JP5125018B2 - ヘッドユニットの製造方法および製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット式記録装置、ディスプレイ製造装置、電極形成装置、バイオチップ製造装置などの液状体吐出装置に搭載されるヘッドユニットの製造方法および製造装置に関する。
近年、微小なノズルから液状体を吐出するヘッドを吐出対象物に対して走査させるように構成した液状体吐出装置が、印刷や工業用途に広く利用されるようになってきている。例えば、特許文献1に掲げる工業用の液状体吐出装置では、大型基板への対応や工程時間の短縮化のため、多数のヘッドを並設したユニット(ヘッドユニット)を走査させるようになっている。
このようなヘッドユニットにおける個々のヘッドの取り付け位置は、液状体の吐出位置の精度を決める要素として非常に重要であり、とりわけ工業用途では高い精度が要求される。このため特許文献1に係るヘッドユニットの組み立てでは、個々のヘッドについて適度な遊びを有した状態でヘッドの仮取り付けを行った後、取り付け位置の微調整を行った上でヘッドを本固定するようにしている。
特開2003−127392号公報
上述の微調整では、視覚的な位置認識によりヘッドの位置情報を取得し、さらに、当該位置情報の実測値と規定値との差分を補償するように、ヘッドを機械的に並進ないし回転移動させるようになっている。しかしながら、視覚認識の結果に基づいてヘッドを高精度に移動させるということは実際には容易なことではない。ヘッドの移動精度そのものに、既に機械的な精度ばらつきが存在するためである。
また、ヘッドを移動させる駆動手段との係合部分やヘッド内の部品の組み立てについても精度ばらつきが存在するため、機械的な移動に係るヘッドの回転中心の所在を厳密に知ることができず、これにより移動量を正確に制御することができないという事情がある。このため、従来の方法ではヘッドの取り付け位置の精度に限界があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、高精度なヘッドの取り付けを実現するヘッドユニットの製造方法および製造装置を提供することを目的としている。
本発明は、ノズルが一面に形成されたヘッドと当該ヘッドを取り付けるためのベース体とを備えるヘッドユニットを、前記ベース体における前記ヘッドの位置を規定した上で製造するヘッドユニットの製造方法であって、前記ベース体における前記ヘッドの位置情報について、その実測値を取得すると共に、当該実測値と規定値との差分を取得する差分取得工程と、前記差分取得工程で取得された前記差分を補償するように前記ヘッドを機械的に移動させるヘッド移動工程と、を有し、前記差分が所定の範囲内に収束するまで、前記差分取得工程と前記ヘッド移動工程とを繰り返し実行することを特徴とする。
この発明のヘッドユニットの製造方法では、ベース体におけるヘッドの規定位置からのズレ(差分)とその差分を補償するためのヘッドの機械的な移動を、差分が所定の範囲内に収束するまで繰り返し行うようになっている。これによれば、ヘッドの機械的な移動の精度にばらつきがあったとしても、最終的に高精度にヘッドの取り付け位置を規定することができる。
また好ましくは、前記ヘッドユニットの製造方法において、前記ヘッドの位置情報に係る前記差分は、前記一面を含む座標面における前記ノズルの配列に係る並進成分と回転成分とを含むことを特徴とする。
この発明のヘッドユニットの製造方法によれば、液状体の吐出位置の精度に直接関わるノズルの配列に係る位置情報を基準としているので、吐出位置の精度の高いヘッドユニットを製造することができる。
また好ましくは、前記ヘッド移動工程において、前記一面を含む座標面における並進および回転の自由度の下で前記ヘッドを移動させる前記ヘッドユニットの製造方法において、前記ヘッド移動工程において、前記差分の並進成分を前記並進の自由度に係る移動量として、前記差分の回転成分を前記回転の自由度に係る移動量として、前記ヘッドを移動させることを特徴とする。
この発明のヘッドユニットの製造方法によれば、差分取得工程で取得した差分の値をヘッド移動工程に係る仮の移動量として用いることで、差分を補償するようなヘッドの移動を、ある程度の精度の下で簡単に行うことができる。
本発明は、ノズルが一面に形成されたヘッドと当該ヘッドを取り付けるためのベース体とを備えるヘッドユニットを、前記ベース体における前記ヘッドの位置を規定した上で製造するためのヘッドユニットの製造装置であって、前記ベース体における前記ヘッドの位置情報について、その実測値を取得すると共に、当該実測値と規定値との差分を取得する差分取得手段と、前記差分を補償するように前記ヘッドを機械的に移動させるヘッド移動手段と、前記差分が所定の範囲内に収束するまで、前記差分の取得と前記ヘッドの移動とを繰り返し実行させる統括制御手段と、を備えることを特徴とする。
この発明のヘッドユニットの製造装置によれば、ベース体におけるヘッドの規定位置からのズレ(差分)とその差分を補償するためのヘッドの機械的な移動を、差分が所定の範囲内に収束するまで繰り返し行うことができる。これにより、ヘッドの機械的な移動の精度にばらつきがあったとしても、最終的に高精度にヘッドの取り付け位置を規定することができる。
また好ましくは、前記ヘッドのユニットの製造装置において、前記ヘッドの位置情報に係る前記差分は、前記一面を含む座標面における前記ノズルの配列に係る並進成分と回転成分と、を含むことを特徴とする。
この発明のヘッドユニットの製造装置によれば、液状体の吐出位置の精度に直接関わるノズルの配列に係る位置情報を基準としているので、吐出位置の精度の高いヘッドユニットを製造することができる。
また好ましくは、前記機械的移動手段が、前記一面を含む座標面における並進および回転の自由度の下で前記ヘッドを移動させる前記ヘッドユニットの製造装置において、前記ヘッド移動手段が、前記差分の並進成分を前記並進の自由度に係る移動量として、前記差分の回転成分を前記回転の自由度に係る移動量として、前記ヘッドを移動させることを特徴とする。
この発明のヘッドユニットの製造装置によれば、補正量取得手段が取得した差分の値をヘッド移動手段に係る仮の移動量として用いることで、差分を補償するようなヘッドの移動を、ある程度の精度の下で簡単に行うことができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。また、以下の説明で参照する図では、図示の便宜上、部材ないし部分の縦横の縮尺を実際のものとは異なるように表す場合がある。
(液状体吐出装置)
まずは、図1を参照して液状体吐出装置の構成について説明する。
図1は、液状体吐出装置の要部構成を示す斜視図である。
図1に示すように、液状体吐出装置200は、直線的に設けられた1対のガイドレール201と、ガイドレール201の内部に設けられたエアスライダとリニアモータ(図示せず)により主走査方向に移動する主走査移動台203を備えている。また、ガイドレール201の上方においてガイドレール201に直交するように直線的に設けられた1対のガイドレール202と、ガイドレール202の内部に設けられたエアスライダとリニアモータ(図示せず)により副走査方向に沿って移動する副走査移動台204を備えている。
主走査移動台203上には、吐出対象物となる基板Pを載置するためのステージ205と、主走査移動台203に対向する位置を撮像可能なカメラ206が設けられている。ステージ205は基板Pを吸着固定できる構成となっており、また、回転機構207によって基板P内の基準軸を主走査方向、副走査方向に正確に合わせることができるようになっている。
副走査移動台204は、回転機構208を介して吊り下げ式に取り付けられたキャリッジ209を備えている。また、キャリッジ209は、液状体の吐出面10aを基板P側に向けたヘッドユニット10、ヘッドユニット10に液状体を供給する液状体供給機構(図示せず)、ヘッドユニット10に吐出駆動用の電気信号を供給する駆動用電気基板(図示せず)などを備えている。
ヘッドユニット10は、吐出面10aを基板Pに対向させた状態で、基板Pに対して相対的に、主走査方向および副走査方向に移動(走査)される。また、ヘッドユニット10の走査に同期した適切な制御の下で、吐出面10a側に設けられたヘッド30(図2参照)から微小な液滴(液状体)が吐出される。これにより、液状体吐出装置200は、基板P上の所望の位置に微少量単位で液状体を配置することができる。尚、液状体には、水や有機溶媒等の液体、およびこれらの溶液、液体中に固体微粒子を分散させたものなどを、用途に応じて採用することができる。
ヘッドユニット10の吐出面10a側には、ヘッドユニット10の基準点および基準軸a1(図2参照)を規定するための標識部材71,72(図2参照)が設けられており、この基準点および基準軸a1の認識は、カメラ206による標識部材71,72の撮像により行われる。液状体吐出装置200は、回転機構208の駆動により、ヘッドユニット10の基準軸a1が主走査方向に一致するような状態に調整された上で動作する。またこの動作の際、ヘッドユニット10の走査位置は、ヘッドユニット10の基準点の位置に基づいて認識されるようになっている。
(ヘッドユニット)
次に、図2、図3を参照して、ヘッドユニットの構成について説明する。
図2は、ヘッドユニットの構成を示す吐出面側からの斜視図である。図3は、ヘッドの構成を示す斜視図である。
図2において、ヘッドユニット10は、ベース体としてのベースプレート11に、主ヘッド保持部材50、副ヘッド保持部材60を介して複数(本実施形態では12個)のヘッド30が取り付けられた構成となっている。ベースプレート11は、長方形様の板状部材であり、キャリッジ209(図1参照)への取り付けに用いるボルト孔12と、ユニット組み立て装置100(図4参照)への載置の時に位置決め孔としての役割を果たす貫通孔13a,13bを有している。尚、貫通孔13aは丸孔、貫通孔13bは長孔として形成されている。
ヘッド30は、図3に示すように、ノズル31を有する吐出アセンブリ32と、電気信号用のフレキシブルケーブルと接続するためのコネクタ33を有する回路基板34と、液状体を導入するための針状部材35を有するケースアセンブリ36とを備えている。
吐出アセンブリ32の内部には、ノズル31の個々と連通する微細な流路や、ノズル31内方の流路壁を機械的に変形(変位)させるための圧電素子などが設けられている。尚、吐出アセンブリ32における吐出駆動方式は、このような圧電方式に限られるものではなく、発熱素子を用いたサーマル方式などを採用することもできる。
吐出アセンブリ32は、外観において、一面にノズル31が形成されたノズル面37と、ノズル面37と同程度の幅の寸法を持つ直方体形状の本体部38とを備え、本体部38におけるノズル面37の反対側は鍔形状を有したフランジ部39となっている。フランジ部39には、ヘッド30を副ヘッド保持部材60にねじ止めするためのねじ孔40,40(一方のねじ孔40は作図の関係で隠れている)が設けられている。
ノズル面37において、ノズル31は2組のノズル群41A,41Bを構成しており、各ノズル群41A,41Bのノズル31は、それぞれ所定の方向に沿って一定のピッチで並んだライン配列をなしている。ノズル群41Aとノズル群41Bに係る配列の方向は互いに一致しており、また本実施形態では、ノズル群41Aとノズル群41Bとは、互いにピッチを補完して並列するいわゆる千鳥配列をなしている。
再び図2に戻って、ベースプレート11には、ヘッド30の取り付け領域を挟むように、一対の標識部材71,72が取り付けられている。この標識部材71,72は、ロッド状に形成した金属部材の端面71a,72aを鏡面に研磨した上で、端面71a,72aの中央に穿孔(図示せず)を設けたものである。また、標識部材71,72は、その端面71a,72aがヘッド30のノズル面37とほぼ同一平面を形成するような高さとされている。
端面71a,72aにおける穿孔の中心はヘッドユニット10の基準点として、また、基準点(穿孔)どうしを結ぶ軸はヘッドユニット10の基準軸a1として、カメラ等の光学的手段を用いて認識される。この基準点および基準軸a1は、液状体吐出装置200(図1参照)におけるヘッドユニット10の位置、姿勢の特定に用いられるだけでなく、後述するヘッドユニット10の組み立てにおいて、個々のヘッド30の位置を特定するための基準としても用いられるものであり、吐出位置の精度を決める要素として非常に重要なものである。
このように、標識部材71,72は、液状体吐出装置200における吐出位置の精度を決める上で重要な役割を果たすものであるため、部材自体の形状、取り付け位置、姿勢などに関して、高い安定性を有することが要求される。このため、本実施形態では、熱的安定性の高い超鋼で標識部材71,72が形成されており、また、標識部材71,72への直接的な干渉による精度の狂いを防ぐため、端面71a,72a以外の部分がカバー部材74で覆われるようになっている。尚、超鋼製の標識部材71,72は、その硬さのためにベースプレート11に打ち込み式に固定することができず、保持部材73とその内部に設けられたOリングを介して固定されるようになっている。
(ヘッドユニットの製造装置)
次に、図4、図5を参照してヘッドユニットの製造装置としてのユニット組み立て装置の構成について説明する。
図4は、ユニット組み立て装置の外観構成を示す斜視図である。図5は、ユニット組み立て装置の機能ブロック図である。
図4に示すユニット組み立て装置100は、適度な遊びを有した状態でベースプレート11(図2参照)に取り付け(以下、仮装着と呼ぶ)られた12個のヘッド30(図2参照)を、それぞれ精度良く位置決めして接着固定(仮固定)するためのものである。ユニット組み立て装置100は、ユニット載置台110と、ユニット移動機構101と、ヘッド移動機構102と、撮像装置104と、仮固定のための接着剤注入装置103(図5参照)とを備えている。
ユニット載置台110は、ベースプレート11を載置するための基台であり、ベースプレート11の両端下面を支持するための支持面111と、ベースプレート11を位置決め孔13a,13b(図2参照)において係止するための固定ピン112a,112bとを備えている。
ユニット移動機構101は、ユニット載置台110の移動を行うための機構であり、基台130上に直線的に設けられた1対のガイドレール105と、ガイドレール105の内部に設けられたエアスライダとリニアモータ(図示せず)によりY軸方向に沿って移動するY軸移動台106を備えている。また、ユニット移動機構101は、ガイドレール105と直交するようにY軸移動台106上に直線的に設けられた1対のガイドレール107と、ガイドレール107の内部に設けられたエアスライダとリニアモータ(図示せず)によりX軸方向に沿って移動するX軸移動台108を備えている。
ユニット移動機構101はさらに、X軸移動台108上において、ユニット載置台110をXY平面に直交する回転軸(θ軸)方向に回転可能に支持する回転機構109を備えている。ヘッドユニット10の組み立ては、ユニット載置台110のθ軸まわりの回転により、ユニット載置台110に載置したヘッドユニット10の基準軸a1(図2参照)の方向をX軸方向に合わせた状態で行われる。
ヘッド移動機構102は、ベースプレート11上のヘッド30(図2参照)を移動させるためのものである。ヘッド移動機構102は、ヘッド30に固定された副ヘッド保持部材60(図2参照)に係合させるための一対の調整ピン121,121と、調整ピン121,121を介して、ヘッド30をXY軸方向(並進)およびθ軸方向(回転)の自由度で移動させるための機構(作図の関係上図示されず)とを備えている。尚、ヘッド移動機構102に係るX軸、Y軸、θ軸の移動の方向は、ユニット移動機構101に係るX軸、Y軸、θ軸の方向と一致するようにされている。
撮像装置104は、ヘッドユニット10における標識部材71,72の端面71a,72a(図2参照)、およびヘッド30のノズル面37(図2参照)を撮像するためのものである。撮像装置104は、それぞれ対をなす鏡筒部131A,131Bと、CCD等の撮像素子を有する撮像部132A,132Bと、照明装置133A,133Bとを備えている。鏡筒部131A,131BはY軸方向に並設されており、ノズル面37の撮像の際、ノズル群41A(またはノズル群41B、図3参照)の両端のノズル31(図3参照)の近傍を、同時に撮像することができるようになっている。
図5に示すユニット組み立て装置100の制御部140は、内部バス147で相互に接続された統括制御部141、ユニット移動機構制御部142、ヘッド移動機構制御部143、規定値記憶部144、位置情報取得部145、差分取得部146の各機能ブロックを備えている。また、制御部140は、外部インターフェース(I/F)148を介してユニット移動機構101、ヘッド移動機構102、接着剤注入装置103、撮像装置104と接続されている。
ユニット移動機構制御部142は、ユニット移動機構101を制御して、ユニット載置台110に載置されたヘッドユニット10(ベースプレート11)を、X軸、Y軸、θ軸の自由度で移動させる。また、ヘッド移動機構制御部143は、ヘッド移動機構102を制御して、ベースプレート11に仮装着されたヘッド30を、X軸、Y軸、θ軸の自由度で移動させる。すなわち、ヘッド移動機構制御部143とヘッド移動機構102は、本発明のヘッド移動手段を構成している。
位置情報取得部145は、ユニット移動機構制御部142が管理するユニット載置台110の位置データと撮像装置104で取得された画像データとに基づいて、ヘッドユニット10やヘッド30の位置情報を取得する。また、差分取得部146は、位置情報取得部145で取得されたヘッド30の位置情報の実測値と規定値記憶部144に格納されている位置情報の規定値(詳しくは後述する)とを比較して、その差分を取得する。すなわち、撮像装置104、ユニット移動機構制御部142、規定値記憶部144、位置情報取得部145、差分取得部146は、本発明の差分取得手段を構成している。
(ヘッドユニットの製造方法)
次に、図2、図4、図5、図6、図7、図8を参照して、ヘッドユニットの製造方法(組み立て方法)について説明する。
図6は、ヘッドの仮装着の方法を説明するための斜視図である。図7は、ヘッドの取り付け位置を規定する方法を説明するための図である。図8は、ヘッドユニットの組み立ての工程を示すフローチャートである。
ヘッドユニット10の組み立てにあたり、まず図6に示すように、ベースプレート11の中央に形成された開口部18の領域に、主ヘッド保持部材50、副ヘッド保持部材60を介してヘッド30が仮装着される(図8の工程S1)。この仮装着は、12個のヘッド30(図2参照)の全てについて行われる。
主ヘッド保持部材50は、ヘッド30のフランジ部39よりも大きめの外周寸法を有する長方形形状の開口部51を中央部に有する板状の部材であり、その長手方向の寸法はベースプレート11における開口部18の幅に比べて十分長くなっている。また、主ヘッド保持部材50は、開口部51の長辺方向の両脇にねじ孔52,52を、端部の3箇所に貫通孔53,53,53を有している。
副ヘッド保持部材60は、ヘッド30の本体部38よりもやや大きめの外周寸法を有する長方形形状の開口部61を中央部に有する板状の部材であり、その長手方向の寸法は主ヘッド保持部材50における開口部51の長辺方向の幅に比べて十分長くなっている。また、副ヘッド保持部材60は、対称的な配置で対をなすように設けられた、貫通孔62,62、貫通孔63,63、貫通孔64a,64b、貫通孔65,65を有している。
ヘッド30は、貫通孔65を貫通してフランジ部39のねじ孔40と螺合するねじ15により、開口部61から本体部38が突き出した状態で副ヘッド保持部材60に固定される。また、副ヘッド保持部材60は、貫通孔62を貫通してねじ孔52と螺合するねじ16により、開口部51上に架設されるような状態で主ヘッド保持部材50に半固定される。ここで、半固定という言い方をしたが、これはねじ16を緩く締めた状態のことを指している。これにより、ヘッド30は、フランジ部39の外縁と開口部51の内縁との間に形成される隙間分の遊びを有した状態で、主ヘッド保持部材50に対して保持される。そして、主ヘッド保持部材50は、貫通孔53を貫通して開口部18の脇のねじ孔14と螺合するねじ17により、開口部18上に架設されるような状態でベースプレート11に固定される。
副ヘッド保持部材60の貫通孔63,63は、後述する工程S9において、接着剤を導入する導入路としての役割を果たすものである。すなわちこの工程では、接着剤を貫通孔63,63に注入することで、貫通孔63,63の周りにおいて、副ヘッド保持部材60の下面と主ヘッド保持部材50の上面とを接合されることになる。
また、副ヘッド保持部材60の貫通孔64a,64bは、後述する工程S7において、ユニット組み立て装置100(図4参照)の調整ピン121,121と係合されるためのものである。すなわちこの工程では、貫通孔64a,64bを力点として、副ヘッド保持部材60に固定されたヘッド30が、XY軸方向(並進方向)およびθ軸方向(回転方向)に移動することになる。尚、貫通孔64aは丸孔として、貫通孔64bは長孔として形成されている。
ところで、調整ピン121,121によりヘッド30を回転移動する場合、ノズル面37における機械的な回転中心P1の位置は、正確に特定できるものではない。回転中心P1は、ヘッド30内の部品の組み立てばらつき、ヘッド30と副ヘッド保持部材60との取り付けばらつき、調整ピン121,121と貫通孔64a,64bとの係合状態のばらつきなどによって変動するものだからである。
全てのヘッド30について仮装着が終わったら、ヘッドユニット10(図2参照)は、ユニット組み立て装置100のユニット載置台110(図4参照)上に載置される(図8の工程S2)。このとき、ヘッドユニット10の基準軸a1(図2参照)やヘッド30のノズル面37は、ユニット組み立て装置100におけるXY平面内に精度よく規定される。
次の工程S3では、ヘッドユニット10の基準軸合わせが行われる。例えば本実施形態では、ユニット移動機構101(図4,5参照)の動作によりヘッドユニット10が撮像装置104(図4,5参照)の直下の位置まで移動され、撮像装置104で標識部材71,72の穿孔の位置認識が行われる。そして、この位置認識の結果から基準軸a1のX軸からのθ軸方向の傾き(角度)が算出され、当該傾きを補正するように回転機構109(図4参照)によるヘッドユニット10の回転移動が行われる。これにより、ヘッドユニット10の基準軸a1は、ユニット組み立て装置100のX軸方向に正確に規定される。
ヘッドユニット10の基準軸合わせが終了したら、統括制御部141(図5参照)の制御の下、ヘッド30の取り付け位置の規定と仮固定(図8の工程S4〜S8)が行われ、12個のヘッド30の全てについての仮固定(工程S8)が終了したか否かの判定がなされる(図8の工程S9)。そして、全てのヘッド30について仮固定(工程S8)が終了していなければ(No)、終了していないヘッド30について工程S4〜S8が繰り返され、全てのヘッド30について仮固定(工程S8)が終了していれば(Yes)、次の工程S10に移行する。
工程S10では、ヘッドユニット10をユニット載置台110から取り外し、各ヘッド30について、仮装着(工程S1)の段階において緩く締められていたねじ16を本締めする。この本締めによって主ヘッド保持部材50と副ヘッド保持部材60とは強固に結合され、ヘッド30が高精度に取り付けられたヘッドユニット10が完成する。
以下では、ヘッド30の取り付け位置の規定と仮固定に係る工程S4〜S8について、詳細な説明を行う。
工程S4では、対応するヘッド30を撮像装置104の直下に移動させるようにユニット移動機構101の動作が行われる。そして、撮像装置104によるノズル面37の撮像と、位置情報取得部145(図5参照)による情報処理とにより、ヘッド30の位置情報が取得される。
図7に示す本実施形態の例では、ヘッド30の位置情報は、ノズル群41Aの両端のノズル31,31の中点に相当する基準点P2のXY軸成分(並進方向成分)と、同ノズル31,31を結ぶ軸に相当する基準軸a2のθ軸成分(回転成分)とで構成されている。また、このXY軸成分およびθ軸成分は、それぞれヘッドユニット10の基準点(標識部材71の穿孔の位置)および基準軸a1(工程S3によりX軸に一致している)に対する値として取得されるようになっている。
ここで、ヘッド30の位置情報をノズル31の位置に基づいて規定するようにしたのは、ノズル31の位置が液状体の吐出位置の精度を直接的に決める要素であり、且つ、ノズル31は容易に視認できるものだからである。つまり、必ずしもノズル31の位置に基づいて基準点や基準軸を定めなければならないわけではなく、例えば、ノズル面37等にあらかじめ基準点、基準軸を示す視認可能なダミーマークを設けておき、それを撮像することでヘッド30の位置情報を取得するようにすることも可能である。
また、上述の実施形態ではノズル群41Aの両端のノズル31,31の中点を基準点P2として選んでいるが、基準点の選び方はこのような方法に限定されるものではない。例えば、特定の一ノズルの中心点を基準点としてもよいし、着目するノズルの位置精度のばらつきに鑑みて、二以上の多数のノズル(ノズル群41Bのノズルを含んでもよい)の重心点を基準点としてもよい。
また、上述の実施形態ではノズル群41Aの両端のノズル31,31を結ぶ軸を、ノズル群41A(41B)内の配列方向を規定する軸と擬制して基準軸a2としているが、基準軸の選び方はこのような方法に限定されるものではない。例えば、着目するノズルの位置精度のばらつきに鑑みて、二以上の多数のノズルの位置から配列方向を規定する軸を算出するようにしてもよい。
工程S5では、上述した位置情報(XY軸成分およびθ軸成分)について、工程S4で取得された実測値と規定値記憶部144(図5参照)に格納されていた規定値とが比較され、その差分が差分取得部146(図5参照)で取得される。図7に示す本実施形態の例では、実測値に係る基準点P2と規定値に係る基準点P3とのXY軸成分の差分ΔXY、および、実測値に係る基準軸a2と規定値に係る基準軸a3(Y軸方向に一致)とのθ軸成分の差分Δθが、演算によって求められる。
位置情報の規定値については、ヘッドユニット10の組み立てを行う直前に、あるいは定期的に、規定値記憶部144内の値を更新することが好ましい。すなわち、各ヘッド30におけるノズル群41Aの両端のノズル31,31に対応するマーカーを記したガラスプレートの原板をユニット載置台110に載置し、工程S4,S5と同じ方法で基準点の座標を規定値として取得する。これにより、ユニット組み立て装置100の機械的な精度変化の影響をあまり受けることなく、原板の複製を作成するように、ヘッド30の位置を規定することができるようになる。
次の工程S6では、統括制御部141により、先の工程S5で取得された差分ΔXY、Δθが所定の範囲内(例えば、ΔXYについて3μm以内、Δθについて0.01度以内)にあるか否かの判定がなされる。そして、差分が所定範囲内にないと判断された場合(No)は、上記差分を補償するようにヘッド30の移動が行われ(図8の工程S7)、差分が所定範囲内にあると判断された場合(Yes)は、ヘッド30の仮固定が行われる(図8の工程S8)。
ヘッド移動工程S7では、ヘッド移動機構制御部143(図5参照)の制御の下、調整ピン121により、副ヘッド保持部材60の貫通孔64a,64bを力点として、ヘッド30がXY軸方向およびθ軸方向に移動される。
先にも述べたが、ノズル面37における機械的な回転中心P1については、さまざまなばらつき要因により、正確な位置を特定することができない。従って、θ軸方向に回転移動を行った際の基準点P2のXY軸方向の移動量を正確に把握することはできず、これに起因して、差分を補償するためのヘッド移動機構102の移動量を正確に計算することができないという問題がある。また、調整ピン121および副ヘッド保持部材60を介して行うヘッド30の移動には、管理できない機械的な精度ばらつきが存在するため、ヘッド移動機構102の移動量と実際のヘッド30の移動量との間に誤差が生じるという問題がある。
このような問題により、工程S7の移動後におけるヘッド30の基準点P2、基準軸a2を、それぞれ規定値に係る基準点P3、基準軸a3に一致させるということは非常に困難である。そこで、統括制御部141の指示の下、再び工程S4,S5で差分の取得が行われ、工程S6で差分が所定範囲内に収束したと判定されるまで、工程S4〜S7が繰り返し行われる。かくして、ヘッド30の取り付け位置は、最終的に高精度に規定されることになる。
尚、本実施形態では、工程S5で取得された差分ΔXY、Δθの値を、それぞれヘッド移動機構102のXY軸方向、θ軸方向に係る仮の移動量として用いることで、工程S7におけるヘッド30の移動を行うようにしている。これにより、差分を補償するようなヘッド30の移動を、ある程度の精度の下で簡単に行うことができる。
工程S8では、統括制御部141の指示の下、接着剤注入装置103(図5参照)により、副ヘッド保持部材60の貫通孔63,63に瞬間接着剤が注入される。これにより、貫通孔63,63の周りにおいて、副ヘッド保持部材60の下面と主ヘッド保持部材50の上面とが接合(仮固定)される。この仮固定は、後の工程S10において、ねじ16を本締めする際の反作用などによってヘッド30の取り付け位置がズレてしまうのを防ぐ為に行われるものである。
本発明は上述の実施形態に限定されない。
例えば、ヘッド30をベースプレート11に固定するための保持部材は、ヘッド30を適度な遊びを有した状態で一時的に保持することができる構成のものならば、上述の実施形態のものに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、ヘッドユニット10を液状体吐出装置200に搭載した状態において、ノズル群41A、41Bの配列方向(基準軸a2の方向)が主走査方向に直交する態様とされているが、上記配列方向を主走査方向に傾けた態様とすることも可能である。
実施形態の各構成はこれらを適宜組み合わせたり、省略したり、図示しない他の構成と組み合わせたりすることができる。
液状体吐出装置の要部構成を示す斜視図。 ヘッドユニットの構成を示す吐出面側からの斜視図。 ヘッドの構成を示す斜視図。 ユニット組み立て装置の外観構成を示す斜視図。 ユニット組み立て装置の機能ブロック図。 ヘッドの仮装着の方法を説明するための斜視図。 ヘッドの取り付け位置を規定する方法を説明するための図。 ヘッドユニットの組み立ての工程を示すフローチャート。
符号の説明
10…ヘッドユニット、11…ベース体としてのベースプレート、18…開口部、30…ヘッド、31…ノズル、37…ヘッドの一面としてのノズル面、41A,41B…ノズル群、50…主ヘッド保持部材、60…副ヘッド保持部材、64a,64b…貫通孔、71,72…標識部材、71a,72a…標識部材の端面、100…ユニット組み立て装置、101…ユニット移動機構、102…ヘッド移動手段を構成するヘッド移動機構、103…接着剤注入装置、104…差分取得手段を構成する撮像装置、121…調整ピン、140…制御部、141…統括制御部、142…差分取得手段を構成するユニット移動機構制御部、143…ヘッド移動手段を構成するヘッド移動機構制御部、144…差分取得手段を構成する規定値記憶部、145…差分取得手段を構成する位置情報取得部、146…差分取得手段を構成する差分取得部、200…液状体吐出装置、209…キャリッジ。

Claims (4)

  1. ノズルが一面に形成された複数のヘッドと当該複数のヘッドを取り付けるためのベース体と、当該ベース体に取り付けられ、前記ベース体における基準点を規定するための標識部材と、を備えるヘッドユニットを製造するヘッドユニットの製造方法であって、
    前記ベース体における前記ヘッドの位置情報の実測値を取得すると共に、当該実測値と規定値との差分を取得する差分取得工程と、
    前記差分取得工程で取得された前記差分を補償するように前記ヘッドを機械的に移動させるヘッド移動工程と、を有し、
    前記差分が所定の範囲内に収束するまで、前記差分取得工程と前記ヘッド移動工程とを繰り返し実行するものであって、
    前記差分は、前記ノズルの配列に係る並進成分と回転成分とを含み、
    前記回転成分に基づき、各々の前記ヘッドのノズル列の基準軸を、前記ベース体の前記標識部材から得た基準軸に合わせることを特徴とするヘッドユニットの製造方法。
  2. 前記ヘッド移動工程において、前記一面を含む座標面における並進および回転の自由度の下で前記ヘッドを移動させる請求項に記載のヘッドユニットの製造方法であって、
    前記ヘッド移動工程において、前記差分の並進成分を前記並進の自由度に係る移動量として、前記差分の回転成分を前記回転の自由度に係る移動量として、前記ヘッドを移動させることを特徴とするヘッドユニットの製造方法。
  3. ノズルが一面に形成された複数のヘッドと当該複数のヘッドを取り付けるためのベース体と、当該ベース体に取り付けられ、前記ベース体における基準点を規定するための標識部材と、を備えるヘッドユニットを製造するためのヘッドユニットの製造装置であって、
    前記ベース体における前記ヘッドの位置情報の実測値を取得すると共に、当該実測値と規定値との差分を取得する差分取得手段と、
    前記差分を補償するように前記ヘッドを機械的に移動させるヘッド移動手段と、
    前記差分が所定の範囲内に収束するまで、前記差分の取得と前記ヘッドの移動とを繰り返し実行させる統括制御手段と、を備え、
    前記差分は、前記ノズルの配列に係る並進成分と回転成分とを含み、
    前記回転成分に基づき、各々の前記ヘッドのノズル列の基準軸を、前記ベース体の前記 標識部材から得た基準軸に合わせることを特徴とするヘッドユニットの製造装置。
  4. 前記機械的移動手段が、前記一面を含む座標面における並進および回転の自由度の下で前記ヘッドを移動させる請求項に記載のヘッドユニットの製造装置であって、
    前記ヘッド移動手段が、前記差分の並進成分を前記並進の自由度に係る移動量として、前記差分の回転成分を前記回転の自由度に係る移動量として、前記ヘッドを移動させることを特徴とするヘッドユニットの製造装置。
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