JP5127599B2 - 露光装置及び露光装置のランプ破裂検出方法 - Google Patents

露光装置及び露光装置のランプ破裂検出方法 Download PDF

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本発明は、液晶ディスプレイ装置等の表示用パネル基板の製造において、基板の露光を行う露光装置及び露光装置のランプ破裂検出方法に係り、特に露光光を発生する光源に高圧ガスをバルブ内に封入したランプを用いる露光装置及び露光装置のランプ破裂検出方法に関する。
表示用パネルとして用いられる液晶ディスプレイ装置のTFT(Thin Film Transistor)基板やカラーフィルタ基板、プラズマディスプレイパネル用基板、有機EL(Electroluminescence)表示パネル用基板等の製造は、露光装置を用いて、フォトリソグラフィー技術により基板上にパターンを形成して行われる。露光装置は、感光樹脂材料(フォトレジスト)を塗布した基板へ、マスクを介して露光光を照射することにより、マスクのパターンを基板へ転写するものである。
露光装置の露光光を発生する光源には、水銀ランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ等の様に、高圧ガスをバルブ内に封入したランプが使用されている。これらのランプは、発熱量が多く、余り高温になるとバルブが破裂する恐れがある。従来、露光装置のランプの異常は、給電してもランプが点灯しない(ランプ不点灯)、ランプの電流、電圧又は電力が異常に変化した(電流、電圧、電力の異常)、あるいはランプが点灯中に消灯した(ランプ異常消灯)等の問題が発生した場合に、操作者がランプを目で見て確認して、ランプの破裂かそれ以外のランプの故障かを判断していた。これに対し、特許文献1には、水銀ランプを光源とする照明光学系と、照明光学系よりの排気ラインを有する露光装置において、該排気ラインを他の排気ラインより独立、分離するとともに、該排気ライン中に水銀および水銀蒸気の回収部(水銀フィルタ)を設け、回収部(水銀フィルタ)前後の圧力差の変化を検知して、水銀ランプの破裂を検知する技術が開示されている。
特開平6−69095号公報
特許文献1に記載の技術は、水銀ランプが破裂してから水銀蒸気が水銀フィルタに回収されて水銀フィルタ前後の圧力差が変化するまでに時間が掛かるため、水銀ランプの破裂を迅速に検知することはできなかった。
また、従来、ランプと露光装置本体との間には露光光の光路があるため、ランプの破裂時に、ランプのバルブ内に封入されていたガスが露光光の光路から漏れ、照明光学系や露光装置本体が汚染される恐れがあった。さらに、従来は、破裂直前にランプの電流、電圧又は電力が急激に変化する場合を除き、ランプの破裂を事前に察知することはできなかった。
本発明の課題は、ランプの破裂を自動的に早期に検出し、ランプのバルブ内に封入されていたガスの拡散を抑制することである。また、本発明の課題は、ランプの破裂の危険性をより広く察知して、ランプの破裂を防止することである。
本発明の露光装置は、高圧ガスをバルブ内に封入したランプを備え、ランプから発生した露光光により基板を露光する露光装置であって、ランプから発生した露光光が通過する開口と排気口とを有し、ランプを収容するランプハウスと、ランプハウス内の空気を排出する第1の排気通路と、ランプハウス内の空気を第1の排気通路の排出先と異なる排出先へ排出する第2の排気通路と、ランプハウスの排気口を第1の排気通路又は第2の排気通路に接続する切り替え手段と、ランプハウスの開口を遮蔽する遮蔽手段と、ランプハウス内に設けられ、ランプのバルブ内に封入されていたガスの濃度を検出する濃度計と、濃度計の検出結果に基づいて、ランプの破裂を検出し、切り替え手段を制御して、ランプハウスの排気口を第1の排気通路から第2の排気通路に切り替えて接続させ、遮蔽手段を制御して、ランプハウスの開口を遮蔽させる制御手段とを備えたものである。
また、本発明の露光装置のランプ破裂検出方法は、高圧ガスをバルブ内に封入したランプを備え、ランプから発生した露光光により基板を露光する露光装置のランプ破裂検出方法であって、ランプから発生した露光光が通過する開口と排気口とを有するランプハウスにランプを収容し、ランプハウスの排気口を第1の排気通路に接続してランプハウス内の空気を排出し、ランプハウス内に、ランプのバルブ内に封入されていたガスの濃度を検出する濃度計を設け、濃度計の検出結果に基づいて、ランプの破裂を検出し、ランプハウスの排気口を第1の排気通路から第2の排気通路に切り替えて接続して、ランプハウス内の空気を第1の排気通路の排出先と異なる排出先へ排出し、ランプハウスの開口を遮蔽するものである。
ランプハウス内でランプが破裂すると、ランプのバルブ内に封入されていたガスがランプハウス内へ放出されて、ランプハウス内のガスの濃度が急激に上昇する。ランプハウス内に、ランプのバルブ内に封入されていたガスの濃度を検出する濃度計を設け、濃度計の検出結果に基づいて、ランプの破裂を検出するので、ランプの破裂が自動的に早期に検出される。そして、ランプの破裂を検出すると、ランプハウスの排気口を第1の排気通路から第2の排気通路に切り替えて接続して、ランプハウス内の空気を第1の排気通路の排出先と異なる排出先へ排出し、ランプハウスの開口を遮蔽するので、ランプのバルブ内に封入されていたガスの拡散が抑制される。
あるいは、本発明の露光装置は、高圧ガスをバルブ内に封入したランプを備え、ランプから発生した露光光により基板を露光する露光装置であって、ランプから発生した露光光が通過する開口と排気口とを有し、ランプを収容するランプハウスと、ランプハウス内の空気を排出する第1の排気通路と、ランプハウス内の空気を第1の排気通路の排出先と異なる排出先へ排出する第2の排気通路と、ランプハウスの排気口を第1の排気通路又は第2の排気通路に接続する切り替え手段と、ランプハウスの開口を遮蔽する遮蔽手段と、ランプハウス内に設けられ、ランプの破裂音により振動し、または破裂したランプの破片の衝突により振動する振動板と、振動板の振動を検出するセンサーと、センサーの検出結果に基づいて、ランプの破裂を検出し、切り替え手段を制御して、ランプハウスの排気口を第1の排気通路から第2の排気通路に切り替えて接続させ、遮蔽手段を制御して、ランプハウスの開口を遮蔽させる制御手段とを備えたものである。
また、本発明の露光装置のランプ破裂検出方法は、高圧ガスをバルブ内に封入したランプを備え、ランプから発生した露光光により基板を露光する露光装置のランプ破裂検出方法であって、ランプから発生した露光光が通過する開口と排気口とを有するランプハウスにランプを収容し、ランプハウスの排気口を第1の排気通路に接続してランプハウス内の空気を排出し、ランプハウス内に、ランプの破裂音により振動し、または破裂したランプの破片の衝突により振動する振動板と、振動板の振動を検出するセンサーとを設け、センサーの検出結果に基づいて、ランプの破裂を検出し、ランプハウスの排気口を第1の排気通路から第2の排気通路に切り替えて接続して、ランプハウス内の空気を第1の排気通路の排出先と異なる排出先へ排出し、ランプハウスの開口を遮蔽するものである。
ランプハウス内でランプが破裂すると、ランプの破裂音がランプハウス内に響き渡り、ランプの破片がランプハウス内に飛散する。ランプハウス内に、ランプの破裂音により振動し、または破裂したランプの破片の衝突により振動する振動板と、振動板の振動を検出するセンサーとを設け、センサーの検出結果に基づいて、ランプの破裂を検出するので、ランプの破裂が自動的に早期に検出される。そして、ランプの破裂を検出すると、ランプハウスの排気口を第1の排気通路から第2の排気通路に切り替えて接続して、ランプハウス内の空気を第1の排気通路の排出先と異なる排出先へ排出し、ランプハウスの開口を遮蔽するので、ランプのバルブ内に封入されていたガスの拡散が抑制される。
あるいは、本発明の露光装置は、高圧ガスをバルブ内に封入したランプを備え、ランプから発生した露光光により基板を露光する露光装置であって、ランプから発生した露光光が通過する開口と排気口とを有し、ランプを収容するランプハウスと、ランプハウス内でランプの一端を固定するクランプと、ランプハウス内の空気を排出する第1の排気通路と、ランプハウス内の空気を第1の排気通路の排出先と異なる排出先へ排出する第2の排気通路と、ランプハウスの排気口を第1の排気通路又は第2の排気通路に接続する切り替え手段と、ランプハウスの開口を遮蔽する遮蔽手段と、クランプに取り付けられた導波棒と、導波棒が発生する音又は振動を検出するAEセンサーと、AEセンサーの検出結果に基づいて、ランプの破裂を検出し、切り替え手段を制御して、ランプハウスの排気口を第1の排気通路から第2の排気通路に切り替えて接続させ、遮蔽手段を制御して、ランプハウスの開口を遮蔽させる制御手段とを備えたものである。
また、本発明の露光装置のランプ破裂検出方法は、高圧ガスをバルブ内に封入したランプを備え、ランプから発生した露光光により基板を露光する露光装置のランプ破裂検出方法であって、ランプから発生した露光光が通過する開口と排気口とを有するランプハウスにランプを収容し、ランプハウス内でランプの一端をクランプにより固定し、ランプハウスの排気口を第1の排気通路に接続してランプハウス内の空気を排出し、クランプに導波棒を取り付け、導波棒が発生する音又は振動を検出するAEセンサーを設け、AEセンサーの検出結果に基づいて、ランプの破裂を検出し、ランプハウスの排気口を第1の排気通路から第2の排気通路に切り替えて接続して、ランプハウス内の空気を第1の排気通路の排出先と異なる排出先へ排出し、ランプハウスの開口を遮蔽するものである。
ランプが破裂すると、その衝撃でランプの一端を固定するクランプが振動する。クランプはランプが発生する熱で高温になるため、センサーをクランプに直接取り付けることはできない。そこで、クランプに導波棒を取り付け、導波棒が発生する音又は振動を検出するAEセンサーを設け、AEセンサーの検出結果に基づいて、ランプの破裂を検出する。ランプの破裂が自動的に早期に検出される。そして、ランプの破裂を検出すると、ランプハウスの排気口を第1の排気通路から第2の排気通路に切り替えて接続して、ランプハウス内の空気を第1の排気通路の排出先と異なる排出先へ排出し、ランプハウスの開口を遮蔽するので、ランプのバルブ内に封入されていたガスの拡散が抑制される。
さらに、本発明の露光装置は、制御手段が、AEセンサーの検出結果に基づいて、ランプの異常歪みを検出し、ランプを消灯するものである。また、本発明の露光装置のランプ破裂検出方法は、AEセンサーの検出結果に基づいて、ランプの異常歪みを検出し、ランプを消灯するものである。ランプは、異常な高温になると異常歪みを発生し、その歪みがランプの一端を固定するクランプへ伝わる。クランプに取り付けた導波棒が発生する音又は振動を検出するAEセンサーの検出結果に基づいて、ランプの異常歪みを検出し、ランプを消灯するので、ランプの破裂の危険性がより広く察知されて、ランプの破裂が防止される。
本発明によれば、ランプの破裂を自動的に早期に検出して、ランプのバルブ内に封入されていたガスの拡散を抑制することができる。
さらに、本発明によれば、AEセンサーの検出結果に基づいて、ランプの異常歪みを検出し、ランプを消灯することにより、ランプの破裂の危険性をより広く察知して、ランプの破裂を防止することができる。
図1は、本発明の一実施の形態による露光装置の概略構成を示す図である。本実施の形態は、マスクと基板との間に微小な間隙(プロキシミティギャップ)を設けてマスクのパターンを基板へ転写するプロキシミティ露光装置の例を示している。露光装置は、ベース3、Xガイド4、Xステージ5、Yガイド6、Yステージ7、θステージ8、Z−チルト機構9、チャック10、マスクホルダ20、ランプハウス30、ランプ31、集光鏡32、第1平面鏡33、レンズ34、シャッター35、コリメーターレンズ36、第2平面鏡37、シャッター駆動装置38、ランプ電源40、クランプ50、濃度計51、光源制御部60、排気ファン70、切り替え弁80、一般排気通路81、専用排気通路82、遮蔽板駆動装置90、遮蔽板91、及び装置制御部100を含んで構成されている。なお、露光装置は、これらの他に、基板1を搬入する搬入ユニット、基板1を搬出する搬出ユニット、装置内の温度管理を行う温度制御ユニット等を備えている。
なお、以下に説明する実施の形態におけるXY方向は例示であって、X方向とY方向とを入れ替えてもよい。
図1において、チャック10は、基板1の露光を行う露光位置にある。露光位置の上空には、マスクホルダ20によってマスク2が保持されている。基板1は、露光位置から離れた受け渡し位置において、図示しない搬入ユニットによりチャック10へ搬入され、また図示しない搬出ユニットによりチャック10から搬出される。チャック10は、基板1を真空吸着して保持する。
チャック10は、Z−チルト機構9を介してθステージ8に搭載されており、θステージ8の下にはYステージ7及びXステージ5が設けられている。Xステージ5は、ベース3に設けられたXガイド4に搭載され、Xガイド4に沿ってX方向(図面横方向)へ移動する。Yステージ7は、Xステージ5に設けられたYガイド6に搭載され、Yガイド6に沿ってY方向(図面奥行き方向)へ移動する。θステージ8はθ方向へ回転し、Z−チルト機構9はZ方向(図面上下方向)へ移動及びチルトする。装置制御部100は、Xステージ5、Yステージ7、θステージ8及びZ−チルト機構9を制御する。
Xステージ5のX方向への移動により、チャック10は、受け渡し位置と露光位置との間を移動される。露光位置において、Xステージ5のX方向への移動及びYステージ7のY方向への移動により、チャック10に搭載された基板1のXY方向へのステップ移動が行われる。そして、Xステージ5のX方向への移動、Yステージ7のY方向への移動、及びθステージ8のθ方向への回転により、基板1の位置決めが行われる。また、Z−チルト機構9のZ方向への移動及びチルトにより、マスク2と基板1とのギャップ合わせが行われる。
なお、本実施の形態では、Z−チルト機構9によりチャック10をZ方向へ移動及びチルトすることにより、マスク2と基板1とのギャップ合わせを行っているが、マスクホルダ20にZ−チルト機構を設けて、マスクホルダ20をZ方向へ移動及びチルトすることにより、マスク2と基板1とのギャップ合わせを行ってもよい。
ランプハウス30には、ランプ31、集光鏡32、第1平面鏡33、レンズ34、シャッター35、シャッター駆動装置38、クランプ50、濃度計51、遮蔽板駆動装置90及び遮蔽板91が収容されている。ランプ31には、水銀ランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ等の様に、高圧ガスをバルブ内に封入したランプが使用されている。ランプ31は、クランプ50により一端が固定されている。ランプ31は、ランプ電源40から給電されると点灯して、露光光を発生する。
ランプ31の周囲には、ランプ31から発生した光を集光する集光鏡32が設けられている。ランプ31から発生した光は、集光鏡32により集光され、第1平面鏡33へ照射される。第1平面鏡33で反射した光は、フライアイレンズ又はロットレンズ等からなるレンズ34へ入射し、レンズ34を透過して照度分布が均一化される。光源制御部60は、シャッター駆動装置38を制御して、シャッター35の開閉を行わせる。
ランプハウス30には、露光光が通過する開口39aが設けられている。シャッター35が開いているとき、レンズ34を透過した光は、開口39aを通過した後、コリメーターレンズ36を透過して平行光線束となり、第2平面鏡37で反射して、マスク2へ照射される。マスク2へ照射された露光光により、マスク2のパターンが基板1へ転写され、基板1の露光が行われる。シャッター35が閉じているとき、レンズ34を透過した光は、シャッター35に遮断され、基板1の露光は行われない。
ランプハウス30は、ランプ31より下方の位置に図示しない空気の吸気口を有し、ランプ31より上方の位置に空気の排気口39bを有する。排気口39bには、排気ファン70が取り付けられている。排気ファン70を始動すると、排気口39bからランプハウス30内の空気が排出され、図示しない吸気口からランプハウス30内に空気が吸入されて、ランプハウス30内に下から上へ流れる空気の流れが形成される。この空気の流れにより、ランプ31の冷却が行われる。切り替え弁80は、ランプハウス30の排気口39bを、一般排気通路81又は専用排気通路82に接続する。一般排気通路81の排出先は、例えば、一般工場排気の排出先と同じとし、専用排気通路82の排出先は、例えば、ランプ31のバルブ内に封入されているガスを処理する専用の設備とする。光源制御部60は、排気ファン70及び切り替え弁80を制御する。
図2は、本発明の一実施の形態による露光装置のランプ電源及び光源制御部のブロック図である。ランプ電源40は、点灯制御回路41、電力制御回路42、電流検出回路43、電圧検出回路44、電力検出回路45、警報制御回路46、及び警報装置47を含んで構成されている。また、光源制御部60は、ランプ電源制御回路61、シャッター制御回路62、排気ファン制御回路63、ランプ破裂検出回路64、切り替え弁制御回路65、及び遮蔽板制御回路66を含んで構成されている。
ランプ電源制御回路61は、ランプ31の点灯及び消灯を、点灯制御回路41に指示する。点灯制御回路41は、ランプ31へ供給する電流、電圧及び電力を、電力制御回路42に指示する。電力制御回路42は、点灯制御回路41の指示に従って、ランプ31への給電を行う。点灯制御回路41は、電力制御回路42が給電してもランプ31が点灯しない場合はランプ不点灯信号を、ランプ31が点灯中に消灯した場合はランプ異常消灯信号を、ランプ破裂検出回路64へ出力する。電流検出回路43は、ランプ31の電流を検出し、検出結果をランプ破裂検出回路64へ出力する。電圧検出回路44はランプ31の電圧を検出し、検出結果をランプ破裂検出回路64へ出力する。電力検出回路45はランプ31の電力を検出し、検出結果をランプ破裂検出回路64へ出力する。
シャッター制御回路62は、シャッター駆動装置38を制御して、シャッター35の開閉を行わせる。排気ファン制御回路63は、排気ファン70を制御して、ランプハウス30内の空気の排出を行わせる。切り替え弁制御回路65は、切り替え弁80を制御して、ランプハウス30の排気口39bを、一般排気通路81又は専用排気通路82に接続させる。
図1において、ランプハウス30内には、濃度計51が設けられている。ランプハウス30内でランプ31が破裂すると、ランプ31のバルブ内に封入されていたガスがランプハウス30内へ放出されて、ランプハウス30内のガスの濃度が急激に上昇する。濃度計51は、ランプ31のバルブ内に封入されていたガスの濃度を検出し、検出結果を光源制御部60へ出力する。図2において、ランプ破裂検出回路64は、濃度計51の検出信号を入力する。
図3は、本発明の一実施の形態による露光装置のランプ破裂検出方法を示すフローチャートである。まず、ランプ破裂検出回路64は、点灯制御回路41からのランプ不点灯信号の有無により、ランプ31が不点灯か否かを判断する(ステップ210)。次に、ランプ破裂検出回路64は、電流検出回路43、電圧検出回路44及び電力検出回路45の検出結果により、ランプ31の電流、電圧、電力に異常が有るか否かを判断する(ステップ220)。続いて、ランプ破裂検出回路64は、点灯制御回路41からのランプ異常消灯信号の有無により、ランプ31が異常消灯したか否かを判断する(ステップ230)。ランプ31が不点灯の場合、ランプ31の電流、電圧、電力に異常が有る場合、及びランプ31が異常消灯した場合は、ステップ240へ進み、そうでない場合は、ステップ210〜230を繰り返す。
ステップ240において、ランプ破裂検出回路64は、濃度計51の検出結果に基づき、検出された濃度が所定値以上である場合は、ランプ31が破裂したと判断する。ランプ31が破裂したと判断しなかった場合、ランプ破裂検出回路64は、ランプ異常信号を、ランプ電源制御回路61及び装置制御部100へ出力する(ステップ250)。ランプ電源制御回路61は、ランプ破裂検出回路64からランプ異常信号を入力すると、ランプ31への給電の停止を、点灯制御回路41に指示する。装置制御部100は、ランプ破裂検出回路64からランプ異常信号を入力すると、Xステージ5、Yステージ7、θステージ8及びZ−チルト機構9を制御して、基板1の露光を中断する。
ランプ31が破裂したと判断した場合、ランプ破裂検出回路64は、ランプ破裂信号を、警報制御回路46、ランプ電源制御回路61、切り替え弁制御回路65、遮蔽板制御回路66及び装置制御部100へ出力する(ステップ260)。切り替え弁制御回路65は、ランプ破裂検出回路64からランプ破裂信号を入力すると、切り替え弁80を制御して、ランプハウス30の排気口39bを、一般排気通路81から専用排気通路82に切り替えて接続させる(ステップ270)。遮蔽板制御回路66は、ランプ破裂検出回路64からランプ破裂信号を入力すると、遮蔽板駆動装置90を制御して、遮蔽板91を駆動させる(ステップ280)。警報制御回路46は、ランプ破裂検出回路64からランプ破裂信号を入力すると、警報装置47を制御して、装置内への立ち入り制限や避難勧告等の警報を発令させる(ステップ290)。ランプ電源制御回路61は、ランプ破裂検出回路64からランプ破裂信号を入力すると、ランプ31への給電の停止を、点灯制御回路41に指示する。装置制御部100は、ランプ破裂検出回路64からランプ破裂信号を入力すると、Xステージ5、Yステージ7、θステージ8及びZ−チルト機構9を制御して、基板1の露光を中止する。
図4は、本発明の一実施の形態による露光装置のランプ破裂時の動作を示す図である。切り替え弁80は、光源制御部60の切り替え弁制御回路65の制御により、ランプハウス30の排気口39bを、一般排気通路81から専用排気通路82に切り替えて接続する。ランプハウス30内のランプ31のバルブ内に封入されていたガスを含む空気は、専用排気通路82を通ってガスを処理する専用の設備へ排出される。遮蔽板駆動装置90は、光源制御部60の遮蔽板制御回路66の制御により、遮蔽板91を駆動し、遮蔽板91は、ランプハウス30の開口39aを遮蔽する。ランプ31のバルブ内に封入されていたガスは、ランプハウス30の開口39aから拡散せず、コリメーターレンズ36、第2平面鏡37、基板1、マスク2、ベース3、Xガイド4、Xステージ5、Yガイド6、Yステージ7、θステージ8、Z−チルト機構9、チャック10、マスクホルダ20、及び装置制御部100はガスで汚染されない。
図1〜図4に示した実施の形態によれば、ランプハウス30内に、ランプ31のバルブ内に封入されていたガスの濃度を検出する濃度計51を設け、濃度計51の検出結果に基づいて、ランプ31の破裂を検出することにより、ランプ31の破裂を自動的に早期に検出することができる。そして、ランプ31の破裂を検出すると、ランプハウス30の排気口39bを一般排気通路81から専用排気通路82に切り替えて接続して、ランプハウス30内の空気を一般排気通路81の排出先と異なる排出先へ排出し、ランプハウス30の開口39aを遮蔽することにより、ランプ31のバルブ内に封入されていたガスの拡散を抑制することができる。さらに、装置内への立ち入り制限や避難勧告等の警報を発令することにより、装置の安全性を向上させることができる。
図5は、本発明の他の実施の形態による露光装置の概略構成を示す図である。ランプハウス30内でランプ31が破裂すると、ランプ31の破裂音がランプハウス30内に響き渡り、ランプ31の破片がランプハウス30内に飛散する。本実施の形態は、図1に示した実施の形態の濃度計51の代わりに、ランプハウス30内に、ランプ31の破裂音により振動し、または破裂したランプ31の破片の衝突により振動する振動板52と、振動板52の振動を検出するAE(Acoustic Emission)センサー53とを設けたものである。AEセンサー53は、物質の発生する振動や音波等の弾性波を検出するセンサーであり、振動板52の振動を検出して、検出結果を光源制御部60’へ出力する。その他の構成要素は、図1に示した実施の形態と同様である。
図6は、本発明の他の実施の形態による露光装置のランプ電源及び光源制御部のブロック図である。図6において、光源制御部60’のランプ破裂検出回路64’は、AEセンサー53の検出信号を入力する。その他の構成要素は、図2に示した実施の形態と同様である。
図7は、本発明の他の実施の形態による露光装置のランプ破裂検出方法を示すフローチャートである。ステップ310〜330は、図3に示した実施の形態のステップ210〜230と同様である。ステップ340において、ランプ破裂検出回路64’は、AEセンサー53の検出結果に基づき、検出された振動が所定値以上である場合は、ランプ31が破裂したと判断する。ステップ350〜390は、図3に示した実施の形態のステップ250〜290と同様である。
図5〜図7に示した実施の形態によれば、ランプハウス30内に、ランプ31の破裂音により振動し、または破裂したランプ31の破片の衝突により振動する振動板52と、振動板52の振動を検出するAEセンサー53とを設け、AEセンサー53の検出結果に基づいて、ランプ31の破裂を検出することにより、ランプ31の破裂を自動的に早期に検出することができる。そして、ランプ31の破裂を検出すると、ランプハウス30の排気口39bを一般排気通路81から専用排気通路82に切り替えて接続して、ランプハウス30内の空気を一般排気通路81の排出先と異なる排出先へ排出し、ランプハウス30の開口39aを遮蔽することにより、ランプ31のバルブ内に封入されていたガスの拡散を抑制することができる。さらに、装置内への立ち入り制限や避難勧告等の警報を発令することにより、装置の安全性を向上させることができる。
図8は、本発明のさらに他の実施の形態による露光装置の概略構成を示す図である。ランプ31は、異常な高温になると異常歪みを発生し、その歪みがランプ31の一端を固定するクランプ50へ伝わる。ランプ31がさらに高温になって破裂すると、その衝撃でクランプ50が振動する。クランプ50はランプ31が発生する熱で高温になるため、センサーをクランプ50に直接取り付けることはできない。そこで、本実施の形態では、図1に示した実施の形態の濃度計51の代わりに、クランプ50に導波棒(ウェーブガイド)54を取り付け、導波棒54が発生する音又は振動を検出するAEセンサー55を設けたものである。導波棒54は、物質の発生する振動や音波等の弾性波を伝播するものであり、ステンレスやセラミックス等の材料から成る。AEセンサー55は、導波棒54が発生する音又は振動を検出して、検出結果を光源制御部60’’へ出力する。その他の構成要素は、図1に示した実施の形態と同様である。
図9は、本発明のさらに他の実施の形態による露光装置のランプ電源及び光源制御部のブロック図である。図9において、光源制御部60’’のランプ破裂検出回路64’’は、AEセンサー55の検出信号を入力する。その他の構成要素は、図2に示した実施の形態と同様である。
図10は、本発明のさらに他の実施の形態による露光装置のランプ破裂検出方法を示すフローチャートである。まず、ランプ破裂検出回路64’’は、AEセンサー55の検出結果に基づき、検出された音又は振動が第1の所定値以上である場合は、ランプ31に異常歪みが有ると判断する(ステップ401)。ランプ31に異常歪みがあると判断した場合、ランプ破裂検出回路64’’は、ランプ異常信号を、ランプ電源制御回路61及び装置制御部100へ出力する(ステップ402)。ランプ電源制御回路61は、ランプ破裂検出回路64’’からランプ異常信号を入力すると、ランプ31の消灯を、点灯制御回路41に指示する。装置制御部100は、ランプ破裂検出回路64’’からランプ異常信号を入力すると、Xステージ5、Yステージ7、θステージ8及びZ−チルト機構9を制御して、基板1の露光を中断する。
ランプ31に異常歪みが有ると判断しなかった場合は、ステップ410へ進む。ステップ410〜430は、図3に示した実施の形態のステップ210〜230と同様である。ステップ440において、ランプ破裂検出回路64’’は、AEセンサー55の検出結果に基づき、検出された音又は振動が第1の所定値より大きい第2の所定値以上である場合は、ランプ31が破裂したと判断する。ステップ450〜490は、図3に示した実施の形態のステップ250〜290と同様である。
図8〜図10に示した実施の形態によれば、クランプ50に導波棒54を取り付け、導波棒54が発生する音又は振動を検出するAEセンサー55を設け、AEセンサー55の検出結果に基づいて、ランプ31の破裂を検出することにより、ランプ31の破裂を自動的に早期に検出することができる。そして、ランプ31の破裂を検出すると、ランプハウス30の排気口39bを一般排気通路81から専用排気通路82に切り替えて接続して、ランプハウス30内の空気を一般排気通路81の排出先と異なる排出先へ排出し、ランプハウス30の開口39aを遮蔽することにより、ランプ31のバルブ内に封入されていたガスの拡散を抑制することができる。さらに、装置内への立ち入り制限や避難勧告等の警報を発令することにより、装置の安全性を向上させることができる。
さらに、図8〜図10に示した実施の形態によれば、AEセンサー55の検出結果に基づいて、ランプ31の異常歪みを検出し、ランプ31を消灯することにより、ランプ31の破裂の危険性をより広く察知して、ランプ31の破裂を防止することができる。
本発明は、プロキシミティ露光装置に限らず、レンズ又は鏡を用いてマスクのパターンを基板上に投影する投影露光装置にも適用することができる。
本発明の一実施の形態による露光装置の概略構成を示す図である。 本発明の一実施の形態による露光装置のランプ電源及び光源制御部のブロック図である。 本発明の一実施の形態による露光装置のランプ破裂検出方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態による露光装置のランプ破裂時の動作を示す図である。 本発明の他の実施の形態による露光装置の概略構成を示す図である。 本発明の他の実施の形態による露光装置のランプ電源及び光源制御部のブロック図である。 本発明の他の実施の形態による露光装置のランプ破裂検出方法を示すフローチャートである。 本発明のさらに他の実施の形態による露光装置の概略構成を示す図である。 本発明のさらに他の実施の形態による露光装置のランプ電源及び光源制御部のブロック図である。 本発明のさらに他の実施の形態による露光装置のランプ破裂検出方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 基板
2 マスク
3 ベース
4 Xガイド
5 Xステージ
6 Yガイド
7 Yステージ
8 θステージ
9 Z−チルト機構
10 チャック
20 マスクホルダ
30 ランプハウス
31 ランプ
32 集光鏡
33 第1平面鏡
34 レンズ
35 シャッター
36 コリメーターレンズ
37 第2平面鏡
38 シャッター駆動装置
39a 開口
39b 排気口
40 ランプ電源
41 点灯制御回路
42 電力制御回路
43 電流検出回路
44 電圧検出回路
45 電力検出回路
46 警報制御回路
47 警報装置
50 クランプ
51 濃度計
52 振動板
53,55 AEセンサー
54 導波棒
60,60’,60’’ 光源制御部
61 ランプ電源制御回路
62 シャッター制御回路
63 排気ファン制御回路
64,64’,64’’ ランプ破裂検出回路
65 切り替え弁制御回路
66 遮蔽板制御回路
70 排気ファン
80 切り替え弁
81 一般排気通路
82 専用排気通路
90 遮蔽板駆動装置
91 遮蔽板
100 装置制御部

Claims (8)

  1. 高圧ガスをバルブ内に封入したランプを備え、該ランプから発生した露光光をシャッターの開閉によって遮断し又は通過させることにより基板を露光する露光装置であって、
    前記ランプから発生した露光光が通過する開口と排気口とを有し、前記ランプを収容するランプハウスと、
    前記ランプハウス内の空気を排出する第1の排気通路と、
    前記ランプハウス内の空気を前記第1の排気通路の排出先と異なる排出先へ排出する第2の排気通路と、
    前記ランプハウスの前記排気口を前記第1の排気通路又は前記第2の排気通路に接続する切り替え手段と、
    前記ランプハウスの前記開口から前記ガスが排出拡散しないように前記開口を遮蔽する遮蔽手段と、
    前記ランプハウス内に設けられ、前記ランプのバルブ内に封入されていた前記ガスの濃度を検出する濃度計と、
    前記濃度計の検出結果に基づいて、前記ランプの破裂を検出し、前記切り替え手段を制御して、前記ランプハウスの前記排気口を前記第1の排気通路から前記第2の排気通路に切り替えて接続させ、前記遮蔽手段を制御して、前記ランプハウスの前記開口を遮蔽させる制御手段とを備えたことを特徴とする露光装置。
  2. 高圧ガスをバルブ内に封入したランプを備え、ランプから発生した露光光をシャッターの開閉によって遮断し又は通過させることにより基板を露光する露光装置のランプ破裂検出方法であって、
    前記ランプから発生した露光光が通過する開口と排気口とを有するランプハウスに前記ランプを収容し、
    前記ランプハウスの前記排気口を第1の排気通路に接続して前記ランプハウス内の空気を排出し、
    前記ランプハウス内に、前記ランプのバルブ内に封入されていた前記ガスの濃度を検出する濃度計を設け、
    前記濃度計の検出結果に基づいて、前記ランプの破裂を検出し、前記ランプハウスの前記排気口を前記第1の排気通路から前記第2の排気通路に切り替えて接続して、前記ランプハウス内の空気を前記第1の排気通路の排出先と異なる排出先へ排出し、前記ランプハウスの前記開口から前記ガスが排出拡散しないように前記開口を遮蔽手段で遮蔽することを特徴とする露光装置のランプ破裂検出方法。
  3. 高圧ガスをバルブ内に封入したランプを備え、該ランプから発生した露光光をシャッターの開閉によって遮断し又は通過させることにより基板を露光する露光装置であって、
    前記ランプから発生した露光光が通過する開口と排気口とを有し、前記ランプを収容するランプハウスと、
    前記ランプハウス内の空気を排出する第1の排気通路と、
    前記ランプハウス内の空気を前記第1の排気通路の排出先と異なる排出先へ排出する第2の排気通路と、
    前記ランプハウスの前記排気口を前記第1の排気通路又は前記第2の排気通路に接続する切り替え手段と、
    前記ランプハウスの前記開口から前記ガスが排出拡散しないように前記開口を遮蔽する遮蔽手段と、
    前記ランプハウス内に設けられ、前記ランプの破裂音により振動し、または破裂した前記ランプの破片の衝突により振動する振動板と、
    前記振動板の振動を検出するセンサーと、
    前記センサーの検出結果に基づいて、前記ランプの破裂を検出し、前記切り替え手段を制御して、前記ランプハウスの前記排気口を前記第1の排気通路から前記第2の排気通路に切り替えて接続させ、前記遮蔽手段を制御して、前記ランプハウスの前記開口を遮蔽させる制御手段とを備えたことを特徴とする露光装置。
  4. 高圧ガスをバルブ内に封入したランプを備え、前記ランプから発生した露光光をシャッターの開閉によって遮断し又は通過させることにより基板を露光する露光装置のランプ破裂検出方法であって、
    前記ランプから発生した前記露光光が通過する開口と排気口とを有するランプハウスに前記ランプを収容し、
    前記ランプハウスの前記排気口を第1の排気通路に接続して前記ランプハウス内の空気を排出し、
    前記ランプハウス内に、前記ランプの破裂音により振動し、または破裂した前記ランプの破片の衝突により振動する振動板と、前記振動板の振動を検出するセンサーとを設け、
    前記センサーの検出結果に基づいて、前記ランプの破裂を検出し、前記ランプハウスの前記排気口を前記第1の排気通路から前記第2の排気通路に切り替えて接続して、前記ランプハウス内の空気を前記第1の排気通路の排出先と異なる排出先へ排出し、前記ランプハウスの前記開口から前記ガスが排出拡散しないように前記開口を遮蔽手段で遮蔽することを特徴とする露光装置のランプ破裂検出方法。
  5. 高圧ガスをバルブ内に封入したランプを備え、該ランプから発生した露光光をシャッターの開閉によって遮断し又は通過させることにより基板を露光する露光装置であって、
    前記ランプから発生した前記露光光が通過する開口と排気口とを有し、前記ランプを収容するランプハウスと、
    前記ランプハウス内で前記ランプの一端を固定するクランプと、
    前記ランプハウス内の空気を排出する第1の排気通路と、
    前記ランプハウス内の空気を前記第1の排気通路の排出先と異なる排出先へ排出する第2の排気通路と、
    前記ランプハウスの前記排気口を前記第1の排気通路又は前記第2の排気通路に接続する切り替え手段と、
    前記ランプハウスの前記開口から前記ガスが排出拡散しないように前記開口を遮蔽する遮蔽手段と、
    前記クランプに取り付けられた導波棒と、
    前記導波棒が発生する音又は振動を検出するAEセンサーと、
    前記AEセンサーの検出結果に基づいて、前記ランプの破裂を検出し、前記切り替え手段を制御して、前記ランプハウスの前記排気口を前記第1の排気通路から前記第2の排気通路に切り替えて接続させ、前記遮蔽手段を制御して、前記ランプハウスの前記開口を遮蔽させる制御手段とを備えたことを特徴とする露光装置。
  6. 前記制御手段は、前記AEセンサーの検出結果に基づいて、前記ランプの異常歪みを検出し、前記ランプを消灯することを特徴とする請求項5に記載の露光装置。
  7. 高圧ガスをバルブ内に封入したランプを備え、前記ランプから発生した露光光をシャッターの開閉によって遮断し又は通過させることにより基板を露光する露光装置のランプ破裂検出方法であって、
    前記ランプから発生した前記露光光が通過する開口と排気口とを有するランプハウスに前記ランプを収容し、
    前記ランプハウス内で前記ランプの一端をクランプにより固定し、
    前記ランプハウスの前記排気口を第1の排気通路に接続して前記ランプハウス内の空気を排出し、
    前記クランプに導波棒を取り付け、前記導波棒が発生する音又は振動を検出するAEセンサーを設け、
    前記AEセンサーの検出結果に基づいて、前記ランプの破裂を検出し、前記ランプハウスの前記排気口を前記第1の排気通路から前記第2の排気通路に切り替えて接続して、前記ランプハウス内の空気を前記第1の排気通路の排出先と異なる排出先へ排出し、前記ランプハウスの前記開口から前記ガスが排出拡散しないように前記開口を遮蔽手段で遮蔽することを特徴とする露光装置のランプ破裂検出方法。
  8. 前記AEセンサーの検出結果に基づいて、前記ランプの異常歪みを検出し、前記ランプを消灯することを特徴とする請求項7に記載の露光装置のランプ破裂検出方法。
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