JP5131302B2 - 回転制御装置 - Google Patents
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Description
<第一実施例>
本実施例の画像形成装置1は、インクジェットプリンタであり、図1に示すように、給紙機構10と、用紙搬送機構20と、印字機構30と、装置全体を統括制御する制御部50と、給紙機構10に動力を付与する直流モータであるASFモータM1と、ASFモータM1を駆動する駆動回路DR1と、用紙搬送機構20に動力を付与する直流モータであるLFモータM2と、LFモータM2を駆動する駆動回路DR2と、印字機構30に動力を付与する直流モータであるCRモータM3と、CRモータM3を駆動する駆動回路DR3と、記録ヘッド31を駆動する駆動回路DR4と、を備える。
尚、αは、搬送ローラ201の回転速度が設定速度Vcに誤差なく一致する時に得られる第一エンコーダ信号Aのパルス幅Wである。このようにパルス幅Y[i]を補正するのは、制御誤差によって搬送ローラ201の実速度が設定速度Vcからずれるためである。
続いて、第二実施例について説明する。但し、第二実施例の画像形成装置1は、第一実施例の原点設定部77に代えて、図7に示す原点設定部78を備える程度のものである。従って、以下では、第一実施例と同一構成の部位については同一符号を付して説明を省略し、原点設定部78の構成のみを選択的に説明する。
<第三実施例>
続いて、第三実施例について説明する。但し、第三実施例の画像形成装置1は、図9に示すように第二実施例の書込制御部785及び主原点設定部787及び計測データ記憶部786に代えて、主原点設定部791及び最小パルス情報記憶部793を備える程度のものである。従って、以下では、第二実施例と同一構成の部位については同一符号を付して説明を省略し、原点設定部78に代わる原点設定部79の構成のみを選択的に説明する。
Claims (9)
- 第一及び第二のローラと、
前記第一及び第二のローラに共通して設けられ、前記第一及び第二のローラを回転駆動する駆動手段と、
前記第一のローラと同期して回転する第一の回転板を有し、この第一の回転板に形成されたスリットを読み取って、読取結果に応じた第一のエンコーダ信号を出力するインクリメンタル型エンコーダである第一のエンコーダと、
前記第二のローラと同期して回転する第二の回転板を有し、この第二の回転板に形成されたスリットを読み取って、読取結果に応じた第二のエンコーダ信号を出力するインクリメンタル型エンコーダである第二のエンコーダと、
前記第一及び第二のエンコーダ信号に基づき、前記駆動手段を通じて、前記第一及び第二のローラの回転を制御する制御手段と、
を備え、
前記第一の回転板のスリット数L1及び前記第二の回転板のスリット数L2及び前記第一のローラと前記第二のローラとの回転比R1:R2は、値(R1×L1)と値(R2×L2)とが互いに素となるように設定され、
前記制御手段は、
前記駆動手段を通じて、前記第一及び第二のローラを、少なくとも前記第一のローラがR1周し前記第二のローラがR2周する周期である特定周期分回転させ、この回転によって出力される前記第一及び第二のエンコーダ信号に基づき、前記特定周期において前記第一のエンコーダ信号と前記第二のエンコーダ信号との差分信号が特定状態を採る時点を、当該特定周期内の他の時点における前記差分信号の状態と比較することにより特定し、前記差分信号が特定状態を採る時点での前記第一及び第二のローラの回転位置を原点位置に設定する原点位置設定手段
を有し、前記原点位置設定手段によって前記原点位置が設定されると、前記原点位置を基準にして、前記第一及び第二のエンコーダ信号に基づき、前記第一及び第二のローラの回転位置を特定して、前記第一及び第二のローラの回転を制御する構成にされ、
前記原点位置設定手段は、
前記差分信号に含まれる正パルス及び負パルスの内、予め定められた一方のパルスである特定種パルスのパルス幅を計測するパルス幅計測手段
を有し、前記パルス幅計測手段の計測結果に基づき、前記差分信号が特定状態を採る時点としての、前記特定周期の前記差分信号に含まれる前記特定種パルスの一群の内、前記パルス幅が所定順位の前記特定種パルスが生じた時点での前記第一及び第二のローラの回転位置を前記原点位置に設定すること
を特徴とする回転制御装置。 - 前記原点位置設定手段は、前記パルス幅が所定順位の前記特定種パルスとして、前記パルス幅が最大又は最小の前記特定種パルスが生じた時点での前記第一及び第二のローラの回転位置を前記原点位置に設定すること
を特徴とする請求項1記載の回転制御装置。 - 前記原点位置設定手段は、
前記第一及び第二のローラの少なくとも一方の初期位置を基準とした回転位置であって前記特定種パルスの発生時点での回転位置、及び、前記パルス幅計測手段によって計測された当該特定種パルスのパルス幅を記憶する記憶手段と、
前記パルス幅計測手段により計測された最新の前記パルス幅が、前記記憶手段が記憶する前記パルス幅よりも小さい場合には、前記記憶手段が記憶する前記回転位置及び前記パルス幅を、前記最新のパルス幅が計測された前記特定種パルスの発生時点での前記初期位置を基準とした回転位置、及び、当該最新のパルス幅に更新する更新手段と、
を有し、
前記駆動手段を通じて、前記第一及び第二のローラを少なくとも前記特定周期分回転させることにより生じる前記更新手段の動作によって、この回転後に前記記憶手段が保持している前記回転位置を、前記原点位置に設定することにより、前記パルス幅が最小の前記特定種パルスが生じた時点での前記第一及び第二のローラの回転位置を前記原点位置に設定すること
を特徴とする請求項2記載の回転制御装置。 - 前記原点位置設定手段は、
前記第一及び第二のローラの少なくとも一方の初期位置を基準とした回転位置であって前記特定種パルスの発生時点での回転位置、及び、前記パルス幅計測手段によって計測された当該特定種パルスのパルス幅を記憶する記憶手段と、
前記パルス幅計測手段により計測された最新の前記パルス幅が、前記記憶手段が記憶する前記パルス幅よりも大きい場合には、前記記憶手段が記憶する前記回転位置及び前記パルス幅を、前記最新のパルス幅が計測された前記特定種パルスの発生時点での前記初期位置を基準とした回転位置、及び、当該最新のパルス幅に更新する更新手段と、
を有し、
前記駆動手段を通じて、前記第一及び第二のローラを少なくとも前記特定周期分回転させることにより生じる前記更新手段の動作によって、この回転後に前記記憶手段が保持している前記回転位置を、前記原点位置に設定することにより、前記パルス幅が最大の前記特定種パルスが生じた時点での前記第一及び第二のローラの回転位置を前記原点位置に設定すること
を特徴とする請求項2記載の回転制御装置。 - 前記原点位置設定手段は、
前記特定周期の間に生じた前記特定種パルスの夫々について、前記第一及び第二のローラの少なくとも一方の初期位置を基準とした回転位置であって当該特定種パルスの発生時点での回転位置、及び、前記パルス幅計測手段によって計測された当該特定種パルスのパルス幅を記憶する記憶手段
を備え、
前記記憶手段が記憶する前記パルス幅及び前記回転位置に基づき、前記特定周期の間に生じた前記特定種パルスの一群の内、前記記憶手段が記憶する前記パルス幅が所定順位の前記特定種パルスについて前記記憶手段が記憶する前記回転位置を、前記原点位置に設定すること
を特徴とする請求項1又は請求項2記載の回転制御装置。 - 前記原点位置設定手段は、前記第一及び第二のローラが定速回転するように、前記駆動手段を通じて前記第一及び第二のローラの回転を制御し、この回転制御時に出力された前記第一及び第二のエンコーダ信号を用いて、前記原点位置を設定すること
を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の回転制御装置。 - 前記原点位置設定手段は、
少なくとも前記第一のエンコーダ信号及び前記第二のエンコーダ信号のいずれか一方のエンコーダ信号に基づき、前記第一及び第二のローラの回転速度を計測する速度計測手段と、
前記速度計測手段による計測結果に基づき、前記パルス幅計測手段により計測されたパルス幅の夫々に対して、当該パルス幅に対応する前記特定種パルスの発生時点での前記回転速度に比例する補正係数を作用させることによって、前記パルス幅の夫々を、前記回転速度が一定である時に得られる前記パルス幅に対応した値に補正する補正手段と、
を有し、前記補正手段によって補正された前記パルス幅に基づき、前記原点位置を設定すること
を特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の回転制御装置。 - 前記原点位置設定手段は、
前記パルス幅計測手段によって計測された前記所定順位のパルス幅と隣接順位のパルス幅との差分、及び、前記パルス幅の計測誤差に基づき、計測された前記パルス幅に基づく原点位置の設定が適切であるか否かを判断する適否判断手段
を有し、
前記適否判断手段により前記原点位置の設定が適切であると判断された場合には、計測された前記パルス幅に基づき前記原点位置の設定を行う一方、
前記適否判断手段により前記原点位置の設定が適切ではない判断された場合には、前記駆動手段を通じて、前記第一及び第二のローラを、今回前記パルス幅の計測に用いた前記第一及び第二のエンコーダ信号の出力時における前記第一及び第二のローラの回転速度よりも低い回転速度で回転させることによって、再度、当該回転により出力される前記第一及び第二のエンコーダ信号に基づいて前記パルス幅計測手段が計測したパルス幅を取得すること
を特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の回転制御装置。 - 前記第一のローラは、搬送経路上流から供給されたシートを下流に搬送する搬送ローラであり、
前記第二のローラは、前記第一のローラから搬送されてくる前記シートを下流へと搬送する前記第一のローラよりも搬送経路下流に設けられた搬送ローラであり、
前記制御手段は、前記駆動手段を通じた前記第一及び第二のローラの回転制御によって、前記シートを前記搬送経路の上流から下流へ搬送する手段であること
を特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の回転制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010083386A JP5131302B2 (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | 回転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010083386A JP5131302B2 (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | 回転制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011213451A JP2011213451A (ja) | 2011-10-27 |
JP5131302B2 true JP5131302B2 (ja) | 2013-01-30 |
Family
ID=44943606
Family Applications (1)
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JP2010083386A Active JP5131302B2 (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | 回転制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5131302B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH08271286A (ja) * | 1995-03-28 | 1996-10-18 | Japan Steel Works Ltd:The | 絶対位置検出機能を有する回転型インクリメンタルエンコーダ |
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2010
- 2010-03-31 JP JP2010083386A patent/JP5131302B2/ja active Active
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JP2011213451A (ja) | 2011-10-27 |
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