JP5135170B2 - 開閉弁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、開閉弁装置、詳しくは、粉粒体が通過する輸送管の開閉において、好適に用いることのできる、開閉弁装置に関する。
従来より、配管の開閉には、ボールバルブなどのバルブが広く用いられている。ボールバルブは、ボールケーシングとボールとの間に介装される弁座によって、良好なシール性を確保することができる。
しかし、このようなボールバルブを、材料として粉粒体などを輸送するための配管に設ける場合には、粉粒体がボールとボールケーシングとの間に噛み込んで、開閉不良を生じるという不具合がある。
そのため、たとえば、ボールバルブの開動作において、ボールを開位置に位置させるとともに、ボールの貫通孔に挿入管を進出させ、ボールバルブの閉動作において、ボールの貫通孔から挿入管を退避させるとともに、ボールを閉位置に位置させることにより、粉粒体が、ボールとボールケーシングとの間に噛み込むことを防止する開閉弁装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2004−308670号公報
しかるに、特許文献1に記載される開閉弁装置では、入口部と出口部との間を閉鎖するボールの貫通孔に、材料輸送のための挿入管が挿入され、材料が輸送される。
そのため、閉動作において、挿入管を退避させると、ボールを閉位置に位置させる前に、材料がボールの貫通孔内に入る場合があり、そのような場合には、開閉弁装置が材料を噛み込む場合がある。また、閉動作において、材料がボールの貫通孔内に入ることを防止しようとすると、開閉弁装置の構成の複雑化やコストの上昇に繋がる場合がある。
そこで、本発明の目的は、簡易な構成で、材料の噛み込みによる開閉不良を防止することができる開閉弁装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、材料を輸送する輸送管の途中に介在され、材料輸送可能な開状態と、材料輸送不能な閉状態とを切り替えることができる開閉弁装置であって、前記開閉弁装置は、第1手段と第2手段とを備え、前記第1手段は、前記輸送管の途中に介在されており、位置固定され、輸送方向一方の前記輸送管に接続される第1中継管と、前記第1中継管に対して進退自在であり、輸送方向他方の前記輸送管に接続される第2中継管を備え、前記第2手段は、少なくとも前記第1中継管および前記第2中継管のいずれか一方を閉鎖するための閉鎖部材を備え、前記第2中継管と前記第1中継管とが間隔を隔てて対向している状態において、前記閉鎖部材が、前記開閉弁装置において非接触状態で、前記第1中継管と前記第2中継管との間に進出し、その後、少なくとも前記第1中継管および前記第2中継管のいずれか一方と前記閉鎖部材とが近接して、前記閉鎖部材が少なくとも前記第1中継管および前記第2中継管のいずれか一方を閉鎖することによって、前記閉状態になり、前記第1中継管および前記第2中継管と前記閉鎖部材とが離間され、前記閉鎖部材が、前記開閉弁装置において非接触状態で、前記第1中継管と前記第2中継管との間から退避し、その後、前記第2中継管が前記第1中継管へ向けて進出して、前記第1中継管と前記第2中継管とが接続されることによって、前記開状態になることを特徴としている。
このような構成によると、開状態では、第1中継管と第2中継管とが接続され、第2手段が第1中継管と第2中継管との間から退避している。また、閉状態では、第1中継管と第2中継管とが間隔を隔てて対向配置され、第2手段が第1中継管と第2中継管との間に配置されている。
そのため、第1中継管と第2中継管とが接続されているときには、第2手段は、第1中継管と第2中継管との間から退避しており、第1中継管と第2中継管とが間隔を隔てて対向配置されているときに、第2手段が、第1中継管と第2中継管との間に配置される。
その結果、材料の噛み込みによる開閉不良を防止することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記閉鎖部材は、前記第1中継管と前記第2中継管との間に対して、前記第2中継管の進退方向と直交する方向において進退し、前記第1中継管と前記第2中継管との間に配置された状態において、少なくとも前記第1中継管および前記第2中継管のいずれか一方に対して、前記第2中継管の進退方向に沿って進退することを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記閉鎖部材は、前記第2中継管の進退方向に沿って移動するときに、前記第2中継管と一体的に移動することを特徴としている。
また、請求項に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の発明において、前記第1手段は、前記第2中継管を進退させる第1駆動部材を備え、前記第2手段は、前記閉鎖部材を進退させる第2駆動部材を備えることを特徴としている。
このような構成によると、第1駆動部材によって、第2中継管が第1中継管から退避した後、第2駆動部材によって、閉鎖部材が第1中継管と第2中継管との間に進出し、閉鎖部材が少なくとも第1中継管および第2中継管のいずれか一方を閉鎖することによって、閉状態になる。
そのため、第1駆動部材によって、第2中継管が第1中継管から退避してから、第2駆動部材によって、閉鎖部材が第1中継管と第2中継管との間に進出する。
また、第2駆動部材によって、閉鎖部材が第1中継管と第2中継管との間から退避した後、第1駆動部材によって、第2中継管が第1中継管へ向けて進出し、第1中継管と第2中継管とが接続されることによって、開状態になる。
そのため、簡易な構成で、確実に材料を輸送できながら、材料の噛み込みによる開閉不良をより確実に防止することができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の発明において、前記第1中継管が鉛直方向上側に配置され、前記第2中継管が鉛直方向下側に配置され、前記第1中継管には、輸送方向一方の前記輸送管を介して、吸引気力源が接続されていることを特徴としている。
このような構成によると、鉛直方向上側に配置されている第1中継管に、輸送方向一方の輸送管を介して、吸引気力源が接続されている。
そのため、鉛直方向下側から上側に向かって材料を噛み込むことなく、気力輸送することができる。
以上述べたように、請求項1に記載の発明によれば、材料の噛み込みを防止することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、簡易な構成で、確実に材料を輸送できながら、材料の噛み込みによる開閉不良を防止することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、鉛直方向下側から上側に向かって材料を噛み込むことなく、気力輸送することができる。
図1は、本発明の開閉弁装置の一実施形態であるマルチアクションバルブを備える真空乾燥システムの一実施形態を示す要部概略図である。なお、真空乾燥システム1およびマルチアクションバルブ21(後述)に関し、方向について言及する場合には、各図に示した方向矢印を基準とする。
真空乾燥システム1は、材料として、樹脂ペレットやセラミック粒子などの粉粒体を乾燥し、乾燥した粉粒体を成形装置2に輸送するためのシステムとして構成されており、図1に示すように、真空部3および材料供給部4を備えている。
真空部3は、真空槽としての乾燥ホッパ5および真空ライン6を備えている。
乾燥ホッパ5は、金属製の容器として形成されており、略円筒形状の上側部分と、下方に向かって開口断面積が小さくなる略円錐形状の下側部分とが連続して形成されている。
また、乾燥ホッパ5には、その外周面を覆うヒータ7が設けられている。
ヒータ7は、バンドヒータからなり、乾燥ホッパ5の外周面と密着して、乾燥ホッパ5を加熱し、乾燥ホッパ5の内部を粉粒体が通過するときに、粉粒体を乾燥できるように設けられている。
真空ライン6は、その一方側端部が乾燥ホッパ5の側部に接続されており、その他方側端部には、真空部3を減圧するための真空ポンプ11が接続されている。また、乾燥ホッパ5と真空ポンプ11との間には、フィルタ10が介装されている。
材料供給部4は、輸送ホッパ13、材料を輸送する輸送管としての材料供給ライン12、および、排気ライン14を備えている。
輸送ホッパ13は、成形装置2へ気力輸送される粉粒体を一時的に貯留するために設けられており、その上蓋にパンチングカバー9を備えている。
材料供給ライン12は、乾燥ホッパ5で乾燥された粉粒体を、乾燥ホッパ5から成形装置2へ、気力輸送によって供給するための配管として、たとえば、金属製の配管などで構成されている。また、材料供給ライン12は、乾燥ホッパ5と輸送ホッパ13との間に介在される第1材料供給ライン12aと、輸送ホッパ13と成形装置2との間に介在される第2材料供給ライン12bとを備えている。
第1材料供給ライン12aは、その輸送方向上流側端部が、乾燥ホッパ5の下端部に設けられる排出口に接続され、その輸送方向下流側端部が、輸送ホッパ13のパンチングカバー9の下方に接続されている。
また、第1材料供給ライン12aの途中には、後で詳述するが、開閉弁装置の一例としてのマルチアクションバルブ21が介在されている。
第2材料供給ライン12bは、輸送方向上流側の端部が、輸送ホッパ13の下端部に設けられる排出口に接続され、輸送方向下流側の端部が、成形装置2に接続されている。
排気ライン14は、その一方側端部が、輸送ホッパ13の上蓋に接続され、その他方側端部には、フィルタ10を介して吸引気力源としての輸送ブロワ15が接続されている。
輸送ブロワ15は、乾燥ホッパ5、材料供給ライン12および排気ライン14内を排気して、材料供給ライン12から輸送ブロワ15へ向かう方向の気流を発生させる。
以下、マルチアクションバルブ21の構成を説明する。
図2は、図1のマルチアクションバルブの開閉動作を示す動作図であって、(a)は、真空乾燥システムが停止しているときの状態を示し、(b)は、固定管と進退管との間にパッドが進出した状態を示し、(c)は、閉状態を示す。
図3は、図2に続くマルチアクションバルブの開閉動作を示す動作図であって、(d)は、パッドから進退管が退避した状態を示し、(e)は、固定管と進退管との間からパッドが退避した状態を示し、(f)は、開状態を示す。
マルチアクションバルブ21は、図2(a)に示すように、第1手段としての継手ユニット22および第2手段としての閉鎖ユニット23を備えている。
継手ユニット22は、材料供給ライン12の途中に介在され、第1中継管の一例としての固定管24、第2中継管の一例としての進退管25および第1駆動部材26を備えている。
固定管24は、ステンレスなどの金属から、円筒状に形成されており、その下端部は、その上端部よりも拡径されている。また、固定管24は、進退管25の上側に配置されており、その上端部は、輸送方向下流側の第1材料供給ライン12aに接続されている。また、固定管24は、真空乾燥システム1において、位置固定されている。
進退管25は、固定管24と同様の材質から、円筒状に形成されており、固定管24の上端部と同径、もしくはやや小径に形成されている。また、進退管25は、固定管24の下側に配置されており、その下端部は、輸送方向上流側の第1材料供給ライン12aに接続されている。また、第1材料供給ライン12aは、少なくとも、進退管25が接続される部分がフレキシブルホースからなり、進退管25は固定管24に対して進退自在に設けられている。
第1駆動部材26は、進退板27および第1エアシリンダ28を備えており、進退管25を進退させる。
進退板27は、ステンレスなどの鋼板から、平面視略矩形状に形成されており、その左右方向長さおよび前後方向長さは、固定管24の径方向長さよりも幅広に形成されている。
また、進退板27の左右方向および前後方向中央には、進退管25の外径とほぼ同径の貫通穴29が形成されている。貫通穴29には、進退管25の上端部が挿通されており、溶接などの方法で接合されている。
また、進退板27の上面には、貫通穴29の周縁部において、パッキン30が密着形成されている。パッキン30は、ゴムなどの樹脂から、リング状に形成されており、パッキン30の内周面は、進退管25の上端部の外周面に密着している。また、パッキン30の上面は、進退管25の上端縁と面一に形成されている。
第1エアシリンダ28は、2つ設けられており、進退管25を挟むように、左右方向に間隔を隔てて隣接配置されている。各第1エアシリンダ28は、上下方向に沿い、かつ、左右方向において、進退管25から等しい間隔を隔てて配置されている。
また、各第1エアシリンダ28は、エアシリンダ本体31と、エアシリンダ本体31から上方に突出する進退可能なプランジャ軸32とを備えている。プランジャ軸32は、その先端部が進退板27に接続されている。
そして、各第1エアシリンダ28のプランジャ軸32の進退により、進退板27が、上下方向に進退する。すると、進退板27に固定されている進退管25が進退する。これにより、第1駆動部材26は、進退管25を、固定管24に対して進退させる。
閉鎖ユニット23は、第2駆動部材33、および、閉鎖部材としてのパッド34を備えている。
第2駆動部材33は、第2エアシリンダ35およびパッド支持部材36を備えている。
第2エアシリンダ35は、左右方向に沿い、かつ、固定管24と進退管25との間に対して、側方(左方)に間隔を隔てて配置されており、エアシリンダ本体37と、エアシリンダ本体37から右方に突出する進退可能なプランジャ軸38とを備えている。プランジャ軸38の右端部には、パッド支持部材36が固定されている。
パッド支持部材36は、ステンレスなどの鋼板から正面視L字形状に形成される支持部39と、支持部39をプランジャ軸38に固定する固定部40とを備えている。
固定部40は、ボルトなどにより、プランジャ軸38の右端部に固定されている。また、固定部40は、支持部39の左端部を支持している。
支持部39は、左右方向および上下方向に延びる平面視円形状に形成され、その下面においてパッド34を支持している。また、支持部39の外径は、パッド34の外径とほぼ同一である。
パッド34は、パッキン30と同様の材質から、厚みのある平面視円形状に形成されている。また、パッド34の外径は、パッキン30の外径とほぼ同径に形成されている。
そして、第2エアシリンダ35のプランジャ軸38の進退により、パッド34は、左右方向に進退する。これにより、第2駆動部材33は、パッド34を、固定管24と進退管25との間に対して進退させる。
マルチアクションバルブ21は、材料輸送可能な開状態と、材料輸送不能な閉状態とに切り替えられる。
開状態では、図3(f)に示すように、パッド34は、固定管24と進退管25との間から左方に退避している。また、進退管25は、固定管24に対して進出し、固定管24と接続されている。開状態において、固定管24の下端縁は、進退管25の周縁部に設けられるパッキン30と当接しており、これによって進退管25と固定管24とは気密に接続される。
閉状態では、図2(c)に示すように、固定管24と進退管25とは、間隔を隔てて対向配置されている。また、パッド34は、固定管24と進退管25との間に進出し、進退管25を閉鎖している。閉状態において、パッド34は、進退管25の周縁部に設けられているパッキン30と当接しており、これによって、進退管25は、気密に閉鎖される。
マルチアクションバルブ21を開状態にするには、まず、パッド34を固定管24と進退管25との間から左方に退避させる(図3(d)、(e)参照)。次いで、左右の第1エアシリンダ28において、プランジャ軸32を上方に進出させることにより、進退板27を介して進退管25を固定管24へ向けて進出させる。そして、パッキン30の上面を固定管24の下端縁に当接させて、固定管24と進退管25とを接続する(図3(f)参照)。
また、マルチアクションバルブ21を閉状態にするには、まず、固定管24と進退管25とを間隔を隔てて対向配置させる(図2(a)参照)。次いで、第2エアシリンダ35において、プランジャ軸38を右方に進出させることにより、パッド支持部材36を介してパッド34を固定管24と進退管25との間に進出させる(図2(b)参照)。次いで、左右の第1エアシリンダ28において、プランジャ軸32を上方に進出させることにより、進退板27を介して進退管25をパッド34へ向けて進出させる。そして、進退管25の上端縁をパッド34の下面に当接させて、進退管25を閉鎖する(図2(c)参照)。
以下、図2〜4を参照して、真空乾燥システム1におけるマルチアクションバルブ21の開閉動作を説明する。
図4は、図3に続くマルチアクションバルブの開閉動作を示す動作図であって、(g)は、固定管から進退管が退避した状態を示す。
真空乾燥システム1が停止している状態では、図2(a)に示すように、進退管25と固定管24とが間隔を隔てて対向配置され、固定管24と進退管25との間からパッド34が左方に退避している。
そして、乾燥ホッパ5に材料としての粉粒体を供給するときには、真空部3を減圧可能に密閉するために、マルチアクションバルブ21を閉状態にする。
マルチアクションバルブ21を閉状態にするには、上述したように、まず、パッド34を、固定管24と進退管25との間に進出させ(図2(b)参照)、次いで、進退管25を、パッド34に向けて進出させ、進退管25の上端部をパッド34の下面に当接させる(図2(c)参照)。
これにより、進退管25に外部から空気が流入することを防止することができ、真空部3を減圧可能に密閉することができる。さらに、パッド34は、進退管25を閉鎖すると同時に、進退管25の周縁部に設けられているパッキン30と当接するので、一層、進退管25に外部から空気が流入することを防止することができる。
そして、真空ポンプ11を作動させて、真空部3の内部を減圧し、ヒータ7によって乾燥ホッパ5を加熱して、粉粒体を乾燥する。
乾燥した粉粒体を乾燥ホッパ5から成形装置2に供給するには、乾燥ホッパ5の減圧を開放した後、マルチアクションバルブ21を閉状態から開状態にして、粉粒体を気力輸送する。
マルチアクションバルブ21を閉状態から開状態にするには、まず、進退管25を、一旦、下方に退避させ(図3(d)参照)、次いで、パッド34を、固定管24と進退管25との間から退避させる(図3(e)参照)。次いで、進退管25を、固定管24に向けて進出させ、固定管24と連結させる(図3(f)参照)。
そして、輸送ブロワ15を作動させると、真空乾燥システム1内の空気は、マルチアクションバルブ21を下方から上方に向かって通過するように、乾燥ホッパ5から第1材料供給ライン12aを通って輸送ホッパ13に向かい、さらに、輸送ホッパ13のパンチングカバー9を通過して、排気ライン14を通って輸送ブロワ15から外部に排気される。
そして、この気流によって、粉粒体は、マルチアクションバルブ21を下方から上方に向かって通過するように、乾燥ホッパ5から第1材料供給ライン12aを通って輸送ホッパ13に気力輸送される。なお、粉粒体は、輸送ホッパ13に一時的に貯留された後、第2材料供給ライン12bを通って成形装置2に輸送される。
そして、成形装置2に所定量の粉粒体が輸送した後、輸送を遮断するには、マルチアクションバルブ21を開状態から再び閉状態にする。
マルチアクションバルブ21を開状態から閉状態にするには、まず、図4(g)に示すように、輸送ブロワ15を作動させたまま、進退管25を下方に退避させる。
すると、輸送途中の粉粒体は、自重により進退管25内に落下するか、もしくは、輸送ブロワ15の気流により固定管24内に吸引される。なお、輸送途中の粉粒体は、進退管25内に落下せず、進退管25の周縁部(特に、パッキン30の上面)に落下したとしても、輸送ブロワ15の気流により固定管24内に吸引される。
そして、輸送ブロワ15を停止させれば、進退管25と固定管24とが間隔を隔てて対向配置され、固定管24と進退管25との間からパッド34が左方に退避した状態に戻る(図2(a)参照)。
そして、引き続き粉粒体を乾燥させる場合には、上述したように、パッド34を、固定管24と進退管25との間に進出させ(図2(b)参照)、進退管25を、パッド34に向けて進出させて、進退管25を閉鎖する(図2(c)参照)。
このマルチアクションバルブ21によれば、開状態では、固定管24と進退管25とが接続され、閉鎖ユニット23のパッド34が固定管24と進退管25との間から退避している(図3(f)参照)。また、閉状態では、固定管24と進退管25とが間隔を隔てて対向配置され、閉鎖ユニット23のパッド34が固定管24と進退管25との間に配置されている(図2(c)参照)。
つまり、固定管24と進退管25とが接続されているときには、閉鎖ユニット23のパッド34は、固定管24と進退管25との間から退避しており、固定管24と進退管25とが間隔を隔てて対向配置されているときに、閉鎖ユニット23のパッド34が、固定管24と進退管25との間に配置される。
その結果、粉粒体の噛み込みによる開閉不良を防止することができる。
また、このマルチアクションバルブ21によれば、第1エアシリンダ28によって、進退管25が固定管24から退避した後(図2(a)参照)、第2エアシリンダ35によって、パッド34が固定管24と進退管25との間に進出し(図2(b)参照)、パッド34が進退管25を閉鎖することによって、閉状態になる(図2(c)参照)。
つまり、第1エアシリンダ28によって、進退管25が固定管24から退避してから、第2エアシリンダ35によって、パッド34が固定管24と進退管25との間に進出する。
また、第2エアシリンダ35によって、パッド34が固定管24と進退管25との間から退避した後(図3(d)、(e)参照)、第1エアシリンダ28によって、進退管25が固定管24へ向けて進出し、固定管24と進退管25とが接続されることによって、開状態になる(図3(f)参照)。
つまり、第2エアシリンダ35によって、パッド34が固定管24と進退管25との間から退避してから、第1エアシリンダ28によって、進退管25が固定管24へ向けて進出し、固定管24と進退管25とが接続される。
その結果、簡易な構成で、確実に粉粒体を輸送できながら、粉粒体の噛み込みによる開閉不良をより確実に防止することができる。
また、このマルチアクションバルブ21によれば、図1に示すように、上側に配置されている固定管24に、輸送方向下流側の第1材料供給ライン12aおよび排気ライン14を介して、輸送ブロワ15が接続されている。
そのため、下側から上側に向かって、粉粒体を噛み込むことを防止しながら、気力輸送することができる。
また、このマルチアクションバルブ21を真空乾燥システムに用いれば、粉粒体の輸送後に、輸送ブロワ15を作動させたまま進退管25を下方に退避させることにより(図4(g)参照)、確実に、粉粒体の輸送を遮断することができ、さらに、進退管25の周縁部(特にパッキン30の上面)に落下した粉粒体を取り除くことができる。
そのため、粉粒体を輸送した後に、再びマルチアクションバルブ21を閉状態にするときに、パッキン30とパッド34との間に粉粒体が噛み込むことを防止することができる。
その結果、簡易な構成で、確実に粉粒体の輸送を遮断できながら、粉粒体の噛み込みによる開閉不良をより一層確実に防止することができる。
(第1変形例)
図5は、第1変形例のマルチアクションバルブにおける進退管の進退動作を示す動作図であって、(a)は、進退管が固定管から退避した状態を示し、(b)は、開状態を示す。なお、図5において、上記した実施形態と同様の部材には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
上記した実施形態では、第1材料供給ライン12aは、少なくとも、進退管25が接続される部分がフレキシブルホースから形成されている。
しかし、図5(a)に示すように、第1材料供給ライン12aは、少なくとも、進退管25が接続される部分の内径が、進退管25の外径とほぼ同径である配管部品であり、進退管25は、第1材料供給ライン12aに対して、スライド自在に挿入されてもよい。
なお、その場合、進退管25は、摺動性のよい樹脂材料などから形成される。これにより、進退管25は、第1材料供給ライン12aに対して、密接しながらスライド自在に設けられる。
以下、図5を参照して、第1変形例のマルチアクションバルブ21における進退管25の進退動作を説明する。
進退管25を進出させるには、固定管24と進退管25とが間隔を隔てて対向配置され、パッド34が固定管24と進退管25との間から退避した状態(図5(a)参照)において、左右の第1エアシリンダ28において、プランジャ軸32を上方に進出させることにより、進退板27を介して進退管25を固定管24へ向けて進出させる。
すると、第1材料供給ライン12a内を進退管25が上方に向かってスライドし、第1材料供給ライン12aの配置は変わらずに、進退管25のみが固定管24に向かって進出する。
そして、パッキン30の上面が固定管24の下端縁に当接されると、固定管24と進退管25とが接続される(図5(b)参照)。
これにより、マルチアクションバルブ21は、材料輸送可能な開状態に切り替えられる。
第1変形例においても、上記した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第2変形例)
図6は、第2変形例のマルチアクションバルブにおける進退管の進退動作を示す動作図であって、(a)は、進退管が固定管から退避した状態を示し、(b)は、開状態を示す。なお、図6において、上記した実施形態と同様の部材には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
上記した実施形態では、進退管25は、固定管24の下側に配置されており、その下端部は、輸送方向上流側の第1材料供給ライン12aに接続されている。また、第1材料供給ライン12aは、少なくとも、進退管25が接続される部分がフレキシブルホースから形成されている。
しかし、図6(a)に示されるように、進退管52は、固定管51の上側に配置されており、その上端部は、輸送方向下流側の第1材料供給ライン12aに接続されていてもよい。また、第1材料供給ライン12aは、少なくとも、進退管52が接続される部分の内径が、進退管52の外径とほぼ同径、もしくはやや小径である金属管であり、進退管52は、第1材料供給ライン12aに対して、スライド自在に挿入されてもよい。
この場合、マルチアクションバルブ61の継手ユニット62は、固定管51、進退管52、固定管51が挿通されるパッキン支持板53、および、進退管52を進退させる第1駆動部材63を備えている。
パッキン支持板53は、ステンレスなどの鋼板から、平面視略矩形状に形成されており、その左右方向長さおよび前後方向長さは、進退管52の径方向長さよりも幅広に形成されている。
また、パッキン支持板53の左右方向および前後方向中央には、固定管51の外径とほぼ同径の第1貫通穴54が形成されている。第1貫通穴54には、固定管51の上端部が挿通されており、溶接などの方法で接合されている。
また、パッキン支持板53の上面には、第1貫通穴54の周縁部において、パッキン55が密着形成されている。パッキン55は、ゴムなどの樹脂から、リング状に形成されており、パッキン55の内周面は、固定管51の上端部の外周面に密着している。また、パッキン55の上面は、固定管51の上端縁と面一に形成されている。
第1駆動部材63は、進退板56および第1エアシリンダ57を備えており、進退管52を進退させる。
進退板56は、ステンレスなどの鋼板から、平面視略矩形状に形成されており、その左右方向長さおよび前後方向長さは、パッキン支持板53の左右方向長さおよび前後方向長さとほぼ同等に形成されている。
また、進退板56の左右方向および前後方向中央には、進退管52の外径とほぼ同径の第2貫通穴58が形成されている。第2貫通穴58には、進退管52の下端部が挿通されており、溶接などの方法で接合されている。
第1エアシリンダ57は、進退板56の上方において、2つ設けられており、進退管52を挟むように、左右方向に間隔を隔てて隣接配置されている。各第1エアシリンダ57は、上下方向に沿い、かつ、左右方向において、進退管52から等しい間隔を隔てて配置されている。
また、各第1エアシリンダ57は、エアシリンダ本体59と、エアシリンダ本体59から下方に突出する進退可能なプランジャ軸60とを備えている。プランジャ軸60は、その先端部が進退板56に接続されている。
そして、各第1エアシリンダ57のプランジャ軸60の進退により、進退板56が、上下方向に進退する。すると、進退板56に固定されている進退管52が進退する。これにより、第1駆動部材63は、進退管52を、固定管51に対して進退させる。
以下、図6を参照して、第2変形例のマルチアクションバルブ61における進退管52の進退動作を説明する。
進退管52を進出させるには、固定管51と進退管52とが間隔を隔てて対向配置され、パッド34が固定管51と進退管52との間から退避した状態(図6(a)参照)で、左右の第1エアシリンダ57において、プランジャ軸60を下方に進出させることにより、進退板56を介して進退管52を固定管51へ向けて進出させる。
すると、第1材料供給ライン12a内を進退管52が下方に向かってスライドし、第1材料供給ライン12aの配置は変わらずに、進退管52のみが固定管51に向かって進出する。
そして、パッキン55の上面に進退管52の下端縁が当接されると、固定管51と進退管52とが接続される(図6(b)参照)。
これにより、マルチアクションバルブ61は、材料輸送可能な開状態に切り替えられる。
第2変形例においても、上記した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第3変形例)
図7は、第3変形例のマルチアクションバルブの開閉動作を示す動作図であって、(a)は、真空乾燥システムが停止しているときの状態を示し、(b)は、固定管と進退管との間にパッドが進出した状態を示し、(c)は、閉状態を示す。図8は、図7に続くマルチアクションバルブの開閉動作を示す動作図であって、(d)は、パッドから進退管が退避した状態を示し、(e)は、固定管と進退管との間からパッドが退避した状態を示し、(f)は、開状態を示す。図9は、図8に続くマルチアクションバルブの開閉動作を示す動作図であって、(g)は、輸送ブロワの作動中に、固定管から進退管が退避した状態を示す。なお、図7〜9において、上記した実施形態と同様の部材には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
上記した実施形態では、マルチアクションバルブ21は、乾燥ホッパ5から成形装置2へ材料を供給する材料供給ライン12の途中に介在されており、継手ユニット22および閉鎖ユニット23を備えている。
しかし、マルチアクションバルブ71は、乾燥ホッパ5へ材料を供給する材料供給ライン70の途中に介在されており、継手ユニット72および閉鎖ユニット73は、一体的に設けられていてもよい。
この場合、マルチアクションバルブ71は、図7(a)に示すように、継手ユニット72および閉鎖ユニット73を備えている。
継手ユニット72は、閉鎖ユニット73を支持する連結部材74を備えている。
連結部材74は、ステンレスなどの鋼板から正面視略矩形状に形成されている。連結部材74は、進退板27の上面に固定される底板79、底板79の前後方向両端からそれぞれ上方に向かって延びる2枚の側板80、および、両側板80の左端部間に架設され、閉鎖ユニット73を支持する支持板81を備えている。
底板79は、平面視矩形状に形成され、その右側には、パッキン30とほぼ同径の貫通穴が形成されており、その貫通穴にパッキン30が挿通されている。
両側板80は、底板79よりも左方に向かって長く延びる正面視略矩形状に形成されている。
支持板81は、側面視矩形状に形成されており、その中央部には、閉鎖ユニット73のプランジャ軸38を挿通するための貫通穴が形成されている。
閉鎖ユニット73は、閉鎖部材としてのパッド78およびパッド78を支持するパッド支持部材75を備えている。
パッド78は、パッキン30と同様の材質から、厚みのある平面視円形状に形成されている。また、パッド78の外径は、パッキン30の外径とほぼ同径に形成されている。パッド78は、パッド支持部材75の上面において、支持されている。
パッド支持部材75は、ステンレスなどの鋼板から正面視逆L字形状に形成される支持部76と、支持部76をプランジャ軸38に固定する固定部77とを備えている。
固定部77は、ボルトなどにより、プランジャ軸38の右端部に固定されている。また、固定部77は、支持部76の左端部を支持している。
支持部76は、左右方向および上下方向に延びる平面視略矩形状に形成され、パッド78を支持している。また、支持部76の外径は、パッド78の外径とほぼ同一である。
そして、パッド支持部材75の支持部76が側板80の上端縁にスライド自在に載置されるように、閉鎖ユニット73のプランジャ軸38を、継手ユニット72の支持板81の貫通穴に左方から挿通し、ボルトなどにより固定すると、閉鎖ユニット73が継手ユニット72に固定される。
これにより、継手ユニット72および閉鎖ユニット73は、一体的に設けられる。
次いで、図7〜9を参照して、第3変形例のマルチアクションバルブ71の開閉動作を説明する。
真空乾燥システム1が停止している状態では、図7(a)に示すように、進退管25と固定管24とが間隔を隔てて対向配置され、固定管24と進退管25との間からパッド78が左方に退避している。
そして、マルチアクションバルブ71を閉状態にするには、まず、パッド78を、固定管24と進退管25との間に進出させ(図7(b)参照)、次いで、進退管25を、固定管24に向けて進出させる。すると、閉鎖ユニット73が、進退管25と一体的に、固定管24に向かって移動し、パッド78が固定管24の下面に当接する(図7(c)参照)。
これにより、マルチアクションバルブ71が閉状態にされ、固定管24が密閉される。
次いで、マルチアクションバルブ71を閉状態から開状態にするには、まず、進退管25を、一旦、下方に退避させる(図8(d)参照)。すると、閉鎖ユニット73が、進退管25と一体的に、下方に退避する。次いで、パッド78を、固定管24と進退管25との間から退避させる(図8(e)参照)。次いで、進退管25を、固定管24に向けて進出させ、固定管24と連結させる(図8(f)参照)。
これにより、マルチアクションバルブ71が開状態にされる。
また、図9(g)に示すように、輸送ブロワ15を作動させたまま、進退管25を下方に退避させると、上記した実施形態と同様に、輸送途中の粉粒体、または、進退管25の周縁部に落下した粉粒体を、輸送ブロワ15の気流により固定管24内に吸引することができる。
第3変形例においても、上記した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
真空乾燥システムの一実施形態を示す要部概略構成図である。 図1のマルチアクションバルブの開閉動作を示す動作図であって、(a)は、真空乾燥システムが停止しているときの状態を示し、(b)は、固定管と進退管との間にパッドが進出した状態を示し、(c)は、閉状態を示す。 図2に続くマルチアクションバルブの開閉動作を示す動作図であって、(d)は、パッドから進退管が退避した状態を示し、(e)は、固定管と進退管との間からパッドが退避した状態を示し、(f)は、開状態を示す。 図3に続くマルチアクションバルブの開閉動作を示す動作図であって、(g)は、固定管から進退管が退避した状態を示す。 第1変形例のマルチアクションバルブにおける進退管の進退動作を示す動作図であって、(a)は、進退管が固定管から退避した状態を示し、(b)は、開状態を示す。 第2変形例のマルチアクションバルブにおける進退管の進退動作を示す動作図であって、(a)は、進退管が固定管から退避した状態を示し、(b)は、開状態を示す。 第3変形例のマルチアクションバルブの開閉動作を示す動作図であって、(a)は、真空乾燥システムが停止しているときの状態を示し、(b)は、固定管と進退管との間にパッドが進出した状態を示し、(c)は、閉状態を示す。 図7に続くマルチアクションバルブの開閉動作を示す動作図であって、(d)は、パッドから進退管が退避した状態を示し、(e)は、固定管と進退管との間からパッドが退避した状態を示し、(f)は、開状態を示す。 図8に続くマルチアクションバルブの開閉動作を示す動作図であって、(g)は、輸送ブロワの作動中に、固定管から進退管が退避した状態を示す。
符号の説明
12 材料供給ライン
15 輸送ブロワ
21 マルチアクションバルブ
22 継手ユニット
23 閉鎖ユニット
24 固定管
25 進退管
26 第1駆動部材
33 第2駆動部材
34 パッド

Claims (5)

  1. 材料を輸送する輸送管の途中に介在され、材料輸送可能な開状態と、材料輸送不能な閉状態とを切り替えることができる開閉弁装置であって、
    前記開閉弁装置は、第1手段と第2手段とを備え、
    前記第1手段は、前記輸送管の途中に介在されており、
    位置固定され、輸送方向一方の前記輸送管に接続される第1中継管と、
    前記第1中継管に対して進退自在であり、輸送方向他方の前記輸送管に接続される第2中継管
    を備え、
    前記第2手段は、少なくとも前記第1中継管および前記第2中継管のいずれか一方を閉鎖するための閉鎖部材を備え、
    前記第2中継管と前記第1中継管とが間隔を隔てて対向している状態において、前記閉鎖部材が、前記開閉弁装置において非接触状態で、前記第1中継管と前記第2中継管との間に進出し、その後、少なくとも前記第1中継管および前記第2中継管のいずれか一方と前記閉鎖部材とが近接して、前記閉鎖部材が少なくとも前記第1中継管および前記第2中継管のいずれか一方を閉鎖することによって、前記閉状態になり、
    前記第1中継管および前記第2中継管と前記閉鎖部材とが離間され、前記閉鎖部材が、前記開閉弁装置において非接触状態で、前記第1中継管と前記第2中継管との間から退避し、その後、前記第2中継管が前記第1中継管へ向けて進出して、前記第1中継管と前記第2中継管とが接続されることによって、前記開状態になる
    ことを特徴とする、開閉弁装置。
  2. 前記閉鎖部材は、
    前記第1中継管と前記第2中継管との間に対して、前記第2中継管の進退方向と直交する方向において進退し、
    前記第1中継管と前記第2中継管との間に配置された状態において、少なくとも前記第1中継管および前記第2中継管のいずれか一方に対して、前記第2中継管の進退方向に沿って進退する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の開閉弁装置。
  3. 前記閉鎖部材は、前記第2中継管の進退方向に沿って移動するときに、前記第2中継管と一体的に移動する
    ことを特徴とする、請求項2に記載の開閉弁装置。
  4. 前記第1手段は、前記第2中継管を進退させる第1駆動部材を備え、
    前記第2手段は、前記閉鎖部材を進退させる第2駆動部材を備え
    とを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の開閉弁装置。
  5. 前記第1中継管が鉛直方向上側に配置され、
    前記第2中継管が鉛直方向下側に配置され、
    前記第1中継管には、輸送方向一方の前記輸送管を介して、吸引気力源が接続されている
    ことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の開閉弁装置。
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