JP2013238267A - 空気圧動作装置およびそれを備える減圧乾燥装置 - Google Patents

空気圧動作装置およびそれを備える減圧乾燥装置 Download PDF

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Abstract

【課題】工場の圧縮空気ラインを流通する圧縮空気の圧力が正常圧よりも低いときにも、正常圧の圧縮空気を空気圧機器に供給することができ、空気圧機器を正常に動作させることができる、空気圧動作装置およびそれを備える減圧乾燥装置を提供する。
【解決手段】圧縮空気ラインLを流通する圧縮空気は、圧縮空気流路52、流通管65A,65B,67A,67B,69A,69B,71A,71B,73A,73B,75A,75Bを通して、空気圧を利用するエアシリンダ4,15,27,30,41,44に供給される。圧縮空気流路52には、バッファタンク84が介装されている。また、圧縮空気流路52におけるバッファタンク84よりも圧縮空気ラインL側には、バッファタンク84側から圧縮空気ラインL側への圧縮空気の流通を阻止する逆止弁83が介装されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、工場の圧縮空気ラインから圧縮空気の供給を受けて動作する空気圧動作装置圧縮空気供給機構およびそれを備える減圧乾燥装置に関する。
エアシリンダなどの空気圧を利用する空気圧機器は、工場に設置される種々の装置に広く用いられている。
たとえば、樹脂ペレットを乾燥させるための減圧乾燥装置では、乾燥ホッパ内が真空状態に近い状態まで減圧されつつ、乾燥ホッパ内が加熱されることにより、乾燥ホッパ内に収容された樹脂ペレットから水分が除去される。乾燥ホッパ内の減圧時には、減圧に寄与しない配管からのエアのリークを防止するため、その配管が弁体によって閉塞される。この弁体を駆動するために、エアシリンダが用いられている。
特開2006−70969号公報
空気圧機器には、たとえば、工場に設置されたコンプレッサによって作られた圧縮空気がその動作のために供給される。コンプレッサが正常に動作しているときには、一定圧以上の正常圧の圧縮空気が空気圧機器に供給され、空気圧機器が正常に動作する。
ところが、コンプレッサの故障などの原因により、空気圧機器に供給される圧縮空気の圧力が一定圧よりも低いと、空気圧機器が正常に動作せず、空気圧機器を備える装置が正常に動作しない。たとえば、前述の減圧乾燥装置では、エアシリンダに供給される圧縮空気の圧力が低いと、エアシリンダが正常に動作しないために、配管が弁体によって完全に閉塞されず、乾燥ホッパ内が所望する減圧状態とならないおそれがある。
本発明の目的は、工場の圧縮空気ラインを流通する圧縮空気の圧力が正常圧よりも低いときにも、正常圧の圧縮空気を空気圧機器に供給することができ、空気圧機器を正常に動作させることができる、空気圧動作装置およびそれを備える減圧乾燥装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る減圧乾燥装置は、被乾燥物を収容するための乾燥容器と、前記乾燥容器内の空気を吸引して、前記乾燥容器内を減圧するための減圧機構と、工場の圧縮空気ラインから圧縮空気の供給を受けて動作する空気圧動作装置とを含む。
そして、空気圧動作装置は、圧縮空気の圧力を利用する空気圧機器と、前記圧縮空気ラインに接続され、前記圧縮空気ラインから前記空気圧機器に向かう圧縮空気が流通する圧縮空気流路と、前記圧縮空気流路に介装され、前記圧縮空気流路を流通する圧縮空気の圧力で圧縮空気が溜められるバッファタンクと、前記圧縮空気流路における前記バッファタンクよりも前記圧縮空気ライン側に介装され、前記バッファタンク側から前記圧縮空気ライン側への圧縮空気の流通を阻止する逆止弁とを含む。
圧縮空気ラインを流通する圧縮空気は、圧縮空気流路を通して、圧縮空気の圧力(空気圧)を利用する空気圧機器に供給される。圧縮空気流路には、バッファタンクが介装されている。
バッファタンクには、圧縮空気ラインに正常圧の圧縮空気が流通しているときに、圧縮空気ラインから圧縮空気流路に供給される圧縮空気の圧力で圧縮空気が溜められる。したがって、バッファタンク内の圧縮空気は、圧縮空気ラインを流通する正常圧の圧縮空気の圧力と同じ圧力を有している。そのため、圧縮空気ラインを流通する圧縮空気の圧力が正常圧よりも低い場合、その圧力の不足分は、バッファタンク内の圧縮空気が圧縮空気流路に流出することによって補われる。その結果、圧縮空気ラインを流通する圧縮空気の圧力が正常圧よりも低いときにも、正常圧の圧縮空気が空気圧機器に供給される。よって、空気圧機器を正常に動作させることができる。
そして、減圧乾燥装置においては、空気圧機器の正常な動作が確保されるので、減圧機構により、乾燥容器内を良好に減圧させることができる。その結果、乾燥容器内に収容されている被乾燥物を良好に乾燥させることができる。
また、圧縮空気流路におけるバッファタンクよりも圧縮空気ライン側に、バッファタンク側から圧縮空気ライン側への圧縮空気の流通を阻止する逆止弁が介装されている。
そのため、圧縮空気ラインを流通する圧縮空気の圧力が正常圧よりも低下したときに、バッファタンクから圧縮空気流路に供給される圧縮空気を空気圧機器に確実に供給することができる。その結果、空気圧機器の正常な動作をより一層確保することができる。
圧縮空気流路を流通する圧縮空気の圧力を調整するレギュレータが設けられる場合、そのレギュレータは、圧縮空気流路におけるバッファタンクよりも空気圧機器側に介装されることが好ましい。
圧縮空気ラインを流通する圧縮空気の圧力が正常圧よりも低いときにも、バッファタンクから供給される圧縮空気の圧力をレギュレータで調整することができ、その調整後の圧力の圧縮空気を空気圧機器に供給することができる。その結果、空気圧機器の正常な動作を一層確保することができる。
バッファタンク内と圧縮空気流路とは、常に連通していることが好ましい。
バッファタンク内と圧縮空気流路とが常に連通していれば、圧縮空気ラインを正常圧の圧縮空気が流通しているときに、圧縮空気が圧縮空気流路からバッファタンク内に自然に流入する。したがって、バッファタンク内に圧縮空気を溜めるための工程が不要である。
また、圧縮空気ラインを流通する圧縮空気の圧力が正常圧よりも低下したときに、バッファタンク内の圧縮空気が圧縮空気流路に自然に供給される。したがって、その圧力の低下からバッファタンク内の圧縮空気の供給までの間にタイムラグがない。その結果、圧縮空気ラインを流通する圧縮空気の圧力が正常圧よりも低下しても、その圧力の低下から所定時間は、圧縮空気流路を流通する圧縮空気の圧力を常に一定に保持することができる。よって、空気圧機器の正常な動作をより一層確保することができる。
また、減圧乾燥装置は、圧縮空気ラインから供給される圧縮空気の圧力を検出する圧力検出手段と、減圧機構の駆動開始後に、圧力検出手段によって検出される圧力が予め定める異常圧力以下に低下した状態が所定の停止判定時間にわたって継続した場合に、減圧機構の駆動を停止させる異常停止手段とをさらに含むことが好ましい。
これにより、圧縮空気源から送り出される圧縮空気の圧力の低下後、減圧機構が長時間にわたって駆動し続けられることを防止できる。
停止判定時間は、バッファタンクの容量に基づいて、空気圧機器に正常時と同じ圧力の圧縮空気を供給し続けることが可能な時間に設定されていることが好ましい。
これにより、空気圧機器の正常な動作を確保することできる時間に限り、減圧機構が駆動されるので、減圧機構による乾燥容器内の良好な減圧を確保することができる。
圧力検出手段によって検出される圧力が予め定める異常圧力以下に低下してから停止判定時間よりも短い警報判定時間が経過したときに、圧縮空気ラインに異常(圧縮空気の圧力の低下)が発生している旨を警報する警報手段をさらに含むことが好ましい。
これにより、減圧機構をなるべく長い時間にわたって駆動し続けることができながら、減圧機構の駆動が停止される前には、圧縮空気ラインにおける異常の発生を報知することができる。そして、その報知によって異常を知った者が圧縮空気源の異常を解消することにより、減圧機構の駆動の停止を回避することができる。その結果、乾燥ホッパ内の減圧状態を維持することができ、乾燥ホッパ内の減圧状態が維持されることにより、ひいては、被乾燥物を良好に乾燥させることができる。
本発明によれば、工場の圧縮空気ラインを流通する圧縮空気の圧力が正常圧よりも低い異常発生時などにおいても、正常圧の圧縮空気を空気圧機器に供給することができ、空気圧機器を正常に動作させることができる。
そして、減圧乾燥装置においては、空気圧機器の正常な動作が確保されるので、減圧機構により、乾燥容器内を良好に減圧させることができる。その結果、乾燥ホッパ内に収容されている被乾燥物を良好に乾燥させることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る減圧乾燥装置の配管構成を示す図である。 図2は、減圧乾燥装置の電気的構成を示すブロック図である。 図3は、制御部によって実行される圧力スイッチ監視処理のフローチャートである。 図4は、本発明の第2実施形態に係る乾燥装置の配管構成を示す図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る減圧乾燥装置の配管構成を示す図である。
減圧乾燥装置1は、射出成形機91のローダホッパ92に接続されて、射出成形機91に供給される粉粒状の樹脂材料(樹脂ペレット)をその供給前に乾燥させるための装置である。減圧乾燥装置1は、乾燥ホッパ2を備えている。
乾燥ホッパ2の上部は、上下方向に延びる円筒状をなしている。
乾燥ホッパ2の上端開口は、上蓋3によって開閉可能に覆われている。上蓋3の周縁部は、たとえば、乾燥ホッパ2の上端縁から周囲に鍔状に張り出している。そして、上蓋3の周縁部には、複数のエアシリンダ4のロッド5が下方から接続されている。各エアシリンダ4は、ロッド5が上下方向に進退するように配置されている。
乾燥ホッパ2の上端開口が上蓋3によって閉塞された状態から、各エアシリンダ4のロッド5がシリンダ本体6から上方に進出されると、上蓋3が乾燥ホッパ2から上方に持ち上げられて、乾燥ホッパ2の上端開口が開放される。この状態から、各エアシリンダ4のロッド5がシリンダ本体6内に退避すると、上蓋3が下降されて、乾燥ホッパ2の上端開口が上蓋3によって閉塞される。
上蓋3には、真空ポンプ7から延びる真空ライン8が接続されている。
真空ライン8の途中部には、真空ポンプ7への樹脂材料などの進入を防止するための真空フィルタ9が介装されている。
また、真空ライン8には、真空開放ライン10が分岐して接続されている。真空開放ライン10には、真空開放ライン10を開閉する真空開放バルブ11が介装されている。
乾燥ホッパ2の上部の周囲には、バンド状のヒータ(図示せず)が巻装されている。
乾燥ホッパ2の下部は、下方に先細りとなる円錐状をなしている。
乾燥ホッパ2の下端には、乾燥ホッパ2から樹脂材料を輸送するための輸送ライン12が接続されている。輸送ライン12の先端は、射出成形機91のローダホッパ92に接続されている。輸送ライン12には、輸送バルブ13が介装されている。輸送バルブ13には、弁体14の駆動源であるエアシリンダ15のロッド16が接続されている。
たとえば、エアシリンダ15のロッド16がシリンダ本体17内に退避した状態では、輸送バルブ13の弁体14により、輸送ライン12が閉塞されている。エアシリンダ15のロッド16がシリンダ本体17から進出されると、輸送バルブ13の弁体14が移動し、輸送ライン12が開放される。
乾燥ホッパ2の上方には、乾燥ホッパ2に供給される樹脂材料を貯留する供給ホッパ18が設けられている。
供給ホッパ18の下部は、下方に先細りとなる円錐状をなす部分とその下端から下方に延びる円筒状をなす部分とを有しており、全体として漏斗状をなしている。そして、円筒状をなす部分は、乾燥ホッパ2の上蓋3に挿通されている。乾燥ホッパ2の上端開口が上蓋3によって閉塞された状態で、供給ホッパ18の下端は、乾燥ホッパ2内の上部に配置される。
供給ホッパ18には、ホッパ側供給管19の一端部が接続されている。ホッパ側供給管19の他端部20は、上下方向に延びるように配置されている。ホッパ側供給管19の他端部20には、原料タンク(図示せず)から延びるタンク側供給管21の先端部22が接続される。原料タンクには、乾燥前の樹脂材料が貯留されている。
タンク側供給管21の先端部22は、接離機構23により、ホッパ側供給管19の他端部20に対して接続/分離される。
接離機構23には、L字ブラケット24が含まれる。
L字ブラケット24は、ホッパ側供給管19の下方に設けられ、水平方向に延びる板状の水平部25および水平部25の一端から上方に延びる板状の鉛直部26を一体的に有している。
L字ブラケット24の水平部25には、タンク側供給管21の先端部22が保持されている。具体的には、タンク側供給管21の先端部22は、上下方向に延び、その中心軸線がホッパ側供給管19の他端部20の中心軸線と一致する位置で、水平部25に挿通状態で保持されている。
また、L字ブラケット24の水平部25には、複数のエアシリンダ27のロッド28が下方から接続されている。各エアシリンダ27は、ロッド28が上下方向に進退するように配置されている。
各エアシリンダ27のロッド28がシリンダ本体29内に退避した状態で、タンク側供給管21の先端部22は、ホッパ側供給管19の他端部20に対して下方に離間している。この状態から、各エアシリンダ27のロッド28がシリンダ本体29から進出されると、L字ブラケット24が上方に移動し、タンク側供給管21の先端部22がホッパ側供給管19の他端部20に接続される。
L字ブラケット24の鉛直部26には、エアシリンダ30が保持されている。エアシリンダ30のロッド31は、鉛直部26に形成された孔に遊びを有する状態で挿通されている。エアシリンダ30のシリンダ本体32は、鉛直部26の外側面(水平部25側と反対側の面)に固定されている。
エアシリンダ30のロッド31の先端部には、閉塞板33が水平方向に延びる姿勢で取り付けられている。
エアシリンダ30のロッド31がシリンダ本体32内に退避した状態で、閉塞板33は、タンク側供給管21の先端部22の側方で、その先端部22の上端よりも上方に位置している。タンク側供給管21の先端部22がホッパ側供給管19の他端部20から離間した状態(各エアシリンダ27のロッド28がシリンダ本体29内に退避した状態)で、エアシリンダ30のロッド31がシリンダ本体32から進出されると、閉塞板33がタンク側供給管21の先端部22の直上に配置され、ホッパ側供給管19の他端部20に下方から対向する。そして、この状態から、各エアシリンダ27のロッド28がシリンダ本体29から進出されると、L字ブラケット24が上方に移動し、閉塞板33がホッパ側供給管19の他端部20の開放端に当接して、その開放端が閉塞板33によって閉塞される。
また、供給ホッパ18には、切替バルブ34から延びる第1吸気ライン35が接続されている。
切替バルブ34は、第1ポート36および第2ポート37を有している。第1吸気ライン35は、第1ポート36に接続されている。第2ポート37には、第2吸気ライン38が接続されている。第2吸気ライン38の先端は、射出成形機91のローダホッパ92に接続されている。
切替バルブ34内は、輸送ブロワ(図示せず)の吸気口と連通している。切替バルブ34内には、第1ポート36および第2ポート37をそれぞれ開閉するための第1弁体39および第2弁体40が設けられている。
第1弁体39には、エアシリンダ41のロッド42が接続されている。エアシリンダ41のロッド42がシリンダ本体43内に退避した状態で、第1弁体39が第1ポート36から離間し、第1ポート36が開放される。この状態から、エアシリンダ41のロッド42がシリンダ本体43から進出されると、第1弁体39が第1ポート36に当接し、第1ポート36が第1弁体39によって閉塞される。
第2弁体40には、エアシリンダ44のロッド45が接続されている。エアシリンダ44のロッド45がシリンダ本体46内に退避した状態で、第2弁体40が第2ポート37から離間し、第2ポート37が開放される。この状態から、エアシリンダ44のロッド45がシリンダ本体46から進出されると、第2弁体40が第2ポート37に当接し、第2ポート37が第2弁体40によって閉塞される。
減圧乾燥装置1が設置される工場には、コンプレッサ51からの圧縮空気が流通する圧縮空気ラインLが設けられている。減圧乾燥装置1には、圧縮空気流路52が備えられている。圧縮空気流路52の一端は、圧縮空気ラインLに接続され、エアシリンダ4,15,27,30,41,44の動作のための圧縮空気は、圧縮空気ラインLから圧縮空気流路52に取り込まれる。
圧縮空気流路52は、圧縮空気ラインLから1本の管として延び、途中部で6本の枝管53,54,55,56,57,58に分岐している。枝管53〜58の先端は、それぞれ電磁弁59,60,61,62,63,64に接続されている。
電磁弁59には、2本の流通管65A,65Bが接続されている。流通管65Aは、途中で分岐して、各エアシリンダ4のシリンダ本体6内の一方のシリンダ室66Aに接続されている。流通管65Bは、途中部で分岐して、各エアシリンダ4のシリンダ本体6内の他方のシリンダ室66Bに接続されている。
電磁弁59に供給される圧縮空気は、電磁弁59の切替えにより、流通管65A,65Bを選択的に流通する。電磁弁59から流通管65Aを通して一方のシリンダ室66Aに圧縮空気が供給されると、エアシリンダ4のロッド5がシリンダ本体6から進出する。また、電磁弁59から流通管65Bを通して他方のシリンダ室66Bに圧縮空気が供給されると、エアシリンダ4のロッド5がシリンダ本体6内に退避する。
電磁弁60には、2本の流通管67A,67Bが接続されている。流通管67A,67Bは、それぞれエアシリンダ15のシリンダ室68A,68Bに接続されている。
電磁弁60に供給される圧縮空気は、電磁弁60の切替えにより、流通管67A,67Bを選択的に流通する。電磁弁60から流通管67Aを通して一方のシリンダ室68Aに圧縮空気が供給されると、エアシリンダ15のロッド16がシリンダ本体17から進出する。また、電磁弁60から流通管67Bを通して他方のシリンダ室68Bに圧縮空気が供給されると、エアシリンダ15のロッド16がシリンダ本体17内に退避する。
電磁弁61には、2本の流通管69A,69Bが接続されている。流通管69Aは、途中で分岐して、各エアシリンダ27のシリンダ本体29内の一方のシリンダ室70Aに接続されている。流通管69Bは、途中部で分岐して、各エアシリンダ27のシリンダ本体29内の他方のシリンダ室70Bに接続されている。
電磁弁61に供給される圧縮空気は、電磁弁61の切替えにより、流通管69A,69Bを選択的に流通する。電磁弁61から流通管69Aを通して一方のシリンダ室70Aに圧縮空気が供給されると、エアシリンダ27のロッド28がシリンダ本体29から進出する。また、電磁弁61から流通管69Bを通して他方のシリンダ室70Bに圧縮空気が供給されると、エアシリンダ27のロッド28がシリンダ本体29内に退避する。
電磁弁62には、2本の流通管71A,71Bが接続されている。流通管71A,71Bは、それぞれエアシリンダ30のシリンダ室72A,72Bに接続されている。
電磁弁62に供給される圧縮空気は、電磁弁62の切替えにより、流通管71A,71Bを選択的に流通する。電磁弁62から流通管71Aを通して一方のシリンダ室72Aに圧縮空気が供給されると、エアシリンダ30のロッド31がシリンダ本体32から進出する。また、電磁弁62から流通管71Bを通して他方のシリンダ室72Bに圧縮空気が供給されると、エアシリンダ30のロッド31がシリンダ本体32内に退避する。
電磁弁63には、2本の流通管73A,73Bが接続されている。流通管73A,73Bは、それぞれエアシリンダ41のシリンダ室74A,74Bに接続されている。
電磁弁63に供給される圧縮空気は、電磁弁63の切替えにより、流通管73A,73Bを選択的に流通する。電磁弁63から流通管73Aを通して一方のシリンダ室74Aに圧縮空気が供給されると、エアシリンダ41のロッド42がシリンダ本体43から進出する。また、電磁弁63から流通管73Bを通して他方のシリンダ室74Bに圧縮空気が供給されると、エアシリンダ41のロッド42がシリンダ本体43内に退避する。
電磁弁64には、2本の流通管75A,75Bが接続されている。流通管75A,75Bは、それぞれエアシリンダ44のシリンダ室76A,76Bに接続されている。
電磁弁64に供給される圧縮空気は、電磁弁64の切替えにより、流通管75A,75Bを選択的に流通する。電磁弁64から流通管75Aを通して一方のシリンダ室76Aに圧縮空気が供給されると、エアシリンダ44のロッド45がシリンダ本体46から進出する。また、電磁弁64から流通管75Bを通して他方のシリンダ室76Bに圧縮空気が供給されると、エアシリンダ44のロッド45がシリンダ本体46内に退避する。
そして、圧縮空気流路52における1本の管として延びる部分には、圧縮空気ラインLから取り込まれる圧縮空気に含まれる塵埃を除去するためのフィルタ81と、圧縮空気流路52を流通する圧縮空気の圧力を調整するレギュレータ82とが圧縮空気ラインL側からこの順に介装されている。また、圧縮空気流路52には、フィルタ81よりも圧縮空気ラインL側に、圧縮空気ラインL側への圧縮空気の流通を阻止する逆止弁83と、圧縮空気流路52を流通する圧縮空気の圧力で圧縮空気が溜められるバッファタンク84とが圧縮空気ラインL側からこの順に介装されている。
図2は、減圧乾燥装置の電気的構成を示すブロック図である。
減圧乾燥装置1は、マイクロコンピュータを含む構成の制御部85を備えている。
また、減圧乾燥装置1には、真空ライン8の圧力(減圧値)が所定値以上でオンになる真空圧スイッチ86と、圧縮空気流路52を流通する圧縮空気の圧力が予め定める異常圧力(たとえば、0.4MPa)以下でオフになる圧力スイッチ87とが備えられている。圧力スイッチ87は、圧縮空気流路52における逆止弁83よりも圧縮空気ラインL側の部分に接続されている。真空圧スイッチ86および圧力スイッチ87のオン/オフ信号は、制御部85に入力されるようになっている。
制御部85には、真空ポンプ7、真空開放バルブ11および電磁弁59,60,61,62,63,64が制御対象として接続されている。また、減圧乾燥装置1には、減圧乾燥装置1の各部における異常の発生を報知する警報装置88が備えられており、制御部85には、その警報装置88が制御対象として接続されている。
乾燥ホッパ2への樹脂材料の供給に際しては、制御部85により、電磁弁61,62が制御されて、エアシリンダ27,30が動作し、タンク側供給管21の先端部22がホッパ側供給管19の他端部20に接続される。そして、制御部85により、電磁弁63,64が制御されて、エアシリンダ41,44が動作し、切替バルブ34の第1ポート36が開放され、第2ポート37が第2弁体40によって閉塞される。これにより、第1吸気ライン35が切替バルブ34を介して輸送ブロワ(図示せず)の吸気口と連通する。
輸送ブロワの働きにより、供給ホッパ18内の空気が第1吸気ライン35に吸い出されて、気力により、原料タンク(図示せず)内の樹脂材料がタンク側供給管21およびホッパ側供給管19を通して供給ホッパ18内に供給される。供給ホッパ18内に供給された樹脂材料は、供給ホッパ18内から乾燥ホッパ2内に流入する。
乾燥ホッパ2に所定量の樹脂材料が供給されると、制御部85により、電磁弁63が制御されて、エアシリンダ41が動作し、切替バルブ34の第1ポート36が第1弁体39によって閉塞される。第2ポート37は、第2弁体40によって閉塞されたままである。また、電磁弁61,62が制御されて、エアシリンダ27,30が動作し、閉塞板33がホッパ側供給管19の他端部20の開放端に当接され、その開放端が閉塞板33によって閉塞される。
乾燥ホッパ2内の樹脂材料の乾燥処理に際しては、切替バルブ34の第1ポート36および第2ポート37が閉塞され、ホッパ側供給管19の他端部20の開放端が閉塞された状態で、制御部85により、真空ポンプ7が駆動される。真空ポンプ7が作動されると、乾燥ホッパ2内の空気が真空ライン8に吸い出される。このとき、エアシリンダ41,44が正常に動作していれば、切替バルブ34の第1ポート36および第2ポート37が良好に閉塞されているので、第1吸気ライン35からの空気のリークはない。また、エアシリンダ27,30が正常に動作していれば、ホッパ側供給管19の他端部20の開放端が良好に閉塞されているので、ホッパ側供給管19からの空気のリークはない。よって、乾燥ホッパ2内の空気が真空ライン8に吸い出されることにより、乾燥ホッパ2内が真空状態に減圧される。
なお、真空状態は、完全に真空の状態に限らず、真空に近い状態も含む。
乾燥ホッパ2内の減圧と並行して、制御部85により、乾燥ホッパ2に設けられたヒータ(図示せず)がオンされる。乾燥ホッパ2内が減圧されることにより、樹脂材料に含まれる水分の沸点が下がり、これに加えて、ヒータが発熱することにより、樹脂材料に気化熱が与えられる。その結果、樹脂材料に含まれる水分が速やかに気化し、樹脂材料が短時間で乾燥する。
乾燥ホッパ2内の減圧の開始から所定時間が経過すると、制御部85により、真空ポンプ7が停止されるとともに、ヒータがオフされる。
その後、制御部85により、電磁弁60が制御されて、エアシリンダ15が動作し、輸送ライン12が開放される。これにより、乾燥ホッパ2内の乾燥した樹脂材料が輸送ライン12に流出する。また、制御部85により、電磁弁64が制御されて、エアシリンダ44が動作し、切替バルブ34の第1ポート36が閉塞されたまま、第2ポート37が開放される。これにより、第2吸気ライン38が切替バルブ34を介して輸送ブロワ(図示せず)の吸気口と連通する。
輸送ブロワの働きにより、射出成形機91のローダホッパ92内の空気が第2吸気ライン38に吸い出されて、気力により、乾燥ホッパ2内の乾燥した樹脂材料が輸送ライン12をローダホッパ92に向けて輸送される。
こうして減圧乾燥装置1が稼働している間、制御部85により、真空圧スイッチ86のオン/オフ状態が監視されている。
そして、真空ポンプ7の駆動開始から一定時間が経過しても、真空圧スイッチ86がオフのままである場合には、制御部85により、真空ポンプ7に異常が発生していると判断されて、減圧乾燥装置1の稼働が停止される。
図3は、制御部によって実行される圧力スイッチ監視処理のフローチャートである。
また、減圧乾燥装置1が稼働している間、制御部85により、図3に示される圧力スイッチ監視処理が繰り返し実行される。
圧力スイッチ監視処理では、真空ポンプ7が駆動されて、乾燥ホッパ2内が減圧されている間(ステップS1)、圧力スイッチ87のオン/オフ状態が繰り返し調べられる(ステップS2)。
圧力スイッチ87がオンである場合(ステップS2のNO)、圧力スイッチ監視処理が直ちに終了される。その後、圧力スイッチ監視処理が再び実行される。
乾燥ホッパ2内の減圧中に、圧力スイッチ87がオフになると(ステップS2のYES)、圧力スイッチ87がオフになってからの経過時間(以下「オフ時間」という。)の計測が開始される。そして、オフ時間が予め定める警報判定時間が経過したか否かが判断される(ステップS3)。
オフ時間が警報判定時間に達する前に、圧力スイッチ87がオンになると、それまでに計測されているオフ時間は零にクリアされる。
オフ時間が警報判定時間に達すると(ステップS3のYES)、工場のコンプレッサ51における異常などが原因で、工場の圧縮空気ラインLを流通する圧縮空気の圧力が正常圧よりも低下していると判断されて、警報装置88が作動されて、その旨の警報が出力される(ステップS4)。
警報装置88による警報は、警報ランプの点灯であってもよいし、警報音の発生であってもよいし、液晶パネルなどへのメッセージの出力であってもよいし、それらの組合せであってもよい。
その後、オフ時間が予め定める停止判定時間(>警報判定時間)に達したか否かが判断される(ステップS5)。
オフ時間が停止判定時間に達する前に、圧力スイッチ87がオンになると、それまでに計測されているオフ時間は零にクリアされる。
オフ時間が停止判定時間に達すると(ステップS5のYES)、乾燥ホッパ2内の減圧の停止、つまり真空ポンプ7の駆動の停止が指示され(ステップS6)、減圧乾燥装置1の稼働が停止される。
コンプレッサ51で作られた圧縮空気は、圧縮空気ラインL、圧縮空気流路52および流通管65A,65B,67A,67B,69A,69B,71A,71B,73A,73B,75A,75Bを通して、空気圧を利用するエアシリンダ4,15,27,30,41,44に供給される。圧縮空気流路52と流通管65A,65B,67A,67B,69A,69B,71A,71B,73A,73B,75A,75Bとの間には、エアシリンダ4,15,27,30,41,44への圧縮空気の供給を制御するための電磁弁59〜64が介装されている。また、圧縮空気流路52には、電磁弁59〜64よりも圧縮空気ラインL側に、バッファタンク84が介装されている。
バッファタンク84には、圧縮空気ラインLを正常圧の圧縮空気が流通しているときに、圧縮空気流路52を流通する圧縮空気の圧力で圧縮空気が溜められる。したがって、バッファタンク84内の圧縮空気は、圧縮空気ラインLを正常圧の圧縮空気が流通しているときに圧縮空気流路52を流通する圧縮空気の圧力と同じ圧力を有している。そのため、コンプレッサ51の立ち上げ時やコンプレッサ51に異常が発生するなどが原因で、圧縮空気ラインLを流通する圧縮空気の圧力が正常圧よりも低い場合、その圧力の不足分は、バッファタンク84内の圧縮空気が圧縮空気流路52に流出することによって補われる。その結果、コンプレッサ51の立ち上げ時や異常発生時などにおいても、正常圧の圧縮空気がエアシリンダ4,15,27,30,41,44に供給される。よって、エアシリンダ4,15,27,30,41,44を正常に動作させることができる。
そして、減圧乾燥装置1においては、エアシリンダ4,15,27,30,41,44の正常な動作が確保されるので、真空ポンプ7の働きにより、乾燥ホッパ2内を良好に減圧させることができる。その結果、乾燥ホッパ2内に収容されている樹脂材料を良好に乾燥させることができる。
圧縮空気流路52におけるバッファタンク84よりも圧縮空気の流通方向の下流側に、圧縮空気流路52を流通する圧縮空気の圧力を調整するレギュレータ82が設けられている。
これにより、コンプレッサ51の立ち上げ時や異常発生時などにおいても、バッファタンク84から供給される圧縮空気の圧力をレギュレータ82で調整することができ、そのレギュレータ82で調整された圧力の圧縮空気をエアシリンダ4,15,27,30,41,44に供給することができる。その結果、エアシリンダ4,15,27,30,41,44の正常な動作を一層確保することができる。
バッファタンク84内と圧縮空気流路52とは、常に連通している。
これにより、圧縮空気ラインLを正常圧の圧縮空気が流通しているときに、圧縮空気が圧縮空気流路52からバッファタンク84に自然に流入する。したがって、バッファタンク84内に圧縮空気を溜めるための工程が不要である。
また、圧縮空気ラインLを流通する圧縮空気の圧力が正常圧よりも低下したときに、バッファタンク84内の圧縮空気が圧縮空気流路52に自然に供給される。したがって、その圧力の低下からバッファタンク84内の圧縮空気の供給までの間にタイムラグがない。その結果、圧縮空気ラインLを流通する圧縮空気の圧力が正常圧よりも低下しても、その圧力の低下から所定時間は、圧縮空気流路52を流通する圧縮空気の圧力を常に一定に保持することができる。よって、エアシリンダ4,15,27,30,41,44の正常な動作をより一層確保することができる。
圧縮空気流路52におけるバッファタンク84よりも圧縮空気ラインL側に、バッファタンク84側から圧縮空気ラインL側への圧縮空気の流通を阻止する逆止弁83が介装されている。
これにより、圧縮空気ラインLを流通する圧縮空気の圧力が正常圧よりも低下したときに、バッファタンク84から圧縮空気流路52に供給される圧縮空気をエアシリンダ4,15,27,30,41,44に確実に供給することができる。その結果、エアシリンダ4,15,27,30,41,44の正常な動作をより一層確保することができる。
また、減圧乾燥装置1には、圧縮空気ラインLから圧縮空気流路52に取り込まれる圧縮空気の圧力を検出する圧力スイッチ87が備えられている。乾燥ホッパ2内の減圧中(真空ポンプ7の駆動中)に、圧縮空気ラインLから圧縮空気流路52に取り込まれる圧縮空気の圧力が予め定める異常圧力以下に低下し、圧力スイッチ87がオフになっている状態が予め定める停止判定時間にわたって継続した場合には、真空ポンプ7の駆動が停止される。
これにより、圧縮空気ラインLを流通する圧縮空気の圧力の低下後、真空ポンプ7が長時間にわたって駆動し続けられることを防止できる。
なお、停止判定時間は、バッファタンク84の容量に基づいて、エアシリンダ4,15,27,30,41,44に正常時と同じ圧力の圧縮空気を供給し続けることが可能な時間に設定されている。
これにより、エアシリンダ4,15,27,30,41,44の正常な動作を確保することできる時間に限り、真空ポンプ7が駆動されるので、真空ポンプ7による乾燥ホッパ2内の良好な減圧を確保することができる。
また、圧力スイッチ87がオフになっている状態が停止判定時間よりも短い警報判定時間にわたって継続したことに応答して、警報装置88により、圧縮空気ラインLに異常が発生している旨の警報が出力される。
これにより、真空ポンプ7をなるべく長い時間にわたって駆動し続けることができながら、真空ポンプ7の駆動が停止される前には、圧縮空気ラインLにおける異常の発生を報知することができる。そして、その報知によって異常を知った者が圧縮空気ラインLを流通する圧縮空気の圧力の低下の原因(たとえば、コンプレッサ51の異常)を解消することにより、真空ポンプ7の駆動の停止を回避することができる。その結果、乾燥ホッパ2内の減圧状態を維持することができ、乾燥ホッパ2内の減圧状態が維持されることにより、ひいては、樹脂材料を良好に乾燥させることができる。
図4は、本発明の第2実施形態に係る乾燥装置の配管構成を示す図である。
乾燥装置101は、いわゆるホッパドライヤである。乾燥装置101は、乾燥ホッパ102を備えている。
乾燥ホッパ102の下部は、下方に先細りとなる円錐状をなしている。
乾燥ホッパ102の下端には、乾燥ホッパ102から樹脂材料を輸送するための輸送ライン103が接続されている。輸送ライン103の先端は、射出成形機91のローダホッパ92に接続されている。乾燥ホッパ102と輸送ライン103との接続部分には、ゲートバルブ104が介装されている。
乾燥ホッパ102には、給気ライン105が接続されている。給気ライン105は、ブロワ106の送風口から延び、乾燥ホッパ102の側壁を貫通して、その先端は、乾燥ホッパ102内の下部に配置されている。
給気ライン105の途中部には、除湿器107とヒータ108とがブロワ106側からこの順に介装されている。
また、乾燥ホッパ102の上部には、排気ライン109が接続されている。排気ライン109の先端は、ブロワ106の吸気口に接続されている。排気ライン109の途中部には、排気ライン109を流通する空気から樹脂材料などを除去するためのフィルタ110が介裝されている。
乾燥ホッパ102の上方には、乾燥ホッパ102に供給される樹脂材料を貯留する供給ホッパ111が設けられている。
供給ホッパ111の下部は、下方に先細りとなる円錐状をなす部分とその下端から下方に延びる円筒状をなす部分とを有しており、全体として漏斗状をなしている。そして、円筒状をなす部分は、乾燥ホッパ102の上蓋に挿通されて、その下端は、乾燥ホッパ102内の上部に配置されている。
供給ホッパ111には、原料タンク(図示せず)から延びる原料供給管112が接続されている。原料タンクには、乾燥前の樹脂材料が貯留されている。
供給ホッパ111には、第1切替バルブ113から延びる第1吸気ライン114が接続されている。
第1切替バルブ113は、第1ポート115および第2ポート116を有している。第1吸気ライン114は、第1ポート115に接続されている。第2ポート116には、第2吸気ライン117が接続されている。第2吸気ライン117の先端は、射出成形機91のローダホッパ92に接続されている。
第1切替バルブ113内は、輸送ブロワ118の吸気口と連通管119を介して連通している。第1切替バルブ113内には、第1ポート115および第2ポート116をそれぞれ開閉するための第1弁体120および第2弁体121が設けられている。
第1弁体120には、エアシリンダ172のロッド173が接続されている。エアシリンダ172のロッド173がシリンダ本体174内に退避した状態で、第1弁体120が第1ポート115から離間し、第1ポート115が開放される。この状態から、エアシリンダ172のロッド173がシリンダ本体174から進出されると、第1弁体120が第1ポート115に当接し、第1ポート115が第1弁体120によって閉塞される。
第2弁体121には、エアシリンダ175のロッド176が接続されている。エアシリンダ175のロッド176がシリンダ本体177内に退避した状態で、第2弁体121が第2ポート116から離間し、第2ポート116が開放される。この状態から、エアシリンダ175のロッド176がシリンダ本体177から進出されると、第2弁体121が第2ポート116に当接し、第2ポート116が第2弁体121によって閉塞される。
連通管119の途中部には、連通管119を流通する空気から樹脂材料などを除去するためのフィルタ122が介装されている。
輸送ブロワ118の送風口は、第2切替バルブ123の吸気ポート124と連通している。
第2切替バルブ123は、第1排気ポート125、第2排気ポート126および第3排気ポート127を有している。第1排気ポート125、第2排気ポート126および第3排気ポート127には、それぞれ配管128,129,配管130が接続されている。配管128の先端は、輸送ライン103の途中部に分岐して接続されている。配管129の先端は、給気ライン105の途中部に分岐して接続されている。配管130の先端は、開放されている。
第2切替バルブ123内には、第1排気ポート125、第2排気ポート126および第3排気ポート127をそれぞれ開閉するための第1弁体131、第2弁体132および第3弁体133が設けられている。
第1弁体131には、エアシリンダ134のロッド135が接続されている。エアシリンダ134のロッド135がシリンダ本体136内に退避した状態で、第1弁体131が第1排気ポート125から離間し、第1排気ポート125が開放される。この状態から、エアシリンダ134のロッド135がシリンダ本体136から進出されると、第1弁体131が第1排気ポート125に当接し、第1排気ポート125が第1弁体131によって閉塞される。
第2弁体132には、エアシリンダ137のロッド138が接続されている。エアシリンダ137のロッド138がシリンダ本体139内に退避した状態で、第2弁体132が第2排気ポート126から離間し、第2排気ポート126が開放される。この状態から、エアシリンダ137のロッド138がシリンダ本体139から進出されると、第2弁体132が第2排気ポート126に当接し、第2排気ポート126が第2弁体132によって閉塞される。
第3弁体133には、エアシリンダ140のロッド141が接続されている。エアシリンダ140のロッド141がシリンダ本体142内に退避した状態で、第3弁体133が第3排気ポート127から離間し、第3排気ポート127が開放される。この状態から、エアシリンダ140のロッド141がシリンダ本体142から進出されると、第3弁体133が第3排気ポート127に当接し、第3排気ポート127が第3弁体133によって閉塞される。
乾燥装置101が設置される工場には、コンプレッサ151からの圧縮空気が流通する圧縮空気ラインLが設けられている。乾燥装置101には、圧縮空気流路152が備えられている。圧縮空気流路152の一端は、圧縮空気ラインLに接続され、エアシリンダ134,137,140,172,175の動作のための圧縮空気は、圧縮空気ラインLから圧縮空気流路152に取り込まれる。
圧縮空気流路152は、圧縮空気ラインLから1本の管として延び、途中部で3本の枝管153,154,155に分岐している。枝管153〜155の先端は、それぞれ電磁弁156,157,158に接続されている。
電磁弁156には、2本の流通管159A,159Bが接続されている。流通管159A,159Bは、それぞれエアシリンダ134のシリンダ室160A,160Bに接続されている。
電磁弁156に供給される圧縮空気は、電磁弁156の切替えにより、流通管159A,159Bを選択的に流通する。電磁弁156から流通管159Aを通して一方のシリンダ室160Aに圧縮空気が供給されると、エアシリンダ134のロッド135がシリンダ本体136から進出する。また、電磁弁156から流通管159Bを通して他方のシリンダ室160Bに圧縮空気が供給されると、エアシリンダ134のロッド135がシリンダ本体136内に退避する。
電磁弁157には、2本の流通管161A,161Bが接続されている。流通管161A,161Bは、それぞれエアシリンダ137のシリンダ室162A,162Bに接続されている。
電磁弁157に供給される圧縮空気は、電磁弁157の切替えにより、流通管161A,161Bを選択的に流通する。電磁弁157から流通管161Aを通して一方のシリンダ室162Aに圧縮空気が供給されると、エアシリンダ137のロッド138がシリンダ本体139から進出する。また、電磁弁157から流通管161Bを通して他方のシリンダ室162Bに圧縮空気が供給されると、エアシリンダ137のロッド138がシリンダ本体139内に退避する。
電磁弁158には、2本の流通管163A,163Bが接続されている。流通管163A,163Bは、それぞれエアシリンダ140のシリンダ室164A,164Bに接続されている。
また、流通管163A,163Bの途中部には、それぞれ分岐管171A,171Bが分岐して接続されている。
そして、分岐管171Aの先端は、エアシリンダ172の一方のシリンダ室178Aに接続されている。また、分岐管171Bの先端は、エアシリンダ175の一方のシリンダ室179Aに接続されている。さらに、分岐管171Aの先端は、エアシリンダ175の他方のシリンダ室179Bにも接続されている。また、分岐管171Bの先端は、エアシリンダ172の他方のシリンダ室178Bにも接続されている。
電磁弁158に供給される圧縮空気は、電磁弁158の切替えにより、流通管163A,163Bを選択的に流通する。
電磁弁158から流通管163Aを通してエアシリンダ140の一方のシリンダ室164Aに圧縮空気が供給されると、エアシリンダ140のロッド141がシリンダ本体142から進出する。このとき、流通管163Aから分岐管171Aを通してエアシリンダ172の一方のシリンダ室178Aおよびエアシリンダ175の他方のシリンダ室179Bに圧縮空気が供給され、エアシリンダ172のロッド173がシリンダ本体174から進出するとともに、エアシリンダ175のロッド176がシリンダ本体177内に退避する。
電磁弁158から流通管163Bを通してエアシリンダ140の他方のシリンダ室164Bに圧縮空気が供給されると、エアシリンダ140のロッド141がシリンダ本体142内に退避する。このとき、流通管163Bから分岐管171Bを通してエアシリンダ172の他方のシリンダ室178Bおよびエアシリンダ175の一方のシリンダ室179Aに圧縮空気が供給され、エアシリンダ172のロッド173がシリンダ本体174内に退避するとともに、エアシリンダ175のロッド176がシリンダ本体177から進出する。
そして、圧縮空気流路152における1本の管として延びる部分には、圧縮空気ラインLから取り込まれる圧縮空気に含まれる塵埃を除去するためのフィルタ181と、圧縮空気流路152を流通する圧縮空気の圧力を調整するレギュレータ182とが圧縮空気ラインL側からこの順に介装されている。また、圧縮空気流路152には、フィルタ181よりも圧縮空気ラインL側に、圧縮空気ラインL側への圧縮空気の流通を阻止する逆止弁183と、圧縮空気流路152を流通する圧縮空気の圧力で圧縮空気が溜められるバッファタンク184とが圧縮空気ラインL側からこの順に介装されている。
乾燥ホッパ102への樹脂材料の供給に際しては、電磁弁158が制御されて、エアシリンダ140が動作し、第3排気ポート127が開放される。また、エアシリンダ172,175が動作し、第1切替バルブ113の第1ポート115が開放され、第2ポート116が第2弁体121によって閉塞される。これにより、第1吸気ライン114が第1切替バルブ113を介して輸送ブロワ118の吸気口と連通する。また、電磁弁156,157が制御されて、エアシリンダ134,137が動作して、第2切替バルブ123の第1排気ポート125および第2排気ポート126がそれぞれ第1弁体131および第2弁体132によって閉塞される。
輸送ブロワ118の働きにより、供給ホッパ111内の空気が第1吸気ライン114に吸い出されて、気力により、原料タンク(図示せず)内の樹脂材料が原料供給管112を通して供給ホッパ111内に供給される。供給ホッパ111の下端に設けられた弁が開かれると、供給ホッパ111内の樹脂材料は、自重により、乾燥ホッパ102内に流入する。第1吸気ライン114に吸い出された空気は、第1切替バルブ113、輸送ブロワ118および第2切替バルブ123を通り、第3排気ポート127から配管130を通して排出される。
乾燥ホッパ102に所定量の樹脂材料が供給されると、電磁弁158が制御されて、エアシリンダ140が動作し、第3排気ポート127が第3弁体133によって閉塞される。また、エアシリンダ172,175が動作し、第1切替バルブ113の第1ポート115が第1弁体120によって閉塞され、第2ポート116が開放される。これにより、第2吸気ライン117が第1切替バルブ113を介して輸送ブロワ118の吸気口と連通する。
乾燥ホッパ2内の樹脂材料の乾燥処理に際しては、ブロワ106が駆動されるとともに、ヒータ108がオンされる。ブロワ106から給気ライン105に送り出される空気は、除湿器107内の除湿ロータに設けられた吸着ゾーンを通過するときに除湿され、ヒータ108を通過するときに加熱されて、加熱乾燥空気となり、乾燥ホッパ102内に供給される。これにより、乾燥ホッパ102内の樹脂材料の温度が速やかに上昇し、樹脂材料に含まれる水分が気化する。
水分を含んだ空気は、乾燥ホッパ102内から排気ライン109に排気される。そして、排気ライン109を流れるエアは、ブロワ106に吸引されて、ブロワ106から給気ライン105に再び送り込まれる。
乾燥処理の開始から所定時間が経過すると、電磁弁156が制御されて、エアシリンダ134が動作し、第2切替バルブ123の第1排気ポート125が開放される。第2排気ポート126および第3ポート127は、それぞれ第2弁体132および第3弁体133によって閉塞されたままにされる。
そして、輸送ブロワ118が駆動される。
輸送ブロワ118が駆動されると、射出成形機91のローダホッパ92内の空気が第2吸気ライン117を通して輸送ブロワ118に吸い込まれる。また、輸送ブロワ118から送り出される空気が配管128を通って輸送ライン103に流れ込む。
輸送ブロワ118の駆動が安定すると、電磁弁156,157が制御されて、エアシリンダ134,137が動作し、第2切替バルブ123の第1排気ポート125が第1弁体131によって閉塞され、第2排気ポート126が開放される。これにより、ローダホッパ92内の空気が第2吸気ライン117を通して輸送ブロワ118に吸い込まれるとともに、輸送ブロワ118から送り出される空気が配管129および給気ライン105を通して乾燥ホッパ102内に供給される。そして、輸送ライン103を乾燥ホッパ102からローダホッパ92に向けて空気が流れ、その気力により、乾燥ホッパ2内の乾燥した樹脂材料が輸送ライン103をローダホッパ92に向けて輸送される。
また、乾燥装置101には、再生用ブロワ185と、再生用ブロワ185から送り出される空気を除湿器107に導くための流路186と、流路186の途中部に介装された再生用ヒータ187と、再生用ブロワ185に吸い込まれる空気から塵埃などを除去するためのフィルタ188が備えられている。
樹脂材料を乾燥させる処理と並行して、再生用ブロワ185が駆動されるとともに、再生用ヒータ187がオンされて、流路186から除湿器107内の除湿ロータに設けられた再生ゾーンに加熱空気が供給される。これにより、除湿ロータに溜まった水分が除去される。除湿ロータの回転により、水分が除去された再生ゾーンが吸着ゾーンとして用いられ、水分を吸着した吸着ゾーンが再生ゾーンとして用いられる。
コンプレッサ151で作られた圧縮空気は、圧縮空気ラインL、圧縮空気流路152および配管128〜130を通して、空気圧を利用するエアシリンダ134,137,140,172,175に供給される。圧縮空気流路152と配管128〜130との間には、エアシリンダ134,137,140,172,175への圧縮空気の供給を制御するための電磁弁156〜158が介装されている。また、圧縮空気流路152には、電磁弁156〜158よりも圧縮空気ラインL側に、バッファタンク184が介装されている。
バッファタンク184には、圧縮空気ラインLを正常圧の圧縮空気が流通しているときに、圧縮空気流路152を流通する圧縮空気の圧力で圧縮空気が溜められる。したがって、バッファタンク184内の圧縮空気は、圧縮空気ラインLを正常圧の圧縮空気が流通しているときに圧縮空気流路152を流通する圧縮空気の圧力と同じ圧力を有している。そのため、コンプレッサ151の立ち上げ時やコンプレッサ151に異常が発生するなどが原因で、圧縮空気ラインLを流通する圧縮空気の圧力が正常圧よりも低い場合、その圧力の不足分は、バッファタンク184内の圧縮空気が圧縮空気流路152に流出することによって補われる。その結果、コンプレッサ151の立ち上げ時や異常発生時などにおいても、正常圧の圧縮空気がエアシリンダ134,137,140,172,175に供給される。よって、エアシリンダ134,137,140,172,175を正常に動作させることができる。
圧縮空気流路152におけるバッファタンク184よりも圧縮空気の流通方向の下流側に、圧縮空気流路152を流通する圧縮空気の圧力を調整するレギュレータ182が設けられている。
これにより、コンプレッサ151の立ち上げ時や異常発生時などにおいても、バッファタンク184から供給される圧縮空気の圧力をレギュレータ182で調整することができ、そのレギュレータ182で調整された圧力の圧縮空気をエアシリンダ134,137,140,172,175に供給することができる。その結果、エアシリンダ134,137,140,172,175の正常な動作を一層確保することができる。
また、バッファタンク184内と圧縮空気流路152とは、常に連通している。
これにより、圧縮空気ラインLを正常圧の圧縮空気が流通しているときに、圧縮空気が圧縮空気流路152からバッファタンク184内に自然に流入する。したがって、バッファタンク184内に圧縮空気を溜めるための工程が不要である。
また、圧縮空気ラインLを流通する圧縮空気の圧力が正常圧よりも低下したときに、バッファタンク184内の圧縮空気が圧縮空気流路152に自然に供給される。したがって、その圧力の低下からバッファタンク184内の圧縮空気の供給までの間にタイムラグがない。その結果、圧縮空気ラインLを流通する圧縮空気の圧力が正常圧よりも低下しても、その圧力の低下から所定時間は、圧縮空気流路152を流通する圧縮空気の圧力を常に一定に保持することができる。よって、エアシリンダ134,137,140,172,175の正常な動作をより一層確保することができる。
圧縮空気流路152におけるバッファタンク184よりも圧縮空気ラインL側に、バッファタンク184側から圧縮空気ラインL側への圧縮空気の流通を阻止する逆止弁183が介装されている。
これにより、圧縮空気ラインLを流通する圧縮空気の圧力が正常圧よりも低下したときに、バッファタンク184から圧縮空気流路152に供給される圧縮空気をエアシリンダ134,137,140,172,175に確実に供給することができる。その結果、エアシリンダ134,137,140,172,175の正常な動作をより一層確保することができる。
なお、乾燥装置101において、乾燥装置101の各部における異常の発生を報知する警報装置が設けられて、圧縮空気流路152を流通する圧縮空気の圧力が予め定める圧力以下でオフになる圧力スイッチ189のオン/オフ状態に基づいて、図3に示される圧力スイッチ監視処理と同様の処理が行われてもよい。
以上、本発明の2つの実施形態について説明したが、本発明は、さらに他の形態で実施することもできる。
たとえば、図1に破線で示されるように、圧力スイッチ87が追加して設けられて、この圧力スイッチ87がレギュレータ82とバッファタンク84との間に接続されてもよい。この場合、乾燥ホッパ2内の減圧中(真空ポンプ7の駆動中)に、その追加して設けられた圧力スイッチ87がオフになった場合、真空ポンプ7の駆動が直ちに停止されるとよい。
図4に示される乾燥装置101においても、破線で示されるように、圧力スイッチ189が追加して設けられて、この圧力スイッチ189がレギュレータ182とバッファタンク184との間に接続されてもよい。この場合、その追加して設けられた圧力スイッチ187がオフになった場合、ヒータ108および再生用ヒータ187が直ちにオフにされ、所定時間が経過した後、ブロワ106および再生用ブロワ185の駆動が停止されるとよい。
また、前述の各実施形態では、樹脂材料を乾燥させるための装置を取り上げたが、本発明は、空気圧を利用する空気圧機器を備える装置に広く適用することが可能である。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 減圧乾燥装置
2 乾燥ホッパ(乾燥容器)
4 エアシリンダ(空気圧機器)
7 真空ポンプ(減圧機構)
8 真空ライン(減圧機構)
15 エアシリンダ(空気圧機器)
27 エアシリンダ(空気圧機器)
30 エアシリンダ(空気圧機器)
41 エアシリンダ(空気圧機器)
44 エアシリンダ(空気圧機器)
52 圧縮空気流路
65A 流通管(圧縮空気流路)
65B 流通管(圧縮空気流路)
67A 流通管(圧縮空気流路)
67B 流通管(圧縮空気流路)
69A 流通管(圧縮空気流路)
69B 流通管(圧縮空気流路)
71A 流通管(圧縮空気流路)
71B 流通管(圧縮空気流路)
73A 流通管(圧縮空気流路)
73B 流通管(圧縮空気流路)
75A 流通管(圧縮空気流路)
75B 流通管(圧縮空気流路)
82 レギュレータ
83 逆止弁
84 バッファタンク
85 制御部(異常停止手段、警報手段)
87 圧力スイッチ(圧力検出手段)
88 警報装置(警報手段)
101 乾燥装置
102 乾燥ホッパ
134 エアシリンダ(空気圧機器)
137 エアシリンダ(空気圧機器)
140 エアシリンダ(空気圧機器)
152 圧縮空気流路
159A 流通管(圧縮空気流路)
159B 流通管(圧縮空気流路)
161A 流通管(圧縮空気流路)
161B 流通管(圧縮空気流路)
163A 流通管(圧縮空気流路)
163B 流通管(圧縮空気流路)
172 エアシリンダ(空気圧機器)
175 エアシリンダ(空気圧機器)
182 レギュレータ
183 逆止弁
184 バッファタンク
189 圧力スイッチ(圧力検出手段)
L 圧縮空気ライン

Claims (6)

  1. 圧縮空気が流通する圧縮空気ラインを備える工場に設置され、前記圧縮空気ラインから圧縮空気の供給を受けて動作する空気圧動作装置であって、
    圧縮空気の圧力を利用する空気圧機器と、
    前記圧縮空気ラインに接続され、前記圧縮空気ラインから前記空気圧機器に向かう圧縮空気が流通する圧縮空気流路と、
    前記圧縮空気流路に介装され、前記圧縮空気流路を流通する圧縮空気の圧力で圧縮空気が溜められるバッファタンクと、
    前記圧縮空気流路における前記バッファタンクよりも前記圧縮空気ライン側に介装され、前記バッファタンク側から前記圧縮空気ライン側への圧縮空気の流通を阻止する逆止弁とを含む、空気圧動作装置。
  2. 前記圧縮空気流路における前記バッファタンクよりも前記空気圧機器側に介装され、前記圧縮空気流路を流通する圧縮空気の圧力を調整するレギュレータをさらに含む、請求項1に記載の空気圧動作装置。
  3. 前記バッファタンク内と前記圧縮空気流路とは、常に連通している、請求項1または2に記載の空気圧動作装置。
  4. 被乾燥物を収容するための乾燥容器と、
    前記乾燥容器内の空気を吸引して、前記乾燥容器内を減圧するための減圧機構と、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気圧動作装置とを含み、
    前記空気圧機器は、前記減圧機構による減圧のために動作する、減圧乾燥装置。
  5. 前記圧縮空気ラインから供給される圧縮空気の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記減圧機構の駆動開始後に、前記圧力検出手段によって検出される圧力が予め定める異常圧力以下に低下した状態が所定の停止判定時間にわたって継続した場合に、前記減圧機構の駆動を停止させる異常停止手段とをさらに含む、請求項4に記載の減圧乾燥装置。
  6. 前記圧力検出手段によって検出される圧力が予め定める異常圧力以下に低下してから前記停止判定時間よりも短い警報判定時間が経過したときに、前記圧縮空気ラインに異常が発生している旨を警報する警報手段をさらに含む、請求項5に記載の減圧乾燥装置。
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