JP5137706B2 - 包装箱 - Google Patents
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B≧St …式(1)
が成立するように第I−1塗布ライン、第I−2塗布ライン、第II−1塗布ライン、および第II−2塗布ラインが形成されているように構成される。
B≧St …式(1)
が成立するように第I−1塗布ライン、第I−2塗布ライン、第II−1塗布ライン、および第II−2塗布ラインが形成されているので、いわゆるコーナーカットカートンを縦にして身体正面で抱える場合であっても、コーナーカット部が掌や指関節にしっかりと引っ掛かり、持ち難いと感じることが極めて少なくなるという効果が発現する。しかも、コストアップに繋がることもない。
図6は、本発明の底部を見た図面である。
成されている。
以下、図2〜図4に基づき本発明の包装箱の組み立て(自動組み立て・梱包)の一例を経時的に説明する。
そして、折り曲げられた後は、第1のカムローラ100の下流側に設置されたコンベヤガイド200によってその折り曲げ形態が維持され、このままの状態でさらに下流へと搬送される。そして、缶供給の位置まで組み立て途中の箱が搬送されると、図3(b)に示されるように一群の缶ビール製品が供給され(図のCAN FEED)、底面板21の上に所定量の缶ビール製品が挿入・載置される。
本発明の包装箱の上面板25(図1)は、その表面全域に防滑性塗料が塗布されている。上面板25には、その商品イメージを反映した見栄えの良いデザインが全面に印刷されており、その印刷面の表面をコートするように防滑性塗料が全面に塗布されている。
さらに、図5に示されるように、本発明における第2の基準稜線(R2)に平行に配置された一つの外フラップ塗布ライン410は、第2の基準稜線(R2)から外フラップ側に、第2の基準稜線に沿った幅L3の防滑性塗料の第II−1塗布ライン410である。もう一つの外フラップ塗布ライン420は、第2の基準稜線(R2)から外フラップ側にP2mm(ただし、P2=20〜30mm)離れた位置の平行ラインを中心にして、第2の基準稜線(R2)と実質的に平行に形成された幅L4の防滑性塗料の第II−2塗布ライン420である。
B≧St …式(1)
の関係が成り立つように第I−1塗布ライン、第I−2塗布ライン、第II−1塗布ライン、および第II−2塗布ラインが形成される。コストアップを抑制しつつ、従来の機能に加えて、本発明の持ちやすさという効果を発現させようとするものである。
現行品仕様と同じ大きさの包装箱において、下記表1に示すような防滑性塗料塗布ラインを形成した各種のサンプルを作製した。
・現行品と各サンプル包装箱について持ち易さを評価した。
総合評価基準は以下のとおり。
◎…総合的に非常に持ち良いと感じる
○…総合的に持ち良いと感じる
△…すこし持ち難いと感じる
×…持ち難いと感じる
結果を下記表1に示した。
圧力グローブセンサー(ニッタ(株)社製)を予め貼り付けた白手袋を両手に装着し、包装箱を身体の前で縦持ちした状態での手指の圧力を測定しつつ、持ち易さ、持ち難さの検証を行った。
約2500Kmの実輸送を行った。12tトラック(エアーサスペンション仕様)を使用して、1パレットに8面7段、合計56個の包装箱をパレタイズして、トラック荷台後部に設置した。約2500Kmの実輸送を行った後に、荷ズレやカートン側面の防滑ニス塗布による汚れ、摺れの状況を外観検査した。
すなわち、本発明は、上面板、底面板、およびこれらを連結する側面板を有して形成される帯状の胴部、ならびに内フラップおよび外フラップを備えてなるラップアラウンド式の包装箱であって、当該包装箱は、上面4N角形(Nは2以上の整数を表す)を形成するために、前記上面板および底面板は四隅に切り欠き角部(コーナーカット部)を有し、内フラップと胴部とが接続する箇所において折り曲げ連接側片が介在されており、前記上面板は、その表面全域に防滑性塗料が塗布されており、前記下面板は、その表面全域に対して、y%の面積Aに防滑性塗料が塗布されており(ただしyは、少なくとも75%)、残余の(100−y)%の面積Bに防滑性塗料が塗布されておらず、前記側面板は、前記側面板と前記折り曲げ連接片との接合部における折目線を山折りすることにより形成された第1の基準稜線の近傍に、第1の基準稜線に平行に配置された少なくとも2本の防滑性塗料の側面板塗布ラインが塗布されており、前記外フラップは、前記内フラップと前記折り曲げ連接片との接合部における折目線を山折りすることにより形成された第2の基準稜線の近傍に、第2の基準稜線に平行に配置された少なくとも2本の防滑性塗料の外フラップ塗布ラインが塗布されており、前記第1の基準稜線に平行に配置された前記2本の側面板塗布ラインは、第1の基準稜線から側面板側に、第1の基準稜線に沿った防滑性塗料の第I−1塗布ライン、および第1の基準稜線から側面板側にP1mm(ただし、P1=20〜30mm)離れた位置の平行ラインを中心にして、第1の基準稜線と実質的に平行に形成された防滑性塗料の第I−2塗布ラインであり、前記第2の基準稜線に平行に配置された2本の外フラップ塗布ラインは、第2の基準稜線から外フラップ側に、第2の基準稜線に沿った防滑性塗料の第II−1塗布ライン、および第2の基準稜線から外フラップ側にP2mm(ただし、P2=20〜30mm)離れた位置の平行ラインを中心にして、第2の基準稜線と実質的に平行に形成された防滑性塗料の第II−2塗布ラインであり、前記第I−1塗布ライン、第I−2塗布ライン、第II−1塗布ライン、および第II−2塗布ラインの箱全体に形成される総和面積をStとした場合、前記面積Bとの関係で、下記式(1)
B≧St …式(1)
が成立するように前記第I−1塗布ライン、第I−2塗布ライン、第II−1塗布ライン、および第II−2塗布ラインが形成されているので、いわゆるコーナーカットカートンを縦にして身体正面で抱える場合であっても、コーナーカット部が掌や指関節にしっかりと引っ掛かり、持ち難いと感じることが極めて少なくなるという効果が発現する。しかも、コストアップに繋がることもない。
4,5…引裂き帯体
11,15…側面板
21…底面板
25…上面板
31,35…内フラップ
38…折り曲げ連接側片
41,45…外フラップ
111,151…第I−1塗布ライン
112,152…第I−2塗布ライン
410…第II−1塗布ライン
420…第II−2塗布ライン
Claims (8)
- 上面板、底面板、およびこれらを連結する側面板を有して形成される帯状の胴部、ならびに内フラップおよび外フラップを備えてなるラップアラウンド式の包装箱であって、
当該包装箱は、上面4N角形(Nは2以上の整数を表す)を形成するために、前記上面板および底面板は四隅に切り欠き角部(コーナーカット部)を有し、内フラップと胴部とが接続する箇所において折り曲げ連接側片が介在されており、
前記上面板は、その表面全域に防滑性塗料が塗布されており、
前記下面板は、その表面全域に対して、y%の面積Aに防滑性塗料が塗布されており(ただしyは、少なくとも75%)、残余の(100−y)%の面積Bに防滑性塗料が塗布されておらず、
前記側面板は、前記側面板と前記折り曲げ連接片との接合部における折目線を山折りすることにより形成された第1の基準稜線の近傍に、第1の基準稜線に平行に配置された少なくとも2本の防滑性塗料の側面板塗布ラインが塗布されており、
前記外フラップは、前記内フラップと前記折り曲げ連接片との接合部における折目線を山折りすることにより形成された第2の基準稜線の近傍に、第2の基準稜線に平行に配置された少なくとも2本の防滑性塗料の外フラップ塗布ラインが塗布されており、
前記第1の基準稜線に平行に配置された前記2本の側面板塗布ラインは、第1の基準稜線から側面板側に、第1の基準稜線に沿った防滑性塗料の第I−1塗布ライン、および第1の基準稜線から側面板側にP1mm(ただし、P1=20〜30mm)離れた位置の平行ラインを中心にして、第1の基準稜線と実質的に平行に形成された防滑性塗料の第I−2塗布ラインであり、
前記第2の基準稜線に平行に配置された2本の外フラップ塗布ラインは、第2の基準稜線から外フラップ側に、第2の基準稜線に沿った防滑性塗料の第II−1塗布ライン、および第2の基準稜線から外フラップ側にP2mm(ただし、P2=20〜30mm)離れた位置の平行ラインを中心にして、第2の基準稜線と実質的に平行に形成された防滑性塗料の第II−2塗布ラインであり、
前記第I−1塗布ライン、第I−2塗布ライン、第II−1塗布ライン、および第II−2塗布ラインの箱全体に形成される総和面積をStとした場合、前記面積Bとの関係で、下記式(1)
B≧St …式(1)
が成立するように第I−1塗布ライン、第I−2塗布ライン、第II−1塗布ライン、および第II−2塗布ラインが形成されていることを特徴とする包装箱。 - 前記第I−1塗布ラインの幅は、少なくとも5mmであり、前記第I−2塗布ラインの幅は少なくとも8mmであり、
前記第II−1塗布ラインの幅は、少なくとも5mmであり、前記第II−2塗布ラインの幅は少なくとも8mmである請求項1に記載の包装箱。 - 前記第I−1塗布ラインの幅は、5〜9mmであり、前記第I−2塗布ラインの幅は8〜12mmであり、
前記第II−1塗布ラインの幅は、5〜9mmであり、前記第II−2塗布ラインの幅は8〜12mmである請求項2に記載の包装箱。 - 前記下面板における防滑性塗料が塗布されている面積Aのエリアは、下面板の外枠を含む外周縁エリアであり、
前記下面板における防滑性塗料が塗布されていない面積Bのエリアは、下面板の中心エリアである請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の包装箱。 - 前記下面板における防滑性塗料が塗布されていない面積Bのエリアは、下面板の中心エリアであり、前記下面板の外形形状と略相似の長方形形状をなしている請求項4に記載の包装箱。
- Nは2であり8角形箱である請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の包装箱。
- 折り曲げ連接側片の長さを規定する前記第1の基準稜線と前記第2の基準稜線との間の距離が、25〜30mmである請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の包装箱。
- 箱内に収納される容器製品物が缶ビールである請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の包装箱。
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