JP5135781B2 - 燃料電池システムおよびその運転停止方法 - Google Patents
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Description
前記燃料電池の運転を停止する際に前記アノードに酸化ガスを供給する手段と、
前記燃料電池の状態に応じて前記酸化ガスを供給する時間を決定する手段とを有する燃料電池システムに関する。
前記アノードに燃料ガスを供給する燃料ガス供給流路とを備えた燃料電池システムであって、
前記燃料電池の運転を停止する際に、前記触媒層を構成する触媒の活性度を検出する活性度検出手段と、
前記活性度検出手段で検出した活性度に基づいて、前記アノードに酸化ガスを供給する時間を決定する酸化ガス供給時間演算手段と、
前記酸化ガス供給時間演算手段によって定められた時間の間、酸化ガスを前記アノードに供給する酸化ガス供給手段とを有することを特徴とするものである。
前記アノードに燃料ガスを供給する燃料ガス供給流路と、
前記燃料ガス供給流路に接続し、前記燃料電池から排出されたアノードオフガスを前記アノードに供給する燃料ガス循環流路とを備えた燃料電池システムであって、
前記燃料電池の運転を停止する際に、前記触媒層を構成する触媒の活性度を検出する活性度検出手段と、
前記活性度検出手段で検出した活性度に基づいて、前記アノードに酸化ガスを供給する時間を決定する酸化ガス供給時間演算手段と、
前記酸化ガス供給時間演算手段によって定められた時間の間、酸化ガスを前記アノードに供給する酸化ガス供給手段と、
前記酸化ガス供給手段によって供給された酸化ガスと、前記燃料ガス供給流路、前記燃料電池および前記燃料ガス循環流路に残留している燃料ガスとを循環させる循環手段とを有することを特徴とするものである。
前記アノードに燃料ガス供給流路を介して燃料ガスを供給する燃料ガス供給系とを備えた燃料電池システムの運転停止方法であって、
前記燃料ガス供給系からの燃料ガスの供給を停止して、前記燃料電池のアノード側のガス流体が流通可能な空間を含む閉空間を形成し、該閉空間内に存在する燃料ガスと反応可能な酸化ガスの量を前記触媒層を構成する触媒の活性度に応じて求め、前記アノードに該量の酸化ガスを供給することを特徴とするものである。
前記酸化ガスの供給開始から所定時間を経過した後に、前記酸化ガスの供給開始からの時間と前記必要な時間を比較する第2の工程とを有することができる。
この場合、前記第2の工程で、
前記酸化ガスの供給開始からの時間が前記必要な時間に達している場合には、前記酸化ガスの供給を停止し、
前記酸化ガスの供給開始からの時間が前記必要な時間に達していない場合には、前記酸化ガスの供給を継続した状態で、この時点における前記触媒の活性度を考慮し前記閉空間にある燃料ガスと反応する酸化ガスの量を再度求めて前記第1の工程に戻ることが好ましい。
図1は、本実施の形態における燃料電池システムの部分構成図である。この燃料電池システムは、車載用または据え置き用などの種々の用途に適用可能である。尚、図では、燃料電池のカソードにガスを供給する部分、例えば、カソードに空気を供給するコンプレッサ、燃料電池から排出されたカソードオフガス中の水分を回収して、燃料電池に供給される空気を加湿する加湿器、および、コンプレッサから送り出される空気の圧力を調整する空気調圧弁などは省略されている。
H2→2H++2e−
の反応によりH+が生じ、これがH3O+となって電解質膜中を移動した後、カソードで
(1/2)O2+2H++2e−→H2O
の反応を起こす。つまり、両電極間において、
H2+(1/2)O2→H2O
の電気化学反応が起こることによって起電力が発生する。
Qt/Q0(Q0:初期発電量、Qt:時間t経過後の発電量)
に相関する。また、燃料電池2の発電時間から、触媒の劣化度を推測することもできる。尚、触媒の活性度は、上記の2つまたは3つを組み合わせて決定することもできる。
tair∝(x/z)×y
の関係が成立する。この式からも分かるように、触媒の活性度が大きければ、空気の導入時間は長くなる。一方、触媒の活性度が小さければ、空気の導入時間は短くなる。より詳しくは、燃料電池2の温度が高いほど、触媒の活性度は大きくなるので、空気の導入時間は長くなる。また、アノードオフガスに含まれる水素以外の成分の量が少ないほど、触媒の活性度は大きくなるので、空気の導入時間は長くなる。さらに、触媒の劣化度が大きいほど、その活性度は小さくなるので、空気の導入時間は短くなる。
本実施の形態の燃料電池システムは、実施の形態1で説明した図1と同様の構造とすることができる。
2 燃料電池
3 水素タンク
4 インジェクタ
5 水素供給シャットバルブ
6 気液分離器
7 循環ポンプ
8 燃料ガス供給流路
9 空気供給流路
10 空気供給シャットバルブ
11 燃料ガス循環流路
12 排出バルブ
13 温度センサ
14 水素濃度センサ
15 圧力センサ
16 制御装置
Claims (14)
- 触媒層を備えたアノードおよびカソードを有し、該アノードに燃料ガスを、該カソードに酸化ガスをそれぞれ供給されて起電力を生じる燃料電池と、
前記燃料電池の運転を停止する際に、前記触媒層を構成する触媒の活性度を検出する活性度検出手段と、
前記燃料電池の運転を停止する際に前記アノードに前記酸化ガスを供給する時間を、少なくとも前記触媒の活性度に基づいて決定する酸化ガス供給時間演算手段と、
前記燃料電池の運転を停止する際に、前記酸化ガス供給時間演算手段により定められた時間の間、前記酸化ガスを前記アノードに供給する酸化ガス供給手段と、
を有する燃料電池システム。 - 前記酸化ガス供給時間演算手段は、前記触媒の活性度と、前記アノードに供給される前記酸化ガスの量と、前記アノードオフガスに含まれる前記燃料ガスの量とに基づいて、前記酸化ガスの供給時間を決定する構成としてなる請求項1に記載の燃料電池システム。
- 前記活性度検出手段は、前記燃料電池の温度、前記燃料電池から排出されたアノードオフガスに含まれる前記燃料ガス以外の成分の量および前記触媒の劣化度のうち少なくとも1つに基づいて前記触媒の活性度を検出する構成としてなる請求項1または2に記載の燃料電池システム。
- 前記触媒の劣化度は、前記燃料電池の発電量が時間の経過に伴って初期発電量から低下するときの低下の割合に基づいて算出する構成としてなる請求項3に記載の燃料電池システム。
- 触媒層を備えたアノードおよびカソードを有し、該アノードに燃料ガスを、該カソードに酸化ガスをそれぞれ供給されて起電力を生じる燃料電池と、
前記アノードに前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給流路と、
前記燃料ガス供給流路に接続され、前記燃料電池から排出されたアノードオフガスを前記アノードに供給する燃料ガス循環流路と、
前記燃料電池の運転を停止する際に、前記触媒層を構成する触媒の活性度を検出する活性度検出手段と、
前記燃料電池の運転を停止する際に前記アノードに前記酸化ガスを供給する時間を、少なくとも前記触媒の活性度に基づいて決定する酸化ガス供給時間演算手段と、
前記燃料電池の運転を停止する際に、前記酸化ガス供給時間演算手段により定められた時間の間、前記酸化ガスを前記アノードに供給する酸化ガス供給手段と、
前記酸化ガス供給手段によって供給された前記酸化ガスと、前記燃料ガス供給流路、前記燃料電池および前記燃料ガス循環流路に残留している前記燃料ガスとを循環させる循環手段と、
を有する燃料電池システム。 - 前記活性度検出手段は、前記燃料電池の温度、前記燃料電池から排出されたアノードオフガスに含まれる前記燃料ガス以外の成分の量および前記触媒の劣化度のうち少なくとも1つに基づいて前記触媒の活性度を検出する構成としてなる請求項5に記載の燃料電池システム。
- 前記触媒層はカーボン担体である請求項1〜6のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
- 触媒層を備えたアノードおよびカソードを有する燃料電池と、
前記アノードに燃料ガス供給流路を介して燃料ガスを供給する燃料ガス供給系とを備えた燃料電池システムの運転停止方法であって、
前記燃料ガス供給系からの燃料ガスの供給を停止して、前記燃料電池のアノード側のガス流体が流通可能な空間を含む閉空間を形成し、該閉空間内に存在する燃料ガスと反応可能な酸化ガスの量を前記触媒層を構成する触媒の活性度に応じて求め、前記アノードに該量の酸化ガスを供給することを特徴とする燃料電池システムの運転停止方法。 - 前記アノードに前記量の酸化ガスを供給するのに必要な時間を求め、該必要な時間が経過したときに該酸化ガスの供給を停止する請求項8に記載の燃料電池システムの運転停止方法。
- 前記アノードに前記量の酸化ガスを供給するのに必要な時間を求める第1の工程と、
前記酸化ガスの供給開始から所定時間を経過した後に、前記酸化ガスの供給開始からの時間と前記必要な時間を比較する第2の工程とを有し、
前記第2の工程で、
前記酸化ガスの供給開始からの時間が前記必要な時間に達している場合には、前記酸化ガスの供給を停止し、
前記酸化ガスの供給開始からの時間が前記必要な時間に達していない場合には、前記酸化ガスの供給を継続した状態で、この時点における前記触媒の活性度を考慮し前記閉空間にある燃料ガスと反応する酸化ガスの量を再度求めて前記第1の工程に戻る請求項8または9に記載の燃料電池システムの運転停止方法。 - 前記燃料電池システムは、前記燃料電池から排出されたアノードオフガスを前記アノードに供給する燃料ガス循環流路をさらに含み、
前記燃料ガス供給系からの燃料ガスの供給を停止した状態で前記アノードに前記酸化ガスを供給している間、前記閉空間にある燃料ガスと前記酸化ガスとを循環させる請求項8〜10のいずれか1項に記載の燃料電池システムの運転停止方法。 - 前記燃料電池の温度が高いほど、前記アノードに供給する酸化ガスの量を多くする請求項9〜11のいずれか1項に記載の燃料電池システムの運転停止方法。
- 前記燃料電池から排出されたアノードオフガスに含まれる前記燃料ガス以外の成分が少ないほど、前記アノードに供給する酸化ガスの量を多くする請求項9〜12のいずれか1項に記載の燃料電池システムの運転停止方法。
- 前記触媒の劣化度が大きいほど、前記アノードに供給する酸化ガスの量を少なくする請求項9〜13のいずれか1項に記載の燃料電池システムの運転停止方法。
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