JP5137755B2 - 回転センサ - Google Patents
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Description
本発明の第1の態様にかかる回転センサは、被検出回転体に固定され、当該被検出回転体とともに回転し、回転中心軸を含む平面上の断面形状が当該回転中心軸の周りの全周で等しい磁石と、前記磁石の磁界の強さに基づいた電気量の信号を出力する複数個の磁気検出部と、を備えた前記電気信号に基づいて前記被検出回転体の角度を検知する回転センサにおいて、前記磁石は、1つの共通面を有する前記回転中心軸の近傍部と、前記近傍部の外側の第1外周部と、前記第1外周部の外側の第2外周部とを有し、前記近傍部の前記回転中心軸に平行な方向の厚さは、前記第1外周部及び前記第2外周部の前記回転中心軸に平行な方向の厚さよりも厚く、前記近傍部の側面と、前記近傍部の前記共通面とは反対側の面を含む平面と、前記磁石の最外周面を含む曲面と、前記第1外周部及び前記第2外周部の前記共通面とは反対側の面を含む平面と、に囲まれた空間の前記回転中心軸に平行な断面の断面積は前記磁気検出器の前記回転中心軸に平行な断面の断面積より大きいことを特徴とする。
d3≒d4 、かつ、
0.2×d2<d1<0.8×d2 、かつ、
t1>t3≧t2 、かつ、 0.2×t1<t3<0.8×t1
の条件を満足することを特徴とする。
d3≒d4 、かつ、
0.2×d2<d1<0.8×d2 、かつ、
t1>t3>t2 、かつ、 0.2×t1<t3<0.8×t1
の条件を満足することを特徴とする。
ここで、前記回転中心軸に直行する面内に複数のSN極が配置されていても良い。
0.2×d2<d1<0.8×d2 ・・・・・・・・・(2)
0.2×t1<t3<0.8×t1 ・・・・・・・・・(3)
尚、図1では、近傍部11aを円筒形状の領域範囲としているが、径方向の半径がd3で、回転中心軸13に平行な方向の厚さがt1の円柱形状の領域範囲となるように、磁石11の近傍部11aを形成しても良い。
実施例1として、図1に示した回転センサ10を使用したときの調査結果を示す。実施例1に使用した磁石11の形状は、近傍部11aの径方向の幅d3が1.5mmで、回転中心軸13に平行な方向の厚さt1が5mmであり、第1外周部11bの径方向の幅d1が2mmで、回転中心軸13に平行な方向の厚さt2が1.5mmであり、第2外周部11cの径方向の幅d4が1.5mmで、回転中心軸13に平行な方向の厚さt3が3mmである。また、回転中心軸13から近傍部11aの内側面までの距離d5は1mmであり、回転中心軸13から第2外周部11cの外側面までの距離d6は6mmである。
実施例2として、図3に示した回転センサ20を使用したときの調査結果を示す。実施例2に使用した磁石21の形状は、近傍部21aの径方向の幅d3が1.5mmで、回転中心軸23に平行な方向の厚さt1が5mmであり、第1外周部21bの径方向の幅d1が2mmで、回転中心軸23に平行な方向の厚さt2が1.5mmであり、第2外周部21cの径方向の幅d4が1.5mmで、回転中心軸23に平行な方向の厚さt3が1.5mmである。また、回転中心軸23から近傍部21aの内側面までの距離d5は1mmであり、回転中心軸23から第2外周部21cの外側面までの距離d6は6mmである。
比較例として、円形面取り磁石41を用いた回転センサ40を使用したときの調査結果を示す。図11は、比較例として使用した円形面取り磁石41を用いた回転センサ40基本構造の一例を示す図である。図11(a)は磁石の底面図であり、図11(b)は磁石の底面図であり、図11(c)は磁石の回転中心軸を含む平面での磁石の断面図である。回転センサ40は、磁石41、ホール素子42a及び42bを備えている。ホール素子42a及び42bは、図11に示すように磁石41の回転中心軸43に平行な方向の磁気の強さの変化を検出できるように配置されている。
11、21 磁石
11a、21a 近傍部
11b、21b 第1外周部
11c、21c 第2外周部
12a、12b、23a、23b ホール素子
13、23 回転中心軸
14、24 基準平面
Claims (9)
- 被検出回転体に固定され、当該被検出回転体とともに回転し、回転中心軸を含む平面上の断面形状が当該回転中心軸の周りの全周で等しい磁石と、
前記磁石の磁界の強さに基づいた電気量の信号を出力する複数個の磁気検出部と、
を備えた前記電気信号に基づいて前記被検出回転体の角度を検知する回転センサにおいて、
前記磁石は、1つの共通面を有する前記回転中心軸の近傍部と、前記近傍部の外側の第1外周部と、前記第1外周部の外側の第2外周部とを有し、
前記近傍部の前記回転中心軸に平行な方向の厚さは、前記第1外周部及び前記第2外周部の前記回転中心軸に平行な方向の厚さよりも厚く、
前記近傍部の側面と、前記近傍部の前記共通面とは反対側の面を含む平面と、前記磁石の最外周面を含む曲面と、前記第1外周部及び前記第2外周部の前記共通面とは反対側の面を含む平面と、に囲まれた空間の前記回転中心軸に平行な断面の断面積は前記磁気検出器の前記回転中心軸に平行な断面の断面積より大きいことを特徴とする回転センサ。 - 前記磁気検出器の検出面は前記空間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の回転センサ。
- 被検出回転体に固定され、当該被検出回転体とともに回転し、回転中心軸を含む平面上の断面形状が当該回転中心軸の周りの全周で等しい磁石と、
前記磁石の磁界の強さに基づいた電気量の信号を出力する複数個の磁気検出部と、
を備えた前記電気信号に基づいて前記被検出回転体の角度を検知する回転センサにおいて、
前記磁石は、前記回転中心軸の近傍部と、前記近傍部の外側の第1外周部と、前記第1外周部の外側の第2外周部とを有し、
前記近傍部の前記回転中心軸に平行な方向の厚さは、前記第1外周部及び前記第2外周部の前記回転中心軸に平行な方向の厚さよりも厚く、
前記磁気検出部は、前記回転中心軸に対して略垂直な前記第1外周部の2面の内のどちらか一方の面と、前記第1外周部の前記一方の面と同じ側に位置する前記第2外周部の面との、どちらかの面または両方の面に、当該磁気検出部の検出面が対向するように配置され、
前記第1外周部の前記一方の面と、前記第1外周部の前記一方の面と同じ側に位置する前記第2外周部の面とが、ともに前記磁気検出部の前記検出面に対して、略平行となるように形成されていることを特徴とする回転センサ。 - 前記回転中心軸に平行な方向の前記近傍部の厚さをt1、前記第1外周部の厚さをt2、前記第2外周部の最大厚さをt3とし、
前記回転中心軸に直行する方向の、前記近傍部の外側面から前記第2外周部の内側面までの最大距離をd1とし、前記第2外周部の内側面から外側面までの距離をd4とし、前記近傍部の内側面から前記第2外周部の外側面までの最大距離をd2とし、前記近傍部の内側面から外側面までの距離をd3としたとき、
d3≒d4 、かつ、
0.2×d2<d1<0.8×d2 、かつ、
t1>t3≧t2 、かつ、 0.2×t1<t3<0.8×t1
の条件を満足することを特徴とする請求項3に記載の回転センサ。 - 前記磁気検出部の感受方向は、前記磁石の前記回転中心軸と平行な方向であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の回転センサ。
- 前記磁気検出器を配置する側の前記第1外周部の面と前記磁気検出部の検出面との距離よりも、前記磁気検出器を配置する側の前記第2外周部の面と前記磁気検出部の検出面との距離が小となり、更に、前記磁気検出器を配置する側の前記第2外周部の面が前記磁気検出部の検出面に略平行となるように形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の回転センサ。
- 前記回転中心軸に平行な方向の前記近傍部の厚さをt1、前記第1外周部の厚さをt2、前記第2外周部の最大厚さをt3とし、
前記回転中心軸に直行する方向の、前記近傍部の外側面から前記第2外周部の内側面までの最大距離をd1とし、前記第2外周部の内側面から外側面までの距離をd4とし、前記近傍部の内側面から前記第2外周部の外側面までの最大距離をd2とし、前記近傍部の内側面から外側面までの距離をd3としたとき、
d3≒d4 、かつ、
0.2×d2<d1<0.8×d2 、かつ、
t1>t3>t2 、かつ、 0.2×t1<t3<0.8×t1
の条件を満足することを特徴とする請求項6に記載の回転センサ。 - 前記磁石は、前記回転中心軸に直行する方向にSN極が配置されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の回転センサ。
- 前記磁気検出部は、ホール素子であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の回転センサ。
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JP2008234526A JP5137755B2 (ja) | 2008-09-12 | 2008-09-12 | 回転センサ |
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JP2008234526A JP5137755B2 (ja) | 2008-09-12 | 2008-09-12 | 回転センサ |
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JP2010066196A JP2010066196A (ja) | 2010-03-25 |
JP5137755B2 true JP5137755B2 (ja) | 2013-02-06 |
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ID=42191896
Family Applications (1)
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JP2008234526A Active JP5137755B2 (ja) | 2008-09-12 | 2008-09-12 | 回転センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5137755B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7352185B2 (ja) | 2020-03-13 | 2023-09-28 | マツダ株式会社 | 車両構造、および車椅子と車両との連結構造 |
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-
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7352185B2 (ja) | 2020-03-13 | 2023-09-28 | マツダ株式会社 | 車両構造、および車椅子と車両との連結構造 |
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