JP5122854B2 - デバイスの研削方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウエーハ等のウエーハに形成された複数のデバイスを分割した後、該デバイスの裏面を所定の厚さになるまで研削するデバイスの研削方法に関する。
例えば、半導体デバイス製造工程においては、略円板形状であるウエーハの表面に格子状に形成されたストリート(分割予定ライン)によって区画された複数の領域にIC、LSI等のデバイスを形成し、該デバイスが形成された各領域を分割予定ラインに沿って分割することにより個々のデバイスを製造している。なお、ウエーハは、一般に個々のチップに分割する前にその裏面を研削装置によって研削して所定の厚さに形成されている。
一方、複数のデバイスが形成されたウエーハを個々のデバイスに分割する前に、各デバイスをテスターによって品質を検査して品質に対応した等級を付け、分割された個々のデバイスを等級毎に用途に応じて要求される厚みに研削する製造方法が実施されている。このように、ウエーハを個々のデバイスに分割した後にデバイスの裏面を研削して、デバイスを所定の厚みに形成するには、デバイスの厚みを直接計測することが困難である。
このような問題を解消するために、デバイスの仕上がり厚さより厚く、研削前のデバイスの厚さと略同じ厚さのリング状の被計測フレームを保護テープに貼着するとともに、保護テープにおけるリング状の被計測フレームに囲繞された領域に複数のデバイスを貼着して被計測フレームとデバイスを保護テープを介して一体化する。この保護テープを介して一体化された被計測フレームとデバイスを研削装置のチャックテーブルに保持し、リング状の被計測フレームの厚みを計測しつつ被計測フレームとデバイスを同時に研削する方法が下記特許文献1に開示されている。
特開2001−351890号公報
而して、上記特許文献1に開示された研削方法においては、リング状の被計測フレームを製作する必要があり生産性に問題があるとともに、リング状の被計測フレームは消耗品となるため不経済である。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は、個々に分割されたデバイスを被計測フレーム等の消耗品を用いることなく所定の厚さに研削することができるデバイスの研削方法を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、ウエーハが個々のデバイスに分割された複数のデバイスの表面を上面に貼着して支持した保護部材の下面を研削装置のチャックテーブル上に保持し、該チャックテーブルを回転しつつ該チャックテーブル上に該保護部材を介して保持された複数のデバイスの裏面を研削手段によって研削して複数のデバイスを所定の厚みに形成するデバイスの研削方法であって、
該チャックテーブル上に該保護部材を介して保持された複数のデバイスにおける所定のデバイスが回転する回転軌跡の直上に非接触式の厚み計測器の計測部を位置付け、該非接触式の厚み計測器によって回転する所定のデバイスが所定回転する毎に所定のデバイスの厚みを計測しつつ研削手段によって該複数のデバイスの裏面を研削し、該非接触式の厚み計測器によって計測された所定のデバイスの厚みが所定の厚みに達したとき、研削手段による研削を終了する、
ことを特徴とするデバイスの研削方法が提供される。
本発明によるデバイスの研削方法においては、非接触式の厚み計測器を用い個々に分割されチャックテーブル上に保護部材を介して保持されたウエーハが個々のデバイスに分割された複数のデバイスにおける所定のデバイスが所定回転する毎に所定のデバイスの厚みを直接計測しつつ研削手段によって複数のデバイスの裏面を研削することができるので、デバイスの厚みを間接的に計測するためのリング状の被計測フレームを製作する必要がないため、生産性が向上するとともに、デバイスの厚み精度が向上する。
以下、本発明によるデバイスの研削方法の好適な実施形態について、添付図面を参照して更に詳細に説明する。
図1には、本発明によるデバイスの研削方法を実施するための研削装置1の斜視図が示されている。図1に示す研削装置1は、全体を番号2で示す装置ハウジングを具備している。この装置ハウジング2は、細長く延在する直方体形状の主部21と、該主部21の後端部(図1において右上端)に設けられ実質上鉛直に上方に延びる直立壁22とを有している。直立壁22の前面には、上下方向に延びる一対の案内レール221、221が設けられている。この一対の案内レール221、221に研削手段としての研削ユニット3が上下方向に移動可能に装着されている。
研削ユニット3は、移動基台31と該移動基台31に装着されたスピンドルユニット4を具備している。移動基台31は、後面両側に上下方向に延びる一対の脚部311、311が設けられており、この一対の脚部311、311に上記一対の案内レール221、221と摺動可能に係合する被案内溝312、312が形成されている。このように直立壁22に設けられた一対の案内レール221、221に摺動可能に装着された移動基台31の前面には前方に突出した支持部313が設けられている。この支持部313に研削手段としてのスピンドルユニット4が取り付けられる。
研削手段としてのスピンドルユニット4は、支持部313に装着されたスピンドルハウジング41と、該スピンドルハウジング41に回転自在に配設された回転スピンドル42と、該回転スピンドル42を回転駆動するための駆動源としてのサーボモータ43とを具備している。スピンドルハウジング41に回転可能に支持された回転スピンドル42は、一端部(図1において下端部)がスピンドルハウジング41の下端から突出して配設されており、その一端(図1において下端)にホイールマウント44が設けられている。そして、このホイールマウント44の下面に研削ホイール5が取り付けられる。この研削ホイール5は、環状の砥石基台51と、該砥石基台51の下面に装着された研削砥石52からなる複数のセグメントとによって構成されており、砥石基台51が締結ネジ53によってホイールマウント44に装着される。上記サーボモータ43は、後述する制御手段9によって制御される。
図示の研削装置1は、上記研削ユニット3を上記一対の案内レール221、221に沿って上下方向(後述するチャックテーブルの保持面に対して垂直な方向)に移動せしめる研削ユニット送り機構6を備えている。この研削ユニット送り機構6は、直立壁22の前側に配設され実質上鉛直に延びる雄ねじロッド61を具備している。この雄ねじロッド61は、その上端部および下端部が直立壁22に取り付けられた軸受部材62および63によって回転自在に支持されている。上側の軸受部材62には雄ねじロッド61を回転駆動するための駆動源としてのパルスモータ64が配設されており、このパルスモータ64の出力軸が雄ねじロッド61に伝動連結されている。移動基台31の後面にはその幅方向中央部から後方に突出する連結部(図示していない)も形成されており、この連結部には鉛直方向に延びる貫通雌ねじ穴(図示していない)が形成されており、この雌ねじ穴に上記雄ねじロッド61が螺合せしめられている。従って、パルスモータ64が正転すると移動基台31即ち研磨ユニット3が下降即ち前進せしめられ、パルスモータ64が逆転すると移動基台31即ち研削ユニット3が上昇即ち後退せしめられる。なお、パルスモータ64は、後述する制御手段9によって制御される。
上記ハウジング2の主部21にはチャックテーブル機構7が配設されている。チャックテーブル機構7は、チャックテーブル71と、該チャックテーブル71の周囲を覆うカバー部材72と、該カバー部材72の前後に配設された蛇腹手段73および74を具備している。チャックテーブル71は、図示しない回転駆動手段によって回転せしめられるようになっており、その上面に被加工物であるウエーハを図示しない吸引手段を作動することにより吸引保持するように構成されている。また、チャックテーブル71は、図示しないチャックテーブル移動手段によって図1に示す被加工物載置域70aと上記スピンドルユニット4を構成する研削ホイール5と対向する研削域70bとの間で移動せしめられる。蛇腹手段73および74はキャンパス布の如き適宜の材料から形成することができる。蛇腹手段73の前端は主部21の前面壁に固定され、後端はカバー部材72の前端面に固定されている。蛇腹手段74の前端はカバー部材72の後端面に固定され、後端は装置ハウジング2の直立壁22の前面に固定されている。チャックテーブル71が矢印71aで示す方向に移動せしめられる際には蛇腹手段73が伸張されて蛇腹手段74が収縮され、チャックテーブル71が矢印71bで示す方向に移動せしめられる際には蛇腹手段73が収縮されて蛇腹手段74が伸張せしめられる。
図示の研削装置1は、上記カバー部材72に配設されチャックテーブル71に保持された後述するデバイスの厚みを測定する非接触式の厚み計測器8を具備している。この非接触式の厚み計測器8は、例えば本出願人によって特許出願された特開2006−38744号公報に開示された厚み計測器を用いることができる。
非接触式の厚み計測器8について、図2を参照して説明する。
図2に示す非接触式の厚み計測器8は、上記カバー部材72に配設された筒状の計測ケース81を具備している、この筒状の計測ケース81は、垂直に立設され下端に開口811aを備えた支持部811と、支持部811の上端から水平の伸びる該水平部812と、該水平部812の端部から下方に延び下端に開口813aを備えた計測部813とからなっており、支持部811が上記カバー部材72に回動可能に支持されている。なお、支持部811は、図示しない回動駆動手段によって回動せしめられるように構成されている。従って、筒状の計測ケース81は、図示しない回動駆動手段によって支持部811を回動することにより、計測部813が支持部811を中心として揺動せしめられる。
上記筒状の計測ケース81の計測部813には、超音波送信器82と反射波受信器83が配設されている。超音波送信器82は、超音波伝播手段84を介して超音波発振手段85に接続されている。また、反射波受信器83は、超音波伝播手段86を介して反射波受信手段87に接続されている。この反射波受信手段87は、受信信号を制御手段9に送る。図示の実施形態における非接触式の厚み計測器8は、筒状の計測ケース81の計測部813に流体を供給する流体供給手段88を具備している。この流体供給手段88は、例えば純水を送給する純水送給手段881と、該純水送給手段881と上記支持部811の開口811aとを接続する配管882に配設された電磁開閉弁883とからなっている。上記制御手段9は、超音波送信器82や電磁開閉弁883を制御するとともに、反射波受信手段87からの受信信号に基いて上記研削手段としてのスピンドルユニット4のパルスモータ64やサーボモータ43等を制御する。
図示の研削装置1は以上のように構成されており、以下、上記研削装置1を用いて複数のデバイスを研削する研削方法について説明する。
図3には、複数のデバイス10が保護部材11の表面に貼着された斜視図が示されている。このデバイス10は、例えば厚みが700μmのシリコンウエーハの表面に形成された複数のデバイスを切断することによって製作され、テスターによって品質検査された結果同一の等級に選定されたものである。このような複数のデバイス10は、回路等が形成された表面を保護部材11の上面に貼着する(デバイス支持工程)。従って、複数のデバイス10は、裏面101が上側となる。
上述したように保護部材11の上面に貼着された複数のデバイス10は、図1に示すように研磨装置1の被加工物載置域70aに位置付けられているチャックテーブル81上に保護部材11の下面を載置する。従って、保護部材11の上面に貼着された複数のデバイス10は、裏面101が上側となる。このようにしてチャックテーブル71上に載置された複数のデバイス10は、は、図示しない吸引手段によってチャックテーブル71上に保護部材11を介して吸引保持される(デバイス保持工程)。チャックテーブル71上に複数のデバイス10を吸引保持したならば、制御手段9は図示しないチャックテーブル移動手段を作動してチャックテーブル71を矢印71aで示す方向に移動し研削域70bに位置付け、更に研削ホイール5の複数の研削砥石52の外周縁がチャックテーブル71の回転中心を通過するように位置付ける。そして、制御手段9は図4に示すように、図示しない回動駆動手段を作動し非接触式の厚み計測器8の筒状の計測ケース81を構成する支持部811を回動して、計測部813をチャックテーブル71上に保護部材11を介して保持された複数のデバイス10における所定のデバイス10aが回転する所定の回転軌跡の直上に位置付ける(計測位置設定工程)。
このように研削ホイール5とチャックテーブル71に保持された複数のデバイス10が所定の位置関係にセットされ、非接触式の厚み計測器8の筒状の計測ケース81を構成する計測部813を計測位置に位置付けたならば、制御手段9は図示しない回転駆動手段を駆動してチャックテーブル71を図4において矢印Aで示す方向に例えば300rpmの回転速度で回転するとともに、上記サーボモータ43を駆動して研削ホイール5を矢印Bで示す方向に例えば6000rpmの回転速度で回転する。そして、制御手段9は、研削ユニット送り機構6のパルスモータ64を正転駆動し研削ホイール5を下降(研削送り)して複数の研削砥石52を複数のデバイス10の上面である裏面101(被研削面)に所定の圧力で押圧する。この結果、複数のデバイス10の裏面101(被研削面)は研削される(研削工程)。
上記研削工程においては、非接触式の厚み計測器8によって所定の回転軌跡に沿って回転する所定のデバイス10aの厚みを計測している。以下、デバイス10aの厚み計測工程について、説明する。
複数のデバイス10を保持したチャックテーブル71は、上述したように300rpmの回転速度で回転しているので、1秒間に5回転することになる。従って、所定の回転軌跡に沿って回転する所定のデバイス10aは、1秒間に5回非接触式の非接触式の厚み計測器8の筒状の計測ケース81を構成する計測部813の直下を通過することになる。そこで、制御手段9は、非接触式の厚み計測器8を構成する超音波発振手段85および反射波受信手段87を作動し、超音波発振手段85から1秒間に1回パルス超音波を発振する。従って、制御手段9は、チャックテーブル71が5回転する毎に1回反射波受信手段87によって受信した受信信号を読み込むことになる。
ここで、非接触式の厚み計測器8によるデバイス10aの厚みの計測手順について説明する。非接触式の厚み計測器8によってデバイス10aの厚みの計測する際には、制御手段9は電磁開閉弁883を附勢(ON)して該電磁開閉弁883を開路する。この結果、純水送給手段881から送給された純水が配管882を介して筒状の計測ケース81に供給される。筒状の計測ケース81に供給された純水は、図5に示すように計測部813の開口813aからチャックテーブル81に保持された複数のデバイス10上に流出し、デバイス10の上面(裏面101)と開口813aとの間で流体膜884が形成されるとともに、計測部813の下部(超音波送波器82の送波部と反射波受波器83の受波部が位置する下部)を満たす。次に、制御手段9は、非接触式の厚み計測器8を構成する超音波発振手段85および反射波受信手段87を作動する。この結果、超音波送信器82から周波数が例えば30MHz程度のパルス超音波820が発振される。超音波送信器82から発振された超音波820は、デバイス10の上面(裏面101)とデバイス10の下面(表面)で反射する。このようにデバイス10の上面(裏面101)で反射した第1の反射波821とデバイス10の下面(表面)で反射した第2の反射波822は、反射波受信器83によって受信され、超音波伝播手段86を介して反射波受信手段87に伝播される。このようにして第1の反射波821と第2の反射波822を受信した反射波受信手段87は、受信信号を制御手段9に送る。なお、超音波送信器82の送波部と反射波受信器83の受波部とデバイス10との間には流体(純水)が満たされているので、超音波の伝播が良好となる。
制御手段9は、反射波受信手段87から送られた受信信号の基いて、デバイス10の厚みを演算する。即ち、超音波送信器82から超音波が発振されてからデバイス10の上面(裏面101)で反射した第1の反射波821が反射波受信手段87で受信するまでの時間と、超音波発振手段85からパルス超音波が発振されてからデバイス10の下面(表面)で反射した第2の反射波822が反射波受信手段87で受信するまでの時間との差を求めることにより、デバイス10の厚みを求めることができる。更に具体的に説明すると、超音波発振手段85からパルス超音波が発振されてからデバイス10の上面(裏面101)で反射した第1の反射波821が反射波受信手段87で受信するまでの時間をT1、超音波発振手段85からパルス超音波が発振されてからデバイス10の下面(表面)で反射した第2の反射波822が反射波受信手段87で受信するまでの時間をT2、デバイス10の内部における音速をV、超音波820の入射角および反射角をθとすると、デバイス10の厚みWは、W=V×(T2−T1)×cosθ÷2 で求めることができる。
以上のようにして非接触式の厚み計測器8によってデバイス10の厚みWを計測しつつ上記研削工程を実施し、非接触式の厚み計測器8によって計測されたデバイス10の厚みWが設定された値(例えば、300μm)なったとき、制御手段9は研削ユニット送り機構6のパルスモータ64を逆転駆動し研削ホイール5を上昇せしめる。この結果、研削ホイール5による研削作用は終了する。
以上のように、本発明によるデバイスの研削方法においては、非接触式の厚み計測器8を用いるので個々に分割されたデバイス10の厚みを直接計測しつつ研削手段によって複数のデバイス10の裏面を研削することができるので、デバイス10の厚みを間接的に計測するためのリング状の被計測フレームを製作する必要がないため、生産性が向上するとともに、デバイスの厚み精度が向上する。
以上、本発明を図示の実施形態に基いて説明したが、本発明は実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲で種々の変形は可能である。例えば、図示の実施形態においては、非接触式の厚み計測器として超音波を使用した厚み計測器を使用した例を示したが、レーザー光線を用いた非接触式の厚み計測器を使用してもよい。
本発明によるデバイスの研削方法を実施するための研削装置の斜視図。 図1に示す研削装置に装備される非接触式の厚み計測器の構成ブロック図。 複数のデバイスが保護部材の表面に貼着された状態を示す斜視図 図1に示す研削装置のチャックテーブルに保持された複数のデバイスと研削ホイールとの関係を示す説明図。 図1に示す研削装置に装備される非接触式の厚み計測器の計測部を拡大して示す断面図。
符号の説明
2:装置ハウジング
3:研削ユニット
31:移動基台
4:スピンドルユニット
41:スピンドルハウジング
42:回転スピンドル
43: サーボモータ
44: ホイールマウント
5:研削ホイール
51:砥石基台
52:研削砥石
6:研削ユニット送り機構
64:パルスモータ
7:チャックテーブル機構
71:チャックテーブル
8:非接触式の厚み計測器
81:筒状の計測ケース
82:超音波送波器
83:反射波受波器
85:超音波発振手段
87:反射波受信手段
88:流体供給手段
9:制御手段
10:デバイス
11:保護部材

Claims (1)

  1. ウエーハが個々のデバイスに分割された複数のデバイスの表面を上面に貼着して支持した保護部材の下面を研削装置のチャックテーブル上に保持し、該チャックテーブルを回転しつつ該チャックテーブル上に該保護部材を介して保持された複数のデバイスの裏面を研削手段によって研削して複数のデバイスを所定の厚みに形成するデバイスの研削方法であって、
    該チャックテーブル上に該保護部材を介して保持された複数のデバイスにおける所定のデバイスが回転する回転軌跡の直上に非接触式の厚み計測器の計測部を位置付け、該非接触式の厚み計測器によって回転する所定のデバイスが所定回転する毎に所定のデバイスの厚みを計測しつつ研削手段によって該複数のデバイスの裏面を研削し、該非接触式の厚み計測器によって計測された所定のデバイスの厚みが所定の厚みに達したとき、研削手段による研削を終了する、
    ことを特徴とするデバイスの研削方法。
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