JP5001754B2 - 二重弁栓装置 - Google Patents

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液体製品の製造工場においては、液体製品の管路構成上、上下2本の管路を交差させ一方の管路を他方の管路との間を開閉可能にシールする必要がある場合がある。即ち、上方管路と下方管路とは別個の製品を流通させる場合もあれば、必要に応じて、一方の管路から他方の管路へ液体製品を流通させる必要がある場合もある。従って、このような事態に対応するためには、上方管路と下方管路との間に単一の弁栓をのみを設けた構成のみでは不十分な場合がある。即ち、弁面の欠損や弁座に異物が介在した場合には、弁により管路を完全には閉止することができない場合もあり、他方の管路を流通する液体製品が他方の管路を流通する他種類の液体製品に混入してしまう事態もありうる。
従って、このような連通可能な上下2本の管路を2種類の液体の混合を防止しうるように閉止するために、従来より二重弁栓が用いられている。
このような二重弁栓は、上方管路と下方管路との間に設けられた連通路に弁座部を設け、上記弁座部の下部内周側部に密接しうる下方弁体と、上記上方管路内から上方へ突出して配置され、上記下方弁体に接合されて下方弁軸とを設けると共に、上記弁座の上部内周部に密接しうる上方弁体と、上記上方弁体に接合されると共に上記下方弁軸が内部に挿通される上方弁軸とを設け、さらに、上記上方弁軸及び下方弁軸が弁開閉駆動機構に接続され、上記弁開閉駆動機構により上方弁体及び下方弁体を駆動させて上記弁座部を閉止すると共に、上記下方弁体の上方移動の際に上記上方弁体が追随して上方へ移動して上記弁座部と下方弁体及び上方弁体の閉止が解除され、上記連通路が開放されるように構成されている。
このように構成された二重弁栓は、上記下方弁軸と上記上方弁軸は、上記管路から上方へ突出して大気開放状態で配置されていることから、上記上方弁軸及び下方弁軸を上下動させた場合には、上方弁軸及び下方弁軸が大気に接触して大気中の菌が付着する可能性がある。
即ち、弁開放時には、下方弁軸の上昇により上方弁軸は上方管路内から上方管路上方へ移動し上方管路の上方において弁開閉駆動機構との接続部内に配置されることとなるが、上記接続部は気密状態には形成されていないことから、上方弁軸は大気に接触し、大気中の菌が上方弁軸表面に付着する可能性がある。
また、下方弁軸は上記接続部において上下方向に挿通配置された上方弁軸内にOリングを介して密接して配置されているが、上記Oリングによる支持は気密的にシールされた状態ではなく、大気に開放された状態となっていることから、上記下方弁軸同様に大気中の菌が付着する可能性がある。
従って、弁開放時に、大気中の菌が付着した上方弁軸及び下方弁軸が、弁閉止時に下降して上方管路内に配置された場合には、上方管路及び下方管路において流通する液体製品に触れることから、液体製品が2次汚染される可能性がある。
従って、二重弁栓装置においてはこのような上方弁軸及び下方弁軸の上下動による2次汚染を有効に防止する必要がある。
このような観点から、従来より、二重弁栓は、上方弁軸及び下方弁軸が上下動した後に、上方弁軸及び下方弁軸を洗浄する洗浄機構を設け、上方弁軸及び下方弁軸を洗浄することにより付着された菌を洗浄するように構成されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
さらに、上方弁軸及び下方弁軸への菌の付着そのものを排除する観点から、上下動した上方弁軸及び下方弁軸に対して加圧された無菌エアや加圧蒸気を供給して2次汚染の可能性のある外方からの空気の浸入を防止するように構成された二重弁栓装置も提案されていた。
しかしながら、このような二重弁栓装置にあっては、無菌エア又は加圧蒸気を供給する装置が必要となることから構成部品点数が増加し、装置製作コストが嵩むと共に、二重弁栓装置そのものの作動および制御が複雑なものとなり、操作が複雑化すると共にメンテナンスコストも増大する、という不具合が存していた。
一方、従来より、隔膜により上方弁軸及び下方弁軸の移動範囲を被覆して外気との気密状態を形成するように構成された二重弁栓装置も提案されていた。このような二重弁栓装置は、例えば、金属製又はPTFE樹脂により製作された隔膜を上方管路と下方管路を接続するバルブハウジング内に配設し、上記隔膜内に下部弁軸及び上部弁軸を気密状態で配置するように構成されている。
しかしながら、このような従来の隔膜を使用した二重弁栓装置にあっては、上方弁軸及び下部弁軸の上下動のクリアランスを確保するために隔膜の高さ寸法が大きくなり弁栓装置全体が大型化してしまい製造コストが嵩むと共に、弁栓の洗浄時には大量の洗浄液が必要となりメンテナンスコストが嵩む、という不具合が存していた。
本願発明はこのような従来の不具合を解消するためになされたものであって、製造コスト及びメンテナンスコストを嵩ませることなく液体製品の2次汚染を有効に防止しうる二重弁栓装置を提供することにある。
特開平7−253168号 特開平10−30739号 特公昭58−21152号
請求項1記載の発明にあっては、 液体製品が流通する上方管路及び下方管路と、上方管路と下方管路との間に設けられ、弁座部が形成された連通路と、上記弁座部を開閉可能に閉止しうる二重弁栓部と、上記弁座部の開閉時には上記二重弁栓部を開閉駆動しうる弁開閉駆動機構とを備えた二重弁栓装置であって、上記二重弁栓部は、上記弁座部の内周下方側部に密接しうる下方弁体と、上記下方弁体に接続されて上方管路内に配置される共に上記上方管路内から上方へ突出して配置され、上記上方弁体及び下方弁体を上下方向に移動させて上記弁座部を開閉しうる下方弁軸とを有する下方弁栓部と、上記弁座部の内周上方側部に密接しうる上方弁体と、上記上方弁体に接続されて上記上方管路内から上方へ突出して配置されると共に上記下方弁軸が内部に挿通され、上記上方弁体を上下方向に移動させる上方弁軸とを有する上方弁栓部とを備え、上記弁開閉駆動機構は、開弁時には上記下方弁体が弁座部から離間する際に、上記上方弁体が上記下方弁体の移動に追随して、下方弁体及び上方弁体が上記弁座部から離間して、上記連通路を開放させうるように構成された二重弁栓装置において、上記上方弁体と上記上方管路上端部との間に、上記管路内と上記上方弁軸との間を隔離しうる上方隔膜を設けると共に、上記上方弁体と上記下方弁軸との間に、下方弁軸と上記管路内との間を隔離する下方隔膜を設け、上記上方弁体には、下方弁体方向へ開口し、上記下方弁軸の下端部を収納しうる空隙部が形成され、上記空隙部を形成する上方弁体の内方側面部と上記下方弁軸の下端側面部との間には間隙が形成され、上記下方隔膜は、上記間隙において、上記上方弁体の内方側面部と上記下方弁軸の下端側面部との間に配設され、上記上方弁体及び下方弁体の上下動に追随して、上記下方弁軸と上記下方弁軸下端部と下方弁体表面部側との間を隔離するように構成されていることを特徴とする。
従って、請求項1記載の発明にあっては、上記弁座部を開放する際に、下方弁軸及び上方弁軸が上昇し、その後、上記弁座部を閉止するために上記下方弁軸及び上方弁軸が下降し管路内に配置された場合であっても、上記上方隔膜は上方弁体の上下動に追随して上記上方管路内及び下方管路内と上方弁軸との間を隔離するとともに、上記下方隔膜は、上記下方弁軸と管路との間を隔離する。
請求項2記載の発明にあっては、上記上方管路と上方弁軸との接合部位には、上記上方弁軸の周囲にバックプレートが配設され、上記上方隔膜は、上記上方弁軸と上方管路の上部との間に、裏面側を上記バックプレートにより支持されて設けられ、上方弁体の上下動に追随して、上記上方弁軸と管路内との間を隔離しうるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の二重弁栓装置。
請求項3記載の発明は、上記上方隔膜および下方隔膜は、ダイヤフラムにより形成され、液密的に隔離しうるように構成されていることを特徴とする。
請求項1及び2記載の発明にあっては、上記弁座部を開放する際に、下方弁軸及び上方弁軸が上昇し、その後、弁座部を閉止するために上記下方弁軸及び上方弁軸が下降し、管路内に配置された場合であっても、上記上方隔膜は上方弁体の上下動に追随して上記上方管路及び上記下方管路と上方弁軸との間を隔離すると共に、上記下方隔膜は上記下方弁軸と下方管路との間を隔離する。
従って、上方弁軸及び下方弁軸が上昇して管路外に出て大気開放状態場合に至り、上方弁軸及び下方弁軸の表面に大気中の菌が付着し、その後、上方弁軸及び下方弁軸が下降して管路内に配置された場合であっても、上方弁軸は上方隔膜により管路内との間が隔離されることから、上方弁軸表面に付着した菌が管路内を流通する液体製品に直接に触れる可能性はない。また、同様に下方弁軸は上記下方隔膜により管路内との間は隔離されていることから、下方弁軸表面に付着した菌が管路内を流通する液体製品に直接に触れる可能性はない。
その結果、従来のように、弁軸の上昇時に付着した大気中の菌が弁軸表面を伝わって管路内へ進入することを防止するために、無菌エア又は加圧蒸気を弁栓装置へ供給する装置を準備して装着する必要もないこことから、弁栓装置の構成部品点数を低減することができ、製作コストを低減することができる。
さらに、従来の金属製ベローズを使用した製品のように、弁軸の上下動のバルブクリアランスを確保するために上下方向に所定の大きさの空間を確保して弁栓装置を構成する必要がなく、弁栓装置全体の大きさを従来よりも小型化することができ、かつ、金属製ベローズを使用しないことから、製造コストを低減することができる。
また、弁栓部の洗浄を行う場合であっても、ベローズを使用している場合には、ベローズ全体にまんべんなく洗浄液を供給させる必要があることから多量の洗浄液を必要としていたが、本発明に係る二重弁栓装置にあっては、ベローズを使用しないことから、大量の洗浄液を使用することなく、一般の二重弁栓装置と同様に洗浄することができ、装置のメンテナンスを容易に行うことができる。
さらに、下方弁軸の下端部を収納しうる空隙部が形成され、当該空隙部内において下方弁軸は、上方弁体との間に設けられた隔膜により管路内とは隔離されていることから、特に、下方弁軸が上昇した際に大気中の菌が下方弁軸表面に付着した場合であっても、下端部において確実に、菌の下方弁体側への侵食を防止することができる。
請求項3記載の発明にあっては、特に、上記上方隔壁及び下方隔壁はダイヤフラムにより構成されていることから、上方弁軸及び下方弁軸の上下動に際に、追随性が良好であり、確実に上方弁軸及び下方弁軸と管路内との間を隔離し、2次汚染を確実に防止することができる。
以下、添付図面に示す形態に基づき本願発明を詳細に説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る二重弁栓装置10は、液体製品が流通する上方管路11及び下方管路12と、上方管路11と下方管路12との間に設けられ、弁座部13が形成された連通路14と、上記弁座部13を開閉可能に閉止しうる二重弁栓部15と、上記弁座部13の開閉時には上記二重弁栓部15を開閉駆動しうる弁開閉駆動機構24とを備えている。
以下に、本実施の形態に係る二重弁栓装置10の全体構成を説明する。なお、図1は弁座部13の閉止状態を示す。
本実施の形態にあっては、管路部25と、上記管路部25の上方に着脱可能に固定されたエアモータからなる弁開閉駆動機構24とを備えている。(弁開閉駆動機構)
上記弁開閉駆動機構24は、円筒状に形成されたエアモータ本体部26と、上記エアモータ本体部26の下方に延設された弁軸接合部40と、上記弁軸接合部40の下方に設けられた上記管路部25との接続部27とからなる。
上記エアモータは、第一エアモータ(図示せず)及び第二エアモータ(図示せず)とからなり、第一エアモータは図示外のピストンを介して下方弁軸に接合されると共に、第二エアモータは同様に図示外のピストンを介して上方弁軸に接合されている。
上記弁軸接合部40は、上記エアモータ本体部26を構成するハウジング41のハウジング41よりも小径の半円筒状の一対のスカート部87,87として形成され、空隙部42介して第一エアモータの駆動軸(図示せず)に接合された下方弁軸17及び第二エアモータの駆動軸(図示せず)に接合された上方弁軸20を内部に収納している。
上記接続部27は、上記弁軸接合部40よりも径大に形成され、下端部には外方へ突出形成された接合フランジ部43を有する短円筒状の接合固定部50が設けられている。上記接合固定部50の下端縁部58は上記上方管路11の内周面部59の一般面よりもわずかにエアモータ本体部26寄りの位置に配設されている。また、上記接合固定部50の下端縁部58の内方には内方に向かって傾斜する内方傾斜面部60が形成されている。また、上記下端縁部58の外方には、上記上方隔膜35の周縁部62を固定するための固定段部61が形成されている。上記接続部27は、上記接合フランジ部43により、管路部25の上方管路11上に形成された接合フランジ部44とクランプ部材4545を介して固定されている。
また、接続部27の上端部には、上記空隙部42内において、上方へ向かって截頭円錐台形状に突出形成された支持部46を有し、この支持部46内には挿通路47が上下方向に沿って形成されている。上記支持部46の下方には、上記接合固定部50により画成された、上記挿通路47に連通する略円筒状の空隙部36が形成されている。また、上記挿通路47内には、上方弁軸20が接合されたロッド48が上下動可能に挿通されている。
上記ロッド48は、下端部は上記空隙部36内に突出配置され、後述のバックプレート51が固定されると共に上方弁軸20の上端部である小径部38が挿通固定され、上端部は、弁軸接合部40内において、円筒状のブッシュ31にクリップ部材49を介して接合固定されている。
従って、第一エアモータの作動に従って上記下方弁軸17が上昇した場合には、下方弁体16は上方弁体19の下面部73に当接して上方弁体19を持ち上げ、上方弁体19は上記バックプレート51及びロッド48と共に下方弁体16の動きに追随して上昇し、弁座部13を開放するように構成されている。また、第二エアモータが作動した場合には、上記上方弁体19を単独に上下動させて、下方弁体16とは独立して上方弁体19を上記弁座部13から上方へ離間させることができるように構成されている。
(管路部・二重弁栓部)
[管路部]
一方、上記管路部25は、上方管路11と、上記上方管路11と一体に形成された下方管路12とを備えている。 上記上方管路11の下方には、上方管路11と直交する方向において下方管路12が上方管路11に配設固定されており、上記上方管路11と下方管路12との間には上方管路11及び下方管路12の内部を流通する液体を相互に流通させる連通路14が形成されている。上記連通路14には下方管路本体部の上端部両側から内方へ突出して形成された弁座部13が設けられている。
[二重弁栓部]
上記二重弁栓部15は、上記弁座部13の内周下方側部22に密接しうる下方弁体16と、上記下方弁体16に接続されて上方管路11内に配置される共に上記上方管路11内から上方へ突出して配置され、上記下方弁体16を上下方向に移動させて上記弁座部13を開閉しうる下方弁軸17とを有する下方弁栓部18と、上記下方弁体16の上面部に離間可能に配置され、上記弁座部13の内周上方側部23に密接しうる上方弁体19と、上記上方弁体19に接続されて上方管路11内に配置されると共に上記上方管路11内から上方へ突出して配置され、上記下方弁軸17が内部に挿通される上方弁軸20とを有する上方弁栓部21とからなる。
上記下方弁体16は、所定の厚さ寸法を有する全体略円盤状に形成され、厚さ方向中間周縁部には、上記弁座部13の内周面部とのシール性を確保するためのパッキン29が装着されている。上記下方弁体16の中央部の凸部30において、下方弁軸17よりも径大に形成された円筒状のカラー32を介して下方弁軸17が接合されている。また、上記上方弁体19は、全体略截頭円錐台形状に形成され、上部中央には上方弁軸20が突設されていると共に、下面部73の周縁部には、弁座部13との間のシールを確保するためのパッキン72が固定されている。また、上記下面部73には、上記下方弁軸17のカラー32を上下動可能に収納するための略円筒状の空隙部42が形成されている。即ち、上記空隙部42は上記カラー32の長さ寸法よりも軸方向に大きな寸法を有して形成されており、弁座部13の開放時に、下方弁体16が上昇して上方弁体19に当接し、上方弁体19と共に上昇する状態に至った場合に、上記カラー32の上方移動量を吸収しうるように構成されている。
また、上記空隙部42を形成する内周面部66と上記カラー32の外周面部66との間には、後述の下方隔膜67が折りたたまれて配置されうる寸法を有する間隙部68が形成されている。
上記上方弁軸20は、内部に上記下方弁軸17が摺動可能に挿通するように形成され、大径部64と中径部37と小径部38とからなり、上記大径部64と中径部37との間に形成された段部39に後述の上方隔膜35が固定されている。また、上記中径部37には後述のバックプレート本体部55が固定され、上方弁軸20は、上記中径部37と小径部38との間に形成される段部39において、上記ロッド48に固定されており、小径部38は上記ロッド48内に挿通固定されている。
なお、上記のように、図1は弁座部13の閉止状態を示し、上方弁体19は、下面部73に装着されたパッキン72を介して上記弁座部の内周上方側部に密接していると共に上記弁座部13の内周下方側部に、周面部に装着されたパッキン29を介して密接している。(隔膜部)
そして、本実施の形態にあっては、上記上方弁体19と上記上方管路11の上端部との間には、上記上方管路11内と上記上方弁軸20との間を隔離しうる上方隔膜35が設けられている。
[バックプレート]
上記空隙部36内には、上記空隙部36の下半部に、上記接合固定部50に固定されて上記上方隔膜35を支持するバックプレート51が、上記ロッド48の下端部に固定されて配設されている。このバックプレート51は、下方へ向く全体略截頭円錐形状に形成されたバックプレート本体部55と、このバックプレート本体部55を上下摺動可能に上記空隙部36内に固定する側方断面形状略コ字状に形成されたバックプレート本体固定部56とからなる。
上記バックプレート本体固定部56の下端周縁部には傾斜周面部57が形成され、この傾斜周面部57の上端部52は、上方弁体19の弁座部13の閉止状態において、上記上方管路の内周面部59と同一の高さ位置になるように配置されている。
また、上記バックプレート本体部55の先端部85は上記接合固定部50よりも下方へ突出しており、上記上方管路11内に突出した状態で配置され、上方弁軸20の段部39に上方隔膜35の先端部63と共に固定されている。
[上方隔膜]
上記上方隔膜35は、ダイヤフラムにより構成され、全体略截頭円錐形状に形成され、上記バックプレート本体部55の下方周面部54及び上記バックプレート固定部56の傾斜周面部57に沿って配設され、上記傾斜周面部57の上端部28において外方へ折曲され、上方弁体19の弁座部13の閉止状態において、上記上方管路11の内周面部59と同一の高さ位置にとなるように配設され、上記上方隔膜35の周縁部62はL字状に折曲されて固定段部61において固定されている。
従って、上方隔膜35は、先端部63及び周縁部62のみにおいて固定され、先端部63及び周縁部62の間は固定されておらず、また、合成樹脂性であって可撓性に富むことから、弁座部13の開放時に、上方弁体11が弁座部13から上方へ離間した場合には、上方弁体11の上方への移動に伴い、上方弁体11に追随して、上記バックプレート本体部55の下方周面部54から離間した状態で、上方へ撓むように構成されている。
従って、弁座部13の開放時に、上記上方弁軸20が上昇して大気開放状態となっている弁軸接合部40内に配置され、大気中の菌により汚染され、上記弁座部13の閉止時に上記上方弁軸19が降下した場合であっても、上記下方弁軸19及び上方弁軸20が固定されたロッド48の、上記大気開放状態となっている弁軸接合部40内に配置され大気中の菌により汚染される可能性のある部位Aと、上方管路11内に配置される部位Bとの間は記上方隔膜35により隔離されていることから、大気汚染された上弁軸19及び上記ロッド48を介する2次汚染を有効に防止しうる。
[下方隔膜]
上記下方隔膜67は、上記上方弁体19と、上記下方弁軸17を構成する上記カラー32との間に形成される間隙部68に設けられ、下方弁軸17と上方弁体19との間を隔離するように設けられている。
この下方隔膜67は、外方端部69が、上記上方弁体19の内側面部65の下端部に固定されると共に、内方端部70は上記下方弁軸17の凸部30とカラー32との間に挟持されて固定され、上方弁体19の内側面部65に沿って上方へ配設されて折り返され、上記カラー32の外方側面部71に沿って配設されている。
従って、弁座部13の開放時に、上記下方弁軸17が上昇して大気開放状態となっている弁軸接合部40内に配置された場合であっても、大気中の菌により汚染される可能性のある部位Aと、上方管路11内に配置される部位Bとの間は上記下方隔膜67により隔離されていることから、大気汚染された下方弁軸17を介した2次汚染を有効に防止しうる。
なお、本実施の形態にあっては、上方隔膜35及び下方隔膜67は、テフロン(登録商標)によるフッ素樹脂コーティングが施されていることから、撥水性が高く、弁栓の洗浄時における良好な洗浄効果が得られる。
[弁座部]
上記弁座部13の内周面部74には、上方弁体19及び下方弁体16の間を洗浄した際の洗浄液を排出するための一対の孔部75,75が開設され、上記孔部75,75の外方であって上記上方管路11及び下方管路12の間においては、上記孔部75,75に連通して洗浄時の洗浄液を排出するための排出路79を有すると共に、非洗浄時に上記孔部75,75を閉止するためのサイドバルブ76,76を備えたサイドバルブ装置77,77が上方管路11と略平行に設けられている。
なお、図1〜図4においては、他方のサイドバルブ装置77は図示を省略している。
そして、上記サイドバルブ装置77の上記排出路79の基端部には、上記上方弁体19及び下方弁体16の間を洗浄した洗浄液を管路外方へ排出するためのドレン孔部78が下方流路12の側方に下方へ開口して設けられている。
[作用]
以下、本実施の形態に係る二重弁栓装置10の作用について説明する。
上記のように図1は弁閉止時の状態を示している。開放時には、図2に示すように、上記弁開閉駆動機構24を構成する第一エアモータの作動により下方弁軸17及び下方弁体16が上昇し、弁開放時の中間状態として、下方弁体16の上面部81が上方弁体19の下面部73に当接する。その後、図3に示すように、上方弁体19は下方弁体16により持ち上げられるようにして上方管路11内を上方へ移動し、弁座部13を開放し、連通路14の連通状態を形成する。この場合、図3に示すように、上方隔膜35は、上方弁体19の上方移動に伴い、固定された周縁部62を中心として上方へ撓み、完全な開状態に至った場合には、上記接合固定部50内において、上記バックプレート51は上記空隙部36内を上方端部まで移動する。そして、この状態において、上記のように、上記上方隔膜35は、上記バックプレート本体部55及びバックプレート本体固定部56からは離間して上方へ撓んだ状態となる。
その後、弁座部13を閉止する場合には、上記第一エアモータを駆動して下方弁軸17及び下方弁体16を下降させると共に上記第二エアモータを駆動させて、図3乃至図1に示す手順で、上方弁軸20及び上方弁体19を下降させて、上記パッキン29,72を介して弁座部13へ圧接させ、弁座部13を閉止する。
この場合、上記のように、弁座部13の開放時に、上記上方弁軸20及び上方弁軸20が固定されたロッド48が上昇して大気開放状態となっている弁軸接合部40内に配置された場合には、大気中の菌が上方弁軸20及びロッド48の表面に付着し汚染される可能性がある。
そして、その後、上記弁座部13の閉止時に上記上方弁軸20及びロッド48が降下した場合には上記の大気中の菌が付着し汚染されて表面を有する上方弁軸20及びロッド48が下降した場合であっても、上記上方弁軸20及び上方弁軸19が固定されたロッド48の、上記大気開放状態となっている弁軸接合部40内に配置される部位Aは上記上方隔膜35により、上方管路11内方に対して隔離されていることから、大気中の菌により汚染された可能性のある部位が液体製品に直接に触れる事態を防止することができ、その結果、大気汚染された、もしくは大気汚染された可能性のある上方弁軸19及び上記ロッド48を介する2次汚染を有効に防止しうる。
また、弁座部13の開放時に、上記下方弁軸17が上昇して大気開放状態となっている弁軸接合部40内に配置された場合、下方弁軸17はロッド48内にOリングを介して挿通されているが、Oリングは気密性を確保するようには構成されていないことから、上記Oリングを介して下方弁軸17の外周面に大気中の菌が下方弁軸17の下端部方向へ進入して付着する可能性がある。
従って、このような外周面に菌が付着した下方弁軸17が弁閉止時に下降し弁座部13を閉止した場合、下方弁軸17の下端部は直接に液体製品に接触する可能性があることから、液体製品が汚染される可能性がある。しかしながら、本実施の形態に係る二重弁栓装置10にあっては、弁座開放時に下方弁軸17が上昇することにより大気汚染される可能性のある下方弁軸17の下端部と、この下端部に対向する上方弁体19の内側面部65との間には下方隔膜67が設けられ、上記下方弁軸20の下端部と下方弁体16の表面部上方弁体19との間を液密的に隔離するように構成されている。
従って、弁座部13の開放時に、上記下方弁軸17が上昇して大気開放状態となっている弁軸接合部40内に配置され、大気中の菌により汚染された場合であっても、汚染された部位からの菌が、流通する液体製品に直接に接触する下方弁体19の表面部81側への侵入を防止することができ、大気汚染された下方弁軸17を介した2次汚染を有効に防止することができる。
また、図4乃至図6は、「上下弁栓間洗浄」の状態を示す。
図4は、上方弁体19と下方弁体16との間を洗浄する場合を示す。即ち、上方弁体19の下面部73と下方弁体16の表面部81との間を洗浄する場合には、図1に示す弁閉止状態において上方弁体19と下方弁体16との間に形成されるリークチャンバー86に左右一対に設けられた一方のドレン孔部78aに専用の洗浄装置(図示せず)を接合して、洗浄液を注入して、上記リークチャンバー86を洗浄し、洗浄液を他方のドレン孔部78bから排出させる。
図5は、上方弁体19のパッキンを含めリークチャンバー86を洗浄する「上部部分開洗浄」を行う場合を示す。上記図4に示す、「上下弁栓間洗浄」では、上方弁体19に装着されているパッキン72を洗浄することは不可能である。従って、図5に示す洗浄を行う必要がある。
この場合には、下方弁体16は閉状態とすると共に、第二エアモータを駆動させて上方弁体19を弁座部13からわずかに上方へ移動させて開状態とし、上方管路15に洗浄液を流通させて上方弁体と弁座部との間からリークチャンバー86に洗浄液を流入させてパッキン72を含めてリークチャンバー86を洗浄し、洗浄液を一対のドレン孔78a,78bから排出させる。
図6は、下方弁体16に装着されたパッキン29を含めてリークチャンバー86を洗浄する「下部部分開洗浄」を行う場合を示す。上記図4に示す「上下弁栓間洗浄」では下方弁体に装着されているパッキンを洗浄することは不可能である。従って、図6に示す洗浄を行う必要がある。
この場合には、上方弁体16を閉状態とすると共に、下方弁体16を弁座部13からわずかに開状態として、下方管路12内に洗浄液を流通させてリークチャンバー86内に洗浄液を流入させて、下方弁体16のパッキン29を含めてリークチャンバー86を洗浄し、洗浄液は双方のドレン孔78a,78bから排出させる。
本発明に係る二重弁栓装置は、広く液体製品を製造する製造プラントに適用することができる。
本発明に係る二重弁栓装置の一実施の形態を示し、全体構造の一部断面図であって、弁栓部の閉止状態を示す図である。 本発明に係る二重弁栓装置の一実施の形態を示し、下方弁栓が上昇して上方弁栓の裏面に当接した状態を示す要部断面図である。 本発明に係る二重弁栓装置の一実施の形態を示し、下方弁栓および上方弁栓が上昇して、弁座部を開状態とした場合を示す要部断面図である。 本発明に係る二重弁栓装置の一実施の形態を示し、弁栓間洗浄を行っている場合を示す図である。 本発明に係る二重弁栓装置の一実施の形態を示し、上部部分開洗浄を行っている状態を示す図である。 本発明に係る二重弁栓装置の一実施の形態を示し、下部部分開洗浄を行っている状態を示す図である。
10 二重弁栓装置
11 上方管路
12 下方管路
13 弁座部
14 連通路
15 二重弁栓部
16 下方弁体
17 下方弁軸
18 下方弁栓部
16 下方弁体
17 下方弁軸
18 下方弁栓部
19 上方弁体
20 上方弁軸
21 上方弁栓部
22 弁座部の内周下方側部
23 弁座部の内周上方側部
24 弁開閉駆動機構
25 管路部
26 エアモータ本体部
27 接続部
28 上端部
29 パッキン
30 凸部
31 ブッシュ
32 カラー
33 ジョイント部材
34 クリップ部材
35 上方隔膜
36 空隙部
37 中径部
38 小径部
39 段部
40 弁軸接合部
41 ハウジング
42 空隙部
43 接合フランジ部
44 接合フランジ部
45 クランプ部材
46 支持部
47 挿通路
48 ロッド
49 クリップ部材
50 接合固定部
51 バックプレート
52 上端部
54 下方周面部
55 バックプレート本体部
56 バックプレート本体固定部
57 傾斜周面部
58 下端縁部
59 内周面部
60 内方傾斜面部
61 固定段部
62 周縁部
63 上方隔膜の先端部
64 大径部
65 内側面部
66 外周面部
67 下方隔膜
68 間隙部
69 外方端部
70 内方端部
71 外方側面部
72 パッキン
73 下面部
74 内周面部
75 孔部
76 サイドバルブ
77 サイドバルブ装置
78 ドレン孔部
79 排出路
80 下面部
81 下方弁体の上面部
85 先端部
86 リークチャンバー
A 大気中の菌により汚染される可能性のある部位
B 上方管路内に配置される部位

Claims (3)

  1. 液体製品が流通する上方管路及び下方管路と、上方管路と下方管路との間に設けられ、弁座部が形成された連通路と、上方弁体及び下方弁体により上記弁座部を
    開閉可能に閉止しうる二重弁栓部と、上記弁座部の開閉時には上記二重弁栓部を開閉駆動しうる弁開閉駆動機構とを備えた二重弁栓装置であって、
    上記二重弁栓部は、上記弁座部の内周下方側部に密接しうる下方弁体と、上記下方弁体に接続されて上方管路内に配置される共に上記上方管路内から上方へ突出して配置され、上記上方弁体及び下方弁体を上下方向に移動させて上記弁座部を開閉しうる下方弁軸とを有する下方弁栓部と、上記弁座部の内周上方側部に密接しうる上方弁体と、上記上方弁体に接続されて上記上方管路内から上方へ突出して配置されると共に上記下方弁軸が内部に挿通され、上記上方弁体を上下方向に移動させる上方弁軸とを有する上方弁栓部とを備え、上記弁開閉駆動機構は、開弁時には上記下方弁体が弁座部から離間する際に、上記上方弁体が上記下方弁体の移動に追随して、下方弁体及び上方弁体が上記弁座部から離間して、上記連通路を開放させうるように構成された二重弁栓装置において、
    上記上方弁体と上記上方管路上端部との間に、上記管路内と上記上方弁軸との間を隔離しうる上方隔膜を設けると共に、上記上方弁体と上記下方弁軸との間に、下方弁軸と上記管路内との間を隔離する下方隔膜を設け、
    上記上方弁体には、下方弁体方向へ開口し、上記下方弁軸の下端部を収納しうる空隙部が形成され、上記空隙部を形成する上方弁体の内方側面部と上記下方弁軸の下端側面部との間には間隙が形成され、上記下方隔膜は、上記間隙において、上記上方弁体の内方側面部と上記下方弁軸の下端側面部との間に配設され、上記上方弁体及び下方弁体の上下動に追随して、上記下方弁軸と上記下方弁軸下端部と下方弁体表面部側との間を隔離するように構成されていることを特徴とする二重弁栓装置。
  2. 上記上方管路と上方弁軸との接合部位には、上記上方弁軸の周囲にバックプレートが配設され、上記上方隔膜は、上記上方弁軸と上方管路の上部との間に、裏面側を上記バックプレートにより支持されて設けられ、上方弁体の上下動に追随して、上記上方弁軸と管路内との間を隔離しうるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の二重弁栓装置。
  3. 上記上方隔膜および下方隔膜はダイヤフラムにより形成され、液密的に隔離しうるように構成されていることを特徴とする請求項 1または2のいずれか1項に記載の二重弁栓置。
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