JP2005073680A - 電気と植物による二酸化炭素の固定方法 - Google Patents

電気と植物による二酸化炭素の固定方法 Download PDF

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具明 大塚
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Abstract

【課題】 地球上の二酸化炭素の削減は絶対的な地球人の責任である。現状を放置すれば地球温暖化が進み、100年もすると地球は破滅するという学者もいる中で、京都議定書も実施に於いては進展しない状況にある。2012年までの削減計画があるものの実施は相当の難題であると言い乍ら放置は絶対に許されない現状にある。
【解決手段】 植物に最も経済的な電気エネルギーを導入して植物の力を借りてまで二酸化炭素の削減が必要である。従って、地球人の1人として、ささやか乍ら責任の一環として答えるものである。
【選択図】 図1

Description

発明の詳細な説明
植物体の活性化に伴う自然環境の改善に関する二酸化炭素の削減と生活環境の改善に関する。
植物は酸素の供給者として酸素の浪費者である動物の生存と不可分の関係にある。特に近年では二酸化炭素の増加に伴う地球温暖化防止の見地から、森林の保護の必要性は国際的にもクローズアップされている。
国際会議に基づく京都議定書では、2012年までに現行の6%の二酸化炭素の削減を約束し、その中で3,9%は森林で処理することを日本国は宣言しているが、専門家の情報ではとても現行の興廃した森林状況では不可能と言われている。従って、自然環境の悪化は益々深刻化して、人の生命にも及ぶ大きな社会問題である。
発明が解決しようとする課題
我が国では、マツノザイセンチウによる松の立ち枯れ病が発生し各地で大被害となり、日本政府は時限立法による約1,000億円を投じて、農薬(スミチオン)を空中散布したが、効果は全くなく未だに被害は続行しており、地方に依っては松の木を見ることすら困難視される状況にある。
本発明は、非常に簡単な方法で、しかも労力も費用も安価で安直な方法で「松の木枯れ病」を乾電池での治療実績がある。本発明者が先の発明に係わる「特開平7−213158、電気に依る植物生長方法」を一歩進めて植物体の活性化を図り「二酸化炭素の固定化と還元植物」の創作で「二酸化炭素の削減」を課題の解決と目的とする。
(1)概念
生存する植物の全てが、自家発電作用で生長しているが、その発電作用を人為的な技術操作で「植物体の活性化」を図り、従来に倍加する二酸化炭素の固定化を促進し、以て二酸化炭素の削減を目的とする。
(2)概要
植物体に印加する方法技術を以て複数個所に改めた印加で、植物体に電気刺激や走電性を加えて、植物機能の活性化を図り生体バランスの改善が恒常的な「動的平衡」を以てより二酸化炭素の固定化を促進するものである。
植物体とは
原野の自然草、雑草、野菜、果菜、花木、自然林木、人工林木、低木、高木等の生存する植物全般を言う。
適用電源
乾電池、蓄電池、太陽電気、風力電気、インバター、コンバター電気、パルス電気、植物電気、AC,DCの低電圧等を用いる。
適用形態
植物体が有する電気エネルギーは、培地と植物体との関連が起因している。即ち、細根部より稍頂に向かって流れたり、稍頂から細根部に流れたりしている。
従って、電気を培地から培地に印加しても(+)か(−)かのいずれかの電気が植物体に流れることになる。((+)(−)の中央部に植物体を置いた時)
植物体の電気エネルギーのパワーアップとは(+)、(−)を問わず培地と植物体との電位差にある。
従って、植物体の近傍に人為的な電気が印加されると植物体が有する電気エネルギーに加算されることになるが、その電気エネルギーの強、弱でなく対象植物体の好む親電位差が肝要である。
結論的には、対象植物体の持つ電気エネルギーの何%のパワーアップを図るのか、何%の電位差を図るかが一つの技術的な配慮であるが、実施面から言うと約従来の20%〜30%のパワーアップが最適であるが、対象植物体により大差がある。
植物体の測定方法についても、対象植物により多面的であるが、本来の電気エネルギーの20%〜50%のエネルギーを仮定した設置方法が無難である。
例えば、培地に対して「稍頂、枝、葉、幹、果実、花」の測定方法がある。重要なことは、測定電位差と電源の選定も肝要であるる
用途面にあっては多岐、多様である。即ち、植物の全般に及ぶからである。例えば、衰弱した植物の賦活、老衰した樹林の若返り、病微樹木の回復及び治療、果実の増収、味覚の改善、花木、葉菜、根菜、果菜の活性化と増収に加え、山林(自然林、植有林)、果樹園、公園、街路樹(道路、高速道路等)、ゴルフ場、庭園、神社、仏閣、学校、田、畑の野菜、水耕野菜、雑草地、牧草地などの植物。
植物が生長する電気的な理由については次のように仮定される。即ち、植物体が本来的に持つ個々の電気的エネルギーは、植物体機能の良否を司る一つのパロメーターである。
例えば、植物体に印加するパワーアップは、植物体の全体に波及し、その反応は植物機能に反映される。従って、植物体の各作用の働きが活発化するから植物体の成長力が生まれてくる。
然も、印加反応は、通電と共に各作用に速効的に反映されるから短時的な成長効果が期待できる。
樹木にあっては、吸水から蒸散に至る吸水作用が最大の難点とされている。(水ストレス)又最大のエネルギーの消失と言われている。(クチクラ蒸散)
本発明は、この吸水作用の流れを考慮して同調的な電流構成を図る。即ち、培地に陽極(+)を印加し植物体(地上部)に陰極(−)を印加する方式を基本にしている。又、培地から植物体の通導組織は伝導性の電解質で繋がっている同水溶液である。
従って、電気分解法に基く陽極(酸化)を培地に印加(根圏微生物は(−)が大半)接続して走電性による微生物の集中を図る。他方の陰極(還元)を樹体幹部に接続(印加)し、地上植物体の負圧を図り、「気体養分と光エネルギー」の吸収効果を図る構成である。即ち、「細根部よりの吸水作用を容易化し、培地環境の改善を図り、樹体(地上部)の光合成を促進する」方法を人為的に構成する手段が「衰弱樹木や病微樹木」の賦活や回復の原因となるのである。
従って、現下の興廃した「森林、林野」などの現場に太陽電気や風力電気を設置して本発明の印加方法を実施すると、従来の数倍の「二酸化炭素の固定」が可能になる筈である。然も、植物体の改善に伴う機能や作用の促進とエネルギーの軽減による光合成や同化作用等の促進が起こり「生体バランス」が整い「動的平衡」が生まれ、恒常的な成長が生まれるのである。
従って、「木材の材質の改善による重くて堅牢な建築材」が生まれて、利用度が広く、外材をしのぐ製品化が促進されるのである。
従って、「古く長期の利用」が「二酸化炭素の固定」を確保されるから、二酸化炭素の削減に大きく貢献できるのである。
以下、実施例による発明実施の態様の説明をするが、例示は単なる説明用のもので、発明思想の制限又は限定を意味するものではない。
(1)実施例
キヨチクトウの稍頂より約25cmの幹部を切断した実施の試験木(同木、同形状、同計量木、2本)を用いて比較実施して見た。
ガラスコップを培地として、水を入れ実施木の下部を水中に浸して、その後を比較して見た。
(1)実施コップ、試験木9,1g=実施後60日目9,6g
(1,5vの太陽電池を印加、水中(+)、幹部(−))
(2)非実施コップ、試験木9,1g=実施後60日目9,2g
結果は実施60日間で0,4gの差(重量差)
(2)実施例
マツの樹齢35年生を使って平成7年8月20日より平成8年8月20日まで比較実施をして見た。
(1)マツの木樹齢35年、胸高周33cm=34,1cm
(乾電池3v、培地(+)、幹部3ケ所(−)を印加)
(2)マツの木(非実施)樹齢35年、胸高周32cm=32,4cm
結果は実施後1年で0,7cmの成長差
(3)実施例
スギの樹齢30年を使って平成7年8月20日より平成8年8月20日まで比較実施をして見た。
(1)実施スギ、樹齢30年、胸高周35,5cm=37cm
(乾電池4,5v、培地(+)、幹部3ケ所(−)を印加)
(2)非実施スギ、樹齢30年、胸高周36cm=36,5cm
結果は実施後1年間で1cmの成長差
発明の効果
電気分解法を用いた植物体に対する印加方法は、陽極(+)を接地して、微生物の集中を図り、養分の吸収を促進し、陰極(−)を植物体の幹部に接続(2,3ケ所)して、生体バランスを整えて還元野菜や還元果実の創作である。
従って、腐食タイムの長い新鮮な植物は、健康的にも商品的にも優れた野菜や果実が誕生するのである。
又、樹木では堅牢な建築材の誕生で、利用度の拡大で二酸化炭素の固定に大いに貢献することが出来る。
従って、これからの自然環境の改善や保全と生活環境の改善に大いに貢献できる発明である。
本発明を樹木に電気と印加の方法を施した状態を示す断正面図 本発明を野菜(大豆)に電気と印加の方法をを施した状態を示す断正面図 本発明を森林に電気と印加の方法を施した状態を示す断正面図 本発明を畑(白菜)に電気と印加の方法を施した状態を示す断正面図 本発明の自家電気による活性化方法を施した状態を示す断正面図
符号の説明
1 接地印家具(金属)
2 腹巻(バンド)
3 乾電池BOX
4 電線
5 太陽電池
6 培地
7 樹木
8 野菜(大豆)
9 野菜(白菜)

Claims (3)

  1. 植物体に電気を直接又は間接的に印加(通電)して植物体の活性化を図り、以て二酸化炭素の固定を促進することを特徴とした電気と植物による二酸化炭素の固定方法。
  2. 植物体に対する印加は、陰、陽、共に単独又は複数箇所を以て植物体の活性化を図る請求項1の電気と植物による二酸化炭素の固定方法。
  3. 植物体の根際又は幹部に、通電可能な帯状の腹巻(バンド)に自家電気を複数印加で生体バランスの改善による活性化を図る請求項1,2の電気と植物による二酸化炭素の固定方法。
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