JP5131031B2 - 光送信装置および光通信システム - Google Patents

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Description

この発明は、入力データをRZパルスに成形された光信号へ変換し、同一波長である二つの光信号を、偏光状態を直交状態にして合波して送信する光送信装置、および、当該光送信装置と、光信号の送信対象である光受信装置とを有する光通信システムに関する。
従来、光通信において、光ファイバに波長の異なる複数の光信号を同時に通過させ、大容量の情報を伝送するWDM(Wavelength Division Multiplex)が知られている。
WDMでは、一般的には、波長数を増やしたりチャネル間隔を狭めたりすることで、一度に伝送できる情報の容量が増えるが、さらに容量が増える方法として、同一波長である二つの光信号の偏光状態を直交状態にして合波する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
光信号を受信する光受信装置は、上記のような合波光を受け取ると、二つの光信号に分離し、各々に対して信号処理を行ってデータを取得する。
特開平9−23193号公報 L.E.Nelson and Herwig Kogelnik、"Coherent crosstalk impairments in polarization multiplexed transmission due to polarization mode dispersion"、[online]、[平成20年4月14日検索],インターネット<URL:http://www.opticsinfobase.org/DirectPDFAccess/4BD0CFFB-BDB9-137E-C91CB1778E909AAC_63523.pdf?da=1&id=63523&seq=0&CFID=1355171&CFTOKEN=65790645>
ところで、上記のような合波光が光ファイバ中を長距離に渡って通過すると、光ファイバの特性である偏波分散により、二つの光信号の偏波関係が直交状態から崩れ、光信号同士が相互に影響を与え合うようになる。その結果、光受信装置において分離された光信号は、一つの光信号として送信された場合と比較して品質が著しく劣化する。
二つの光信号の偏光状態を直交状態にして合波する場合、光受信装置は、劣化の著しい光信号に対して信号処理を行わざるをえないので、データの内容に誤りが発生してしまうという問題があった。そこで、偏波分散により、二つの光信号の偏光状態が直交状態から崩れても、光信号同士が相互に与え合う影響を抑えることが課題とされていた。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、光信号同士で与え合う影響が軽減される合波光を送信することが可能な光送信装置、光通信システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この装置は、入力データをRZパルスに成形された光信号へ変換し、同一波長である二つの光信号を、偏光状態を直交状態にして合波して送信する光送信装置であって、前記RZパルス成形を行うパルス成形手段を駆動させる周期的な電圧変動としてのクロック信号に変化を与えるクロック信号変形手段と、前記クロック信号変形手段を制御して前記クロック信号のデューティを調節するデューティ調節手段と、を備えたことを要件とする。
また、この装置は、入力データをRZパルスに成形された光信号へ変換し、同一波長である二つの光信号を、偏光状態を直交状態にして合波して送信する光送信装置であって、前記RZパルス成形を行うパルス成形手段に印加された基準のバイアス電圧値に偏差を与えるバイアス電圧変化手段と、前記バイアス電圧変化手段を制御して前記偏差を調節する偏差調節手段と、を備えたことを要件とする。
また、このシステムは、入力データをRZパルスに成形された光信号へ変換し、同一波長である二つの光信号を、偏光状態を直交状態にして合波して送信する光送信装置と、前記光信号の送信対象である光受信装置とを有する光通信システムであって、前記光受信装置は、前記光信号の誤り率を前記光送信装置に通知する通知手段を備え、前記光送信装置は、前記RZパルス成形を行うパルス成形手段を駆動させる周期的な電圧変動としてのクロック信号に変化を与えるクロック信号変形手段と、前記クロック信号変形手段を制御し、前記通知手段によって通知された誤り率に基づいて前記クロック信号のデューティを調節するデューティ調節手段と、を備えたことを要件とする。
また、このシステムは、入力データをRZパルスに成形された光信号へ変換し、同一波長である二つの光信号を、偏光状態を直交状態にして合波して送信する光送信装置と、前記光信号の送信対象である光受信装置とを有する光通信システムであって、前記光受信装置は、前記光信号の誤り率を前記光送信装置に通知する通知手段を備え、前記光送信装置は、前記RZパルス成形を行うパルス成形手段に印加された基準のバイアス電圧値に偏差を与えるバイアス電圧変化手段と、前記通知手段によって通知された誤り率に基づいて、前記バイアス電圧変化手段により、前記偏差を調節する偏差調節手段と、を備えたことを要件とする。
開示の装置は、偏波多重された光信号同士で互いに及ぼす影響が小さくなるようにRZパルスの波形のデューティが変化するので、偏波分散による品質劣化を抑えることが可能となる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る光通信システムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、図1を用いて光通信システムの概要を説明する。図1は、光通信システムの概要を説明するための図である。
図1に示すように、光通信システムは、光送信装置100と、光受信装置200と、光送信装置100と光受信装置200を接続する光ファイバ300とを有する。
光送信装置100は、データ10およびデータ20を入力される。データ10およびデータ20は、電気信号であり、例えば、図示しない端末から送信され、ネットワーク(公衆電話網やインターネット等)を経由して光送信装置100に入力される。
光送信装置100は、入力データを電気信号から光信号に変換するが、データ10については光信号生成部110で、データ20については光信号生成部120でそれぞれ同一波長の光信号に変換されるものとする。そして、光送信装置100は、偏波合成部130により、各光信号の偏光状態を直交状態にして、二つの光信号を合波する。つまり、データ10の光信号の振動方向に対し、データ20の光信号の振動方向が90度傾くことになる。そして、光送信装置100は、偏波合成部130で合波された光信号のほか、図示しない他の偏波合成部で合波されたそれぞれ波長の異なる光信号を、合波部140にて多重化し、光受信装置200に送信する。
光受信装置200は、多重化された光信号を受信すると、分波部210によって各波長の光信号へ分離する。そして、光受信装置200は、データ10およびデータ20を元に生成された光信号の合波光である光信号については、偏波調整部220にて偏光状態が調整された後、偏波分離部230へ入力する。そして、光受信装置200は、偏波分離部230によって、二つの光信号へ分離し、一つの光信号を光信号処理部240で、他方の光信号を光信号処理部250で電気信号に変換することで、データ10およびデータ20として取得する。データ10およびデータ20は、例えば、ネットワークを経由して図示しない端末へ送信される。以上が光通信システムの概要である。
上記した光送信装置100で合波された各光信号の偏波状態は、合波光が送信された直後には直交状態であるが、合波光が光ファイバ中を通過するにつれて直交状態ではなくなっていく。この関係は、非特許文献1の11式に示されている。
非特許文献1によれば、偏光状態を直交状態にして合波する二つの光信号をA、Bとした場合、偏波分散(Polarization Mode Dispersion:PMD)の影響により、光受信装置200側で受信される光信号Aは、数1となる。
Figure 0005131031
この数1の右辺の第2項が、光信号Bが光信号Aに及ぼす影響である。ここで、Δτは、群遅延時間差(Differential Group Delay:DGD)である。
偏光状態を直交状態にする二つの光信号A、Bに対する変調方式が、例えば、RZ−DPSK(Differential Phase Shift Keying)であった場合には、CW(Current Wave)光を強度変調するので、光信号A、Bは、ほぼSIN波であり、その時間微分は、COS波となる。図2には、RZ−DPSKで変調された光信号Aが光信号Bに及ぼす影響を示す。図2に示すように、光信号Aの波形(RZ波形)における山の中央部から4分の1周期遅れたところにピークを持つ波形が、一方の偏波多重された光信号Bへ影響を及ぼす。
図3を用いて、光信号Aが光信号Bに及ぼす影響を具体的に説明する。図3では、光信号Bが、横軸に時間、縦軸に光の強度をとった場合の波形30として示され、光信号Aが、同様に、波形40として示されている。また、光信号Aが光信号Bに及ぼす影響は、波形41として示されている。例えば、波形30において、点50および点60で示される部分の強度には、波形41において、点70および点80で示される部分の強度が加わる。なお、図3では、光信号Aと光信号Bの位相関係をほぼ同位相としているが、位相関係がずれれば、波形30の異なる部分に対して点70および点80で示す部分の強度が加わる。
光受信装置200は、RZ波形の中心部分で1、0を判定するので、一方の偏波多重された光信号への影響が図3に示すように及んでしまう場合に、最も問題が大きくなる。そこで、RZ波形のデューティを変化させることで、中心部分に影響が及ばないようにする。図4を用いてデューティの定義について説明する。図4に示すように、横軸に時間、縦軸に光の強度をとった任意の光信号の波形90で説明すると、1周期のうち、光の強度が、谷の底点における強度(C)と山の頂点における強度(D)の平均値((C+D)/2)を上回る期間(T)の割合(T/1周期)である。
つまり、図5−1に示すように、デューティが50%である光信号AのRZ波形における山は、頂上部分がとがった形をしているが、デューティを70%に変化させることで、図5−2に示すように、頂上部分がなだらかになるようにする。
RZ波形を時間微分した波形が光信号Bに及ぶ影響であるが、図5−1に示すように、デューティが50%の光信号Aを時間微分した波形では、光信号Bに及ぶ影響がほとんどない期間は、非常に短い。しかし、図5−2に示すように、デューティが70%の光信号Aを時間微分した波形では、光信号Bに及ぶ影響がほとんどない期間が長い。光信号Aと光信号Bの位相関係が同位相であれば、中心部分には影響がほとんど及ばなくなる。したがって、光送信装置100が、各光信号をRZパルスに成形する場合に、図5−2に示すような波形に成形すれば、一方の光信号が他方の光信号に与える影響を抑えることが可能となる。
図6を用いて、実施例1に係る光送信装置の構成を説明する。図6は、実施例1に係る光送信装置の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、光送信装置100は、閾値指定部150と、光信号生成部160A1〜160Anと、偏波合成部170A1〜170Am(mは、nの2分の1)と、合波部180とを備える。光信号生成部160A1および光信号生成部160A2は、図1で示した光信号生成部110および光信号生成部120に対応し、偏波合成部170A1は、偏波合成部130に対応し、合波部180は、合波部140に対応する。
閾値指定部150は、後述する波形変換部302に所定値を与えることでデューティの変化の度合いを制御する。具体的には、閾値指定部150は、図1で示した光受信装置200における光信号の誤り率に基づいて、波形変換部302が用いる閾値を決定して波形変換部302に出力する。
例えば、閾値指定部150は、光受信装置200から一定の間隔で誤り率情報を受信し、誤り率を所定値と比較する。そして、閾値指定部150は、誤り率が所定値を超える場合には、波形変換部302に対して閾値「0.2」を出力し、誤り率が所定値以下である場合には、閾値「0.5」を出力する。なお、現に受信した誤り率と、先に受信した誤り率との比較結果に基づいて閾値を決定するようにしてもよい。誤り率としては、例えば、図1で示した光通信システムでFEC(Forward Error Correction)が行なわれる場合には、光受信装置200において、誤り訂正を行う処理部で算出された値を用いる。
なお、閾値指定部150は、誤り率に基づいて、波形変換部302に対して閾値の送信を行う処理部として、光受信装置200に設置されるものであってもよい。
光信号生成部160A1〜160Anは、光送信装置100に入力されたデータを電気信号から光信号に変換する信号処理部であり、マルチプレクサ301と、波形変換部302と、増幅部303と、バイアス電圧印加部304と、パルスカーバー部305と、プリコーダ306と、増幅部307と、バイアス電圧印加部308と、位相変調部309と、光源310とを備える。また、光信号生成部160A1〜160Anは、2つずつで一組となり、一組の光信号生成部は、それぞれ同一波長で光信号を生成する。光信号の波長は、一組の光信号生成部ごとに異なる。
マルチプレクサ301は、複数の信号線から同時に複数のビットを受け付け、信号線で接続されたプリコーダ306へデータを出力する。また、マルチプレクサ301は、パルスカーバー部305を駆動させる周期的な電圧変動としてのクロック信号も受け付けており、クロック信号については、プリコーダ306を介して波形変換部302へ出力される。クロック信号は、例えば、専用の装置を設置し、光送信装置100へ送信する。
波形変換部302は、クロック信号に変化を与える機能を有し、例えば、AND回路で実現される。具体的には、波形変換部302は、閾値指定部150から閾値を与えられ、入力されたクロック信号の電圧がその閾値を上回るか下回るかで、1または0を判定する。
図7を用いて、波形変換部302がクロック信号に与える変化を説明する。図7に示すように、波形変換部302には、実線の波形で示されるようなクロック信号が入力される。ここで、例えば、波形変換部302は、閾値として「0.2」を与えられると、区間17aでは、1と判定し、区間17bでは、0と判定する。その結果、波形変換部302からは、図7の点線の波形で示されるようなクロック信号が出力される。波形変換部302に与えられる閾値の初期値については、例えば0.5とする。クロック信号は、増幅部303で増幅された後、パルスカーバー部305に入力される。
ところで、図7において、波形変換部302に入力されたクロック信号と、波形変換部302から出力されたクロック信号とのデューティを比較すると、波形変換部302から出力されたクロック信号のほうが大きい。パルスカーバー部305におけるRZパルスの成形は、クロック信号に基づいて行なわれる。よって、クロック信号のデューティを大きくすることで、例えば、RZ波形のデューティを50%から70%へ変化させることができる。こうすることで、上述したように、一方の光信号が他方の光信号に与える影響を抑えることができる。
バイアス電圧印加部304は、パルスカーバー部305を駆動させるバイアス電圧をパルスカーバー部305に印加する。
パルスカーバー部305は、バイアス電圧印加部304によって印加される電圧およびクロック信号で駆動し、位相変調部309から出力された光をRZパルスに成形する。パルスカーバー部305は、例えば、LN(LiNbO3)変調器で実現される。
プリコーダ306は、マルチプレクサ301からデータを受け取ると、1ビットシフトしたデータと、元のデータとの排他的論理輪を計算し、計算結果のデータを生成する。そして、プリコーダ306は、生成したデータに基づく電圧とともに、電圧値を反転した電圧を位相変調部309に印加する。増幅部307は、プリコーダ306が印加する電圧を増幅する。
バイアス電圧印加部308は、位相変調部309を駆動させるバイアス電圧を位相変調部309に印加する。
位相変調部309は、バイアス電圧印加部308およびプリコーダ306によって印加される電圧で駆動し、光源310が出力するCW光をDPSK(Differential Phase Shift Keying)方式で位相変調する。位相変調された光信号は、上述したパルスカーバー部305に入力される。位相変調部309についても、例えば、LN変調器で実現される。なお、変調方式は、DQPSK(Differential Quadrature Phase Shift Keying)であってもよい。
偏波合成部170A1〜170Amは、2つの光信号生成部からそれぞれ同一波長の光信号を受け取り、各光信号の偏光状態を直交状態にして、二つの光信号を合波する。
合波部180は、偏波合成部170A1〜170Amから出力されたそれぞれ波長の異なる合波光を受け取り、WDM(Wavelength Division Multiplex)方式で多重化して光ファイバに出力する。
次に、図8を用いて閾値指定部150が行なう処理動作を説明する。図8は、閾値指定部150が行なう処理の流れを示すフローチャートである、図8に示した処理フローは、誤り率を受信するたびに繰り返し実行される。
まず、閾値指定部150は、誤り率と所定値を比較し(ステップS101)、誤り率が所定値を超えるか否かを判断する(ステップS102)。
そして、閾値指定部150は、誤り率が所定値を超える場合には(ステップS102肯定)、第1の閾値(例えば0.2)を波形変換部302に出力し(ステップS103)、処理を終了する。一方、閾値指定部150は、誤り率が所定値以下である場合には(ステップS102否定)、第2の閾値(例えば0.5)を波形変換部302に出力し(ステップS104)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例1では、パルスカーバー部305を駆動させるクロック信号に変化を与え、クロック信号のデューティを調節する。パルスカーバー部305におけるRZパルスの成形は、クロック信号に基づいて行なわれるので、クロック信号のデューティを大きくすることで、RZ波形のデューティも大きくすることができる。その結果、一方の光信号が他方の光信号に与える影響を抑えることができる。
また、本実施例1では、光信号の送信対象である光受信装置200に受信された光信号の誤り率に基づいてクロック信号のデューティを調節するので、光信号の誤り率が低くなるようにデューティを設定することが可能となる。
実施例1では、パルスカーバー部305に印加するクロック信号を変化させることで、RZ波形のデューティを変化させる場合を説明したが、実施例2では、以下に説明する別の方法でRZ波形のデューティを変化させる。
図9−1には、LN変調器の電気光応答特性と呼ばれる波形を示している。LN変調器にクロック信号を印加しない状態でバイアス電圧を変動させた場合に、LN変調器から出力される光の強度をプロットしたものである。
通常、バイアス電圧印加部304がLN変調器としてのパルスカーバー部305に印加するバイアス電圧は、光の強度が最小となるVB1で示す電圧値に設定する。このとき、パルスカーバー部305には、バイアス電圧およびクロック信号に基づいて、VB1で示す電圧値からVπ1で示す電圧値までの範囲で、周期的な電圧が印加される。すると、パルスカーバー部305から出力されるRZパルスは、図9−2の実線で示すような波形となる。
実施例2では、図9−2の実線で示した波形のデューティを変化させるため、パルスカーバー部305に印加するバイアス電圧を、VB1で示す電圧値より少し大きいVB2で示す電圧値にする。このとき、パルスカーバー部305には、バイアス電圧およびクロック信号に基づいて、VB2で示す電圧値からVπ2で示す電圧値までの範囲で、周期的な電圧が印加される。すると、パルスカーバー部305から出力されるRZパルスは、図9−2の点線で示すような波形となる。点線で示した波形は、実線で示した波形よりデューティが大きい。実施例2では、このような方法でRZ波形のデューティを変化させる。
図10は、実施例2に係る光送信装置の構成を示すブロック図である。以下の説明では、既に説明した部分と同様の部分には、既に説明した部分と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図10に示すように、光送信装置100は、光信号生成部160A1〜160Anと、偏波合成部170A1〜170Amと、合波部180と、制御部400とを備える。
そして、光信号生成部160A1〜160Anは、マルチプレクサ301と、増幅部303と、バイアス電圧印加部304と、パルスカーバー部305と、プリコーダ306と、増幅部307と、バイアス電圧印加部308と、位相変調部309と、光源310と、バイアスシフト部311とを備える。
制御部400は、後述するバイアスシフト部311を制御してパルスカーバー部305に印加されるバイアス電圧を基準値とは異なる値に設定する。具体的には、制御部400は、図1で示した光受信装置200における光信号の誤り率に基づいて、バイアスシフト部311によって印加するバイアス電圧値を決定して制御信号を出力する。
なお、制御部400は、誤り率に基づいて、バイアスシフト部311に対して制御信号の送信を行う処理部として、光受信装置200に設置されるものであってもよい。
バイアスシフト部311は、バイアス電圧印加部304によってパルスカーバー部305に印加される基準のバイアス電圧値に偏差を与える。具体的には、バイアスシフト部311は、制御部400から受け取った制御信号に基づいて、バイアス電圧をパルスカーバー部305に印加する。このように、バイアスシフト部311からもバイアス電圧を追加して印加することで、上記したように、クロック信号によってパルスカーバー部305に印加される電圧値の範囲にオフセットを与える。その結果、パルスカーバー部305から出力されるRZパルスのデューティが変化する。
なお、バイアス電圧印加部304は、パルスカーバー部305がLN変調器で実現される場合には、DC(Direct Current)ドリフト対策のために設置される。バイアス電圧印加部304は、所定の動作領域(例えば、図9−1における通常の電圧変動範囲)から動作点が変動した場合、誤差信号を検出して、動作点の変化を修正するようにバイアスを印加する。そこで、バイアス電圧印加部304によって検出される誤差信号にオフセットを与え、クロック信号によってパルスカーバー部305に印加される電圧値の範囲にオフセットを与えるようにしてもよい。
上述してきたように、本実施例2では、パルスカーバー部305に印加するバイアス電圧の基準値に偏差を与えることで、RZ波形のデューティを大きくすることができる。その結果、一方の光信号が他方の光信号に与える影響を抑えることができる。
また、本実施例2では、光信号の送信対象である光受信装置200に受信された光信号の誤り率に基づいて偏差を調節するので、光信号の誤り率が低くなるようにデューティを設定することが可能となる。
実施例1において、RZ波形のデューティを変化させた場合、RZ波形を時間微分した波形で、一方の光信号に及ぶ影響が所定の期間にわたってほぼなくなることを説明した。ところが、図11−1に示すように、偏光状態を直交状態にして合波する光信号A、Bが同位相でない場合には、光信号Aに及ぼす影響として示される波形500において点510や点520で示される部分の強度が、光信号Aを示す波形530において点540や点550で示される部分に加わる。
一方、光信号A、Bが同位相である場合には、図11−2に示すように、波形500において点560で示される部分が、波形530において点570で示される部分に加わる。このように、光信号A、Bが同位相でない場合と、光信号A、Bが同位相である場合を比較すると、光信号A、Bが同位相である場合のほうが中心部分に及ぶ影響が少ないことが明らかである。実施例3では、RZ波形のデューティを変化させるとともに、光信号A、Bの位相関係の調節を行なうこととする。
図12を用いて、実施例3に係る光送信装置の構成を説明する。図12は、実施例3に係る光送信装置の構成を示すブロック図である。以下の説明では、既に説明した部分と同様の部分には、既に説明した部分と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図12に示すように、光送信装置100は、光信号生成部160A1〜160Anと、偏波合成部170A1〜170Amと、合波部180と、制御部600とを備える。
そして、光信号生成部160A1〜160Anは、マルチプレクサ301と、波形変換部302と、増幅部303と、バイアス電圧印加部304と、パルスカーバー部305と、プリコーダ306と、増幅部307と、バイアス電圧印加部308と、位相変調部309と、光源310と、遅延調整部312と、遅延調整部313とを備える。
制御部600は、波形変換部302を制御してクロック信号のデューティを調節するとともに、後述する遅延調整部312および遅延調整部313を制御して光信号生成部160A1から出力される光信号の位相を遅延させる。具体的には、制御部600は、図1で示した光受信装置200における光信号の誤り率に基づいて位相の遅延量を決定し、遅延調整部312および遅延調整部313に対し、決定した遅延量に基づく制御信号を出力する。また、制御部600は、実施例1で説明した閾値指定部150と同様、誤り率に基づいて、波形変換部302が用いる閾値を決定して波形変換部302に出力する。
なお、制御部600は、誤り率に基づいて、波形変換部302に対して閾値の送信を行い、遅延調整部312および遅延調整部313に対して制御信号を送信する処理部として、光受信装置200に設置されるものであってもよい。
遅延調整部312は、プリコーダ306から出力され、LN変調器で実現される位相変調部309を駆動する駆動信号を遅延させる。具体的には、遅延調整部312は、制御部600から受け取った制御信号に基づいて、駆動信号を遅延させる。
遅延調整部313は、プリコーダ306から出力され、LN変調器で実現されるパルスカーバー部305を駆動するクロック信号を遅延させる。具体的には、遅延調整部313は、制御部600から受け取った制御信号に基づいて、クロック信号を遅延させる。
上述してきたように、本実施例3では、パルスカーバー部305から出力される光信号の位相に変化を与える遅延調整部312および遅延調整部313を設置し、光受信装置200における光信号の誤り率に基づいて、各部を制御して位相の遅延量を調節する。こうすることによって、同一波長の光信号を生成する一組の光信号生成部から出力される二つの光信号の位相関係を同位相に保ち、一方の光信号が他方の光信号に与える影響を抑えることができる。
なお、実施例2に係る光送信装置の構成に遅延調整部312および遅延調整部313を追加することでも同様の効果を得ることができる。
以上の実施例1〜3を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)入力データをRZパルスに成形された光信号へ変換し、同一波長である二つの光信号を、偏光状態を直交状態にして合波して送信する光送信装置であって、
前記RZパルス成形を行うパルス成形手段を駆動させる周期的な電圧変動としてのクロック信号に変化を与えるクロック信号変形手段と、
前記クロック信号変形手段を制御して前記クロック信号のデューティを調節するデューティ調節手段と、
を備えたことを特徴とする光送信装置。
(付記2)前記パルス成形手段から出力される光信号の位相に変化を与える位相変化手段と、
前記位相変化手段を制御し、前記光信号の送信対象である光受信装置に受信された光信号の誤り率に基づいて前記位相の遅延量を調節する位相調節手段と、
をさらに備え、
前記デューティ調節手段は、前記誤り率に基づいて前記クロック信号のデューティを調節することを特徴とする付記1に記載の光送信装置。
(付記3)入力データをRZパルスに成形された光信号へ変換し、同一波長である二つの光信号を、偏光状態を直交状態にして合波して送信する光送信装置であって、
前記RZパルス成形を行うパルス成形手段に印加された基準のバイアス電圧値に偏差を与えるバイアス電圧変化手段と、
前記バイアス電圧変化手段を制御して前記偏差を調節する偏差調節手段と、
を備えたことを特徴とする光送信装置。
(付記4)前記パルス成形手段から出力される光信号の位相に変化を与える位相変化手段と、
前記位相変化手段を制御し、前記光信号の送信対象である光受信装置に受信された光信号の誤り率に基づいて前記位相の遅延量を調節する位相調節手段と、
をさらに備え、
前記偏差調節手段は、前記誤り率に基づいて前記偏差を調節することを特徴とする付記3に記載の光送信装置。
(付記5)入力データをRZパルスに成形された光信号へ変換し、同一波長である二つの光信号を、偏光状態を直交状態にして合波して送信する光送信装置と、前記光信号の送信対象である光受信装置とを有する光通信システムであって、
前記光受信装置は、
前記光信号の誤り率を前記光送信装置に通知する通知手段を備え、
前記光送信装置は、
前記RZパルス成形を行うパルス成形手段を駆動させる周期的な電圧変動としてのクロック信号に変化を与えるクロック信号変形手段と、
前記クロック信号変形手段を制御し、前記通知手段によって通知された誤り率に基づいて前記クロック信号のデューティを調節するデューティ調節手段と、
を備えたことを特徴とする光通信システム。
(付記6)入力データをRZパルスに成形された光信号へ変換し、同一波長である二つの光信号を、偏光状態を直交状態にして合波して送信する光送信装置と、前記光信号の送信対象である光受信装置とを有する光通信システムであって、
前記光送信装置は、
所定の制御情報を用いて、前記RZパルス成形を行うパルス成形手段を駆動させる周期的な電圧変動としてのクロック信号に変化を与えるクロック信号変形手段を備え、
前記光受信装置は、
前記光信号の誤り率に基づいて前記制御情報を生成し、前記クロック信号変形手段に送信する制御情報送信手段を備えたことを特徴とする光通信システム。
(付記7)入力データをRZパルスに成形された光信号へ変換し、同一波長である二つの光信号を、偏光状態を直交状態にして合波して送信する光送信装置と、前記光信号の送信対象である光受信装置とを有する光通信システムであって、
前記光受信装置は、
前記光信号の誤り率を前記光送信装置に通知する通知手段を備え、
前記光送信装置は、
前記RZパルス成形を行うパルス成形手段に印加された基準のバイアス電圧値に偏差を与えるバイアス電圧変化手段と、
前記通知手段によって通知された誤り率に基づいて、前記バイアス電圧変化手段により、前記偏差を調節する偏差調節手段と、
を備えたことを特徴とする光通信システム。
(付記8)入力データをRZパルスに成形された光信号へ変換し、同一波長である二つの光信号を、偏光状態を直交状態にして合波して送信する光送信装置と、前記光信号の送信対象である光受信装置とを有する光通信システムであって、
前記光送信装置は、
所定の制御情報を用いて、前記RZパルス成形を行うパルス成形手段に印加された基準のバイアス電圧値に偏差を与えるバイアス電圧変化手段を備え、
前記光受信装置は、
前記光信号の誤り率に基づいて前記制御情報を生成し、前記バイアス電圧変化手段に送信する制御情報送信手段を備えたことを特徴とする光通信システム。
光通信システムの概要を説明するための図である。 RZ−DPSKで変調された光信号Aが光信号Bに及ぼす影響を示す図である。 光信号Aが光信号Bに及ぼす影響を説明するための図である。 デューティの定義を説明するための図である。 デューティが50%である光信号AのRZ波形を示す図である。 デューティが70%である光信号AのRZ波形を示す図である。 実施例1に係る光送信装置の構成を示すブロック図である。 波形変換部がクロック信号に与える変化を説明するための図である。 閾値指定部が行なう処理の流れを示すフローチャートである。 RZ波形のデューティを変化させる別の方法を説明するための図である。 RZ波形のデューティを変化させる別の方法を説明するための図である。 実施例2に係る光送信装置の構成を示すブロック図である。 偏光状態を直交状態にして合波する二つの光信号が同位相でない場合を説明するための図である。 偏光状態を直交状態にして合波する二つの光信号が同位相である場合を説明するための図である。 実施例3に係る光送信装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 光送信装置
110、120、160A1〜160An 光信号生成部
130、170A1〜170Am 偏波合成部
140、180 合波部
150 閾値指定部
200 光受信装置
210 分波部
220 偏波調整部
230 偏波分離部
240 光信号処理部
250 光信号処理部
300 光ファイバ
301 マルチプレクサ
302 波形変換部
303 増幅部
304 バイアス電圧印加部
305 パルスカーバー部
306 プリコーダ
307 増幅部
308 バイアス電圧印加部
309 位相変調部
310 光源
311 バイアスシフト部
312 遅延調整部
313 遅延調整部
400、600 制御部

Claims (6)

  1. 入力データをRZパルスに成形された光信号へ変換し、同一波長である二つの光信号を、偏光状態を直交状態にして合波して送信する光送信装置であって、
    Zパルス成形を行うパルス成形手段を駆動させる周期的な電圧変動としてのクロック信号に変化を与えるクロック信号変形手段と、
    前記クロック信号変形手段を制御して前記クロック信号のデューティを調節するデューティ調節手段と、
    を備えたことを特徴とする光送信装置。
  2. 前記パルス成形手段から出力される光信号の位相に変化を与える位相変化手段と、
    前記位相変化手段を制御し、前記光信号の送信対象である光受信装置に受信された光信号の誤り率に基づいて前記位相の遅延量を調節する位相調節手段と、
    をさらに備え、
    前記デューティ調節手段は、前記誤り率に基づいて前記クロック信号のデューティを調節することを特徴とする請求項1に記載の光送信装置。
  3. 入力データをRZパルスに成形された光信号へ変換し、同一波長である二つの光信号を、偏光状態を直交状態にして合波して送信する光送信装置であって、
    Zパルス成形を行うパルス成形手段に印加された基準のバイアス電圧値に偏差を与えるバイアス電圧変化手段と、
    前記パルス成形手段の動作点が所定の動作領域から変動した場合に検出される誤差信号にオフセットを与えることにより、前記偏差を調節する偏差調節手段と、
    を備えたことを特徴とする光送信装置。
  4. 前記パルス成形手段から出力される光信号の位相に変化を与える位相変化手段と、
    前記位相変化手段を制御し、前記光信号の送信対象である光受信装置に受信された光信号の誤り率に基づいて前記位相の遅延量を調節する位相調節手段と、
    をさらに備え、
    前記偏差調節手段は、前記誤り率に基づいて前記偏差を調節することを特徴とする請求項3に記載の光送信装置。
  5. 入力データをRZパルスに成形された光信号へ変換し、同一波長である二つの光信号を、偏光状態を直交状態にして合波して送信する光送信装置と、前記光信号の送信対象である光受信装置とを有する光通信システムであって、
    前記光受信装置は、
    前記光信号の誤り率を前記光送信装置に通知する通知手段を備え、
    前記光送信装置は、
    Zパルス成形を行うパルス成形手段を駆動させる周期的な電圧変動としてのクロック信号に変化を与えるクロック信号変形手段と、
    前記クロック信号変形手段を制御し、前記通知手段によって通知された誤り率に基づいて前記クロック信号のデューティを調節するデューティ調節手段と、
    を備えたことを特徴とする光通信システム。
  6. 入力データをRZパルスに成形された光信号へ変換し、同一波長である二つの光信号を、偏光状態を直交状態にして合波して送信する光送信装置と、前記光信号の送信対象である光受信装置とを有する光通信システムであって、
    前記光受信装置は、
    前記光信号の誤り率を前記光送信装置に通知する通知手段を備え、
    前記光送信装置は、
    Zパルス成形を行うパルス成形手段に印加された基準のバイアス電圧値に偏差を与えるバイアス電圧変化手段と、
    前記通知手段によって通知された誤り率に基づいて、前記パルス成形手段の動作点が所定の動作領域から変動した場合に検出される誤差信号にオフセットを与えることにより、前記偏差を調節する偏差調節手段と、
    を備えたことを特徴とする光通信システム。
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