JP5136329B2 - マグネットロール - Google Patents
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Description
第1発明に係るマグネットロールは、複数の断面略扇形状の磁極ピースをシャフトの外周に隙間無く貼り合わせてマグネット部を形成したマグネットロールにおいて、磁極ピースは、長手方向の一端部におけるシャフトと対向する側の角部に切り欠きが形成されており、磁極ピースがシャフトの周面に所定の順序で正しく貼り合わされた場合に、マグネット部の一端において、全ての磁極ピースの切り欠きが連なってシャフトの周りに略円形状を形成するものである。
第2発明に係るマグネットロールは、複数の断面略扇形状の磁極ピースをシャフトの外周に貼り合わせてマグネット部を形成したマグネットロールにおいて、シャフトの外周の所定角度範囲に磁極ピースの無い間隔があり、磁極ピースは、長手方向の一端部におけるシャフトと対向する側の角部に切り欠きが形成されており、磁極ピースがシャフトの周面に所定の順序で正しく貼り合わされた場合に、マグネット部の一端において、全ての磁極ピースの切り欠きが連なってシャフトの周りに1つの略円弧形状を形成するものである。
第3発明に係るマグネットロールは、前記した第1発明または第2発明において、切り欠きを面取りにしたものである。かかる構成により、第1発明または第2発明と同様の効果を得ることができるだけでなく、磁極ピースの一端部におけるシャフトと対向する側に切り欠きを容易に形成できるという効果を奏する。
第4発明に係るマグネットロールは、前記した第1発明、第2発明または第3発明において、磁極ピースはN個あって、第1の磁極ピースから第Nの磁極ピースの順に連続してシャフトの外周に貼り合わされており、磁極ピースの一端における半径方向の切り欠きの長さを、第1の磁極ピースから第Nの磁極ピースにかけて間欠的に大きくしたものである。
シャフトの周りにN個の磁極ピースが隙間無く貼り合わされているマグネットロールにあっては、第1の磁極ピースの選定は任意であり、この第1の磁極ピースの選定に応じて第Nの磁極ピースが定まる。例えば、磁極ピースの個数が5個であり、磁極ピースA、磁極ピースB、磁極ピースC、磁極ピースD、磁極ピースEの順にシャフトの周りに隙間無く貼り合わされていると仮定すると、第1の磁極ピースを磁極ピースAとした場合は、第Nの磁極ピース(第5の磁極ピース)は磁極ピースEである。
第5発明に係るマグネットロールは、前記した第1発明、第2発明または第3発明において、磁極ピースはN個あって、第1の磁極ピースから第Nの磁極ピースの順に連続してシャフトの外周に貼り合わされており、磁極ピースの一端における半径方向の切り欠きの長さを、第1の磁極ピースの周方向の端部から、この端部に隣り合う第Nの磁極ピースの周方向の端部にかけて徐々に大きくしたものである。
まず、本発明が対象とするマグネットロールについて説明する。
図1はマグネットロールの斜視図、図2はマグネットロール(良品)の一端の側面図(図1における矢視A)、図3はマグネットロール(良品)の他端の側面図(図1における矢視B)、図4は磁極ピース3の一端部の斜視図、図5は磁極ピース3の他端部の斜視図、図6はマグネットロール(不良品)の一端の側面図(図1における矢視A)、図7はマグネットロール(不良品)の他端の側面図(図1における矢視B)である。
これらの磁極ピース3〜8は、磁石材料粉、樹脂バインダー、添加剤等の混合物を磁場中で成形することによって製造したものである。磁石材料粉としては、例えば、フェライト粉や、Nd等の希土類金属粉とFe、Co、Ni等の鉄族金属粉との混合物を使用することができる。また、樹脂バインダーは、例えば、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、エポキシ樹脂、エチレンエチルアクリレート(EEA)等を使用することができる。
かかる構成の磁極ピース3〜8をシャフト2の外周に方向を正しくして貼り合わせたマグネットロールを一端から見たものが図2である。この図2に示すように、マグネット部41の一端42において、全ての磁極ピース3〜8の切り欠き9〜14が連なってシャフト2の周りに略円形状が形成される。また、図3に示すように、マグネット部41の他端43においては、シャフト2の周りに切り欠きが無い。
図6および図7は、磁極ピース3が誤った方向で貼り付けられたマグネットロール1を示したものである。マグネットロール1のマグネット部41の一端42を見ると、図6に示すように、磁極ピース3の方向が逆であるため磁極ピース3の部分に切り欠き9が無く、シャフト2の周りに円形状は形成されず、円弧形状になる。また、マグネットロール1の他端からマグネット部41を見ると、図7に示すように、磁極ピース3の方向が逆であるため磁極ピース3の部分に切り欠き9がある。
図8は磁極ピース3の一端の斜視図、図9はマグネットロール(良品)の一端の側面図(図1における矢視A)、図10はマグネットロール(不良品)の一端の側面図(図1における矢視A)である。
尚、実施例1との相違点のみを詳細に説明し、実施例1と同一の部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図11はマグネットロール(良品)の一端の側面図(図1における矢視A)、図12はマグネットロール(不良品)の一端の側面図(図1における矢視A)である。尚、実施例1との相違点のみを詳細に説明し、実施例1と同一の部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図13はマグネットロール(良品)の一端の側面図(図1における矢視A)である。尚、実施例3との相違点のみを詳細に説明し、実施例3と同一の部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図14は、マグネットロール(良品)の一端の側面図(図1における矢視A)である。尚、実施例4との相違点のみを詳細に説明し、実施例4と同一の部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
2 シャフト
3〜8 磁極ピース
9〜14 切り欠き
15 一端
16 他端
17 切り欠き
18 切り欠き
19 一端
20 他端
21 切り欠き
22 切り欠き
23 ゲートカット跡
24 凹部
25 面取り部
Claims (5)
- 複数の断面略扇形状の磁極ピースをシャフトの外周に隙間無く貼り合わせてマグネット部を形成したマグネットロールにおいて、
前記磁極ピースは、長手方向の一端部における前記シャフトと対向する側の角部に切り欠きが形成されており、
前記磁極ピースが前記シャフトの周面に所定の順序で正しく貼り合わされた場合に、前記マグネット部の一端において、全ての前記磁極ピースの前記切り欠きが連なって前記シャフトの周りに略円形状を形成することを特徴とするマグネットロール - 複数の断面略扇形状の磁極ピースをシャフトの外周に貼り合わせてマグネット部を形成したマグネットロールにおいて、
前記シャフトの外周の所定角度範囲に前記磁極ピースの無い間隔があり、
前記磁極ピースは、長手方向の一端部における前記シャフトと対向する側の角部に切り欠きが形成されており、
前記磁極ピースが前記シャフトの周面に所定の順序で正しく貼り合わされた場合に、前記マグネット部の一端において、全ての前記磁極ピースの前記切り欠きが連なって前記シャフトの周りに1つの略円弧形状を形成することを特徴とするマグネットロール - 前記切り欠きは、面取りである請求項1または請求項2に記載のマグネットロール
- 前記磁極ピースはN個あって、第1の磁極ピースから第Nの磁極ピースの順に連続して前記シャフトの外周に貼り合わされており、
前記磁極ピースの一端における半径方向の前記切り欠きの長さを、前記第1の磁極ピースから前記第Nの磁極ピースにかけて間欠的に大きくした請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のマグネットロール - 前記磁極ピースはN個あって、第1の磁極ピースから第Nの磁極ピースの順に連続して前記シャフトの外周に貼り合わされており、
前記磁極ピースの一端における半径方向の前記切り欠きの長さを、前記第1の磁極ピースの周方向の端部から、該端部に隣り合う前記第Nの磁極ピースの周方向の端部にかけて徐々に大きくした請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のマグネットロール
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