JP5144115B2 - 通風、採光式の電動シャッター装置 - Google Patents
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Description
請求項2の発明は、モード切り換え操作は、シャッターカーテンが閉塞姿勢になることである請求項1に記載の通風、採光式の電動シャッター装置である。
請求項3の発明は、第一タイマ時間は、シャッターカーテンが閉塞姿勢から最大の隙間が形成される隙間形成姿勢に変姿するのに必要な時間よりも短く、第二タイマ時間よりも長く設定され、第一タイマ時間の開放駆動で大きな隙間の隙間形成姿勢に変姿させ、第二タイマ時間の閉鎖駆動で隙間の大きさを微調整するように構成されている請求項1または2に記載の通風、採光式の電動シャッター装置である。
請求項4の発明は、制御部には、隙間形成姿勢記憶手段が設けられ、姿勢調整モードにおいて所定の隙間形成姿勢に設定された場合に、該設定された隙間形成姿勢である前回の停止位置を記憶し、次回の姿勢調整モードに切り換えられると、開閉機を駆動してシャッターカーテンを前回の隙間形成姿勢にするよう設定されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の通風、採光式の電動シャッター装置である。
請求項2の発明とすることにより、さらに操作性のよい通風、採光式の電動シャッター装置とすることができる。
請求項3の発明とすることにより、最適な大きさの隙間が形成された隙間形成姿勢への変姿を素早く行なうことができ、しかも、細かな姿勢調整を確実に行なうことができる。
請求項4の発明とすることにより、一層使い勝手のよい通風、採光式の電動シャッター装置とすることができる。
図面において、1は住宅の窓に相当する開口部に設置された通風、採光式の電動シャッター装置であって、該電動シャッター装置1を構成するシャッターカーテン2は複数枚のスラット3を用いて構成されるが、これら各スラット3は、開口部の左右両側に配される一対のガイドレール4に内装される伸縮自在のパンタグラフ状のリンク体(図示せず)に揺動自在に配された複数の作動片にそれぞれ連結されている。
また、開口部の上方にはヘッドケース5が配されており、該ヘッドケース5には左右方向に長い駆動軸6が回転自在に内装されており、該駆動軸6の左右両端部であって、一対のガイドレール4対向部位に位置して駆動スプロケット6aがそれぞれ一体的に外嵌固定されている。一方、ガイドレール4の下端部には従動スプロケット(図示せず)が回転自在に内装されており、該従動スプロケットと前記駆動スプロケット6aとのあいだに無端のチエン(図示せず)が懸回され、該チエンが、各スラット3が連結されたリンク体の下端部に連結されるように構成されている。
そして、シャッターカーテン2の隙間形成姿勢において開口部を通風、採光がなされ、該隙間形成姿勢において、駆動軸6の回転に伴う作動片の揺動量を調整することで各スラット3の揺動角度が調整(姿勢調整)され、これによって、通風量、採光量が適宜調整されるように設定されるが、これらの基本構成は何れも従来通りの構成となっている。
一方、9は開閉機7を開閉駆動制御するべく開閉機7に接続される制御部であって、該制御部9はCPUを備えて構成されている。そして、制御部9には、前記操作スイッチ8が接続されるとともに、シャッターカーテン2が開放作動して全開姿勢となることに伴いスイッチ切り換えする上限位置検知スイッチLSU、シャッターカーテン2の最下端のスラット3が床面に当接して閉塞姿勢に姿勢変姿したことを検知してスイッチ切り換えする下限位置検知スイッチLSD、閉鎖作動の過程でシャッターカーテン1が障害物と当接することに伴い切り換わる障害物検知スイッチ10等の必要なスイッチ類が適宜接続されている。そして、前記各スイッチPBU、PBS、PBD、LSU、LSD、10等の操作あるいはスイッチ切り換えがなされることに伴い、制御部9には対応する開放操作信号、停止操作信号、閉鎖操作信号、上限位置検知信号、下限位置検知信号、障害物検知信号等が入力するように設定されている。
また、制御部9には姿勢調整制御手段9aが設けられており、シャッターカーテン2が下限位置に達し、そして、閉塞姿勢になった状態において、モード切り換え操作がなされることにより、姿勢調整モードに切り換えられるように設定されている。前記姿勢調整モードに切換えられると、制御部9は、操作スイッチ8のスイッチ操作に基づいてシャッターカーテン2を適宜隙間形成姿勢に変姿させる姿勢調整を行うように設定されている。この姿勢調整モードでは、制御部9は、一回の開放操作スイッチPBUの操作(開放操作)がなされることに伴い、第一タイマ時間のあいだ開閉機7を開放駆動し、一回の閉鎖操作スイッチPBDの操作(閉鎖操作)がなされることに伴い、第二タイマ時間のあいだ開閉機7を閉鎖駆動するように設定されており、何れの操作においても操作時間にかかわらず前記第一、第二タイマ時間のあいだ駆動させるように設定されている。
ここで、姿勢調整モードにおいて、例えば開放操作がなされて開閉機7が開放駆動している状態では、操作スイッチ8を操作しても、該操作による信号を制御部9は受け付けることはないように構成されており、これによって、隙間形成姿勢の調整具合を確認しながらの調整操作ができ、確実でありながら円滑に姿勢調整できるように構成されている。
尚、11、12は開口部の屋内側に設けられる表示灯、ブザーであり、制御部9が姿勢調整モードに切り換えられることにより、制御部9からの指令に基づいて点灯、鳴動するように設定されている。
また、本実施の形態において、シャッターカーテン2(各スラット3)の閉塞姿勢から最大の隙間が形成される第一隙間形成姿勢に変姿するまでの所要時間、即ち、シャッターカーテン2が下限位置に達して閉塞姿勢に変姿するまでの所要時間はおよそ0.9秒に設定されている。そして、姿勢調整モードにおいて一回の開放操作がなされることで開閉機7が開放駆動する第一タイマ時間は、閉塞姿勢から第一隙間形成姿勢に変姿するまでの所要時間よりも短く、前記所要時間の1/3に相当する0.3秒に設定されている。また、一回の閉鎖操作がなされることで開閉機7が閉鎖駆動する第二タイマ時間は、第一タイマ時間よりも短く、本実施の形態では0.1秒に設定されている。
このように設定することにより、図2(B)に示す第二隙間形成姿勢が、閉塞姿勢から開閉機7を0.7秒間開放駆動させることで実現する姿勢である場合では、例えば、開放操作を三回(0.9秒の開放駆動)行なって第一隙間形成姿勢にした後、閉鎖操作を二回(0.2秒の閉鎖駆動)行うことで第二隙間形成姿勢とすることができる。また、図2(B)に示す第三隙間形成姿勢が、閉鎖姿勢から開閉機7を0.5秒間開放駆動させることで実現する姿勢である場合では、開放操作を二回(0.6秒の開放駆動)行なった後に閉鎖操作を一回(0.1秒の閉鎖駆動)行うことで第三隙間形成姿勢とすることができる。このように、姿勢調整モードにおいて、開放操作と閉鎖操作を適宜繰り返すことにより、各スラット3を、開閉機7の0.1秒の開放駆動に相当する揺動変位を行なうことができて、隙間形成姿勢における姿勢調整を、簡単、かつ、容易な操作で行なうことができ、しかも、開放操作では大きく変姿させる調整がなされ、閉鎖操作では小さく変姿させる調整で微調整することができ、微細な調整を確実に行なうことができるように構成されている。
まず、図4のフローチャートについて説明する。予め設定される初期の設定がなされて開閉制御モードとなると、制御部9は、閉鎖操作スイッチPBDの操作がなされて閉鎖操作信号の入力があるか否かを判断し、入力がある場合では、閉鎖駆動指令を出力してシャッターカーテン2の閉鎖作動を開始する。続いて制御部9は、前記閉鎖作動の過程で停止操作信号の入力があるか否かを判断し、停止操作信号の入力があると判断した場合では、シャッターカーテン2は中途開状態で停止し、制御部9は駆動停止指令を出力して初期状態に復帰(リターン)するように設定されている。
尚、開閉制御モードでは、閉鎖操作信号の入力がないと判断された場合、開放操作信号が入力があるか否かを判断し、開放操作信号が入力されている場合に開放駆動指令を出力してシャッターカーテン2を開放作動するが、該開放制御は従来通りの構成であり詳細な説明は省略する。
前記姿勢調整制御に移行すると、図5のフローチャートに示すように、制御部9は、予め設定されるN2タイマ時間(姿勢調整のための最大時間であって、例えば60秒間)に設定されたN2タイマをセットするとともに、姿勢調整モードに移行したことを使用者に告知するべく、表示灯11を点灯し、ブザー12を鳴動する。さらに、制御部9は、前回の隙間形成姿勢がメモリされている場合では、前回の隙間形成姿勢となるよう開閉機に駆動指令を出力しシャッターカーテン2を前回の隙間形成姿勢とする。続いて、制御部9は、操作スイッチ8からの操作信号を待機するが、該待機状態において、開放操作スイッチPBUの操作がなされて開放操作信号の入力がなされると、N3タイマ時間(本実施の形態ではN1タイマ時間と同様に2秒に設定されているが、必ずしもN1タイマ時間と同じである必要はない)の停止操作信号の入力(必ずしも停止操作信号の入力に限定されることはなく、例えば、停止操作スイッチと開放操作スイッチとを同時押しすることによる信号の入力でもよい)がなく、N2タイマ時間内、または、後述する予め設定されるN4タイマ時間に設定されたN4タイマがセットされている場合ではN4タイマ時間内であることを条件に、予め設定されるN5タイマ時間(第一タイマ時間であって、本実施の形態では0.3秒間)に設定されたN5タイマをセットし、該N5タイマ時間のあいだ開放駆動指令を出力するように設定されている。このとき、制御部9は、姿勢調整用の操作が既になされていてN4タイマが作動中であれば、前記セットされているN4タイマを解除し、開放駆動指令を出力した後に、再度N4タイマをセットして操作信号待機状態に復帰する。
そして、本実施の形態のように、N4タイマを設ける制御をすることにより、隙間形成姿勢に変姿させる場合に、必要な調整がなされた後に、速やかに通常の開閉制御モードに復帰することができるという利点がある。
さらに、姿勢調整モードにおいて、N2タイマ時間内において、開放または閉鎖操作スイッチPBUまたはPBDによる操作の後に、N4タイマ時間のあいだ何らスイッチ操作がなされなかった場合では、前述したように、姿勢調整モードが終了したと判断し、N2タイマを解除する一方、表示灯11の消灯、ブザー12の鳴動停止をするとともに、現在のシャッターカーテン2の停止位置(隙間形成姿勢)を記憶した後、通常の開閉制御モードに移行するように設定されている(図7(A)のタイミングチャート参照)。
これによって、何れの場合であっても、姿勢調整した後は、速やかに通常の開閉制御モードに移行することができる。
これによって、姿勢調整モードに切り換えて姿勢調整をした後、N3タイマ時間の停止操作スイッチPBSの操作を忘れてしまっても、通常の開閉制御モードに確実に移行することができ、これによって、制御部9が姿勢調整モードに移行されたままとなる場合のように、シャッターカーテン2を通常の開閉作動をさせるべく操作スイッチ8の操作をしても、シャッターカーテン2の作動が姿勢調整をするための作動になってしまい、操作者の意図と異なる作動となってしまうような不具合を解消することができる。さらには、何らかの理由で姿勢調整モードに切り換えた状態で停止操作スイッチPBSが壊れて操作不能になってしまったような場合でも、自動的に通常の開閉制御モードに移行することができる。
また、シャッターカーテン2が閉塞姿勢となった状態において待機モードとして、停止操作スイッチPBSによる姿勢調整モードへの切り換え操作を待機する状態とするように構成し、待機モードにおけるタイマ時間を予め設定し、該タイマ時間のあいだに切り換え操作がない場合に自動的に待機モードから通常の開閉制御モードに移行するようにしてもよい。
また、姿勢調整モードから通常の開閉制御モードに移行するための条件は、前記第一の実施の形態のように、複数混在して設定することもできるが、使用環境に合わせて、何れか一つ、あるいは、二つを用いる等、適宜選択することができる。
2 シャッターカーテン
3 スラット
4 ガイドレール
5 ヘッドケース
6 駆動軸
7 開閉機
8 操作スイッチ
9 制御部
9a 姿勢調整制御手段
9b 隙間形成姿勢記憶手段
10 障害物検知スイッチ
Claims (4)
- 操作具の開放操作または閉鎖操作に伴う開閉機の駆動により開口部を開閉作動するシャッターカーテンを複数のスラットで構成し、シャッターカーテンの下限位置において開閉機が開閉駆動することにより、シャッターカーテンを、隣接するスラット同士のあいだに隙間が形成されて通風、採光が可能な隙間形成姿勢と、該隙間を閉鎖する閉塞姿勢とに変姿する通風、採光式の電動シャッター装置において、開閉機の制御部に姿勢調整制御手段を設けて、シャッターカーテンの閉塞姿勢においてモード切り換え操作がなされることで所望の通風量、採光量に調整された隙間形成姿勢にするための姿勢調整モードに切り換わり、該姿勢調整モードにおける隙間形成姿勢の姿勢調整を、前記操作具の開放操作では操作時間にかかわらず予め設定される第一タイマ時間のあいだ開閉機を開放駆動して調整し、前記操作具の閉鎖操作では操作時間にかかわらず予め設定される第二タイマ時間のあいだ開閉機を閉鎖駆動して調整するようにした通風、採光式の電動シャッター装置。
- モード切り換え操作は、シャッターカーテンが閉塞姿勢になることである請求項1に記載の通風、採光式の電動シャッター装置。
- 第一タイマ時間は、シャッターカーテンが閉塞姿勢から最大の隙間が形成される隙間形成姿勢に変姿するのに必要な時間よりも短く、第二タイマ時間よりも長く設定され、第一タイマ時間の開放駆動で大きな隙間の隙間形成姿勢に変姿させ、第二タイマ時間の閉鎖駆動で隙間の大きさを微調整するように構成されている請求項1または2に記載の通風、採光式の電動シャッター装置。
- 制御部には、隙間形成姿勢記憶手段が設けられ、姿勢調整モードにおいて所定の隙間形成姿勢に設定された場合に、該設定された隙間形成姿勢である前回の停止位置を記憶し、次回の姿勢調整モードに切り換えられると、開閉機を駆動してシャッターカーテンを前回の隙間形成姿勢にするよう設定されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の通風、採光式の電動シャッター装置。
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