JP2003043851A - 加圧・離間機構及び当該機構を備えた画像形成装置 - Google Patents

加圧・離間機構及び当該機構を備えた画像形成装置

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JP2003043851A JP2001236441A JP2001236441A JP2003043851A JP 2003043851 A JP2003043851 A JP 2003043851A JP 2001236441 A JP2001236441 A JP 2001236441A JP 2001236441 A JP2001236441 A JP 2001236441A JP 2003043851 A JP2003043851 A JP 2003043851A
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Katsuto Shiratori
克仁 白取
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 HPセンサ等の特別な素子を用いず、駆動手
段の電流値をモニタし、加圧・離間機構の駆動を制御可
能とする経済的、技術的に有利な加圧・離間機構及び当
該機構を備えた画像形成装置の提供。 【解決手段】 作像した画像を定着する為の定着用のロ
ーラと、該ローラの加圧および離間を行う加圧・離間機
構と、該加圧・離間機構を駆動する駆動手段と、該駆動
手段の電流を検知する電流検知手段と、該電流検知手段
の検知電流値に基づいて加圧・離間の状態を判断する判
断手段を具備し、前記加圧・離間機構の駆動を制御する
制御手段を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定着ローラと加圧
ローラの加圧・離間を行う加圧・離間機構及び当該機構
を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ等の画像形成装置にお
いては、記録材上に形成された未定着トナー像を永久像
とするために、ヒータ等の加熱源により加熱される定着
ローラと、これに圧接して回転する加圧ローラとによ
り、上記記録材を搬送すると共に、加熱及び加圧を行う
定着装置が使われている。
【0003】一般的な定着装置について図8を用いて説
明する。
【0004】図8において、記録材801は図のC方向
より搬送され、一対の加圧ローラ211と定着ローラ2
10の形成するニップ部に進入する。進入した記録材8
01上に形成された未定着トナー像は、上記ニップ部を
通過しながら、加圧力と、定着ローラ210に内蔵され
たヒータから熱を与えられ、溶融等を伴って上記記録材
801へ定着され、永久像となる。画像が定着された記
録材801は上記定着ローラ210及び加圧ローラ21
1の下流に配置された図示しない排紙ローラによって機
外へ導かれる。
【0005】次に従来例における定着装置の加圧・離間
機構について図9を用いて説明する。
【0006】図9(a)は、定着装置の加圧状態を示す
断面説明図である。図において、101は定着ローラ2
10を保持する側板、102は側板101を押圧し定着
ローラ210を加圧する加圧バネ、103は加圧・離間
の状態を切り替えるカム、904は加圧・離間状態のホ
ームポジション(HP)を検出するHPセンサである。
HPセンサはフラグと、発光部と受光部からなるディテ
クタで構成される。
【0007】図9(b)は定着装置の離間状態を示す断
面説明図である。この図において、側板101はカム1
03により押し上げられ、定着ローラ210と加圧ロー
ラ211を離間の状態にしている。
【0008】また、カム103はワンウェイクラッチに
より加圧ローラの軸と接合されているため、定着ローラ
210を搬送方向に駆動させるときは、カム103は駆
動せず、搬送方向に対して逆の向きに駆動させるときの
みカム103が駆動し、加圧・離間状態を切り替えるこ
とができる。
【0009】次に加圧処理について、図10のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0010】まず、HPセンサが加圧状態であるか判断
する(S1001)。すでに加圧状態であれば処理を終
了する。離間状態であれば定着モータの逆回転を開始す
る(S1002)。次にHPセンサの値が加圧状態であ
るか判断し(S1003)、なお離間状態であれば、所
定時間経過したか判断する(S1004)。上記S10
03、S1004の2つの処理について、どちらか一方
の条件を満たすまで処理を繰り返す。
【0011】所定時間内にHPセンサの値が加圧状態に
なれば、HPセンサのフラグの中央が所定時間経過して
ディテクタの位置にくるまで待って、カム103を完全
な加圧状態にする(S1005)。所定時間内にHPセ
ンサの値が加圧状態にならなければ、加圧処理を失敗し
たと判断する(S1006)。最後に定着モータを停止
させ(S1007)、処理を終了する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の加
圧・離間機構では、下記のような問題があった。
【0013】HPセンサを必要とする為、フラグやディ
テクタ等の部品が必要となり高価であった。また定着装
置近傍の限られたスペースにHPセンサを配置しなけれ
ばならず、技術的に困難であった。さらに発熱体である
ヒータの近傍にHPセンサを配置しなければならず、熱
によるセンサ寿命や検出精度、部品の変形などへの影響
を考慮する必要があり、技術的に困難であった。
【0014】本発明は、上述の事情に鑑みて成されたも
ので、HPセンサ等の特別な素子を用いず、駆動手段の
電流値をモニタし、加圧・離間機構の駆動を制御可能と
する経済的、技術的に有利な加圧・離間機構及び当該機
構を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記構成を備
えることにより上記課題を解決できるものである。
【0016】(1)作像した画像を定着する為の定着用
のローラと、該ローラの加圧および離間を行う加圧・離
間機構と、該加圧・離間機構を駆動する駆動手段と、該
駆動手段の電流を検知する電流検知手段と、該電流検知
手段の検知電流値に基づいて加圧・離間の状態を判断す
る判断手段を具備し、前記加圧・離間機構の駆動を制御
する制御手段を備えたことを特徴とする加圧・離間機構
及び当該機構を備えた画像形成装置。
【0017】(2)前記判断手段は、加圧・離間動作時
の所定のタイミングにおける検知電流値が、第一の判断
電流値以上の時、前記ローラが離間状態であると判断
し、第二の判断電流値以下の時、前記ローラが加圧状態
であると判断することを特徴とする前項(1)記載の加
圧・離間機構及び当該機構を備えた画像形成装置。
【0018】(3)前記判断手段は、加圧・離間動作時
の所定のタイミングにおける検知電流値が、第一の判断
電流値以上の時、前記ローラが加圧状態であると判断
し、第二の判断電流値以下の時、前記ローラが離間状態
であると判断することを特徴とする前項(1)記載の加
圧・離間機構及び当該機構を備えた画像形成装置。
【0019】(4)前記第一、第二の判断電流値は、予
め設定されていることを特徴とする前項(2)または
(3)記載の加圧・離間機構及び当該機構を備えた画像
形成装置。
【0020】(5)前記第一、第二の判断電流値は、前
記電流検知手段の検知電流値を基に所定のタイミングで
算出されることを特徴とする前項(2)または(3)記
載の加圧・離間機構及び当該機構を備えた画像形成装
置。
【0021】(6)作像した画像を定着する為の定着用
のローラと、該ローラの加圧および離間を行う加圧・離
間機構と、該加圧・離間機構を駆動する駆動手段と、該
駆動手段の電流を検知する電流検知手段と、該電流検知
手段の検知電流値に基づいて前記加圧・離間機構の状態
を判断する判断手段と、を備え、前記駆動手段は、前記
ローラの回転駆動手段を兼ねており、前記判断手段は、
前記ローラ回転駆動時の所定のタイミングにおける検知
電流値が、第三の判断電流値以上のとき、前記ローラが
加圧状態であると判断し、第四の判断電流値以下のと
き、前記ローラが離間状態であると判断することを特徴
とする加圧・離間機構及び当該機構を備えた画像形成装
置。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0023】図1は、本発明に係る加圧・離間機構の構
成を示す説明図、図2は、本発明に係る画像形成装置の
例としてのレーザビームプリンタの構成を示す模式的断
面図、図3は、本発明に係る実施例1における加圧及び
離間領域とカムの位置関係を示す説明図、図4は、本発
明に係る実施例1におけるカムの角度に対するモータ駆
動トルクの関係を示す図表、図5は、本発明に係る実施
例1におけるカムの角度に対するモータ駆動電流の関係
を示す図表、図6は、本発明に係る実施例2におけるカ
ムの角度に対するモータ駆動電流の関係を示す図表、図
7は、本発明に係る実施例3における加圧量に対するモ
ータ駆動電流の関係を示す図表、図8は、従来例におけ
る一般的な定着装置の概略構成を示す斜視図、図9
(a)、(b)は、従来例における定着装置の自動圧解
除機構を示す説明図、図10は、従来例における加圧処
理の手順を示すフローチャートである。
【0024】(実施例1)実施例1について、以下に説
明する。
【0025】図2に示すように、画像形成部において、
画像信号に基づいて形成される画像光により、静電潜像
を形成し、この可視画像を記録材201に転写し、記録
材201上の可視画像を定着させるもので、画像形成部
は感光ユニット、一次帯電手段としての帯電ローラ20
2、クリーニング手段、現像手段、中間転写体203、
給紙部、転写部及び定着部204によって構成される。
【0026】感光ドラム205はアルミシリンダの外周
に有機光導電体層を塗布して構成されている。感光ドラ
ム205は図示しない駆動モータの駆動力が伝達されて
回転するもので、駆動モータは感光ドラム205を画像
形成動作に応じて半時計回り方向に回転させる。感光ド
ラム205への露光光はスキャナ206から送られ、感
光ドラム205の表面を選択的に露光することにより静
電潜像が形成されるように構成されている。
【0027】現像手段として、上記静電潜像を可視画像
化するために、現像を行う現像器207を備えた構成
で、現像器207にはスリーブ208が設けられてい
る。
【0028】中間転写体203は、感光ドラム205に
接触して感光ドラム205の回転に伴って回転するよう
に構成されたもので、画像形成時に時計回りの方向に回
転し、感光ドラム205から可視画像の転写を受ける。
また、中間転写体203は画像形成時に後述する転写ロ
ーラ209が接触して記録材201を搬送することによ
り記録材201に中間転写体203上の可視画像を同時
に転写する。
【0029】転写ローラ209は、中間転写体203に
対して接触可能に支承された転写帯電器として備えたも
のである。
【0030】転写ローラ209は、上記中間転写体20
3上に可視画像を転写している間は、可視画像を乱さぬ
ように下方に離間している。そして、上記中間転写体2
03上に可視画像が形成された後は、この可視画像を記
録材201に転写するタイミングに合わせて図示しない
カム部材により転写ローラ209を上方に位置させる。
これにより転写ローラ209は記録材201を介して中
間転写体203に所定の押圧力で圧接するとともに、バ
イアス電圧が印可され、中間転写体203上の可視画像
が転写される。
【0031】定着部204は、記録材201を搬送させ
ながら、転写された可視画像を定着させるものであり、
図2に示すように記録材201を加熱する定着ローラ2
10と記録材201を定着ローラ210に圧接させるた
めの加圧ローラ211と定着ローラの温度をモニタする
サーミスタを備えている。可視画像を保持した記録材2
01は定着ローラ210と加圧ローラ211により搬送
されるとともに、熱及び圧力を加えることでトナー像が
表面に定着される。
【0032】以下に、図1を用いて本発明の特徴たる加
圧・離間機構について説明を行う。
【0033】同図において従来例と同様の機能を有する
部分に関しては、同一の符号を付し、説明を省略する。
104はモータを駆動する為の電力を供給するモータド
ライバ、105はカムを駆動する為のモータ、106は
モータに流れる電流を検知する為のモータ電流検知回
路、107はCPUなどの制御装置である。Aはカム1
03による側板101の押し上げ量が最小となる箇所、
Bはカム103による側板101の押し上げ量が最大と
なる箇所である。本構成においてモータ105はモータ
ドライバ104と制御装置107により一定速度で回転
するように制御される。
【0034】図3は、カムと側板との角度に対する状態
を示す図である。同図において301はカム103の回
転軸を示している。本例においては側板101に対する
カム103の角度がAを中心として前後45°の位置と
なる場合には定着ローラ210が加圧バネ102により
付勢され加圧状態となり、側板101に対するカム10
3の角度がBを中心として前後45°の位置となる場合
には定着ローラ210がカム103により押し上げられ
離間状態となることを示している。
【0035】図4は、本実施例におけるカムの角度に対
するモータの駆動トルクを示す図である。
【0036】同図に示すように、カム103が一周する
間にモータ105の駆動トルクが変動し、カム103の
半径が最も小さくなるA点においてモータ105の駆動
トルクが最小となり、カム103の半径が最も大きくな
るB点においてモータ105の駆動トルクが最大とな
る。また定着ローラ210を離間させる領域ではトルク
が大きくなり、定着ローラ210を加圧させる領域にお
いてはトルクが小さくなることが分かる。
【0037】本回路構成において、モータ105は一定
速度で回転するように制御されている為、駆動トルクと
モータ駆動電流は比例関係となる。従ってカムの角度に
対するモータの駆動電流は、図5に示す値となる。ここ
で離間状態となる領域においては、モータの駆動電流が
判断電流値Ib以上となることが分かる。また加圧状態
となる領域においてはモータの駆動電流が判断電流値I
a以下となることが分かる。
【0038】従って離間動作を行う場合には、制御装置
107がモータドライバ104を制御することでモータ
105を回転させてカムを駆動し、モータ電流検知回路
106が検知するモータ電流Imは、Im>Ibとなっ
たとき、制御装置107がモータドライバ104を制御
することでモータ105を停止させる。
【0039】また加圧動作を行う場合には、制御装置1
07がモータドライバ104を制御することでモータ1
05を回転させてカムを駆動し、モータ電流検知回路1
06が検知するモータ電流Imは、Im<Iaとなった
とき、制御装置107がモータドライバ104を制御す
ることでモータ105を停止させる。
【0040】この判断電流値Ia、Ibは、図示しない
メモリなどの記憶手段に予め記憶させ、制御装置107
などの判断手段を用いてソフトウェアでモータ電流との
比較判断を行っても良いし、コンパレータなどの比較手
段を用いてハードウェアで比較判断を行っても良く、ど
のような方法を用いてもよい。
【0041】本実施例においては加圧バネで加圧し、カ
ムを用いてリフトアップすることで離間する方式の加圧
・離間機構を例にあげて説明を行った。しかし、この方
式に限定される必要はなく、例えばカムでリフトアップ
することにより直接ローラを加圧し、リフトアップを解
放することで離間する方式の加圧・離間機構、または加
圧バネの保持部をリフトアップすることによりバネを押
し上げそれに伴って加圧され、リフトアップを解放する
ことで離間する方式の加圧・離間機構等、加圧・離間機
構の駆動時にトルクが変化するものであれば、どのよう
な加圧・離間機構を用いても良い。
【0042】(実施例2)本発明に係る実施例2におい
ては、画像形成装置の構成、および加圧・離間機構の構
成等については実施例1と同様であるため説明を省略す
る。
【0043】前述の実施例1においては、加圧・離間の
判断を行う判断電流値Ia、Ibを記憶手段や比較手段
に予め設定していた。本実施例では判断電流値Ia、I
bは予め設定せずに、以下で説明する方法を用いて決定
し、判断を行う。
【0044】電源投入時や加圧・離間動作時等の所定の
タイミングにおいてカム103を、少なくとも半回転回
転させ、その電流値のトレースをROMなどの記憶装置
に記憶させる。このときの電流値のトレースは、図6の
ようになる。ここでトレースされた電流の最大値をI
h、最小値をIlとする。ここで判断電流値Ia、Ib
を式 Ia=x×Ih+(1−x)×Il 式(1) Ib=y×Ih+(1−y)×Il 式(2) を用いて算出する。ここで係数x、yは0≦x≦1、0
≦y≦1となる値である。このときモータ駆動電流値
(もしくはカムの角度)に対する加圧・離間の状態よ
り、x、yを設定することで、判断電流値Ia、Ibを
IhからIlの間の適切な値として算出することが可能
となる。
【0045】以上より求めた判断電流値Ia、Ibを基
に実施例1と同様な加圧・離間の制御を行う。
【0046】(実施例3)本発明に係る実施例3におい
ては、画像形成装置の構成、および加圧・離間機構の構
成等については実施例1及び2と同様であるため説明を
省略する。
【0047】一般的な定着装置においては定着ローラ2
10の加圧量が多ければ多いほど表層のゴム部材等が圧
接され、定着ローラ210の転がり抵抗が大きくなる。
つまり加圧量が多ければ多いほど回転駆動時には大きな
駆動トルクが必要となる。従って加圧量に対するモータ
電流値は図7に示すような値となる。同図より離間状態
となる領域においてはモータの駆動電流が判断電流値I
c以下となることが分かる。また加圧状態となる領域に
おいてはモータの駆動電流が判断電流値Id以上となる
ことが分かる。
【0048】制御装置107は電源投入時等の定着ロー
ラの加圧・離間の状態が不明な場合に、回転駆動を行う
ことで定着ローラの加圧・離間の状態を判断することが
できる。その判断結果が所望の状態でない場合は、実施
例1に記載した方法等を用いて加圧・離間の動作を行
う。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本出願における第
一の発明によれば、予め設定した判断電流値Ia、Ib
とモータ電流Imとを比較することで加圧・離間を判断
し、HPセンサなどの特別な位置検出手段を必要としな
いで、所望の状態にすることが出来る。
【0050】又、本出願における第二の発明によれば、
適当なタイミングで判断電流値Ia、Ibを算出し、モ
ータ電流Imとを比較することで加圧・離間を判断し、
HPセンサなどの特別な位置検出手段を必要としない
で、所望の状態にすることが出来、また、経時変化やば
らつきによるモータ駆動トルクの変動、すなわちモータ
駆動電流の変動の影響を除去することができるため、よ
り精度よく加圧・離間の状態を判断することが可能とな
る。
【0051】又、本出願における第三の発明によれば、
予め設定した判断電流値Ic、Idと回転駆動時のモー
タ電流Imとを比較することで、HPセンサなどの特別
な位置検出手段を必要としないで、加圧・離間の状態を
判断することが出来る、等々の効果を呈する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る加圧・離間機構の構成を示す説
明図
【図2】 本発明に係る画像形成装置の例としてのレー
ザビームプリンタの構成を示す模式的断面図
【図3】 本発明に係る実施例1における加圧及び離間
領域とカムの位置関係を示す説明図
【図4】 本発明に係る実施例1におけるカムの角度に
対するモータ駆動トルクの関係を示す図表
【図5】 本発明に係る実施例1におけるカムの角度に
対するモータ駆動電流の関係を示す図表
【図6】 本発明に係る実施例2におけるカムの角度に
対するモータ駆動電流の関係を示す図表
【図7】 本発明に係る実施例3における加圧量に対す
るモータ駆動電流の関係を示す図表
【図8】 従来例における一般的な定着装置の概略構成
を示す斜視図
【図9】(a)、(b) 従来例における定着装置の自
動圧解除機構を示す説明図
【図10】 従来例における加圧処理の手順を示すフロ
ーチャート
【符号の説明】
101 側板 102 加圧バネ 103 カム 104 モータドライバ 105 モータ 106 モータ電流検知回路 107 制御装置 201、801 記録材 202 帯電ローラ 203 中間転写体 204 定着部 205 感光ドラム 206 スキャナ 207 現像器 208 スリーブ 209 転写ローラ 210 定着ローラ 211 加圧ローラ 301 回転軸 904 HP(ホームポジション)センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作像した画像を定着する為の定着用のロ
    ーラと、 該ローラの加圧および離間を行う加圧・離間機構と、 該加圧・離間機構を駆動する駆動手段と、 該駆動手段の電流を検知する電流検知手段と、 該電流検知手段の検知電流値に基づいて加圧・離間の状
    態を判断する判断手段を具備し、前記加圧・離間機構の
    駆動を制御する制御手段を備えたことを特徴とする加圧
    ・離間機構及び当該機構を備えた画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は、加圧・離間動作時の所
    定のタイミングにおける検知電流値が、第一の判断電流
    値以上の時、前記ローラが離間状態であると判断し、第
    二の判断電流値以下の時、前記ローラが加圧状態である
    と判断することを特徴とする請求項1記載の加圧・離間
    機構及び当該機構を備えた画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記判断手段は、加圧・離間動作時の所
    定のタイミングにおける検知電流値が、第一の判断電流
    値以上の時、前記ローラが加圧状態であると判断し、第
    二の判断電流値以下の時、前記ローラが離間状態である
    と判断することを特徴とする請求項1記載の加圧・離間
    機構及び当該機構を備えた画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第一、第二の判断電流値は、予め設
    定されていることを特徴とする請求項2または3記載の
    加圧・離間機構及び当該機構を備えた画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第一、第二の判断電流値は、前記電
    流検知手段の検知電流値を基に所定のタイミングで算出
    されることを特徴とする請求項2または3記載の加圧・
    離間機構及び当該機構を備えた画像形成装置。
  6. 【請求項6】 作像した画像を定着する為の定着用のロ
    ーラと、 該ローラの加圧および離間を行う加圧・離間機構と、 該加圧・離間機構を駆動する駆動手段と、 該駆動手段の電流を検知する電流検知手段と、 該電流検知手段の検知電流値に基づいて前記加圧・離間
    機構の状態を判断する判断手段と、を備え、 前記駆動手段は、前記ローラの回転駆動手段を兼ねてお
    り、 前記判断手段は、前記ローラ回転駆動時の所定のタイミ
    ングにおける検知電流値が、第三の判断電流値以上のと
    き、前記ローラが加圧状態であると判断し、第四の判断
    電流値以下のとき、前記ローラが離間状態であると判断
    することを特徴とする加圧・離間機構及び当該機構を備
    えた画像形成装置。
JP2001236441A 2001-08-03 2001-08-03 加圧・離間機構及び当該機構を備えた画像形成装置 Withdrawn JP2003043851A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007133213A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置および画像形成装置
JP2007256875A (ja) * 2006-03-27 2007-10-04 Canon Inc 像加熱装置
JP2012098356A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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