JPH0683232A - 画像形成装置の定着装置 - Google Patents

画像形成装置の定着装置

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JPH0683232A
JPH0683232A JP4232207A JP23220792A JPH0683232A JP H0683232 A JPH0683232 A JP H0683232A JP 4232207 A JP4232207 A JP 4232207A JP 23220792 A JP23220792 A JP 23220792A JP H0683232 A JPH0683232 A JP H0683232A
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JP
Japan
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pressure
fixing
release
fixing roller
bonding
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Application number
JP4232207A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Hatta
善彦 八田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの排気ファンがはたらく1つの排気ダク
トでの複数の導入口からの外気の吸引、排気を、簡単な
構成のまま積極的に、十分に行えるようにする。 【構成】 定着ローラ2、3のウォーミングアップ完了
後の待機状態への切換えに際する圧着継続時間を、定着
動作終了時の待機状態への切換えに際する圧着継続時間
よりも長く設定したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式により画
像を形成する複写機やプリンタと云った画像形成装置に
用いられる定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式で画像を形成する複写機や
プリンタでは、感光体上に形成した静電潜像を現像器に
よりトナー現像し、これにより顕像化したトナー像を転
写シートに転写し、これを定着装置により定着処理する
ことにより画像を形成している。
【0003】この定着装置は上下一対の定着ローラによ
って、転写シートを加圧しながら加熱して、トナー像を
溶融させ転写シートに定着させる。
【0004】ところでこのような定着装置では、定着ロ
ーラの延命化を図るのに、待機時は定着ローラを離隔し
ておき、ウォーミングアップ時や通常使用時には圧着状
態にしておくことが従来から行われている。
【0005】また一方では、延命化とともに、省エネル
ギーをも意図して、待機状態では通常使用状態よりも低
い温度に保つ予熱モード制御も行われている。
【0006】さらにウォーミングアップ完了後や、定着
装置の通常使用が終了した後に待機状態へ移行する際、
定着ローラの均一かつ確実な表面温度の降温を図ると云
ったことのために、圧着状態をある時間だけ一律に継続
した後、定着ローラの圧着を解除して離隔させ待機状態
にすることが行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところでウォーミング
アップは、電源を投入したときや、ジャム等のトラブル
を解除して画像形成装置を通常状態に復帰させたとき等
に行われる。このような場合、オペレータはウォーミン
グアップが完了すると同時に画像形成を行おうとしてい
ることが多くある。
【0008】しかし、定着ローラを圧着状態にしたり、
この圧着を解除して離隔状態にしたりするのに、動作時
間が長く掛かるにも係わらず、ウォーミングアップ完了
後の圧着状態継続時間は比較的短い。
【0009】このような理由で、オペレータがウォーミ
ングアップが完了したのを確認して、通常使用するため
のキー操作を即座に行っても定着ローラは離隔動作に入
ってしまっていたり、離隔されてしまっていたりするこ
とが多々ある。
【0010】この場合、定着ローラが完全に離隔され、
またこの後再度圧接されるのを待たなければならないの
で、待ち時間が長くなって使用に不便を与える。
【0011】また定着ローラを予熱状態とこの予熱状態
時よりも高温の所定の温度状態とに切り換えるのに、予
熱状態の間定着ローラが圧着状態にあると無駄な圧着と
なる。
【0012】本発明は、これらの問題を解消することが
できる画像形成装置の定着装置を提供することを課題と
するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を達成するために、定着ローラの圧着とこの圧着を解
除して離隔させる圧着/解除手段と、この圧着/解除手
段の動作を制御する制御手段とを有し、待機時は定着ロ
ーラを離隔させるようにした画像形成装置の定着装置に
おいて、定着ローラのウォーミングアップ完了後の待機
状態への切換えに際する圧着継続時間を、定着動作終了
時の待機状態への切換えに際する圧着継続時間よりも長
く設定したことを第1の特徴とするものである。
【0014】また本発明は、定着ローラの圧着とこの圧
着を解除して離隔させる圧着/解除手段と、待機時は通
常使用時よりも低い温度に保つ予熱モードを有する画像
形成装置の定着装置において、画像形成装置にて所定時
間の間操作がないとき予熱モードに設定し、何らかの操
作があると予熱モードを解除する予熱モード制御手段
と、予熱モードが解除され定着ローラの加温が開始され
ると、定着ローラが通常使用時の所定温度に達するまで
に定着ローラを圧着状態にする圧着制御手段とを備えた
ことを第2の特徴とするものである。
【0015】さらに本発明は、定着ローラの圧着とこの
圧着を解除して離隔させる圧着/解除手段と、この圧着
/解除手段の動作を制御する制御手段とを有し、待機時
は定着ローラを離隔させるようにした画像形成装置の定
着装置において、定着ローラを通常の使用時よりも低い
温度に保つ予熱モードを設定する手段と、予熱モード設
定手段により予熱モードが設定されたとき定着ローラを
離隔させる制御手段とを備えたことを第3の特徴とする
ものである。
【0016】この場合、制御手段は、予熱モードが設定
されて後ある時間間隔をおいて定着ローラを離隔させる
ようにすることができる。
【0017】
【作用】本発明の第1の特徴の上記構成によれば、定着
ローラがウォーミングアップされ、あるいは通常使用さ
れるとき、圧着/解除手段は定着ローラを圧着させる
が、ウォーミングアップおよび通常使用が完了ないし終
了したとき、圧着/解除手段は定着ローラの圧着状態を
所定時間継続した後離隔するように働くことによって、
ウォーミングアップおよび通常使用が完了ないし終了し
た後、定着ローラを離隔させた待機状態にして、定着ロ
ーラの無駄な疲労を防止することができる。
【0018】特にこの定着ローラがウォーミングアップ
完了後離隔された待機状態に移行する際、制御手段の働
きによって圧着/解除手段は、ウォーミングアップ完了
時に定着ローラを離隔させて待機状態に移行するときの
定着ローラの圧着継続時間を、通常使用が終了して待機
状態に移行するときのそれよりも長くなるように制御さ
れるので、ウォーミングアップ完了後、直ぐに通常使用
しようとするオペレータの操作が、定着ローラが圧着継
続状態にある間に行われるに充分な時間的余裕を与える
ことができる。
【0019】また本発明の第2の特徴の上記構成によれ
ば、画像形成装置にて所定時間の間操作がないとき制御
手段は自動的に予熱モードに設定するので、画像形成装
置の使用がないのに定着のための所定温度を維持する無
駄と弊害をなくすことができる。そして予熱モードが解
除され定着ローラの加温が開始されると、定着ローラが
通常使用時の所定温度に達するまでに圧着制御手段は定
着ローラを圧着状態にするので、予熱モードを解除して
通常使可能温度になる時点前に定着ローラを圧着状態に
戻すことができる。
【0020】さらに本発明の第3の特徴の上記構成によ
れば、予熱モード設定手段により予熱モードが設定され
ると、制御手段は定着ローラを離隔させるので、予熱モ
ードの間定着ローラが無駄に圧着状態にされるのを防止
することができる。
【0021】この場合、制御手段は、予熱モードが設定
されて後ある時間間隔をおいて定着ローラを離隔させる
ことにより、予熱モードでの定着ローラ表面の初期降温
が無理なく均一に行われるようにすることができる。
【0022】
【実施例】以下本発明の実施例につき図を参照して詳細
に説明する。
【0023】図1は本発明に係る定着ローラ圧着/解除
機構1を有する定着装置を示している。
【0024】定着上ローラ2と定着下ローラ3とは、矢
印の方向に回転され、図の左方から転写後の転写シート
を受入れてこれを通過させながら加圧、加熱して定着処
理する。
【0025】この定着処理のために定着上ローラ2およ
び定着下ローラ3の少なくとも一方に定着ヒータ4を内
蔵している。定着上下ローラ2、3の温度を制御するた
めの温度検出センサ28が定着上ローラ2に接触させら
れ、定着上ローラ2の表面温度を検出するようにしてあ
る。
【0026】また定着上ローラ2は定着装置のフレーム
5に回転軸6を軸受されて定位置で回転するようになっ
ているのに対し、定着下ローラ3はフレーム5に軸7に
よって揺動可能に支持された定着ローラ支持ブラケット
8に回転軸9を軸受され、圧着ばね11の付勢によって
定着上ローラ2に圧接されるようになっている。
【0027】圧着ばね11は前記定着ローラ支持ブラケ
ット8と、フレーム5に軸12により揺動可能に支持さ
れた圧着/解除レバー13との間に働かされている。
【0028】圧着/解除レバー13はカムフォロア14
を軸15によって回転可能に支持している。フレーム5
に軸受された回転軸16上のカム17に前記圧着ばね1
1のばね力と、定着下ローラ3および定着ローラ支持ブ
ラケット8の自重とにより定着ローラ支持ブラケット8
に生じる軸7を中心とした下向きの回転モーメントが生
じ、この回転モーメントによって、前記カムフォロア1
4が前記カム17に圧接し、圧着/解除レバー13がカ
ム17の回転に追従する。
【0029】フレーム5には定着ローラ圧着/解除モー
タ18が取付けられており、減速歯車機構を介しカム1
7に連結され、これを低速駆動する。減速歯車機構20
は定着ローラ圧着/解除モータ18に直結されたウォー
ム19と、これに噛み合うようにフレーム5に軸支され
たウォームホイル22とを有し、このウォームホイル2
2と同体的な中間ギヤ23がカム17の回転軸16上に
設けられたギヤ21と噛み合っている。
【0030】カム17が図1の実線位置にあるとき、圧
着/解除レバー13は最大限上動された位置にあり、圧
着ばね11を介して支持ブラケント8を上方に回動させ
ようとし、支持ブラケット8上の定着下ローラ3を圧着
ばね11の伸びを伴って定着上ローラ2に下方より圧接
させる。
【0031】またカム17が図1の仮想線位置に回動さ
れると、圧着/解除レバー13は前記回転モーメントに
より下向きに回動され、定着下ローラ3が定着上ローラ
2への圧着を解除され、離隔された状態になる。
【0032】定着下ローラ3の定着上ローラ2に圧着し
た状態と、この圧着を解除され離隔した状態との検出を
行うため、図2に示すようにカム17の回転軸16に圧
着/解除検出板24が取付けられている。
【0033】この圧着/解除検出板24は、前記カム1
7の定着上下ローラ2、3を圧着させる実線位置と、定
着上下ローラ2、3を離隔させる仮想線位置とに対応す
る外周位置に外周方向に見た長短2つの切欠き25、2
6が設けられ、この切欠き25、26を定位置に設けら
れたフォトセンサ27によって検出することにより、定
着上下ローラ2、3の圧着/解除が検出される。
【0034】長い切欠き25が圧着状態に、短い切欠き
26が圧着を解除した離隔状態に対応している。フォト
センサ27は、圧着/解除検出板24が低速回転してい
るときの切欠き25、26の圧着/解除検出板24の円
周方向における前記長短の違いによって、圧着/解除を
検出する。
【0035】図3は図1の定着装置が装備される複写機
の制御回路を示すブロック図である。図に示すように複
写機の動作を制御するCPU31の入力ポートには、複
写機の操作パネルからの操作信号、フォトセンサ27、
および温度センサ28、他の入力が接続され、出力ポー
トには、複写機のメインモータ、定着ヒータ4、および
圧着/解除モータ18、他の出力が接続されている。ま
たCPU31は外部メモリ21を有している。
【0036】図4は前記CPU31による複写機動作制
御のメインルーチンを示し、主として定着装置の制御に
関するサブルーチンを示し、他は省略している。
【0037】これについて説明する。まずステップ♯1
では初期設定として、CPU31の初期設定、RAMの
クリア、各種フラグ、カウンタ等のリセットを行う。
【0038】ステップ♯2でルーチンタイマをスタート
させ、ステップ♯3では複写機の動作制御に関する前記
フォトセンサ27や温度セッサ28等の各センサからの
信号や、操作パネルでの操作用のキースイッチ等による
信号を入力するのと、各負荷へのオン、オフ制御を行
う。
【0039】ステップ♯4では定着器の温度、特に定着
上下ローラの温度の調節を行い、ステップ♯5では定着
上下ローラ2、3の圧着/解除を制御する。
【0040】ステップ♯6では他のCPUとの信号の授
受を行っており、複写サイクルのモード、スタート信号
の状態等のデータを通信する。
【0041】ステップ♯7ではルーチンタイマの終了を
待ってステップ♯2に戻る。以降ステップ♯2〜ステッ
プ♯7の制御が繰り返される。
【0042】図5〜図22は定着ローラの圧着/解除処
理サブルーチンのフローチャートである。
【0043】これについて説明する。まずステップ♯1
1で圧着/解除ステートカウンタの値が0〜F、10の
いずれであるかを判別する。
【0044】この圧着/解除ステートカウンタの値は、
図3に示すCPU31に接続されたメモリ32に設定さ
れており、ステップ♯1での初期設定において0にセッ
トされる。
【0045】この圧着/解除ステートカウンタの値が0
〜F、10のいずれであるかに応じて、図6〜図22に
示す各処理フローにジャンプする。
【0046】圧着/解除ステートカウンタの値が0であ
ると、図6に示すステップ♯100以下の処理フローが
実行される。
【0047】この場合、ステップ♯100で圧着/解除
モータ18がオフされているかどうかを判別し、オフさ
れていると圧着/解除モータ18をオンするとともに、
この圧着/解除モータ18が正常に動作しているかどう
かをチェックするトラブルタイマをセットする(ステッ
プ♯101、♯102)。
【0048】このトラブルタイマは図4のメインルーチ
ンに示していないサブルーチンでカウントされ、カウン
トが終了するとトラブルとなる。
【0049】続いてステップ♯103で圧着/解除検出
センサ27がオフしているかどうか、つまり前記切欠き
25、26と対向した位置にあるかどうか判別する。
【0050】オフならステップ♯104にて新たにトラ
ブルカウンタをセットした後、ステップ♯105にて圧
着/解除ステートカウンタをインクリメントしてリター
ンする。
【0051】ステップ♯103で圧着/解除検出センサ
27がオフでなければそのままリターンして圧着/解除
検出センサ27がオフになるのを待つ。
【0052】圧着/解除ステートカウンタの値が1であ
ると、図7に示すステップ♯106以下の処理フローが
実行される。
【0053】この場合、ステップ♯106で圧着/解除
検出センサ27がオンかどうか判別し、オンでなければ
圧着/解除検出板24が正常に回転していないことにな
るのでそのままリターンする。この状態が続くとトラブ
ルカウンタがカウントを終了しトラブルとなる。
【0054】オンであると圧着/解除検出板24が正常
に回転し、フォトセンサ27が切欠き25、26のどち
らか一方の始端と対向したことになる。そこで、ステッ
プ♯107にてトラブルタイマをリセットした後、圧着
/解除検出センサ27が対向している切欠きが長短2つ
の切欠き25、26のどちらであるかを判別するための
長短切欠き判別タイマをセットし、次いでステップ♯1
08で圧着/解除ステートカウンタをインクリメントし
てリターンする。
【0055】圧着/解除ステートカウンタの値が2であ
ると、図8に示すステップ♯110以下の処理フローが
実行される。
【0056】この場合ステップ♯110で長短切欠き判
別タイマのカウントが終了したかどうかを判別し、終了
していなければそのままリターンし、タイマのカウント
が続行されるようにする。
【0057】タイマのカウントが終了し、圧着/解除検
出センサ27がオフであると(ステップ♯110、♯1
11)、フォトセンサ27が短い切欠き26の終端を検
出したと判定して、この場合の次の処理に移るためにス
テップ♯112で圧着/解除ステートカウンタの値をイ
ンクリメントしてリターンする。このときの圧着/解除
ステートカウンタの値は3となり、定着上下ローラ2、
3は圧着解除状態にある。
【0058】タイマのカウントが終了しても、圧着/解
除検出センサ27がオフになっていなければ、圧着/解
除検出センサ27は長い切欠き25を検出し続けている
と判定し、この場合の次の処理に移るためにステップ♯
113にて圧着/解除ステートカウンタの値を6にセッ
トする。
【0059】圧着/解除ステートカウンタの値が3であ
ると、図9に示すステップ♯114以下の処理フローが
実行される。
【0060】この場合、ステップ♯114でコピー要求
があるかどうかを判別する。この要求は図示しない操作
パネル上のプリントキースイッチのオン操作により起動
される。
【0061】ステップ♯114でコピー要求があるとス
テップ♯115にてコピーサイクル終了後、つまり定着
装置の通常使用終了後に定着上下ローラ2、3の圧着を
解除する動作を開始するための解除動作開始ディレータ
イマ0をセットし、ステップ♯116に移行する。
【0062】またステップ♯114でコピー要求がなけ
ればステップ♯119に移行して定着前の予備回転が開
始されたかどうかをチェックする。
【0063】本実施例での定着装置では、定着上下ロー
ラ2、3の表面温度を均一にするため、図23に示すよ
うに定着温度T2 に到達する前のT1 になると、定着上
下ローラ2、3を回転駆動させる。この回転駆動は定着
温度T2 に到達したら停止する。 ステップ♯119で
定着前回転中であると、ステップ♯120で定着前回転
終了後に定着上下ローラ2、3の圧着を解除する動作を
開始するための解除動作開始ディレータイマ1をセット
しステップ♯116に移行する。 解除動作開始ディレ
ータイマ0と解除動作開始ディレータイマ1の値は0<
1であり、ステップ♯116では圧接を行うために圧着
/解除モータ18を駆動する。
【0064】次にステップ♯117で圧着/解除モータ
18のトラブルタイマをセットする。予熱モードでは定
着上下ローラ2、3の制御温度を下げて維持しておくも
ので、図23に示す温度T4 に相当する。
【0065】そしてステップ♯118で圧着/解除ステ
ートカウンタをインクリメントしてリターンする。
【0066】ステップ♯119で定着前回転中でない場
合、ステップ♯121に移行して予熱モードかどうかを
チェックし、予熱モードであると、この場合の次の処理
を行うために圧着/解除ステートカウンタをDにセット
する(ステップ♯122)。
【0067】またステップ♯121にて予熱モードでな
いと、ステップ♯123に移行して圧着/解除モータ1
8をオフし、ステップ♯124にてウエイトフラグをリ
セットしてリターンする。
【0068】以上の圧着/解除ステートカウンタが3で
あるときにおいて、圧着/解除モータ18がオンされ、
定着上下ローラ2、3の圧着動作に入ったとき、ステッ
プ♯118により圧着/解除ステートカウンタが4にセ
ットされ、図10に示すステップ♯125以降の処理フ
ローが実行される。
【0069】ステップ♯125では圧着/解除検出セン
サ27のオフをチェックし、ステップ♯126で圧着/
解除ステートカウンタをインクリメントしてリターン
し、図11に示すステップ♯127以降の処理フローに
移る。
【0070】ステップ♯127では、圧着/解除検出セ
ンサ27がオンかどうかをチェックし、オンでなければ
そのままリターンし、圧着/解除検出センサ27がオン
するのを待つ。
【0071】オンであると圧着/解除モータ18をオフ
し、トラブルタイマをリセットし、圧着/解除ステート
カウンタをインクリメントして値を6としリターンする
(ステップ♯128〜♯130)。
【0072】圧着/解除ステートカウンタの値が6であ
ると、図12に示すステップ♯131以降の処理フロー
が実行される。
【0073】圧着/解除ステートカウンタの値が6であ
ると定着上下ローラ2、3は圧接状態である。したがっ
てステップ♯131にてウエイトフラグをリセットした
後、コピー要求がなく、メインモータがオンでなければ
(ステップ♯132、♯133)、ステップ♯134に
移って圧着/解除ステートカウンタをインクリメントし
て値を7とし、リターンする。
【0074】ステップ♯132でコピー要求があると、
ステップ♯138にて解除動作開始ディレータイマ0を
セットしてステップ♯137に移行し圧着/解除モータ
18をオフしリターンする。
【0075】またステップ♯133でメインモータがオ
ンであると、ステップ♯135で定着前回転中かどうか
をチェックし、そうでなければコピー中であるのでその
ままステップ♯137に移行するが、そうでなければス
テップ♯136にて解除動作開始ディレータイマ1をセ
ットした後、ステップ♯137に移行して圧着/解除モ
ータ18をオフにした後リターンする。
【0076】圧着/解除ステートカウンタが7である
と、図13に示すステップ♯139以下の処理フローを
実行する。
【0077】この場合、ステップ♯で解除動作開始ディ
レータイマが現にセットされているかどうかをチェック
し、セットされていなければそのままステップ♯141
に移行し、セットされているとその解除動作開始ディレ
ータイマがカウントを終了しているかどうかをチェック
し(ステップ♯140)、終了している場合にステップ
♯141以降に移行する。
【0078】ステップ♯141で圧着/解除モータ18
をオンし、ステップ♯142でトラブルタイマをセット
した後、ステップ♯143にて圧着/解除ステートカウ
ンタをインクリメントしてリターンする。
【0079】ステップ♯140で解除動作開始ディレー
タイマがカウントを終了していなければ、ステップ♯1
44にてコピー要求があるかどうかをチェックし、コピ
ー要求があるとステップ♯145で解除動作開始ディレ
ータイマ0をセットするとともに、ステップ♯146で
圧着/解除ステートカウンタを6にセットしてリターン
する。
【0080】ステップ♯144でコピー要求がなけれ
ば、ステップ♯147に移行して予熱モードかどうかを
チェックし、予熱モードでなければそのままリターン
し、予熱モードであると圧着/解除ステートカウンタを
Aにセットしてリターンする。
【0081】圧着/解除ステートカウンタの値が8であ
ると、図14に示すステップ♯149以下の処理フロー
を実行する。
【0082】この場合、ステップ♯149で圧着/解除
検出センサ27がオフかどうかをチェックし、オフであ
るとステップ♯150にて圧着/解除ステートカウンタ
をインクリメントしてリターンし、圧着/解除検出セン
サ27がオフでなければステップ♯151以下の処理を
行う。
【0083】ステップ♯151ではコピー要求があるか
どうかを判別し、なければそのままリターンするが、コ
ピー要求があるとステップ♯152で圧着/解除モータ
18をオフし、ステップ♯153せトラブルタイマをリ
セットした後、ステップ♯154で圧着/解除ステート
カウンタをインクリメントしてリターンする。
【0084】圧着/解除ステートカウンタの値が9であ
ると、図15に示すステップ♯155以下の処理フロー
を実行する。
【0085】この場合、ステップ♯155で圧着/解除
検出センサ27がオンであることにより、ステップ♯1
56でトラブルタイマをリセットした後、ステップ♯1
57で圧着/解除ステートカウンタを3にセットしてリ
ターンする。
【0086】ステップ♯155で圧着/解除検出センサ
27がオンでなければ、ステップ♯158にてコピー要
求があるかどうかをチェックし、あればステップ♯15
9でウエイトフラグを1にセットしてリターンする。
【0087】ステップ♯158でコピー要求がなければ
ステップ♯160に移行してウエイトフラグを0にリセ
ットしてリターンする。
【0088】圧着/解除ステートカウンタの値がAであ
ると、図16に示すステップ♯161以下の処理フロー
が実行される。
【0089】この場合、ステップ♯161で定着上下ロ
ーラ2、3の解除動作に入っていいかどうかをチェック
する。
【0090】この解除動作の開始を許可する判定は、定
着上下ローラ2、3の温度が図23に示すT3 に達した
ことを検出したときに下される。
【0091】この温度T3 は、定着上下ローラ2、3の
温度がT2 からT3 に上昇するのに必要な時間(t8
7 )と、定着上下ローラ2、3の圧着解除動作の圧着
から圧着解除、圧着解除から再圧着に要する時間とが等
しくなるときのものである。
【0092】つまり予熱状態から予熱解除状態に変化し
ても、定着上下ローラ2、3の圧着状態になるときのウ
エイトとならないように考慮したものである。
【0093】ステップ♯162で圧着/解除モータ18
をオンし、ステップ♯163でトラブルタイマをセット
し、ステップ♯164で解除動作開始ディレータイマ1
をセットし、さらにステップ♯165で圧着/解除ステ
ートカウンタの値をインクリメントしてリターンする。
【0094】ステップ♯161で解除動作が許可されて
いない場合ステップ♯166に移行してそれ以前に予熱
状態が解除されていなければそのままリターンするが、
予熱状態が解除されている場合はステップ♯167で解
除動作開始ディレータイマ1をセットした後、ステップ
♯168で圧着/解除ステートカウンタを10にセット
してリターンし、ウォーミングアップを待つ。
【0095】圧着/解除ステートカウンタの値がBであ
ると、図17に示すステップ♯169以下の処理フロー
が実行される。
【0096】この場合、ステップ♯169で圧着/解除
検出センサ27がオフかどうかを判別する。オフである
とステップ♯170で圧着/解除ステートカウンタをイ
ンクリメントしてリターンする。
【0097】ステップ♯169で圧着/解除検出センサ
27がオフでなければ、ステップ♯171に移行して予
熱解除状態であるかどうか判別する。
【0098】予熱解除状態でなければそのままリターン
し、予熱解除状態であるとステップ♯172で圧着/解
除モータ18をオフし、ステップ♯173でトラブルタ
イマをリセットし、ステップ♯174で圧着/解除ステ
ートカウンタを10にセットしてリターンする。
【0099】圧着/解除ステートカウンタの値がCであ
ると、図18に示すステップ♯175以下の処理フロー
を実行する。
【0100】この場合、ステップ♯175で圧着/解除
検出センサ27がオンかどうかチェックし、オンでなけ
ればそのままリターンするが、オンであるとステップ♯
176で圧着/解除モータ18をオフし、ステップ♯1
77でトラブルタイマをリセットし、ステップ♯178
で圧着/解除ステートカウンタをインクリメントしてリ
ターンする。
【0101】圧着/解除ステートカウンタの値がDであ
ると、図19に示すステップ♯179以下の処理フロー
が実行される。
【0102】この場合、ステップ♯179で予熱解除状
態かどうかをチェックし、予熱解除状態でなければその
ままリターンするが、予熱解除状態であるとステップ♯
180で圧着/解除モータ18をオンし、ステップ♯1
81でトラブルタイマをセットし、ステップ♯182で
圧着/解除ステートカウンタをインクリメントしてリタ
ーンする。
【0103】圧着/解除ステートカウンタの値がEであ
ると、図20に示すステップ♯183以降の処理フロー
が実行される。
【0104】ステップ♯183で圧着/解除検出センサ
27がオフでなければそのままリターンするが、オフで
あるとステップ♯184で圧着/解除ステートカウンタ
をインクリメントしてリターンする。
【0105】圧着/解除ステートカウンタの値がFであ
ると、図21に示す圧着/解除検出ステップ♯185以
下の処理フローが実行される。
【0106】この場合、ステップ♯185で圧着/解除
検出センサ27がオンでなければ、そのままリターンす
るが、オンであるとステップ♯186で圧着/解除モー
タ18をオフし、ステップ♯187でトラブルタイマを
リセットし、ステップ♯188で圧着/解除ステートカ
ウンタをインクリメントしてリターンする。
【0107】圧着/解除ステートカウンタの値が10で
あると、図22に示すステップ♯189以下の処理フロ
ーが実行される。
【0108】この場合、ステップ♯189でウォーミン
グアップの完了を見、完了していなければそのままリタ
ーンしてウォーミングアップの完了を待ち、完了してい
るとステップ♯190で解除動作開始ディレータイマ1
をセットし、ステップ♯191で圧着/解除ステートカ
ウンタを7にセットしてリターンする。
【0109】これにより予熱が解除され、複写動作が可
能になったときには、圧着状態にあり、複写スタートが
即座に可能になる。
【0110】また図24〜図33は定着装置の温度調節
処理サブルーチンのフローチャートである。
【0111】まずステップ♯200で温調ステートカウ
ンタの値が0〜8のいずれであるかがチェックされる。
【0112】この温度調節ステートカウンタの値は、前
記圧着/解除ステートカウンタと同様にメモリ32内に
設定されており、図4に示すステップ♯1の初期設定で
0にセットされる。この圧着/解除ステートカウンタの
値が0〜8のいずれであるかによって、図25〜図33
に示す各処理フローンにジャンプする。
【0113】電源投入時は温度調節ステートカウンタは
0であるので、電源がオンされるとまず、図25に示す
ステップ♯211以降の処理フローが実行される。具体
的にはステップ♯211で定着ヒータ4をオンし、ステ
ップ♯212で温調ステートカウンタをインクリメント
してリターンする。
【0114】温調ステートカウンタの値が1であると、
図26に示す処理フローが実行される。具体的にはステ
ップ♯221で定着上下ローラ2、3の温度が図23に
示すT1 に達したかどうかチェックし、達していなけれ
ばそのままリターンしてT1に達するのを待ち、T1
達するとステップ♯222で温度調節ステートカウンタ
をインクリメントしてリターンする。
【0115】温度調節ステートカウンタの値が2である
と、図27に示す処理フローが実行され、定着上下ロー
ラ2、3の表面の温度を均一にするために、予備回転を
行う。具体的にはステップ♯231でメインモータをオ
ンし、ステップ♯232で定着上下ローラ2、3の定着
前回転をスタートさせ、ステップ♯233で温度調節ス
テートカウンタをインクリメントしてリターンする。
【0116】温度調節ステートカウンタの値が3である
と、図28に示す処理フローが実行され、定着上下ロー
ラ2、3の温度がコピー時に使用する定着温度T2 に達
したときの制御が行われる。具体的にはステップ♯24
1で定着上下ローラ2、3の温度がT2 に達したかどう
か判断され、達していなければそのままリターンしてT
2 に達するのを待ち、T2 に達しているとステップ♯2
42で定着上下ローラ2、3の回転を停止し、定着上下
ローラ2、3をT2 の温度を維持するように制御すると
ともに、ステップ♯244で温度調節ステートカウンタ
をインクリメントしてリターンし、以降新たな指令があ
るまでT2 の温度を維持する制御が続行される。
【0117】温度調節ステートカウンタの値が4である
と、図29に示す処理フローが実行され、定着上下ロー
ラ2、3の温度がT2 に達して所定時間が経過してもコ
ピー開始の要求がない場合の処理を行う。具体的にはス
テップ♯251でコピー要求があるかどうかチェック
し、あると温度調節ステートカウンタをインクリメント
してリターンする。
【0118】コピー要求がないとステップ♯252で解
除動作開始ディレータイマ1の終了をチェックし、終了
していなければそのままリターンして終了を待ち、終了
しているとステップ♯253で予熱モードに入って定着
ヒータ4をオフし、ステップ♯254で温度調節ステー
トカウンタを7ニセットしてリターンする。
【0119】温度調節ステートカウンタの値が5である
と、図30に示す処理フローが実行され、コピー動作が
終了したかどうか判別する。具体的にはステップ♯26
1で転写シートの排出が完了しコピー動作が終了したか
どうかをチェックし、終わっていなければそのままリタ
ーンしてコピー動作終了を待ち、終了しているとステッ
プ♯262で予熱モードタイマ1をセットし、ステップ
♯263で温度調節ステートカウンタをインクリメント
してリターンする。
【0120】温度調節ステートカウンタの値が6である
と、図31に示す処理フローが実行され、コピー動作終
了後一定時間何らかの操作がなされない場合の処理を行
う。
【0121】具体的にはステップ♯271で操作パネル
にてキー操作や、現行カバーの開閉、原稿自動給送装置
への原稿のセット等の操作が行われたかどうか判断し、
操作が行われた場合ステップ♯272でこの操作がコピ
ースタートキーによるコピー要求であるかどうか判断す
る。コピー要求であると、ステップ♯273で温度調節
ステートカウンタを5に設定してリターンし、コピー動
作の終了を待つ。
【0122】ステップ♯272でコピー要求でない操作
であれば、コピーが行われる可能性が高いと考えコピー
を直ぐに開始できる状態に定着上下ローラ2、3を維持
するためステップ♯274で予熱モードタイマ2をセッ
トしなおしリターンする。
【0123】ここで、ステップ♯262でセットした予
熱モードタイマ1とステップ♯274でセットした予熱
モードタイマ2とは、同じでもよいが、タイマ1の方を
長く設定しておくと、次にコピーを行う原稿を整理して
いる場合等に便利である。
【0124】ステップ♯271で操作がなければ、ステ
ップ♯275で予熱モードタイマ1または2が終了した
がどうか判別し、終了していないとそのままリターンし
て終了を待ち、終了しているとステップ♯276で定着
ヒータ4をオフして予熱モードを実行し、ステップ♯2
77で温度調節ステートカウンタをインクリメントして
リターンする。
【0125】温度調節ステートカウンタの値が7である
と、定着ヒータ4をオフして予熱モードに入り、定着上
下ローラ2、3の温度Tr がT2 ≧Tr ≧T3 であり、
図32に示す処理フローが実行される。具体的にはステ
ップ♯281で操作がなければステップ♯282で定着
上下ローラ2、3の温度がT3 以上かどうかチェック
し、T3 であると定着上下ローラ2、3の解除が可であ
るとしてそのままリターンしてT3 よりも低くなるのを
待ち、T3 よりも低いとステップ♯283で定着上下ロ
ーラ2、3の圧着解除を許可し、ステップ♯284で温
度調節ステートカウンタを3にセットしてリターンす
る。
【0126】ステップ♯281で操作があると、定着ヒ
ータ4をオンして通常使用状態とした上で、温調ステー
トカウンタ3にセットしてリターンする(ステップ♯2
94、♯295)。
【0127】温度調節ステートカウンタの値が8である
と、予熱モード待機状態であり、定着上下ローラ2、3
の温度がTr がT3 >Tr ≧T4 であるので、図33に
示す処理フローが実行される。具体的にはステップ♯2
91で操作がなければ、定着上下ローラ2、3の温度が
4 まで下がるのを待ち(ステップ♯292)、T4
で下がると操作があるまでその温度T4 を維持する。操
作があると(ステップ♯291)、定着ヒータ4をオン
し、予熱モードから脱した後、温調ステートカウンタを
1にセットしてリターンする。
【0128】
【発明の効果】本発明の第1の特徴によれば、ウォーミ
ングアップおよび通常使用が完了ないし終了したとき、
圧着/解除手段は定着ローラの圧着状態を所定時間継続
した後離隔するように働くことによって、ウォーミング
アップおよび通常使用が完了ないし終了した後、定着ロ
ーラを離隔させた待機状態にして、定着ローラの無駄な
疲労を防止するので、定着装置の延命化を図ることがで
きる。
【0129】特に定着ローラがウォーミングアップ完了
後離隔された待機状態に移行する際、ウォーミングアッ
プ完了時に定着ローラを離隔させて待機状態に移行する
ときの定着ローラの圧着継続時間が、通常使用が終了し
て待機状態に移行するときのそれよりも長くなるように
制御され、ウォーミングアップ完了後、直ぐに通常使用
しようとするオペレータの操作が、定着ローラが圧着継
続状態にある間に行われるに充分な時間的余裕を与える
ので、ウォーミングアップ完了後オペレータの操作によ
って、定着ローラが圧着状態にあるまま待ち時間なく通
常使用されるようにすることができ使用に便利である。
【0130】また本発明の第2の特徴の上記構成によれ
ば、画像形成装置にて所定時間の間操作がないとき自動
的に予熱モードに設定して、画像形成装置の使用がない
場合の定着のための所定温度を維持する無駄と弊害をな
くすので、延命化をと省力化とを図ることができる。
【0131】そして予熱モードが解除され定着ローラの
加温が開始されると、定着ローラが通常使用時の所定温
度に達するまでに定着ローラを圧着状態にし、予熱モー
ドを解除して通常使用可能温度になる時点では定着ロー
ラを既に圧着状態に戻しているので、定着ローラを圧着
状態に戻すための特別な待ち時間をなくすことができ使
用に便利である。
【0132】さらに本発明の第3の特徴の上記構成によ
れば、予熱モードが設定されると、定着ローラが離隔さ
れ、予熱モードの間定着ローラが無駄に圧着状態される
ことがないので、延命化を図ることができる。
【0133】この場合、予熱モードが設定されて後ある
時間間隔をおいて定着ローラを離隔させることにより、
予熱モードでの定着ローラ表面の初期降温が無理なく均
一に行われるようにするので、予熱モードへの移行が適
正に行われるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された定着装置の概略構成図であ
る。
【図2】図2は圧着/解除掲出機構を示す正面図および
側面図である。
【図3】図1の定着装置を装備した画像形成装置の制御
回路のブロック図である。
【図4】図3の制御回路の主な制御の内容を示すメイン
ルーチンのフローチャートである。
【図5】定着圧着解除処理サグルーチンのステートカウ
ンタの値の判別部を示すフローチャートである。
【図6】定着圧着解除処理サグルーチンのステートカウ
ンタが0であるときの処理のフローチャートである。
【図7】定着圧着解除処理サグルーチンのステートカウ
ンタが1であるときの処理のフローチャートである。
【図8】定着圧着解除処理サグルーチンのステートカウ
ンタが2であるときの処理のフローチャートである。
【図9】定着圧着解除処理サグルーチンのステートカウ
ンタが3であるときの処理のフローチャートである。
【図10】定着圧着解除処理サグルーチンのステートカ
ウンタが4であるときの処理のフローチャートである。
【図11】定着圧着解除処理サグルーチンのステートカ
ウンタが5であるときの処理のフローチャートである。
【図12】定着圧着解除処理サグルーチンのステートカ
ウンタが6であるときの処理のフローチャートである。
【図13】定着圧着解除処理サグルーチンのステートカ
ウンタが7であるときの処理のフローチャートである。
【図14】定着圧着解除処理サグルーチンのステートカ
ウンタが8であるときの処理のフローチャートである。
【図15】定着圧着解除処理サグルーチンのステートカ
ウンタが9であるときの処理のフローチャートである。
【図16】定着圧着解除処理サグルーチンのステートカ
ウンタがAであるときの処理のフローチャートである。
【図17】定着圧着解除処理サグルーチンのステートカ
ウンタがBであるときの処理のフローチャートである。
【図18】定着圧着解除処理サグルーチンのステートカ
ウンタがCであるときの処理のフローチャートである。
【図19】定着圧着解除処理サグルーチンのステートカ
ウンタがDであるときの処理のフローチャートである。
【図20】定着圧着解除処理サグルーチンのステートカ
ウンタがEであるときの処理のフローチャートである。
【図21】定着圧着解除処理サグルーチンのステートカ
ウンタがFであるときの処理のフローチャートである。
【図22】定着圧着解除処理サグルーチンのステートカ
ウンタが10であるときの処理のフローチャートであ
る。
【図23】定着上下ローラの温度調節状態を示すグラフ
である。
【図24】定着器の温度調節処理サブルーチンの温度調
節ステートカウンタの値の判別部を示すフローチャート
である。
【図25】定着器の温度調節処理サブルーチンの温度調
節ステートカウンタが0のときの処理のフローチャート
である。
【図26】定着器の温度調節処理サブルーチンの温度調
節ステートカウンタが1のときの処理のフローチャート
である。
【図27】定着器の温度調節処理サブルーチンの温度調
節ステートカウンタが2のときの処理のフローチャート
である。
【図28】定着器の温度調節処理サブルーチンの温度調
節ステートカウンタが3のときの処理のフローチャート
である。
【図29】定着器の温度調節処理サブルーチンの温度調
節ステートカウンタが4のときの処理のフローチャート
である。
【図30】定着器の温度調節処理サブルーチンの温度調
節ステートカウンタが5のときの処理のフローチャート
である。
【図31】定着器の温度調節処理サブルーチンの温度調
節ステートカウンタが6のときの処理のフローチャート
である。
【図32】定着器の温度調節処理サブルーチンの温度調
節ステートカウンタが7のときの処理のフローチャート
である。
【図33】定着器の温度調節処理サブルーチンの温度調
節ステートカウンタが8のときの処理のフローチャート
である。
【符号の説明】
1 定着ローラ圧着/解除機構 2 定着上ローラ 3 定着下ローラ 11 圧着ばね 13 圧着/解除レバー 14 カムフォロワ 17 カム 18 圧着/解除モータ 24 圧着/解除検出板 27、28 センサ 31 CPU 32 メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着ローラの圧着とこの圧着を解除して
    離隔させる圧着/解除手段と、この圧着/解除手段の動
    作を制御する制御手段とを有し、待機時は定着ローラを
    離隔させるようにした画像形成装置の定着装置におい
    て、 定着ローラのウォーミングアップ完了後の待機状態への
    切換えに際する圧着継続時間を、定着動作終了時の待機
    状態への切換えに際する圧着継続時間よりも長く設定し
    たことを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 定着ローラの圧着とこの圧着を解除して
    離隔させる圧着/解除手段と、待機時は通常使用時より
    も低い温度に保つ予熱モードを有する画像形成装置の定
    着装置において、 画像形成装置にて所定時間の間操作がないとき予熱モー
    ドに設定し、何らかの操作があると予熱モードを解除す
    る予熱モード制御手段と、予熱モードが解除され定着ロ
    ーラの加温が開始されると、定着ローラが通常使用時の
    所定温度に達するまでに定着ローラを圧着状態にする圧
    着制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置の
    定着装置。
  3. 【請求項3】 定着ローラの圧着とこの圧着を解除して
    離隔させる圧着/解除手段と、この圧着/解除手段の動
    作を制御する制御手段とを有し、待機時は定着ローラを
    離隔させるようにした画像形成装置の定着装置におい
    て、 定着ローラを通常の使用時よりも低い温度に保つ予熱モ
    ードを設定する手段と、予熱モード設定手段により予熱
    モードが設定されたとき定着ローラを離隔させる制御手
    段とを備えたことを特徴とする画像形成装置の定着装
    置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、予熱モードが設定されて後
    ある時間間隔をおいて定着ローラを離隔させる請求項3
    に記載の画像形成装置の定着装置。
JP4232207A 1992-08-31 1992-08-31 画像形成装置の定着装置 Pending JPH0683232A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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