JP5141198B2 - 自動車のシート装置 - Google Patents
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Description
シートクッションと、該シートクッションの後部から起立されるシートバックと、が備えられて、チャイルドシートとしても用いられる自動車のシート装置であって、
前記シートバックが、シートバック本体部と、該シートバック本体部と区分され該シートバックの幅方向に間隔をあけて配置される左右一対の分割構成部と、を備え、
前記各分割構成部が、ヘッドサポート部として、前記シートバック本体部の前方側において該シートバック本体部に対して起倒動可能とされていると共に、任意の起立状態で保持されるように設定され、
前記シートバック本体部が、前記シートクッションに着座する乗員の背中を支持するセンタサポート部とされ、
前記一対の分割構成部が、前記センタサポート部の両側部に配設されて乗員の側部を支持する左右一対のサイドサポート部のそれぞれの一部とされ、
前記各サイドサポート部が、上側サイドサポート部と下側サイドサポート部とからなる上下2分割構造とされ、
前記各サイドサポート部の一部が、該各サイドサポート部における上側サイドサポート部であり、
前記シートクッションが、昇降動可能な座部を有し、
前記各サイドサポート部における上側サイドサポート部が、その上部を中心とした回動により起倒動可能に設定され、
前記シートクッションの内側側方に配設されるシートベルト保持具に向けて、シートベルトのうち、ショルダーベルト部が、車体側部から前記シートバックの上端を通って引き延ばされるように設定され、
前記各サイドサポート部の一部に、該各サイドサポート部における上側サイドサポート部の他に、該各サイドサポート部における下側サイドサポート部も含まれ、
前記各サイドサポート部における下側サイドサポート部も、その上部を中心とした回動により起倒動可能に設定されている、
構成としてある。この請求項1の好ましい態様としては、請求項3以下の記載の通りとなる。
シートクッションと、該シートクッションの後部から起立されるシートバックと、が備えられて、チャイルドシートとしても用いられる自動車のシート装置であって、
前記シートバックが、シートバック本体部と、該シートバック本体部と区分され該シートバックの幅方向に間隔をあけて配置される左右一対の分割構成部と、を備え、
前記各分割構成部が、ヘッドサポート部として、前記シートバック本体部の前方側において該シートバック本体部に対して起倒動可能とされていると共に、任意の起立状態で保持されるように設定され、
前記シートバック本体部が、前記シートクッションに着座する乗員の背中を支持するセンタサポート部とされ、
前記一対の分割構成部が、前記センタサポート部の両側部に配設されて乗員の側部を支持する左右一対のサイドサポート部のそれぞれの一部とされ、
前記各サイドサポート部が、上側サイドサポート部と下側サイドサポート部とからなり、
前記各サイドサポート部の一部が、該各サイドサポート部における上側サイドサポート部であり、
前記シートクッションが、昇降動可能な座部を有し、
前記各サイドサポート部における上側サイドサポート部が、起倒動可能に設定され、
前記各サイドサポート部の一部に、該各サイドサポート部における上側サイドサポート部の他に、該各サイドサポート部における下側サイドサポート部も含まれ、
前記各サイドサポート部における下側サイドサポート部も、起倒動可能に設定されている、
構成としてある。この請求項2の好ましい態様としては、請求項3以下の記載の通りとなる。
(1)シートバックの一部である一対の分割構成部を前方に起立させるだけで、ヘッドサポート部を構成できることになり、その一対の分割構成部が構成するヘッドサポート部により、シートクッションに着座する子供の頭部が左右に動くことを的確に規制できる。
図1〜図3において、符号1は第1実施形態に係るシート装置1であり、このシート装置1は、自動車内のフロア2上に配置されている。このシート装置1は、シートクッション3と、そのシートクッション3の後部に配置されて起倒動可能とされたシートバック4とを備えている。
この場合、子供の通常使用においては、前側座部7aが上方位置に上昇されて使用されることになり、その前側座部7aに子供が着座して、大人と同様の着座状態(体の高さ位置)が作り出される。このため、シートベルト48は、通常、図2に示すように、そのうちのショルダーベルト部49が、シートクッション3の内側側方に配設されるシートベルト保持具としてのバックル50に向けて、車体側部からシートバック4の上端を通って引き延ばされるように使用されるが、それを変更しなくても、シートベルト48本来の装着時のフィット感(シートベルトの配索位置に合わせたシートベルト装着時のフィット感)を得ることができる。
この場合、ストッパピン44と第2ストッパ面35とによる上側サイドサポート部11bの回動規制(起立動限度姿勢の設定)は、上側サイドサポート部11bがセンタサポート部10に沿う姿勢(仰向け姿勢)に達する前に行われる。前側座部7aに着座している子供が腕を上に伸ばして上側サイドサポート部11bを掴み、ラチェット機構24の作動を解除して上側サイドサポート部11bの起立姿勢状態を再調整する場合に、上側サイドサポート部11bが掴みにくく操作しづらくなることを抑制するためである。つまり、上側サイドサポート部11bがセンタサポート部10に沿う姿勢(仰向け姿勢)に達したときに、上側サイドサポート部11bの回動規制を行ったのでは、上側サイドサポート部11bを掴みにくく操作しずらくなることから、これを避けようとしているのである。
本実施形態においてはこれをさらに進め、上側サイドサポート部11bが鉛直状態よりも倒伏姿勢S1側に傾斜しているときに(姿勢S3)、上側サイドサポート部11bの回動規制が行われる。上側サイドサポート部11bを倒伏姿勢S1に戻すに際して、上側サイドサポート部11bの自重を利用でき、操作性をさらに向上させることができるからである。
3 シートクッション
4 シートバック
7 座部
7a 前側座部
9 昇降機構
10 センタサポート部(シートバック本体部)
11 サイドサポート部
11a 下側サイドサポート部(分解構成部)
11b 上側サイドサポート部(分解構成部)
24 ラチェット機構(回動調整機構)
35 第2ストッパ面(規制手段)
44 ストッパピン(規制手段)
48 シートベルト
49 ショルダーベルト部
50 バックル(シートベルト保持具)
Claims (5)
- シートクッションと、該シートクッションの後部から起立されるシートバックと、が備えられて、チャイルドシートとしても用いられる自動車のシート装置であって、
前記シートバックが、シートバック本体部と、該シートバック本体部と区分され該シートバックの幅方向に間隔をあけて配置される左右一対の分割構成部と、を備え、
前記各分割構成部が、ヘッドサポート部として、前記シートバック本体部の前方側において該シートバック本体部に対して起倒動可能とされていると共に、任意の起立状態で保持されるように設定され、
前記シートバック本体部が、前記シートクッションに着座する乗員の背中を支持するセンタサポート部とされ、
前記一対の分割構成部が、前記センタサポート部の両側部に配設されて乗員の側部を支持する左右一対のサイドサポート部のそれぞれの一部とされ、
前記各サイドサポート部が、上側サイドサポート部と下側サイドサポート部とからなる上下2分割構造とされ、
前記各サイドサポート部の一部が、該各サイドサポート部における上側サイドサポート部であり、
前記シートクッションが、昇降動可能な座部を有し、
前記各サイドサポート部における上側サイドサポート部が、その上部を中心とした回動により起倒動可能に設定され、
前記シートクッションの内側側方に配設されるシートベルト保持具に向けて、シートベルトのうち、ショルダーベルト部が、車体側部から前記シートバックの上端を通って引き延ばされるように設定され、
前記各サイドサポート部の一部に、該各サイドサポート部における上側サイドサポート部の他に、該各サイドサポート部における下側サイドサポート部も含まれ、
前記各サイドサポート部における下側サイドサポート部も、その上部を中心とした回動により起倒動可能に設定されている、
ことを特徴とする自動車のシート装置。 - シートクッションと、該シートクッションの後部から起立されるシートバックと、が備えられて、チャイルドシートとしても用いられる自動車のシート装置であって、
前記シートバックが、シートバック本体部と、該シートバック本体部と区分され該シートバックの幅方向に間隔をあけて配置される左右一対の分割構成部と、を備え、
前記各分割構成部が、ヘッドサポート部として、前記シートバック本体部の前方側において該シートバック本体部に対して起倒動可能とされていると共に、任意の起立状態で保持されるように設定され、
前記シートバック本体部が、前記シートクッションに着座する乗員の背中を支持するセンタサポート部とされ、
前記一対の分割構成部が、前記センタサポート部の両側部に配設されて乗員の側部を支持する左右一対のサイドサポート部のそれぞれの一部とされ、
前記各サイドサポート部が、上側サイドサポート部と下側サイドサポート部とからなり、
前記各サイドサポート部の一部が、該各サイドサポート部における上側サイドサポート部であり、
前記シートクッションが、昇降動可能な座部を有し、
前記各サイドサポート部における上側サイドサポート部が、起倒動可能に設定され、
前記各サイドサポート部の一部に、該各サイドサポート部における上側サイドサポート部の他に、該各サイドサポート部における下側サイドサポート部も含まれ、
前記各サイドサポート部における下側サイドサポート部も、起倒動可能に設定されている、
ことを特徴とする自動車のシート装置。 - 請求項1または請求項2において、
前記シートバック本体部と前記サイドサポート部の一部との間に、回動調整機構が介在され、
前記回動調整機構が、前記サイドサポート部の一部を前記シートバック本体部に対して倒伏姿勢状態から起立方向に回動させることのみを許容するように設定されている、
ことを特徴とする自動車のシート装置。 - 請求項3において、
前記回動調整機構は、前記サイドサポート部の一部が倒伏姿勢から前記シートバック本体部に沿って仰向け姿勢になる前の作動解除姿勢に達したことを条件に、該回動調整機構の作動を解除するように設定され、
前記サイドサポート部の一部の回動を規制する規制手段が備えられ、
前記規制手段が、前記サイドサポート部の一部が前記作動解除姿勢を経て前記仰向け姿勢に至る前の起立動限度姿勢に達することを条件に、該仰向け姿勢側に向けた該サイドサポート部の一部の回動を規制するように設定されている、
ことを特徴とする自動車のシート装置。 - 請求項4において、
前記サイドサポート部の一部の起立動限度姿勢が、鉛直方向を基準として倒伏姿勢側に傾斜するように設定されている、
ことを特徴とする自動車のシート装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007296596A JP5141198B2 (ja) | 2007-11-15 | 2007-11-15 | 自動車のシート装置 |
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JP5141198B2 true JP5141198B2 (ja) | 2013-02-13 |
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Family Applications (1)
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JP2007296596A Expired - Fee Related JP5141198B2 (ja) | 2007-11-15 | 2007-11-15 | 自動車のシート装置 |
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2007
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