JP5141635B2 - 画像編集装置、画像編集方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像編集装置、画像編集方法及びプログラムに関し、特に、撮影した画像を撮像装置本体のモニタ上で編集するのに好適な画像編集装置、画像編集方法及びプログラムに係わる。
従来、パーソナルコンピュータを使用しないで、デジタルスチルカメラで撮影した画像を印刷する方法として、DPOF(Digital Print Order Format)やPictBridgeなどを利用して行う方法が知られている。これらのフォーマットでは、複数の画像を単純に既定の位置に割り付け、デジタルスチルカメラに接続したプリンタを用いて印刷するというものである。しかし、ユーザの所望のレイアウトの画像を作成することができなかった。
そこで、デジタルスチルカメラ単体で撮影画像を所望のレイアウトに配置する編集を容易に行うことが可能な撮像装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−115044号公報
ところで、編集加工の際に使用するパラメータとして、編集加工の種類の設定、編集加工の度合い(強さ、レベルなどともいう)の設定、編集加工する対象範囲の位置の設定、範囲の大きさの設定などが必要とされ、特許文献1に記載のものを含め一般的には十字キーを使用して操作されており、操作ステップが多く、複雑で分かりにくい操作性となっている。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、撮像装置に設置されているズームキーを利用してユーザにとって使い勝手の良い操作性を実現することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、撮像装置本体の編集領域位置指定部により、表示部に表示された画像データに対する画像編集領域の位置が指定された後、撮像装置本体の信号処理部により、表示部に表示された画像データに対して行われる画像効果の強さを調整するためのソフトキーが画像データに重ねて表示部に表示され、撮像装置本体の拡大・縮小操作部により、表示された画像データに対して画像編集領域の大きさが指定され、編集領域位置指定部および拡大・縮小操作部により指定された画像編集領域に対して、ソフトキーを介したユーザーに指示された画像効果の強さに基づいて画像加工処理が行われるようにする。
上記構成によれば、撮像装置本体に設けられた拡大・縮小操作部により画像データに対する画像編集領域の範囲が指定されるようにしたので、直感的でユーザにとって非常に分かりやすい操作性が実現できる。
また、撮像装置の限られた操作キーを効率よく利用することができ操作キー数の削減に寄与する。
本発明によれば、撮像装置を使用して画像の編集を行うユーザにとって使い勝手の良い操作性を実現できる。
また、撮像装置の限られた操作キーを効率よく利用することができ操作キー数の削減に寄与する。
本発明の一実施形態に係る撮像装置のブロック構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る撮像装置の操作パネルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る編集処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る編集画像を選択する画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る像効果の種類を示すアイコンの表示例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る効果の種類を選択する画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像編集画面の表示例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像編集領域の位置を指定する画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像編集領域の大きさを指定する画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る効果の強さの示すアイコンの表示例を示すである。 本発明の一実施形態に係る効果の強さを指定する画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る編集前の画像表示例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る編集(ぼかし)後の画像表示例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態の例について、添付図面を参照しながら説明する。
図1に、本発明の画像編集装置が適用される撮像装置の一実施形態に係るデジタルスチルカメラの構成例を示す。本実施形態は、社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA:Japan Electronics and Information Technology industries Association)の規格として定められている現在の標準的なデジタルスチルカメラの規格に準拠したものである。
すなわち、本実施形態は、DCF(Design rule for Camera File System)のファイルシステムの規格に準拠し、Exif(Exchangeable image file format for digital still/camera)のファイルフォーマットの規格に準拠したものである。JPEG(Joint Photographic Expert Group)ファイルフォーマットには、アプリケーションマーカセグメントという領域が定義されており、アプリケーション固有の情報を格納できるようにされている。Exifファイルフォーマットは、この領域にExif独自の情報を格納している。
図1において、破線で囲んだ処理部1は、CPU(Central Processing Unit)2によって制御される部分である。この処理部1は、RAM(Random Access Memory)等の内部記録媒体3(主記憶装置)、画像処理部4、外部インターフェース5、RGB処理部6、信号処理部7及びビデオ出力処理部8によって構成されている。CPU2は、図示しないROM(Read Only Memory)を備え、内部記録媒体3をワークエリアとして使用しながらROMに記録された画像編集プログラム等の各種プログラムに従って制御及び演算を実行する。CPU2に対してインターフェース(図示略)を介して操作部9が接続され、操作部9に設けられたシャッターボタン等の操作に応じた信号がCPU2に供給される。
さらに、メディア処理部10を介して外部記録媒体11(外部記憶装置)に対して撮像信号をJPEG(Joint Photographic Experts Group)等で圧縮したデータを記録するようになされている。外部記録媒体11は、書き込み可能な光ディスクやメモリカード等の着脱可能な記録媒体、あるいはフラッシュメモリやハードディスクのような撮像装置本体に内蔵の不揮発性メモリが用いられる。
信号処理部7には、撮像素子としてのCCD(Charge Coupled Device)12からの撮像信号が供給され、撮像信号の処理がなされる。操作部9からの入力の有無と無関係に、CCD12により撮像された画像信号が信号処理部7から出力され、内部記録媒体3に保存される。撮影中では、内部記録媒体3の画像が常に更新されている。内部記録媒体3のデータの書き込み、読み出し等は、CPU2によって制御される。
内部記録媒体3からの撮像信号が信号処理部7を通ってRGB処理部6に供給され、RGB処理部6で形成された表示信号が表示装置(表示部)としてのLCD(Liquid Crystal Display;液晶パネルディスプレイ)13に供給される。LCD13は、例えばカメラ本体の背面に設けられたものである。LCD13には、撮像信号のみならず、外部記録媒体11からメディア処理部10を介して取り込まれた画像信号も表示される。
操作部9のシャッターボタンが押された場合には、内部記録媒体3に取り込まれた撮像信号が画像処理部4において、JPEG等の画像ファイルに変換される。画像ファイルは、内部記録媒体3に撮像信号とは別のデータとして保存される。そして、CPU2の制御によって、内部記録媒体3から読み出された画像ファイルがメディア処理部10を介して外部記録媒体11に保存される。
LCD13には常に更新された再生画像が表示される。再生画像に対して、記録済みの画像データの縮小画像、アイコン等のソフトキーなどのOSDデータが信号処理部7で重ね合わされて、LCD13に表示される。OSD(On Screen Display)とは、デジタルスチルカメラのCCD12から取り込んだリアルタイムの画像に重ねて表示するアイコン等のデータを準備するためのメモリ領域や、仕組みを総称する用語である。
OSDデータを作成する際には、外部記録媒体11に既に記録されている最新の画像データを取得し、画像処理部4によって、OSD表示に適したサイズに変換してから、内部記録媒体3のOSD表示エリアに記憶する。但し、直前に撮影した画像のOSD表示に適したサイズの画像が内部記録媒体3に存在するときには、外部記録媒体11からデータを取得する必要がない。画像処理部4は画像加工処理部として機能し、操作部9におけるユーザのキー等の操作に応答して、表示する画像の拡大又は縮小の処理、並びに画像の編集・加工等を行うように、CPU2によって制御される。
ビデオ出力処理部8から図示しない映像出力端子には、アナログのカラービデオ信号が取り出される。映像出力端子に対して外部モニタ14を接続した場合には、内部記録媒体3又は外部記録媒体11に蓄積されている画像を外部モニタ14によって表示することができる。さらに、外部インターフェース5には、例えばプリンタ15が接続され、画像を印刷することが可能とされている。
操作部9には、シャッターボタン、ズームキー、十字キー等が含まれている。図2に、本発明による撮像装置の一例であるデジタルスチルカメラ20の操作パネルの一例を示す。図2において、デジタルスチルカメラ20の一面にLCD13の表示画面とともに、ズームキー21(拡大・縮小操作部)、メニューキー22、十字キー23(画像効果指示部、編集領域位置指定部)、決定キー24が設定されている。
ズームキー21は、撮影時のデジタルズーム又は光学ズームを調整するものである。デジタルズームの調整キーとして機能するときは、ワイド(広角)キー21W又はテレ(望遠)キー21Tを操作することで、CCD13により撮像されてLCD13に表示された画像の拡大表示又は縮小表示を切り換えることができる。また、光学ズームとして機能するときは、ワイド(広角)キー21W又はテレ(望遠)キー21Tを操作することで、CCD13と図示しないレンズ間の焦点距離を変化させて望遠・広角を切り替え、CCD13に投影される像の拡大・縮小を切り換えることができる。さらにズームキー21のワイドキー21W又はテレキー21Tは、LCD13に表示された画像に対して画像効果を実施したい画像編集領域の範囲を指定することができる。
十字キー23は、十字形の操作キーの各先端部(それぞれ、上キー23U、下キー23D、左キー23L、右キー23Rと称する)を押すことによってLCD13に表示されたカーソルの移動方向を上下左右の何れかの方向に指定する方向指示キーである。この十字キー23の方向指示キーとしての機能を利用して、画像データに対する画像編集領域の位置の指定、上記ズームキー21により指定された画像編集領域に対する画像効果の種類の指定、その効果の強さの調整などを行うことができる。なお、方向指示キーとしては、十字キー23以外に、ダイヤル、ローラ、トラックボール、タッチパネル等の入力装置を使用することができる。また、操作部9は機械的な構成に限らず、表示画面にアイコンで表示されたボタン等を操作するGUI(Graphical User Interface)を使用してもよい。
メニューキー22は、例えば後述する画像効果の種類や、効果の種類等、種々のメニューの項目を表示させるようなときに使用される。また、決定キー24(記憶指示部)は、ある処理を開始するためのトリガーキーとして使用されたり、選択肢を表示された場合にいずれかを選択するために使用されるキーとして使用される。
Exifファイルフォーマットでは、Exif IFDの付属情報が規定されている。Exif IFDの付属情報には、撮影日時、撮影場所、画像データの構成等に関するタグが含まれている。撮影場所の情報は、GPS(Global Positioning System)機能、オープンiエリア(登録商標)のような携帯電話会社の提供するサービスを利用した位置情報取得技術等によって得ることができる。取得した位置情報は、内部記録媒体3又は外部記録媒体11に保存される。内部記録媒体3又は外部記録媒体11に保存されている画像の付属情報は、Exifファイルフォーマットによって画像ファイル内に包括されている。
次に、本実施形態の編集処理について、図3の編集処理フローチャート及び図4〜図11を参照しながら説明する。
図3において、ユーザは、まずメニューキー22や十字キー23等を操作して「画像効果」のメニュー(図示略)を選択し、画像効果(「エフェクト」とも呼ばれる。)を施したい画像を選択する(ステップS1)。本実施形態では、撮像直後の画像又は外部記録媒体11に記録された画像のいずれも選択できるようにする。図4に示す例では、LCD13に複数のサムネイル画像が表示されており、ユーザが十字キー23と決定キー24を操作してその中の一つのサムネイル画像25Sを選択する。
CPU2は選択されたサムネイル画像25Sを、図5に示すように、サムネイル画像25Sを拡大した画像25をLCD13の全面に表示させる(ステップS2)。ここで、画像25には「効果の種類」を選択するためのアイコン26が表示される。勿論、サムネイル画像の一覧表示ではなく、一枚送りで一つ一つの画像をLCD13に表示し十字キー23を用いて切り替えて所望の画像が表示されたところで決定キー24を押下するようにしてもよい。
次に、十字キー23を操作して「効果の種類」のアイコン26にカーソルを移動させ、「効果の種類」のアイコン26を押下すると、ドロップダウンのような形式で画像効果の一覧が表示されるので、ユーザは表示された項目から所望の画像効果を選択する(ステップS3)。図6に、効果の種類の選択画面の一例を示す。効果の種類としては、例えば、ぼかし26a及び白黒26bのほか、モザイクなど種々の画像効果が採用できる。
CPU2はユーザにより選択された画像効果を検出し、図7に示すように、LCD13の画像25に重ね合わせて画像編集領域31を表す枠30を表示させる。ユーザは十字キー23の各キーを操作して、まず画像25のどの部分を編集したいのか、画像編集領域31の位置を指定する(ステップS4)。画像編集領域31の位置が予め設定されている場合、例えば画面中央部に画像編集領域を固定する場合には、ステップS4の処理は省略される。
図8に、画像編集領域30の位置を指定する画面の一例を示す。例えば十字キー23の左キー23Lを押せば画像編集領域31は左に移動し、さらに十字キー23の上キー23Uを押せば画像編集領域31は上に移動する。画像編集領域31の位置は、一例として画像編集領域31を形成する枠30の中心点30cの画面に対する画素座標を検出することで求められる。枠30で囲まれた画像編集領域31に対して、上記ステップS3の処理で選択された画像効果が実施される。その周辺の画像非編集領域31に対しては画像加工を実施しない。なお、本例では枠30を円形としたがそれに限るものではなく、楕円や三角等種々の形状を適用できる。
図8に示した例では、円形の枠30の中心点30cの位置に基いて画像編集領域の位置を決定したが、画像編集領域31の位置の基準は枠30の頂上部でもよいし、あるいは多角形の枠の中心点や角などでもよい。なお、図8には枠30の中心点30cが表示されているが、画像の見やすさの観点から実際の画像には表示しないようにしてもよい。
次に、画像編集領域の大きさを設定する。図9に、画像編集領域30の大きさ(範囲)を指定する画面の一例を示す。ズームキー21を操作することにより、枠30の大きさを任意の大きさに指定する(ステップS5)。例えばズームキー21のテレキー21Tを押せば枠30の径は大きくなり、ワイドキー21Wを押せば枠30の径は小さくなる。このようにズームキー21を使用することにより、画像編集領域31の大きさの指定が、直感的で非常にわかりやすい操作性となる。
画像編集領域31の範囲は、例えばズームキー21を押し続けて枠31が所望の大きさになった時点で離すことによって決定されるようにする。あるいは、ズームキー21を1回押すごとに枠30が一段階大きく(小さく)なって決定されるようにしてもよい。
画像編集領域の大きさの指定が終了すると、図10に示すように、LCD13の画面25にアイコンで表示された「効果の強さ」ボタン33と、同じく「編集実行」ボタン34が表示される。ここで、十字キー23を操作してカーソルを「効果の強さ」ボタン33に移動させ、決定キー24を押下すると、図11に示すような予め数段階に設定された効果の強さが表示される。ユーザは、十字キー23を操作して数段階に区分された効果の強さの中から所望の効果の強さを選択する(ステップS6)。例えば十字キー23によりカーソルを所望の効果の強さ例えば「+1」に移動させて一定の無操作時間が経過後、自動的に決定されるようにすると、決定キー24を押す手間が省略できて操作性がよい。
なお、上記ステップS4における十字キー23による編集領域の位置指定が完了後に、図7において画像25上に枠30とともに「効果の強さ」ボタン33を表示するようにしてもよい。この場合、十字キー23によって画像25に対する画像編集領域31の位置が指定された後、画像効果の強さを段階的に調整するためのソフトキーが枠30とともに画像25に重ねてLCD13に表示される。ユーザは編集領域の範囲指定を行う前に画像効果の強さを指定することもできるようになり、画像処理部4によって、ソフトキーを介した十字キー23からの指示に基づいて画像編集領域31に対して画像効果の強さが調整される。このように、十字キー23に画像効果の種類を指定するキー機能及び画像編集領域の位置を指定するキー機能に加えて、画像効果の強さを指示するキー機能を割り当て、これらのキー機能を適宜切り替えることによって、デジタルスチルカメラ20の限られた操作キーを効率よく利用することができ操作キー数の削減に寄与する。
図7〜図11に示す画像効果の種類を選択した後のLCD13において、画像25の画像編集領域31に対して画像効果が施された画像がリアルタイムで(即時性を持って)LCD13に表示される。この場合、ユーザが画像加工処理後の画像を確認しながら編集を行うことができるので、直感的でわかりやすい編集環境をユーザに提供できる。勿論、画像編集領域31に対してリアルタイムの画像効果は実施せず、画像25に枠30の表示だけを行うようにしてもよい。
そして、効果の強さを指定した後、ユーザが十字キー23を操作してカーソルを「編集実行」ボタン34に合わせ決定キー24を押下することにより、上記画像編集領域31の画像加工が実行される。すなわち、決定キー24からの信号を受信したCPU2の制御によって、内部記録媒体3から読み出された画像ファイルがメディア処理部10を介して外部記録媒体11に保存される(ステップS7)。CPU2は、ステップS7の処理が終了したら編集処理を終了する。
図12及び図13は、それぞれ編集前のコスモスの画像表示例と編集後のコスモスの画像表示例を示すものである。この例では、画像効果としてぼかし加工を施している。コスモスは、筒状花(つつじょうか)と呼ばれるたくさんの小さな花が集まって形成されており、このような花の形を頭状花序(とうじょうかじょ)という。小花が集まって形成される全体を指して頭状花(とうじょうか)と呼ばれる。頭状花35の周囲の花びらに見えるのは、筒状花が舌状花(ぜつじょうか)36に変化したものである。図12では、中央のコスモスに対してデジタルスチルカメラのフォーカスが合わせてあり、全体として中央のコスモス以外はピントがずれた状態である。これに対し、ぼかし加工が施された図13のコスモスは、枠37内部の頭状花35とその周辺は未加工の画像であるが、枠37の外側の画像編集領域についてはぼかし加工が施されてピントずれ以上にぼけた画像となっている。
以上説明したように、本発明の一実施形態によれば、デジタルスチルカメラ20の画像編集機能での、画像編集領域の指定をズームキー23で行うことにより、直感的でユーザにとり非常に分かりやすい操作性が実現できるので使い勝手が向上する。ズームキー23は再生時に使用しないキーであり、画像編集以外の操作と干渉することなく実現可能である。
また、ひとつのキー(十字キー23)に画像25に対する画像効果指示機能と、画像編集領域位置指定機能と、画像効果の強さ指定機能の割り当てを適宜切り替えられる構成としたことにより、限られたスペースに設置される操作キーの削減に寄与する。
なお、上記実施形態においては、撮像装置の一実施形態についてデジタルスチルカメラを例に説明したが、これに限るものではなく、撮影部と録画部が一体化した所謂カムコーダなどにも適用できる。カムコーダに適用した場合には、静止画像又は動画像のいずれの画像編集にも本発明の編集方法を使用できる。さらには、撮像機能を具備した携帯端末装置等にも適用することが可能である。
また、上記実施形態において、LCD13に画像表示領域31を表す枠30を表示したが、この枠30は必ずしも表示しなくてよい。例えば、枠30の境界近傍の画像編集領域と画像非編集領域の差異が明確であれば、枠30を表示せずとも画像効果が施された領域を容易に認識することできる。
また、上記実施形態では、画像編集領域31と画像非編集領域32を枠30により区切っていたが(図7を参照)、これに限らず、例えば枠30を開始位置として画像非編集領域32に対し徐々に又は段階的に画像効果を施すようにしてもよい。
また、上述した実施形態例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU等の制御装置)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
また、本明細書において、ROMに記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理は勿論、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
本発明は、上述した実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、その他種々の変形、変更が可能である。
2…CPU、3…内部記録媒体、4…画像処理部、6…RGB処理部、7…信号処理部、9…操作部、12…CDD、13…LCD、20…デジタルスチルカメラ、21…ズームキー、22…メニューキー、23…十字キー、24…決定キー、25…画像、26…効果の種類ボタン、26a…ぼかし、26b…白黒、30…枠、31…画像編集領域、32…画像非編集領域、33…効果の強さボタン、34…編集実行ボタン、37…枠

Claims (11)

  1. 表示部に表示された画像データに対する画像編集領域の位置を指定する編集領域位置指定部と、
    前記編集領域位置指定部によって前記画像データに対する画像編集領域の位置が指定された後、前記表示部に表示された画像データに対して行われる画像効果の強さを調整するためのソフトキーを前記画像データに重ねて前記表示部に表示する信号処理部と、
    前記表示された画像データに対して画像編集領域の大きさを指定する拡大・縮小操作部と、
    前記編集領域位置指定部および前記拡大・縮小操作部により指定された画像編集領域に対して、画像加工処理を行う画像加工処理部、を備え、
    前記画像加工処理部は、前記ソフトキーを介したユーザーに指示された画像効果の強さに基づいて、前記編集領域位置指定部および前記拡大・縮小操作部により指定された画像編集領域に対する画像効果を施す
    画像編集装置。
  2. 前記画像加工処理部による画像加工処理後の画像データの記憶を指示するための記憶指示部と、
    前記記憶指示部の指示に基づき前記画像加工処理後の画像データを記憶部に記憶させる制御部、を備える
    請求項1に記載の画像編集装置。
  3. 前記表示部は主記憶装置に記憶されている画像データを表示し、
    前記記憶部は外部記憶装置である
    請求項2に記載の画像編集装置。
  4. 前記画像効果の種類を指定する画像効果指示部と、をさらに備え、
    前記画像効果指示部が前記編集領域位置指定部を兼ねており、
    前記画像加工処理部は、前記編集領域位置指定部および前記拡大・縮小操作部により指定された画像編集領域に対して、前記画像効果指示部からの指示に従い画像加工処理を行う
    請求項1に記載の画像編集装置。
  5. 前記画像加工処理部は、更に画像編集領域外の画像非編集領域に対して、その境界を開始位置とし、徐々に又は段階的に画像効果を施す
    請求項1に記載の画像編集装置。
  6. 前記信号処理部は、前記表示部に表示された画像データに対して、画像編集領域の枠線を表示する
    請求項1に記載の画像編集装置。
  7. 前記編集領域位置指定部によって前記画像データに対する画像編集領域の位置が指定された後、前記編集領域位置指定部に前記画像効果の強さを指示する機能が割り当てられ、前記編集領域位置指定部から指示された画像効果の強さに基づいて前記画像データの画像編集領域に対する画像効果が施される
    請求項4に記載の画像編集装置。
  8. 前記ソフトキーは、前記画像効果の強さを利用者に選択させて段階的に調整するためのソフトキーである
    請求項1に記載の画像編集装置。
  9. 前記編集領域位置指定部は方向指示キーである
    請求項1又は7に記載の画像編集装置。
  10. 撮像装置本体の編集領域位置指定部により、表示部に表示された画像データに対する画像編集領域の位置を指定するステップと、
    前記編集領域位置指定部によって前記画像データに対する画像編集領域の位置が指定された後、前記撮像装置本体の信号処理部により、前記表示部に表示された画像データに対して行われる画像効果の強さを調整するためのソフトキーを前記画像データに重ねて前記表示部に表示するステップと、
    前記撮像装置本体の拡大・縮小操作部により、前記表示された画像データに対して画像編集領域の大きさを指定するステップと、
    前記編集領域位置指定部および前記拡大・縮小操作部により指定された画像編集領域に対して、前記ソフトキーを介したユーザーに指示された画像効果の強さに基づいて画像加工処理を行うステップ、を含む
    画像編集方法。
  11. 撮像装置本体の編集領域位置指定部により、表示部に表示された画像データに対する画像編集領域の位置を指定する機能と、
    前記編集領域位置指定部によって前記画像データに対する画像編集領域の位置が指定された後、前記撮像装置本体の信号処理部により、前記表示部に表示された画像データに対して行われる画像効果の強さを調整するためのソフトキーを前記画像データに重ねて前記表示部に表示するステップと、
    前記撮像装置本体の拡大・縮小操作部により、前記表示された画像データに対して画像編集領域の大きさを指定する機能と、
    前記編集領域位置指定部および前記拡大・縮小操作部により指定された画像編集領域に対して、前記ソフトキーを介したユーザーに指示された画像効果の強さに基づいて画像加工処理を行う機能、
    を撮像装置内のコンピュータに実現させるためのプログラム。
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