JP5140877B2 - ロール紙切断装置 - Google Patents
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Description
このプリンタは、ロール紙を繰り出すプラテンと、プラテンの周面上に配置され、プラテンから繰り出されるロール紙に印字を行う印字ヘッドとを有している。プラテンおよび印字ヘッドに対するロール紙の繰り出し方向の下流側にはロール紙を挟むように固定刃(切断部)と可動カッターユニットが配置され、固定刃と可動カッターユニットとの間を通るロール紙を切断することができる。
本発明のロール紙切断装置は、長尺の記録用紙がロール状に巻かれたロール紙を支持する支持部と、前記ロール紙を前記記録用紙の長さ方向に設定された基準面上に送り出す送り出し部と、前記送り出し部により送り出された前記記録用紙を通過させる用紙通過部が形成され、前記用紙通過部を通過する前記記録用紙を切断する切断部と、基端側が前記切断部における前記記録用紙が送り出される送り出し方向の下流側の表面に接続され、前記送り出し方向の下流側に先端側が延びるとともに、前記記録用紙の付勢力により先端側が前記基準面から離間する方向に移動可能なガイド部と、前記ガイド部の先端側が移動したことを検出する検出部と、を備えることを特徴としている。
記録用紙がガイド部の先端側に当接すると、送り出し部により送り出される記録用紙の付勢力によりガイド部の先端側が基準面から離間する方向に移動する。このため、ガイド部の先端側が移動したことを検出部で検出することで、記録用紙による紙詰まりを確実に検出することができる。
図1に示すように、本実施形態のプリンタ1は、長尺の記録用紙P1がロール状に巻かれたロール紙P2を支持する支持部2と、ロール紙P2を送り出す送り出し部3と、送り出し部3により送り出された記録用紙P1を切断する切断部4と、基端側が切断部4に接続されたガイド部5と、ガイド部5の先端側が移動したことを検出する検出センサー(検出部)6と、を備えている。
なお、これら支持部2、送り出し部3および切断部4は、ケーシング7内においてケーシング7にそれぞれ取付けられている。
また、本実施形態では、記録用紙P1が切断部4から送り出される送り出し方向Dが水平面に平行であり、切断部4から送り出されるときの記録用紙P1の厚さ方向Eが上下方向となる場合で説明する。
送り出し部3は、外周面が記録用紙P1に接触するように配置された円筒状の搬送ローラ3aと、搬送ローラ3aを自身の中心軸線回りに回転させる送り出しモータ3bとを有している。送り出しモータ3bが搬送ローラ3aを所定の方向回りに回転させることにより、記録用紙P1を記録用紙P1の長さ方向に設定された基準面S上に送り出すことができる。
記録用紙P1を挟んで送り出し部3の反対側には、記録用紙P1に所定の文字や図形を印刷する印字ヘッド10が設けられている。送り出し部3と印字ヘッド10は、互いの間に記録用紙P1を挟持するようにケーシング7に取付けられている。
切断ユニット12には、不図示の切断刃移動モータが備えられている。切断刃移動モータは、切断刃11を開口14から退避した退避位置Q1と、切断部ケーシング13に形成された通し孔13bを通して切断刃11を開口14内に突出した切断位置Q2との間で移動させることができる。切断刃11が切断位置Q2にあるときには、記録用紙P1は記録用紙P1の幅方向に切断される。
ヒンジ部19は、互いに回動可能な一対の腕部19aを有していて、一方の腕部19aが板状部材18の基端側に、他方の腕部19aが凹部15の表面13dにそれぞれ取付けられている。記録用紙P1により付勢されていない通常状態では、板状部材18は、基準面Sの上方側であって送り出し方向Dの下流側D1に延びるように配置された案内位置Q3にある。板状部材18が案内位置Q3に配置されているときには、板状部材18の下面は切断部ケーシング13の送り出し方向Dの表面13cから突出した突出部13aにより、板状部材18の先端側が下方側に移動しないように支持されている。
送り出し部3により送り出される記録用紙P1の付勢力により、板状部材18の先端側が上方側に移動可能となるように、板状部材18の重量や、ヒンジ部19の一対の腕部19aが互いに回動するときの摩擦力などが設定されている。
検出センサー6は、切断部ケーシング13の表面13cであって開口14より上方側の部分に取付けられている。そして、スイッチ6aは、板状部材18の先端側がヒンジ部19を中心に回動して上方側に移動したときにスイッチ6aに当接するように設定されている。
上方側板状部材22および下方側板状部材23は、基準面Sに対してそれぞれ一定距離離間して下流側D1に延びるように形成されている。上方側板状部材22および下方側板状部材23の先端部は、ケーシング7に形成された排紙口7aの縁部に接続されている。
上方側板状部材22は、ヒンジ部19を中心に回動する板状部材18に干渉しないように配置されている。
なお、基準面Sの上方側に配置された板状部材18および上方側板状部材22と、基準面Sの下方側に配置された下方側板状部材23との間に、記録用紙P1が通過する空間である搬送路Rが規定される。
また、制御部24には、使用者が制御部24に与える命令を入力し、制御部24による制御結果を表示する入出力手段24aがケーシング7から露出した状態で備えられている。
使用者が、入出力手段24aに命令を入力し、その命令が制御部24に送信されると、制御部24は、送り出しモータ3bを駆動して搬送ローラ3aを所定の方向に回転させることで記録用紙P1を送り出し方向Dの下流側D1に送り出して排紙口7aから排紙させると同時に、印字ヘッド10により記録用紙P1に所定の文字や図形を印刷させる。
そして、搬送ローラ3aを一定の回転数だけ回転させたときに、切断刃移動モータを退避位置Q1から切断位置Q2に移動することで記録用紙P1を切断する。
制御部24は、送り出しモータ3bで記録用紙P1を送り出すと同時に印字ヘッド10で記録用紙P1に印刷しながら切断部4で記録用紙P1を切断する動作を、使用者の命令に基づいて適宜繰り返して行う。
そして、板状部材18がスイッチ6aを押し込む検出位置Q4に達すると、検出センサー6は制御部24に所定の信号を送信する。
検出センサー6からの信号を受信すると、制御部24は送り出しモータ3bおよび印字ヘッド10を停止させるとともに、入出力手段24aに使用者の注意を促す警告マークなどを表示させる。
記録用紙P1が板状部材18の先端側に当接すると、記録用紙P1の付勢力により板状部材18の先端側が上方側に移動する。このため、板状部材18の先端側が移動したことを検出部6で検出することで、記録用紙P1による紙詰まりを確実に検出することができる。
本実施形態では、ガイド部5が板状部材18とヒンジ部19とを有するため、ヒンジ部19を中心として板状部材18を容易に回転させ、検出センサー6で記録用紙P1の紙詰まりを確実に検出することができる。
たとえば、上記実施形態では、図4に示すプリンタ(ロール紙切断装置)31のように、プリンタ1のガイド部5に代えて、ゴムや樹脂などの弾性材料で形成されて送り出し方向Dの下流側D1に延びるガイド部32を備えてもよい。このガイド部32の基端側は、切断部ケーシング13の開口14の縁部14aにおける表面13cに接続されていて、記録用紙P1の付勢力により先端側が上方側に変形して検出位置Q5に達し、検出センサー6のスイッチ6aを押し込むことができるように、ガイド部32の送り出し方向Dの長さや弾性係数が調節されている。
そして、ガイド部32の基端側は、切断部ケーシング13の開口14の縁部14aにおける表面13cに接続されているので、ガイド部32と基準面Sとの間に大きな空間が形成されて記録用紙P1による紙詰まりが検出し難くなるのを防止することができる。
このように構成することで、記録用紙P1が上方側または下方側のいずれの方向に逸れて進出した場合でもガイド部が移動するので、紙詰まりをより確実に検出することができる。
2 支持部
3 送り出し部
4 切断部
5、32 ガイド部
6 検出センサー(検出部)
14 開口(用紙通過部)
14a 縁部
18 板状部材
19 ヒンジ部
D 送り出し方向
D1 下流側
E 厚さ方向
P1 記録用紙
P2 ロール紙
S 基準面
Claims (7)
- 長尺の記録用紙がロール状に巻かれたロール紙を支持する支持部と、
前記ロール紙を前記記録用紙の長さ方向に設定された基準面上に送り出す送り出し部と、
前記送り出し部により送り出された前記記録用紙を通過させる用紙通過部が形成され、前記用紙通過部を通過する前記記録用紙を切断する切断部と、
基端側が前記切断部における前記記録用紙が送り出される送り出し方向の下流側の表面に接続され、前記送り出し方向の下流側に先端側が延びるとともに、前記記録用紙の付勢力により先端側が前記基準面から離間する方向に移動可能なガイド部と、
前記ガイド部の先端側が移動したことを検出する検出部と、
を備えることを特徴とするロール紙切断装置。 - 前記ガイド部の基端側は、前記用紙通過部に対して前記記録用紙の厚さ方向の一方側に位置する前記切断部の前記表面に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のロール紙切断装置。
- 前記ガイド部の基端側は、前記用紙通過部の縁部に接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載のロール紙切断装置。
- 前記ガイド部が、
前記送り出し方向の下流側に延びる板状部材と、
前記切断部における前記送り出し方向の下流側の表面と前記板状部材の基端側とを接続し、前記板状部材の先端側を前記基準面から離間する方向に移動可能に支持するヒンジ部と、
を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のロール紙切断装置。 - 前記ガイド部が、
基端側が前記切断部における前記送り出し方向の下流側の表面に接続され、前記送り出し方向の下流側に延びるとともに、前記記録用紙の付勢力により先端側が前記基準面から離間する方向に変形可能な弾性材料で形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のロール紙切断装置。 - 前記検出部が前記切断部に接続されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のロール紙切断装置。
- 前記ガイド部は2つ備えられ、
前記ガイド部の基端側は、前記用紙通過部に対して前記記録用紙の厚さ方向の両側に位置する前記切断部の前記表面にそれぞれ接続されていることを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に記載のロール紙切断装置。
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