光源の点灯時にリフレクタの反射面が放射状に光って見えるようにする手法としては、特開2008−59901号公報の図5に記載された照明装置のように、リフレクタの反射面のうち、光源の点灯時に放射状に光って見える部分の形状と、光源の点灯時に放射状に光って見えない部分の形状とが異ならせる第1の手法が考えられる。
更に、光源の点灯時にリフレクタの反射面が放射状に光って見えるようにする他の手法としては、例えばリフレクタの反射面を概略パラボラ状にすると共に、その概略パラボラ状の反射面の焦点上またはその近傍に光源を配置し、光透過用スリット部と短冊状の遮光用リブ部とが円筒面上に交互に配列された円筒状部を、概略パラボラ状の反射面の中心軸線とほぼ同軸関係になるように光源のまわりに配置する第2の手法が考えられる。
ところが、この第2の手法のように、光源から放射状に広がる光の一部が遮光用リブ部によって遮光されてしまうと、光源の点灯時にリフレクタの概略パラボラ状の反射面が放射状に光って見えるようにすることができるものの、光源からの光の利用効率が低下してしまう。
前記問題点に鑑み、本発明は、光源の点灯時にリフレクタの反射面が放射状に光って見えるようにするために、光源から放射状に広がる光の一部がリブ部によって遮光されるのに伴って、光源からの光の利用効率が低下してしまうのを回避することができる照明装置を提供することを目的とする。
換言すれば、本発明は、光源からの光の利用効率が低下してしまうのを回避しつつ、光源の点灯時にリフレクタの反射面が放射状に光って見えるようにすることができる照明装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、リフレクタ(2)に概略パラボラ状の反射面(2a1)を形成し、
概略パラボラ状の反射面(2a1)の焦点上またはその近傍に光源(1)を配置し、
スリット部(2c1a,2c1b,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1m)と短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)とが円筒面上に交互に配列された円筒状部(2c)を、概略パラボラ状の反射面(2a1)の中心軸線(2a1a)とほぼ同軸関係になるように光源(1)のまわりに配置し、
円筒面上に配列された短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の内周面(2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2d1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2i1,2c2j1,2c2k1,2c2l1,2c2m1)に反射面を形成し、
円筒状部(2c)の中心軸線(2c4)を中心に短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)を180°回転させた位置にスリット部(2c1a,2c1b,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1m)が位置するように、奇数組のスリット部(2c1a,2c1b,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1m)および短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)を設け、
スリット部(2c1a,2c1b,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1m)を透過せしめられた光源(1)からの直射光(L1)が、概略パラボラ状の反射面(2a1)によって反射され、それにより、光源(1)の点灯時に概略パラボラ状の反射面(2a1)の中心軸線(2a1a)上から概略パラボラ状の反射面(2a1)が放射状に光って見え、
光源(1)から放射された光のうち、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の内周面(2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2d1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2i1,2c2j1,2c2k1,2c2l1,2c2m1)によって反射された光(L2)が、円筒状部(2c)の中心軸線(2c4)を隔てて短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の反対側に位置するスリット部(2c1a,2c1b,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1m)を透過せしめられ、
短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の外周面(2c2a2,2c2b2,2c2c2,2c2d2,2c2e2,2c2f2,2c2g2,2c2h2,2c2i2,2c2j2,2c2k2,2c2l2,2c2m2)に反射面を形成したことを特徴とする照明装置(10)が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、中心軸線(2a1a)を中心に放物線を回転させることにより得られる単一の面によって概略パラボラ状の反射面(2a1)を構成したことを特徴とする請求項1に記載の照明装置(10)が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、複数の短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)を相互に連結するための環状の連結部(2c3)を設け、
短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の上側に環状の連結部(2c3)を配置し、
環状の連結部(2c3)の表面のうち、光源(1)に対向する底面(2c3c)に反射面を形成したことを特徴とする請求項2に記載の照明装置(10)が提供される。
請求項4に記載の発明によれば、環状の連結部(2c3)の外周面(2c3b)に反射面を形成したことを特徴とする請求項3に記載の照明装置(10)が提供される。
請求項5に記載の発明によれば、環状の連結部(2c3)の内周面を内側に突出させることによってフランジ部(2c3a1)を形成し、
フランジ部(2c3a1)によってレンズ(3)を支持したことを特徴とする請求項4に記載の照明装置(10)が提供される。
請求項6に記載の発明によれば、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の一方の側面(2c2a3,2c2b3,2c2c3,2c2d3,2c2e3,2c2f3,2c2g3,2c2h3,2c2i3,2c2j3,2c2k3,2c2l3,2c2m3)に反射面を形成し、
短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の他方の側面(2c2a4,2c2b4,2c2c4,2c2d4,2c2e4,2c2f4,2c2g4,2c2h4,2c2i4,2c2j4,2c2k4,2c2l4,2c2m4)に反射面を形成したことを特徴とする請求項5に記載の照明装置(10)が提供される。
請求項7に記載の発明によれば、環状の連結部(2c3)の底面(2c3c)のうち、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の内周面(2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2d1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2i1,2c2j1,2c2k1,2c2l1,2c2m1)に隣接する部分(2c3c’)を曲面によって構成し、
光源(1)から放射された光のうち、この部分(2c3c’)に到達した光(L7)を、概略パラボラ状の反射面(2a1)に指向するように反射することを特徴とする請求項6に記載の照明装置(10)が提供される。
請求項1に記載の照明装置(10)では、リフレクタ(2)に概略パラボラ状の反射面(2a1)が形成されている。また、概略パラボラ状の反射面(2a1)の焦点上またはその近傍に光源(1)が配置されている。更に、スリット部(2c1a,2c1b,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1m)と短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)とが円筒面上に交互に配列された円筒状部(2c)が、概略パラボラ状の反射面(2a1)の中心軸線(2a1a)とほぼ同軸関係になるように光源(1)のまわりに配置されている。
そのため、請求項1に記載の照明装置(10)では、スリット部(2c1a,2c1b,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1m)を透過せしめられた光源(1)からの直射光(L1)が、概略パラボラ状の反射面(2a1)によって反射され、それにより、光源(1)の点灯時に概略パラボラ状の反射面(2a1)の中心軸線(2a1a)上から概略パラボラ状の反射面(2a1)が放射状に光って見える。
更に、請求項1に記載の照明装置(10)では、円筒面上に配列された短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の内周面(2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2d1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2i1,2c2j1,2c2k1,2c2l1,2c2m1)に反射面が形成されている。
詳細には、請求項1に記載の照明装置(10)では、円筒状部(2c)の中心軸線(2c4)を中心に短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)を180°回転させた位置にスリット部(2c1a,2c1b,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1m)が位置するように、奇数組のスリット部(2c1a,2c1b,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1m)および短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)が設けられている。
そのため、請求項1に記載の照明装置(10)では、光源(1)から放射された光のうち、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の内周面(2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2d1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2i1,2c2j1,2c2k1,2c2l1,2c2m1)によって反射された光(L2)が、円筒状部(2c)の中心軸線(2c4)を隔てて短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の反対側に位置するスリット部(2c1a,2c1b,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1m)を透過せしめられる。
つまり、請求項1に記載の照明装置(10)では、光源(1)から放射された光のうち、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の内周面(2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2d1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2i1,2c2j1,2c2k1,2c2l1,2c2m1)に到達した光(L2)が、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の内周面(2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2d1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2i1,2c2j1,2c2k1,2c2l1,2c2m1)によって、遮光されるのではなく、反射され、円筒状部(2c)の中心軸線(2c4)を隔てて短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の反対側に位置するスリット部(2c1a,2c1b,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1m)を透過せしめられる。
すなわち、請求項1に記載の照明装置(10)では、光源(1)から放射された光のうち、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の内周面(2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2d1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2i1,2c2j1,2c2k1,2c2l1,2c2m1)に到達した光(L2)が有効利用される。
その結果、請求項1に記載の照明装置(10)によれば、光源(1)からの光(L2)の利用効率が低下してしまうのを回避しつつ、光源(1)の点灯時にリフレクタ(2)の反射面(2a1)が放射状に光って見えるようにすることができる。
請求項1に記載の照明装置(10)では、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の外周面(2c2a2,2c2b2,2c2c2,2c2d2,2c2e2,2c2f2,2c2g2,2c2h2,2c2i2,2c2j2,2c2k2,2c2l2,2c2m2)に反射面が形成されている。
そのため、請求項1に記載の照明装置(10)によれば、光源(1)の点灯時のみならず、光源(1)の非点灯時においても、照明装置(10)の外部からの光によって照らされた短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の外周面(2c2a2,2c2b2,2c2c2,2c2d2,2c2e2,2c2f2,2c2g2,2c2h2,2c2i2,2c2j2,2c2k2,2c2l2,2c2m2)が、概略パラボラ状の反射面(2a1)に映り込み、キラキラ光っているように見せることができる。
請求項2に記載の照明装置(10)では、中心軸線(2a1a)を中心に放物線を回転させることにより得られる単一の面によって概略パラボラ状の反射面(2a1)が構成されている。
そのため、請求項2に記載の照明装置(10)によれば、観察者が視点を移動させることにより、概略パラボラ状の反射面(2a1)に映り込んだ短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の外周面(2c2a2,2c2b2,2c2c2,2c2d2,2c2e2,2c2f2,2c2g2,2c2h2,2c2i2,2c2j2,2c2k2,2c2l2,2c2m2)の像が、単一の面によって構成された概略パラボラ状の反射面(2a1)上を移動しているように見せることができ、それにより、照明装置(10)の奥行き感を観察者に感じさせることができる。
請求項3に記載の照明装置(10)では、複数の短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)を相互に連結するための環状の連結部(2c3)が設けられている。また、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の上側に環状の連結部(2c3)が配置されている。更に、環状の連結部(2c3)の表面のうち、光源(1)に対向する底面(2c3c)に反射面が形成されている。
そのため、請求項3に記載の照明装置(10)では、光源(1)から放射された光のうち、環状の連結部(2c3)の底面(2c3c)に到達した光(L3)が、環状の連結部(2c3)の底面(2c3c)によって、遮光されるのではなく、反射され、スリット部(2c1a,2c1b,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1m)を透過せしめられる。
すなわち、請求項3に記載の照明装置(10)では、光源(1)から放射された光のうち、環状の連結部(2c3)の底面(2c3c)に到達した光(L3)が有効利用される。
その結果、請求項3に記載の照明装置(10)によれば、環状の連結部(2c3)の底面(2c3c)に到達した光(L3)が環状の連結部(2c3)の底面(2c3c)によって遮光される場合よりも、光源(1)からの光(L3)の利用効率を向上させることができる。
請求項4に記載の照明装置(10)では、環状の連結部(2c3)の外周面(2c3b)に反射面が形成されている。そのため、請求項4に記載の照明装置(10)によれば、光源(1)の点灯時のみならず、光源(1)の非点灯時においても、照明装置(10)の外部からの光によって照らされた環状の連結部(2c3)の外周面(2c3b)が、概略パラボラ状の反射面(2a1)に映り込み、キラキラ光っているように見せることができる。
請求項5に記載の照明装置(10)では、環状の連結部(2c3)の内周面を内側に突出させることによってフランジ部(2c3a1)が形成されている。更に、フランジ部(2c3a1)によってレンズ(3)が支持されている。
そのため、請求項5に記載の照明装置(10)によれば、光源(1)から放射された光のうち、概略パラボラ状の反射面(2a1)に到達しない光(L4)をレンズ(3)によって配光制御することができる。
請求項6に記載の照明装置(10)では、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の一方の側面(2c2a3,2c2b3,2c2c3,2c2d3,2c2e3,2c2f3,2c2g3,2c2h3,2c2i3,2c2j3,2c2k3,2c2l3,2c2m3)に反射面が形成されている。
そのため、請求項6に記載の照明装置(10)では、光源(1)から放射された光のうち、円筒状部(2c)の中心軸線(2c4)上から外れた位置から放射された光(L5)が、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の一方の側面(2c2a3,2c2b3,2c2c3,2c2d3,2c2e3,2c2f3,2c2g3,2c2h3,2c2i3,2c2j3,2c2k3,2c2l3,2c2m3)によって反射され、スリット部(2c1a,2c1b,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1m)を透過せしめられる。
つまり、請求項6に記載の照明装置(10)では、光源(1)から放射された光のうち、円筒状部(2c)の中心軸線(2c4)上から外れた位置から放射された光(L5)が、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の一方の側面(2c2a3,2c2b3,2c2c3,2c2d3,2c2e3,2c2f3,2c2g3,2c2h3,2c2i3,2c2j3,2c2k3,2c2l3,2c2m3)によって遮光されるのではなく、反射されて有効利用される。
その結果、請求項6に記載の照明装置(10)によれば、光源(1)から放射された光のうち、円筒状部(2c)の中心軸線(2c4)上から外れた位置から放射された光(L5)が、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の一方の側面(2c2a3,2c2b3,2c2c3,2c2d3,2c2e3,2c2f3,2c2g3,2c2h3,2c2i3,2c2j3,2c2k3,2c2l3,2c2m3)によって遮光される場合よりも、光源(1)から放射された光(L5)の利用効率を向上させることができる。
更に、請求項6に記載の照明装置(10)では、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の他方の側面(2c2a4,2c2b4,2c2c4,2c2d4,2c2e4,2c2f4,2c2g4,2c2h4,2c2i4,2c2j4,2c2k4,2c2l4,2c2m4)に反射面が形成されている。
そのため、請求項6に記載の照明装置(10)では、光源(1)から放射された光のうち、円筒状部(2c)の中心軸線(2c4)上から外れた位置から放射された光(L6)が、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の他方の側面(2c2a4,2c2b4,2c2c4,2c2d4,2c2e4,2c2f4,2c2g4,2c2h4,2c2i4,2c2j4,2c2k4,2c2l4,2c2m4)によって反射され、スリット部(2c1a,2c1b,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1m)を透過せしめられる。
つまり、請求項6に記載の照明装置(10)では、光源(1)から放射された光のうち、円筒状部(2c)の中心軸線(2c4)上から外れた位置から放射された光(L6)が、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の他方の側面(2c2a4,2c2b4,2c2c4,2c2d4,2c2e4,2c2f4,2c2g4,2c2h4,2c2i4,2c2j4,2c2k4,2c2l4,2c2m4)によって遮光されるのではなく、反射されて有効利用される。
その結果、請求項6に記載の照明装置(10)によれば、光源(1)から放射された光のうち、円筒状部(2c)の中心軸線(2c4)上から外れた位置から放射された光(L6)が、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の他方の側面(2c2a4,2c2b4,2c2c4,2c2d4,2c2e4,2c2f4,2c2g4,2c2h4,2c2i4,2c2j4,2c2k4,2c2l4,2c2m4)によって遮光される場合よりも、光源(1)から放射された光(L6)の利用効率を向上させることができる。
請求項7に記載の照明装置(10)では、環状の連結部(2c3)の底面(2c3c)のうち、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の内周面(2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2d1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2i1,2c2j1,2c2k1,2c2l1,2c2m1)に隣接する部分(2c3c’)が、曲面によって構成されている。更に、光源(1)から放射された光のうち、この部分(2c3c’)に到達した光(L7)が、概略パラボラ状の反射面(2a1)に指向するように反射される。
そのため、請求項7に記載の照明装置(10)によれば、環状の連結部(2c3)の底面(2c3c)のうち、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の内周面(2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2d1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2i1,2c2j1,2c2k1,2c2l1,2c2m1)に隣接する部分に到達した光源(1)の直射光(L7)が、環状の連結部(2c3)の底面(2c3c)によって反射され、次いで、短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m)の内周面(2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2d1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2i1,2c2j1,2c2k1,2c2l1,2c2m1)によって反射され、光源(1)の近傍に戻されてしまうのを回避することができる。
つまり、請求項7に記載の照明装置(10)によれば、光源(1)からの光(L7)が有効に利用されない場合よりも、光源(1)からの光(L7)の利用効率を向上させることができる。
以下、本発明の照明装置の第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態の照明装置10の分解斜視図である。第1の実施形態の照明装置10では、図1に示すように、基板1’に搭載された例えばLEDなどのような光源1と、リフレクタ2と、レンズカット(図示せず)などが形成された拡散用レンズ3とが設けられている。第2の実施形態の照明装置10では、代わりに、レンズ3を省略することも可能である。
図2は図1に示したリフレクタ2の平面図(リフレクタ2を図1の左上側から見た図)である。第1の実施形態の照明装置10では、例えば樹脂材料の成形によってリフレクタ2が形成されている。第3の実施形態の照明装置10では、代わりに、例えばアルミダイキャスト等によってリフレクタ2を形成することも可能である。
第1の実施形態の照明装置10では、図1および図2に示すように、パラボラ部2aと、底部2bと、円筒状部2cとが、リフレクタ2に設けられている。詳細には、例えばアルミ蒸着処理をリフレクタ2のパラボラ部2aに施すことにより、概略パラボラ状の反射面2a1が形成されている。また、例えばアルミ蒸着処理をリフレクタ2の底部2bに施すことにより、環状であって平面状の反射面2b1が形成されている。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図1に示すように、光源1が、概略パラボラ状の反射面2a1の焦点上またはその近傍に配置されている。
図3および図4は図1および図2に示したリフレクタ2の円筒状部2cを上側(図1の左上側、図2の手前側)から見た水平断面図である。図5は図1および図2に示したリフレクタ2の鉛直断面図である。詳細には、図5(A)は図2のA−A線に沿った断面図、図5(B)は図2のB−B線に沿った断面図、図5(C)は図2のC−C線に沿った断面図である。図6〜図9は光源1から放射された光L1,L2,L3,L4,L5,L6の光路図である。
第1の実施形態の照明装置10では、図1および図3(A)に示すように、スリット部2c1a,2c1b,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1mと短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2mとが円筒面上に交互に配列された円筒状部2cが、概略パラボラ状の反射面2a1の中心軸線2a1aとほぼ同軸関係になるように光源1のまわりに配置されている。
そのため、第1の実施形態の照明装置10では、図6(A)に示すように、スリット部2c1c(図3(A)参照)を透過せしめられた光源1からの直射光L1が、概略パラボラ状の反射面2a1によって反射され、それにより、光源1の点灯時に概略パラボラ状の反射面2a1の中心軸線2a1a(2c4)上から(図6(A)の右下側から)概略パラボラ状の反射面2a1が光って見える。
また、第1の実施形態の照明装置10では、図6(B)に示すように、スリット部2c1k(図3(A)参照)を透過せしめられた光源1からの直射光L1が、概略パラボラ状の反射面2a1によって反射され、それにより、光源1の点灯時に概略パラボラ状の反射面2a1の中心軸線2a1a(2c4)上から(図6(B)の左側から)概略パラボラ状の反射面2a1が光って見える。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図6(C)に示すように、スリット部2c1f(図3(A)参照)を透過せしめられた光源1からの直射光L1が、概略パラボラ状の反射面2a1によって反射され、それにより、光源1の点灯時に概略パラボラ状の反射面2a1の中心軸線2a1a(2c4)上から(図6(C)の右上側から)概略パラボラ状の反射面2a1が光って見える。
同様に、第1の実施形態の照明装置10では、スリット部2c1a,2c1b,2c1d,2c1e,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1l,2c1m(図3(A)参照)を透過せしめられた光源1からの直射光L1が、概略パラボラ状の反射面2a1によって反射され、それにより、光源1の点灯時に概略パラボラ状の反射面2a1の中心軸線2a1a(2c4)上から概略パラボラ状の反射面2a1が光って見え、その結果、概略パラボラ状の反射面2a1が放射状に光って見える。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図3および図4に示すように、円筒面上に配列された短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2mの内周面2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2d1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2i1,2c2j1,2c2k1,2c2l1,2c2m1に例えばアルミ蒸着処理を施すことにより、反射面が形成されている。
第1の実施形態の照明装置10では、図3および図4に示すように、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2mの内周面2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2d1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2i1,2c2j1,2c2k1,2c2l1,2c2m1が円筒面によって構成されているが、第4の実施形態の照明装置10では、代わりに、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2mの内周面2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2d1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2i1,2c2j1,2c2k1,2c2l1,2c2m1を、例えば円筒面以外の自由曲面(平面も含む。)によって構成することも可能である。
第1の実施形態の照明装置10では、図3(A)に示すように、円筒状部2cの中心軸線2c4を中心に短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2mを180°回転させた位置にスリット部2c1a,2c1b,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1mが位置するように、例えば13組のような奇数組のスリット部2c1a,2c1b,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1mおよび短冊状のリブ部(2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2mが設けられている。
つまり、第1の実施形態の照明装置10では、図3(A)に示すように、円筒状部2cの中心軸線2c4を中心に円筒状部2cを13分の360°回転させると、回転させた後の円筒状部2cの形状が、回転させる前の円筒状部2cの形状に一致する。すなわち、第1の実施形態の照明装置10では、円筒状部2cが、いわゆる「13回回転対称」形状に形成されている。
第1の実施形態の照明装置10では、円筒状部2cが13回回転対称形状に形成されているが、第5の実施形態の照明装置10では、代わりに、円筒状部2cをN回回転対称形状(Nは3以上であって、13以外の奇数)に形成することも可能である。
第1の実施形態の照明装置10では、図3(A)、図4(B)および図6(A)に示すように、光源1から放射された光のうち、短冊状のリブ部2c2iの内周面2c2i1によって反射された光L2が、円筒状部2cの中心軸線2c4を隔てて短冊状のリブ部2c2iの反対側に位置するスリット部2c1cを透過せしめられ、光L1よりも円筒状部2cの中心軸線2c4と大きい角度をなす拡散光L2として照射される。
また、第1の実施形態の照明装置10では、図3(A)、図3(B)および図6(B)に示すように、光源1から放射された光のうち、短冊状のリブ部2c2dの内周面2c2d1によって反射された光L2が、円筒状部2cの中心軸線2c4を隔てて短冊状のリブ部2c2dの反対側に位置するスリット部2c1kを透過せしめられ、光L1よりも円筒状部2cの中心軸線2c4と大きい角度をなす拡散光L2として照射される。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図3(A)、図4(B)および図6(C)に示すように、光源1から放射された光のうち、短冊状のリブ部2c2lの内周面2c2l1によって反射された光L2が、円筒状部2cの中心軸線2c4を隔てて短冊状のリブ部2c2lの反対側に位置するスリット部2c1fを透過せしめられ、光L1よりも円筒状部2cの中心軸線2c4と大きい角度をなす拡散光L2として照射される。
同様に、第1の実施形態の照明装置10では、光源1から放射された光のうち、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2j,2c2k,2c2mの内周面2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2j1,2c2k1,2c2m1によって反射された光L2が、円筒状部2cの中心軸線2c4を隔てて短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2j,2c2k,2c2mの反対側に位置するスリット部2c1a,2c1b,2c1d,2c1e,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1l,2c1mを透過せしめられ、光L1よりも円筒状部2cの中心軸線2c4と大きい角度をなす拡散光L2として照射される。
つまり、第1の実施形態の照明装置10では、光源1から放射された光のうち、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2mの内周面2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2d1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2i1,2c2j1,2c2k1,2c2l1,2c2m1に到達した光L2が、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2mの内周面2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2d1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2i1,2c2j1,2c2k1,2c2l1,2c2m1によって、遮光されるのではなく、反射され、円筒状部2cの中心軸線2c4を隔てて短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2mの反対側に位置するスリット部2c1a,2c1b,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1mを透過せしめられ、光L1よりも円筒状部2cの中心軸線2c4と大きい角度をなす拡散光L2として照射される。
すなわち、第1の実施形態の照明装置10では、光源1から放射された光のうち、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2mの内周面2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2d1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2i1,2c2j1,2c2k1,2c2l1,2c2m1に到達した光L2が有効利用される。
その結果、第1の実施形態の照明装置10によれば、光源1からの光L2の利用効率が低下してしまうのを回避しつつ、光源1の点灯時に光源1からの光L1によってリフレクタ2の反射面2a1が放射状に光って見えるようにすることができる。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図3、図4および図5に示すように、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2mの外周面2c2a2,2c2b2,2c2c2,2c2d2,2c2e2,2c2f2,2c2g2,2c2h2,2c2i2,2c2j2,2c2k2,2c2l2,2c2m2に例えばアルミ蒸着処理を施すことによって、反射面が形成されている。
そのため、第1の実施形態の照明装置10によれば、光源1の点灯時のみならず、光源1の非点灯時においても、照明装置10の外部からの光によって照らされた短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2mの外周面2c2a2,2c2b2,2c2c2,2c2d2,2c2e2,2c2f2,2c2g2,2c2h2,2c2i2,2c2j2,2c2k2,2c2l2,2c2m2が、概略パラボラ状の反射面2a1に映り込み、キラキラ光っているように見せることができる。
詳細には、第1の実施形態の照明装置10では、図5(A)の右下側からリフレクタ2を見た時に、照明装置10の外部からの光によって照らされた短冊状のリブ部2c2iの外周面2c2i2が、概略パラボラ状の反射面2a1に映り込み、キラキラ光って見える。
また、第1の実施形態の照明装置10では、図5(B)の左側からリフレクタ2を見た時に、照明装置10の外部からの光によって照らされた短冊状のリブ部2c2dの外周面2c2d2が、概略パラボラ状の反射面2a1に映り込み、キラキラ光って見える。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図5(C)の右上側からリフレクタ2を見た時に、照明装置10の外部からの光によって照らされた短冊状のリブ部2c2lの外周面2c2l2が、概略パラボラ状の反射面2a1に映り込み、キラキラ光って見える。
また、第1の実施形態の照明装置10では、図1および図2に示すように、中心軸線2a1aを中心に放物線を回転させることにより得られる単一の面によって概略パラボラ状の反射面2a1が構成されている。
そのため、第1の実施形態の照明装置10によれば、観察者が視点を移動させることにより、概略パラボラ状の反射面2a1に映り込んだ短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m(図3(A)参照)の外周面2c2a2,2c2b2,2c2c2,2c2d2,2c2e2,2c2f2,2c2g2,2c2h2,2c2i2,2c2j2,2c2k2,2c2l2,2c2m2(図3(B)、図4(A)および図4(B)参照)の像が、単一の面によって構成された概略パラボラ状の反射面2a1上を移動しているように見せることができ、それにより、照明装置10の奥行き感を観察者に感じさせることができる。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図1、図2および図5に示すように、複数の短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m(図3(A)参照)を相互に連結するための環状の連結部2c3が設けられている。また、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2mの上側(図1の左上側)に環状の連結部2c3が配置されている。更に、環状の連結部2c3の表面のうち、光源1に対向する底面2c3cに例えばアルミ蒸着処理を施すことにより、反射面が形成されている。
そのため、第1の実施形態の照明装置10では、図7(A)に示すように、光源1から放射された光のうち、環状の連結部2c3の底面2c3cに到達した光L3が、環状の連結部2c3の底面2c3cによって、遮光されるのではなく、反射され、次いで、スリット部2c1cを透過せしめられ、次いで、概略パラボラ状の反射面2a1によって反射され、次いで、再びスリット部2c1cを透過せしめられ、次いで、レンズ3を透過せしめられ、拡散光L3として照射される。
また、第1の実施形態の照明装置10では、図7(B)に示すように、光源1から放射された光のうち、環状の連結部2c3の底面2c3cに到達した光L3が、環状の連結部2c3の底面2c3cによって、遮光されるのではなく、反射され、次いで、スリット部2c1kを透過せしめられ、次いで、概略パラボラ状の反射面2a1によって反射され、次いで、再びスリット部2c1kを透過せしめられ、次いで、レンズ3を透過せしめられ、拡散光L3として照射される。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図7(C)に示すように、光源1から放射された光のうち、環状の連結部2c3の底面2c3cに到達した光L3が、環状の連結部2c3の底面2c3cによって、遮光されるのではなく、反射され、次いで、スリット部2c1fを透過せしめられ、次いで、概略パラボラ状の反射面2a1によって反射され、次いで、再びスリット部2c1fを透過せしめられ、次いで、レンズ3を透過せしめられ、拡散光L3として照射される。
同様に、第1の実施形態の照明装置10では、光源1から放射された光のうち、環状の連結部2c3の底面2c3cに到達した光L3が、環状の連結部2c3の底面2c3cによって、遮光されるのではなく、反射され、スリット部2c1a,2c1b,2c1d,2c1e,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1l,2c1mを透過せしめられ、次いで、概略パラボラ状の反射面2a1によって反射され、次いで、再びスリット部2c1a,2c1b,2c1d,2c1e,2c1g,2c1h,2c1i,2c1j,2c1l,2c1mを透過せしめられ、次いで、レンズ3を透過せしめられ、拡散光L3として照射される。
すなわち、第1の実施形態の照明装置10では、光源1から放射された光のうち、環状の連結部2c3の底面2c3cに到達した光L3が有効利用される。
その結果、第1の実施形態の照明装置10によれば、環状の連結部2c3の底面2c3cに到達した光L3が環状の連結部2c3の底面2c3cによって遮光される場合よりも、光源1からの光L3の利用効率を向上させることができる。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図8(A)、図8(B)および図8(C)に示すように、光源1から放射された光のうち、円筒状部2cの中心軸線2c4と小さい角度をなす光L4が、レンズ3を透過せしめられ、拡散光L4として照射される。なお、図8(A)は図5(A)(図2のA−A線に沿った断面図)に対応しており、図8(B)は図5(B)(図2のB−B線に沿った断面図)に対応しており、図8(C)は図5(C)(図2のC−C線に沿った断面図)に対応している。
また、第1の実施形態の照明装置10では、図1および図5に示すように、環状の連結部2c3の外周面2c3bに例えばアルミ蒸着処理を施すことにより、反射面が形成されている。そのため、第1の実施形態の照明装置10によれば、光源1の点灯時のみならず、光源1の非点灯時においても、照明装置10の外部からの光によって照らされた環状の連結部2c3の外周面2c3bが、概略パラボラ状の反射面2a1に映り込み、キラキラ光っているように見せることができる。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図1、図5および図8に示すように、環状の連結部2c3の内周面を内側に突出させることによってフランジ部2c3a1が形成されている。更に、フランジ部2c3a1によってレンズ3が支持されている。そのため、第1の実施形態の照明装置10によれば、図8に示すように、光源1から放射された光のうち、概略パラボラ状の反射面2a1に到達しない光L4をレンズ3によって配光制御することができる。
レンズ3が省略される第2の実施形態の照明装置10では、代わりに、フランジ部2c3a1を省略することも可能である。
第1の実施形態の照明装置10では、図3および図4に示すように、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2mの一方の側面2c2a3,2c2b3,2c2c3,2c2d3,2c2e3,2c2f3,2c2g3,2c2h3,2c2i3,2c2j3,2c2k3,2c2l3,2c2m3)に例えばアルミ蒸着処理を施すことにより、反射面が形成されている。
そのため、第1の実施形態の照明装置10では、図9(A)に示すように、光源1から放射された光のうち、円筒状部2cの中心軸線2c4上から外れた位置から放射された光L5が、短冊状のリブ部2c2aの一方の側面2c2a3によって反射され、スリット部2c1a(図3(A)参照)を透過せしめられる。
また、第1の実施形態の照明装置10では、図9(B)に示すように、光源1から放射された光のうち、円筒状部2cの中心軸線2c4上から外れた位置から放射された光L5が、短冊状のリブ部2c2gの一方の側面2c2g3によって反射され、スリット部2c1g(図3(A)参照)を透過せしめられる。
同様に、第1の実施形態の照明装置10では、光源1から放射された光のうち、円筒状部2cの中心軸線2c4上から外れた位置から放射された光L5が、短冊状のリブ部2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m(図3(A)参照)の一方の側面2c2b3,2c2c3,2c2d3,2c2e3,2c2f3,2c2h3,2c2i3,2c2j3,2c2k3,2c2l3,2c2m3(図3(B)、図4(A)および図4(B)参照)によって反射され、スリット部2c1b,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1h,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1m(図3(A)参照)を透過せしめられる。
つまり、第1の実施形態の照明装置10では、光源1から放射された光のうち、円筒状部2cの中心軸線2c4上から外れた位置から放射された光L5が、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m(図3(A)参照)の一方の側面2c2a3,2c2b3,2c2c3,2c2d3,2c2e3,2c2f3,2c2g3,2c2h3,2c2i3,2c2j3,2c2k3,2c2l3,2c2m3(図3(B)、図4(A)および図4(B)参照)によって遮光されるのではなく、反射されて有効利用される。
その結果、第1の実施形態の照明装置10によれば、光源1から放射された光のうち、円筒状部2cの中心軸線2c4上から外れた位置から放射された光L5が、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2mの一方の側面2c2a3,2c2b3,2c2c3,2c2d3,2c2e3,2c2f3,2c2g3,2c2h3,2c2i3,2c2j3,2c2k3,2c2l3,2c2m3によって遮光される場合よりも、光源1から放射された光L5の利用効率を向上させることができる。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図3および図4に示すように、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2mの他方の側面2c2a4,2c2b4,2c2c4,2c2d4,2c2e4,2c2f4,2c2g4,2c2h4,2c2i4,2c2j4,2c2k4,2c2l4,2c2m4に例えばアルミ蒸着処理を施すことにより、反射面が形成されている。
そのため、第1の実施形態の照明装置10では、図9(A)に示すように、光源1から放射された光のうち、円筒状部2cの中心軸線2c4上から外れた位置から放射された光L6が、短冊状のリブ部2c2aの他方の側面2c2a4によって反射され、スリット部2c1b(図3(A)参照)を透過せしめられる。
また、第1の実施形態の照明装置10では、図9(B)に示すように、光源1から放射された光のうち、円筒状部2cの中心軸線2c4上から外れた位置から放射された光L6が、短冊状のリブ部2c2gの他方の側面2c2g4によって反射され、スリット部2c1h(図3(A)参照)を透過せしめられる。
同様に、第1の実施形態の照明装置10では、光源1から放射された光のうち、円筒状部2cの中心軸線2c4上から外れた位置から放射された光L6が、短冊状のリブ部2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m(図3(A)参照)の他方の側面2c2b4,2c2c4,2c2d4,2c2e4,2c2f4,2c2h4,2c2i4,2c2j4,2c2k4,2c2l4,2c2m4(図3(B)、図4(A)および図4(B)参照)によって反射され、スリット部2c1a,2c1c,2c1d,2c1e,2c1f,2c1g,2c1i,2c1j,2c1k,2c1l,2c1m(図3(A)参照)を透過せしめられる。
つまり、第1の実施形態の照明装置10では、光源1から放射された光のうち、円筒状部2cの中心軸線2c4上から外れた位置から放射された光L6が、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m(図3(A)参照)の他方の側面2c2a4,2c2b4,2c2c4,2c2d4,2c2e4,2c2f4,2c2g4,2c2h4,2c2i4,2c2j4,2c2k4,2c2l4,2c2m4(図3(B)、図4(A)および図4(B)参照)によって遮光されるのではなく、反射されて有効利用される。
その結果、第1の実施形態の照明装置10によれば、光源1から放射された光のうち、円筒状部2cの中心軸線2c4上から外れた位置から放射された光L6が、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2mの他方の側面2c2a4,2c2b4,2c2c4,2c2d4,2c2e4,2c2f4,2c2g4,2c2h4,2c2i4,2c2j4,2c2k4,2c2l4,2c2m4によって遮光される場合よりも、光源1から放射された光L6の利用効率を向上させることができる。
詳細には、第1の実施形態の照明装置10では、成形によってリフレクタ2が形成される時に、円筒状部2cの中心軸線2c4の方向(図5(B)の左右方向)に上金型(図示せず)と下金型(図示せず)とが相対移動せしめられる。
更に、概略パラボラ状の反射面2a1(図1参照)と、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m(図3(A)参照)の外周面2c2a2,2c2b2,2c2c2,2c2d2,2c2e2,2c2f2,2c2g2,2c2h2,2c2i2,2c2j2,2c2k2,2c2l2,2c2m2(図3(B)、図4(A)および図4(B)参照)と、環状の連結部2c3の外周面2c3b(図5参照)とが上金型によって形成される。
また、環状の連結部2c3の底面2c3c(図5参照)と、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m(図3(A)参照)の一方の側面2c2a3,2c2b3,2c2c3,2c2d3,2c2e3,2c2f3,2c2g3,2c2h3,2c2i3,2c2j3,2c2k3,2c2l3,2c2m3(図3(B)、図4(A)および図4(B)参照)と、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2m(図3(A)参照)の他方の側面2c2a4,2c2b4,2c2c4,2c2d4,2c2e4,2c2f4,2c2g4,2c2h4,2c2i4,2c2j4,2c2k4,2c2l4,2c2m4(図3(B)、図4(A)および図4(B)参照)とが下金型によって形成される。
そのため、第1の実施形態の照明装置10によれば、スライド金型を用いることなく、一部品としてリフレクタ2を成形することができる。
つまり、第1の実施形態の照明装置10によれば、スライド金型が用いられる場合や、複数部品として成形されたリフレクタ2が組み立てられる場合よりも、リフレクタ2の製造コストを抑制することができる。
図10は第6の実施形態の照明装置10のリフレクタ2の鉛直断面図である。詳細には、図10(A)は図5(A)に相当する断面図、図10(B)は図5(B)に相当する断面図、図10(C)は図5(C)に相当する断面図である。図11は第6の実施形態の照明装置10の光源1から放射された光L7の光路図である。
第1の実施形態の照明装置10では、図5(A)に示すように、環状の連結部2c3の底面2c3cのうち、短冊状のリブ部2c2iの内周面2c2i1に隣接する部分が平面によって構成されているが、第6の実施形態の照明装置10では、代わりに、図10(A)に示すように、環状の連結部2c3の底面2c3cのうち、短冊状のリブ部2c2iの内周面2c2i1に隣接する部分2c3c’が、曲面によって構成されている。更に、第6の実施形態の照明装置10では、図11(A)に示すように、光源1から放射された光のうち、この部分2c3c’に到達した光L7が、概略パラボラ状の反射面2a1に指向するように反射され、次いで、概略パラボラ状の反射面2a1によって反射された光L7が円筒状部2cの中心軸線2c4と角度をなす拡散光L7として照射される。
また、第1の実施形態の照明装置10では、図5(B)に示すように、環状の連結部2c3の底面2c3cのうち、短冊状のリブ部2c2dの内周面2c2d1に隣接する部分が平面によって構成されているが、第6の実施形態の照明装置10では、代わりに、図10(B)に示すように、環状の連結部2c3の底面2c3cのうち、短冊状のリブ部2c2dの内周面2c2d1に隣接する部分2c3c’が、曲面によって構成されている。更に、第6の実施形態の照明装置10では、図11(B)に示すように、光源1から放射された光のうち、この部分2c3c’に到達した光L7が、概略パラボラ状の反射面2a1に指向するように反射され、次いで、概略パラボラ状の反射面2a1によって反射された光L7が円筒状部2cの中心軸線2c4と角度をなす拡散光L7として照射される。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図5(C)に示すように、環状の連結部2c3の底面2c3cのうち、短冊状のリブ部2c2lの内周面2c2l1に隣接する部分が平面によって構成されているが、第6の実施形態の照明装置10では、代わりに、図10(C)に示すように、環状の連結部2c3の底面2c3cのうち、短冊状のリブ部2c2lの内周面2c2l1に隣接する部分2c3c’が、曲面によって構成されている。更に、第6の実施形態の照明装置10では、図11(C)に示すように、光源1から放射された光のうち、この部分2c3c’に到達した光L7が、概略パラボラ状の反射面2a1に指向するように反射され、次いで、概略パラボラ状の反射面2a1によって反射された光L7が円筒状部2cの中心軸線2c4と角度をなす拡散光L7として照射される。
同様に、第1の実施形態の照明装置10では、環状の連結部2c3の底面2c3cのうち、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2j,2c2k,2c2mの内周面2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2j1,2c2k1,2c2m1に隣接する部分が平面によって構成されているが、第6の実施形態の照明装置10では、代わりに、環状の連結部2c3の底面2c3cのうち、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2j,2c2k,2c2mの内周面2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2j1,2c2k1,2c2m1に隣接する部分2c3c’が、曲面によって構成されている。更に、第6の実施形態の照明装置10では、光源1から放射された光のうち、この部分2c3c’に到達した光L7が、概略パラボラ状の反射面2a1に指向するように反射され、次いで、概略パラボラ状の反射面2a1によって反射された光L7が円筒状部2cの中心軸線2c4と角度をなす拡散光L7として照射される。
そのため、第6の実施形態の照明装置10によれば、環状の連結部2c3の底面2c3cのうち、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2mの内周面2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2d1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2i1,2c2j1,2c2k1,2c2l1,2c2m1に隣接する部分に到達した光源1の直射光L7が、環状の連結部2c3の底面2c3cによって反射され、次いで、短冊状のリブ部2c2a,2c2b,2c2c,2c2d,2c2e,2c2f,2c2g,2c2h,2c2i,2c2j,2c2k,2c2l,2c2mの内周面2c2a1,2c2b1,2c2c1,2c2d1,2c2e1,2c2f1,2c2g1,2c2h1,2c2i1,2c2j1,2c2k1,2c2l1,2c2m1によって反射され、光源1の近傍に戻されて利用されなくなってしまうのを回避することができる。
つまり、第6の実施形態の照明装置10によれば、光源1からの光L7が有効に利用されない場合よりも、光源1からの光L7の利用効率を向上させることができる。
第7の実施形態では、上述した第1から第6の実施形態を適宜組み合わせることも可能である。