JP5131876B2 - ニ一ドル農法 - Google Patents

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Description

本発明は、生体の機能的活性化と成長を図る農業技術に関するものである。
植物は酸素の供給者で、我々動物は酸素の消費者である関係から、切っても切れない。このように人類の生存と不可分の関係にも拘わらず、人間社会の身勝手な生活環境から現下の地球社会は、炭酸ガス濃度の悪化に伴う地球的な温暖化を招き、生物の生存すら云々と言われる中で、植物や森林の保護とそれらの活性化による必要性がクローズアップされている。
一般に、植物が水中より陸上に移住以来約4億年と言われている。当時の生体の伸長力は約10cmと言われている中で、生体の中心柱内の導管や維管束の進化により、現下の生体では地上100m以上の伸長成長力も可能になっている。その進化の理由は生体の内、外の二分化と推察される。即ち、植物生体の二分化構造による中央集権的な体制システムの構築と考えることができる。
植物生体は、それぞれの役割を忠実に頑固に守り、各役割を分担して伸長成長、肥大成長を積み重ねて生きている。植物は未分化生物であることから、オーストラリアのハーバーランド氏は、1958年に植物生体の分化全能性を唱えている。即ち、概略的には、植物細胞は、全て同一になると解される。現下では、幹細胞と言われる所以である。その1つの証明として、1978年ドイツのメルヒヤースは、ポテトを育成した(トマトの根にバレイショのセツレグ)。国際的にも驚異的なニュースであった。
かかる知見から、スギの森林(同時植生木)を調べて見ると同樹種で成長差や生体の良否差がわかった。その原因を調べる中でわかったことは、スギ生体の電位差である。即ち、生体の胸高置(地上約130cm)と培地(アース)間の電位である。現下でこれ以上の測定法はないと推察する。即ち、生体電位の高低が、スギ生体の良否と共通することがわかった。その関連から「スギ、マツ、ヒノキ」の生体約2500本の生体電位は、全て共通していることがわかった。そこで各生体の「導管近傍」と「形成層近傍」の各アース(培地)間の電位は、導管側は約300〜350mVであり、形成層側は約70〜120mVであることがわかった。
植物生体のバランスは、「動的平衡」であり、「水分バランス」が重要である。これに加えて、恒常的なバランスも肝要である。かかる理由から生体の内と外の平衡電位を1つの手段として捉え、本件の通電体(ネジの長さ約35〜40mm)をスギ生体の接木部(根際)近傍に挿入して胸高置とアース間の電位を測定したところ、ネジ挿入前の電位220mVから800mVにアップする全く驚異電位の出現だった。その想定からネジ挿入の正反対側から第2段目のネジを挿入させて、胸高置を再び測定したところ、約1130mVにアップしたので、全く驚異の連続だった。
上記の手段と方法を根拠に植物生体の測定方法として使用されている胸高置に成長測定バンドをセットして、同地、同種、同令の樹木を測定すると、約30〜50%の成長量が出現することがわかった。
従って、現下の地球的な温暖化の削減や温暖に起因する農作物に対応するアロレパシー的な農業技術として、本件特許の出願に至ったのである。
従って、生体の成長は、自己生体の電位(電圧)の拡大が、成長率の1つのキーワードであるが、植物生体には、自然観による各生体の経穴(ツボ)があると考えられる要因がある。即ち、東洋医学に基づく陰陽五行説に言う、経絡や経穴などに似た「ツボ」が、植物生体に存在する要因が各種の実験経緯から生まれ、その実績から本発明のニードル農法を発案したのである。
特開2009−278963号公報
本発明は、森林の再生と活性化による二酸化炭素の固定の促進を図る農法を提供することを目的とする。
発明者は、現下の温暖化現象を約30年前より予期して、その対策として、植物の機能的な改善策の研究を鋭意行ってきた。即ち、植物生体の末分化という面から、生体の欠陥の有無について、繰り返し実験を行い、試行錯誤を経て、生体の機能的な改善が生体成長と恒常的な動的平衡を生み、従来成長の約30〜40%の成長力が望めることの知見を得たのである。
植物生体の胸高置と培地(アース)との測定を以って、その電位差の大小により、各生体成長能力(ポテンシャル)を確定する以外の測定器や測定方法も、現在の農業界では全く存在しないという状況下、本発明に至ったのである。
本発明のニードル農法は、実施前の測定値と実施後の測定値の比較を以って、その実施効果の判定を行う。即ち、植物生体の培地(同所、同地、同種)の測定において、植物生体の胸高置(地上約130cm)と培地との間の杉の木や松の木をそれぞれ数1000本の測定と、野菜のトマトやピーマンをそれぞれ数1000本の測定を以って、本件の植物生体の極性的電気の測定方法の効率効果を確認した上で、本発明のニードル農法を申請するに至ったのである。
地下水分の吸水の目的や効果は、二分化構成によるものと推察する。二分化構成とは、即ち、中心柱の外壁の強化を図り、吸水力の拡大作用が、地下水分の上昇力を生み、中心柱内の導管や維管束の進化と共に100mに及ぶ伸長効果が生じたと推定する。しかしながら、その進化の反面として、生体内の外壁が肥厚となり生体バランスの悪化的な抑制になっており、このため生体内の中心柱と表皮部(形成層など) を結ぶ通電体を用いて生体の極性的な電位の平衡を図り、生体バランスの構成を図ることにしたのである。
すなわち、上記課題を解決すべく、本発明のニードル農法は、カスバリー帯を備える植物生体の成長増大を図る農法であって、通電性針、通電性ピン、通電性ネジ、通電性釘、通電性ステップルから選択され、かつ、軸方向に沿って溝が切られた通電体を、外部の表皮サイドより植物生体に略直角に植物生体の枝葉の分岐する部位に差し込み又は打ち込むステップと、植物生体の枝葉の分岐する部位と培地との電位差について、差し込み又は打ち込み実施前と実施後にそれぞれ測定を行うステップと
該差し込み又は打ち込みした部位の電位が1〜24時間中に2〜4倍に増加する部位を選抜し、選抜した部位を植物生体の経穴とするステップと前記通電体を複数の前記経穴に差し込み又は打ち込み、植物生体内部の高電位部と植物生体外部の低電位部とを前記通電体で直結させて、又は、生体外部より反対側の外部まで略直角に貫通させて、植物生体の内部と外部の電位差を小さくして平衡的な電位分配を図るステップと、前記通電体の両端に1.5〜100Vの電圧を印加させ植物生体の表皮サイドの電位を増大させ、植物生体の機能的活性化と成長を促すステップと、を備える
被子植物の植物生体の導管近傍の高電位部と表皮側の低電位部とを結ぶ通電体によって、植物生体の内部と外部の電位差を小さくして平衡的な電位分配を図り、生体の機能的活性化と成長を促すものである。また、通電体を差し込み又は打ち込みする部位は、その電位が所定閾値の変化率より増加する部位を選抜し、これを植物生体の経穴とする。
ここで、植物生体の内外を結ぶ通電体は、複数の上記の経穴に差し込まれ又は打ち込まれ、植物生体の表皮サイドの電位を更に増大させる
電位が所定閾値の変化率より増加する部位とは、具体的には、電位が1〜24時間中に2〜4倍に増加する部位であり、枝葉の分岐する部位に多くみられる。これは細胞増殖が活発な部位である。
植物生体は、被子植物およびその種苗である。種苗まで含めたのは、本発明のニードル農法を施した植物生体から得られる種苗から成長する生体の活性力が優れているからである。
通電体は、通電性針、通電性ピン、通電性ネジ、通電性釘、通電性ステップルから選択されるものである
通電体の部材としては、植物生体に差し込む際の作業性を考慮し、先端の尖った形状のものを使用する。
また、通電体は、金属線あるいは炭素繊維を硬質性の針状部材の長軸方向に巻きつけたものであることでも構わない。金属線や炭素繊維などの通電体は、植物生体に差し込むことができないので、硬質性の針状部材に巻きつけることにしたのである。
また、通電体は、ダイオードあるいはトランジスタであり、ダイオードまたはトランジスタの2端子を植物生体に差し込むものが好適に使用できる。
ここで、上記のトランジスタは、フォトトランジスタであることが好ましく、そのフォトトランジスタの2端子を植物生体に差し込む。フォトトランジスタの場合、光により2端子間に微弱な電位差が生じる。この微弱な電位を植物生体に印加するのである。
また、上記のダイオードは、フォトダイオードもしくは発光ダイオードであることが好ましく、そのダイオードの2端子を植物生体に差し込む。太陽光発電用トランジスタから生じる電位を植物生体に印加するのである。
本発明のニードル農法において、通電性針、通電性ピン、通電性ネジ、通電性釘、通電性ステップルから選択されるものや、金属線あるいは炭素繊維を硬質性の針状部材の長軸方向に巻きつけたもので構成される通電体を、植物生体の外部より反対側の外部まで略直角に貫通させ、通電体間に、1.5〜100Vの電圧を印加させる通電体間には、1.5〜100Vの電圧、好ましくは1.5〜10V、更に好ましくは1.5〜5Vの電圧を印加させる。
本発明のニードル農法において、通電性針、通電性ピン、通電性ネジ、通電性釘、通電性ステップルから選択されるものや、金属線あるいは炭素繊維を硬質性の針状部材の長軸方向に巻きつけたもので構成される通電体2本を、植物生体の茎の周囲より略直角に相対向する方向から差し込み、2本の通電体の間に、1.5〜100Vの電圧を印加させることが好ましい態様である。2本の通電体の間には、1.5〜100Vの電圧、好ましくは1.5〜10V、更に好ましくは1.5〜5Vの電圧を印加させる。
本発明のニードル農法において、通電性針、通電性ピン、通電性ネジ、通電性釘、通電性ステップルから選択されるものや、金属線あるいは炭素繊維を硬質性の針状部材の長軸方向に巻きつけたもので構成される通電体2本を、植物生体の茎の周囲より略直角に相対向する方向から差し込み、2本の通電体に、フォトトランジスタまたは太陽光発電用トランジスタの2端子を接合させることが好ましい態様である。
本発明のニードル農法は、すこぶる単純で容易であるが誰でも考えられる程容易な発明ではない。即ち、日本国内で発生した、松枯れ(マツノザイセンチウ) 事件以来約30年を要して本発明に至ったのである。
現下の地球的な温暖化に対する二酸化炭素の固定は、農水省の規定する35年生スギ木年間約68kgに対して、本発明のニードル農法における固定率は40%増の固定である。
また、樹木による花粉症障害は、国際的に及んでいる。しかしながら、本発明のニードル農法によれば、約80%も改善したという非常に驚くべきデータもある。
更に、本発明のニードル農法によれば、森林の再生林も可能である。即ち、現下のひょろひょろ森林木を選抜して、ひょろひょろ木に、本発明のニードル農法を実施すると、ひょろひょろ木は二年以内に倒木して肥料化する。即ち、本発明のニードル農法の実施を施した木は、二年後には制圧木に成長するために、森林内は間伐実施以上の整理された森林に改善されると同時に二酸化炭素の固定が促進される。加えて花粉体のない森林の改善に伴う、自然環境の改善が図られる。
植物生体に取り付けるニードル農法の通電性針の平面図 植物生体に取り付ける半導体を用いた針 植物生体(トマト)にフォトダイオードと接続された針を取り付ける状態を示す図 植物生体(キャベツ)にフォトダイオードと接続された針を取り付けた状態を示す図 植物生体(樹木)にフォトダイオードと接続された針を取り付けた状態を示す図 植物生体(ドングリ)に種苗の異変体を求めてフォトダイオードと接続された針を挿入した状態を示す図 ポット培地に野菜を移植させ、フォトダイオードと接続された針を挿入して成長させる状態を示す図 半導体と接続された針の説明用のトランジスタの回路構成図
以下の本実施例について図面を参照して詳細に説明する。なお、図面は、発明の態様を説明するが、図面は単なる説明する思想の制限又は限定を意味するものではない。
(1)本発明のニードル農法による植物生体の機能的な改善能力は、生体の活性力、賦活力などを加えて、制圧力 (アロレバシー)である。その植物生体の制圧能力は全て根系の増殖にある。
即ち、中心柱と表皮サイドの結東による側根、支根、根毛の増殖は、極度に促進するから、生体の地上部と地下部 (根部)との表面積の対比を地上1に対し、地下50〜100倍に改善するからである。(現下の対比は、1対3〜5)この制圧力が、他の近傍生体根系を制圧(枯らす)作用や無花粉スギの起因となる。
(2)植物生体の中心柱の近傍の電位と外部の皮層近傍の電位は中心柱近傍電位が約150〜200mV電位が高い(植物生体の種別により差がある)が、その原因は全て中心柱の外壁(カスバリー帯など)の進化的な強壁構造から生まれたものと思われる。
かかる生体電位の平衡を求める理由から生まれたのが、植物生体の内外の結合である。この結合方法について、試行錯誤の末に生まれたのが、本発明のニ一ドル農法である。
図1は、植物生体に取り付けるニードル農法の通電性針の平面図を示している。図1に示すように、通電性の針6にリング状のツマミ部5が設けられ、圧着端子12を介して取り付けられている。
また、図2は、植物生体に取り付ける半導体を用いた針を示している。図2に示すように、半導体を用いた針とは、トランジスタやダイオードなどの半導体4の2端子にそれぞれ通電性の針6を圧着端子12で接合させたものである。
(3)樹木の伸長成長は、樹木の平均寿命の3分の2までと言われ、肥大成長は寿命までと言われている関係から、ニードル農法を実施してその効果を検証した。具体的には、樹木に対して、10月、11月の2ヶ月間、ニードル農法を実施した。
ニ一ドル農法による対象比較は以下の通りである。上記のデータと共に実施木の葉色は抜群に青かった。
(4)果実の発育とホルモン関係については、味覚や糖度などに密接な関係があるが、各種別により各成長システムにも格差がある。また、細胞分裂果実の発育とホルモン関係については、味覚や糖度などに密接な関係があるが、各種別により各成長システムにも格差がある。
例えば、緩除成長期、直線的成長期、成長終止期の各システムがあり、この間に多くの植物ホルモンが関与している。即ち、成長過程でのホルモン移動と組み合わせやそのタイミングが肝要である。例えば、細胞肥大にはジベレリンやオーキシン、果実の成熟には、エチレンやアブシジン酸が増加する。即ち、細胞分裂−>細胞肥大−>成熟の過程に各刺激が味覚や糖度を促進するシステムが必要である。本発明のニードル農法によれば、生体の刺激針を茎に1本差し込むのみで、品質の優れた果実が収穫できる経穴(ツボ)を容易に見つけることができ、経穴(ツボ)を刺激できるのである。
(5)植物全体が各有する極性的電位(電場)は、自己の生体電位(培地と生体茎)は、各生体の活力、成長力を示す一種の指標である。植物生体に数多くの経穴(ツボ)がある。そのツボと経絡(ツボ)は、共通又は共生力を有する経六(ツボ) である。
かかる各ツボに、針、ピン、ステップル、釘、ネジ等を差し込み、或いは、打ち込み、生体の内外に電圧が印加され結着すると、植物生体の電位は1時問〜24時間中に2倍〜4倍に電位アップする。かかる電位アップは、制圧力の指標である。
一方、その反応がない場合は、ツボはずれである。ピーマン、ナス、トマト等果菜は、ツボはずれの場合に電位アップさせると、変形果菜に及び、生体バランスが悪化することになる。
図3は、植物生体(トマト)にフォトダイオードと接続された針を取り付ける状態を示している。図3において、1はトマトの木であり、8は通電性ピンであり、4は半導体、具体的にはフォトダイオードである。通電性ピン8は、複数個所に差し込まれている。また、半導体4であるフォトダイオードの2端子は、トマトの茎と培地(アース)に接続されている。
また、図4は、植物生体(キャベツ)にフォトダイオードと接続された針を取り付けた状態を示している。フォトダイオードの2端子に接続された針は、それぞれ植物生体と培地に挿入している。したがって、植物生体と培地の間に微弱な電圧が印加されることになる。図4において、2はキャベツの葉であり、9は盛り土であり、4は半導体、具体的にはフォトダイオードである。半導体4であるフォトダイオードの2端子は、キャベツの茎と培地(アース)に接続されている。
また、図5は、植物生体(樹木)にフォトダイオードと接続された針を取り付けた状態を示している。フォトダイオードの2端子に接続された針は、それぞれ植物生体と培地に挿入している。したがって、植物生体と培地の間に微弱な電圧が印加されることになる。図5において、3は樹木であり、8は通電性ピンであり、4は半導体、具体的にはフォトダイオードである。通電性ピン8は、複数個所に差し込まれている。また、半導体4であるフォトダイオードの2端子は、通電性ネジ7に接続され、2本の通電性ネジ7を、植物生体の茎の周囲より略直角に相対向する方向から差し込んでいる。
また、図6は、植物生体(ドングリ)に種苗の異変体を求めてフォトダイオードと接続された針を挿入した状態を示している。フォトダイオードの2端子に接続された針は、それぞれ植物生体と培地に挿入している。したがって、植物生体と培地の間に微弱な電圧が印加されることになる。図6において、10はドングリであり、6は通電性針であり、4は半導体、具体的にはフォトダイオードである。通電性針6は、1個所に差し込まれている。これは複数個所でもかまわない。また、半導体4であるフォトダイオードの1端子は、通電性針と直列に接続されている。他方は圧着端子12を介してリング状のツマミ部5と接続されている。
ここで、図8は、半導体と接続された針の説明用のトランジスタの回路構成図を示すものである。21は3端子トランジスタであり、22はゲート端子に接続される印加電源であり、23はボリューム抵抗であり、24はドレイン端子に接続されるプラス端子、25はソース端子に接続されるマイナス端子である。

(6)草本植物生体は、貫通針を用いて、成長の実施方法として、無肥料培地を入れたポットを用いて、各種苗の選抜苗を移植して、各々実施したポットとコントロールとなるポットを用いて比較した。それぞれのポットにおいて、移植後20日後に、苗の成長を確認し、各ポートの成長差を比較した。
図7は、ポット培地に野菜(レタス、ピーマン、ヘチマ)を移植させ、フォトダイオードと接続された針を挿入して成長させる状態を示す図である。フォトダイオードの2端子に接続された針は、それぞれ植物生体と培地に挿入している。したがって、植物生体と培地の間に微弱な電圧が印加されることになる。
図7において、15は鉢植え(ポット)であり、11は図6と同様の半導体と接続された針であり、14はフォトダイオードであり、13は鉢植え(ポット)の底にあり、培地と繋がっている通電性ネジである。
上記表3の結果として、コントロールのポットの苗と比べて、ニードル農法を実施したポットの苗の方が、1.5〜2倍程度成長していることが確認できた。また、苗の成長差以外に、コントロールのポットの苗と比べて、ニードル農法を実施したポットの苗の方が、葉色も良く、生体活性力が大きいことが確認できた。
(7)また、ニードル農法は、地球温暖化の抑制に寄与できる。これは、ニードル農法により、植物生体の生体活性力の向上が図れるからである。植物生体は、二酸化炭素の固定と酸素の放出(動物への酸素の供給)を1つの機能としている。例えば、農水省林野庁の公示する資料によれば、スギ木35年生の平均木は、年間約68kgの二酸化炭素を固定していると記述されている。
このスギ木35年生の平均木と比較する意図で、スギ木40年生を選抜して比較木とし、ニードル農法を繰り返し実施したところ、ニードル農法を実施した比較木の二酸化炭素の年間固定量は約100kgであった。
従って、ニードル農法の実施により、二酸化炭素の年間固定量が68kgから100kgに1.5倍に改善したと仮定すると、下記の表4,表5のような節減効果が期待できることになる。ここで、間伐費用として、人件費は、1ヶ月1人30万円としている。また、1Haに森林木(スギ)は約2500本生えているとしている。
上記は、1Ha当たりの二酸化炭素の固定量の仮売上を、1tで1万円と仮定したものである。従って、従来農法の森林再生は、1Ha当たりの収入は−430万円、また、Bのニードル農法の森林再生は、1Ha当たりの収入は+190万円である。
(8)ニードル農法による根系の増殖は、直根、ひげ根に拘わらず、地下部の根系の増殖が健全で制圧(アロレパシー)的な植物生体ができる。植物学者のデイトマ一氏は、地上部の表面積(枝葉) より地下部の表面積は100〜150倍が望ましいと主張している。
かかる埋由からニードル農法による実験を重ねることで、根系の増殖が可能になった。即ち、側根の経穴(ツボ) を探索し、そのツボに釘や針などを打ち込むと、約1カ月で支根が活性化して根毛が一挙に増殖して表面積が一拳に増加することがわかった。
これは、地下部の養水分の吸引力が容易化され、地上部の要求に即刻対応するシステムが創出されるのである(シンク−ソース論の完成)。ニードル農法を行ったことによる恒常的な動的平衡、すなわち、生体バランスによる効果である。
(9)本発明によるニードル農法は正確なる論埋は今後の課題に任せるのが賢明である。しかしながら、実熊においては相当なる社会貢献の実態が多くあり、望まれている中で、発明者は日夜未解決案件に努力する今日この頃である。
(10)本発明の二一ドル農法とは、東洋医学で言う自然観に基づく陰陽五行説を解明して、同じ地球上に生存する生物とし植物生体に関連する陰陽三行説を基礎に、経絡と経穴なる植物のツボを創作、構成したものである。
(11)植物生体の経穴(ツボ)測定
市販電圧計もしくは市販の電流計を用いて、培地(アース)と生体胸高値(地上130cm程度の位置)を測定し植物生体の経穴を決定する方法について説明する。まず、+リード棒で生体胸高値を、−リード棒で培地を測定する。培地(アース)を基準として植物生体の近傍に差し込むと電位差が変化していく部位がある。そして、その電位差が極大となる位置を経穴と決定する。このように、測定実施前と測定実施後の電位差の変化率をもって、その経絡を求めるのである。
本発明のニードル農法は、樹木、野菜、花木、果木、自然木、人工林,森野、公園、神社、仏閣、学校、街路樹、水耕栽培、挿し木栽培、さし穂、切花、種苗、老衰樹木の賦活、老木の若返り、果実の増収に有用である。また、ポット、コンテナ等用いた植物工場による生産拡大を図る方法に有用である。また、植物全般による病気治療に有用である。更に、新種苗の開発に有用である。
1 トマト
2 キャベツ
3 樹木
4 半導体
5 ツマミ部
6 通電性針
7 通電性ネジ
8 通電性ピン
9 盛り土
10 ドングリ
11 半導体と接続された針
12 圧着端子
13 通電性ネジ
14 フォトダイオード
15 鉢植え(ポット)
21 3端子トランジスタ
22 印加電源
23 ボリューム抵抗
24 プラス端子
25 マイナス端子

Claims (3)

  1. カスバリー帯を備える植物生体の成長増大を図る農法であって、
    通電性針、通電性ピン、通電性ネジ、通電性釘、通電性ステップルから選択され、かつ、軸方向に沿って溝が切られた通電体を、外部の表皮サイドより植物生体に略直角に植物生体の枝葉の分岐する部位に差し込み又は打ち込むステップと、
    植物生体の枝葉の分岐する部位と培地との電位差について、差し込み又は打ち込み実施前と実施後にそれぞれ測定を行うステップと、
    該差し込み又は打ち込みした部位の電位が1〜24時間中に2〜4倍に増加する部位を選抜し、選抜した部位を植物生体の経穴とするステップと、
    前記通電体を複数の前記経穴に差し込み又は打ち込み、植物生体のカスバリー帯より内側の高電位部と植物生体の外部低電位部とを前記通電体で直結させて、又は、生体外部より反対側の外部まで略直角に貫通させて、植物生体の内部と外部の電位差を小さくして平衡的な電位分配を図るステップと、
    前記複数の通電体に1.5〜100Vの電圧を印加させ植物生体の表皮サイドの電位を増大させ、植物生体の機能的活性化と成長を促すステップと、
    を備えたことを特徴としたニードル農法。
  2. 前記通電体に、フォトダイオードのいずれかの端子を接続したことを特徴とする請求項1に記載のニードル農法。
  3. 前記通電体に、フォトトランジスタ又は太陽光発電用トランジスタのドレイン端子もしくはソース端子を接続したことを特徴とする請求項1に記載のニードル農法。
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