JP2002308462A - 搬送装置及び記録装置 - Google Patents

搬送装置及び記録装置

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JP2002308462A
JP2002308462A JP2001111802A JP2001111802A JP2002308462A JP 2002308462 A JP2002308462 A JP 2002308462A JP 2001111802 A JP2001111802 A JP 2001111802A JP 2001111802 A JP2001111802 A JP 2001111802A JP 2002308462 A JP2002308462 A JP 2002308462A
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JP
Japan
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sheet
roller
transport
guide
platen
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Application number
JP2001111802A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Kondo
勝行 近藤
Chikako Akaha
千加子 赤羽
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートの寸法に拘わらず、このシートを良好
に搬送できること。 【解決手段】 プラテン21と、このプラテンの長手方
向に複数配置された従動ローラ25Aと、これら複数の
従動ローラ25Aをそれぞれ収容する複数の開口49を
備えてシートSを案内するシート案内22とを有し、プ
ラテンと従動ローラとがシートを挟持して回転し、この
シートを搬送するよう構成されたシート搬送機構部23
(搬送装置)において、シート案内には、複数の従動ロ
ーラ間に、プラテンへ向けてガイド部50が突設され、
このガイド部が、プラテンと従動ローラとのニップ点へ
シートを導くよう構成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は搬送装置に関し、更
に、この搬送装置により搬送されたシートに画像を記録
する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録装置は、搬送装置により搬送された
シートに、記録ヘッドが文字を含む画像を記録するもの
である。このような記録装置には、図7乃至図9に示す
ように、搬送装置100が、プラテン101と、このプ
ラテン101の長手方向に沿って複数配置された従動ロ
ーラ102と、シート104を載置し、このシート10
4をプラテン101、従動ローラ102間へ案内するシ
ート案内103と、を有して構成されたものがある。
【0003】従動ローラ102は、プラテン101に対
し接離可能に構成される。シート104が単票紙である
ときに、このシート104は、プラテン101と従動ロ
ーラ102により挟持されて搬送される。このとき、シ
ート104がプラテン101の長手方向に沿って均等な
状態となるように、予め設定された仕様のシート104
の寸法に応じて、従動ローラ102のプラテン101に
対するローラレイアウトが決定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、プラテン1
01と従動ローラ102とによりシート104を挟持し
て搬送する場合、従動ローラ102は、搬送されるシー
ト104に対し無負荷ではなく、軸損失などを原因とし
て負荷となっている。このため、仕様外のシート104
のように、従動ローラ102のローラレイアウトに対し
不適当な寸法のシート104を搬送する場合、このシー
ト104がプラテン101の長手方向に不適切に波を打
ち、プラテン101の長手方向に向かう力をシート10
4に生じさせることがある。この結果、シート104に
搬送方向に延びる皺が発生する恐れがある。
【0005】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、被搬送体(シート)の寸法に拘わら
ず、この被搬送体を良好に搬送できる搬送装置及び記録
装置を提供することにある。また、本発明の他の目的
は、第2搬送ローラにおけるローラレイアウトの自由度
を向上させることができる搬送装置及び記録装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、第1搬送ローラと、この第1搬送ローラの長手方向
に複数配置された第2搬送ローラと、これら複数の第2
搬送ローラをそれぞれ収容する複数の開口を備えて被搬
送体を案内する被搬送体案内とを有し、上記第1搬送ロ
ーラと上記第2搬送ローラとが被搬送体を狭持して回転
し、この被搬送体を搬送するよう構成された搬送装置に
おいて、上記被搬送体案内には、複数の上記第2搬送ロ
ーラ間に、上記第1搬送ローラへ向けてガイド部が突設
され、このガイド部が、上記第1搬送ローラと上記第2
搬送ローラとのニップ点へ被搬送体を導くよう構成され
たことを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記第2搬送ローラはホルダに軸支さ
れて、第1搬送ローラに対し接離可能に設けられ、この
ホルダには、上記第1搬送ローラと上記第2搬送ローラ
とのニップ点へ被搬送体を導く掬い面が形成され、被搬
送体案内のガイド部は、上記第2搬送ローラが上記第1
搬送ローラに圧接された状態で、上記掬い面と同一レベ
ルに設定されたことを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、走行可能なキャ
リッジに搭載された記録ヘッドが、搬送装置により搬送
されたシートに画像を記録し、上記搬送装置は、第1搬
送ローラと、この第1搬送ローラの長手方向に複数配置
された第2搬送ローラと、これら複数の第2搬送ローラ
をそれぞれ収容する複数の開口を備えてシートを案内す
るシート案内とを有し、上記第1搬送ローラと上記第2
搬送ローラとがシートを狭持して回転し、このシートを
搬送するよう構成された記録装置において、上記搬送装
置の上記シート案内には、複数の上記第2搬送ローラ間
に、上記第1搬送ローラへ向けてガイド部が突設され、
このガイド部が、上記第1搬送ローラと上記第2搬送ロ
ーラとのニップ点へシートを導くよう構成されたことを
特徴とするものである。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、上記搬送装置の第2搬送ローラはホル
ダに軸支されて、第1搬送ローラに対し接離可能に設け
られ、このホルダには、上記第1搬送ローラと上記第2
搬送ローラとのニップ点へシートを導く掬い面が形成さ
れ、シート案内のガイド部は、上記第2搬送ローラが上
記第1搬送ローラに圧接された状態で、上記掬い面と同
一レベルに設定されたことを特徴とするものである。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項3または
4に記載の発明において、上記第1搬送ローラはプラテ
ンであり、上記第2搬送ローラは従動ローラであること
を特徴とするものである。
【0011】請求項1乃至5に記載の発明には、次の作
用がある。
【0012】第1搬送ローラ(プラテン)と複数の第2
搬送ローラ(従動ローラ)との間で被搬送体(シート)
を狭持して搬送する搬送装置において、複数の第2搬送
ローラをそれぞれ収容する複数の開口を備えた被搬送体
案内には、これらの第2搬送ローラ間に、第1搬送ロー
ラへ向けてガイド部が突設され、このガイド部が、第1
搬送ローラと第2搬送ローラとのニップ点へ被搬送体を
導くよう構成されている。このため、第1搬送ローラと
第2搬送ローラとの間で被搬送体が狭持されたとき、こ
の被搬送体を、第2搬送ローラ及びガイド部により、第
1搬送ローラの長手方向に沿って均等に支持できる。従
って、第1搬送ローラ及び第2搬送ローラにより搬送さ
れる被搬送体の寸法に拘わらず、この被搬送体に搬送方
向に沿った皺の発生を抑制でき、被搬送体を良好に搬送
できる。
【0013】また、第1搬送ローラ(プラテン)と第2
搬送ローラ(従動ローラ)との間で被搬送体(シート)
が狭持されたとき、この被搬送体が、第2搬送ローラ及
びガイド部により、第1搬送ローラの長手方向に沿って
均等に支持されるので、被搬送体の寸法に対応させて、
第2搬送ローラのローラレイアウトを設定する必要がな
い。この結果、第2搬送ローラにおけるローラレイアウ
トの自由度を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0015】図1は、本発明に係る記録装置の一実施の
形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ
本体を示す斜視図である。図2は、図1のドットインパ
クトプリンタを示す側断面図である。
【0016】これらの図に示す記録装置としてのプリン
タ10は、記録ヘッドの図示しない多数の記録ワイヤ
を、インクリボン31(図2)を介してシートSに打ち
付けてドットを記録することにより、文字を含む画像を
印刷するドットインパクトプリンタである。
【0017】ここで、シートSは、単票紙や連続紙など
の普通紙の他に、通帳や葉書、封筒などである。特に、
上記単票紙は単票複写紙を含み、連続紙は連続複写紙を
含む。
【0018】上記プリンタ10は、図1に示すように、
記録装置本体としてのプリンタ本体11と、このプリン
タ本体11に着脱自在に装着されたプッシュトラクタユ
ニット12及び排出ユニット13と、同じくプリンタ本
体11に着脱自在に装着された自動シート供給装置34
と、プリンタ本体11の上方、下方をそれぞれ覆うアッ
パケース38及びロアケース39と、を有して構成され
る。
【0019】上記プリンタ本体11は、本体フレームと
してのベースフレーム14、シート案内フレーム15、
左サイドフレーム16(図1)及び右サイドフレーム1
7と、記録ヘッド18及びキャリッジ19を備えた印刷
機構部20と、プラテン21、シート案内22及び従動
ローラ25(図2)を備えたシート搬送機構部23と、
を有して構成される。
【0020】ベースフレーム14及びシート案内フレー
ム15は、図2に示すようにほぼ平行配置され、これら
のベースフレーム14及びシート案内フレーム15の両
端に上記左サイドフレーム16、右サイドフレーム17
がそれぞれ立設して固定される。これらの左サイドフレ
ーム16と右サイドフレーム17間に、図1に示すよう
に、キャリッジガイド軸24が架け渡されて回動可能に
枢支され、プラテン21が架け渡されて回転自在に配設
されている。シート案内22は、左サイドフレーム16
と右サイドフレーム17との間に配設されて、シート案
内フレーム15に嵌合して固定されている。また、左サ
イドフレーム16及び右サイドフレーム17の後方部、
上方部それぞれには、前記プッシュトラクタユニット1
2、排出ユニット13をそれぞれ装着可能な図示しない
トラクタユニット装着部、排出ユニット装着部が設けら
れている。
【0021】図2に示すプッシュトラクタユニット12
は、シートSとしての連続紙をシート搬送機構部23へ
送り出し、自動シート供給装置34は、シートSとして
の単票紙を1枚づつシート搬送機構部23へ供給する。
また、排出ユニット13は、連続紙または単票紙をシー
ト搬送機構部23からプリンタ10外へ引き出すもので
ある。
【0022】つまり、プッシュトラクタユニット12の
トラクタベルト26の回転により、このトラクタベルト
26のピン27の作用で、連続紙は、シート搬送機構部
23のシート案内22に案内され、このシート案内22
とプラテン21との間に形成されるシート搬送経路28
を経て記録ヘッド18へ向い、矢印α方向に送給され
る。このプッシュトラクタユニット12の非動作時に、
自動シート供給装置34から単票紙が一枚づつ、シート
搬送経路28を経て記録ヘッド18へ供給可能とされ
る。また、排出ユニット13の排出ローラ29の回転に
より、後述のごとく、記録ヘッド18により文字等が記
録された連続紙または単票紙は、シート搬送機構部23
のプラテン21から矢印β方向に引き出される。これに
より、連続紙または単票紙は、キャリッジ19の後述の
主走査方向に直交する副走査方向に搬送される。
【0023】ここで、自動シート供給装置34は、装置
フレーム40にホッパ41が回動可能に、更に供給ロー
ラ42が回転可能にそれぞれ軸支されたものである。ホ
ッパ41はホッパばね43に付勢されて、ホッパ41上
に複数枚積層されたシートSのうち、最上位のシートS
を供給ローラ42に接触可能とする。この状態で供給ロ
ーラ42が回転することにより、自動シート供給装置3
4内の複数枚のシートSのうち、最上位のものから1枚
づつ(単票複写紙にあっては一綴りづつ)、プリンタ1
0のシート搬送経路28内へ供給される。
【0024】図1に示す前記キャリッジ19は、キャリ
ッジガイド軸24に摺動自在に挿通されると共に、記録
ヘッド18を搭載する。キャリッジガイド軸24がプラ
テン21と平行に配置されることから、キャリッジ19
は、これらのプラテン21及びキャリッジガイド軸24
の軸方向と一致する主走査方向に移動(走行)可能に設
けられる。
【0025】図示しないキャリッジ駆動モータの正転ま
たは逆転により、キャリッジ19は、タイミングベルト
30を介しキャリッジガイド軸24に案内されて、主走
査方向における図1の左向きまたは右向きに走行され
る。
【0026】前記記録ヘッド18は多数の記録ワイヤ
(図示せず)を備え、これらの記録ワイヤの突出方向前
方にインクリボン31(図2)が位置する。記録ヘッド
18は、キャリッジ19と共に主走査方向に走行する間
に、記録ワイヤを突出動作させてインクリボン31に打
ち当て、インクリボン31のインクを、プラテン21と
インクリボン31との間に搬送されるシートS(連続紙
または単票紙等)に付着させて、このシートSに文字を
含む画像を記録する。
【0027】記録ヘッド18による記録動作は、キャリ
ッジ19が主走査方向左向きまたは右向きに走行する間
に、記録ヘッド18の記録ワイヤにより一行分の記録が
なされ、この一行分の記録がなされる度に、シートSが
連続紙の場合には、図2に示すシート搬送機構部23の
プラテン21、プッシュトラクタユニット12及び排出
ユニット13が、また、シートSが単票紙の場合には、
シート搬送機構部23のプラテン21、従動ローラ25
及び排出ユニット13が、それぞれシートSを所定量
(通常行間分)搬送させ、これらの動作が繰り返される
ことにより実施される。
【0028】尚、図2に示す符号32は、ベースフレー
ム14とシート案内フレーム15との間に開口して形成
されて、プリンタ10の下方からシート搬送機構部23
内へシートSを供給するためのボトムシート供給口であ
る。
【0029】ところで、図3及び図4に示すように、搬
送装置としての前記シート搬送機構部23は、前述の如
く、第1搬送ローラとしての前記プラテン21と、第2
搬送ローラとしての一対の前記従動ローラ25と、被搬
送体案内としての前記シート案内22とを有して構成さ
れる。プラテン21とシート案内22との間に、被搬送
体としてのシートSを搬送するシート搬送経路28が形
成される。
【0030】従動ローラ25は、プラテン21の長手方
向に沿って複数個配置され、それぞれがホルダ45に回
転自在に軸支されている。このホルダ45は、圧縮スプ
リング46を介して、シート案内22内に昇降可能に配
置される。
【0031】レリースレバー47(図1)の操作により
連続紙を搬送させるときには、上記ホルダ45は圧縮ス
プリング46の付勢力に抗して下降し、従動ローラ25
をプラテン21から離反させる。また、レリースレバー
47の操作により単票紙を搬送させるときには、ホルダ
45は圧縮スプリング46の付勢力の作用で上昇して、
従動ローラ25をプラテン21に接触(圧接)させる。
【0032】従動ローラ25は、シートSとしての連続
紙がプッシュトラクタユニット12により供給されると
きには、プラテン21から離反しているため停止状態に
ある。このとき、連続紙は、プラテン21とプッシュト
ラクタユニット12とにより、シート搬送経路28内を
記録ヘッド18へ向けて搬送される。また、従動ローラ
25は、シートSとしての単票紙が自動シート供給装置
34または手差しにより供給されたときには、プラテン
21に圧接されて回転することから、この供給された単
票紙をプラテン21と従動ローラ25との間で挟持し
て、シート搬送経路28内で搬送させる。
【0033】上記シート案内22は、案内面37にシー
トSを載置して、プラテン21及び記録ヘッド18へ案
内する。このシート案内22には、図3に示すように、
プラテン21の長手方向に複数の開口49が形成され、
各開口49内に一対の従動ローラ25が収容される。更
に、シート案内22には、複数の開口49間、つまり一
対の従動ローラ25のうち自動シート供給装置34側に
位置する従動ローラ25(以下、従動ローラ25Aとす
る)間に、プラテン21へ向けてガイド部50が突設さ
れている。このガイド部50は、プラテン21の近傍
で、図3に示すように、このプラテン21の長手方向に
沿って延在して設けられる。
【0034】一方、ホルダ45には、従動ローラ25A
近傍に掬い面51が形成されている。この掬い面51
は、図6に示すように、従動ローラ25Aがプラテン2
1に圧接されたときのニップ点NへシートSを導くもの
である。
【0035】上記ガイド部50は、従動ローラ25Aが
プラテン21に圧接された状態で掬い面51と略同一レ
ベル(同一高さ)となるように、その突出量が設定され
る。従って、このガイド部50により、シートSは掬い
面51とともに、従動ローラ25Aとプラテン21との
ニップ点Nへ導かれる。これにより、プラテン21と従
動ローラ25Aとにより搬送されるシートSは、例え仕
様外のシートSであっても、従動ローラ25A、ガイド
部50及び掬い面51によってプラテン21の長手方向
に均等に支持されることになる。
【0036】従って、上記実施の形態によれば、次の効
果及びを奏する。
【0037】プラテン21と複数の従動ローラ25
(従動ローラ25Aを含む)との間でシートSを挟持し
て搬送するシート搬送機後部23において、複数の従動
ローラ25をそれぞれ収容する複数の開口49を備えた
シート案内22には、これらの従動ローラ25A間に、
プラテン21へ向けてガイド部50が突設され、このガ
イド部50が、プラテン21と従動ローラ25Aとのニ
ップ点NへシートSを導くよう構成されている。このた
め、プラテン21と従動ローラ25Aとの間でシートS
が挟持されたとき、このシートSを、従動ローラ25
A、掬い面51及びガイド部50により、プラテン21
の長手方向に沿って均等に支持できる。従って、プラテ
ン21及び従動ローラ25Aにより搬送されるシートS
の寸法に拘わらず、このシートSに搬送方向に沿った皺
の発生を抑制でき、シートSを良好に搬送できる。
【0038】特に、単票紙複写紙において従動ローラ2
5Aに接する腰の弱い紙や、同じく腰の弱い単票一枚紙
に上記皺の発生を抑制でき、これらの単票紙複写紙や単
票一枚紙を良好に搬送できる。
【0039】プラテン21と従動ローラ25Aとの間
でシートSが挟持されたとき、このシートSが、従動ロ
ーラ25A、掬い面51及びガイド部50により、プラ
テン21の長手方向に沿って均等に支持されるので、シ
ートSの寸法に対応させて、従動ローラ25(従動ロー
ラ25Aを含む)のローラレイアウトを設定する必要が
ない。この結果、従動ローラ25(従動ローラ25Aを
含む)におけるローラレイアウトの自由度を向上させる
ことができる。
【0040】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0041】例えば、上記実施の形態では、シート案内
22のガイド部50は、プラテン21の長手方向に沿っ
て延在するものを述べたが、プラテン21の長手方向に
複数個間隔をおいて点在設置されてもよい。
【0042】また、シート案内22のガイド部50は、
プラテン21の長手方向に対し傾斜して、シート案内2
2における開口49間に形成されてもよい。
【0043】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に係る搬送装置に
よれば、被搬送体の寸法に拘わらず、この被搬送体を良
好に搬送できる。また、この発明に係る搬送装置によれ
ば、第2搬送ローラにおけるローラレイアウトの自由度
を向上させることができる。
【0044】請求項3に記載の発明に係る記録装置によ
れば、装備された搬送装置によって、シートの寸法に拘
わらず、このシートを良好に搬送できる。また、この発
明に係る記録装置によれば、装備された搬送装置の第2
搬送ローラにおけるローラレイアウトの自由度を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用さ
れたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す斜
視図である。
【図2】図1のドットインパクトプリンタを示す側断面
図である。
【図3】図2のシート搬送機構部を後方から目視して示
す斜視図である。
【図4】図2のシート搬送機構部を拡大して示す拡大断
面図である。
【図5】図4の一部を拡大して示す拡大断面図である。
【図6】図5の従動ローラがプラテンに圧接したときの
状態を示す断面図である。
【図7】従来のドットインパクトプリンタにおける搬送
装置を後方から目視して示す斜視図である。
【図8】図7の搬送装置を示す断面図である。
【図9】図8の一部を拡大して示す拡大断面図である。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置) 18 記録ヘッド 19 キャリッジ 21 プラテン(第1搬送ローラ) 22 シート案内(被搬送体案内) 23 シート搬送機構部(搬送装置) 25、25A 従動ローラ(第2搬送ローラ) 45 ホルダ 49 シート案内の開口 50 ガイド部 51 掬い面 S シート N ニップ点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C058 AB15 AC02 AE02 AE09 AF04 AF19 AF21 AF31 AF35 AF44 DA10 3F049 AA01 CA00 DA12 LA07 LB03 3F101 FB14 FC01 FC12 LA07 LB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1搬送ローラと、この第1搬送ローラ
    の長手方向に複数配置された第2搬送ローラと、これら
    複数の第2搬送ローラをそれぞれ収容する複数の開口を
    備えて被搬送体を案内する被搬送体案内とを有し、上記
    第1搬送ローラと上記第2搬送ローラとが被搬送体を狭
    持して回転し、この被搬送体を搬送するよう構成された
    搬送装置において、 上記被搬送体案内には、複数の上記第2搬送ローラ間
    に、上記第1搬送ローラへ向けてガイド部が突設され、
    このガイド部が、上記第1搬送ローラと上記第2搬送ロ
    ーラとのニップ点へ被搬送体を導くよう構成されたこと
    を特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 上記第2搬送ローラはホルダに軸支され
    て、第1搬送ローラに対し接離可能に設けられ、このホ
    ルダには、上記第1搬送ローラと上記第2搬送ローラと
    のニップ点へ被搬送体を導く掬い面が形成され、被搬送
    体案内のガイド部は、上記第2搬送ローラが上記第1搬
    送ローラに圧接された状態で、上記掬い面と同一レベル
    に設定されたことを特徴とする請求項1に記載の搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 走行可能なキャリッジに搭載された記録
    ヘッドが、搬送装置により搬送されたシートに画像を記
    録し、 上記搬送装置は、第1搬送ローラと、この第1搬送ロー
    ラの長手方向に複数配置された第2搬送ローラと、これ
    ら複数の第2搬送ローラをそれぞれ収容する複数の開口
    を備えてシートを案内するシート案内とを有し、上記第
    1搬送ローラと上記第2搬送ローラとがシートを狭持し
    て回転し、このシートを搬送するよう構成された記録装
    置において、 上記搬送装置の上記シート案内には、複数の上記第2搬
    送ローラ間に、上記第1搬送ローラへ向けてガイド部が
    突設され、このガイド部が、上記第1搬送ローラと上記
    第2搬送ローラとのニップ点へシートを導くよう構成さ
    れたことを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】 上記搬送装置の第2搬送ローラはホルダ
    に軸支されて、第1搬送ローラに対し接離可能に設けら
    れ、このホルダには、上記第1搬送ローラと上記第2搬
    送ローラとのニップ点へシートを導く掬い面が形成さ
    れ、シート案内のガイド部は、上記第2搬送ローラが上
    記第1搬送ローラに圧接された状態で、上記掬い面と同
    一レベルに設定されたことを特徴とする請求項3に記載
    の記録装置。
  5. 【請求項5】 上記第1搬送ローラはプラテンであり、
    上記第2搬送ローラは従動ローラであることを特徴とす
    る請求項3または4に記載の記録装置。
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