JP5138470B2 - トランスファモールド装置とこれを用いたトランスファモールド方法 - Google Patents
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Description
このような課題を解決するための一例として、例えば、特許文献1に開示されているような樹脂封止装置が提案されている。
しかしながら、引用文献1記載の樹脂封止装置を用いても成形品のモールド樹脂部分にボイドやジェッティングがしばしば見られることがあり、更なる歩留りの向上が望まれている。
すなわち、ポット、前記ポット内を往復動して前記ポットに供給されたモールド用樹脂をカル、ランナおよびゲートを介してキャビティに圧送するプランジャ、前記キャビティに連通するように設けられたエアベント、および、前記エアベントの流路断面に進退出して前記エアベントの開閉状態を切り替える可動ピンを備えたトランスファモールド金型と、該エアベントを介してエアを吸引するエア吸引手段と、前記可動ピンの進退出動作と前記エア吸引手段の動作を制御する制御部と、を有するトランスファモールド装置において、前記制御部は、前記ポット内に前記モールド用樹脂が供給され前記トランスファモールド金型をクランプした後に、前記可動ピンが前記エアベントの流路から退避した状態において前記エア吸引手段を作動させ、前記キャビティ内と前記ポット内のエアと、前記モールド用樹脂内の水分との排出を開始させる開始処理と、前記プランジャにより押し出された前記モールド用樹脂の流頭が前記ゲートを通過する前に、前記エア吸引手段の動作を停止する停止処理と、前記モールド用樹脂の流頭が、前記キャビティ内に到達した際に、前記エア吸引手段の動作を再開させる再開処理と、前記モールド用樹脂の流頭が、前記エアベントの直前位置まで到達した際に、前記可動ピンを前記エアベントの流路内に進出させて前記エアベントを閉塞させる閉塞処理と、を含む切り替え制御処理を実行することを特徴とするトランスファモールド装置を第1発明とした。
さらには、LEDパッケージやレンズなどの光学部品の光学特性を従来よりも高めることもでき、加えて、量産時におけるトランスファモールド装置からの樹脂漏れトラブルを無くすことができる。
図1は、第1実施形態におけるトランスファモールド装置のトランスファ動作前における断面図である。図2は、図1における上型の構成の説明図である。図3は、トランスファモールド装置のトランスファ動作の状態と、各状態においてプランジャが受ける圧力の関係およびエアベントの開閉状態、エア吸排手段のオンオフ状態を示す説明図である。図4は、トランスファモールド装置のトランスファ動作の状態と、各状態におけるキャビティ内における圧力状態、エアベントの開閉状態、キャビティ内の充てん率の変化を示す説明図である。図2におけるハッチング部分はトランスファモールド装置の金型によるクランプ部分を示すものである。
トランスファモールド装置100は、ポット50内に収容されたプランジャ70の上面に供給されたモールド用樹脂をプランジャ70により圧送してキャビティ12に充てんすることにより被成形品を樹脂モールドする。
同図において、エアベント60は、上型10の2箇所に配設されている。上型10のクランパーブロック16側からエアベント60の流路内に進退出可能な可動ピン62の径寸法Dは、図2に示すように、エアベント60の幅寸法Wよりも大きく形成されている。このように可動ピン62の径寸法Dをエアベント60の幅寸法Wよりも径大寸法とすることによりエアベント60の流路内に可動ピン62を進出させるだけでエアベント60を確実に閉止することができる。
図2に示すように、エアベント60を2箇所に配設しているが、エアベント60の配設数は2箇所に限定されるものではなく、単数であっても3箇所以上の複数箇所に配設する形態或いは、ゲートに対向する辺全体にわたって進退出可能な形態としても良いのはもちろんである。
なお、本実施形態においては、モールド用樹脂として樹脂タブレット110を用いた形態を想定して説明を行うものとするが、モールド用樹脂には樹脂タブレット110の他に液状樹脂を用いる形態とすることもできる。
このように、プランジャ70の上に樹脂タブレット110が供給された際に、樹脂タブレット110に含まれている溶剤等の揮発成分と空気、水分を予めトランスファモールド装置100の外部に排出することにより、キャビティ12内に注送される樹脂中に残存している他の気化成分をきわめて少なく抑制することができる。
同時にプランジャ70の上面でも圧縮されてポット内に広がった溶融樹脂112が樹脂タブレット110とポット50との間の減圧隙間空間をカル内まで押し出してカル空間52を溶融樹脂112で満たしたプランジャ70の駆動量情報(位置座標信号)で、エアの吸引動作を停止する停止処理が実行される。この停止処理において、制御部は、エンコーダ88からの駆動量情報と記憶手段に組み込まれた位置特定情報とを比較することでカル空間52を溶融樹脂112で満たした状態であると判断したときにエアの吸引動作を停止させる。また、この停止処理は、溶融樹脂112の流頭がゲートを通過する前に実行すればよく、換言すれば、溶融樹脂112がゲートに達する前においてランナ入口からゲートに達するまでの適宜の位置で実行すればよい。さらには、後述するように急速に圧力を常圧に戻すことができる構成の場合には停止処理は溶融樹脂112がカルのゲートに達する直前に実行することも可能である。
先述のとおり、キャビティ12内への溶融樹脂112の充てんは、サーボモータ86を駆動してプランジャ70を駆動(上昇)させることにより行っている。本実施形態においては、エアベント60を閉塞することによってキャビティ12内を気密にすることができるため、例えばLEDパッケージに用いられる樹脂等の流動性の高い溶融樹脂112をキャビティ12内に充てんした後、プランジャ70により当初の充てん圧力よりも高圧で加圧する制御(これを第2保圧制御という)をしたとしても、キャビティ12内から溶融樹脂112が漏出してしまうことがない。したがってキャビティ12内に充てんされた溶融樹脂112に第2保圧制御を適切に行うことができる。
この際、プランジャ70による溶融樹脂112の加圧力は、キャビティ12内に溶融樹脂112が充てんされるまでの加圧力(第1保圧力)が従来技術における加圧力よりも低い加圧力(6MPa程度)とし、キャビティ12内に溶融樹脂112が充てんされた後におけるプランジャ70の加圧力(第2保圧力)を従来技術における加圧力よりも高い加圧力(11MPa程度)に設定することが好ましい。上記の加圧力をサーボモータ86により実現することが困難な場合には、サーボモータ86に替えて、流体圧シリンダ等の他の駆動手段によりプランジャ70の動作を制御してもよいのはもちろんである。
第1実施形態においては、カル部52への溶融樹脂112の充てんが完了した際(プランジャ70により加熱された樹脂タブレット110が押し上げられて上端面がカル部52に衝突してカル空間に傘状に降りながら広がると同時に、プランジャ70の上面でも圧縮されてポット内に広がった溶融樹脂112が、樹脂タブレット110とポット50との減圧隙間空間をカルまで吹き出てカル空間52を溶融樹脂112で満たす。同時にプランジャ70の上面でも圧縮されてポット50内に広がった溶融樹脂112が樹脂タブレット110とポットとの間の減圧隙間空間をカル内まで押し出してカル空間52を溶融樹脂112で満たしたプランジャ70の位置情報に基づいて、エア吸排装置90の吸引動作を停止する。)に制御部がエア吸引手段であるエア給排装置90の動作を停止させ、大気圧に対して減圧された状態のキャビティ12内に金型の外部からエアを自然流入させているが、本実施形態においては、カル部52への溶融樹脂112の充てんが完了した際に、制御部が上記の停止処理に合わせて本発明におけるエア供給手段として機能するエア給排装置90によってキャビティ12内にエアを強制的に供給させる供給処理を実行し、キャビティ12内の減圧状態を迅速に大気圧(常圧)に復旧させる制御を実行することが特徴的である。
本実施形態におけるキャビティ12内へのエア強制供給の構成を採用することにより、カル空間52から流路面積の小さいゲートを通過させた後に大空間であるキャビティ12内に溶融樹脂112を充てんする際に、溶融樹脂112に対する急激な減圧による発泡(ボイドの発生)をさらに効果的に防止することができるため好都合である。
次に、保圧制御の他例について図8,9を参照して説明する。本実施形態ではプランジャ70によって第1保圧を加えた後に、キャビティブロック15によって第2保圧を加える点が先の実施形態とは異なる。この保圧制御の際には、まずプランジャ70により比較的低い圧力(第1保圧)で加圧した状態において、下型20を上型10に対して接近させるように上動させる。この際に、クランパーブロック16およびセンターブロック17は、下型20によって上動させられるため、支持部材16B,17Bを介してコイルスプリング16A,17Aを押し縮めながらチェイスブロック18に接近することとなる。これにより、チェイスブロック18に固定されたキャビティブロック15を押し出してキャビティ12内の厚みを狭め、キャビティ12内に充てんされた溶融樹脂112をポット50側に押し戻す。
図10は、第4実施形態におけるトランスファモールド装置の状態を示す断面図である。
本実施形態においては、LED素子を搭載したLEDパッケージやレンズ等の光学用部品にLED素子のレンズ部となる液状樹脂により封止するため、下型20にキャビティ12Zを形成したトランスファモールド装置100について説明する。先の実施形態と同様の構成については先の実施形態と同一の番号を付すことによりここでの詳細な説明は省略する。
本実施形態においては、エアベント60の可動ピン62の駆動装置として流体圧駆動装置94,96を用いている。流体圧駆動装置94は可動ピン62を図中の上方向に移動させ、エアベント60を閉塞させるためのものであり、流体圧駆動装置96は、エアベント60を閉塞している可動ピン62を図中の下方向に移動させ、エアベント60の閉塞を解除するためのものである。また、本実施形態は、リリースフィルムを用いない構成が採用されているが、半導体装置22Zが上型10に保持されているため、カル以外が汚染されることはない。この場合、エアベント60の外側において下型20に溝部が形成されているため、半導体装置22Zと下型20との間が離間している。これにより、たとえ封止樹脂がエアベント60を通過して溝部側に漏出してしまったとしても、半導体装置22Zに沿って封止樹脂が流れて上型10が汚染されるような事態を確実に防止可能となっている。
また、トランスファモールド装置100の金型(上型10または下型20)に複数のキャビティ12が形成されていて、プランジャ70の配設位置に対する各キャビティ12位置までのランナの距離が大幅に異なるようないわゆる直列式のトランスファモールド装置において説明する。本実施形態については特に図示しないが、上記実施形態と同じ構成については同一の番号を付すことで詳細な説明を省略している。
直列式のトランスファモールド装置においては、プランジャ70の位置に最も近い位置に形成されたキャビティ12と、プランジャ70の位置に最も遠い位置にあるキャビティ12とにおけるそれぞれのランナの延長距離が大幅に異なる場合がある。このようなトランスファモールド装置により被成形品を樹脂封止すると、封止樹脂(溶融樹脂112)は、プランジャ70の位置に近い位置にあるキャビティ12が充てんされた後は、ランナのみを通過して次のキャビティ12を充てんし、徐々にトランスファモールド装置100内を進むわけではなく、キャビティ12内の特定部位とランナとが連通し、プランジャ70から押し出された溶融樹脂112がこの連通部分を常に流動することになる。このようなキャビティ12で成形された成形品は、常に溶融樹脂112が流動していた部位に模様がついてしまい、モールド成形品の外観形状に不具合を生じることがある。
これに対して、以上の実施形態においては、エア吸引手段とエア供給手段をエア給排装置90に集約した形態について説明しているが、エア吸引手段とエア供給手段とをそれぞれ独立させた形態を採用することもできる。
12 キャビティ
14 凹部
16 クランパーブロック
18 チェイスブロック
19 凹穴
20 下型
22,22Z 半導体装置
24 セット凹部
30 リリースフィルム
32 フィルム吸引部
34 シール部材
40 フィルム吸引手段
50 ポット
52 カル部
60 エアベント
62 可動ピン
64 コイルスプリング
66 中継ピン
68 可動ピン作動用アクチュエータ
69 パーティング面シール部材
70 プランジャ
80 プランジャ駆動ユニット
82 圧力センサ
84 ボールネジ
86 サーボモータ
88 エンコーダ
90 エア給排装置
92 エア流通路
94,96 流体圧駆動装置
100 トランスファモールド装置
110 樹脂タブレット
112 溶融樹脂
Claims (6)
- ポット、前記ポット内を往復動して前記ポットに供給されたモールド用樹脂をカル、ランナおよびゲートを介してキャビティに圧送するプランジャ、前記キャビティに連通するように設けられたエアベント、および、前記エアベントの流路断面に進退出して前記エアベントの開閉状態を切り替える可動ピンを備えたトランスファモールド金型と、該エアベントを介してエアを吸引するエア吸引手段と、
前記可動ピンの進退出動作と前記エア吸引手段の動作を制御する制御部と、を有するトランスファモールド装置において、
前記制御部は、
前記ポット内に前記モールド用樹脂が供給され前記トランスファモールド金型をクランプした後に、前記可動ピンが前記エアベントの流路から退避した状態において前記エア吸引手段を作動させ、前記キャビティ内と前記ポット内のエアと、前記モールド用樹脂内の水分との排出を開始させる開始処理と、
前記プランジャにより押し出された前記モールド用樹脂の流頭が前記ゲートを通過する前に、前記エア吸引手段の動作を停止する停止処理と、
前記モールド用樹脂の流頭が、前記キャビティ内に到達した際に、前記エア吸引手段の動作を再開させる再開処理と、
前記モールド用樹脂の流頭が、前記エアベントの直前位置まで到達した際に、前記可動ピンを前記エアベントの流路内に進出させて前記エアベントを閉塞させる閉塞処理と、を含む切り替え制御処理を実行することを特徴とするトランスファモールド装置。 - 前記エアベントを介して外部からのエアを供給するエア供給手段をさらに有し、
前記制御部は、前記切り替え制御処理において、前記停止処理に合わせて前記キャビティ内を一旦大気圧に戻すための前記エア供給手段により前記キャビティ内にエアを供給させる供給処理を実行することを特徴とする請求項1記載のトランスファモールド装置。 - 前記制御部は、前記ポット内における前記プランジャの位置に基づいて特定される前記モールド用樹脂の到達位置に応じて前記切り替え制御処理を実行することを特徴とする請求項1または2記載のトランスファモールド装置。
- ポット、前記ポット内を往復動して前記ポットに供給されたモールド用樹脂をカル、ランナおよびゲートを介してキャビティに圧送するプランジャ、前記キャビティに連通するように設けられたエアベント、および、前記エアベントの流路断面に進退出して前記エアベントの開閉状態を切り替える可動ピンを備えたトランスファモールド金型と、該エアベントを介してエアを吸引するエア吸引手段と、
を有するトランスファモールド装置を用いて前記可動ピンの進退出動作と前記エア吸引手段の動作を制御する切り替え制御処理を行いながら樹脂モールドするトランスファモールド方法において、
前記切り替え制御処理には、前記ポット内に前記モールド用樹脂が供給され前記トランスファモールド金型をクランプした後に、前記可動ピンが前記エアベントの流路から退避した状態において前記エア吸引手段を作動させ、前記キャビティ内と前記ポット内のエアと、前記モールド用樹脂内の水分との排出を開始させる開始処理と、
前記プランジャにより押し出された前記モールド用樹脂の流頭が前記ゲートを通過する前に、前記エア吸引手段の動作を停止させる停止処理と、
前記モールド用樹脂の流頭が、前記キャビティ内に到達した際に、前記エア吸引手段の動作を再開させる再開処理と、
前記モールド用樹脂の流頭が、前記エアベントの直前位置まで到達した際に、前記可動ピンを前記エアベントの流路内に進出させて前記エアベントを閉塞させる閉塞処理と、が含まれることを特徴とするトランスファモールド方法。 - 前記切り替え制御処理には、前記キャビティ内を一旦大気圧に戻すために前記停止処理に合わせて前記エアベントを介して外部からのエアを供給する前記エア供給手段で前記キャビティ内にエアを供給させる供給処理が含まれることを特徴とする請求項4記載のトランスファモールド方法。
- 前記ポット内における前記プランジャの位置に基づいて特定される前記モールド用樹脂の到達位置に応じて前記切り替え制御処理が行われることを特徴とする請求項4または5記載のトランスファモールド方法。
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