JP5125618B2 - リクライニング装置のロック解除機構 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートのリクライニング装置のロックを電動又は手動にて解除して、シートクッションに対してシートバックを相対回動可能とする機構に関する。
この種のロック解除機構として、リクライニング装置から延びるケーブルを牽引することにより、同装置のロックを解除する機構が公知である(特許文献1を参照)。
この公知技術では、リクライニング装置から延びるケーブルがその配索途中で連結部材の一端に連結されており、この連結部材の他端には、2本のケーブル(二股ケーブル)が連結されている。そしてこの連結部材は、その他端側に連結した二股ケーブルのいずれを牽引したとしても、一端側のケーブル(リクライニング装置から延びるケーブル)が同時に牽引される構成である(特許文献1の明細書の段落[0092]等を参照)。
そこで上記公知技術では、二股ケーブルの一方を、シートバックに内蔵の電動牽引機構(アクチュエータなどの電動機構)に連結することにより、リクライニング装置のロックを電動で解除可能とする。さらに前記一方とは異なる二股ケーブルの他方をレバー部材(手動機構)に連結することにより、レバー部材の手動操作によってロックを解除可能な構成とする。
このように公知技術では、電動機構及び手動機構とは別部材である連結部材を用いて、リクライニング装置のロック解除を電動又は手動のいずれかで行うことが可能とされており、乗員にとっては使い勝手のよい構成である。
特開2005−22483号公報
しかしながら上記公知技術では、ケーブルを二股にする連結部材が必須となり、ロック解除機構の部品点数が増加する。さらにこの連結部材が思いのほか高価であることから、車両用シートの製造コストを考慮すると、すんなり適用できる構成ではなかった。
本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、部品点数を極力削減したシンプルな構成により、リクライニング装置のロック解除を電動又は手動にて行うことにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明のロック解除機構は、車両用シートのリクライニング装置から延びるケーブルを牽引することにより、同装置のロックを解除して、シートクッションに対してシートバックを相対回動可能とする構成である。
そして本発明では、リクライニング装置のロックを電動(ケーブルを電動牽引する電動機構)又は手動(ケーブルを手動牽引する手動機構)にて解除するのであるが、その構成は部品点数が極力少なく且つシンプルであることが望ましい。
そこで本発明のロック解除機構では、ケーブルと連結するスライド部材を、ケーブルの牽引方向にスライド移動自在として車両用シートに対して直接的又は間接的に取付ける構成とした。
そして電動機構では、電源操作部の操作によりモータを回転させて、このモータ軸部の回転によりギア部材を従動回転させる。そしてこのギア部材の従動回転に対応してスライド部材を押圧するカム部材によって、スライド部材を牽引方向にスライド移動させる構成とした。
また手動機構では、ケーブルとは異なる他のケーブルをスライド部材に連結して、レバー部材の手動操作により他のケーブルを牽引する。そしてこの他のケーブルの牽引により(上述のギア部材を従動回転させることなく)、スライド部材を牽引方向にスライド移動させる構成とした。
このように本発明のロック解除機構によれば、スライド部材を用いて電動機構と手動機構の双方を構成することにより、ロック解除機構の部品点数を極力削減して(例えば公知技術の連結部材を省いて)シンプルな構成とすることができる。
なお上述の電源操作部は、モータに電力を供給するための電気回路を電通・非電通の間で切換える部材であり、例えばプッシュボタンなどの操作機構を用いて構成される。そして電源操作部は、上述のギア部材の従動回転に対応して電通・非電通を繰返すリミットスイッチなどの自動操作機構を、上記操作機構に並列して設ける構成としてもよい。
第2発明のロック解除機構は、第1発明に記載のロック解除機構であって、スライド部材及び電動機構を備える本体部を有する。
そして上述の他のケーブルを、本体部内において、モータ軸部(例えばモータ軸本体やモータ軸に連結のウォーム)の配設位置とは異なる位置に配索してスライド部材に連結する構成とした。こうすることでモータ軸部に塗布の潤滑剤が、他のケーブルに付着することを防止又は低減することができる。
本発明の第1発明によれば、部品点数を極力削減したシンプルな構成により、リクライニング装置のロック解除を電動又は手動にて行うことができる。そして第2発明によれば、手動機構の動作状態をより良好に維持することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図1〜図9を参照して説明する。
この図1に示すシートは、車室内の二列目等に配置される三人掛け用のシートである。そしてこの図1に示すシート状態を基本としてシート方向を定めるものとし、車両用シート上方に符号UP、車両用シート下方に符号DU、車両用シート前方に符号F、車両用シート後方に符号Bを各図に適宜付すこととする。
そして本実施例では、向かって右側に配置するシート(シートクッション4とシートバック6とヘッドレスト8を備えるシートであり、以下、車両用シート2と呼ぶ)を例示して、本実施例のロック解除機構について説明する。
[実施例1]
本実施例の車両用シート2は、図1を参照して、リクライニング装置Rと、同装置のロックを解除する本体部30と、シートバック6肩口のレバー部材20と、車室壁面(2W)に配設の電源操作部10を有する(いずれの部材も詳細構成は後述する)。
この本体部30は、リクライニング装置Rの上方に位置して、シートバック6内部のフレームに固定されている。そしてこの本体部30下部には、リクライニング装置Rからシート上方に延びる第1ケーブルCA1が連結されている。また本体部30上部には、第2ケーブルCA2(他のケーブル)及び電源コードECが連結されている。
そしてリクライニング装置Rは、後述するように、第1ケーブルCA1をシート上方に牽引することでロックが解除されて、シートクッション4に対してシートバック6が相対回動自在となる構成である。
そこで本実施例では、本体部30の電源コードECを電源操作部10(電源)に連結することで、電源操作部10を操作して本体部30に電力を供給することにより、第1ケーブルCA1を牽引可能な構成とする。さらに本体部30の第2ケーブルCA2をレバー部材20に連結して、レバー部材20を手動操作することにより、第1ケーブルCA1を牽引可能な構成とする。このように本実施例では、リクライニング装置Rを電動又は手動でロック解除する構成とするのであるが、そうするとロック解除機構の部品点数が増加して構成が複雑となりがちである。
そこで本実施例では、後述するように、ロック解除機構の部品点数を極力削減してシンプルな構成としたものである。以下、各構成要素について説明する。
[リクライニング装置]
本実施例のリクライニング装置Rは、図1を参照して、シート幅方向に橋渡されたリクライニング軸S一端に設けられている。
このリクライニング装置Rは、図2を参照して、シートバック6下部に固定のラチェット50rと、シートクッション4後部に固定のガイド10rと、装置Rのロック状態を解除する第1ケーブルCA1を備える。そしてこれらガイド10r及びラチェット50r間には各構成(後述するヒンジカム20r、スライドカム30r及びポール40r)が配設されている。
そしてシートバック6のラチェット50r(円盤形状)には、リクライニング軸Sを挿設する中心孔52rが設けてある。そしてラチェット50rの内側(ガイド10rを臨む側)には円形凹部54rが形成されている。この円形凹部54rの内周面には、後述するポール40rが噛合い可能な内歯部56rと、歯のない平滑部58rとが周方向に180度の間隔にて交互に設けられている。
そして本実施例では、シートクッション4(ポール40r)に対するシートバック6(ラチェット50r)の後傾姿勢から自立姿勢時において、内歯部56rがシート上下に位置する配置とされている(図3を参照)。
またシートクッション4のガイド10r(若干径の大きい円盤形状)には、リクライニング軸Sを挿設する中心孔12rが設けてある。そしてラチェット50rの内側(ラチェット50rを臨む側)には互いに十字状に交差して縦横に延びる溝(ポール案内溝14r及びカム案内溝16r)が設けてある。
このポール案内溝14rに、後述するポール40rが縦方向(シート上下)に進退可能に嵌合し、カム案内溝16rに、後述するスライドカム30rが横方向(シート前後)に進退可能に嵌合することとなる。
そしてこれらガイド10rとラチェット50rを互いに対向状に嵌め合わせたのち、リクライニング軸Sに挿設状態として、ラチェット50r側からリング部材60rを組付ける。そしてガイド10r及びラチェット50rの外周部をリング部材60rにてカシメ付けることで、ガイド10rに対してラチェット50rをリクライニング軸S回りに相対回転自在とする。
(リクライニング装置の内部構成)
そしてガイド10rとラチェット50rの間には、図2を参照して、ヒンジカム20rとスライドカム30rと一対のポール40r,40rが配置する。そしてこれら各部材は、リクライニング軸Sに支持されて、後述するように各々ガイド10rに組付けられる。
そして各部材の中間に配置するスライドカム30r(正面視略長方形)は、その中心の挿入孔32rと、この挿入孔32rの外周一部をシート上下に切欠いて形成の一対のアーム溝34r,34rが設けてある。またスライドカム30rの外周には、シート上下に突出する略L字状の一対の係合突部36r,36rが設けてある。そして係合突部36rの両側外周には一対のカム面38r,38r(部分的に凹状)が形成されている。
そしてヒンジカム20rは、図2を参照して、リクライニング軸Sを挿入可能な筒状の軸部22rと、その外周から外方へ突出したアーム部24rを備える。
このヒンジカム20rの軸部22rをガイド10r(中心孔12r)に挿入する。そしてヒンジカム20rのアーム部24rをスライドカム30rのアーム溝34rに挿設しつつ、スライドカム30rをカム案内溝16r(横方向に延びる溝)に嵌合する。
そして図2及び図3を参照して、ガイド10r外側に突出するヒンジカム20r(軸部22r)にロックスプリング9r(渦巻きバネ)を嵌装する。これによりガイド10rに対してヒンジカム20rをシート前方(反時計周り)に回転するよう付勢しておく。
そしてこのガイド10r外側に突出したヒンジカム20r(軸部22r)に第1ケーブルCA1を連結する。そしてこの第1ケーブルCA1をシート上方に牽引することにより、ロックスプリング9rの付勢力に抗してヒンジカム20rをシート後方(時計周り)に回転させる構成とする。なお第1ケーブルCA1は、上述のロックスプリング9rの付勢力により常にシート下方に付勢された状態とされる。
そしてポール40rは、図2を参照して、ラチェット50rの内歯部56rに噛合い可能な外歯部42r(平板状)を有する。そしてポール40rは、外歯部42r両端を一端に向けて屈曲してなる一対の脚部44r,44rを有する。
これら一対のポール40r,40rを、スライドカム30rの上下に各々配置してポール案内溝14r(縦方向に延びる溝)に嵌合する。このとき図3を参照して、ポール40rの脚部44rがカム面38r(凹状部分とは異なる部位)に当接するときは、外歯部42rがガイド10rの内周面に当接する設定としておく。
こうすることで一対のポール40r,40rが、シート上下に位置するラチェット50rの内歯部56rに噛合い状態となる。このポール40rとラチェット50rの噛合いにより、ガイド10rとラチェット50rとの相対的な回転が阻止される(リクライニング装置Rがロック状態に保持される)。
そして図3を参照して、第1ケーブルCA1をシート上方に牽引して、ロックスプリング9rの付勢力に抗してヒンジカム20rを回転させる。このヒンジカム20rの回転により、ヒンジカム20r(アーム部24r)がスライドカム30rを押圧してカム案内溝16r内の右方向へスライドさせる。このスライドカム30rのスライド移動により(スライドカム30rが横方向にずれることで)、一対のポール40r,40rの脚部44rがカム面38rの凹状部分に嵌り込む。これによりポール案内溝14r内において両ポール40rが各々ラチェット50rの径方向内方(離間方向)にスライド移動する。
このように第1ケーブルCA1を牽引することにより、ポール40rとラチェット50rが離間して互いの噛合いが解除される。こうすることでガイド10rとラチェット50rの相対的な回転が可能となる(リクライニング装置Rがロック解除状態となる)。
そしてリクライニング装置Rのロックを解除しつつ、ガイド10rとラチェット50rとを反時計周りに回転させて、ラチェット50rの平滑部58rを、両ポール40rを臨むシート上下に位置させる。
この状態では、第1ケーブルCA1を緩めてもポール40rがラチェット50r(平滑部58r)に噛合うことはない。このため、ガイド10rとラチェット50rとの相対的な回転が可能な状態(ロック不能な状態)とされる。
このように本実施例では、シートバック6が後傾姿勢から自立姿勢となるまでの間(ロックゾーンRZ、シート上下に内歯部56rが位置する間)は、シートバック6を所望の姿勢でロック可能な構成とされている(図3の実線状態から二点破線状態を参照)。
一方、シートバック6が自立姿勢を超えて前倒し姿勢となる間(フリーゾーンFZ、シート上下に平滑部58rが位置する間)は、シートクッション4に対してシートバック6をロックできない構成とされている。
[ロック解除機構]
(本体部)
本実施例の本体部30(一端側が三角状とされた略矩形状)は、図4を参照して、後述するスライド部材70及び電動機構が収納される部材であり、その開口を覆う平板状の蓋部材40を備える。
この蓋部材40は、その内面31(本体部30を臨む面)にシート上下に延びる一対のガイド部42,42(平板状)が形成されている。そしてこれら一対のガイド部42,42に、後述するスライド部材70が摺動可能に嵌装されることとなる。
そして本体部30は、図4を参照して、その内面31(蓋部材40を臨む面)を囲むように周壁部32が設けてあり、周壁部32四方には、外方に張出し状のフランジ部33(締結孔)が設けてある。
この本体部30の下部(三角状の頂部)の周壁部32は一部略U字状に切欠かれており(第一導通部34が形成されており)、この第一導通部34に後述の第1ケーブルCA1が配索される。また本体部30上部の周壁部32は、一端側寄りで一部切欠かれており(第二導通部35が形成されており)、この第二導通部35に後述の第2ケーブルCA2が配索される。
そして本体部内面31は、図4及び図5を参照して縦断面凹凸状であり、その下方には、後述するギア部材54と減速ギアを嵌込み可能な第二収納部38が設けてある。
また本体部内面31上側は、その一端側が凹状とされている(第一収納部37が形成されている)。この第一収納部37に、後述するモータ50(軸部とは異なる本体)を位置決めして嵌込むことで、本体部30の一端側にモータ50を配置することとなる。
なお第一収納部37の深さ寸法は、モータ50を嵌装した状態でモータ50上面と蓋部材40材との間に第2ケーブルCA2を配索可能な程度の隙間(離間寸法D)が形成されるよう設定しておく。
(電動機構)
そして電動機構は、図4を参照して、モータ50と、このモータ50軸部の回転により従動回転するギア部材54を備える。このギア部材54には、後述するカム部56(カム部材)が一体的に形成されている。
そしてモータ50(略矩形状)は、その軸本体にウォーム52(モータ軸部)が連結されており、上述した電源コードECにより電源供給を受けて回転する(図1を参照)。このモータ50を、正面視でウォーム52が他端側に位置する配置で、上述の本体部30上側の第一収納部37に嵌込み固定する。
(ギア部材及びカム部)
本実施例のギア部材54は、図4を参照して、後述するピン部材80を挿設可能な中心孔53が設けてあり、その外周面に複数の歯部を有する。このギア部材54の一面には、正面視略扇状のカム部56(カム部材の一例)が突出して一体に設けられている。
このギア部材54を、その一面(カム部56)が表側を向く配置として、上述の本体部30下側の第二収納部38に設けた図示しないボス上に配置する。
このときカム部56を、正面視でギア部材54のシート下方に配置して、後述するギア部材54の従動回転に対応してシート上方に移動する構成としておく。
そして本実施例では、複数の減速ギア(第一ギア58a、第二ギア58b)を介してモータ50のウォーム52にギア部材54を噛合わせることで、モータ50の回転を、ウォーム52及び減速ギアにより適度に減速してギア部材54に伝達する構成である。
具体的にはモータ50のウォーム52下方に、第一ギア58a(ウォームホイールとしての第一ギア58a)を噛合い状態で本体部30内に軸支する。この第一ギア58a下方に、第一ギア58aに噛合う第二ギア58bを軸支する。そしてギア部材54を、この第二ギア58b下方に噛合い状態で配置しておく。
(スライド部材)
そしてスライド部材70は、図4を参照して正面視で略矩形状の平板部材であり、その中央に、シート上下に延びる縦長状のスライド孔72が設けてある。そしてスライド部材70一面の両側には、上述のガイド部42に摺動可能に嵌合する一対のガイド溝74,74が穿設されている。
またスライド部材70一面の下部中央には、第1ケーブルCA1を取付け可能な第一取付け部76が設けてあり、スライド部材70上部には、第2ケーブルCA2を取付け可能な第二取付け部77が設けてある。この第二取付け部77は、スライド部材70の一端側寄りに形成されており、スライド部材70を本体部30に組付けることで本体部30の第二導通部35を臨むように配置することとなる。
またスライド部材70他面側は、図5を参照して、上部側が縦断面クランク状をなしており、垂直に屈曲状の壁部78が形成されている。この壁部78は、スライド部材70を本体部30に組付けた状態で、ギア部材54のカム部56に臨むように(カム部56よりもシート上方に)配置される。
そして図4及び図6を参照して、このスライド部材70を、その他面側を下向きとしてギア部材54上に配置したのち、スライド孔72からギア部材54の中心孔53にピン部材80(頭部82と軸部84)を挿入する。このときスライド孔72内にピン部材80の頭部82を配置して、図示しないボスに軸部84を挿設することによりギア部材54を回転自在に軸支する。
そして本体部30の第一導通部34より第1ケーブルCA1を導き通して、スライド部材70の第一取付け部76に取付ける。この第1ケーブルCA1は、上述のロックスプリング9rの付勢力によりシート下方に付勢された状態である(図2及び図3を参照)。このためスライド部材70は、この第1ケーブルCA1によりシート下方に付勢されて、スライド部材70のスライド孔72上端にピン部材80の頭部82が係合して支持されることとなる。
ところで本実施例では、図6を参照して、第1ケーブルCA1(ブラケットCAB)を第一導通部34に掛合い状態として、第1ケーブルCA1を本体部30(第一導通部34)に導き通す構成である。
このように第1ケーブルCA1(ブラケットCAB)を第一導通部34にて支持する構成としておけば、第1ケーブルCA1の下方向きの付勢によって、スライド部材70がシート下方に過度に引っ張られることを防止又は低減することができる。
(手動機構)
そして図4及び図6を参照して、スライド部材70の第二取付け部77に第2ケーブルCA2を取付けて、本体部30の第二導通部35に導き通したのち、シートバック6肩口のレバー部材20に連結する(図1を参照)。このように第2ケーブルCA2を、本体部30内において、モータ50のウォーム52(モータ軸部)とは反対側の一端側寄りに配索する。こうすることで、モータ50のウォーム52に塗布したグリース等の潤滑剤が、第2ケーブルCA2に付着することを防止又は低減することができる。
そしてレバー部材20(棒状)は、図1を参照して、その下方がシートバック6肩口に回動自在に軸支されており、その上部側を持ってシート下方に回動することにより第2ケーブルCA2をシート上方に牽引可能な構成である。
そして図4を参照して、本体部30の蓋部材40を、そのガイド部42をガイド溝74に嵌装させつつ本体部30に組付ける。こうすることでスライド部材70が、蓋部材40のガイド部42(一対のガイド部42,42)によってその両側から保持される(スライド部材70が両持ち状態で本体部30に安定的に組付けられる)。
このような両持ち状態であると、一端側寄りの第2ケーブルCA2を牽引したとしても、スライド部材70の他端側が本体部30から浮き上がりにくくなり、安定的に第2ケーブルCA2を牽引することができる。
このようにしてスライド部材70が、蓋部材40のガイド部42に嵌装されて、本体部30内でスライド移動自在に組付けられる。そして本体部30のフランジ部33(締結孔)と蓋部材40材の締結孔に、図示しない締結部材を挿通して、スライド部材70を収納の本体部30をバックフレーム6rに固定する(スライド部材70を車両用シート2に対して間接的に取付ける)。
(ロック解除動作)
そして図1及び図6を参照して、本体部30上部のプラグ39に電源コードEC一端を接続したのち、電源コードEC他端を、電源操作部10(電源)に連結する。
つぎに図7(a)及び(b)を参照して、電源操作部10の操作によりモータ50(ウォーム52)を回転させてギア部材54を従動回転させる。そしてギア部材54の従動回転に対応してカム部56が上部に移動してスライド部材70(壁部78)を押圧する。このカム部56の押圧によって、スライド部材70をシート上方(牽引方向)にスライド移動させて、スライド部材70の第1ケーブルCA1をシート上方に牽引する。
このように本実施例によれば、電源操作部10を操作して本体部30に電力を供給することで、スライド部材70がシート上方にスライド移動して、リクライニング装置Rのロックを電動で解除することができる。
また図1及び図6(a)及び(b)を参照して、レバー部材20の手動操作により、本体部30に連なる第2ケーブルCA2を牽引する。この第2ケーブルCA2の牽引により(ギア部材54を従動回転させることなく)、スライド部材70をシート上方にスライド移動させて、スライド部材70の第1ケーブルCA1をシート上方に牽引する。
このように本実施例によれば、レバー部材20の手動操作にて第2ケーブルCA2を牽引することで、スライド部材70がシート上方にスライド移動して、リクライニング装置Rのロックを手動で解除することができる。
このように本実施例のロック解除機構は、スライド部材70を用いて電動機構と手動機構を構成することにより、部品点数を極力削減してシンプルな構成とされている。
また第2ケーブルCA2には、モータ50軸部(ウォーム52)の潤滑剤が付着しにくい構成であることから、手動機構の動作状態をより良好に維持することができる。
そして手動によるロック解除は、ギア部材54の従動回転を伴うことなくなされるため、ギア部材54の従動回転によるモータ50の逆回転が極力生じない構成である。このため本実施例の構成によれば、モータ50の逆回転に伴う逆起電力対策を施す必要がなく、逆起電力防止用の部材を省略してシンプルな構成とすることができる。
[実施例2]
実施例2のロック解除機構の基本構造は、実施例1のロック解除機構とほぼ同一であるため、共通の構造等は対応する符号を付すことで詳細な説明を省略する。
そして図8を参照して、本実施例のギア部材54は、その一面側にカム部56と、その他面側に凹部位55を備える。この凹部位55は、ギア部材54他面側の外周面が、ギア部材54の径方向内方に凹状とされた部位である。
また本体部内面31には、この凹部位55に臨む位置にリミットスイッチ12が配設されており、その端子部13が凹部位55内に配置されている。
そしてリミットスイッチ12は、電源操作部10(プッシュボタン式)に並列して設けられた自動操作機構であり、後述するようにギア部材54の従動回転に対応して電通・非電通を繰返す構成である。
そして電源操作部10(プッシュボタン式)の操作によりモータ50を回転して、ギア部材54を従動回転させる。そうするとギア部材54の凹部位55がリミットスイッチ12から離れるように上方に移動して、凹部位55とは異なるギア部材54の外周面が端子部13に当接(押圧)する。この端子部13の押圧によりリミットスイッチ12が作動状態となり、端子部13と外周面が当接する間(ギア部材54が一回転する間)、モータ50に電力を供給するための電気回路が自動的に電通状態となる。
このように実施例2によれば、電源操作部10を一度操作(ワンプッシュ)してギア部材54を従動回転させれば、あとはリクライニング装置Rのロック解除状態が自動的に維持される。このため電源操作部10をつきっきりで操作する必要がないので、乗員にとってより使い勝手の良い構成となる。
そして本実施例の構成は、上述のリクライニング装置Rにおいて、シートバック6を前倒しする際には好適な構成である。すなわち図3を参照して、電源操作部10を一度操作すれば、シートバック6をロックゾーンRZからフリーゾーンFZに回動するまでの間(典型的には3〜4秒程度)、リミットスイッチ12によってロック解除状態が保持されることとなる。
なおリミットスイッチ12によるロック解除の維持時間は、例えばモータ50の減速機構(ウォーム52の進み角や減速ギアの数)やカム部56のカム面の長さ(角度)によって調節される。例えば扇状のカム部56を採用する場合には、ロック解除の維持時間を考慮して、そのカム面が、1/12円(角度30°)〜1/2円(角度180°)とする。
またウォーム52の進み角(歯の傾き)は、ロック解除の維持時間を考慮して、モータ50に対してギア部材54を十分減速可能な設定であることが好ましい。例えばウォーム52の進み角が45°よりも小さくなるほどセルフロックで止まり減速しやすい。なおウォーム52の進み角が45°に近づくほど十分な減速効果が得られない傾向にある。
[実施例3]
実施例3のロック解除機構の基本構造は、実施例1又は実施例2のロック解除機構とほぼ同一であるため、共通の構造等は対応する符号を付すことで詳細な説明を省略する。
そして本実施例では、図9を参照して、本体部内面31にガイド部42が設けてあり、スライド部材70の裏面側にガイド溝74が設けてある。そしてスライド孔72から、比較的大きな頭部82aを備える第二ピン部材80aを挿入してギア部材54を軸支するとともに、ギア部材54に対してスライド部材70を摺動可能に取付ける。
こうすることで第二ピン部材80aの頭部82aによって、スライド部材70が片持ち状態で本体部30に組付けられる。このため本実施例によれば、蓋部材を省略したシンプルな構成とすることができる。
また本実施例のカム部56aは、ギア部材54外周に沿って湾曲する(円弧形状)の平板部材である。そしてスライド部材70の裏面には、短尺な平板状の壁部78aが形成されている(いずれもシンプルな構成とされている)。
そしてギア部材54の従動回転により、上方にカム部56aを移動させて壁部78aを押圧する。このようにカム部56aや壁部78aは、互いに当接可能である限り、各種形状を適宜選択して用いることができる。
また本実施例の自動操作機構は、スライド部材70一側面に配設した第一端子部14と、バックフレーム6rに配設した第二端子部15(突出部15a)を備える。
そしてスライド部材70のスライド移動により、これら第一端子部14と第二端子部15が接触して、ギア部材54が一回転する間、モータ50に電力を供給するための電気回路を自動的に電通状態とする。そしてスライド部材70下部に延びる第一取付け部76aにて第1ケーブルCA1をシート上方に牽引する。このように電源操作部10(自動操作機構)は、ギア部材54とは異なる本体部30とバックフレーム6rで構成してもよい。
本実施形態のロック解除機構等は、上述した実施例に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。
(1)本実施例では、ロックゾーンとフリーゾーンを設定したリクライニング装置Rの例を説明した。本実施例のリクライニング装置Rは、シートクッション4に対してシートバック6を所望の姿勢でロック可能な構成(ラチェット50r内周全周に内歯部56rを形成した構成)であってもよい。また電源操作部10は、乗員の手元や荷室に設けてもよい。
また本実施例では、シートバック6内に本体部30を配設して、リクライニング装置Rから延びる第1ケーブルCA1をシート上方に牽引する例を説明した。この第1ケーブルCA1の牽引方向は、ヒンジカムを回転可能であればどのような方向でもよく、例えば、シートクッション4内に本体部30を配設して、リクライニング装置Rから延びる第1ケーブルCA1をシート前方に牽引する構成としてもよい。
(2)また本実施例では、モータ50のウォーム52とギア部材54の間に、複数の減速ギアを介装する例(より実用的な例)を説明した。これとは異なり、モータ50のウォーム52とギア部材54を直接噛み合わせるシンプルな構成(ギア部材54をウォームホイールとする構成)としてもよい。
(3)また本実施例では、ギア部材54の一面にカム部56を一体的に設けた例を説明した。これとは異なり、カム部材とギア部材54を別体として両部材を直接又は間接的に連結する構成としてもよい。例えばカム部材を板カム構成(その基礎円半径と、一部突出部分の最大半径を異ならせる構成)としてもよい。そしてスライド部材70(壁部78)を、常にカム部材の外周面に当接させる構成としておく。
(4)また本実施例では、正面視略扇状のカム部56(実施例1)及び円弧形状のカム部56(実施例3)をカム形状として例示した。カム部56の形状は、スライド部材70を押圧してスライド移動可能であればよく、例えば単に円形や多角形状の突出軸状として構成してもよい。
(5)また本実施例では、スライド部材70に、他のケーブルとして第2ケーブルCA2(単数)を設けた例を説明した。これとは異なりスライド部材70には、複数の他のケーブルを取付けてもよい。こうすることで、シートバック6肩口のレバー部材20とは異なる位置に複数のレバー部材20を設けて、これらのどの位置(例えば車両用シート2とは異なる他の車両用シート、車室壁面2W、乗員の手元又は荷室)からでも他のケーブルを牽引可能な構成とすることができる。
(6)また本実施例では、第2ケーブルCA2を、モータ50軸部の配設位置とは異なる位置に配索する例(手動機構の動作状態をより良好に維持する配索例)を説明した。これとは異なり、第2ケーブルCA2がモータ50軸部(ウォーム52)を横切るように配置されていてもよい。こうすればモータ50を第一収納部37に収納する必要がないため、本体部内面31を平面状とする(シンプルな構成とする)ことができる。また第2ケーブルCA2を、第1ケーブルCA1と同一線状に配索することもできる。
(7)また本実施例では、スライド部材70を本体部30に収納してシートバック6フレームに取付ける(間接的に取付ける)例を説明した。これとは異なりスライド部材70を直接的にバックフレーム6rに取付ける構成としてもよい。
(8)また本実施例では、第1ケーブルCA1(ロックスプリング9r)の付勢力によりスライド部材70をシート下方に付勢する例を説明した。これとは異なり、本体部に対してスライド部材70を、バネ部材やゴム部材などの弾性手段によってシート下方に引張して付勢する構成(補助的な付勢構成)を用いることができる。
(9)またレバー部材20は、第2ケーブルCA2を手動で牽引可能であればよく各種構成を採用できる。
(10)また実施例2では、凹部位55を一箇所設けた例を説明した。この凹部位55は、ギア部材54に複数設けてもよい。例えば、ギア部材54に第二の凹部位を設けて、スライド部材70が押圧された状態で、ギア部材54の従動回転を停止させることもできる。
また本実施例では、端子部13の押圧により作動するリミットスイッチ12の例を説明した。これとは異なり、端子部13が押圧状態にある時には作動せず、端子部13の押圧が解除されたときに作動するリミットスイッチを用いてもよい。この場合には、ギア部材の他面側に突出部を設けて、この突出部によりリミットスイッチの端子部を押圧する構成とする。なおリミットスイッチを複数設けて上記構成を実現してもよい。
(11)なお本実施例では、実施例1〜実施例3で、各種部材の構成及び変形例を説明した。これら部材の構成及び変形例は、各実施例において適宜選択して使用することができる。
車両用シートの一部透視斜視図である。 リクライニング装置の分解斜視図である。 車両用シートの一部透視側面図である。 ロック解除機構の一部分解図である。 ロック解除機構の縦断面図である。 (a)は、通常時のロック解除機構の正面図であり、(b)は、手動によるロック解除動作時のロック解除機構の正面図である。 (a)は、通常時のロック解除機構の正面図であり、(b)は、電動によるロック解除動作時のロック解除機構の正面図である。 実施例2のロック解除機構の正面図である。 実施例3のロック解除機構の正面図である。
符号の説明
CA1 第1ケーブル
CA2 第2ケーブル
EC 電源コード
2 車両用シート
10 電源操作部
12 リミットスイッチ
20 レバー部材
30 本体部
39 プラグ
40 蓋部材
42 ガイド部
50 モータ
52 ウォーム
54 ギア部材
55 凹部位
56 カム部
70 スライド部材
72 スライド孔
74 ガイド溝
76 第一取付け部
77 第二取付け部
78 壁部
80 ピン部材
S リクライニング軸
R リクライニング装置
9r ロックスプリング
10r ガイド
20r ヒンジカム
30r スライドカム
40r ポール
50r ラチェット
60r リング部材

Claims (2)

  1. 車両用シートのリクライニング装置から延びるケーブルを、電動又は手動にて牽引して同装置のロックを解除することにより、シートクッションに対してシートバックを相対回動可能とするリクライニング装置のロック解除機構において、
    前記ロック解除機構が、前記ケーブルと連結するスライド部材を、前記ケーブルの牽引方向にスライド移動自在として前記車両用シートに対して直接的又は間接的に取付けて構成されるとともに、
    前記ケーブルを電動で牽引する電動機構が、電源操作部の操作により回転するモータと、前記モータ軸部の回転により従動回転するギア部材と、前記ギア部材の従動回転に対応して、前記スライド部材を牽引方向に押圧してスライド移動させるカム部材を備え、
    前記ケーブルを手動で牽引する手動機構が、前記ケーブルとは異なる他のケーブルを前記スライド部材に連結して、前記他のケーブルに連結するレバー部材の手動操作により、前記他のケーブルを牽引して前記スライド部材を牽引方向にスライド移動させる構成であるリクライニング装置のロック解除機構。
  2. 前記ロック解除機構は、前記スライド部材及び前記電動機構を備える本体部を有し、
    前記他のケーブルを、前記本体部内において、前記モータ軸部の配設位置とは異なる位置に配索して、前記スライド部材に連結させる構成とした請求項1に記載のリクライニング装置のロック解除機構。
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