JP5143799B2 - 酸洗性に優れたソリッドワイヤ用鋼線材およびその製造方法 - Google Patents
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Y≧0.02X-7.5388 …(1)
Y≧0.02X-0.301 …(2)
但し、X:軟化焼鈍炉内の酸素濃度(容量%)、Y:軟化焼鈍炉内の水蒸気濃度(容量%)、を夫々示す。
焼鈍温度が700℃未満では、鋼材の軟化が不十分となり、850℃を超えるとスケールロスが大きくなって歩留まりが悪化することになる。焼鈍温度の好ましい下限は750℃であり、好ましい上限は800℃である。
焼鈍温度が、60分未満では軟化が不十分となって、焼鈍としての効果が発揮されなくなる。一方、焼鈍時間が15時間を超えると、スケールロスが増加することになる。焼鈍時間の好ましい下限は3時間であり、好ましい上限は10時間である。
酸素濃度が10容量%を超えると、スケールロスが大きくなって鋼線材(即ち、ソリッドワイヤ)の歩留まりが悪化することになる。酸素濃度は、好ましくは6容量%以下とするのがよい。一方、粒界酸化は非常に低い酸素濃度領域であっても発生するため、酸素濃度が1容量%未満であっても粒界酸化深さは十分に増加することになる。しかしながら、スケール成長はこの酸素濃度域では殆ど起こらないため、内部酸化のスケール化は困難になる。こうしたことから、酸素濃度が1容量%未満では、粒界酸化層の厚さが大きくなり、酸洗性が低下することになることが予想される。従って、酸素濃度は1容量%以上とすることが好ましい(より好ましくは2容量%以上)。
水蒸気濃度が20容量%を超えると、粒界酸化層の凹凸が大きくなり、酸洗性にむらが生じることになる。また焼鈍炉の壁面の損耗が大きくなるという不都合をも招くことになる。水蒸気濃度は、好ましくは10容量%以下とするのが良い。一方、水蒸気濃度が、0.02容量%未満であれば、水蒸気によるスケール成長が十分に得られず、粒界酸化深さの低減効果が発揮されにくくなることが予想される。従って、水蒸気濃度は0.02容量%以上とすることが好ましい(より好ましくは0.1容量%以上)。
Y≧0.02X-0.301 …(2)
但し、X:軟化焼鈍炉内の酸素濃度(容量%)、Y:軟化焼鈍炉内の水蒸気濃度(容量%)、を夫々示す。
酸洗性を決定する重要な要素が粒界酸化層厚さである。鋼線材を酸(酸洗液)に浸漬することによって、粒界酸化層は溶解するが、鋼線材の表面から均一に溶解するわけではない。酸は、界面にそって浸漬していくことになるが、その浸漬に一定時間を要することによって、鋼線材の酸洗性を劣化させることになる。通常、工業的レベルでは、鋼線材を酸に数分から十数分浸漬するが、こうした酸洗工程で除去できる粒界酸化層厚さは15μm程度である。上記本発明方法によって、得られる鋼線材では、粒界酸化層厚さが15μm以下のものとなる。この粒界酸化層厚さは、好ましくは10μm以下であり、より好ましくは5μm以下である。特に、粒界酸化層厚さを5μm以下にしたものでは、酸洗が簡略化できることになってその経済的効果が著しいものとなる。
一般的な酸洗工程においては、外層スケールが薄い方が望ましい。酸による溶解時間が短縮できるだけでなく、鉄損も少なくてすみ、酸洗液の早期劣化も免れることができる。外層スケールは、酸洗液が浸漬することによって溶解するが、外層スケールが70μmよりも大きくなると、浸漬に時間がかかり溶解し難くなる。上記本発明方法によって、得られる鋼線材では、外層スケールの厚さが70μm以下のものとなる。この外層スケールの厚さは、好ましくは50μm以下であり、より好ましくは30μm以下である。
鋼線材として特性を発揮させるために、その引張強度TS(即ち、焼鈍後引張強度TS)は、400〜700MPaであることが必要である。即ち、引張強度TSが700MPaよりも大きくなると、伸線し難くなり、また無理に伸線しても断線する恐れがある。万が一断線すると、生産性を著しく低下させることになる。伸線加工中に加工硬化することも考慮して、鋼線材の引張強度は700MPa以下とする必要がある。一方、引張強度TSが低くなる分には、大きな問題はないが、或る程度以下になれば巻取り性が悪くなり、コイル保持時に型崩れが生じる等の問題もあるので、400MPa以上とする必要がある。
Cは鋼材の強度を高めるために必要な元素であるが、その含有量が過剰になると、加工性が劣化するので、0.15%以下とする必要がある。尚、上記効果を発揮させためのC含有量の好ましい下限は、0.03%であり、好ましい上限は0.13%である。
SiやMnは、安価に鋼材の強度を確保できる重要な元素であり、ソリッドワイヤに最低限必要な量とし、その下限をSi:0.55%、Mn:1.4%と規定した。しかしながら、これらの含有量が過剰になると、鋼材の靭性を損なうので、その上限をSi:1.1%、Mn:2.6%と規定した。尚、Si含有量の好ましい下限は、0.60%であり、好ましい上限は1.0%である。また、Mn含有量の好ましい下限は、1.45%であり、好ましい上限は2.5%である。
不可避的に混入するPは、微量の場合には鋼材の強度を高める作用を発揮するが、過剰に含有すると脆性を劣化させるので、0.03%以下(好ましくは0.02%以下)とする必要がある。またSは、硫化物系介在物(例えば、MnS)を形成し、これが鋼材の熱間圧延時に偏析することによって、鋼材を脆化させるので、0.03%以下(好ましくは0.02%以下)とする必要がある。
Cuは、鋼材の強度を向上させたり、耐食性を向上させる働きがあるが、1356Kで液相となり、熱間圧延での変形時中にオーステナイト結晶粒界に侵入し、表面割れを発生させるので、その含有量は0.5%以下(好ましくは0.3%以下)とする必要がある。尚、上記効果を発揮させるためには、Cu含有量は0.001%以上とすることが好ましい。
TiおよびZrは、いずれも脱酸剤として含有されるが、これらの含有量(単独または合計)が0.3%を超えると、溶接金属の靭性が劣化することになる。尚、上記の効果を発揮させるためには、単独または合計で0.01%以上含有させることが好ましい。
Alは、脱酸剤として含有されるが、その含有量が0.1%を超えると、溶接金属の靭性が劣化することになる。尚、上記の効果を発揮させるためには、0.001%以上含有させることが好ましい。
Moは、鋼材の強度を高めたり、耐食性を高めるのに有用な元素であり、必要に応じて含有される。しかしながら、Mo含有量が過剰になると、鋼材の延性を損なうので0.4%以下とするのがよい。尚、こうした効果を発揮させるには、Moの含有量は0.001%以上とすることが好ましい。
光学顕微鏡は市販の装置を用い、走査型電子顕微鏡は電界放射型走査電子顕微鏡(FE−SEM)を用い、加速電圧:20kV、撮影方法:反射電子像、観察倍率:300倍〜3000倍とし、3視野撮影し、画像から粒界酸化層厚さ(μm)、外層スケール厚さ(μm)、表面凹凸差(μm)を求めた。このとき、粒界酸化層厚さ(μm)は、平均値ではなく、撮影した3視野の最大の粒界酸化層厚さを算出し、15μm以下を「○」、15μm超を「×」として評価した(他は、3視野の平均値)。これは、粒界酸化層厚さが1箇所でも15μmよりも厚いところがあれば、その箇所が酸洗不十分となって、めっき剥離箇所になりやすいからである。
焼鈍後の酸洗は、40℃で100g/Lの塩酸、15℃で100g/Lの塩化鉄溶液に鋼線材を順次浸漬することによって行なった。そして、酸洗後に外観評価を行なった。酸洗後の外観において、全体が灰白色を呈し、赤錆部や黒色、赤色等の点錆もない状態を酸洗性良好(評価:○)とした(赤錆部や黒色、赤色等の点錆がある状態:×)。
Claims (5)
- ソリッドワイヤ用鋼線材を軟化焼鈍しつつ製造するに当り、質量%で、C:0.15%以下(0%を含まない)、Si:0.55〜1.1%、Mn:1.4〜2.6%、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.03%以下(0%を含まない)、およびCu:0.5%以下(0%を含まない)を夫々含有する他、Tiおよび/またはZr:合計で0.3%以下(0%を含まない)、Al:0.1%以下(0%を含まない)を含有し、残部が鉄および不可避的不純物である鋼線材を軟化焼鈍する際に、軟化焼鈍炉内の温度を700〜850℃に設定すると共に、軟化焼鈍炉内の酸素濃度を10容量%以下、水蒸気濃度を20容量%以下とし、且つこれら酸素濃度と水蒸気濃度が下記(1)式および(2)式の関係を満足するように調整し、60分以上、15時間以下で軟化焼鈍することを特徴とする酸洗性に優れたソリッドワイヤ用鋼線材の製造方法。
Y≧0.02X-7.5388 …(1)
Y≧0.02X-0.301 …(2)
但し、X:軟化焼鈍炉内の酸素濃度(容量%)、Y:軟化焼鈍炉内の水蒸気濃度(容量%)、を夫々示す。 - 軟化焼鈍炉内の酸素濃度を1〜10容量%、水蒸気濃度を0.02〜20容量%に調整する請求項1に記載の製造方法。
- 前記鋼線材は、更にMo:0.4%以下(0%を含まない)を含有するものである請求項1または2に記載の製造方法。
- ソリッドワイヤ用鋼線材であって、質量%で、C:0.15%以下(0%を含まない)、Si:0.55〜1.1%、Mn:1.4〜2.6%、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.03%以下(0%を含まない)、およびCu:0.5%以下(0%を含まない)を夫々含有する他、Tiおよび/またはZr:合計で0.3%以下(0%を含まない)、Al:0.1%以下(0%を含まない)を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、引張強度が400〜700MPaであり、且つ粒界酸化層厚さが15μm以下であると共に、外層スケールの厚さが70μm以下であることを特徴とする酸洗性に優れたソリッドワイヤ用鋼線材。
- 更にMo:0.4%以下(0%を含まない)を含有するものである請求項4に記載のソリッドワイヤ用鋼線材。
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