し、ベンダ領域に含まれるアドレスIDから、自分に割り当てられたSlowC&M領域を認識する。例えば、RE31は、図7に示したベンダ領域を有する監視制御信号を受信したとする。この場合、RE31は、図8のテーブルを参照し、ベンダ領域の開始アドレスID‘0’と終了アドレスID‘3’とから、自分に割り当てられたSlowC&M領域は、アドレスZ.1.0〜Z.1.3であることを認識する。
図9は、RECとREとで送受信される監視制御情報の帯域を説明する図である。図9には、図2で示したREC21とRE31〜34が示してある。
REC21は、RE31にZ.1.0,Z.1.1,Z.1.2,Z.1.3のアドレスのSlowC&M領域を割り当てたとする。REC21は、RE32にZ.65.0,Z.65.1,Z.65.2,Z.65.3のアドレスのSlowC&M領域を割り当てたとする。REC21は、RE33にZ.129.0,Z.129.1,Z.129.2,Z.129.3のアドレスのSlowC&M領域を割り当てたとする。REC21は、RE34にZ.193.0,Z.193.1,Z.193.2,Z.193.3のアドレスのSlowC&M領域を割り当てたとする。
この場合、図9に示すように、RE31〜34は、自分に割り当てられたSlowC&M領域を用いてREC21と監視制御情報のやり取りをする。これにより、RE31〜34は、SlowC&M領域の全部を占有するということはなく、監視制御情報の通信を確保できる。
図10は、RECのブロック図である。図10に示すようにREC21は、運用データDB(DB:Data Base)71、監視制御部72、SlowC&M領域分割割り当て部73、位置情報設定部74、変換TB(TB:Table)75、ベンダ領域データ処理部76、SlowC&M領域データ処理部77、CPRIフレーム処理部78、および光デバイス79を有している。
運用データDB71には、REC21の運用データが記憶されている。運用データには、REC21に接続されるRE31〜34のデイジーチェーンの接続情報(デイジーチェーン接続情報)が含まれる。デイジーチェーン接続情報は、例えば、REC21にデイジーチェーン接続されるRE31〜34の接続台数を示す。RE31〜34の接続台数は、例えば、基地局11の設計時に決定される。また、運用データDB71の接続台数は、REを追加接続する場合、変更することができる。
監視制御部72は、REC21の起動、監視、制御処理を行う。監視制御部72は、例えば、REC21の起動時に運用データDB71から運用データを読み出す。監視制御部72は、読み出した運用データからデイジーチェーン接続情報を抽出して、SlowC&M領域分割割り当て部73に出力する。
また、監視制御部72は、RE31〜34に送信する監視制御情報を、SlowC&M送信情報としてSlowC&M領域データ処理部77に出力する。また、監視制御部72は、SlowC&M領域データ処理部77から出力されるSlowC&M受信情報を受信する。
SlowC&M領域分割割り当て部73は、監視制御部72から出力されるデイジーチェーン接続情報に基づいてSlowC&M領域を分割し、分割したSlowC&M領域をRE31〜34に割り当てる。SlowC&M領域分割割り当て部73は、SlowC&M領域の分割割り当て結果を、分割割り当て情報としてベンダ領域データ処理部76とSlowC&M領域データ処理部77とに出力する。
例えば、図2の例の場合、4台のRE31〜34がデイジーチェーン接続されており、デイジーチェーン接続情報は‘4’となる。また、SlowC&M領域の個数は、例えば、ベーシックフレームの行番号Y0〜Y3を使用した場合、16個となる。SlowC&M領域分割割り当て部73は、例えば、16個のSlowC&M領域を4等分し、初段のRE31から順に4個のSlowC&M領域を均等に割り当て、分割割り当て情報をベンダ領域データ処理部76とSlowC&M領域データ処理部77とに出力する。より具体的には、SlowC&M領域分割割り当て部73は、RE31にZ.1.0,Z.1.1,Z.1.2,Z.1.3の4個のSlowC&M領域を割り当てる。RE32にZ.65.0,Z.65.1,Z.65.2,Z.65.3の4個のSlowC&M領域を割り当てる。RE33にZ.129.0,Z.129.1,Z.129.2,Z.129.3の4個のSlowC&M領域を割り当てる。RE34にZ.193.0,Z.193.1,Z.193.2,Z.193.3の4個のSlowC&M領域を割り当てる。SlowC&M領域分割割り当て部73は、これらの分割割り当て情報をベンダ領域データ処理部76とSlowC&M領域データ処理部77とに出力する。
位置情報設定部74は、自装置位置情報をベンダ領域データ処理部76に出力する。自装置位置情報は、RE31〜34が自分の接続位置を認識するための位置情報であり、例えば、‘0’である。
変換TB75には、図8で示したように、SlowC&M領域のアドレスとアドレスIDとの関係が記憶されている。
ベンダ領域データ処理部76は、SlowC&M領域分割割り当て部73から出力される分割割り当て情報に基づいて変換TB75を参照し、監視制御信号のベンダ領域に格納するアドレスID(アドレス情報)を取得する。ベンダ領域データ処理部76は、変換TB75を参照して取得したアドレスIDと、位置情報設定部74から出力される自装置位置情報とを、ベンダ領域送信データとしてCPRIフレーム処理部78に出力する。
例えば、ベンダ領域データ処理部76は、SlowC&M領域分割割り当て部73から出力される分割割り当て情報に基づいて変換TB75を参照し、RE31〜34に割り当てられたSlowC&M領域の開始アドレスIDと終了アドレスIDとを取得する。図8の例の場合、ベンダ領域データ処理部76は、RE31に割り当てるSlowC&M領域の開始アドレスIDと終了アドレスIDとして、‘0’と‘3’を取得する。また、ベンダ領域データ処理部76は、RE32に割り当てるSlowC&M領域の開始アドレスIDと終了アドレスIDとして、‘4’と‘7’を取得する。同様にして、ベンダ領域データ処理部76は、RE33,34に割り当てるSlowC&M領域の開始アドレスIDと終了アドレスIDとして、‘8’と‘B’、‘C’と‘F’を取得する。ベンダ領域データ処理部76は、取得したこれらのアドレスIDと、自装置位置情報とを、ベンダ領域送信データとしてCPRIフレーム処理部78に出力する。
SlowC&M領域データ処理部77は、SlowC&M領域分割割り当て部73から出力される分割割り当て情報に基づいて、監視制御部72から出力されるRE31〜34に送信するSlowC&M送信情報(監視制御情報)を監視制御信号のSlowC&M領域に割り当てる。SlowC&M領域データ処理部77は、SlowC&M領域に割り当てたSlowC&M送信情報を、SlowC&M送信データとしてCPRIフレーム処理部78に出力する。
例えば、上記例の場合、RE31には、アドレスZ.1.0,Z.1.1,Z.1.2,Z.1.3のSlowC&M領域が割り当てられている。従って、SlowC&M領域データ処理部77は、RE31に送信するSlowC&M送信データを、監視制御信号のアドレスZ.1.0,Z.1.1,Z.1.2,Z.1.3のSlowC&M領域に割り当てる。また、SlowC&M領域データ処理部77は、RE32に送信するSlowC&M送信データを、監視制御信号のアドレスZ.65.0,Z.65.1,Z.65.2,Z.65.3のSlowC&M領域に割り当てる。同様にして、SlowC&M領域データ処理部77は、RE33,34に送信するSlowC&M送信データを、監視制御信号のSlowC&M領域に割り当てる。SlowC&M領域データ処理部77は、SlowC&M領域に割り当てたSlowC&M送信情報を、SlowC&M送信データとしてCPRIフレーム処理部78に出力する。
また、SlowC&M領域データ処理部77は、SlowC&M領域分割割り当て部73から出力される分割割り当て情報に基づいて、CPRIフレーム処理部78から出力されるSlowC&M受信データがどのRE31〜34から送信されたデータであるか認識する。
例えば、SlowC&M領域データ処理部77は、Z.1.0,Z.1.1,Z.1.2,Z.1.3のSlowC&M領域に格納されたSlowC&M受信データを、RE31から送信されたデータであると認識する。また、SlowC&M領域データ処理部77は、Z.65.0,Z.65.1,Z.65.2,Z.65.3のSlowC&M領域に格納されたSlowC&M受信データを、RE32から送信されたデータであると認識する。同様に、SlowC&M領域データ処理部77は、RE33,34から送信されたデータを認識する。SlowC&M領域データ処理部77は、RE31〜34から受信したSlowC&M受信データを、SlowC&M受信情報として監視制御部72に出力する。
CPRIフレーム処理部78は、ベンダ領域データ処理部76から出力されるベンダ領域送信データを監視制御信号のベンダ領域に格納し、監視制御信号のフレームを生成する。
例えば、CPRIフレーム処理部78は、ベンダ領域データ処理部76から出力されるベンダ領域送信データの、RE31〜34に割り当てられた開始アドレスIDと終了アドレスIDとを、監視制御信号のベンダ領域に格納する。具体的には、CPRIフレーム処理部78は、RE31に割り当てられた開始アドレスID‘0’と終了アドレスID‘3’を、図5に示したベンダ領域の‘RE1用SlowC&Mアドレス情報’に格納する。CPRIフレーム処理部78は、RE32に割り当てられた開始アドレスID‘4’と終了アドレスID‘7’を、図5に示したベンダ領域の‘RE2用SlowC&Mアドレス情報’に格納する。同様に、CPRIフレーム処理部78は、RE33,34に割り当てられたアドレスIDを、‘RE3用SlowC&Mアドレス情報’と‘RE4用SlowC&Mアドレス情報’に格納する。また、CPRIフレーム処理部78は、ベンダ領域データ処理部76から出力されるベンダ領域送信データに含まれる、自装置位置情報‘0’を、図5に示した位置情報に格納する。
また、CPRIフレーム処理部78は、SlowC&M領域データ処理部77から出力されるSlowC&M送信データを監視制御信号のSlowC&M領域に格納し、監視制御信号のフレームを生成する。
例えば、CPRIフレーム処理部78は、RE31のSlowC&M送信データをアドレスZ.1.0,Z.1.1,Z.1.2,Z.1.3のSlowC&M領域に格納する。CPRIフレーム処理部78は、RE32のSlowC&M送信データをアドレスZ.65.0,Z.65.1,Z.65.2,Z.65.3のSlowC&M領域に格納する。同様に、CPRIフレーム処理部78は、RE33,34のSlowC&M送信データを、割り当てられたアドレスのSlowC&M領域に格納する。
また、CPRIフレーム処理部78は、光デバイス79から出力される受信監視制御信号のSlowC&M領域から、SlowC&M受信データを抽出する。CPRIフレーム処理部78は、抽出したSlowC&M受信データをSlowC&M領域データ処理部77に出力する。
光デバイス79は、CPRIフレーム処理部78から出力される送信監視制御信号を光信号に変換して光ファイバに出力する。また、光デバイス79は、光ファイバから受信した受信監視制御信号を電気信号に変換してCPRIフレーム処理部78に出力する。
図11は、REのブロック図である。図11に示すようにRE31は、光デバイス81,88、CPRIフレーム処理部82,87、ベンダ領域データ処理部83,86、位置情報処理部84、SlowC&M領域取得部85、SlowC&M領域データ処理部89、監視制御部90、および変換TB91を有している。RE32〜34も図11と同様のブロックを有し、その説明を省略する。
光デバイス81は、光ファイバから監視制御信号を受信し、受信監視制御信号を電気信号に変換して、CPRIフレーム処理部82に出力する。また、光デバイス81は、CPRIフレーム処理部82から出力される送信監視制御信号を光信号に変換し、光ファイバに出力する。
CPRIフレーム処理部82は、受信監視制御信号のベンダ領域に格納されている情報を抽出する。CPRIフレーム処理部82は、抽出したベンダ領域の情報をベンダ領域受信データとしてベンダ領域データ処理部83に出力する。
また、CPRIフレーム処理部82は、受信監視制御信号のSlowC&M領域に格納されている監視制御情報を取得する。CPRIフレーム処理部82は、取得したSlowC&M領域の監視制御情報をSlowC&M受信データとしてSlowC&M領域データ処理部89に出力する。
また、CPRIフレーム処理部82は、SlowC&M領域データ処理部89から出力されるSlowC&M送信データを、監視制御信号のフレームのSlowC&M領域に格納し、監視制御信号のフレームを生成する。CPRIフレーム処理部82は,生成した監視制御信号のフレームを送信監視制御信号として光デバイス81に出力する。
ベンダ領域データ処理部83は、CPRIフレーム処理部82から出力されるベンダ領域受信データから位置情報を抽出し、抽出した位置情報を自装置位置受信データとして位置情報処理部84に出力する。また、ベンダ領域データ処理部83は、CPRIフレーム処理部82から出力されるベンダ領域受信データから、SlowC&Mアドレス情報を抽出する。例えば、ベンダ領域データ処理部83は、図5に示したRE1用SlowC&Mアドレス情報〜RE4用SlowC&Mアドレス情報を抽出する。ベンダ領域データ処理部83は、抽出したSlowC&Mアドレス情報をSlowC&M領域取得部85とベンダ領域データ処理部86に出力する。
位置情報処理部84は、ベンダ領域データ処理部83から出力される自装置位置受信データに基づいて、自装置のデイジーチェーン接続の接続位置を認識する。RE31は、1段目に接続されたREであり、例えば、位置情報‘0’を受信するので、位置情報処理部84は、位置情報‘0’に基づき1段目に接続されたREであることを認識する。位置情報処理部84は、認識した接続位置を接続位置情報として、SlowC&M領域取得部85に出力する。
また、位置情報処理部84は、ベンダ領域データ処理部83から出力された自装置位置受信データ(位置情報)に‘1’を加算(変更)し、自装置位置送信データとしてベンダ領域データ処理部86に出力する。これにより、後段に接続されたRE32は、位置情報‘1’を受信し、2段目に接続されたREであることを認識することができる。
SlowC&M領域取得部85は、位置情報処理部84から出力される接続位置情報に基づいて、ベンダ領域データ処理部83から出力されるSlowC&Mアドレス情報を参照し、自分に割り当てられたSlowC&M領域のアドレス情報(開始アドレスIDおよび終了アドレス)を取得する。SlowC&M領域取得部85は、取得したアドレス情報に基づいて、変換TB91を参照し、自分に割り当てられたSlowC&M領域のアドレスを取得する。SlowC&M領域取得部85は、取得したSlowC&M領域のアドレスを、SlowC&M領域割り当て情報としてSlowC&M領域データ処理部89に出力する。
変換TB91は、図8で示したように、SlowC&M領域のアドレスとアドレスIDとの関係が記憶されている。
例えば、RE31は、1段目のREなので、SlowC&M領域取得部85は、接続位置情報‘0’を位置情報処理部84から取得することになる。SlowC&M領域取得部85は、接続位置情報‘0’に基づいて、例えば、図5に示したベンダ領域のRE1用SlowC&Mアドレス情報(RE31に割り当てられたSlowC&M領域のアドレス情報)を取得する。SlowC&M領域取得部85は、取得したアドレス情報に基づいて、変換TB91を参照し、自分に割り当てられたSlowC&M領域のアドレスを取得する。例えば、SlowC&M領域取得部85は、アドレスZ.1.0,Z.1.1,Z.1.2,Z.1.3を取得する。SlowC&M領域取得部85は、取得したこれらのSlowC&M領域のアドレスを、SlowC&M領域割り当て情報としてSlowC&M領域データ処理部89に出力する。
ベンダ領域データ処理部86は、位置情報処理部84から出力される自装置位置送信データと、ベンダ領域データ処理部83から出力されるSlowC&Mアドレス情報とを、監視制御信号のベンダ領域に格納されるベンダ領域送信データとしてCPRIフレーム処理部87に出力する。すなわち、REC21から受信した監視制御信号のベンダ領域の情報は、次段のRE32に送信されることになる。ただし、位置情報は、位置情報処理部84によって‘1’が加算されている。
CPRIフレーム処理部87は、ベンダ領域データ処理部86から出力されるベンダ領域送信データを、監視制御信号のフレームのベンダ領域に格納する。例えば、CPRIフレーム処理部87は、図5に示したベンダ領域の位置情報と、RE1用SlowC&Mアドレス情報〜RE4用SlowC&Mアドレス情報との領域に、ベンダ領域送信データを格納する。
また、CPRIフレーム処理部87は、SlowC&M領域データ処理部89から出力されるSlowC&M次リンク送信データを、監視制御信号のSlowC&M領域に格納する。すなわち、REC21から受信した監視制御信号のSlowC&M領域の情報は、次段のRE32に送信されることになる。
また、CPRIフレーム処理部87は、光デバイス88から出力される次段受信監視制御信号からSlowC&M領域のデータを抽出し、SlowC&M次リンク受信データとしてSlowC&M領域データ処理部89に出力する。すなわち、RE32から受信した監視制御信号のSlowC&M領域の情報は、REC21(または前段のRE)に送信されることになる。
CPRIフレーム処理部87は、ベンダ領域データ処理部86から出力されるベンダ領域送信データを含む次段送信監視制御信号を生成し、光デバイス88に出力する。また、CPRIフレーム処理部87は、SlowC&M領域データ処理部89から出力されるC&M次リンク送信データを含む次段送信監視制御信号を生成し、光デバイス88に出力する。
光デバイス88は、CPRIフレーム処理部87から出力される次段送信監視制御信号を光信号に変換して光ファイバに出力する。また、光デバイス88は、光ファイバから受信した次段受信監視制御信号を電気信号に変換してCPRIフレーム処理部87に出力する。
SlowC&M領域データ処理部89は、CPRIフレーム処理部82から出力されるSlowC&M受信データを、次段のRE32に送信するために、SlowC&M次リンク送信データとしてCPRIフレーム処理部87に出力する。
また、SlowC&M領域データ処理部89は、SlowC&M領域取得部85から出力されるSlowC&M領域割り当て情報に基づいて、CPRIフレーム処理部82より出力されるSlowC&M受信データから自分宛の監視制御情報を取得する。SlowC&M領域データ処理部89は、取得したSlowC&M領域の監視制御情報をSlowC&M受信情報として監視制御部90に出力する。
例えば、SlowC&M領域データ処理部89は、SlowC&M領域取得部85からアドレスZ.1.0,Z.1.1,Z.1.2,Z.1.3のSlowC&M領域割り当て情報が出力されている場合、当該アドレスに基づいて監視制御信号のSlowC&M領域を参照し、SlowC&M領域に格納されている監視制御情報を取得する。SlowC&M領域取得部85は、取得したSlowC&M領域の監視制御情報をSlowC&M受信情報として監視制御部90に出力する。
また、SlowC&M領域データ処理部89は、監視制御部90から出力されるSlowC&M送信情報(自装置に関する監視制御情報)を、SlowC&M領域取得部85から出力されるSlowC&M領域割り当て情報に基づいて、SlowC&M領域に割り当てる。
例えば、SlowC&M領域データ処理部89は、SlowC&M領域取得部85からアドレスZ.1.0,Z.1.1,Z.1.2,Z.1.3のSlowC&M領域割り当て情報が出力されている場合、当該アドレスのSlowC&M領域に、SlowC&M送信情報を割り当てる。
SlowC&M領域データ処理部89は、SlowC&M領域割り当て情報のアドレスに割り当てたSlowC&M送信情報と、CPRIフレーム処理部87から出力されるSlowC&M次リンク受信データとを、SlowC&M送信データとしてCPRIフレーム処理部82に出力する。
監視制御部90は、SlowC&M領域データ処理部89から出力されるSlowC&M受信情報を受信する。すなわち、監視制御部90は、REC21から送信された自分宛の監視制御情報を受信する。監視制御部90は、REC21から監視制御情報を受信すると、受信した監視制御情報に基づいて、各種監視制御処理を行う。監視制御部90は、自装置に関する監視制御処理に関する結果をSlowC&M送信情報(監視制御情報)としてSlowC&M領域データ処理部89に出力する。
図12は、RECのSlowC&M領域の分割処理を示したシーケンス図である。REC12は、以下のステップの処理を実行することにより、RE31〜34に監視制御情報を送受信するためのSlowC&M領域を分割してRE31〜34に割り当て、その情報をRE31〜34に送信する。
[ステップS1]監視制御部72は、例えば、電源投入により、REC21を起動する。
[ステップS2]監視制御部72は、運用データDB71から運用データを読み出す。運用データには、REC21の初期設定情報の他に、デイジーチェーン接続情報が含まれる。
[ステップS3]監視制御部72は、運用データに含まれる初期設定情報に基づいて、REC21を初期設定する。
[ステップS4]監視制御部72は、運用データからデイジーチェーン接続情報を抽出する。
[ステップS5]監視制御部72は、運用データから抽出したデイジーチェーン接続情報をSlowC&M領域分割割り当て部73に出力する。
[ステップS6]SlowC&M領域分割割り当て部73は、デイジーチェーン接続情報に基づいてSlowC&M領域を分割し、分割したSlowC&M領域をRE31〜34に割り当てる。
[ステップS7]SlowC&M領域分割割り当て部73は、SlowC&M領域の分割割り当て結果を、SlowC&M領域の分割割り当て情報としてベンダ領域データ処理部76に出力する。
[ステップS8]位置情報設定部74は、自装置位置情報をベンダ領域データ処理部76に出力する。自装置位置情報は、RE31〜34が自分の接続位置を認識するための位置情報であり、例えば、‘0’である。
[ステップS9]ベンダ領域データ処理部76は、SlowC&M領域分割割り当て部73から出力される分割割り当て情報に基づいて変換TB75を参照し、監視制御信号のベンダ領域に格納するアドレスIDを取得する。すなわち、ベンダ領域データ処理部76は、RE31〜34に割り当てられたSlowC&M領域のアドレスIDを取得する。
[ステップS10]ベンダ領域データ処理部76は、取得したアドレスIDと、位置情報設定部74から受信した自装置位置情報とを、ベンダ領域送信データとしてCPRIフレーム処理部78に出力する。
[ステップS11]CPRIフレーム処理部78は、ベンダ領域データ処理部76から出力されるベンダ領域送信データの、RE31〜34に割り当てられたアドレスIDを監視制御信号のベンダ領域に格納する。また、CPRIフレーム処理部78は、ベンダ領域データ処理部76から出力されるベンダ領域送信データに含まれる自装置位置情報を、ベンダ領域に格納する。CPRIフレーム処理部78は、ベンダ領域にベンダ領域送信データを格納した送信監視制御信号を光デバイス79に出力する。光デバイス79は、送信監視制御信号を光信号に変換し、光ファイバを介して、RE31に送信する。
図13は、REのSlowC&M領域の割り当て情報受信処理を示したシーケンス図である。図13には、RE31のシーケンスを示している。RE31は、以下のステップの処理を実行することにより、自分に割り当てられたSlowC&M領域のアドレスに関する情報を取得し、その情報をさらに次段のRE32〜34へと送信する。
[ステップS21]光デバイス81は、光ファイバから監視制御信号を受信し、電気信号の受信監視制御信号に変換してCPRIフレーム処理部82に出力する。
[ステップS22]CPRIフレーム処理部82は、受信監視制御信号のベンダ領域に格納されている情報(ベンダ領域受信データ)を抽出する。受信監視制御信号のベンダ領域には、RE31〜34に割り当てられたSlowC&M領域のアドレス情報と、RE31〜34が自分の接続位置を認識するための位置情報とが格納されている。
[ステップS23]CPRIフレーム処理部82は、抽出したベンダ領域受信データをベンダ領域データ処理部83に出力する。
[ステップS24]ベンダ領域データ処理部83は、CPRIフレーム処理部82から受信したベンダ領域受信データから自装置位置受信データ(位置情報)を抽出する。
[ステップS25]ベンダ領域データ処理部83は、抽出した自装置位置受信データを位置情報処理部84に出力する。
[ステップS26]位置情報処理部84は、ベンダ領域データ処理部83から出力される自装置位置受信データに基づいて、自装置のデイジーチェーン接続の接続位置を認識する。例えば、位置情報処理部84は、‘0’の自装置位置受信データにより、自装置はREC21から1段目に接続されていることを認識する。
[ステップS27]位置情報処理部84は、認識した接続位置を接続位置情報としてSlowC&M領域取得部85に出力する。
[ステップS28]位置情報処理部84は、ベンダ領域データ処理部83から出力される自装置維持受信データに‘1’を加算した自装置位置送信データを生成する。なお、‘1’が加算された自装置位置送信データ(位置情報)は、次段のRE32に送信され、これにより、RE32は、REC21から2段目に接続されていることを認識することができる。
[ステップS29]位置情報処理部84は、生成した自装置位置送信データをベンダ領域データ処理部86に出力する。
[ステップS30]ベンダ領域データ処理部83は、CPRIフレーム処理部82から受信したベンダ領域受信データから、SlowC&Mアドレス情報を抽出する。例えば、ベンダ領域データ処理部83は、図5に示したRE1用SlowC&Mアドレス情報〜RE4用SlowC&Mアドレス情報を抽出する。
[ステップS31]ベンダ領域データ処理部83は、抽出したSlowC&Mアドレス情報を、SlowC&M領域取得部85とベンダ領域データ処理部86に出力する。
[ステップS32]ベンダ領域データ処理部86は、位置情報処理部84から出力される自装置位置送信データと、ベンダ領域データ処理部83から出力されるSlowC&Mアドレス情報とを、監視制御信号のベンダ領域に格納されるベンダ領域送信データとして、CPRIフレーム処理部87に出力する。すなわち、REC21がRE31〜34に割り当てたSlowC&M領域の割り当て情報と、‘1’が加算された位置情報とが、監視制御信号のベンダ領域に格納されて、次段のRE32に送信されることになる。
[ステップS33]CPRIフレーム処理部87は、ベンダ領域データ処理部86から出力されるベンダ領域送信データを、監視制御信号のベンダ領域に格納し、次段送信監視制御信号として光デバイス88に出力する。光デバイス88は、次段送信監視制御信号を光信号に変換し、光ファイバを介して、次段のRE32に送信する。
[ステップS34]SlowC&M領域取得部85は、位置情報処理部84から出力される接続位置情報に基づいて、ベンダ領域データ処理部83から出力されるSlowC&Mアドレス情報を参照し、自分に割り当てられたSlowC&M領域のアドレス情報を取得する。例えば、SlowC&M領域取得部85は、接続位置情報‘0’に基づいて、図5に示したベンダ領域のRE1用SlowC&Mアドレス情報を取得する。SlowC&M領域取得部85は、取得したアドレス情報(アドレスID)に基づいて変換TB91を参照し、自分に割り当てられたSlowC&M領域のアドレスを取得する。
[ステップS35]SlowC&M領域取得部85は、取得したアドレスを、SlowC&M領域割り当て情報としてSlowC&M領域データ処理部89に出力する。
図14は、RECの監視制御情報の送信処理を示したシーケンス図である。REC21は、以下のステップの処理を実行することにより、RE31〜34に送信する監視制御情報をSlowC&M領域を割り当て、RE31〜34に送信する。
[ステップS41]SlowC&M領域分割割り当て部73は、RE31〜34に割り当てたSlowC&M領域の分割割り当て情報を、SlowC&M領域データ処理部77に出力する。
[ステップS42]監視制御部72は、RE31〜34に送信する監視制御情報を、SlowC&M送信情報としてSlowC&M領域データ処理部77に出力する。
[ステップS43]SlowC&M領域データ処理部77は、SlowC&M領域分割割り当て部73から出力される分割割り当て情報に基づいて、監視制御部72から出力されるSlowC&M送信情報を、監視制御信号のSlowC&M領域に割り当てる。
[ステップS44]SlowC&M領域データ処理部77は、SlowC&M領域に割り当てたSlowC&M送信情報を、SlowC&M送信データとしてCPRIフレーム処理部78に出力する。
[ステップS45]CPRIフレーム処理部78は、SlowC&M領域データ処理部77から出力されるSlowC&M送信データを監視制御信号のSlowC&M領域に格納し、送信監視制御信号を生成する。
[ステップS46]CPRIフレーム処理部78は、生成した送信監視制御信号を光デバイス79に出力する。光デバイス79は、送信監視制御信号を光信号に変換し、光ファイバを介して、RE31に出力する。
図15は、REの監視制御情報の受信処理を示したシーケンス図である。RE31は、以下のステップの処理を実行することにより、REC21から送信される監視制御情報を受信し、自分宛の監視制御情報を取得する。また、RE31は、受信した監視制御情報を次段のRE32に送信する。
[ステップS51]光デバイス81は、光ファイバから監視制御信号を受信し、受信監視制御信号の電気信号に変換して、CPRIフレーム処理部82に出力する。
[ステップS52]CPRIフレーム処理部82は、受信監視制御信号のSlowC&M領域に格納されている監視制御情報を取得する。
[ステップS53]CPRIフレーム処理部82は、取得したSlowC&M領域の監視制御情報を、SlowC&M受信データとしてSlowC&M領域データ処理部89に出力する。
[ステップS54]SlowC&M領域データ処理部89は、CPRIフレーム処理部82から出力されるSlowC&M受信データを、次段のRE32に送信するために、SlowC&M次リンク送信データとしてCPRIフレーム処理部87に出力する。
[ステップS55]CPRIフレーム処理部87は、SlowC&M領域データ処理部89から出力されるSlowC&M次リンク送信データを、監視制御信号のSlowC&M領域に格納し、次段送信監視制御信号を生成する。
[ステップS56]CPRIフレーム処理部87は、生成した次段送信監視制御信号を光デバイス88に出力する。光デバイス88は、次段送信監視制御信号を光信号に変換し、光ファイバを介して、次段のRE32に送信する。
[ステップS57]SlowC&M領域データ処理部89は、SlowC&M領域取得部85によって取得されたSlowC&M領域割り当て情報(図13のステップS35)に基づいて、CPRIフレーム処理部82より出力されるSlowC&M受信データから自分宛の監視制御情報を取得する。
[ステップS58]SlowC&M領域データ処理部89は、取得したSlowC&M領域の監視制御情報を、SlowC&M受信情報として監視制御部90に出力する。
[ステップS59]監視制御部90は、REC21からの監視制御情報を受信すると、受信した監視制御情報に基づいて、各種監視制御処理を行う。
図16は、REの監視制御情報の送信処理を示したシーケンス図である。RE31は、以下のステップの処理を実行することにより、後段のRE32から監視制御情報を含む監視制御信号を受信し、自装置の監視制御情報を監視制御信号に含めて、REC21(または次段のRE)に出力する。
[ステップS61]光デバイス88は、光ファイバを介して後段のRE32から監視制御信号を受信し、電気信号の次段受信監視制御信号に変換してCPRIフレーム処理部87に出力する。
[ステップS62]CPRIフレーム処理部87は、光デバイス88から出力される次段受信監視制御信号のSlowC&M領域からデータを抽出する。
[ステップS63]CPRIフレーム処理部87は、次段受信監視制御信号のSlowC&M領域から抽出したデータを、SlowC&M次リンク受信データとしてSlowC&M領域データ処理部89に出力する。
[ステップS64]監視制御部90は、自装置に関する監視制御情報を、SlowC&M送信情報としてSlowC&M領域データ処理部89に出力する。
[ステップS65]SlowC&M領域データ処理部89は、CPRIフレーム処理部87から出力されるSlowC&M次リンク受信データと、監視制御部90から出力されるSlowC&M送信情報とを、SlowC&M領域取得部85によって取得されたSlowC&M領域割り当て情報(図13のステップS35)に基づいて、SlowC&M領域に割り当てる。
[ステップS66]SlowC&M領域データ処理部89は、SlowC&M領域に割り当てたSlowC&M次リンク受信データとSlowC&M送信情報とを、SlowC&M送信データとしてCPRIフレーム処理部82に出力する。
[ステップS67]CPRIフレーム処理部82は、SlowC&M領域データ処理部89から出力されるSlowC&M送信データを、監視制御信号のSlowC&M領域に格納し、送信監視制御信号を生成する。
[ステップS68]CPRIフレーム処理部82は、生成した送信監視制御信号を光デバイス81に出力する。光デバイス81は、送信監視制御信号を光信号に変換し、光ファイバを介して、REC21に出力する。
図17は、RECの監視制御情報の受信処理を示したシーケンス図である。REC21は、以下のステップの処理を実行することにより、RE31〜RE34の監視制御情報を含む監視制御信号を受信する。
[ステップS71]光デバイス79は、RE31から光ファイバを介して監視制御信号を受信し、受信監視制御信号の電気信号に変換してCPRIフレーム処理部78に出力する。
[ステップS72]CPRIフレーム処理部78は、受信監視制御信号のSlowC&M領域から、SlowC&M受信データを抽出する。すなわち、CPRIフレーム処理部78は、SlowC&M領域に格納されているRE31〜34の監視制御情報を抽出する。
[ステップS73]CPRIフレーム処理部78は、抽出したSlowC&M受信データをSlowC&M領域データ処理部77に出力する。
[ステップS74]SlowC&M領域データ処理部77は、SlowC&M領域分割割り当て部73から出力された分割割り当て情報(図12のステップS7)に基づいて、CPRIフレーム処理部78から出力されるSlowC&M受信データがどのRE31〜34から送信されたデータであるか認識し、SlowC&M受信情報(監視制御情報)を生成する。
[ステップS75]SlowC&M領域データ処理部77は、RE31〜34のSlowC&M受信情報を監視制御部72に出力する。
このように、REC21は、監視制御信号のSlowC&M領域を分割して複数のRE31〜34に割り当てる。これにより、RE31〜34によるSlowC&M領域の占有を防止でき、REC21とRE31〜34との間の通信を確保することができる。
また、RE31〜34は、REC21によって割り当てられたSlowC&M領域によってREC21と監視制御情報の送受信を行うので、SlowC&M領域のRE31〜34による占有を防止でき、REC21とRE31〜34との間の通信を確保することができる。
また、位置情報によってRE31〜34は、自己の接続位置を認識する。これにより、REを追加接続することができる。
また、監視制御信号のベンダ領域は、SlowC&M領域より早くリンク接続が確立される。従って、ベンダ領域によってSlowC&M領域のアドレス情報を送信することにより、SlowC&M領域のリンク接続前にSlowC&M領域の割り当て情報をRE31〜34に送信することができる。
なお、上記では、SlowC&M領域について説明したが、FastC&M領域についても同様にRE31〜34に割り当て通信することができる。
また、SlowC&M領域の個数は、16個として説明したがこれに限るものではなく、Yの値によって可変することができる。
また、SlowC&M領域をRE31〜34に均等に分割して割り当てたが、これに限るものではない。例えば、多くの監視制御情報の送受信が必要なRE31〜34に対しては、他のRE31〜34に対し、多くのSlowC&M領域を割り当てるようにしてもよい。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
1 無線装置制御装置
1a 分割割り当て部
1b 送信部
2,3 無線装置
2a 受信部
2b 位置認識部
2c 取得部

Claims (10)

  1. 内部でのデータ転送を共通インターフェースに基づいて行う基地局の無線装置制御装置において、
    当該無線装置制御装置にデイジーチェーン接続される複数の無線装置と情報を送受信するためのフレームの情報領域を分割して前記複数の無線装置に割り当てる分割割り当て部と、
    前記分割割り当て部によって前記複数の無線装置に割り当てられた前記情報領域のアドレス情報を、前記デイジーチェーン接続を介して前記複数の無線装置に送信する送信部と、
    を有することを特徴とする無線装置制御装置。
  2. 前記送信部は、前記フレームのベンダが自由に使用できるベンダ領域に前記アドレス情報を格納して前記複数の無線装置に送信することを特徴とする請求項1記載の無線装置制御装置。
  3. 前記送信部は、前記ベンダ領域に前記複数の無線装置が自無線装置の接続位置を認識するための位置情報を格納することを特徴とする請求項2記載の無線装置制御装置。
  4. 前記送信部は、前記複数の無線装置が前記位置情報に基づいて前記アドレス情報を取得できるように前記ベンダ領域に前記アドレス情報を格納して送信することを特徴とする請求項3記載の無線装置制御装置。
  5. 前記分割割り当て部は、前記複数の無線装置の台数分前記情報領域を分割することを特徴とする請求項1記載の無線装置制御装置。
  6. 内部でのデータ転送を共通インターフェースに基づいて行う基地局に設けられ、無線装置制御装置に直接または他の無線装置を介してデイジーチェーン接続される無線装置において、
    当該無線装置を制御する前記無線装置制御装置または前記他の無線装置から、前記デイジーチェーン接続を介して第1のフレームを受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された前記第1のフレームに含まれる位置情報に基づいて前記無線装置制御装置にデイジーチェーン接続されている自無線装置の接続位置を認識する位置認識部と、
    前記位置認識部によって認識された自無線装置の接続位置に基づいて前記第1のフレームを参照し、前記無線装置制御装置への前記デイジーチェーン接続を介した情報の送信のための第2のフレーム、および前記無線装置制御装置からの前記デイジーチェーン接続を介した情報の受信のための第3のフレームにおける、情報領域のアドレス情報を取得する取得部と、
    を有することを特徴とする無線装置。
  7. 前記位置認識部は、後段の無線装置が自無線装置の接続位置を認識できるように、前記後段の無線装置に送信する前記第1のフレームに含まれる前記位置情報を変更することを特徴とする請求項6記載の無線装置。
  8. 前記無線装置制御装置から当該無線装置宛に送信される情報を、前記取得部によって取得した前記アドレス情報に基づいて前記第3のフレームの前記情報領域を参照して取得し、当該無線装置から前記無線装置制御装置に送信する情報を、前記取得部によって取得した前記アドレス情報に基づいて前記第2のフレームの前記情報領域に格納する情報処理部をさらに有することを特徴とする請求項6記載の無線装置。
  9. 内部でのデータ転送を共通インターフェースに基づいて行う基地局の無線装置制御装置の通信方法において、
    当該無線装置制御装置にデイジーチェーン接続される複数の無線装置と情報を送受信するためのフレームの情報領域を分割して前記複数の無線装置に割り当てし、
    前記複数の無線装置に割り当てられた前記情報領域のアドレス情報を、前記デイジーチェーン接続を介して前記複数の無線装置に送信する、
    ことを特徴とする通信方法。
  10. 内部でのデータ転送を共通インターフェースに基づいて行う基地局に設けられ、無線装置制御装置に直接または他の無線装置を介してデイジーチェーン接続される無線装置の通信方法において、
    当該無線装置を制御する前記無線装置制御装置または前記他の無線装置から、前記デイジーチェーン接続を介して第1のフレームを受信し、
    受信された前記第1のフレームに含まれる位置情報に基づいて前記無線装置制御装置にデイジーチェーン接続されている自無線装置の接続位置を認識し、
    認識された自無線装置の接続位置に基づいて前記第1のフレームを参照し、前記無線装置制御装置への前記デイジーチェーン接続を介した情報の送信のための第2のフレーム、および前記無線装置制御装置からの前記デイジーチェーン接続を介した情報の受信のための第3のフレームにおける、情報領域のアドレス情報を取得する、
    ことを特徴とする通信方法。
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