JP5031757B2 - パイプ分岐装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パイプ分岐装置、特にタンクファームシステム用のパイプ分岐装置であって、少なくともほぼ鉛直に延びて少なくとも1個の横方向コネクタを有する中空体と、さらに前記コネクタ上に配置されて中空体と少なくとも1本のパイプラインとを閉鎖可能に連結する少なくとも1個の混合防止バルブとを備えたパイプ分岐装置に関する。混合防止バルブは2個の閉鎖部材を有し、それらの間には漏出物排出口を有する漏出空間が存在し、漏出空間はコネクタ側の注入口から、注入口とは距離を隔てた出口側の漏出物排出口まで延びている周壁を有している。
このようなパイプ分岐装置は下記特許文献1により公知である。
冒頭に記載した種類のパイプ分岐装置は、特に液体用パイプシステムにパイプで固定状態にて相互接続されるタンクファームシステムを操作するのに用いられ、とりわけ食品および飲料産業、製薬業、およびバイオテクノロジー産業において、製造物の処理および移送に高い微生物学的品質が求められるシステムに用いられる。
下記特許文献1にはタンクの配置構成が開示されており、各タンクの下部にはそれぞれ中空体がバルブ分配ツリーとして配置され、前記長形の中空体は垂直に整列されている。中空体はその内部をそれぞれ1本のパイプラインに連通させるための複数のコネクタを有している。中空体の各コネクタには混合防止バルブが連結されて、各パイプラインと中空体とを中空体の直近で閉鎖可能に連結している。
液体のタンクへの供給およびタンクからの排出は、前記中空体によって下方から行われる。液体は、混合防止バルブにより中空体を介して各パイプラインに移送されるかまたは遮断され、この場合、中空体は好ましくは各タンクに直接連結されている。
公知のパイプ分岐装置において、各混合防止バルブは中空体に対して厳密に水平および/または直角に整列されている。
しかしながら、バルブをこのように配置構成すると、バルブの2個の閉鎖部材間の漏出空間に集積した漏出物を自動排出することができなくなる。この場合、漏出液体の進路を変えるためには、漏出空間を外気に開放する漏出バルブが別途必要となる。
しかしながら、漏出空間から漏出液体を排出するための漏出バルブが別途必要となると、配管工事や制御システム等を含め、追加される漏出バルブを別途制御することが必要となり、そのためバルブの製造コストが増大してしまうという難点がある。
また、このような配置構成にすると追加の漏出バルブが汚染/汚損されるおそれがあるため、追加の漏出バルブを別途洗浄する必要が生じ、混合防止バルブに必要なメンテナンス以上のメンテナンスを余分に行うことも必要となる。
一方、漏出空間に集積した漏出液体がバルブから除去されないでいると、その漏出液体は汚染されて、製造施設の微生物学的純度に対して今日課される極めて高い要件を満たすことができなくなるおそれがあるため、漏出液体を確実にバルブから除去する必要がある。
国際公開第02/066593号パンフレット
本発明の目的は、大幅に構造関連コストを増大させることなく微生物学的純度に課される高い要件が満たされるよう、冒頭に記載した種類のパイプ分岐装置を開発することである。
本発明によるとこの目的は、冒頭に記載したパイプ分岐装置に対する、漏出空間の重力側で漏出物排出口の方向に下り傾斜を有する周壁を有し、前記バルブは水平に対して角度が≠0°を形成している長手方向軸を有し、前記下り傾斜をつけるために水平の下方に配置されていることにより達成される。
本発明によるバイプ分岐装置において、バルブはコネクタを介して中空体と連結されており、漏出空間がコネクタ側の注入口から排口側の漏出物排出口まで下り傾斜しているため、漏出空間に侵入した漏出液体は漏出物排出口へ自動的に排出される。このように、漏出液体は漏出空間に集積できないので、本発明に係るパイプ分岐装置は微生物学的純度に課される高い要件を満たす。また漏出空間の下り傾斜により別途漏出排出バルブを設ける必要がないため、構造関連コストを大幅に増大させることなく微生物学的純度に課される要件を満たすことができる。
記バルブが水平に対して角度が≠0°を形成している長手方向軸を有し、前記下り傾斜をつけるために水平の下方に配置されていることにより、構造上極めて簡単に漏出空間を下り傾斜させることが可能となる。これは、前記バルブが先行技術によるバルブのように垂直な中空体に対して厳密に水平に連結されているのではなく、斜め下方に傾斜するよう配置されているからである。水平に対するバルブ配置の角度偏差は、前記バルブが前記漏出空間における十分な下り傾斜となるよう適宜選択される。また角度偏差は、漏出空間の周壁の重力側(下側)の経路によっても左右される。
前記バルブが過度に傾斜した位置にあると、マイナス効果が生じる。すなわち、垂直方向にある中空体上のパイプ分岐装置がそれぞれのバルブとつながる複数のパイプ分岐部を有する場合、中空体の垂直方向の構造空間が増大してしまう。
前記バルブの傾斜位置の前記水平線に対する角度は、好ましくは約1°ないし約45°の範囲にあり、より好ましくは約10°ないし約30°の範囲にある。
さらに好ましい実施形態において、前記漏出空間は、流入口側から前記漏出物排出口の方向にテーパ状を呈する少なくとも1つの部分を有し、かつ前記部分における前記漏出空間の前記重力側の前記周壁は少なくとも、前記領域において0.5°の傾斜を有する。
前記バルブは、円錐テーパ状の閉鎖部材と組み合わせて後述される好ましい実施形態において、テーパ状、特に円錐テーパ状の周壁を有する。この場合、バルブを厳密に水平に配置すると漏出液体の自動的な排出を妨げるおそれがある。このような場合、漏出液体が中空体内へ逆流するおそれもある。しかしながら、上記好適な実施形態においては、漏出物排出口に向かってテーパ状を呈する漏出空間の部分はバルブの取り付け位置において少なくとも約0.5°の傾斜を有するため、漏出液体は漏出物排出口へ確実に排出される。バルブがその長手方向軸の周りに回転対称であると、中空体から外側へ離れる方向に斜め下り傾斜するように、バルブを中空体と連結する必要がある。
さらに好ましい実施形態において、重力側で前記漏出物排出口に向かってテーパ状を呈する前記部分の傾斜角度は、好ましくは約0.5°ないし約10°の範囲にあり、より好ましくは約1°ないし約5°の範囲にあり、さらに好ましくは約2°ないし約3°の範囲にある。
さらに好ましい実施形態において、前記閉鎖部材の一方は、バルブハウジング上の第1の円筒形バルブシートと協働するバルブディスクであって、半径方向シールを有し、他方の閉鎖部材は円錐形閉鎖スリーブの形態に構成されて、その前記バルブディスクに対向する端部において、前記バルブハウジング上の第2の円錐形バルブシートと協働する軸方向斜めシールを有している。
バルブの2個の閉鎖部材に関するこの実施形態では、円錐形閉鎖スリーブが内側で漏出空間の周壁(少なくとも重力側で)を形成すると同時に、さらにバルブディスクと対向する端部においてはそこに設けられた軸方向シールによってバルブ側を確実に封止するため、構造上設計が簡易で小型になるという利点を備えている。
これと関連して、バルブディスクが前記閉鎖スリーブに対して前記バルブの長手方向に移動可能であって、軸方向斜めに作用する第2のシールを有し、前記第2のシールは前記閉鎖スリーブの内面に当接して前記漏出空間を前記流入口側で閉鎖することが好ましい。
前記バルブディスクが第2の軸方向斜めに作用するシールを有していて、その第2のシールは閉鎖スリーブの内面に当接して漏出空間を流入口側で閉鎖するため、本封止システムの領域において封止エッジを別途追加する必要がなくなる。このような封止エッジはこの領域において漏出液体の排出を妨げ、さらに細菌の発生を助長する角部および凹部を形成するおそれがある。
さらに好ましい実施形態において、前記中空体上の前記コネクタは、前記中空体の長手方向から見て、横方向に前記中空体から突出した上部であって前記バルブを斜め下方に傾斜した状態で前記中空体と連結するために下方に向いている上部を含むコネクタハウジングを有する。
本実施形態において、バルブの中空体への連結を仲介するコネクタのコネクタハウジングは、取り付けがし易いようにバルブを中空体に対して斜めに配置することを可能にする。このようにすると、コネクタハウジングは洗浄がし易くなる。
本発明のさらなる特徴および利点は、以下の説明および添付図面から明らかとなろう。
本発明の前記および以下に説明される特徴は、それぞれ示された組合せのみならず他の組合せにおいても、または単独でも本発明の範囲から逸脱することなく用いられることが理解されよう。
本発明の一実施形態を図面に示し、図面を参照して以下により詳細に説明する。
図1において、パイプ分岐装置が全体を示す参照符号10により示されている。パイプ分岐装置10は、例えば上記特許文献1に示され、記載されているタンクファームシステムに用いられる。このような用途において、パイプ分岐装置10はタンクファームシステムに設置されたバルブ分配ツリーに置き換わるものである。
パイプ分岐装置10は、鉛直に配置された長形の中空体12を有している。この場合、中空体12の上端部14は、その上方に配置されたタンクに直接またはさらにバルブを介して、タンク底部において連結されている。タンクおよびタンク底部はともに図示されていない。
中空体12の下端部16は、図示されている実施形態では閉鎖されているが、バルブを備えたパイプ分岐部をさらに有していてもよい。
図示される実施形態において、中空体12上には、計6個のコネクタ18a〜18f、およびコネクタ18a〜18fにそれぞれ装着されたバルブ20a〜20fが構成されている。
コネクタ18a〜18fは、中空体12上に横方向に配置されている。
本実施形態における6つのコネクタ18a〜18fおよびそれと対応する6つのバルブ20a〜20fの数は、単に例示のためのものであり、パイプ分岐装置10の要件および用途に従い、異なる数を選択してもよい。
図2において、コネクタ18aおよびバルブ20a領域における図1のパイプ分岐装置10を、図1に対して細部を拡大して示している。
中空体12、コネクタ18aおよびバルブ20aを一部縦断面図にて示している。さらにバルブ20aは、バルブ18aの長手方向軸22によって分けられた2つの部分図にて示されており、2つの部分図はそれぞれバルブ20aの異なる動作状態を示している。
バルブ20aは混合防止バルブであり、特に以下により詳細に説明されるように複座バルブである。
バルブ20aはバルブハウジング24を有し、これを介して連結点28においてコネクタ18aのコネクタハウジング26と連結されている。コネクタハウジング26は、中空体12と一体的に連結されている。
図2から明らかなように、コネクタハウジング26は、中空体12の長手方向から見て、横方向に中空体12から突出して下方に配向している上部26aを有している。この上部26aによって、以下により詳細に説明されるように、バルブ20aを斜め下方に傾斜した状態で中空体12と連結することが可能となる。
バルブ20aは、中空体12を、例えば図2の紙面に対して垂直に延びている図示しないパイプラインと連結する。
バルブハウジング24内には、互いに相対移動可能な2個の閉鎖部材30および32が配置されている。
閉鎖部材30は、半径方向に作用する第1シール34を有するバルブディスクの形態に構成されている。閉鎖部材30の閉位置を示す図2の下側部分図において、第1シール34は円筒形バルブシート36と協働して半径方向の封止を行う。
第2の閉鎖部材32は、中空体12から見て円錐形テーパ状の閉鎖スリーブの形態に構成されている。その、バルブディスク30に対向する端部において、閉鎖スリーブ32は軸方向斜めに作用するシール38を有し、シール38は閉鎖スリーブ32の閉位置において、円錐形バルブシート40と協働して封止を行う。閉鎖スリーブ32の閉位置は、図2の下側部分図に示されている。
バルブディスク30および閉鎖スリーブ32の閉位置において、バルブディスク30と閉鎖スリーブ32とは互いに離間している。
半径方向に作動するシール34に加え、バルブディスク30にはさらに軸方向斜めに作用するシール42が存在する。閉鎖スリーブ32に対して、バルブディスク30がコネクタ18aから離間する方向に後退すると、軸方向斜めに作用するシール42は、参照符号44により示される地点で、閉鎖スリーブ32の内面に当接する。
閉鎖部材30(バルブディスク)と閉鎖部材32(閉鎖スリーブ)との間には、漏出空間が存在し、閉鎖スリーブ32のコネクタ側端部付近から漏出物排出口48まで延びている。
漏出空間46は周壁50によって画成され、その第1部分52においては閉鎖スリーブ32の円錐形テーパ状内壁によって形成され、第2部分54においては閉鎖スリーブ32の円筒形内壁によって形成されている。第2部分54は最終的に漏出物排出口48へ開口している。
バルブ20aの取付け位置および全漏出空間46にわたる周壁50の実施形態は、重力側の周壁50が、漏出空間46内のコネクタ側の流入口から排出口側の漏出物排出口48まで、漏出物排出口48方向に水平に対して下り傾斜を有するようになっている。
図示される実施形態では、漏出空間の第1部分52における傾斜角は約2.5°、すなわち図2における角度αであり、よって垂線に対する傾斜は約87.5°となる。
漏出空間46の第2部分54における傾斜角は約2.5°よりも大きい。
漏出空間46の連続的な下り傾斜を可能とするため、バルブ20aは斜め下方に傾斜した状態で中空体12と連結されている。このため、コネクタハウジング26は図2に示される形状に構成されている。バルブ20aの長手方向軸22は水平に対して28°の角度βで傾斜している。
通常、バルブ20aの傾斜角βは、漏出液体が漏出空間46から自動的に排出されるように選択される。閉鎖スリーブ32は円錐状に設計されているため、バルブディスク30を誘導する軸受56によって、バルブディスク30は確実に誘導される。
バルブ20aをもっと緩い傾斜で配置したい場合は、漏出空間46において漏出液体の排出に要する下り傾斜を実現するために、軸受56を移動させてコネクタ18aからより後方へ離隔させる必要がある。しかしながら、そうすると、バルブディスク30は設計寸法が大きいため、バルブディスク30を容易に誘導できなくなるおそれがある。
逆に、水平に対するバルブ20aの下り傾斜が大きいと、コネクタ18aのコネクタハウジング26の寸法を過度に大きくする必要が生じて、パイプ分岐装置10を経済的に製造する能力が損なわれるおそれがある。
バルブ20aは、その後端部に、閉鎖部材30および32を制御する制御駆動装置58をさらに備えているが、制御駆動装置58自体は公知の実施形態で構成されてもよい。
閉鎖スリーブ32の円錐形部分の半開角度は、図示されている実施形態では約25°であるが、15°ないし35°の範囲内で選択してもよい。ただし、閉鎖スリーブの重力側の内壁が下方に傾斜していることを常に考慮する必要がある。
バルブ20aの動作モードを以下により詳細に説明する。
図2の下側部分図には、閉鎖位置にあるバルブ20aが示されており、バルブディスク30および閉鎖スリーブ32は、ともに上述の閉鎖位置にある。
バルブ20aを開放するために、バルブディスク30を制御駆動装置58を介して、閉鎖スリーブ32の方向へ後退させる。ただしこの場合、閉鎖スリーブ32自体は初期の段階では動かない。この過程中、半径方向封止シール34は円筒形バルブシート36上まで引き上げられて、中空体12内の媒体を中空体側に封止する。
次に、シール42は円錐形閉鎖スリーブ32の内面上の全包囲点44に当接して、漏出空間46を封止する。この際、閉鎖スリーブ32はまだバルブシート40から離れていない。この時、バルブディスク30の中空体側のシール34、バルブディスク30の漏出空間側のシール42、および閉鎖スリーブ32のバルブ側のシール38は当接状態にある。媒体は以前と同様、二重封止状態で相互に分隔され、漏出空間46は閉鎖されている。
シール42が閉鎖スリーブ32の内面に対し軸方向斜めに閉鎖するため、封止システムの領域において、追加の封止エッジは不要である。バルブディスク30の外側形状をシール42の配置された領域およびその周辺で閉鎖スリーブ32の内側形状に適合させることにより、漏出液体の排出を妨げかねないこのような封止エッジを省略できる。
バルブディスク30をコネクタ18aからさらに後退させることにより、図2の上側部分図に示すように、バルブディスク30は閉鎖スリーブ32を開位置まで駆動する。
したがって、閉鎖過程は逆の手順で行われる。
「閉鎖」および「開放」動作モード以外に、「パルス」動作モードでバルブ20aを動作させてもよい。
バルブ20aにパルス動作を行わせるため、バルブディスク30は中空体12の方向に移動可能であり、閉鎖スリーブ32は各々の封止バルブシートから離れて、駆動制御装置58方向へ移動可能である。
バルブディスク30にパルス様動作を行わせる際、パルス動作中に円筒形バルブシート36とバルブディスク30との間に形成される金属製の環状間隙に洗浄液が流され、洗浄液は部分52,54沿いに漏出空間46を経て漏出物排出口48に至り、漏出部排出口から排出される。したがって、漏出空間46全体が洗浄される。洗浄液を完全に排出するために、漏出空間バルブ等の装置を別途追加する必要はない。
閉鎖スリーブ32にパルス動作を行わせる際も、漏出空間46の洗浄が同様に行われる。
軸受56はその周縁部にて接線方向に平坦化され、それによって漏出空間46が漏出物排出口48まで確実に貫通する。
中空体と計6個のバルブとを備えたパイプ分岐装置を、一部縦断面図にて示す。 図1のパイプ分岐装置の細部を一部縦断面図にて示す拡大図である。

Claims (11)

  1. パイプ分岐装置であって、
    少なくともほぼ鉛直に延びて少なくとも1個の横方向コネクタ(18a〜18f)を有する中空体(12)と、
    さらに、前記コネクタ(18a〜18f)上に配置され、前記中空体(12)と少なくとも1本のパイプラインとを閉鎖可能に連結する少なくとも1個の混合防止バルブ(20a〜20f)とを備え、
    前記バルブ(20a〜20f)は2個の閉鎖部材(30,32)を有し、それらの間には漏出物排出口(48)を有する漏出空間(46)が存在し、前記漏出空間(46)は前記コネクタ側の注入口から、前記注入口とは距離を隔てた出口側の前記漏出物排出口(48)まで延びている周壁(50,52,54)を有し、
    前記周壁(50,52,54)が前記漏出空間(46)の重力側で前記漏出物排出口(48)の方向に下り傾斜を有しており、
    前記バルブ(20a〜20f)は、水平に対して角度(β)≠0°を形成している長手方向軸(22)を有し、前記下り傾斜をつけるために前記水平の下方に配置されることを特徴とするパイプ分岐装置。
  2. 前記角度(β)は、約1°ないし約45°の範囲にあることを特徴とする、請求項に記載のパイプ分岐装置。
  3. 前記角度(β)は、約10°ないし約30°の範囲にあることを特徴とする、請求項に記載のパイプ分岐装置。
  4. 前記漏出空間(46)は、前記流入口側から前記漏出物排出口(48)の方向にテーパ状を呈する少なくとも1つの部分(52)を有し、かつ前記部分(52)における前記漏出空間(46)の前記重力側の前記周壁(50)は、前記領域において少なくとも0.5°の傾斜を有することを特徴とする、請求項1ないしのいずれか1項に記載のパイプ分岐装置。
  5. 前記部分(52)における前記傾斜が、約0.5°ないし約10°の範囲にあることを特徴とする、請求項に記載のパイプ分岐装置。
  6. 前記部分(52)における前記傾斜が、約1°ないし約5°の範囲にあることを特徴とする、請求項に記載のパイプ分岐装置。
  7. 前記部分(52)における前記傾斜が、約2°ないし約3°の範囲にあることを特徴とする、請求項に記載のパイプ分岐装置。
  8. 前記閉鎖部材の一方は、バルブハウジング(24)上の第1の円筒形バルブシート(36)と協働するバルブディスク(30)であって、半径方向シール(34)を有し、他方の閉鎖部材は、円錐形閉鎖スリーブ(32)の形態に構成されて、その前記バルブディスク(30)に対向する端部において、前記バルブハウジング(24)上の第2の円錐形バルブシート(40)と協働する軸方向斜めシール(38)を有していることを特徴とする、請求項1ないしのいずれか1項に記載のパイプ分岐装置。
  9. 前記バルブディスク(30)は、前記閉鎖スリーブ(32)に対して前記バルブ(20a〜20f)の長手方向に移動可能であり、また、軸方向斜めに作用する第2のシール(42)を有し、前記第2のシール(42)は前記閉鎖スリーブ(32)の内面に当接して前記漏出空間(46)を前記流入口側で閉鎖することを特徴とする、請求項に記載のパイプ分岐装置。
  10. 前記中空体(12)上の前記コネクタ(18a〜18f)は、前記中空体(12)の長手方向から見て、横方向に前記中空体(12)から突出した上部(26a)であって、前記バルブ(20a〜20f)を斜め下方に傾斜した状態で前記中空体(12)と連結するために下方に向いている上部(26a)を含むコネクタハウジング(26)を有することを特徴とする、請求項1ないしのいずれか1項に記載のパイプ分岐装置。
  11. 当該パイプ分岐装置が、タンクファームシステム用のものであることを特徴とする、請求項1ないし10のいずれか1項に記載のパイプ分岐装置。
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