JP5142536B2 - アクチュエータ - Google Patents

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本発明は、電動モータの回転軸の回転運動をボールねじ機構を介して出力軸の進退運動に変換するアクチュエータに関する。
運転者の制動操作を電気信号に変換して電気的液圧発生手段(スレーブシリンダ)を作動させ、このスレーブシリンダが発生するブレーキ液圧でホイールシリンダを作動させる、いわゆるBBW(ブレーキ・バイ・ワイヤ)式ブレーキ装置が、下記特許文献1により公知である。
特許第3205570号公報
ところで、かかるBBW式ブレーキ装置において、スレーブシリンダのピストンを駆動するアクチュエータにボールねじ機構を採用した場合、従来のボールねじ機構は、ピストンを押圧する雄ねじ部材を回転不能かつ軸方向移動可能に配置し、この雄ねじ部材に螺合する雌ねじ部材を電動モータで回転駆動することで、雄ねじ部材の回転を拘束しながら軸方向に進退させていた。このとき、雄ねじ部材の回転を拘束しながら軸方向に進退させる手段として、雄ねじ部材をハウジングにスプライン嵌合させたり、雄ねじ部材に植設したピンをハウジングの長溝に係合させたりする必要があり、そのスプラインやピンの摺動部に摩擦抵抗が発生することが避けられなかった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ボールねじ機構を用いて回転運動を進退運動に変換するアクチュエータの摩擦抵抗を低減することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、電動モータの回転軸の回転運動をボールねじ機構を介して出力軸の進退運動に変換するアクチュエータにおいて、前記アクチュエータを収容するアクチュエータハウジングに形成された雌ねじと前記出力軸の外周に設けた雄ねじとをボールを介して噛合させて前記ボールねじ機構を構成し、前記ボールねじ機構と同一ピッチを有する螺旋ギヤを前記出力軸の外周に設け、前記螺旋ギヤを前記回転軸により回転するピニオンに噛合させたことを特徴とするアクチュエータが提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ピニオンの回転角に対する前記螺旋ギヤの回転角が変化するように該螺旋ギヤのギヤ歯が形成されることを特徴とするアクチュエータが提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記電動モータの回転軸および前記ピニオンの間に減速手段を介在させたことを特徴とするアクチュエータが提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項2または請求項3の構成に加えて、前記アクチュエータは、運転者のブレーキ操作に応じてブレーキ液圧を発生するブレーキ・バイ・ワイヤ・システムのスレーブシリンダを駆動するものであり、制動初期に前記ピニオンの回転角に対する前記螺旋ギヤの回転角が大きくなるように設定したことを特徴とするアクチュエータが提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項1〜請求項4の何れか1項の構成に加えて、前記雌ねじおよび前記雄ねじはそれぞれ2分割されており、一方側の前記雌ねじおよび前記雄ねじと、他方側の前記雌ねじおよび前記雄ねじとの間に、前記螺旋ギヤを配置したことを特徴とするアクチュエータが提案される。
請求項1の構成によれば、電動モータの回転軸によりピニオンを回転させると、そのピニオンに噛合する螺旋ギヤが設けられた出力軸が回転し、その出力軸の外周に設けた雄ねじとアクチュエータを収容するアクチュエータハウジングに形成された雌ねじとをボールを介して噛合させたボールねじ機構が作動することで出力軸を進退運動させることができる。このとき、出力軸の外周に設けた螺旋ギヤがボールねじ機構と同一ピッチを有するので、出力軸が進退運動してもピニオンと螺旋ギヤとの噛合が外れることがない。そして出力軸をスプラインやピンで回り止めしながら進退させる必要がないので、出力軸が進退する際の摺動抵抗を最小限に抑えるとができる。
また請求項2の構成によれば、ピニオンの回転角に対する螺旋ギヤの回転角が変化するように螺旋ギヤのギヤ歯を形成したので、電動モータを一定速度で回転させても出力軸の進退速度を変化させることができる。
また請求項3の構成によれば、電動モータの回転軸およびピニオンの間に減速手段を介在させたので、電動モータの回転軸および出力軸間の減速比の設定自由度を大幅に高めることができる。
また請求項4の構成によれば、運転者のブレーキ操作に応じてブレーキ液圧を発生するブレーキ・バイ・ワイヤ式ブレーキ装置のスレーブシリンダを駆動するアクチュエータが、制動初期にピニオンの回転角に対する螺旋ギヤの回転角が大きくなるように設定されるので、運転者がブレーキ操作した直後に高速で螺旋ギヤを回転させて出力軸を速やかに前進させ、制動力発生の応答性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1〜図3は本発明の第1の実施の形態を示すもので、図1は車両用ブレーキ装置の正常時の液圧回路図、図2は図1に対応する異常時の液圧回路図、図3は図1の要部拡大図である。
図1に示すように、タンデム型のマスタシリンダ11は、運転者がブレーキペダル12を踏む踏力に応じたブレーキ液圧を出力する二つの第1液圧室13A,13Bを備えており、一方の第1液圧室13Aは液路Pa,Pb,Pc,Pd,Peを介して例えば左前輪および右後輪のディスクブレーキ装置14,15のホイールシリンダ16,17に接続されるとともに、他方の第1液圧室13Bは液路Qa,Qb,Qc,Qd,Qeを介して例えば右前輪および左後輪のディスクブレーキ装置18,19のホイールシリンダ20,21に接続される。
液路Pa,Pb間に常開型電磁弁である遮断弁22Aが配置され、液路Qa,Qb間に常開型電磁弁である遮断弁22Bが配置され、液路Pb,Qbと液路Pc,Qcとの間にスレーブシリンダ23が配置され、液路Pc,Qcと液路Pd,Pe;Qd,Qeとの間にABS装置24が配置される。
液路Qaから分岐する液路Ra,Rbには、常閉型電磁弁である反力許可弁25を介してストロークシミュレータ26が接続される。ストロークシミュレータ26は、シリンダ27にスプリング28で付勢されたピストン29を摺動自在に嵌合させたもので、ピストン29の反スプリング28側に形成された液室30が液路Rbに連通する。
図3から明らかなように、スレーブシリンダ23のアクチュエータ51は、電動モータ52によりボールねじ機構53を介して進退する出力軸54を備えており、電動モータ52の回転軸55に設けたピニオン56と出力軸54の外周に設けた螺旋ギヤ57とが噛合する。ボールねじ機構53は、アクチュエータハウジング58に2分割して設けた雌ねじ59,59と、出力軸54の外周に2分割して設けた雄ねじ60,60と、雌ねじ59,59および雄ねじ60,60のねじ溝に係合する複数のボ−ル61…とで構成される。雌ねじ59,59および雄ねじ60,60のねじ溝のピッチpと、螺旋ギヤ57のピッチpとは同一に設定される。この実施の形態では、螺旋ギヤ57のギヤ歯は360°(1ピッチ)分だけ形成される。
しかして、電動モータ52を正逆方向に回転駆動すると、回転軸55、ピニオン56および螺旋ギヤ57を介して出力軸54が回転し、ボールねじ機構53の固定された雌ねじ59,59に対して相対回転する雄ねじ60,60が軸方向に進退し、この雄ねじ60,60と一体の出力軸54が軸方向に進退する。このとき、出力軸54が1回転すると軸方向に1ピッチp移動することで、それと一体の螺旋ギヤ57も1ピッチpだけ移動するが、そのギヤ歯が1回転につき1ピッチpだけ螺旋状に捩じれているため、ピニオン56および螺旋ギヤ57の噛み合いが外れることはない。
このように、ボールねじ機構53の雌ねじ59,59を固定して雄ねじ60,60を回転させながら軸方向に移動させるので、従来の雄ねじを回転させなら雄ねじの回転(連れ回り)をスプラインやピンおよび長孔の係合による回転抑制機構で拘束して軸方向に移動させるものに比べて、その回転抑制機構の摩擦力を無くしてスムーズな作動を可能にすることができる。
図1に戻り、スレーブシリンダ23のシリンダ本体36の内部に一対のリターンスプリング37A,37Bで後退方向に付勢された一対のピストン38A,38Bが摺動自在に配置されており、ピストン38A,38Bの前面に一対の第2液圧室39A,39Bが区画される。一方の第2液圧室39Aはポート40A,41Aを介して液路Pb,Pcに連通し、他方の第2液圧室39Bはポート40B,41Bを介して液路Qb,Qcに連通する。
しかして、アクチュエータ51の電動モータ52を一方向に駆動して出力軸54を前進駆動すると、それに押されて一対のピストン38A,38Bが前進し、液路Pb,Qbに連なるポート40A,40Bが閉塞された瞬間に第2液圧室39A,39Bにブレーキ液圧を発生させ、そのブレーキ液圧をポート41A,41Bを介して液路Pc,Qcに出力することができる。
ABS装置24の構造は周知のもので、左前輪および右後輪のディスクブレーキ装置14,15の系統と、右前輪および左後輪のディスクブレーキ装置18,19の系統とに同じ構造のものが設けられる。その代表として左前輪および右後輪のディスクブレーキ装置14,15の系統について説明すると、液路Pcと液路Pd,Peとの間に一対の常開型電磁弁よりなるインバルブ42,42が配置され、インバルブ42,42の下流側の液路Pd,Peとリザーバ43との間に常閉型電磁弁よりなるアウトバルブ44,44が配置される。リザーバ43と液路Pcとの間に、一対のチェックバルブ45,46に挟まれた液圧ポンプ47が配置されており、この液圧ポンプ47は電動モータ48により駆動される。
遮断弁22A,22B、反力許可弁25、スレーブシリンダ23およびABS装置24の作動を制御する不図示の電子制御ユニットには、マスタシリンダ11が発生するブレーキ液圧を検出する液圧センサSaと、ディスクブレーキ装置18,19に伝達されるブレーキ液圧を検出する液圧センサSbと、各車輪の車輪速を検出する車輪速センサSc…とが接続される。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用について説明する。
システムが正常に機能する正常時には、常開型電磁弁よりなる遮断弁22A,22Bが消磁されて開弁し、常閉型電磁弁よりなる反力許可弁25が励磁されて開弁する。この状態で液路Qaに設けた液圧センサSaが運転者によるブレーキペダル12の踏み込みを検出すると、スレーブシリンダ23のアクチュエータ31が作動して一対のピストン38A,38Bが前進することで、一対の第2液圧室39A,39Bにブレーキ液圧が発生する。このブレーキ液圧はABS装置24の開弁したインバルブ42…を介してディスクブレーキ装置14,15,18,19のホイールシリンダ16,17,20,21に伝達され、各車輪を制動する。
スレーブシリンダ23のピストン38A,38Bが僅かに前進すると、ポート40A,40Bが閉塞されて液路Pb,Qbと第2液圧室39A,39Bとの連通が遮断されるため、マスタシリンダ11が発生したブレーキ液圧はディスクブレーキ装置14,15,18,19に伝達されることはない。このとき、マスタシリンダ11の他方の第1液圧室13Bが発生したブレーキ液圧は開弁した反力許可弁25を介してストロークシミュレータ26の液室30に伝達され、そのピストン29をスプリング28に抗して移動させることで、ブレーキペダル12のストロークを許容するとともに擬似的なペダル反力を発生させて運転者の違和感を解消することができる。
そして液路Qcに設けた液圧センサSbで検出したスレーブシリンダ23によるブレーキ液圧が、液路Qaに設けた液圧センサSaで検出したマスタシリンダ11によるブレーキ液圧に応じた大きさになるように、スレーブシリンダ23のアクチュエータ31の作動を制御することで、運転者がブレーキペダル12に入力する踏力に応じた制動力をディスクブレーキ装置14,15,18,19に発生させることができる。
上述した制動中に、車輪速センサSc…の出力に基づいて何れかの車輪のスリップ率が増加してロック傾向になったことが検出されると、常開型電磁弁よりなる遮断弁22A,22Bを励磁して閉弁するとともにスレーブシリンダ23を作動状態に維持し、この状態でABS装置24を作動させて車輪のロックを防止する。
即ち、所定の車輪がロック傾向になると、その車輪のディスクブレーキ装置のホイールシリンダに連なるインバルブ42を閉弁してスレーブシリンダ23からのブレーキ液圧の伝達を遮断した状態で、アウトバルブ44を開弁してホイールシリンダのブレーキ液圧をリザーバ43に逃がす減圧作用と、それに続いてアウトバルブ44を閉弁してホイールシリンダのブレーキ液圧を保持する保持作用とを行うことで、車輪がロックしないように制動力を低下させる。
その結果、車輪速度が回復してスリップ率が低下すると、インバルブ42を開弁してホイールシリンダのブレーキ液圧が増加させる増圧作用を行うことで、車輪の制動力を増加させる。この増圧作用により車輪が再びロック傾向になると、前記減圧、保持、増圧を再び実行し、その繰り返しにより車輪のロックを抑制しながら最大限の制動力を発生させることができる。その間にリザーバ43に流入したブレーキ液は、液圧ポンプ47により上流側の液路Pc,Qcに戻される。
上述したABS制御を実行している間、遮断弁22A,22Bが閉弁状態に維持されることで、ABS装置24の作動による液圧変化がキックバックとなってマスタシリンダ11からブレーキペダル12に伝達されるのを防止することができる。
さて、電源の失陥等によりスレーブシリンダ23が作動不能になると、スレーブシリンダ23が発生するブレーキ液圧に代えて、マスタシリンダ11が発生するブレーキ液圧による制動が行われる。
即ち、電源が失陥すると、図2に示すように、常開型電磁弁よりなる遮断弁22A,22Bは自動的に開弁し、常閉型電磁弁よりなる反力許可弁25は自動的に閉弁し、常開型電磁弁よりなるインバルブ42…は自動的に開弁し、常閉型電磁弁よりなるアウトバルブ44…は自動的に閉弁する。この状態では、マスタシリンダ11の第1液圧室13A,13Bにおいて発生したブレーキ液圧は、ストロークシミュレータ26に吸収されることなく、遮断弁22A,22B、スレーブシリンダ23の第2液圧室39A,39Bおよびインバルブ42…を通過して各車輪のディスクブレーキ装置14,15,18,19のホイールシリンダ16,17,20,21を作動させ、支障なく制動力を発生させることができる。
次に、図4に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態ではアクチュエータ51の螺旋ギヤ57が360°(1ピッチp)にわたってギヤ歯を有しているが、第2の実施の形態の螺旋ギヤ57のギヤ歯は360°を超えて形成されている。従って、出力軸54を1ピッチpよりも大きい距離にわたって進退させることができる。また螺旋ギヤ57のギヤ歯の間隔は一定ではなく、次第に増加している。従って、ピストン38A,38Bを前進させるべく電動モータ52が一定速度で回転しても、ピニオン56の回転速度に対する螺旋ギヤ57の回転速度が次第に減少するため、ピストン38A,38Bの前進速度は制動初期に高く、その後に次第に低くなり、制動力発生の応答性を高めることができる。
次に、図5に基づいて本発明の第3の実施の形態を説明する。
第1、第2の実施の形態では電動モータ52の回転軸55に直接ピニオン56を設けているが、第3の実施の形態では電動モータ52およびピニオン56間に減速手段62を配置している。減速手段62は、電動モータ52の回転軸55に設けた小径の第1減速ギヤ63と、中間軸64に設けられて前記第1減速ギヤ63に噛合する大径の第2減速ギヤ65とを備えており、更に中間軸64には前記ピニオン56が設けられる。
この第3の実施の形態によれば、電動モータ52およびピニオン56間に減速手段62を配置したので、電動モータ52の回転軸55および出力軸54間の減速比の設定自由度を大幅に高めることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態のアクチュエータ51はブレーキ・バイ・ワイヤ式ブレーキ装置のスレーブシリンダ23の駆動源に適用しているが、本発明のアクチュエータは他の任意の用途に適用することができる。
第1の実施の形態に係る車両用ブレーキ装置の正常時の液圧回路図 図1に対応する異常時の液圧回路図 図1の要部拡大図 第2の実施の形態に係る、前記図3に対応する図 第3の実施の形態に係る、前記図3に対応する図
23 スレーブシリンダ
51 アクチュエータ
52 電動モータ
53 ボールねじ機構
54 出力軸
55 回転軸
56 ピニオン
57 螺旋ギヤ
58 アクチュエータハウジング
59 雌ねじ
60 雄ねじ
61 ボール
62 減速手段

Claims (5)

  1. 電動モータ(52)の回転軸(55)の回転運動をボールねじ機構(53)を介して出力軸(54)の進退運動に変換するアクチュエータにおいて、
    前記アクチュエータを収容するアクチュエータハウジング(58)に形成された雌ねじ(59)と前記出力軸(54)の外周に設けられた雄ねじ(60)とをボール(61)を介して噛合させて前記ボールねじ機構(53)を構成し、前記ボールねじ機構(53)と同一ピッチを有する螺旋ギヤ(57)を前記出力軸(54)の外周に設け、前記螺旋ギヤ(57)を前記回転軸(55)により回転するピニオン(56)に噛合させたことを特徴とするアクチュエータ。
  2. 前記ピニオン(56)の回転角に対する前記螺旋ギヤ(57)の回転角が変化するように該螺旋ギヤ(57)のギヤ歯が形成されることを特徴とする、請求項1に記載のアクチュエータ。
  3. 前記電動モータ(52)の回転軸(55)および前記ピニオン(56)の間に減速手段(62)を介在させたことを特徴とする、請求項2に記載のアクチュエータ。
  4. 前記アクチュエータ(51)は、運転者のブレーキ操作に応じてブレーキ液圧を発生するブレーキ・バイ・ワイヤ式ブレーキ装置のスレーブシリンダ(23)を駆動するものであり、制動初期に前記ピニオン(56)の回転角に対する前記螺旋ギヤ(57)の回転角が大きくなるように設定したことを特徴とする、請求項2または請求項3に記載のアクチュエータ。
  5. 前記雌ねじ(59)および前記雄ねじ(60)はそれぞれ2分割されており、一方側の前記雌ねじ(59)および前記雄ねじ(60)と、他方側の前記雌ねじ(59)および前記雄ねじ(60)との間に、前記螺旋ギヤ(57)を配置したことを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のアクチュエータ。
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