JP5124245B2 - 固体インクプリンタ及びその固体インク送給系 - Google Patents

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Description

本発明は、固体インクスティック乃至ペレットを加熱して得られる液化インクを1個又は複数個のプリントヘッドに供給する仕組みを採る高速プリンタに関し、特にそのプリンタで使用するインク送給系の構成上及び機能上の改良に関する。
固体インクプリンタとして知られるプリンタは、狭義のプリンタとしてだけでなく多機能機等としても実現することができ、しかもレーザ方式や液体インクジェット方式の高速乃至大出力文書複製装置に比べて数多くの利点がある画像形成装置である。そうした利点の中には、例えば、単位時間当たり文書複製枚数即ち文書作成スループットが高いこと、可視像転写プロセスの実行に必要な機械部品の点数が少ないこと、交換が必要な消耗品が少ないこと、シャープな像が得られること、包装ゴミが少なく環境に優しいこと等が含まれる。
図1に、固体インクを使用する画像形成装置の一例として固体インクプリンタの一般的な構成100を模式的に示す。この図に示すプリンタ100には、室温下で固体状態を保つ固体インクスティックを受け入れそれを順繰りに先送りする固体インク送給系即ちインクローダ110が設けられているので、ユーザは、スティックを随時そのインクローダ110に入れるだけでインクを補充することができる。また、複数の色を使用する場合はインクローダ110も色別に設ける。即ち、白黒プリンタならブラックインクだけでよいが、カラープリンタなら例えばブラック、シアン、イエロー及びマゼンタ各色のインクが要るのが普通であるので、各色毎にインクローダ110を設け、各色用インクローダ110にその色のスティックを装填してその内部のスティック送給路沿いに送給するようにする。
このプリンタ100には、固体インクスティックを液化させるインク液化器の一例として、スティックを加熱しその融点に比べて十分に高い温度まで昇温させるインクヒータ120が設けられている。このヒータ120内にはスティック先端と接触するよう設けられたメルトプレートがあるので、ヒータ稼働時には、そのメルトプレートの表面を昇温させることによって、スティックのうちメルトプレートとの接触部分を熔融、液化させることができる。液化させたインクはプリントヘッド130に供給する。供給先となるヘッド130の個数は1個でも複数個でもよく、また供給の手段としては重力を利用してもよいしポンピングを実施してもよいしその双方を併用してもよい。各ヘッド130は、供給される液化インクからインク滴を生成しそれを回転式プリントドラム140上に被着させることによって、個々の画素を現像する。この動作は、ドラム140上に所望画像が再現されるよう、プリンタコントローラ180が生成する制御信号190に応じて行う。そして、シートフィーダ160から供給される紙その他の媒体170を加圧ローラ150の働きでドラム140に押しつけることにより、ドラム140上のインク画像をその媒体170上に転写させる。なお、この画像転写プロセスを実行する際には、画像転写直後にインクが完全に固化するよう、インク温度を綿密に制御するのが望ましい。
しかしながら、こうしたプリンタで大量印刷を行うには、装填容量が大きなインクローダを設け、またその余地が発生したとき随時固体インクスティックを装填、補充できるようそのインクローダを構成しておく必要がある。
そのため、従来における固体インクプリンタ用のインクローダは、通常、複数個の固体インクスティックを数珠繋ぎに装填できるように設けられたチャネル乃至シュートを備え、それらのスティックのうち先頭に位置するものから順にその液化器により液化させる構成を採っていた。この構成では、シュート内のスティックのうち末尾に位置するものの後端をバネ付のプッシュブロック等によって先頭方向に付勢し、先頭に位置するスティックの先端を液化器に当接させる。従って、シュート内にスティックを補充する際には、オペレータが自分の手でスティックとプッシュブロックの間に隙間を作り、十分な隙間ができたらその隙間に新たなスティックを装填する、という作業が必要になるが、これは若干面倒なことである。例えば、新たに導入した大容量高速プリンタを使用し始める際には、多数のスティックをそのプリンタに装填しなければならない。その際には、オペレータは、スティックを1個装填しては新たな隙間を作りそこに次のスティックを装填する、という具合に、装填個数分だけ装填作業を繰り返す必要がある。シュートが複数本ある場合はこれをシュートの本数分だけ繰り返す必要がある。
従来技術には、更に、バネ付勢プッシュブロック機構を設けている分、各シュート内に装填できる固体インクスティックの個数が制約される、という問題もある。しかも、シュートを長くして多数のスティックを装填できるようにするには、その機構で使用するバネを長くて強力なバネにする必要があり、そうするとその機構はほとんど採用困難な程に肥大化及び高価格化してしまう。また、多数のスティックを装填できるにしても、強力なバネに逆らってアクセスカバーを開閉するのは面倒なことであり、スティック装填作業を担うオペレータにとってはかなりの負担になる。
また、バネを用いた付勢は常に行っていなくてはならず、従ってバネ付勢プッシュブロックはシュート内に常駐しているので、常駐していなければ装填できるはずの固体インクスティックを装填することができず、その分装填可能個数が少なくなっている。
そして、バネにより付勢されたプッシュブロックによって固体インクスティックを背後から押し出す仕組みでは、押すことによってそのスティックの向きが望ましくない向きに変わることがある。特に、その丈が長いスティック等、大きめのスティックをその背後から押すと、スティックの姿勢がねじれてジャミングが発生しやすい。送給路との摩擦が大きい場合にはとりわけジャミングが発生しやすいので、摩擦を少なくするために潤滑テープその他の低摩擦面体を使用することもあるが、そうしたものを使用するとその分は製品コストが高まってしまう。
このような問題点のうち少なくとも一部を解決乃至緩和するため、本発明の一実施形態は、(1)固体インクプリンタ内で使用され複数個の固体インクスティックを送給可能なインク送給系であって、(2)固体インクスティック案内用のガイドと、(3)このガイドによる案内経路のうち少なくとも一部分に沿って延設されておりその経路上にある1個又は複数個の固体インクスティックに同時当接する駆動部材と、を備える。なお、本願中、固体インクスティックという場合、丸ごとのスティックだけでなくその断片も該当するものとする。
また、本発明の一実施形態は、(1)複数個の固体インクスティックを送給可能なインク送給系を有する固体インク画像形成装置例えばプリンタであって、そのインク送給系が、(2)固体インクスティック案内用のガイドと、(3)このガイドによる案内経路のうち少なくとも一部分に沿って延設されておりその経路上にある1個又は複数個の固体インクスティックに同時当接する駆動部材と、を備える。
そして、本発明の一実施形態は、(1)固体インクプリンタにて使用される固体インクスティックであって、(2)駆動部材に対して相補的な形状になるよう、その本体の外面上に、全体としては本体の長軸に対して平行だが少なくともその一部が湾曲している溝が形成されたものである。
以下、本発明の好適な実施形態に関し別紙図面を参照して説明する。本件技術分野において熟練を積んだ方々(いわゆる当業者)であれば、以下の説明から、上述のものもそれ以外のものも含め、本発明に係るインク送給系の特徴をより好適に理解することができよう。
また、本願における「プリンタ」とは、複製装置一般のことである。従って、狭義のプリンタの他、ファクシミリ機、複写機、いわゆる多機能機等もこれに包含される。更に、「印刷ジョブ」とは、複製対象となる1個又は複数個の事物の電子的表現物を含む情報等のことである。そして、インクの「案内」「移送」「送給」「供給」とは、装填部から液化部まで或いは更にプリントヘッドまでインクを届けることを指している。インクの「案内」「移送」「送給」「供給」経路上には、本発明に係るプリンタの実施にとり肝要でないものも含め、種々の連結手段、管路、マニホルド、ヒータ等を付加することができる。
図2に本発明の一実施形態に係るインク送給系204を備えた固体インクプリンタ202を示す。本プリンタ202の送給系204には固体インクスティック206を複数個装填できる。また、送給系204にはガイド機能を発揮する部材としてシュート208が設けられており、装填されたスティック206はこのシュート208内を所定経路210に沿って案内、移送される。スティック206の動きを的確に制約できればよいので、ガイドたるこのシュート208は様々な形態乃至形状で実現することができる。例えば壁、リブ、トラフ等といった形態を採ることができ、また図示の通り略直線状にすることができる。更に、シュート208内にはスティック用通路212、即ちスティック206を装填して通す空間が形成されている。このスティック用通路212は、例えば別部材をそのシュート208に取り付ける等して所望のサイズ及び形状に形成することができ、更には開口形状乃至断面形状をそのシュート208に通したいスティック206の形状や通したくないスティック206の形状に応じた鍵化形状にすることもできる。但し、説明の簡明化のため、以下の記述では、こうした挿通鍵化機能を、シュート208と一体の部材によるものとして説明することとする。
インク送給系204は更に駆動部材216を有している。この駆動部材216は固体インクスティック206と接触してこれを駆動する部材であり、図示の通り、同時に複数個のスティック206と接触しうるように構成、配置されている。互いに同時に駆動部材216と接触する複数個のスティック206は同一のシュート208内の別々の場所にあるので、駆動部材216は、図示の通り、シュート208沿いに設定されているスティック送給経路210のうち少なくとも一部分に寄り添うように延設されている。駆動部材216はそれに相応しい限りどのようなサイズにもまたどのような形状にもすることができるが、図示例ではベルトの形態を採っている。このドライブベルト216は、図示の通り一対のプーリに架けられている。そのうち一方はドライブプーリ218、他方はアイドラプーリ220であり、ベルト216はぴんと張った状態になるようそれらに架けられている。なお、アイドラプーリ218は複数個でもよい。また、ドライブプーリ218を回転駆動する手段としては様々な手段を使用できるが、ここではモータトランスミッションアセンブリ222を用いている。また、このように経路210の大半に亘ってベルト216を沿わせる構成ではなく、装填部224から液化部230への送出部に至る区間のうち随所随所に駆動部材を設ける構成としてもよい。そうした場合、経路210に対する駆動部材の長さ比をかなり抑えることができる。
インク送給系204を構成するシュート208のスティック用通路212に固体インクスティック206を装填すると、その送給系204を構成する駆動部材例えばドライブベルト216によって、そのスティック206は装填部224から矢印方向226に送られる。シュート208は、複数個のスティック206をその内部に装填することができるよう、また装填されたスティック206を所定経路210に沿って液化器まで案内できるよう、構成されている。
図中矢印で示されているスティック進行方向226は下降方向である。この方向226に固体インクスティック206を重力で動かすと、固体インクスティック206にがたつきや脱線が生じるかもしれないので、ここではシュート208沿いに押圧部材228を配設してがたつきや脱線を抑えている。即ち、押圧部材228は、スティック206をドライブベルト216に押しつけて確実に接触させることによって、重力の影響でスティック206がベルト216から滑落することを防いでいる。このようにして所定経路210沿いに矢印の方向226へと移動させることで、各スティック206を、到着先の液化部230にて液化させ液化インク231を得ることができる。なお、重力が送給に影響を及ぼす区間を、装填部224から液化部230への送出部に至る送給経路210の全長に対してごく一部としてもよいし、かなり大きな比率を占めるようにしてもよい。
こうして得られた液化インク231は、像234が形成されるようにプリントドラム232上に吐出される。形成された像234は矢印方向236へと進んでいき、シートフィーダ240から送り出されてきたシート238と出会い、加圧ローラ242の働きでそのシート238上に転写される。プリンタコントローラ243は、モータトランスミッションアセンブリ222、シートフィーダ240及びプリントドラム232に信号を送ることにより、本プリンタ202の動作を制御する。
また、図2に示されている複数個の固体インクスティック206の中には、シュート208内スティック用通路212に装填された後シュート208をガイドとして移動中のものがある。こうした移動を可能にするには、スティック206及びシュート208の形状が相応の形状でなければならない。図3に示したのは最も単純な形状例、即ちスティック断面の輪郭214を略長方形とした例である。BWはその幅、BHは厚みである。
固体インクスティック206がシュート208内を移動できるようにするには、シュート208の断面形状即ちスティック用通路212の開口形状をスティック206の断面形状に見合った形状にし、その開口サイズをスティック206の断面サイズよりも大きめにする必要がある。図示例ではスティック断面の輪郭214が略長方形であるのでシュート断面の輪郭244も略長方形としてある。シュート幅COWはスティック幅BWより僅かに大きく、同様にシュート天井高COHもスティック厚BHより僅かに大きい。こうすることで、シュート断面の輪郭244は、スティック断面の輪郭214が好適に嵌る輪郭になり、スティック206はシュート208内を好適に移動できるようになる。
また、シュート208の内面上にはシュート側ベルトガイド246が設けられている。このベルトガイド246はドライブベルト216を案内し所定経路210に沿って走行させるためのものであり、その内面は、図示例では点248を中心とする半径RCGの略半円筒面となっている。固体インクスティック206側に設けられているベルトガイド250も、同図に示すように、点248を中心とする半径RBGの略半円筒面となっている。
更に、図示の例ではドライブベルト216の断面が直径DDBの円形になっている。シュート側ベルトガイド246の半径RCG及び固体インクスティック側ベルトガイド250のRBGは、それらベルトガイド246及び250によってベルト216が覆われその動きが適切に制限されるよう、またそのベルト216がスティック206と好適に接触してそのスティック206をそのシュート208内で好適に前進させうるよう設定する。但し、ここで述べた円形の例は最も単純な例であり、ベルト216及びベルトガイド250の形状は任意に設定できる。
また、ドライブベルト216のうち少なくとも一部分がシュート208内に収容されており、そのベルト216がスティック移送経路210のうち少なくとも一部分にて固体インクスティック206に当接している限り、スティック側ベルトガイド250はそのスティック206の輪郭214上のどの位置に設けてもよい。同様に、シュート側ベルトガイド246も、シュート208の輪郭244上のどの位置に設けてもよい。更に、シュート208内でスティック206を好適に前進させるためには、ベルト216をシュート208の中心近くに配置した方がよい。
例えば図示例では、シュート側ベルトガイド246は、ドライブベルト216を受け入れうるようシュート208の内面のうちシュート中心に近い場所に配置されており、同じくスティック側ベルトガイド250も、そのスティック206の外面のうちスティック中心に近い場所に配置されている。
更に、シュート208の内面のうち固体インクスティック206と接触する可能性のある面は、スティック206の外面との間の摩擦係数が十分に小さくなるよう形成する。これは、シュート208内におけるスティック206の摺動を円滑にするためである。具体的には、その面を形成する素材を適宜選択して摩擦係数を小さくし、シュート208内にでスティック206が好適に流れるようにする。他方、シュート208の内面とドライブベルト216の間の摩擦係数も小さい方がよい。この部位の摩擦係数を十分小さくすることで、シュート側ベルトガイド246におけるベルト216の走行を円滑にすることができる。逆に、ベルト216とスティック206の間の摩擦係数は十分に大きくしなければならない。これは、ベルト216をスティック206にしっかりと当接させるためである。しっかりと当接していれば、ベルト216を走行させることでスティック206をシュート208沿いに好適に前進させることができる。なお、摩擦係数値はそのシステムにおける種々の要因によって変動する性質のものであり、一定の数値をとるわけではない。例えばスティックサイズ、スティック間接触状態、重力作用方向に対するスティック送給方向の偏角等によって、摩擦係数値は異なる。
また、ドライブベルト216は、図2に示した通りベルトガイド進入口252を介してシュート側ベルトガイド246に入り、ベルトガイド退出口254にてそのベルトガイド246から出ていく。ベルトガイド246を出たベルト216は、ドライブプーリ218を巡ってアイドラプーリ220へと進み、そして進入口252に再進入する。ベルト走行方向に沿ったプーリ218及び220の間隔や変位はシュート208の構成や機構の構成に応じて適宜定めればよい。
更に、どちらのシュート端で固体インクスティック追加装填を行うようにインク送給系を構成してもかまわないが、図示例では上側のシュート端256にてスティック206を追加装填できるようにしてある。また、シュート端256へのスティック挿入方向は、図示例では横方向であるがこれは上下方向にしてもよい。ドライブベルト216上にスティック206を装荷する位置は、好ましくはシュート端256に近い位置にする。
また、マシン側の各シュート208にそのシュート208に相応する種類の固体インクスティック206だけを装填できるようにすることが重要である。これを実現するため、本実施形態ではスティック用通路212の開口形状及びスティック206の断面形状を鍵化形状としている。これにより、スティック用通路212に、そのシュート208に入ってよいスティック206だけを通すことができ、入ってはいけないスティック206は通さないようにすることができる。これは、同一マシンで複数種類のスティックを使用するプリンタ、例えば四色分のスティックを使用するカラープリンタにてとりわけ有益である。
図示例では、固体インクスティック206の外縁214上にスティック側ベルトガイド250が形成されているので、これをそのスティック206の鍵化凹凸として使用することができる。即ち、図4に示すように、スティック206側のベルトガイド250に対応する位置になるよう、シュート端256に鍵化凹凸258(図示例では突起だが窪みでもよい)を設ければよい。こうした鍵化凹凸258があれば、ベルトガイド250を有するスティック206のようにその鍵化凹凸258に見合った凹凸(ここではベルトガイド250)のあるスティックだけを、自シュート208内に通す(そうでないスティックは通さない)ことができる。
図5にドライブベルト216をより詳細に示す。このベルト216は一定の直径DDBを有しており、またそのサイズも使用対象となる固体インクスティック206を好適に前進させうるように設定されている。また、ベルト216を形成する素材としては十分に耐久性のある素材を使用する。使用できる素材は多々あるが、例えばプラスチックやエラストマを用いるのが望ましい。エラストマを使用するなら例えばポリウレタンにするとよい。
図6にプーリ218及び220をより詳細に示す。プーリ218及び220は互いに同一サイズ、同一形状でよい。その周面にはベルト216が架かる溝260を設ける。その溝260の直径DPGはベルト216の直径DDBとほぼ同じ直径にすればよい。プーリ218及び220を形成する素材としてはやはり十分に耐久性のある素材を使用する。使用できる素材は多々あるが、例えばプラスチックを用いるのが望ましい。プラスチックを使用するなら例えばアセチル系の素材かガラス強化ナイロンにするとよい。
図7に本発明の他の実施形態に係るインク送給系304を備えた固体インクプリンタ302を示す。本プリンタ302は、多色プリンタである点を除けば図2〜図6に示したプリンタ202と同様の構成である。即ち、本プリンタ302は、固体インクスティック306をブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの四色使用する多色プリンタであり、各色に対応して設けられた合計4本のシュート308を有している。図2〜図6に示したプリンタ202のシュート208と異なり、各シュート308には湾曲区間307がある。その区間307は例えばある1本の軸を中心とする円弧に沿って延びる単純弧形状としてもよいし、別々の軸を中心とする複数本の円弧をつないだ線に沿って延びる複合弧形状としてもよいが、何れにせよスティック306を端から端まで滞りなく移送できる立体的形状にする必要がある。また、複合弧形状とするなら、区間307の全長に占める個々の円弧の割合を任意に定めることができ、従ってその全体形状を柔軟に設計できる。但し、これら単純弧や複合弧は区間307の湾曲形状の一例に過ぎず、これに類する他の非直線的形状を使用することもできるので、本願では使用できる種々の形状全てを「湾曲」という表現で代表させることとする。更に、シュートに湾曲区間がない形態でも本発明に係る固体インクプリンタをカラープリンタとして実施できることにご留意頂きたい。
また、本プリンタ302では、図示の通りフレーム303により送給系304を支持する構成を採っており、その頂部近傍には装填部324が、また底部近傍には液化部330が、それぞれ配置されている。送給系304は装填部324から液化部330へと一群の固体インクスティック306を送るシステムであり、複数本(図示例では4本)のシュート308をスティック送給用に有している。各シュート308は、それぞれ対応する色、例えばブラック、シアン、マゼンタ及びイエローのうち何れかの色のスティック306用に使用される。
更に、このインク送給系304即ちインクローダには図示の通り縦長開口309が形成されている。オペレータは、この開口309を介し、各シュート308におけるスティック306の進み具合をチェックすることができる。また、この開口309を設けることで重量を減らし素材コストを抑えることができる。更に、各シュート308沿いには押圧部材328が配置されている。この部材328はスティック306を押さえつけドライブベルト316に好適に接触させる。
図8に、本プリンタ302におけるインク送給系304の構成をより詳細に示す。送給系304は複数個の副送給系から構成されており、各副送給系はそれぞれ少なくともスティック装填口、スティック送給用のシュート308、並びに液化器を有している。具体的には、図中の送給系304は各色当たり1個ずつ合計4個の副送給系を有しており、そのうち1個はブラック用の副送給系360として使用されている。この副送給系360は、図2〜図6に示したプリンタ202のインク送給系204と同様の構成であるが、湾曲区間307を有している点で異なっている。
図示の通り、このインク送給系304にはその他にもシアン、イエロー及びマゼンタの各色用副送給系362、364及び366が互いに平行に配設されている。なお、ここで述べた色の順序は一例であり、副送給系の順序は機種毎に或いはプリンタ毎に任意に設計乃至設定することができる。また、各副送給系は、そのスティック装填口の開口形状が、対応する色のスティック306しか装填できない鍵化開口形状(排他開口形状)になっている点を除けば、ほぼ同様の部材からなり同様に動作する同様の構成であるので、以下の記載ではブラック用副送給系360のみ詳しく説明し、他の副送給系については説明を省略する。
ブラック用副送給系360には、ブラックインクのスティック306を案内するガイド部材としてシュート308が設けられている。そのシュート308は、複数個のスティック306を装填できるよう、またそれらを所定経路310に沿って装填部324から液化部330へと送ることができるよう、構成されている。更に、シュート308のスティック装填口の形状は、そのシュート308に対応するある一色のスティック306(ブラック用の副送給系360ならブラックインクのスティック306)しか通せないよう設計乃至設定されている。また、副送給系260に設けられている部材のうち、担当する色のスティック306を液化部方向に付勢するのに使用される駆動部材であるドライブベルト316は、副送給系360内に装填された複数個のスティック306それぞれに随所で当接するよう、副送給系360内スティック送給経路310に沿って且つその経路310の大半乃至主要部分に亘って引き回されている。稼働時には、シュート308内には例えば数個のスティック306が装填される。
シュート308は様々な形状にすることができるが、図9に示す例ではシュート308のうち装填部324に連なる部分に1個目の直線区間368が設けられている。この区間368は図示の通りほぼ水平に延びており、また本プリンタ302の頂部にシュート端356がありそこにスティック装填口を設ける構成を採るので、シュート308内にスティック306を入れる作業は簡単である。例えばそのスティック装填口例えば鍵化開口が横向きに開口しているならスティック306を横方向から差し入れるだけでよいし、上向きに開口しているのならスティック306を上から入れて横に動かすだけでよい。
本プリンタ302の内部スペースを有効活用するには、直線状のシュートに入れられる個数よりも多くのスティック306が入るよう、シュート308の形状を非直線状にした方がよい。そのため、図示例における各シュート308は、上述の直線区間368に加えて、当該直線区間368の先端から下方へと曲がっていく湾曲区間307や、当該湾曲区間307の下端からほぼ下向きに液化部330まで延びる2個目の直線区間370を有している。このように液化部330の上方に設ける区間370をほぼまっすぐ上下に延びる区間にするのは、そのシュート308を通って送られてくるスティック306が、区間370内では重力で移動し液化部330に届くようにするためである。
各シュートは例えば鉛直面372と平行な平面に沿って設けてもよいが、図示例におけるシュート308は鉛直面372に対して非平行な複数枚の平面を通って、即ち鉛直面372から見てねじれている面に沿って、設けられている。シュート308は、その下部に近づくにつれて図示の通り鉛直面372から徐々に逸れていく。従って、シュート308の長軸方向即ち固体インクスティック306の進行方向に沿った面374は、鉛直面372に対してある角度φだけずれている。この偏角φは、シュート308内により多数の固体インクスティック306を装填できるように設定する。
図10に、本プリンタ302のインク送給系304に設けられたドライブベルト316をより詳細に示す。このベルト316は、少なくともその一部分がシュート308に倣って走行するよう配備する必要がある。その際、シュート308の湾曲区間307だけでなく、第1直線区間368や第2直線区間370にも沿わせる方がよい。ベルト316を駆動する手段としては、図示例ではモータトランスミッションアセンブリ322が設けられている。このアセンブリ322が稼働するとドライブプーリ318が回転し、そのプーリ318に架かっているベルト316が走行する。
ドライブベルト316としては例えば円形断面のシームレスベルトを用い、ドライブプーリ318の他に例えば装填口付近に設けた1個又は複数個のアイドラプーリ320にも架けて、シュート308沿いに走行させるとよい。また、押圧部材328は例えばピンチローラであり、スティック306をベルト316方向に押しつけるようバネ等によって付勢されている。これによって、ベルト316に対してスティック306の外面312を十分強く摩擦させることができ、ひいてはスティック306がベルト316から脱線して転落することを防止することができる。
更に、本プリンタ302のインク送給系304においては、様々なセンサやインジケータ、例えばスティック306の存否を検知するセンサが、シュート308内の随所に設けられている。そのうち装填口センサアセンブリ376は例えば装填部324の近傍に設けられており、その出力から、そのシュート308内にスティック306を追加できるか否かを知ることができる。また、インク不足センサアセンブリ378は例えば液化部330より若干手前に配置されており、その出力から、そのシュート308におけるスティック306の残数又は残寸がある下限値以下になったか否かを知ることができる。
更に、インク切れセンサアセンブリ380は例えば液化部330のすぐそばに配置されており、その出力から、そのシュート308内にスティック306があるか否かを知ることができる。これらのセンサアセンブリ376、378及び380は様々な形態で実現することができるが、例えば図示の通りシュート308の壁材内にその枢軸をおくフラグを用いるとよい。このフラグは、面前にスティック306がないときには図中実線で示す第1のポジション382を採り、あるときには図中破線で示す第2のポジション384を採るので、フラグのポジション(姿勢)が382か384かを検知、判別するセンサ又はスイッチを併用することで、マイクロスイッチ、フォトインタラプタ等としてセンサアセンブリ376、378及び380を実現することができる。なお、こうしたフラグ機構に付加又は代替して別種のセンシングデバイス、例えば接近検知スイッチや反射式乃至往復反射式光学センサを設けてもよい。
図10Aに、インク不足センサアセンブリ378を例にこれらのセンサの他の実施形態を示す。図示されているセンサ378はシュート308の壁面に実装されており、またシュート308の壁面上又は壁心に配置された枢軸を中心に枢動する遮蔽板(フラグ)の動きをセンサ379により検知するスイッチとして構成されている。具体的には、スティック306が面前に到来すると遮蔽板のポジションが第1のポジション382(破線)から第2のポジション384(実線)へと変化するので、センサ379によって遮蔽板のポジションが382かそれとも384かを判別することで、スティック306の有無を判別できる。
図11に、本プリンタ302のインク送給系304のうち液化部330近傍の部分を示す。図示の通り、液化部330はスティック306のうち先頭のものを受け止めるよう構成されており、ドライブプーリ318及びドライブベルト316はそのスティック306から若干離れた位置を占めるように配置されている。ベルト316との間に間隔があるので、液化部330内のスティック306を液化部330内の液化器に押しつける力はベルト停止中は重力だけとなるが、ベルト稼働中は後続のスティック306による後押しの力も加わる。即ち、ベルト316と接触する後続のスティック306がある状態でベルト316を稼働させると、当該後続のスティック306が押し下げられ、前方のスティック306を後押しする。
或いは、ドライブプーリ318をより低い位置に設け、液化部330内のスティック306がそのプーリ318と接触するようにしてもよい。そうした構成では、ベルト316からスティック306に大きな力を加えることができるので、液化器に対するスティック306の接触圧も高くなる。
図12に、図7〜図11に示したプリンタ302にて使用するスティック306を詳細に示す。この図に示すスティック306は、例えば想定外プリンタ機種への装填や他色スティックとの混同を防ぐことができるよう鍵化断面形状(排他断面形状)を有している。即ち、その装填口が相応する鍵化開口形状(排他開口形状)を有するインク送給系304乃至副送給系にはその装填口を介して装填できるがそれ以外の系には装填することができないよう、このスティック306の表面には1個又は複数個の特徴的な鍵化凹凸386が縦方向に設けられている。このスティック306の表面には、更に、横方向に延びる1個又は複数個の被案内用凹凸388も形成されている。この凹凸388は、そのシュート308内でそのスティック306を支持しつつ、シュート308内におけるスティック306の不要な動きを制限し所定経路310に沿って案内するのに、使用される。なお、これら誤装填防止用鍵化凹凸386や被案内用凹凸388は、装填方向に応じその目的機能を達成するよう設定、形成することができるので、装填方向が横方向等の場合でも、それに適した凹凸を形成し利用することができる。
図示の通り、スティック306の底面には二対の平坦部390、一対の湾曲部392及び溝350が形成されている。そのうち平坦部390はシュート308の直線区間368及び370にて、また湾曲部392は同じく湾曲区間307にて、それぞれ所定のスティック送給経路310沿いにスティック306を動かせるようにするために設けられた部分であり、平坦部390はスティック206の両端に一対ずつありまた湾曲部392は中央にある。対をなす平坦部390同士或いは湾曲部392同士の間には隙間があり、その隙間に形成されている一連の溝350も、同様に、直線的な部分と湾曲している部分とを有している。
図13に、本プリンタ302のインク送給系304に装填されたスティック306のうち、直線区間368又は370沿いでドライブベルト316に載っているものを示す。図示の通り、こうした直線区間では、スティック306の底面のうち平坦部390がベルト316に接触する。より具体的には、溝350のうち左右の平坦部390に挟まれている部分にベルト316が嵌り込んでいるので、ベルト316を駆動することでこのスティック306を先送りすることができる。
また、同図に示す通り、固体インクスティック306は全体としてその頂面が凸、底面が凹というように長軸394に対し湾曲している。
図14に、本プリンタ302のインク送給系304に装填されたスティック306のうち、湾曲区間307沿いでドライブベルト316に載っているものを示す。図示の状態でベルト316に接触するのはスティック306の底面上の湾曲部392である。より厳密には、溝350のうち左右の湾曲部392に挟まれている部分にベルト316が嵌る。
図15に、本発明の他の実施形態に係る固体インクプリンタ302Aのインク送給系304Aを示す。この送給系304Aは図7〜図14に示した送給系304と類似した構成であるが、送給する固体インクスティック306Aの溝350A即ちスティック側ベルトガイドがシュート308Aの中心からずれた位置にある点(またそれに対応してシュート端356Aの鍵化突起358Aもずれた位置にある点)で相違している。このように中心以外に溝を配置してもよい。
図16に、本発明の更に他の実施形態に係る固体インクプリンタ302Bのインク送給系304Bを示す。この送給系304Bにて使用するドライブベルト316Bは方形断面のフラットベルトであり、その表面には歯391Bが形成されている。シュート308Bに装填された固体インクスティック306Bをこの歯391Bと接触させることができるので、ベルト316Bが平坦でもスティック306Bを好適に前進させることができる。
図17に、本発明の更に他の実施形態に係る固体インクプリンタ402のインク送給系404を示す。この送給系404は、固体インクスティック406がその中を通れるように構成されたシュート408を備えている。シュート408内にはスティック406を複数個装填することができる。装填されたスティック406は装填部424から所定経路410に沿って液化部430のそばの送出部429まで運ばれていく。
図示の通り、このインク送給系404では、スティック送給経路410が送出部429まで延びており、駆動部材たるドライブベルト416はこの経路410沿いにある固体インクスティック406に当接している。また、ベルト416は装填部424から送出部429まで即ち液化部430のそばまで延びている。こうした構成では、スティック406が、ベルト416との当接状態を保ちながら液化部430に入り、その液化器431に押しつけられることとなる。
図18に、本発明の更に他の実施形態に係る固体インクプリンタ502のインク送給系504を示す。この送給系504は、固体インクスティック506がその中を通れるように構成されたシュート508を備えている。シュート508内にはスティック506を複数個装填することができる。装填されたスティック506は所定経路510に沿って運ばれていき、装填部524から液化部530のそばの送出部529へと前進する。
図示の通り、このインク送給系504の駆動部材はドライブベルト516という形態を採って実現されており、それを用いて固体インクスティック506を所定経路510沿いに前進させている。ベルト516は装填部524から延びておりまたスティック送給経路510は送出部529まで延びている。しかしながら、ベルト516は送出部529までは延びておらず、それよりも手前で折り返している。こうした構成では、ベルト516によって運ばれてきたスティック506がベルト516よりも前方に列をなし、そのスティック列の最後尾が徐々に延びてきて何れはベルト516の先端まで連なることとなる。そのような状態になったときも引き続きベルト516を稼働させるようにした場合、スティック列の最後尾にベルト516から液化部530方向の押圧力が加わるので、スティック列の先頭はその押圧力によって液化器531に押しつけられる。逆に、スティック506の列がベルト516の先端に達したらベルト516の稼働を停止させるようにした場合、ベルト516の影響下領域に入っていても最後尾のスティック506がベルト516によって液化部530方向に押されることはないので、先頭のスティック506の先端を液化器531に押しつける力は重力のみとなる。
図19に、本発明の更に他の実施形態に係る固体インクプリンタ602のインク送給系604を示す。この送給系604は、固体インクスティック606がその中を通れるように構成されたシュート608を備えている。シュート608内にはスティック606を複数個装填することができる。装填されたスティック606は装填部624から所定経路610に沿って液化部630のそばの送出部629まで運ばれていく。
図示の通り、このインク送給系604には、駆動部材として一群のドライブホイール616が設けられている。これらは固体インクスティック606を所定経路610に沿って送出部629方向に押している。即ち、ホイール616の外周面615はスティック606の外面613と接触しているので、ホイール616を回転させることで接触先のスティック606を装填部624から送出部629へと押しやることができる。ホイール616は、十分小さくしてシュート608の内部に配置するようにしてもよいし、図示の通りシュート608に開口617を設け、その開口617を介してホイール616の一部をシュート608内に入り込ませシュート608の外側からスティック606に接触させるようにしてもよい。送り出されたスティック606によって列ができ、その列の最後尾が一番下のホール616の下端に到達した場合、ホイール616を引き続き稼働させればそのホイール616の力でスティック列を液化部530方向に押し、先頭を液化器531に押しつけることができる。これに対して、列の最後尾が一番下のホイール616の下端に到達したらホイール616の稼働を停止させるようにすれば、スティック列を液化部630方向に押し先頭のスティック606の先端を液化器631に押しつける力は重力のみとなる。
また、上掲の各実施形態に係る固体インクプリンタ202、302、402、502及び602では、駆動部材としてドライブベルト乃至ドライブホイールを用いている。そうしたベルト乃至ホイールを制御する手段としてその回転方向を反転させることが可能なモータを使用すれば、固体インクスティックを逆方向に動かしシュート内を上方移動させることもできる。こうした機能は、インク送給系からスティックを回収(アンロード)したいときや、ジャミングを解消したいときに役立つ。
従来における高速固体インクプリンタの概略を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態に係るインク送給系を備えた高速固体インクプリンタを一部模式化して示す側面図である。 図2に示したインク送給系の3−3断面図である。 図2に示したインク送給系の4−4断面図である。 図2に示したインク送給系にて使用する駆動部材の一部破断斜視図である。 図5に示した駆動部材を支持するプーリの側面図である。 本発明の他の実施形態に係るインク送給系を備えた固体インクプリンタ、特に固体インクスティックを液化器に送給することができるようにインク送給系がプリンタ内に配置された状態を示す一部切欠斜視図である。 図7に示した状態にあるインク送給系を詳示する一部切欠斜視図である。 図7に示した状態にあるインク送給系のうち固体インクスティック用のガイドを示す斜視図である。 図7に示した状態にあるインク送給系内の固体インクスティックを液化器に送る駆動部材を含めたガイドアセンブリを示す斜視図である。 図10に示したガイドアセンブリのうちセンサ部分を示す平面図である。 図10に示したガイドアセンブリのうち液化器近傍部分を詳示する斜視図である。 図10に示したガイドアセンブリによってそのインク送給系の液化器に送られる固体インクスティックを示す斜視図である。 図10に示したガイドアセンブリの駆動部材直線区間にて、図12に示した固体インクスティックが採る状態を示す側面図である。 図10に示したガイドアセンブリの駆動部材湾曲区間にて、図12に示した固体インクスティックが採る状態を示す側面図である。 本発明の他の実施形態に係り固体インクプリンタにて使用されるインク送給系及び固体インクスティック、特にそのインク送給系を構成する駆動部材がシュート及びスティックの中心からずれた位置にある実施形態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係り固体インクプリンタにて使用されるインク送給系及び固体インクスティック、特にそのインク送給系の駆動部材がフラットで歯が付いている実施形態を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係り固体インクプリンタにて使用されるインク送給系、特にその駆動部材を示す側面図である。 本発明の他の実施形態に係り固体インクプリンタにて使用されるインク送給系、特にその駆動部材を示す側面図である。 本発明の他の実施形態に係り固体インクプリンタにて使用されるインク送給系を模式的に示す図である。
符号の説明
202,302,302A,302B,402,502,602 固体インクプリンタ、204,304,304A,304B,404,504,604 インク送給系、206,306,306A,306B,406,506,606 固体インクスティック、208,308,308A,308B,408,508,608 シュート、210,310,410,510,610 スティック送給経路、214,312,613 スティック外面、216,316,316B,416,516 ドライブベルト、250,350,350A スティック溝(スティック側ベルトガイド)、394 スティック長軸(スティック中心線)、616 ドライブホイール。

Claims (4)

  1. 固体インクスティック案内用のガイドと、このガイドによる案内経路のうち少なくとも一部分に沿って延設されておりその経路上にある1個又は複数個の固体インクスティックに同時当接する駆動部材と、を備え、前記駆動部材は、前記固体インクスティックの外面に形成された前記駆動部材と相補的な形状の溝において前記固体インクスティックと接触する、固体インクプリンタ内で使用され複数個の固体インクスティックを送給可能なインク送給系。
  2. 請求項1記載のインク送給系であって、上記案内経路中に、湾曲した部分と直線状の部分とが含まれるインク送給系。
  3. 複数個の固体インクスティックを送給可能なインク送給系を有する固体インク画像形成装置であって、そのインク送給系が、固体インクスティック案内用のガイドと、このガイドによる案内経路のうち少なくとも一部分に沿って延設されておりその経路上にある1個又は複数個の固体インクスティックに同時当接する駆動部材と、を備え、前記駆動部材は、前記固体インクスティックの外面に形成された前記駆動部材と相補的な形状の溝において前記固体インクスティックと接触する、固体インク画像形成装置。
  4. 固体インクプリンタにて使用される固体インクスティックであって、固体インクスティック案内用ガイド内の案内経路に沿って固体インクスティックを液化部に向けて送給する駆動部材に対して相補的な形状になるよう、その本体の外面上に、全体としては本体の長軸に対して平行だが少なくともその一部が湾曲している溝が、形成された固体インクスティック。
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