JP5127311B2 - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、未定着像の定着を行う定着装置を有する画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関する。
従来、画像形成装置においては、未定着像が形成された用紙等の記録媒体に対して、未定着像の定着を行う定着装置を備えている。この種の定着装置は、回転自在な加熱ローラと加圧ローラを備え、両ローラの芯金にはゴム層が設けられ、さらに加熱ローラの内側には発熱部材が設けられている。そして、加熱ローラに対して加圧ローラを加圧した状態で、未定着像が形成された記録媒体を挟持搬送しながら該記録媒体を加熱加圧することによって定着が行われる。
このような定着装置では、加熱ローラと加圧ローラとは常に圧接した状態になる。加圧ローラと加熱ローラとが圧接された状態で長時間放置されていると、両者のゴム層にかかる負荷により、ゴム層が変形してしまうという問題があった。かかる問題を解決する目的で、所定の時間が経過するごとに、加熱ローラと加圧ローラを回転させることによって、ゴム層の変形してしまうことを防いでいた。
しかしながら、近年では、消費電力削減の必要性から、定着装置を動作させない時には定着装置への電力供給を停止する省電力モードが設けられている。このような省電力モード時においては、定着装置への電力供給が行われていないため、加熱ローラ及び加圧ローラを回転させることができない。
そこで、定着装置を動作しないときには、定着装置の加圧ローラを加熱ローラから離間するために離間機構が考えられている(特許文献1参照)。例えば、省電力モードに入る際に、定着装置の加圧ローラのゴム層が変形するのを防ぐために、前述の離間機構によって必ず離間動作を行う。それによって、加熱ローラ及び加圧ローラを回転せずとも、ゴム層が変形することを防ぎつつ、消費電力を削減できる。
特開平7−28354号公報
しかしながら、前述の離間機構に使用されるメカ部材の耐久性には上限値がある。ユーザによって、画像形成終了後、短時間で省電力モードに移行させるように設定されている場合には、前述の離間動作が頻繁に行われることになる。この場合、定着装置自体の寿命よりも早く、離間機構のメカ部材の耐久性が上限値に達し、メカ部材の寿命が原因で定着装置を使用できなくなるという問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、定着装置のゴム層の変形防止と省電力効果の両立を図りつつ、離間機構の耐久性を良好に保つような制御を行うことができる画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、省電力状態に移行可能な画像形成装置であって、第1部材と第2部材とを有し、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態で、記録媒体に形成された像の定着を行う定着手段と、前記画像形成装置を前記省電力状態に移行させる条件が満たされた場合に、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態で、前記画像形成装置を前記定着手段への電力供給が停止される前記省電力状態に移行させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記画像形成装置を前記省電力状態に移行させた後、予め定めた時間が経過した場合に、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生しない状態となるように前記定着手段を制御する、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、省電力状態に移行可能な画像形成装置であって、第1部材と第2部材とを有し、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態で記録媒体に形成された像の定着を行う定着手段と、前記画像形成装置が前記定着手段への電力供給が停止される前記省電力状態に移行してから予め定めた時間が経過するまで、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態となるように前記定着手段を制御すると共に、当該予め定めた時間が経過した後は、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生しない状態となるように前記定着手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、定着装置のゴム層の変形防止と省電力効果の両立を図りつつ、離間機構の耐久性を良好に保つような制御を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1の実施の形態]
〈画像形成装置の構成〉
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る定着装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す断面模式図である。
この画像形成装置300は、スキャナ部211と印刷部212とで構成されている。
スキャナ部211は、原稿照射用ランプ、短焦点レンズアレイ、及びCCDセンサ等で構成されている。原稿台上の原稿に対し、原稿照射用ランプで光を照射しながら走査することにより、その走査光の原稿面反射光が、短焦点レンズアレイによって結像されてCCDセンサに入射される。CCD受光部において光信号が電荷信号に変えられ、得られたアナログ画像信号は周知の画像処理が施されて、デジタル画像信号に変換された後、印刷部212に送られる。
印刷部212では、スタートキーが押されると、感光ドラム204(潜像担持体)が帯電器208により所定の電位になるように帯電される。印刷部212においては、上記の画像信号を受けてオン、オフ発光される固体レーザ素子の光を走査して、感光ドラム204面上に、原稿画像に対応した1色目の静電潜像を形成する。
次にこの静電潜像を、各色の現像剤を有する回転式現像器203(現像手段)のうちの1色目である現像器203Yで現像し、感光ドラム204上にトナー像(可視画像)を得る。感光ドラム204上に形成されたトナー像は、中間転写体205上に転写され、以降、現像器203M〜203Sまで順次感光ドラム204上に各色のトナー像を形成する。そして、中間転写体205上に転写されて積層された後に用紙などの転写材206上に一括して転写し、未定着像を形成する。その後、未定着像が形成された記録媒体は定着装置12へと搬送され、熱定着されて排出される。
また、本画像形成装置全体を統括的に制御するコントローラ200を備える。
なお、本実施の形態において、回転式現像器203に内包された現像器203Y、203M、203C、203Kはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックである。また、現像器203Sは4色以外の色剤として、ブラックトナーと同一色相で濃度の異なるグレートナーである。
図2は、画像形成装置300におけるコントローラ200の構成を示すブロック図である。
このコントローラ200は、CPU311、RAM312、ROM313、ネットワーク・インターフェース(I/F)315、印刷部インターフェース316、スキャナ部I/F317、及びメモリコントローラ(MC)318を備えている。これらモジュールは、システムバス314を介して相互に接続されている。
CPU311は、ROM313のプログラムROM領域に記憶された制御プログラムに基づいて、画像形成装置300を統括的に制御する。例えば、CPU311は、スキャナ部I/F317を介して接続されるスキャナ部211から入力された画像データを、印刷部インターフェース316を介して接続される印刷部212に出力し、印刷を行う。さらに、CPU311は、ネットワーク・インターフェース(I/F)315を介して外部装置から受信した画像データの印刷を印刷部212によって行う。また、CPU311は、外部メモリ325内に格納された画像データを読み出し、印刷部212によって印刷を行う。
RAM312は、CPU311のワークエリアとして機能するメモリで、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。例えば、RAM312は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。また、RAM312は、図6に示すような履歴テーブルを記憶している。
ROM313は、フォントROMやプログラムROM、データROMを含む。プログラムROMは、例えば図5のフローチャートで示されるような、CPU311の制御プログラムや、その他の各種プログラムを記憶する。フォントROMは上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記憶する。データROMは、外部のホストコンピュータ上で利用される情報等を記憶する。
スキャナ部211は、原稿等を読み取り、その読み取り画像データをスキャナ部I/F317を介して、システムバス314へ出力する。操作パネル322は、操作のためのスイッチ及びLED表示器等が配され、ユーザからの指示を受け付ける。CPU311は、操作パネル322で受け付けた指示に従って、画像データの印刷や送信といった制御を行う。またユーザは、操作パネル322を介して、通常の動作モードから、省電力モード(スリープモードともいう)へ移行するための指示を行うことができる。
メモリコントローラ(MC)318は、ハードディスク323や外部メモリ325等のアクセスを制御する。ハードディスク323は、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。また、印刷対象の画像データを記憶するのに用いられる。
外部メモリ325は、外付けハードディスクや、USBメモリやメモリカード等であり、外部メモリI/F324を介して画像形成装置300に接続される。外部メモリI/F324は、USB差込口やカードリーダ部である。
〈定着装置の構成〉
図3及び図4は、本実施の形態において画像形成装置300の印刷部212が備える定着装置12の構成を示す断面図であり、図3は圧接状態にある定着装置12を示し、図4は離間状態にある定着装置12を示している。
この定着装置12は、定着体の好適な一例である加熱ローラ121、加圧体の好適な一例である加圧ローラ122、加圧機構123、及び離間機構124で構成されている。また、定着装置12の加圧ローラ122と加熱ローラ121とは圧接可能に構成されており、両ローラを回転させる回転制御手段によって、回転可能に構成されている。
加熱ローラ121は、芯金1211に数mmのゴム層1212が設けられている。また、芯金1211の内部には、ヒータ1213が設けられ、加熱ローラ121を加熱している。一方、加圧ローラ122にも、芯金1221に数mmのゴム層1222が設けられている。加圧ローラ122の両端には、軸受1223が設けられ、加圧機構123により、加圧ローラ122を加熱ローラ121に対して加圧している。加圧機構123は、加圧アーム1231、加圧バネ1232、及び回動中心軸1233で構成されており、加圧バネ1232のバネ圧によって、加圧アーム1231が加圧ローラ122を押し上げるように回動中心軸1233を中心に回動する。
離間機構124は、加圧ローラ122を加熱ローラ121から離間させるための機構である。定着装置12が図3のような圧接状態で長期間動作せずに放置されていると、加圧ローラ122及び加熱ローラ121のそれぞれのゴム層1212、1222が永久変形してしまうので、これを防ぐために離間機構124が設けられている。
離間機構124は、モータ1241、プーリ1242,1244、ベルト1243、及びカム1245で構成されている。モータ1241にはプーリ1242が取り付けられ、ベルト1243及びプーリ1244によりカム1245を回転させる。カム1245が図4に示すように180度回転すると、加圧アーム1231は、回動中心軸1233を中心に回動する。その結果、図4に示すように、加圧ローラ122が加熱ローラ121から離間する。また、カム1245をさらに180度回転させると、定着装置12は図3の圧接状態に戻る。
なお、この例では、離間動作を行うためにモータを用いているが、離間機構に用いられるメカ部材としては、モータに限定されるものではなく、ソレノイドなど他の部材を用いてもよい。離間機構に用いられるモータやソレノイド等のメカ部材は、離間動作を行う際に磨耗するため、離間動作を実行可能な回数に上限値がある。本実施形態では、モータまたはソレノイド等のメカ部材の寿命を、離間動作を10000回分とするが、離間動作の回数が10000回に限られない。
〈画像形成装置のスリープモード〉
ここで、画像形成装置300が備えるスリープモードの種類とその特徴について説明する。画像形成装置300のCPU311は消費電力を削減するために、所定の条件を満たした場合に、上述したような離間機構124を使用して画像形成装置300を通常状態から以下に説明する第1のスリープモードと第2のスリープモードに移行させることができる。なお、画像形成装置300が通常状態にある場合には、CPU311は定着装置の加熱ローラと加圧ローラとを圧接した状態で維持する。
第1のスリープモードは、定着装置の加熱ローラと加圧ローラを離間しない状態、つまり、圧接させた状態のままスリープモードに入る「離間しないスリープ」モードである。画像形成装置300が「離間しないスリープ」モードに移行した場合、CPU311は、定着装置を含む印刷部212への電力供給を遮断するため、印刷部212への電力供給を行う通常状態に比べて、消費電力を削減できる。画像形成装置300が「離間しないスリープ」モードに移行した場合には、加熱ローラと加圧ローラの長期間の圧接による両ローラのゴム層の変形を防ぐために、CPU311は定期的に両ローラを回転させる。
第2のスリープモードは、CPU311が定着装置の加熱ローラと加圧ローラを離間した状態で画像形成装置300をスリープモードに移行させる「離間するスリープ」モードである。画像形成装置300が「離間するスリープ」モードに移行した場合も、CPU311は、定着装置を含む印刷部212への電力供給を遮断できるため、印刷部212への電力供給を行う通常状態に比べて、消費電力を削減できる。さらに、画像形成装置300が「離間するスリープ」モードに移行した場合、定着装置の加熱ローラと加圧ローラは圧接しておらず、長期間経過した場合でも、圧接によって両ローラのゴム層が永久変形することはない。そのため、CPU311は、定期的に両ローラを回転させるための定着装置への電力供給をおこなう必要がない。従って、「離間するスリープ」モードに移行した場合には、定期的に両ローラを回転させるための定着装置への電力供給をおこなう必要がある「離間しないスリープ」モードに比べて、消費電力をより削減できる。
なお、CPU311は、画像形成装置300を第1のスリープモード(「離間しないスリープ」モード)から第2のスリープモード(「離間するスリープ」モード)に移行させることもできる。また、スリープモードのことを省電力モードともいう。また、スリープ状態、省電力状態ともいう。
〈定着装置の制御〉
次に、本実施の形態に係る定着装置12の制御処理について、図5及び図6を参照して説明する。
図5は、第1の実施の形態に係る、定着装置12の制御処理を示すフローチャートであり、CPU311が、ROM313からプログラムを読み出して実行することによって行うものである。
画像形成装置300の電源が入れられた場合や、スリープモードから復帰した場合など、通常状態にある場合に、CPU311は、図5のフローチャートの処理を始める。
S401で、CPU311は画像形成装置300に対するユーザからの操作がなされない状態で予め設定されたスリープモードに入るまでの時間が経過したと判定した場合にS402に処理を進める。またS401で、CPU311は、ユーザからスリープモードへの移行指示を受けた場合に、スリープモードへの移行条件が成立したと判定しS402に処理を進める。S402で、CPU311は、画像形成装置を「離間しないスリープ」モードに移行させる。
S403で、CPU311は、図6に示す画像形成装置300のスリープ制御に関する履歴テーブルに、スリープ制御に関する情報を記録する。
図6に示すテーブルにおいて、141の欄はスリープ開始日時を示し、142の欄は、スリープ終了日時を示している。143の欄は、スリープ終了日時からスリープ開始日時の差を計算したスリープ時間であり、144の欄は、スリープ時に定着装置12の離間を行ったかどうかを示すフラグと、定着装置12を装着してからこれまでに行った離間の回数を示している。図6の例では、履歴テーブルの各レコードは、スリープモードの回数に従ってNo.1からNo.2、No.3・・・と、古い順にレコードが並んでいる。S403で、CPU311は不図示のタイマから時刻情報を取得し、取得した時刻情報をスリープ開始日時に記録する。また、「離間しないスリープ」モードに移行したという情報として、「NO」という情報と、離間回数として前回離間回数計測を行い、計測結果として記録した離間回数を144の欄に記録する。なお、初めて記録する場合には、144の欄に離間回数を(0000)として記録すればよい。
画像形成装置が「離間しないスリープ」モードにある場合には、ゴム層は圧接された状態にあるため、CPU311は、定期的に(例えば3分ごとに)加熱ローラと加圧ローラの圧接部分が変わるように、例えば90度だけ加熱ローラと加圧ローラを回転させる。それによって、ゴム層の変形を防止することができる。
次に、S404で、CPU311は、画像形成装置300が「離間しないスリープ」モードに移行してから所定の時間(例えば、10分)が経過したか否かを判定する。S404で、画像形成装置300が「離間しないスリープ」モードに移行してから所定の時間が経過していないとCPU311が判定した場合に、S405に処理を進める。
S405で、CPU311は、例えば、画像データを受信したか否か、または、ユーザからスリープから復帰するように指示を受けたか否か判定し、指示を受けていない場合にはS404に処理を戻し、指示を受けた場合にはS406に処理を進める。
S406で、CPU311は、画像形成装置300をスリープモードから復帰させ、S407で、CPU311は、図6に示す画像形成装置300のスリープ制御に関する履歴テーブルに、スリープ制御に関する情報を記録する。具体的に、CPU311は、142の欄にスリープ終了日時を記録し、143の欄に、スリープ終了日時からスリープ開始日時の差を計算した値を記録する。
一方、S404で画像形成装置が「離間しないスリープ」モードに移行してから所定の時間が経過したと判定した場合には、S408に処理を進める。S408で、CPU311は、画像形成装置300を「離間しないスリープ」モードから「離間するスリープ」モードに移行させる。
S409で、CPU311は、図6に示す履歴テーブルの144の欄に記録した「NO」という情報を、「離間するスリープ」モードに移行したことを示す「YES」に書き換える。
その後、S410で、CPU311は、CPU311は、例えばユーザからスリープから復帰するように指示を受けたか否か判定し、指示を受けた場合にはS406に処理を進める。
このように、スリープモードに移行する場合に、CPU311は、まず「離間しないスリープ」モードに移行させ、その後、その状態で所定の時間が経過した場合に「離間するスリープ」モードに移行させる。それによって、定着装置のゴム層の変形防止と省電力効果の両立を図ることができる。そして、例えば、所定の時間が経過する前にユーザによってスリープからの復帰指示がなされた場合には離間機構を動作させる必要がなく、離間機構の耐久性を良好に保つように制御を行うことができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施形態では、図6に示す履歴テーブルを利用した離間制御を行う例について説明する。
図7は、第2の実施の形態に係る、定着装置12の制御処理を示すフローチャートであり、CPU311が、ROM313からプログラムを読み出して実行することによって行うものである。
画像形成装置300の電源が入れられた場合や、スリープモードから復帰した場合など、通常状態にある場合に、CPU311は、図7のフローチャートの処理を始める。
まず、S701において、画像形成装置300に対するユーザからの操作がなされない状態で予め設定されたスリープモードに入るまでの時間が経過した場合や、ユーザからスリープモードへの移行指示を受けた場合に、スリープモードへの移行条件が成立する。
S702で、CPU311は、RAM312に記憶された図6に示すような履歴テーブルから、スリープモードの制御に関する履歴情報を取得する。CPU311は、取得した履歴情報の内容を解析し、これまでのスリープモードの回数を取得する。このスリープモードの回数は、ユーザが指定してスリープモードへ移行した場合の離間回数も含む。
次のS703では、CPU311は、図6に示す履歴テーブルを参照し、離間回数が、所定の回数以下か否かを判定する。CPU311は、所定の回数以下であると判定した場合は、S704に処理を進める。
S704では、CPU311は、画像形成装置300を「離間するスリープ」モードに移行させる。
一方、CPU311は、S704で所定の回数以下ではないと判定した場合には、S705に処理を進め、画像形成装置300を「離間しないスリープ」モードに移行させる。
次に、S706で、CPU311は、図6に示す履歴テーブルに、スリープ制御に関する情報を記録する。
ここで、画像形成装置300が「離間しないスリープ」モードにある場合には、ゴム層は圧接された状態にあるため、CPU311は定期的に(例えば3分ごとに)加熱ローラと加圧ローラの圧接部分が変わるように、加熱ローラと加圧ローラを回転させる。
S707で、CPU311は、画像形成装置300が既に「離間するスリープ」モードにある場合に、S708に処理を進める。また、S707で、画像形成装置300が「離間しないスリープ」モードにあり、且つ、「離間しないスリープ」モードに移行してから所定の時間(例えば10分)が経過していない場合にS708に処理を進める。S706で、画像形成装置300が「離間しないスリープ」モードにあり、「離間しないスリープ」モードに移行してから所定の時間(例えば10分)が経過した場合に、S711に処理を進める。
S708〜S713は、実施形態1で説明したS405〜S410の内容と同様であるので説明を省略する。
このように、履歴情報として管理している離間回数に関する情報に基づいて、離間動作を制御することによって、離間機構の耐久性を良好に保つように制御を行うことができる。具体的に、離間回数が少ない場合には、定着装置のゴム層の変形防止と省電力効果の両立に重点を置いた制御を行い、離間回数が多くなるにつれて、離間機構の耐久性に重点を置いた制御を行うことができる。
なお、S707において、比較対象として説明した所定の時間は予め定めておいてもよいが、次のように設定しても構わない。所定の時間は、離間機構124の耐久性を考慮しCPU311が動的に設定するようにしてもよい。例えば、離間回数が500回以下の場合には、所定の時間を10分に設定し、S707で「離間しないスリープ」モードに移行してからの時間が10分を超える場合に、S711に処理を進める。しかし、離間回数が例えば500回を超えると、離間機構124の耐久性を考慮して、できる限り「離間しないスリープ」モードを維持させるほうが好ましい。そのため、CPU311は、所定の時間を20分と、それまでの設定より長く設定する。同様に、離間回数が例えば1000回を超えると、離間機構124の耐久性を考慮して、閾値時間を30分と、より長く設定する。このような設定の仕方によって、離間回数が多くなるほど、つまり、離間機構124の寿命に近づくほど、より「離間しないスリープ」モードを長く維持することで、離間機構124の耐久性を考慮した制御を行うことができる。
[第3の実施の形態]
第3の実施形態では、図6に示す履歴テーブルを利用した制御を行う別の例について説明する。図8は、第3の実施の形態に係る、定着装置12の制御処理を示すフローチャートであり、CPU311が、ROM313からプログラムを読み出して実行することによって行うものである。
画像形成装置300の電源が入れられた場合や、スリープモードから復帰した場合など、通常状態にある場合に、CPU311は、図8のフローチャートの処理を始める。
まず、S801において、画像形成装置300に対するユーザからの操作がなされない状態で予め設定されたスリープモードに入るまでの時間が経過した場合や、ユーザからスリープモードへの移行指示を受けた場合に、スリープモードへの移行条件が成立する。
S802で、CPU311は、RAM312に記憶された図6に示すような履歴テーブルから、スリープモードの制御に関する履歴情報を取得する。CPU311は、取得した履歴情報の内容を解析し、これまでのスリープモードの回数を取得する。このスリープモードの回数は、ユーザが指定してスリープモードへ移行した場合の離間回数も含む。
次のS803では、CPU311は、図6に示す履歴テーブルを参照し、前回の画像形成装置のスリープ時間(スリープ状態に移行してから復帰するまで時間)が、所定の時間以下か否かを判定する。CPU311は、所定の時間以下ではないと判定した場合は、S804に処理を進める。S804では、CPU311は、画像形成装置300を「離間するスリープ」モードに移行させる。一方、CPU311は、S804で所定の時間以下であると判定した場合には、S805に処理を進め、画像形成装置300を「離間しないスリープ」モードに移行させる。
次に、S806で、CPU311は、図6に示す履歴テーブルに、スリープ制御に関する情報を記録する。
ここで、画像形成装置が「離間しないスリープ」モードにある場合には、ゴム層は圧接された状態にあるため、CPU311は定期的に(例えば3分ごとに)加熱ローラと加圧ローラの圧接部分が変わるように、加熱ローラと加圧ローラを例えば90度回転させる。
S807で、CPU311は、画像形成装置300が既に「離間するスリープ」モードにあると判定した場合に、S808に処理を進める。また、S807で、画像形成装置300が「離間しないスリープ」モードにあり、且つ、「離間しないスリープ」モードに移行してから所定の時間(例えば10分)が経過していないと判定した場合にS808に処理を進める。S807で、画像形成装置300が「離間しないスリープ」モードにあり、「離間しないスリープ」モードに移行してから所定の時間(例えば10分)が経過した場合に、S811に処理を進める。
S808〜S813は、実施形態1で説明したS405〜S410の内容と同様であるので説明を省略する。
本実施形態で説明した制御は、ユーザの利用状況を考えて、前回のスリープモード時間が短い場合には、今回のスリープモード時間も短い可能性が高いという推測に基づく制御である。
このように、履歴情報として管理している画像形成装置の前回のスリープ時間に関する情報に基づいて、離間動作を制御することによって、定着装置のゴム層の変形防止と省電力効果の両立を図りつつ、離間機構の耐久性を良好に保つように制御を行うことができる。
本実施形態で、S803で比較対象となる所定の時間を20分とした場合の制御について、図6の履歴テーブルを用いて、具体例を示す。
例えば、No.501において、CPU311は、S803で、前回(No.500)のスリープモード時間と所定の時間を比較する。このとき、CPU311は、前回のスリープモード時間が40分であり、所定の時間(20分)以下ではない、つまり前回のスリープモードの時間が所定の閾値時間より以下ではないと判定し、画像形成装置300を「離間するスリープ」モードに移行させる。
No.502では、CPU311は、S803で、前回(No.501)のスリープモード時間と所定の時間(20分)とを比較する。CPU311は、前回のスリープモード時間が5分であり、所定の時間(20分)以下であると判定し、画像形成装置300を「離間しないスリープ」モードに移行させる。
なお、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
第1の実施の形態に係る定着装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す断面模式図である。 画像形成装置におけるコントローラの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態における定着装置の構成を示す断面図である。 第1の実施の形態における定着装置の構成を示す断面図である。 第1の実施の形態に係る、定着装置の制御処理を示すフローチャートである。 履歴テーブルを示す表形式図である。 第2の実施の形態に係る、定着装置の制御処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る、定着装置の制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
12 定着装置
121 加熱ローラ
122 加圧ローラ
123 加圧機構
124 離間機構
200 コントローラ
203 回転式現像器
204 感光ドラム
205 中間転写体
211 スキャナ部
212 印刷部
311 CPU
312 RAM
313 ROM
1212、1222 ゴム層

Claims (21)

  1. 省電力状態に移行可能な画像形成装置であって、
    第1部材と第2部材とを有し、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態で、記録媒体に形成された像の定着を行う定着手段と、
    前記画像形成装置を前記省電力状態に移行させる条件が満たされた場合に、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態で、前記画像形成装置を前記定着手段への電力供給が停止される前記省電力状態に移行させる制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記画像形成装置を前記省電力状態に移行させた後、予め定めた時間が経過した場合に、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生しない状態となるように前記定着手段を制御する、ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態で、前記画像形成装置を前記定着手段への電力供給が停止される前記省電力状態に移行させた場合に、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する箇所が変わるように前記定着手段を制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1部材および前記第2部材は、回転体であって、
    前記制御手段は、
    前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態で、前記画像形成装置を前記定着手段への電力供給が停止される前記省電力状態に移行させた場合に、前記第1部材および前記第2部材の何れか一方が回転するように前記定着手段を制御する、ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記定着手段は、前記第1部材または前記第2部材のいずれか一方を駆動する駆動機構をさらに含み、
    前記制御手段は、前記駆動機構を制御することによって、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力を発生させる、又は前記第1部材と前記第2部材との間に圧力を発生させない、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記省電力状態は、前記駆動機構が前記第1部材または前記第2部材のいずれか一方を駆動できない状態である、ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記駆動機構によって前記第1部材又は前記第2部材のいずれか一方が駆動された回数を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記画像形成装置を前記省電力状態に移行させる条件が満たされ、且つ前記記憶手段に記憶される前記回数が所定回数より多い場合に、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態で、前記画像形成装置を前記定着手段への電力供給が停止される前記省電力状態に移行させる、ことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成装置が省電力状態であった時間を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記画像形成装置を前記省電力状態に移行させる条件が満たされ、且つ前記記憶手段に記憶される前記時間が所定時間より長い場合に、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態で、前記画像形成装置を前記定着手段への電力供給が停止される前記省電力状態に移行させる、ことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  8. 前記省電力状態は、前記定着手段が前記第1部材と前記第2部材との間の圧力状態を変更できない状態である、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 省電力状態に移行可能な画像形成装置の制御方法であって、
    第1部材と第2部材とを有し、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態で、記録媒体に形成された像の定着を行う定着ステップと、
    前記画像形成装置を前記省電力状態に移行させる条件が満たされた場合に、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態で、前記画像形成装置を前記定着ステップへの電力供給が停止される前記省電力状態に移行させる制御ステップと、を備え、
    前記制御ステップでは、前記画像形成装置を前記省電力状態に移行させた後、予め定めた時間が経過した場合に、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生しない状態となるように前記定着ステップにおいて制御する、ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  10. 請求項9に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータにより実行させるためのコンピュータで読み取り可能なプログラム。
  11. 省電力状態に移行可能な画像形成装置であって、
    第1部材と第2部材とを有し、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態で記録媒体に形成された像の定着を行う定着手段と、
    前記画像形成装置が前記定着手段への電力供給が停止される前記省電力状態に移行してから予め定めた時間が経過するまで、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態となるように前記定着手段を制御すると共に、当該予め定めた時間が経過した後は、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生しない状態となるように前記定着手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記制御手段は、
    前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態で、前記画像形成装置を前記定着手段への電力供給が停止される前記省電力状態に移行させた場合に、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する箇所が変わるように前記定着手段を制御する、ことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記第1部材および前記第2部材は、回転体であって、
    前記制御手段は、
    前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態で、前記画像形成装置を前記定着手段への電力供給が停止される前記省電力状態に移行させた場合に、前記第1部材および前記第2部材の何れか一方が回転するように前記定着手段を制御する、ことを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記定着手段は、前記第1部材または前記第2部材のいずれか一方を駆動する駆動機構をさらに含み、
    前記制御手段は、前記駆動機構を制御することによって、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力を発生させる、又は前記第1部材と前記第2部材との間に圧力を発生させない、ことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記省電力状態は、前記駆動機構が前記第1部材または前記第2部材のいずれか一方を駆動できない状態である、ことを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 前記駆動機構によって前記第1部材又は前記第2部材のいずれか一方が駆動された回数を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記画像形成装置を前記省電力状態に移行させる条件が満たされ、且つ前記記憶手段に記憶される前記回数が所定回数より多い場合に、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態で、前記画像形成装置を前記定着手段への電力供給が停止される前記省電力状態に移行させる、ことを特徴とする請求項14又は15に記載の画像形成装置。
  17. 前記画像形成装置が省電力状態であった時間を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記画像形成装置を前記省電力状態に移行させる条件が満たされ、且つ前記記憶手段に記憶される前記時間が所定時間より長い場合に、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態で、前記画像形成装置を前記定着手段への電力供給が停止される前記省電力状態に移行させる、ことを特徴とする請求項14または15に記載の画像形成装置。
  18. 前記省電力状態は、前記定着手段が前記第1部材と前記第2部材との間の圧力状態を変更できない状態である、ことを特徴とする請求項11乃至17のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  19. 前記省電力状態は、前記定着手段が前記第1部材と前記第2部材との間の圧力状態を変更できない状態である、ことを特徴とする請求項11乃至17のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  20. 省電力状態に移行可能な画像形成装置の制御方法であって、
    第1部材と第2部材とを有し、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態で記録媒体に形成された像の定着を行う定着ステップと、
    前記画像形成装置が前記定着ステップへの電力供給が停止される前記省電力状態に移行してから予め定めた時間が経過するまで、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生する状態となるように前記定着ステップにおいて制御すると共に、当該予め定めた時間が経過した後は、前記第1部材と前記第2部材との間に圧力が発生しない状態となるように前記定着ステップにおいて制御する制御ステップと、を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法
  21. 請求項20に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータにより実行させるためのコンピュータで読み取り可能なプログラム。
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