JP5135725B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、像担持体表面を所定の電位に帯電した状態で、当該像担持体に複数の光ビームを走査することで静電潜像を形成し、この像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって現像し、現像されたトナー像を記録媒体に転写して画像を形成する画像形成装置に関する。
従来、感光体上に光ビームを走査して静電潜像を形成する画像形成方式を採用した画像形成装置において、画像形成を良好に行なうための種々の提案がなされている。
例えば、画像形成を良好に行なうためには、感光体上に光ビームを走査する前に、感光体表面を均一に帯電することが重要である。感光体表面を均一に帯電させるために、帯電ローラ(BCR)により接触方式で感光体を帯電するようにし、BCRに直流電圧に交流電圧を重畳して印加することが提案されている。
また、画像形成を良好に行なうために、静電潜像をトナーにより現像する際に、トナーを帯電させると共に感光体上に供給する現像器(DEVE)に印加する電圧についても、直流電圧に交流電圧を重畳して印加することが提案されている。
ここで、特許文献1では、DEVEとBCRの交流成分のAC周波数の差によりうねりが発生することによる画像ムラの発生を防止すべく、BCRバイアスの交流成分の周波数と現像バイアスの交流成分の周波数とが整数倍の関係になるようにすることが提案されている。具体的には、BCR及びDEVEに同一の発信子からAC成分を供給するようにし、少なくとも何れか一方のAC成分については、発信子からの出力を分周して供給することが記載されている。
また、特許文献2には、画像書込み周期とBCR帯電の繰返し周期の差によりうねりが発生することによる画像ムラの発生を防止すべく、画像書込み周期をBCR帯電の繰り返し周期の整数倍にすることが提案されている。
更に、特許文献3には、画像書込み周波数、BCRバイアスの交流成分の周波数及び現像バイアスの交流成分の周波数の差によってうねりが発生することによる画像ムラの発生を防止すべく、画像書込み周波数、BCRバイアスの交流成分の周波数及び現像バイアスの交流成分の周波数が互いに整数倍の関係になるようにすることが提案されている。
特開平5−127454号公報 特開平6−202419号公報 特開平8−211786号公報
ところで、画像形成に用いる用紙の種類や画像形成モードに応じてプロセススピードを切り替える機種においては、プロセスピードの切り替えに伴って露光装置(ROS)における画像書込み走査周波数が変化する。
また、BCRバイアスの交流成分の周波数(BCR−AC周波数)及びDEVEバイアスの交流成分の周波数(DEVE−AC周波数)には、それぞれ適した周波数の範囲が存在する。
すなわち、BCR−AC周波数は、低すぎるとノイズや障害電波等が発生しやすくなり、高すぎると騒音が発生しやすくなる。また、DEVE−AC周波数は、低すぎるとトナーかぶりが生じやすく、高すぎると感光体表面における膜減りが起きやすくなり、感光体の短寿命化を招くことになる。
したがって、画像書き込み周波数の変化に合わせて単純にBCRバイアスの交流成分の周波数及びDEVEバイアスの交流成分の周波数を各周波数が整数倍の関係を保つように調整した場合、BCR−AC周波数及びDEVE−AC周波数を共に適した周波数の範囲内で設定することが困難となる。
本発明は、装置のプロセススピードにかかわらず、部品の短寿命化や騒音の発生等の弊害を伴わずに周波数の干渉による画像の乱れを防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、像担持体表面を所定の電位に帯電した状態で、当該像担持体に複数の光ビームを走査することで静電潜像を形成し、前記像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって現像し、該現像されたトナー像を記録媒体に転写して画像を形成する画像形成装置であって、前記複数の光ビームを射出する複数の光源を有し、設定された書込み周波数に基づいて、前記光ビームを射出するように設定された光源の駆動状態の制御及び該設定された光源から射出された光ビームの前記像担持体上への走査を制御する露光手段と、予め設定された範囲内の交流成分の周波数を設定した交流電圧が直流電圧に重畳された現像バイアス電圧によって前記トナーを帯電させて前記静電潜像を現像する現像手段と、像形成速度に応じて予め定められた前記射出する光ビーム数及び前記書込み周波数を前記露光手段に設定するとともに、前記画像形成速度に応じて予め定められた前記現像バイアス電圧の交流成分の周波数を前記現像手段に設定するように制御する制御手段と、を備える画像形成装置であって、前記画像形成速度に応じて予め定められた前記書込み周波数及び前記現像バイアス電圧の交流成分の周波数は、前記画像形成速度に応じて予め定められたビーム数と前記画像形成速度に基づいて前記書込み周波数を定め、前記書込み周波数と前記現像バイアス電圧の交流成分の周波数が互いに略整数倍の関係となるように前記現像バイアス電圧の交流成分の周波数を定めることによって予め求められた画像形成装置であることを特徴としている。
請求項2の発明は、像担持体表面を所定の電位に帯電した状態で、当該像担持体に複数の光ビームを走査することで静電潜像を形成し、前記像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって現像し、該現像されたトナー像を記録媒体に転写して画像を形成する画像形成装置であって、予め設定された範囲内の交流成分の周波数を設定した交流電圧が直流電圧に重畳された帯電バイアス電圧によって前記像担持体表面を所定の電位に帯電させる帯電手段と、前記複数の光ビームを射出する複数の光源を有し、設定された書込み周波数に基づいて、前記光ビームを射出するように設定された光源の駆動状態の制御及び該設定された光源から射出された光ビームの前記像担持体上への走査を制御する露光手段と、予め設定された範囲内の交流成分の周波数を設定した交流電圧が直流電圧に重畳された現像バイアス電圧によって前記トナーを帯電させて前記静電潜像を現像する現像手段と、像形成速度に応じて予め定められた前記射出する光ビーム数及び前記書込み周波数を前記露光手段に設定するとともに、前記画像形成速度に応じて予め定められた前記帯電バイアス電圧の交流成分の周波数を前記帯電手段に設定し、前記画像形成速度に応じて予め定められた前記現像バイアス電圧の交流成分の周波数を前記現像手段に設定するように制御する制御手段と、を備える画像形成装置であって、前記画像形成速度に応じて予め定められた前記書込み周波数、前記現像バイアス電圧の交流成分の周波数、及び前記帯電バイアス電圧の交流成分の周波数は、前記画像形成速度に応じて予め定められたビーム数と前記画像形成速度に基づいて前記書込み周波数を定め、前記書込み周波数と前記現像バイアス電圧の交流成分の周波数と前記帯電バイアス電圧の交流成分の周波数が互いに略整数倍の関係となるように、前記現像バイアス電圧の交流成分の周波数と前記帯電バイアス電圧の交流成分の周波数を定めることによって予め求められた画像形成装置であることを特徴としている。
本発明は、装置のプロセススピードにかかわらず、部品の短寿命化や騒音の発生等の弊害を伴わずに周波数の干渉による画像の乱れを防止することができる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施の形態について説明する。
図1には、本実施の形態に係る画像形成装置10の構成が概略的に示されている。同図に示されるように、画像形成装置10には、複数の巻きかけローラ12に張架され、モータ(図示省略)の駆動により矢印E方向に搬送される無端ベルト状の中間転写体ベルト14の長手方向に沿って、複数の画像形成ユニット15(詳細は後述する)が配設されている。
なお、本実施の形態における画像形成装置10は、カラー画像の形成にも対応しており、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色に対応するトナー像を形成する画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Kがそれぞれ配設されている。以下、各色毎に設けられた部材については、符号の末尾に各々の色を示すアルファベット(Y/M/C/K)を付与して示すが、特に色を区別せずに説明する場合は、この符号末尾のアルファベットを省略して説明する。
同図に示されるように、画像形成ユニット15は、中間転写体ベルト14に接するように配設され、矢印F方向に所定速度で回転する感光体ドラム16を備えている。
各感光体ドラム16の周面には、感光体ドラム16を帯電させるための帯電ローラ18、感光体ドラム16上に静電潜像を形成するための露光ユニット20、感光体ドラム16上に形成された静電潜像を所定色(イエロー/マゼンタ/シアン/ブラック)のトナーによって現像してトナー像を形成させる現像器22、各感光体ドラム16上のトナー像を中間転写体ベルト14に転写する転写ローラ25がそれぞれ設けられている。
感光体ドラム16は、矢印F方向に回転することにより順次帯電ローラ18、露光ユニット20、現像器22、転写ローラ25によって各種処理が施され、周面にトナー像が形成される。
なお、本実施の形態では、感光体ドラム16表面を均一に帯電すべく、接触方式で感光体ドラム16を帯電させる帯電ローラ18に直流電圧に交流電圧を重畳して印加している。
また、画像形成を良好に行なうために、トナーを帯電させると共に感光体ドラム16上に供給する現像器22にも、直流電圧に交流電圧を重畳して印加している。
各画像形成ユニット15により形成された互いに異なる色のトナー像は、中間転写体ベルト14のベルト面上で、互いに重なり合うように中間転写体ベルト14に各々転写される。これにより、中間転写体ベルト14上にカラーのトナー像が形成される。なお、本実施の形態では、このようにして4色のトナー像が重ねて転写されたトナー像を最終トナー像と称する。
4つの画像形成ユニット15よりも中間転写体ベルト14の搬送方向下流側には、対向する2つのローラ26A、26Bからなる転写装置26が配設されている。中間転写体ベルト14上に形成された最終トナー像は、このローラ26A、26Bの間に送り込まれ、画像形成装置10の底部に設けられた用紙トレイ29から取り出されて、同じくローラ26A、26Bの間に搬送されてきた用紙に転写される。
また、最終トナー像が転写された用紙の搬送経路(図1に二点鎖線で示す経路)には、加圧ローラ30Aと加熱ローラ30Bとからなる定着装置30が配設されている。定着装置30に搬送された用紙は、加圧ローラ30Aと加熱ローラ30Bとによって挟持搬送されることにより用紙上のトナーが溶融すると共に用紙に圧着されて、定着される。これにより、用紙上に所望の画像(カラー画像)が形成される。画像が形成された用紙は装置外へ排出される。
ここで、露光ユニット20は、複数(本実施の形態では、「16」)の発光点を有するレーザアレイ(図1では図示省略)を光源として備えている。レーザアレイの各発光点からそれぞれ射出される光ビームは、コリメータレンズにより略平行光とされた後にシリンドリカルミラーにより絞られて、所定の速度で回転するポリゴンミラーにより感光体ドラム16上の走査位置に案内される。また、ポリンゴンミラーと感光体ドラム16上との間には、f−θレンズが設けられており、当該f−θレンズにより光ビームによる走査速度が略等速にされる。
図2には、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の周波数の供給に関するブロック図が示されている。同図に示されるように、画像形成装置10は、装置全体の制御を司る制御部36と、周波数調整部38と、を含んで構成されている。制御部36は、周波数調整部38及び上記露光ユニット20に接続されている。
制御部36は、入力された印刷ジョブに基づいて画像形成装置10のプロセススピードを決定し、決定したプロセススピードに応じて予め設定された制御パラメータを各部位に出力する。
上記制御部36により出力される予め設定された制御パラメータとしては、例えば、露光ユニット20における書込み周波数FROSや帯電ローラ18及び現像器22に供給する電力の交流(AC)成分の周波数、上記露光ユニット20による静電潜像形成時に駆動する発光点の数等があげられる。
一方、周波数調整部38は、各部位に周波数信号を供給するために、発振器40と、分周器42,44,46と、を含んで構成されており、各分周器42,44,46は、それぞれ発振器40と接続されている。
また、分周器42は帯電ローラ18(18Y,18M,18C,18K)に、分周器44は露光ユニット20(20Y,20M,20C,20K)に、分周器46は現像器22(22Y,22M,22C,22K)に、それぞれ接続されている。
なお、同図に示されるように、分周器42、44、46の分周比は、互いに整数倍の関係となっており、分周器42、44、46の分周比は、適宜変更制御可能に構成されている。
すなわち、各部位に供給される周波数の間には、以下の(1)式に示す関係が成り立つ。
DEVE=M・FBCR=M・N・FROS ・・・(1)
帯電ローラ18では、分周器42を介してL・M分周された周波数信号が帯電バイアスのAC成分の周波数FBCRとして用いられる。また、現像器22においては、分周器46を介してL分周された周波数信号が適宜増幅され、現像バイアスのAC成分の周波数FDEVEとして用いられる。
一方、露光ユニット20では、分周器44を介してL・M・N分周された周波数信号が書込み周波数FROSとして用いられる。
ここで、ROSの書込み周波数FROSは、プロセススピードPV(mm/sec)、解像度Q(dpi)、ビーム本数B(本)によって定まるものであり、以下の(2)式により求められる。
ROS=PV/((25.4/Q)×B) ・・・(2)
また、帯電ローラ18に供給する電力のAC成分の周波数FBCR及び現像器22に供給する電力のAC成分のFDEVEには、それぞれ適した周波数の範囲が存在する。すなわち、周波数FBCRは、低すぎるとノイズや障害電波等が発生しやすくなり、高すぎると騒音が発生しやすくなる。また、周波数FDEVEは、低すぎるとトナーかぶりが生じやすく、高すぎると感光体表面における膜減りが起きやすくなり、感光体の短寿命化を招くことになる。
本実施の形態では、解像度Q=2400(dpi)、周波数FBCR(Hz)及びFDEVE(Hz)の適した範囲をそれぞれ以下の(3)式及び(4)式に示す範囲として、実施の形態に係る周波数及びビーム本数の設定について説明する。
400<FBCR<800 ・・・(3)
4200<FDEVE<4600 ・・・(4)
まず、上記(2)式を用いて書込み周波数FROSを導出する。次に、この導出した書込み周波数FROSを基準として、帯電バイアスのAC周波数FBCR及び現像バイアスのAC周波数FDEVEを設定する。
以下の表1に示されるように、ビーム本数を調整することにより、(1)〜(3)式全てを満たすように周波数を適用することができる。
なお、本実施の形態では、露光ユニット20の発光点の数を16としているので、表1では、最大のビーム本数16本で導出した場合と、1本少ない15本、2本少ない14本及び3本少ない13本で導出した場合とについて示した。
Figure 0005135725
このように、本実施の形態では、プロセススピードが220(mm/sec)の場合は画像形成時に駆動制御するビーム本数を16本とし、プロセススピードが175(mm/sec)の場合及びプロセススピードが120(mm/sec)の場合は、画像形成時に駆動制御するビーム本数を15本とする。
したがって、プロセススピードに応じて、各分周器42,44,46の分周比を表すL,M,Nに以下の表2に示される値が適用される。
Figure 0005135725
この結果、各プロセススピードにおける各周波数の関係は、以下の表3に示されるようになる。
Figure 0005135725
なお、ビーム本数は露光ユニット20に備えられた発光点よりも少ない本数であれば適宜設定できることは、いうまでもない。
制御部36では、決定したプロセススピードに応じて、予め設定された各部位に供給する周波数を周波数調整部38に出力する。
これにより、発振器40は、各部位に供給する周波数の公倍数の周波数となる周波数信号を生成すると共に、各分周器42,44,46の分周比をプロセススピードに応じて適宜変更する。
以下に、本実施の形態の作用を説明する。
まず、画像形成装置10では、印刷ジョブが入力されると、制御部36により印刷ジョブに基づいて、カラー/モノクロ、紙種、解像度等に応じてプロセススピードや駆動する画像形成ユニット15が決定される。
次に、制御部36では、決定したプロセススピードに応じて予め設定された制御パラメータ(表1の太線内の値を参照)を各部位に出力して各部位を作動させる。
これにより、周波数調整部38では、入力された制御パラメータに応じて、各部位に供給する周波数の公倍数の周波数(例えば、プロセススピードが220(mm/sec)であれば、4455Hz)を生成すると共に、各分周器42,44,46の分周比を設定する。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、感光体ドラム16表面を予め設定された範囲内の周波数FBCRの交流電圧が直流電圧に重畳された帯電バイアス電圧が印加される帯電ローラ18によって所定の電位に帯電した状態で、一定の書込み周波数FROSに基づいて各光源の駆動状態の制御及び光源からの光ビームの感光体ドラム16上への走査を制御して、感光体ドラム16に複数の光ビームを走査することで静電潜像を形成し、この感光体ドラム16上に形成された静電潜像を予め設定された範囲内の周波数FDEVEの交流電圧が直流電圧に重畳された現像バイアス電圧が印加される現像器22により帯電されたトナーによって現像し、現像されたトナー像を用紙に転写して画像を形成するに際し、書込み周波数FROSと現像バイアス電圧の交流成分の周波数FDEVEと帯電バイアス電圧の交流成分の周波数FBCRが互いに整数倍の関係になるように、現像バイアス電圧の交流成分の周波数FDEVE、帯電バイアス電圧の交流成分の周波数FBCR及び駆動状態を制御する光源の数(光ビームの数)を設定しているので、装置のプロセススピードにかかわらず、部品の短寿命化や騒音の発生等の弊害を伴わずに周波数の干渉による画像の乱れを防止することができる。
すなわち、光ビームの数を固定とした場合、上記表1に示されるように、部品の短寿命化や騒音の発生等の弊害を伴うことのない周波数で画像形成を行なうことは困難である。
また、本実施の形態によれば、印刷ジョブの内容に応じて、感光体ドラム16上へのプロセススピードを予め設定された複数のプロセススピードから選択して決定し、決定したプロセススピードに応じて、光ビームの数を切り替えるようにしているので、複数のプロセススピードで画像形成を実行する機種においても、部品の短寿命化や騒音の発生等の弊害を伴わずに周波数の干渉による画像の乱れを防止することができる。
なお、上記実施の形態に係る画像形成装置10の構成(図1及び図2参照)は一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態では、プロセススピードを印刷ジョブに応じて切り替える形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、プロセススピードが固定である機種に適用することもできる。有効化する発光点の個数を適宜変更することにより、部品の短寿命化や騒音の発生等の弊害を伴わない範囲内で帯電バイアス電圧の交流成分の周波数及び現像バイアス電圧の交流成分の周波数が設定可能となるので、プロセススピードが異なる機種間でも、共通の画像形成ユニットを適用することができる。
また、白黒機では、略整数倍でも問題ないが、カラー機においては、色間の差で濃度ムラ等の画質デフェクトが発生するため、全色の関係を完全な整数倍に設定する必要がある。
また、上記実施の形態に係る各処理の流れも一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。 実施の形態に係る画像形成装置における周波数の供給に関するブロック図である。
符号の説明
10 画像形成装置
14 中間転写体ベルト
16 感光体ドラム
18 帯電ローラ(帯電手段)
20 露光ユニット(露光手段)
22 現像器(現像手段)
36 制御部(選択手段)
38 周波数調整部
40 発振器
42、44、46 分周器

Claims (2)

  1. 像担持体表面を所定の電位に帯電した状態で、当該像担持体に複数の光ビームを走査することで静電潜像を形成し、前記像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって現像し、該現像されたトナー像を記録媒体に転写して画像を形成する画像形成装置であって、
    前記複数の光ビームを射出する複数の光源を有し、設定された書込み周波数に基づいて、前記光ビームを射出するように設定された光源の駆動状態の制御及び該設定された光源から射出された光ビームの前記像担持体上への走査を制御する露光手段と、
    予め設定された範囲内の交流成分の周波数を設定した交流電圧が直流電圧に重畳された現像バイアス電圧によって前記トナーを帯電させて前記静電潜像を現像する現像手段と、
    像形成速度に応じて予め定められた前記射出する光ビーム数及び前記書込み周波数を前記露光手段に設定するとともに、前記画像形成速度に応じて予め定められた前記現像バイアス電圧の交流成分の周波数を前記現像手段に設定するように制御する制御手段と、
    を備える画像形成装置であって、
    前記画像形成速度に応じて予め定められた前記書込み周波数及び前記現像バイアス電圧の交流成分の周波数は、前記画像形成速度に応じて予め定められたビーム数と前記画像形成速度に基づいて前記書込み周波数を定め、前記書込み周波数と前記現像バイアス電圧の交流成分の周波数が互いに略整数倍の関係となるように前記現像バイアス電圧の交流成分の周波数を定めることによって予め求められた画像形成装置。
  2. 像担持体表面を所定の電位に帯電した状態で、当該像担持体に複数の光ビームを走査することで静電潜像を形成し、前記像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって現像し、該現像されたトナー像を記録媒体に転写して画像を形成する画像形成装置であって、
    予め設定された範囲内の交流成分の周波数を設定した交流電圧が直流電圧に重畳された帯電バイアス電圧によって前記像担持体表面を所定の電位に帯電させる帯電手段と、
    前記複数の光ビームを射出する複数の光源を有し、設定された書込み周波数に基づいて、前記光ビームを射出するように設定された光源の駆動状態の制御及び該設定された光源から射出された光ビームの前記像担持体上への走査を制御する露光手段と、
    予め設定された範囲内の交流成分の周波数を設定した交流電圧が直流電圧に重畳された現像バイアス電圧によって前記トナーを帯電させて前記静電潜像を現像する現像手段と、
    像形成速度に応じて予め定められた前記射出する光ビーム数及び前記書込み周波数を前記露光手段に設定するとともに、前記画像形成速度に応じて予め定められた前記帯電バイアス電圧の交流成分の周波数を前記帯電手段に設定し、前記画像形成速度に応じて予め定められた前記現像バイアス電圧の交流成分の周波数を前記現像手段に設定するように制御する制御手段と、
    を備える画像形成装置であって、
    前記画像形成速度に応じて予め定められた前記書込み周波数、前記現像バイアス電圧の交流成分の周波数、及び前記帯電バイアス電圧の交流成分の周波数は、前記画像形成速度に応じて予め定められたビーム数と前記画像形成速度に基づいて前記書込み周波数を定め、前記書込み周波数と前記現像バイアス電圧の交流成分の周波数と前記帯電バイアス電圧の交流成分の周波数が互いに略整数倍の関係となるように前記現像バイアス電圧の交流成分の周波数と前記帯電バイアス電圧の交流成分の周波数を定めることによって予め求められた画像形成装置。
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