JP4259455B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、ペーパセット部にセットされたプリントペーパをペーパセット部から引き出してプリント部へ搬送し、このプリント部でプリントペーパのプリント面に対しプリントを行うようにしたインクジェットプリンタに関する技術分野に属する。
一般に、写真プリントシステム等に用いられるインクジェットプリンタは、プリントペーパがセットされるペーパセット部と、このペーパセット部にセットされたプリントペーパを該ペーパセット部から引き出してプリント部へ搬送するための搬送路とを備えている。このプリント部では、プリントペーパに対しプリントヘッドよりインクが吐出されてプリントが行われ、プリント部でプリントされたプリントペーパは外部へ排出される。
上記のようなインクジェットプリンタにおいては、例えば特許文献1に示されているように、ロール状に巻かれた長尺状ペーパを用いることが多く、プリントペーパがロール状に巻かれた状態でペーパセット部にセットされることになる。このため、プリント部へ搬送されるプリントペーパは、そのロールの巻き癖によりカールしている。
プリント部へ搬送されるプリントペーパがカールしていると、プリント部におけるプリントペーパの平面性が低下してプリント品質に悪影響を及ぼす要因となる。このため、従来より、プリント部への搬送路の途中で、プリントペーパを上記カールとは反対側に曲げることでカールを矯正するようにすることが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−237156号公報 特開平10−86411号公報
ところで、インクジェットプリンタにおいては、長尺状ペーパがセットされるマガジン収容部と単票状ペーパがセットされるカセット収容部との2つのペーパセット部が設けられ、それぞれの収容部にセットされた長尺状ペーパ又は単票状ペーパをオーダ情報に基づいて選択的に引き出してプリント部に搬送するように構成される場合がある。
ここで、ロール状に巻かれた長尺状ペーパはカールしているためプリント部への搬送路の途中でそのカールを矯正することが望ましいが、単票状ペーパはカールしていないためカールを矯正する必要はない。しかしながら、プリント部に搬送される途中に、特許文献2のようにプリントペーパを強制的に曲げるためのローラを配置したのでは、カールを矯正する必要のない単票状ペーパに大きなカールがついてしまう。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、プリント部、マガジン収容部及びカセット収容部を備えたインクジェットプリンタにおいて、プリントペーパの種類に応じてカールの矯正を選択的に実行可能にしつつ、上記プリント部、マガジン収容部及びカセット収容部を、カールの矯正構造に対して最適に配置することにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、マガジン収容部及びカセット収容部とプリント部とをつなぐ搬送路の途中に、長尺状ペーパ又は単票状ペーパを把持した状態で移動する把持部材を設け、その把持部材の移動動作によって長尺状ペーパのカールを矯正するように構成すると共に、カールの矯正が必要な長尺状ペーパがセットされるマガジン収容部はプリント部から離れた位置に配置する一方で、カールの矯正が不必要な単票状ペーパがセットされるカセット収容部はプリント部に近い位置に配置するようにした。
本発明のインクジェットプリンタは、ロール状に巻かれた長尺状ペーパがセットされるマガジン収容部と、単票状ペーパがセットされるカセット収容部と、上記マガジン収容部にセットされた長尺状ペーパを該マガジン収容部から引き出して搬送するための第1上流側搬送路と、上記カセット収容部にセットされた単票状ペーパを該カセット収容部から引き出して搬送するための第2上流側搬送路と、上記長尺状ペーパ又は単票状ペーパのプリント面に対しプリントを行うプリント部と、上記長尺状ペーパ又は単票状ペーパを上記プリント部に搬送するための下流側搬送路と、を備えたインクジェットプリンタである。
このインクジェットプリンタは、上記第1上流側搬送路の下流端に対応する第1受取り位置及び上記第2上流側搬送路の下流端に対応する第2受取り位置と、上記下流側搬送路の上流端に対応する送出し位置との間を往復移動する把持部材を有しかつ、上記いずれかの受取り位置においてその上流側搬送路により搬送されてきた長尺状ペーパ又は単票状ペーパを上記把持部材によって受け取って把持すると共に、該把持したペーパを上記送出し位置において上記下流側搬送路へ送り出すペーパ搬送装置と、上記第1上流側搬送路の途中に設けられ、上記マガジン収容部から引き出された長尺状ペーパを所定の長さに切断する切断手段と、を備える。
そして、上記ペーパ搬送装置は、上記長尺状ペーパを上記下流側搬送路へ送り出す際に、上記把持部材が上記送出し位置から第1受取り位置に向かって移動することによって上記長尺状ペーパを長さ方向にしごいてそのカールを矯正するように構成され、上記プリント部、カセット収容部及びマガジン収容部は、上記把持部材の往復移動方向に対して上記プリント部、カセット収容部及びマガジン収容部の順に配置される。
上記の構成により、ペーパ搬送装置の把持部材が第1又は第2受取り位置と送出し位置との間を移動してプリントペーパ(長尺状ペーパ又は単票状ペーパ)を搬送するため、マガジン収容部にセットされた長尺状ペーパ又はカセット収容部にセットされた単票状ペーパが選択的にプリント部に搬送される。尚、切断手段で切断された長尺状ペーパは必ずしも長尺であるとは限らず、例えば単票状ペーパよりも短くなる場合もある。
また、上記ペーパ搬送装置は、上記長尺状ペーパを上記プリント部へ送り出す際に、上記把持部材が上記送出し位置から第1受取り位置に向かって移動することによって上記長尺状ペーパを長さ方向にしごいてそのカールを矯正するように構成されていて、カール矯正装置として機能する。このペーパ搬送装置の構成では、単票状ペーパを上記プリント部へ送出す際に、把持部材を上記送出し位置に停止させておくことによって単票状ペーパに対してはカールの矯正を行わないことが可能になる。こうして、長尺状ペーパ及び単票状ペーパに対してカールの矯正を選択的に実行可能になる。
さらに、上記ペーパ搬送装置では、送出し位置においてプリントペーパをプリント部へ送出した後に、次の長尺状ペーパを受取るために第1受取り位置に把持部材が戻る動作と、長尺状ペーパのカールを矯正するために把持部材が送出し位置から第1受取り位置に向かって移動する動作とは同じであるため、送出し位置から第1受取り位置までの距離は比較的長くすることによって、上記の戻り動作にカール矯正動作を兼用させることが可能になる。
一方、単票状ペーパはカールの矯正が不必要であるため、戻り動作にカール矯正動作を兼用させる必要はなく、送出し位置から第2受取り位置までの距離は比較的短くてもよい。また、送出し位置から第2受取り位置までの距離を比較的短くすることによって、把持部材の移動距離が短くなることに伴い単票状ペーパの搬送時間は短くなる。
そこで、上記把持部材の往復移動方向に対してプリント部、カセット収容部及びマガジン収容部の順にこれらの部材を配置することによって、下流側搬送路の上流端と第1上流側搬送路の上流端との間の距離、つまり送出し位置と第1受取り位置との間隔は相対的に長くなり、下流側搬送路の上流端と第2上流側搬送路の上流端との間の距離、送出し位置と第2受取り位置との間隔は相対的に短くなり、プリント部、カセット収容部及びマガジン収容部は、カールの矯正構造に対して最適に配置されることになる。
上記第1上流側搬送路の下流端と上記下流側搬送路の上流端との間の距離は、上記切断手段によって所定長さに切断された長尺状ペーパの最大長さと同じかそれよりも長く設定することが好ましい。
例えば第1上流側搬送路の下流端と下流側搬送路の上流端との間の距離が長尺状ペーパの最大長さよりも短い場合は、把持部材は、その長尺状ペーパのカールを矯正するために上記送出し位置から第1受取り位置を超えて移動をした後に、次の長尺状ペーパを受取るために第1受取り位置に戻る必要があり、効率は低下する。
これに対し、第1上流側搬送路の下流端と下流側搬送路の上流端との間の距離が長尺状ペーパの最大長さと同じかそれよりも長く設定されている場合は、把持部材は、送出し位置から第1受取り位置に移動するだけで、長尺状ペーパの全体に亘ってカール矯正は完了することになる。その結果、ペーパ搬送に関する効率が向上する。
上記プリント部、カセット収容部及びマガジン収容部は、上記プリント部が上方に上記マガジン収容部が下方に位置するように、上下方向に並んで配置することが好ましい。
このことでオペレータは、下方に位置するマガジン収容部に長尺状ペーパをセットする作業を行い易くなる。
一方、上方に位置するプリント部においてプリントされたペーパはインクジェットプリンタにおける上方位置に排出されることになり、オペレータはプリントされたペーパを取り易くなる。
また、プリント部、カセット収容部及びマガジン収容部を略同じ高さ位置に配置すると、インクジェットプリンタが横長になって大きな設置スペースが必要になるが、プリント部、カセット収容部及びマガジン収容部を上下方向に並べて配置することによって、インクジェットプリンタが小型化し、設置スペースが節約される。
以上説明したように、本発明のインクジェットプリンタによると、ペーパ搬送装置の把持部材が第1又は第2受取り位置と送出し位置との間を移動してプリントペーパを搬送するため、マガジン収容部にセットされた長尺状ペーパ又はカセット収容部にセットされた単票状ペーパを選択的にプリント部に搬送することができると共に、ペーパ搬送装置は把持部材の移動によってプリントペーパのカール矯正を行うため、長尺状ペーパ及び単票状ペーパに対してカールの矯正を選択的に実行することできる。さらに、上記把持部材の往復移動方向に対してプリント部、カセット収容部及びマガジン収容部の順に、これらの部材を配置することによって把持部材の戻り動作にカール矯正動作が兼用され、プリント部、カセット収容部及びマガジン収容部を、カールの矯正構造に対して最適に配置して、インクジェットプリンタ全体の小型化や、プリントペーパ搬送の効率化の点で有利になる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタを示す。このインクジェットプリンタは、写真プリントシステムに用いられるものであって、画像データの取得及びオーダ情報の取得を行いかつ必要な補正処理等を行う受付ブロック100(図8参照)と通信ケーブルを介して接続されており、この受付ブロック100から通信ケーブルを介して伝送される画像データをオーダ情報に基づきプリントペーパPに対してプリントを行うようになされている。
上記インクジェットプリンタは、筐体1と、この筐体1内の下部に配設されたマガジン収容部2と、筐体1内の上下方向略中央部に配設されたカセット収容部3と、筐体1内の上部に配設され、プリントペーパPに対して画像データのプリントを行うプリント部4と、プリントペーパPをマガジン収容部2からプリント部4へ搬送するための第1搬送路と、プリントペーパPをカセット収容部3からプリント部4へ搬送するための第2搬送路と、プリント部4でプリントされたプリントペーパPを該プリント部4から筐体1の外部へ排出するための第3搬送路と、筐体1の外部に設けられ、第3搬送路により筐体1の外部へ排出されたプリントペーパPを受け止める排出トレイ5とを備えている。尚、筐体前後方向は図1の左右方向であり、筐体前側は図1の右側であり、筐体後側は図1の左側である。また、筐体左右方向は図1の紙面に垂直な方向である。
上記マガジン収容部2には、ロール状に巻かれた長尺状ペーパであるプリントペーパPがペーパマガジン8に収容保持された状態でセットされるようになっている。このプリントペーパPは、プリントされるプリント面が外側となるように巻かれている。一方、上記カセット収容部3には、単票紙である複数枚のプリントペーパPが矩形箱状の給紙カセット9内に収容保持された状態でセットされるようになっている。この給紙カセット9内のプリントペーパPは、プリント面を上側にして厚み方向(上下方向)に重ねられているとともに、押付け板10により、上側に位置する後述の送出しローラ35に押し付けられている。上記マガジン収容部2及びカセット収容部3は、プリントペーパPがセットされるペーパセット部を構成することになる。そして、マガジン収容部2又はカセット収容部3にセットされたプリントペーパPが、後述の如くプリント部4へと搬送されて該プリント部4でプリントされ、上記排出トレイ5へ排出されるようになっている。尚、マガジン収容部2には、幅寸法が小さいプリントペーパPを2つ筐体左右方向に並列にセットすることも可能になっており、このように2つ並列にセットした場合には、そのセットされた2つのプリントペーパPがマガジン収容部2から同時に引き出されて2列で搬送され、プリント部4において2つのプリントペーパPにプリントが行われ、排出トレイに同時に排出されることになる。
上記筐体1内には、上記第1〜第3搬送路を構成すべく、第1供給ユニットU1、カッターユニットU2、第2供給ユニットU3、スイッチバックユニットU4及びプリントユニットU5が設けられている。第1搬送路は、マガジン収容部2から順に、第1供給ユニットU1、カッターユニットU2、スイッチバックユニットU4及びプリントユニットU5で構成されている。また、第2搬送路は、カセット収容部3から順に、第2供給ユニットU3、スイッチバックユニットU4及びプリントユニットU5で構成されている。さらに、第3搬送路はプリントユニットU5で構成されている。
上記第1供給ユニットU1は、マガジン収容部2(ペーパマガジン8)内に設けられている。この第1供給ユニットU1は、ロール状のプリントペーパPを支持する3つの支持ローラ15と、プリントペーパPをカッターユニットU2へと導くガイド部材16と、このガイド部材16の途中に設けられかつプリントペーパPをカッターユニットU2へ搬送するための、駆動及び従動ローラ17a,17bからなる圧着型の供給ローラ17と、ガイド部材16の上流側に設けられ、プリントペーパPが巻き掛けられるガイドローラ18とを備えている。上記3つの支持ローラ15のうち筐体前側に配設されたローラは、不図示の電動モータによって回転駆動されて、プリントペーパPに対しロール中心回りに回転力を付与するようになっている。また、供給ローラ17の駆動ローラ17aは、カッターユニットU2に配設された電動モータ30により、伝動ベルト31及びギヤ列19を介して、同じくカッターユニットU2に配設された後述の送出しローラ25の駆動ローラ25aと共に回転駆動されるようになっている。この第1供給ユニットU1の下流側端には、第1ペーパ検出センサ20が設けられており、この第1ペーパ検出センサ20により、プリントペーパPがマガジン収容部2から全て引き出された場合の該プリントペーパPの後端が検出されるようになっている。このプリントペーパPの後端が検出された場合には、その旨をディスプレイ等を介してオペレータに知らせるようになっている。
上記カッターユニットU2は、上下方向に延びる縦フレーム6に固定された状態で第1供給ユニットU1の筐体後側に配設されていて、プリントペーパPをスイッチバックユニットU4へ送り出す圧着型の送出しローラ25と、この送出しローラ25の下流側に配設され、プリントペーパPを切断するための、固定刃26a及び可動刃26bからなるカッター26と、該可動刃26bを駆動する駆動機構等が収容されたカッター駆動部27と、水平方向に延び、プリントペーパPを送出しローラ25からカッター26による切断位置へ案内するガイド部材28とを備えている。上記カッター26により、マガジン収容部2から引き出されたプリントペーパPが、受付ブロック100からのオーダ情報に基づいて予め決められた長さに切断されるようになっている。上記送出しローラ25は、プリントペーパPを挟持する1つの駆動ローラ25aと2つの従動ローラ25bとからなり、これら従動ローラ25bが1つの圧縮コイルばね29により駆動ローラ25aに押し付けられている。この駆動ローラ25aは、上述の如く、電動モータ30により、第1供給ユニットU1における供給ローラ17の駆動ローラ17aと共に、伝動ベルト31を介して回転駆動されるようになっている。そして、プリントペーパPは、送出しローラ25及びガイド部材28により水平方向で筐体後向きに移動してスイッチバックユニットU4へと送り出され、後述の如くスイッチバックユニットU4のローラ対41に受け取られて把持された後に、カッター26により切断されるようになっている。尚、このようにローラ対41がプリントペーパPを切断前に受け取るのではなくて、切断後に受け取るようにしてもよい。但し、この場合は、カッターユニットU2における搬送路が長くなるため、切断前に受け取るようにするのがよい。
上記第2供給ユニットU3は、カセット収容部3にセットされた複数枚のプリントペーパP(単票紙)の最上部に位置するプリントペーパPのプリント面に当接する送出しローラ35と、この送出しローラ35を、ギヤ列37を介して駆動する電動モータ36とを備えており、送出しローラ35の駆動により、最上部に位置するプリントペーパPが1枚だけ水平方向で筐体後向きに移動してスイッチバックユニットU4へと送り出されるようになっている。
上記スイッチバックユニットU4は、第1搬送路及び第2搬送路の途中に設けられたペーパ搬送装置を構成している。このスイッチバックユニットU4は、該スイッチバックユニットU4の上流側に位置する第1上流側搬送路(つまり第1供給ユニットU1及びカッターユニットU2)又は第2上流側搬送路(つまり第2供給ユニットU3)より搬送されてきたプリントペーパPを受け取って、該プリントペーパPを受取り時のプリントペーパ移動方向とは逆向きに、スイッチバックユニットU4の下流側に位置する下流側搬送路(つまりプリントユニットU5)に送り出すようになっている。すなわち、上流側搬送路では、プリントペーパPがプリント面を上向きにした状態で筐体後側に向かって搬送され、該上流側搬送路よりも上側位置に設けられた下流側搬送路では、プリントペーパPがプリント面を上向きにした状態で上流側搬送路とは逆向きの筐体前側に向かって搬送されるが、スイッチバックユニットU4で、プリントペーパPの進行方向が、プリント面を上向きにした状態のまま逆転され、上流側搬送路から下流側搬送路へのプリントペーパPの移行が、プリントペーパPを曲げずにスムーズに行えるようになっている。
具体的には、スイッチバックユニットU4は、上流側搬送路より搬送されてきたプリントペーパPを受け取って把持する把持部材を備えている。本実施形態では、この把持部材は、それぞれ中心軸回りに正逆回転自在に構成されかつ互いに上下方向に対向してその間にプリントペーパPを挟持するローラ対41とされ、このローラ対41のうち一方(本実施形態では、プリントペーパPの裏面に接触するローラ)は駆動ローラ41aであり、他方(プリントペーパPのプリント面に接触するローラ)は従動ローラ41bである。そして、駆動ローラ41aは、駆動機構としての電動モータ42及び伝動ベルト43(図2及び図3参照)により、中心軸回りに正逆に回転駆動されるようになっており、この駆動ローラ41aの正転及び逆転により、上流側搬送路からのプリントペーパPの受取り及び引込みと、下流側搬送路へのプリントペーパPの送出しとをそれぞれ行うようになっている。尚、ローラ対41の両方のローラを駆動するようにしてもよく、上下で駆動及び従動の機能を逆にしてもよい。
上記ローラ対41は、移動機構によって、カッターユニットU2、第2供給ユニットU3及びプリントユニットU5の筐体後側位置において上下方向に直線移動するようになっている。この移動機構は、図2及び図3に示すように、縦フレーム6に固定されかつ上下及び筐体左右方向に延びるレール架台45と、このレール架台45の筐体左右方向一端部に上下方向に延びるように取り付けられた走行レール46と、この走行レール46の上下両端部近傍にそれぞれ設けられた2つのプーリ47に巻き掛けられ、該走行レール46に沿って延びる駆動ベルト48と、レール架台45に取付固定されかつ下側のプーリ47に直結された電動モータ49とを備えている。この電動モータ49により駆動ベルト48が正逆駆動されるようになっている。そして、駆動ベルト48にはブラケット50が取付固定され、このブラケット50には、走行レール46と嵌合してスライドするスライド部材51が固定されており、電動モータ49による駆動ベルト48の正逆駆動により、ブラケット50が上下方向に往復移動するようになっている。尚、このブラケット50の上下位置は、ブラケット50を検出するセンサ等が設けられた基準位置(例えば最下端)からの移動量(例えばモータの回転量)を計測することで分かるようになっている。
上記ブラケット50には、支持板52が固定され、この支持板52に上記ローラ対41における駆動ローラ41a及び従動ローラ41bの各一端部が回転可能に支持されており、このことで、ブラケット50の移動に伴ってローラ対41が上下方向に直線移動することになる。尚、図示は省略するが、駆動ローラ41a及び従動ローラ41bの各他端部は、レール架台45の筐体左右方向他端部に形成された支持部に上下方向にスライド可能に支持されている。
上記支持板52に、上述の、駆動ローラ41aを駆動するための電動モータ42が固定されている。この電動モータ42の回転軸及び駆動ローラ41aの一端部には、プーリ54がそれぞれ固定されており、この両プーリ54に上記伝動ベルト43が巻き掛けられて、この伝動ベルト43を介して駆動ローラ41aが駆動されることになる。
上記移動機構によって、上記ローラ対41は、上流側搬送路よりプリントペーパPを受け取る受取り位置と該受取り位置に対して上側に所定距離だけ離れた位置に設けられかつ該プリントペーパPを下流側搬送路に送り出す送出し位置との間で直線移動するようになっている。すなわち、上記カッターユニットU2の下流端と略同じ高さ位置(走行レール46の下端近傍位置)が、カッターユニットU2よりプリントペーパPを受け取る受取り位置(以下、第1受取り位置という)とされ、上記第2供給ユニットU3の下流端と略同じ高さ位置(走行レール46の上下方向略中央位置)が、第2供給ユニットU3よりプリントペーパPを受け取る受取り位置(以下、第2受取り位置という)とされている。一方、プリントユニットU5の上流端と略同じ高さ位置(走行レール46の上端近傍位置)が、プリントペーパPをプリントユニットU5に送り出す送出し位置とされている。このように上流側搬送路の下流端と下流側搬送路の上流端とが所定距離(各ユニットU1〜U5の配置により決まる値であり、出来る限り小さい値に設定される)だけ離れており、これに対応してローラ対41が移動することになる。
そして、スイッチバックユニットU4は、第1受取り位置においてローラ対41により上流側搬送路(カッターユニットU2)よりプリントペーパPを受け取って把持した後でかつカッター26によりプリントペーパPが切断された後に、又は第2受取り位置においてローラ対41により上流側搬送路(第2供給ユニットU3)よりプリントペーパPを受け取って把持した後に、上記移動機構により、該プリントペーパPを把持したローラ対41を、該プリントペーパPが上流側搬送路から切り離された状態で送出し位置に移動させ、該送出し位置において該プリントペーパPを受取り時のプリントペーパPの移動方向とは逆向きに下流側搬送路に送り出すように構成されている。この下流側搬送路に送り出されるプリントペーパPの移動方向は、水平方向で受取り時の移動方向とは逆向き(筐体前向き)となる。
図2に示すように、上記支持板52におけるローラ対41の筐体前後部には、ローラ対41により把持されたプリントペーパPの下側に位置して該プリントペーパPを支持する第1及び第2支持部材56,57がそれぞれ固定されている(図3では図示を省略している)。この第1支持部材56は、プリントペーパPをカッターユニットU2から水平状態でローラ対41に導く役割を有している。この第1支持部材56には、プリントペーパPを検出するための第2ペーパ検出センサ58が設けられている。
一方、上記第2支持部材57の筐体後部には、下側に曲げられた曲げ部が形成され、この曲げ部には、押えローラ59が当接している。この押えローラ59は、支持板52に回動自在に支持されたアーム60の先端部に回動自在に取り付けられており、該押えローラ59の自重により第2支持部材57の曲げ部に当接している。そして、この第2支持部材57の曲げ部及び押えローラ59により、ローラ対41により把持されたプリントペーパPが下側に垂れて筐体1の後部内壁面に当接しないようになされている。すなわち、筐体1内におけるスイッチバックユニットU4の筐体後側(ローラ対41に対して上流側搬送路及び下流側搬送路とは反対側における該ローラ対41の移動範囲に対応する部分)には、ローラ対41により把持されるプリントペーパP用の空間スペース12が設けられているが、上記の如くプリントペーパPを下側に垂らすようにすることで、その空間スペース12の筐体前後方向(上流側搬送路の延長方向)に沿った長さを出来る限り小さくすることができる。一方、プリントペーパPを下側に垂らすことで、ローラ対41により把持されるプリントペーパP用の空間スペース12を、上記移動範囲に対応する部分の下方(第1受取り位置よりも下側)に延長する必要があるが、本実施形態では、第1搬送路に関して、スイッチバックユニットU4の上流側に位置する上流側搬送路及び第1受取り位置が、マガジン収容部2にセットされたプリントペーパPのロール中心よりも上側位置に設けられており、このことで、筐体1の高さを大きくすることなく上記空間スペース12を下方に容易に延長することができる。
尚、図示は省略するが、上記第1及び第2支持部材56,57におけるペーパ幅方向両端部には、プリントペーパPの幅方向への移動を規制する規制部材がそれぞれ設けられており、この両規制部材は、ペーパ幅(ペーパマガジン8に設けた識別コード部を検出することでペーパ幅が分かるようになっている)に応じてその間隔を変化可能に構成されている。上述の如くプリントペーパPが2列で搬送される場合には、上記両規制部材間の中央部に更にもう1つの規制部材が搬送路上に進入して、これら3つの規制部材により2列で搬送される各プリントペーパPの幅方向への移動を規制するようになっている。
上記プリントユニットU5は、上記縦フレーム6の上端位置において水平方向に延びる横フレーム7に固定された固定台65と、この固定台65の上下方向中間部に設けられ、プリント時にプリントペーパPを支持するプリント台66と、このプリント台66上に位置するプリントペーパPと対向し、該プリントペーパPに対しインクを吐出してプリントを行うプリントヘッド67とを備えている。このプリント台66及びプリントヘッド67が上記プリント部4を構成する。
上記プリント台66は、プリントペーパPをファン等によりプリント台66の下側から吸引して吸着保持する構成にはなっておらず、図4に示すように、吸引用孔等を有していない。このプリント台66のペーパ幅方向(図4に示すX方向)両端部には、ペーパ搬送方向(Y方向)に延びる複数(本実施形態では、片側6つずつ)の溝66aがペーパ幅方向に所定間隔をあけて並ぶように形成されている。これら各溝66aは、種々のサイズのプリントペーパPの幅方向両端位置に対応して設けられており、各溝66a内には、上記プリントヘッド67から吐出されたインクがプリントペーパPの幅方向両端から外側に外れた場合(特に縁なしプリントを行う際に外側に外れ易い)に、該インクを吸収するためのインク吸収材68が嵌め込まれている。また、プリント台66のペーパ幅方向中央部には、後述の3つのヘッドユニット67aの各位置にそれぞれ対応して凹部66bが形成されており、この各凹部66b内には、プリントペーパPを2列で搬送してプリントする際に、プリントヘッド67の各ヘッドユニット67aより予備吐出(プリントを行う前の試し打ち)されたインクを吸収するインク吸収材69が嵌め込まれている。
本実施形態では、上記プリントヘッド67は、図4に示すように、その底面(プリント台66と対向する面)に複数のインク吐出ノズル67bが副走査方向(ペーパ搬送方向(Y方向))に列をなすように設けられた3つのヘッドユニット67aを有しており、これら3つのヘッドユニット67aが互いに副走査方向に間隔をあけて並んでいる。尚、各ヘッドユニット67aのノズル列は、図4では1列しか記載していないが、実際には、複数色のインクにそれぞれ対応してペーパ幅方向に複数並ぶように設けられる。また、ヘッドユニット67aは3つである必要はなく、1つや2つであってもよく、4つ以上であってもよい。
上記プリントヘッド67の上面は、該プリントヘッド67を主走査方向(図1の紙面に垂直な方向(図4に示すX方向))に往復移動させるための駆動ベルト70に取付固定されている。この駆動ベルト70は、主走査方向に延びていて、その両端部にそれぞれ配設されかつ固定台65の上部に回転自在に支持された2つのプーリ71(図1では1つのみ示す)に巻き掛けられている。この一方のプーリ71は、不図示の電動モータにより回転駆動されるようになっている。また、固定台65の上部には、駆動ベルト70に沿って主走査方向に延びるガイドレール72が取付固定されており、プリントヘッド67は、このガイドレール72に案内されながら、駆動ベルト70によって主走査方向に往復移動するようになっている。そして、プリント台66上のプリントペーパPは、プリント台66の上流側に設けられた搬送ローラ75により一定の単位搬送量で間欠的に(ステップ状に)副走査方向に搬送され、この間欠搬送時におけるプリントペーパPの各停止時に、プリントヘッド67が主走査方向に一走査(一往動作又は一復動作)されて、この走査時に、主走査方向の各位置で、各ヘッドユニット67aのインク吐出ノズル67bからインクが吐出される。つまり、プリントヘッド67の一走査後に、プリントペーパPが単位搬送量だけ搬送され、その後、再びプリントヘッド67が一走査され、この動作が繰り返し行われて、所望の画像がプリントされることになる。
上記搬送ローラ75は、プリントユニットU5の上流側端部(つまり下流側搬送路の上流側端部であって、送出し位置に位置するローラ対41(図5参照)の近傍)に設けられており、送出し位置に位置するローラ対41により送り出されたプリントペーパPを受け取ってプリント部4へ搬送する役割を有している。この搬送ローラ75は、カッターユニットU2における送出しローラ25と同様に、プリントペーパPを挟持する1つの駆動ローラ75aと2つの従動ローラ75bとからなり、2つの従動ローラ75bが1つの圧縮コイルばね76により駆動ローラ75aに押し付けられている。この駆動ローラ75aは、電動モータ77により伝動ベルト78を介して回転駆動されるようになっている。
上記搬送ローラ75により挟持されたプリントペーパPにおける該挟持部分の高さ位置は、上記プリント台66の上面よりも高くされており、プリントペーパPは、駆動ローラ75aに巻き掛けられながらプリント台66に対して斜め上方から進入し、プリント台66の上流側端部において該上流側端部に対して上方に隙間があくように支持された案内ローラ79によって、駆動ローラ75aに巻き掛けられた部分とは反対側に曲げられて、プリントペーパPの裏面がプリント台66の上面に略接触した状態で搬送されることになる。
一方、プリント台66の下流側には、プリントされたプリントペーパPを筐体1の外部へ排出するための第3搬送路を構成すべく、駆動及び従動ローラ81a,81bからなる2対の圧着型の排出ローラ81が互いにペーパ搬送方向に間隔をあけて設けられている。この各排出ローラ81の駆動ローラ81aは、電動モータ82により伝動ベルト83を介して同時に駆動されるようになっている。そして、下流側の排出ローラ81の高さ位置は上流側の排出ローラ81よりも高く、下流側の排出ローラ81と上流側の排出ローラ81との間には、プリントペーパPを持ち上げて下流側の排出ローラ81へと導くガイド部材84が設けられている。
上記のように、プリントペーパPはプリント台66の上流側及び下流側でプリント台66の上面よりも高い位置に持ち上げられているため、プリントペーパPのプリント台66上の部分は、プリント台66の上面に押し付けられるようになる。これにより、プリント台66上でのプリントペーパPの平面性が確保される。特にマガジン収容部2から搬送されてきたプリントペーパPは、上記ロールによる巻き癖によって、長さ方向中央部が両端部に対してプリント面側に突出するようにカールしているが、このようにプリントペーパPがカールしていても、プリント台66に吸着させることなく平面性を確保することができるようになる。尚、本実施形態では、後述の如く、マガジン収容部2から搬送されてきたプリントペーパPは、プリント台66に供給される前に上記カールが矯正されるので、平面性をより一層向上させることができる。
上記排出トレイ5は、筐体1の外部における上記排出ローラ81の筐体前側に設けられていて、筐体1の前方へ突出しており、その先端部には、補助トレイ5aが格納されている。この補助トレイ5aは、排出されるプリントペーパPの長さが排出トレイ5の長さよりも長い場合に、筐体1の前方へ引き出すことで、該長いプリントペーパPを受け止めることができるようになっている。
本実施形態では、上記スイッチバックユニットU4及びプリントユニットU5の搬送ローラ75は、マガジン収容部2から搬送されてきたプリントペーパPがカッター26により切断された後において、該プリントペーパPにおける上記ロールの巻き癖によるカールを矯正するカール矯正装置を構成している。尚、カセット収容部3から搬送されてきたプリントペーパPの場合には、通常、カールしていないので、カール矯正装置は作動しない。
具体的には、プリントユニットU5の搬送ローラ75は、送出し位置においてスイッチバックユニットU4のローラ対41により送り出されたプリントペーパPの一端部を保持する保持部材としての役割を有し、上記ローラ対41は、搬送ローラ75により保持されたプリントペーパPの幅方向に沿ってそれぞれ延びかつ互いに対向してその間に該プリントペーパPの上記一端部近傍を把持する。すなわち、搬送ローラ75は、スイッチバックユニットU4より送り出されたプリントペーパPを受け取ってその先端部(受取り時の後端部)を挟持したときに、作動を一旦停止して、該先端部を保持するようになっている。このとき、スイッチバックユニットU4のローラ対41は、搬送ローラ75により保持されたプリントペーパPの上記先端部近傍を把持していることになる。そして、図7に示すように、上記搬送ローラ75によってプリントペーパPを保持した状態で、プリントペーパPを把持したローラ対41を、スイッチバックユニットU4の移動機構により、ローラ対41の対向方向における駆動ローラ41a側に移動させる。これにより、プリントペーパPが該ローラ対41の上側の従動ローラ41bに上記カールとは反対側に曲げられた状態で巻き掛けられかつプリントペーパPの搬送ローラ75とローラ対41との間の部分にテンションが付与される。すなわち、プリントペーパPは、上記ロールによる巻き癖によって、長さ方向中央部が両端部に対してプリント面側に突出するようにカールしているため、プリント面側のローラである従動ローラ41bに巻き掛けることで、カールとは反対側に曲げるようにする。このために、ローラ対41を、プリント面とは反対側のローラである駆動ローラ41a側(つまり下側)に移動させて、プリントペーパPを従動ローラ41bに巻き掛けるようにする。このローラ対41の移動に伴って、プリントペーパPにおけるローラ対41が把持する部分は、上記先端部近傍から後端部側へ移動する。このことで、プリントペーパPが、ローラ対41によって、カールにより突出する側(プリント面側)が内側となるように曲げられた状態でしごかれることとなり、カールが矯正されることになる。尚、搬送ローラ75は、プリントペーパPのカール矯正中は、該プリントペーパPを、搬送を停止した状態で保持するように構成されている。
上記ローラ対41は、プリントペーパPの後端部が該ローラ対41から外れても、そのまま下方移動を続けて、次のプリントペーパPを受け取るために第1受取り位置に戻る。つまり、ローラ対41が送出し位置から第1受取り位置へ移動するときに、プリントペーパPのカールを矯正するようになっている。ここで、カッターユニットU2の下流端とプリントユニットU5の上流端との間の距離、つまり第1受取り位置と送出し位置との間の距離L1は、カッターユニットU2において切断されるプリントペーパPの最大長さと同じかそれよりも長く設定されている(図1参照)。例えばプリントペーパPの最大長さが距離L1よりも長い場合には、ローラ対41を第1受取り位置よりも更に下方に移動させてプリントペーパPの略全体に亘ってカールの矯正を行い、その後に第1受取り位置へ戻すことが必要になるが、距離L1をプリントペーパPの最大長さと同じかそれよりも長く設定することによってそれが不要になる。尚、上記の距離L1はプリントペーパPの最大長さよりも僅かに長いことが最も好ましい。また、距離L1をプリントペーパPの最大長さよりも短くしても、上記の如くプリントペーパPを下方に垂らすスペースを利用することで筐体1を上下に大きくすることなく、プリントペーパP略全体に亘ってカールの矯正を行うことは可能であるため、距離L1をプリントペーパPの最大長さ以上とすることは、インクジェットプリンタにおいて必須の構成ではない。
本インクジェットプリンタは、制御系として、図8に示すように、マイクロプロセッサ101(以下、CPUという)と、このCPU101とデータバスを介して接続された搬送制御部102、ヘッド制御部103、プリント制御部104、半導体メモリRAM/ROM105、通信インタフェース106、上述の第1ペーパ検出センサ20及び第2ペーパ検出センサ58とを備えている。
上記搬送制御部102は、上記各ユニットU1〜U5夫々の動作制御を行う。ヘッド制御部103は、プリントヘッド67の動作制御を行う。通信インタフェース106は、受付ブロック100との間で情報の送受信を行うためのものである。プリント制御部104は、受付ブロック100から通信インタフェース106を介して受信した画像データに基づき、プリントペーパPに対して画像データのプリントを実現するための制御を行う。
上記搬送制御部102の制御により、上記各ユニットU1〜U5は以下のように動作する。
マガジン収容部2にセットされたプリントペーパPに対してプリントを行う場合には、スイッチバックユニットU4のローラ対41を第1受取り位置に位置させておく(図1参照)。そして、第1供給ユニットU1の支持ローラ15及び供給ローラ17並びにカッターユニットU2の送出しローラ25を作動させることにより、プリントペーパPをマガジン収容部2から引き出して、第1受取り位置に位置するローラ対41へと搬送する。
上記ローラ対41の駆動ローラ41aは、プリントペーパPの先端が第2ペーパ検出センサ58により検出されたときに駆動し始めて図1及び図2で反時計回り方向に回転(正転)し、カッターユニットU2より水平方向で筐体後向きに搬送されてきたプリントペーパPを受け取って把持する。つまり、プリントペーパPを駆動ローラ41aと従動ローラ41bとの間に挟持する。駆動ローラ41aは駆動し続けて、プリントペーパPを筐体後側の空間スペース12へと引き込む。そして、プリントペーパPの先端が第2ペーパ検出センサ58により検出されてから、オーダ情報に基づいて決定された量だけ搬送した後に、カッター26の可動刃26bが作動してプリントペーパPが切断される。この切断後も駆動ローラ41aは駆動し続け、切断されたプリントペーパPの後端部がローラ対41により把持されたところで停止する。この段階で、ローラ対41により把持されたプリントペーパPは、上流側搬送路には掛かっておらず、上流側搬送路から切り離された状態となる。尚、第1供給ユニットU1の支持ローラ15及び供給ローラ17並びにカッターユニットU2の送出しローラ25の作動は、プリントペーパPの切断後に停止する。
続いて、スイッチバックユニットU4の駆動ベルト48が作動し、ローラ対41が上方に移動して送出し位置で停止する(図5参照)。これにより、プリントペーパPが上流側搬送路(カッターユニットU2)から切り離された状態で受取り位置から送出し位置に搬送される。
その後、ローラ対41の駆動ローラ41aが図5で時計回り方向に回転(逆転)し、切断後のプリントペーパPを水平方向で筐体前向きにプリントユニットU5の搬送ローラ75へと送り出す。
上記プリントペーパPの送出し時に、プリントペーパPの先端(受取り時の後端)が第2ペーパ検出センサ58により検出され、この検出によりプリントユニットU5の搬送ローラ75が作動を開始し、該検出からプリントペーパPが所定量(プリントペーパPの先端部が搬送ローラ75に挟持されるまでの量)だけ送り出されたところで、搬送ローラ75の作動が一旦停止する。これにより、プリントペーパPの先端部が搬送ローラ75に挟持され保持された状態となる。その後、この保持状態で、上述の如く、プリントペーパPを把持したローラ対41を下方に移動させてプリントペーパPのカールを矯正する(図7参照)。このとき、ローラ対41の駆動ローラ41aは逆転し続けていてもよく、停止させるようにしてもよい。但し、駆動ローラ41aを逆転し続ける場合には、その回転速度とローラ対41の移動速度とを、プリントペーパPにテンションが付与されるようにそれぞれ設定する必要がある。やがて、プリントペーパPの後端部がローラ対41から外れるが、ローラ対41はそのまま下方移動を続けて第1受取り位置に戻る。
ローラ対41が第1受取り位置に戻った後、或いは第1受取り位置に戻る前でかつプリントペーパPの後端部がローラ対41から外れる位置を通り過ぎた後に、搬送ローラ75が再び作動して、カール矯正時に保持していたプリントペーパPをプリント台66へと搬送する。そして、搬送ローラ75により単位搬送量で間欠的に搬送しながら、プリントヘッド67を主走査方向に移動させて、該プリントヘッド67の各ヘッドユニット67aのインク吐出ノズル67bよりプリント台66上のプリントペーパPに対しインクを吐出することでプリントを行う。
上記プリントされたプリントペーパPは、排出ローラ81によって、プリント面を上側にして筐体1の外部へ排出されて、排出トレイ5によって受け止められる。
一方、カセット収容部3にセットされたプリントペーパPに対してプリントを行う場合には、スイッチバックユニットU4のローラ対41を第2受取り位置に位置させておく(図6参照)。そして、第2供給ユニットU3の送出しローラ35の作動により、プリントペーパPをカセット収容部3から引き出して、第2受取り位置に位置するローラ対41へと搬送する。
続いて、マガジン収容部2から引き出されたプリントペーパPと同様に、ローラ対41がプリントペーパPの後端部を把持した後、上方に移動して送出し位置で停止する。これにより、プリントペーパPが上流側搬送路(第2供給ユニットU3)から切り離された状態で受取り位置から送出し位置に搬送される。その後、ローラ対41の駆動ローラ41aが逆転して、プリントペーパPを受取り時の移動方向とは逆向きにプリントユニットU5の搬送ローラ75へと送り出す。
上記プリントペーパPの搬送ローラ75への送出し時に、プリントペーパPの先端が第2ペーパ検出センサ58により検出され、この検出によりプリントユニットU5の搬送ローラ75が作動を開始する。カセット収容部3にセットされたプリントペーパPの場合には、カール矯正を行う必要がないので、搬送ローラ75は停止することなく作動し続けて、スイッチバックユニットU4より送り出されたプリントペーパPを受け取って、そのままプリント台66へと搬送する。尚、スイッチバックユニットU4のローラ対41は、第2ペーパ検出センサ58によりプリントペーパPの後端が検出された後に、下方に移動して第2受取り位置へ戻る。
次いで、マガジン収容部2から引き出されたプリントペーパPと同様に、プリントペーパPを搬送ローラ75により単位搬送量で間欠的に搬送しながら、プリントヘッド67を主走査方向に移動させてプリントを行う。このプリントされたプリントペーパPは、排出ローラ81によって、プリント面を上側にして筐体1の外部へ排出されて、排出トレイ5によって受け止められる。
したがって、上記実施形態では、第1及び第2受取り位置と送出し位置との間をローラ対41が移動してプリントペーパPを搬送することにより、マガジン収容部2にセットされた長尺状ペーパと、カセット収容部3にセットされた単票紙とを、オーダ情報に応じて選択的にプリント部4に搬送することができる。
また、上記実施形態では、ローラ対41の移動によってプリントペーパPのカールを矯正するようにしているので、マガジン収容部2からのプリントペーパPに対してはそのカールを矯正することによって、プリント部4におけるプリントペーパPの平面性を確保してプリント品質を高レベルに維持することができる。一方、カセット収容部3からのプリントペーパPに対してはカールの矯正を行わないことによって、プリントペーパPに不要なカールをつけることがない。つまり、プリントペーパPに対するカール矯正を選択的に実行することができる。
さらに、上記実施形態では、ローラ対41の往復移動方向、つまり上下方向に対してプリント部4、カセット収容部3及びマガジン収容部2の順にこれらの部材を配置することによって、送出し位置と第1受取り位置との間隔は相対的に長くなり、送出し位置と第2受取り位置との間隔は相対的に短くなっている。このことにより、長尺状のプリントペーパPに対しては、ローラ対41が送出し位置から第1受取り位置に戻る動作にカール矯正動作を兼用させることができる一方、単票状のプリントペーパPに対しては、ローラ対41の移動距離が短くなることに伴い単票状のプリントペーパPの搬送時間を短くすることができる。その結果、長尺状及び単票状のプリントペーパPの搬送効率をそれぞれ向上させることができる。
加えて、上記実施形態では、マガジン収容部2、カセット収容部3及びプリント部4が上下方向に並ぶように配置され、これらの上下位置に対応してスイッチバックユニットU4のローラ対41が上下方向に移動するように構成されているので、筐体1を縦長にして筐体1の左右方向や前後方向の長さを短くすることができる。しかも、プリントペーパPが筐体前後方向に移動するようにしているので、特に筐体1の左右方向の長さを短くすることができる。よって、プリンタを狭いスペースに容易に設置することができるようになる。
また、上記実施形態では、スイッチバックユニットU4によってプリントペーパPをプリント面を上向きにした状態のまま上流側搬送路から下流側搬送路へと導くことができ、プリント部4(下流側搬送路)及びペーパセット部2,3(上流側搬送路)を上下に配置した構成であっても、プリントペーパPを大きく曲げることなくプリント部4へ搬送することが可能となる。この結果、ロール状に巻かれたプリントペーパPであっても、カールが助長されない。また、プリントペーパPをプリント台66の上流側及び下流側でプリント台66の上面よりも高い位置に持ち上げる構成と相俟って、吸引装置を設けなくても平面性を確保することができる。或いは簡易な小型の吸引装置でプリント部4におけるプリントペーパPの平面性を十分に確保できるようになる。また、第1搬送路に関して、スイッチバックユニットU4の上流側に位置する上流側搬送路及び第1受取り位置が、マガジン収容部2にセットされたプリントペーパPのロール中心よりも上側位置に設けられているので、上流側搬送路から下流側搬送路にかけてプリントペーパPを曲げて折り返す必要がないことと相俟って、上流側搬送路と下流側搬送路とを互いに近接配置することができ、インクジェットプリンタを水平方向だけでなく上下方向にもコンパクトにすることができる。よって、インクジェットプリンタ全体を小型化しつつ、低コストでプリント部4におけるプリントペーパPの平面性を確保できるようになる。さらに、カセット収容部3からのプリントペーパP(単票紙)の場合には、殆ど曲げられることはないので、カールすることがなく、吸引装置を設けないようにして又は簡易な小型の吸引装置でプリント部4におけるプリントペーパの平面性を十分に確保できるようになる。
さらにまた、上記実施形態では、スイッチバックユニットU4は、移動機構により、プリントペーパPを把持したローラ対41を、該プリントペーパPが上流側搬送路から切り離された状態で送出し位置に移動させるように構成されているので、そのプリントペーパPが下流側搬送路のプリント台66上に供給されたときに、プリント台66に対するプリントペーパPの幅方向への傾き度合いを小さく抑えることができ、傾き度合いを増大させることがない。すなわち、プリントペーパPをローラにより搬送するようにすると、ローラ形状等の誤差が僅かであっても斜行し易くなり、特に多数のローラを用いて、マガジン収容部2からプリント部4へプリントペーパPを切断しないで連続的に搬送するようにすると、マガジン収容部2へのプリントペーパPのセット状態の影響を受けるとともに、ローラの数が多いために、プリント台66上での傾き度合いがかなり大きくなる。このようにプリント台66上でプリントペーパPが傾くと、プリント品質が低下するという問題が生じる。特にインクジェットプリンタでは、インク吐出ノズル67bが副走査方向(ペーパ搬送方向)に列状に並んでおり、プリントペーパPが幅方向に傾くと、ノズル列の両端にそれぞれ対応するプリントペーパPの位置が互いに主走査方向(幅方向)に大きくずれることとなり、僅かな傾きでもプリント品質に影響を及ぼす。しかし、上記実施形態では、スイッチバックユニットU4が、第1搬送路の途中に設けられて、受取り位置において上流側搬送路より搬送されてきたプリントペーパPを受け取って、上流側搬送路から切り離した状態で送出し位置に搬送した後にプリント台66へ供給するので、プリント台66上のプリントペーパPは、マガジン収容部2へのペーパセット状態の影響を受けることがない。しかも、スイッチバックユニットU4でプリントペーパPを搬送する分だけ、ローラにより搬送する搬送路の長さを短くすることができ、ペーパ搬送用のローラの数を少なくすることができる。また、スイッチバックユニットU4は、第2搬送路の途中に設けられていることにもなるので、単票紙の場合にも、長尺状ペーパと同様に、プリント部におけるプリントペーパの幅方向への傾きを低減することができる。よって、プリント台66上でのプリントペーパPの傾きを小さくすることができ、プリント品質の向上化を図ることができる。
尚、上記実施形態では、スイッチバックユニットU4において、上流側搬送路よりプリントペーパPを受け取って把持する把持部材をローラ対41で構成したが、プリントペーパPを厚み方向両側から挟んで把持するものであればどのようなもので構成してもよい。この場合、プリントペーパPの引込み及び送出しを行うローラ等の引込み及び送出し手段を別途に設ければよい。
また、上記実施形態では、プリント部4、カセット収容部3及びプリント部4を上下方向に並ぶように配置したが、プリント部4、カセット収容部3及びプリント部4をこの順番に水平方向に並ぶように配置し、ローラ対41が水平方向に往復移動するように、スイッチバックユニットU4を構成してもよい。但しこの場合、プリンタの設置スペースは大きくなる。
さらに、上記実施形態では、マガジン収容部2及びカセット収容部3を、1つずつ設けるようにしたが、マガジン収容部2及び/又はカセット収容部3を2以上設けてもよい。その場合も、(複数の)マガジン収容部2は、プリント部4から離れた位置に配置し、(複数の)カセット収容部3は、プリント部4に近い位置に配置することが望ましい。
さらにまた、上記実施形態では、本発明のインクジェットプリンタを、写真プリントシステムに用いられるものに適用したが、プリントペーパP(ロール状に巻かれた長尺状ペーパ又は単票紙)をペーパセット部からプリント部4へ搬送するようにしたインクジェットプリンタであれば、本発明はどのようなものにも適用することができる。
本発明は、マガジン収容部及びカセット収容部にセットされた長尺状ペーパ及び単票状ペーパを引き出してプリント部へ搬送するようにしたインクジェットプリンタに有用であり、特に写真プリントシステムに用いられるインクジェットプリンタに有用である。
本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタの構成を示す、筐体側方から見た概略図である。 スイッチバックユニットの構成を示す、筐体側方から見た図である。 スイッチバックユニットの要部を示す、筐体後方から見た図である。 プリント台を示す平面図である。 スイッチバックユニットのローラ対が送出し位置に位置するときの状態を示す図1相当図である。 スイッチバックユニットのローラ対が第2受取り位置に位置するときの状態を示す図1相当図である。 プリントペーパのカールを矯正している状態を示す図1相当図である。 制御系の構成を示すブロック図である。
符号の説明
P プリントペーパ(長尺状ペーパ、単票状ペーパ)
U1 第1供給ユニット(第1上流側搬送路)
U2 カッターユニット(第1上流側搬送路)
U2 カッターユニット(切断手段)
U3 第2供給ユニット(第2上流側搬送路)
U4 スイッチバックユニット(ペーパ搬送装置)
U5 プリントユニット(下流側搬送路)
2 マガジン収容部
26 カッター(切断手段)
3 カセット収容部
4 プリント部
41 ローラ対(把持部材)

Claims (3)

  1. ロール状に巻かれた長尺状ペーパがセットされるマガジン収容部と、単票状ペーパがセットされるカセット収容部と、上記マガジン収容部にセットされた長尺状ペーパを該マガジン収容部から引き出して搬送するための第1上流側搬送路と、上記カセット収容部にセットされた単票状ペーパを該カセット収容部から引き出して搬送するための第2上流側搬送路と、上記長尺状ペーパ又は単票状ペーパのプリント面に対しプリントを行うプリント部と、上記長尺状ペーパ又は単票状ペーパを上記プリント部に搬送するための下流側搬送路と、を備えたインクジェットプリンタであって、
    上記第1上流側搬送路の下流端に対応する第1受取り位置及び上記第2上流側搬送路の下流端に対応する第2受取り位置と、上記下流側搬送路の上流端に対応する送出し位置との間を往復移動する把持部材を有しかつ、上記いずれかの受取り位置においてその上流側搬送路により搬送されてきた長尺状ペーパ又は単票状ペーパを上記把持部材によって受け取って把持すると共に、該把持したペーパを上記送出し位置において上記下流側搬送路へ送り出すペーパ搬送装置と、
    上記第1上流側搬送路の途中に設けられ、上記マガジン収容部から引き出された長尺状ペーパを所定の長さに切断する切断手段と、を備え、
    上記ペーパ搬送装置は、上記長尺状ペーパを上記下流側搬送路へ送り出す際に、上記把持部材が上記送出し位置から第1受取り位置に向かって移動することによって上記長尺状ペーパを長さ方向にしごいてそのカールを矯正するように構成されており、
    上記プリント部、カセット収容部及びマガジン収容部は、上記把持部材の往復移動方向に対して上記プリント部、カセット収容部及びマガジン収容部の順に配置されていることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 請求項1記載のインクジェットプリンタにおいて、
    上記第1上流側搬送路の下流端と上記下流側搬送路の上流端との間の距離は、上記切断手段によって所定長さに切断された長尺状ペーパの最大長さと同じかそれよりも長く設定されていることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. 請求項1又は2記載のインクジェットプリンタにおいて、
    上記プリント部、カセット収容部及びマガジン収容部は、上記プリント部が上方に上記マガジン収容部が下方に位置するように、上下方向に並んで配置されていることを特徴とするインクジェットプリンタ。
JP2004324141A 2004-10-27 2004-11-08 インクジェットプリンタ Expired - Fee Related JP4259455B2 (ja)

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