JP5121345B2 - 電圧均等化制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電圧均等化制御装置に関し、特に、複数の蓄電素子が直列に接続されて構成される電源の電圧均等化制御装置に関する。
従来から、例えばリチウムイオン電池やニッケルカドミウム電池などの蓄電池を直列に接続した電源装置が用いられている。また、このような電源装置の充放電を効率よく行うために、電源装置を構成する各蓄電池の電圧ばらつきを均等化する技術が提案されている。
このような技術として、特許文献1には、直列接続された複数の蓄電池を1以上の蓄電池からなるブロックに分割し、該ブロックを1単位として電池回路を設ける構成としたものが記載されている。この電池回路は、対応するブロックを構成する全ての蓄電池の電圧を検出し、その電圧情報に基づいて、各蓄電池に対応して設けられているバイパス回路を作動させる蓄電池を決定する。より具体的には、電池回路は、基準電圧よりも所定電圧値以上高い電池電圧が計測された蓄電池のバイパス回路を作動させ、該蓄電池に流れていた充電電流をバイパスさせることにより、該蓄電池の充電を停止させる。一方、バイパス回路が作動されていない蓄電池については、引き続き充電が行われる。これにより、電池電圧が低い蓄電池については、電池電圧が徐々に上昇するので、電池電圧が高くバイパス回路が作動された蓄電池と、電池電圧が低くバイパス回路が作動されなかった蓄電池との電池電圧の差が縮まる。これにより、電源装置を構成する全体の蓄電池の電圧が均等化される。
特開2003−289630号公報
しかしながら、上述した技術では、電源装置を充電する際に、電池電圧が低い蓄電池のみを選択して充電することにより各蓄電池の電圧を均等化する構成とされているため、電源装置の運用中(すなわち放電中)には均等化を行うことができないという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、電源全体が充電中であるか放電中であるかに拘らず、電源を構成する各蓄電素子の電圧を均等化することが可能な電圧均等化制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る電圧均等化制御装置は、
複数の蓄電素子が直列に接続されて構成される電源の電圧均等化制御装置であって、前記電源は、直列に接続された2以上の蓄電素子を有する並行するブロック単位に区分され、
前記各ブロックの複数の蓄電素子の中から、前記蓄電素子の電圧値に応じて、受電対象となる蓄電素子を選択する受電素子選択手段と、
前記各ブロックの電圧値に応じて、給電対象となるブロックを選択する給電素子選択手段と、
前記給電素子選択手段により選ばれたブロックから得られる電力を、前記受電素子選択手段により選ばれた蓄電素子に供給する電力供給手段と、
を備え、
前記電力供給手段は均等化用電源を備え、前記給電素子選択手段により選ばれたブロックの電力を、ブロック毎に配置した絶縁型DC−DCコンバータを介して、統合電源ラインから、各ブロックの前記均等化用電源に電力を供給し、
前記均等化用電源は、前記受電素子選択手段により選ばれた蓄電素子に電力を供給することを特徴とする電圧均等化制御装置。
この場合、ブロックを基本単位として給電素子選択手段により選ばれた蓄電素子から得られる電力が、受電素子選択手段により選ばれた蓄電素子に供給されるため、電源全体が充電中であるか放電中であるかに拘らず、各蓄電素子の電圧を均等化することが可能となる。また、直列に接続された複数の蓄電素子が複数のブロックに区分されているため、各ブロックの管理電圧を低く抑えることができる。
この場合、蓄電素子の電圧値に応じて受電対象となる蓄電素子が選択され、その蓄電素子に対して電力供給(以下「補充電」ともいう)が行われるため、例えば、電圧値が低下している蓄電素子のみを選択的に補充電することができ、均等化を行う際のエネルギー効率を向上することが可能となる。
本発明に係る電圧均等化制御装置では、給電素子選択手段が、ブロックの電圧値に応じて、給電対象となるブロックを選択することが好ましい。
このようにすれば、ブロックの電圧値に応じて給電対象となるブロック(ブロックを構成する蓄電素子)が選択されるため、例えば、電圧値の高いブロックから、電圧値の低い蓄電素子に電力供給手段を介して電力を供給することができる。そのため、ブロック間の電圧ばらつきをも迅速に解消することが可能となる。
本発明に係る電圧均等化制御装置では、受電素子選択手段が、所定時間ごとに蓄電素子の電圧を順次スキャンし、受電対象となる蓄電素子を選択することが好ましい。
このようにすれば、蓄電素子の電圧値をリアルタイムで監視することができるため、各蓄電素子の電圧ばらつきをリアルタイムで解消することが可能となる。
また、上記受電素子選択手段は、ブロック毎に並行して受電対象となる蓄電素子を選択することが好ましい。
このようにすれば、ブロックごとに同時並行して蓄電素子を補充電することができるため、電源全体での電圧の均等化速度を向上することが可能となる。
本発明によれば、給電対象として選ばれた蓄電素子から得られる電力を、受電対象として選ばれた蓄電素子に供給する構成としたので、電源全体が充電中であるか放電中であるかに拘らず、電源を構成する各蓄電素子の電圧を均等化することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図において、同一要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
まず、図1〜図3を併せて用いて、実施形態に係る電圧均等化制御装置1の構成について説明する。図1は、電圧均等化制御装置1の全体構成を示す図である。また、図2は、電圧均等化制御装置1を構成する受電素子選択部10及び電力供給部30の構成を示す図であり、図3は、電圧均等化制御装置1を構成する給電ブロック選択部20の構成を示す図である。
電圧均等化制御装置1は、蓄電素子B11〜B13が直列に接続された第1ブロックB1と、蓄電素子B21〜B23が直列に接続された第2ブロックB2と、蓄電素子B31〜B33が直列に接続された第3ブロックB3とが直列に接続されて構成された電源において、各蓄電素子B11〜B33の電圧値を均等化するものである。より具体的には、電圧均等化制御装置1は、第1ブロックB1〜第3ブロックB3ごとに電圧値が最も低い蓄電素子を選択し、その蓄電素子に対して電圧値がより高いブロックから電力を供給することにより、第1ブロックB1〜第3ブロックB3を構成する各蓄電素子B11〜B33の電圧値を均等化するとともに、各ブロックの電圧値を均等化するものである。
そのため、電圧均等化制御装置1は、第1ブロックB1〜第3ブロックB3を構成する複数の蓄電素子B11〜B33の中から受電対象となる蓄電素子を選択する受電素子選択部10、第1ブロックB1〜第3ブロックB3の中から給電対象となるブロックを選択する給電ブロック選択部20、給電ブロック選択部20により選ばれたブロックから得られる電力を、受電素子選択部10により選ばれた蓄電素子に供給する電力供給部30、及び、受電素子選択部10、給電ブロック選択部20、並びに電力供給部30の制御を総合的に司る電子制御装置(以下「ECU(Electric Control Unit)」という)40を備えている。ここで、受電素子選択部10及びECU40は、本発明における受電素子選択手段として機能し、給電ブロック選択部20及びECU40は、本発明における給電素子選択手段として機能する。また、電力供給部30は、本発明における電力供給手段として機能する。
蓄電素子B11〜B33としては、例えばリチウムイオン電池やニッケルカドミウム電池などの充放電可能な二次電池、又は大容量コンデンサ(ウルトラキャパシタ)などが好適に用いられる。なお、蓄電素子B11〜B33として、複数の二次電池又は大容量コンデンサが並列に接続されて構成されたモジュールを用いることもできる。
受電素子選択部10は、図2に示されるように、第1ブロックB1〜第3ブロックB3それぞれに対応して設けられた第1受電素子選択部11〜第3受電素子選択部13を有している。第1受電素子選択部11、第2受電素子選択部12、及び第3受電素子選択部13それぞれの構成は同一又は同様であるので、ここでは、第1受電素子選択部11を例にして説明し、第2受電素子選択部12、第3受電素子選択部13についての重複する説明を省略する。
第1受電素子選択部11は、第1ブロックB1を構成する蓄電素子B11〜B13の中から受電対象となる蓄電素子を選択するスイッチS11〜S14、及び均等化を開始/停止するためのスイッチS15,S16を有している。
スイッチS11〜S14、及びスイッチS15,S16としては、例えばトランジスタやFETなどの半導体スイッチング素子が好適に用いられる。ただし、リレーなどの機械的なスイッチを用いることもできる。また、スイッチS11〜S14、及びスイッチS15,S16の開閉は、蓄電素子B11〜B13の電圧値に基づいて、ECU40により制御される。
後述する均等化用絶縁電源(以下、単に「均等化用電源」という)14の第1出力端子はスイッチS15の一端に接続されており、スイッチS15の他端はスイッチS11、スイッチS13の一端に接続されている。スイッチS11の他端は蓄電素子B11の−極に接続されており、スイッチS13の他端は蓄電素子B13の−極(蓄電素子B12の+極)に接続されている。一方、均等化用電源14の第2出力端子はスイッチS16の一端に接続されており、スイッチS16の他端はスイッチS12、スイッチS14の一端に接続されている。スイッチS12の他端は蓄電素子B11の+極(蓄電素子B12の−極)に接続されており、スイッチS14の他端は蓄電素子B13の+極(蓄電素子B21の−極)に接続されている。なお、均等化用電源14の第1出力端子及び第2出力端子の出力極性は、ECU40からの制御信号により切換えられる。
すなわち、蓄電素子B11が選択される場合には、スイッチS11及びスイッチS12がONされる。同様に、蓄電素子B12が選択される場合にはスイッチS12及びスイッチS13がONされ、蓄電素子B13が選択されるときにはスイッチS13及びスイッチS14がONされる。また、選択された蓄電素子への電力供給を開始する場合には、スイッチS15及びスイッチS16がONされ、電力供給を停止するときにはスイッチS15及びスイッチS16がOFFされる。ここで、図2の第1ブロックB1では、スイッチS11、スイッチS12がON、スイッチS13、スイッチS14がOFF、かつスイッチS15、スイッチS16がONされており、蓄電素子B11が選択されて電力供給が行われている状態を示している。
一方、図2の第2ブロックB2では、スイッチS21〜スイッチS24がすべてOFFされているため、いずれの蓄電素子も選択されていない状態を示している。すなわち、ブロックを構成する蓄電素子の電圧値の均等化が完了している場合には、いずれの蓄電素子も受電対象として選択されない。また、第3ブロックB3では、スイッチS32、スイッチS33がON、スイッチS31、スイッチS34がOFF、かつスイッチS35、スイッチS36がONされており、蓄電素子B32が選択されて補充電が行われている状態を示している。
給電ブロック選択部20は、図3に示されるように、第1ブロックB1〜第3ブロックB3それぞれに対応して設けられた第1給電ブロック選択部21〜第3給電ブロック選択部23を有している。第1給電ブロック選択部21、第2給電ブロック選択部22、及び第3給電ブロック選択部23それぞれの構成は同一又は同様であるので、ここでは、第1給電ブロック選択部21を例にして説明し、第2給電ブロック選択部22、第3給電ブロック選択部23についての重複する説明を省略する。
第1給電ブロック選択部21は、第1ブロックB1の電圧をダウンコンバートして統合電源ライン17に電力を供給する絶縁型DC−DCコンバータ(以下、単に「DC−DCコンバータ」という)24を有している。このDC−DCコンバータ24は、第1ブロックB1を構成する蓄電素子B13の+極と、蓄電素子B11の−極との間に接続されている。また、DC−DCコンバータ24と蓄電素子B11の−極との間には、統合電源ライン17への電力供給を断続するためのスイッチS27が設けられている。スイッチS27はECU40に接続されており、第1ブロックB1、第2ブロックB2、及び第3ブロックB3それぞれのブロック電圧に基づいて、ECU40によりその開閉が制御される。
DC−DCコンバータ24の出力端子は、ダイオードD1を介して統合電源ライン17に接続されている。
ここで、DC−DCコンバータ24の出力端子と、DC―DCコンバータ25,26それぞれの出力端子とは、並列に接続(ダイオードオア)されている。すなわち、統合電源ライン17には、DC−DCコンバータ24、DC―DCコンバータ25、及びDC−DCコンバータ26の出力電力の総和が供給される。
電力供給部30は、図2に示されるように、統合電源ライン17、及び、第1ブロックB1〜第3ブロックB3それぞれに対応して設けられた均等化用電源14,15,16を有している。ここで、均等化用電源14〜16としては、ECU40からの制御信号により出力極性を切換えることができる絶縁型DC−DCコンバータが用いられる。統合電源ライン17には均等化用電源14,15,16が接続されており、統合電源ライン17は、均等化用電源14,15,16に対して電力供給を行なう。すなわち、ブロック電圧に基づいて給電ブロック選択部20により選択されたブロック(例えば、電圧値が所定値よりも高いブロック、又は電圧値が最も高いブロック)から均等化用電源14,15,16に対して電力供給が行なわれるように構成されている。また、統合電源ライン17は、ECU40に接続されており、ECU40で消費される電力を賄う。
ECU40は、演算を行うCPU(Central Processing Unit)、該CPUに各処理を実行させるためのプログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)、演算結果などの各種データを記憶するRAM(Random Access Memory)、スイッチS11〜16,S21〜S26,S31〜S36,S27〜S29を開閉するドライバ回路、及び蓄電素子B11〜B13,B21〜B23,B31〜B33、並びに第1ブロックB1〜第3ブロックB3それぞれの電圧値を読み込む入力インターフェース回路等を有して構成されている。
上述したように、ECU40には、スイッチS11〜S16,S21〜S26,S31〜S36,S27〜S29が接続されている。また、ECU40には、蓄電素子B11〜B13,B21〜B23,B31〜B33それぞれの電圧値を検出する検出回路や第1ブロックB1〜第3ブロックB3それぞれの電圧値を検出する検出回路が接続されており、蓄電素子B11〜B13,B21〜B23,B31〜B33それぞれの電圧値、及び第1ブロックB1〜第3ブロックB3それぞれの電圧値が読み込まれる。そして、ECU40は、読み込まれた蓄電素子B11〜B13,B21〜B23,B31〜B33それぞれの電圧値に基づいて受電対象となる蓄電素子(例えば、各ブロックの中で電圧値が最も低い蓄電素子)を選択し、その選択結果に応じてスイッチS11〜16,S21〜S26,S31〜S36を開閉する。また、ECU40は、読み込まれた第1ブロックB1〜第3ブロックB3それぞれの電圧値に基づいて、給電対象となるブロック、すなわち統合電力ライン17に電力を供給するブロック(例えば、電圧値が所定値よりも高いブロック)を選択し、その選択結果に応じてスイッチS27〜S29を開閉する。
次に、図4を参照して電圧均等化制御装置1の動作について説明する。図4は、電圧均等化制御装置1による電圧均等化処理の処理手順を示すフローチャートである。この処理は、主としてECU40によって行われるものであり、電圧均等化制御装置1の電源がオンされてからオフされるまでの間、所定のタイミングで繰り返し実行される。
ステップS100では、蓄電素子B11〜B13,B21〜B23,B31〜B33それぞれの電圧値、及び第1ブロックB1〜第3ブロックB3それぞれの電圧値が読み込まれる。なお、本処理とは異なる処理で、一定時間ごとに順次、蓄電素子B11〜B13,B21〜B23,B31〜B33それぞれの電圧値、及び第1ブロックB1〜第3ブロックB3それぞれの電圧値をスキャンして、その結果をメモリ(RAM)に記憶しておき、その記憶されている値を本ステップで読み込む構成としてもよい。
続いて、ステップS102では、第1ブロックB1〜第3ブロックB3のうち、ステップS100で読み込まれたブロック電圧の値が所定値よりも高いブロックが、統合電力ライン17に電力を供給するブロックとして選択される。
続くステップS104では、ステップS102での選択結果に応じて、スイッチS27〜S29が開閉される。例えば、第2ブロックB2が選択された場合にはスイッチ28が閉じられ、第2ブロックB2から統合電源ライン17に対して電力が供給される。
次に、ステップS106では、ステップS100で読み込まれた蓄電素子B11〜B13,B21〜B23,B31〜B33それぞれの電圧値に基づいて、ブロックごとに、該ブロックの中で最も電圧値が低い蓄電素子が受電対象として選択される。
ステップS108では、ステップS106での選択結果に応じて、スイッチS11〜16,S21〜S26,S31〜S36が開閉される。例えば、蓄電素子B11と蓄電素子B32とが受電対象として選択された場合には、スイッチS11,S12,S15,S16が閉じられるとともに、スイッチS32,S33,S35,S36が閉じられ、蓄電素子B11及び蓄電素子B32に対して均等化電源14,16から電力供給が行われる。
本実施形態によれば、給電ブロック選択部20により選ばれたブロックから得られる電力が、DC−DCコンバータ24〜26、統合電源ライン17及び均等化用電源14〜16を介して受電素子選択部10により選ばれた蓄電素子に供給されるため、電源全体が充電中であるか放電中であるかに拘らず、各蓄電素子B11〜B33の電圧を均等化することが可能となる。また、直列に接続された9つの蓄電素子B11〜B33が3つのブロックに区分されているため、各ブロックの管理電圧を低く抑えることができる。
また、本実施形態によれば、蓄電素子B11〜B33のうち電圧値が最も低い蓄電素子が受電対象として選択され、その蓄電素子に対して電力供給が行われるため、電圧値が低下している蓄電素子のみを選択的に補充電することができ、均等化を行う際のエネルギー効率を向上することが可能となる。
本実施形態によれば、第1ブロックB1〜第3ブロックB3のうち、電圧値が所定値より高いブロックが統合電源ライン17に電力を供給するブロックとして選択されるため、電圧値が高いブロックから電圧値の低い蓄電素子にDC−DCコンバータ24〜26、統合電源ライン17及び均等化用電源14〜16を介して電力を供給することができる。そのため、ブロック間の電圧ばらつきをも迅速に解消することが可能となる。
また、本実施形態によれば、ブロックごとにDC−DCコンバータ24〜26を設けているため、ダウンコンバートする際に、入力電圧と出力電圧との電位差を小さくすることができる。そのため、電圧の変換効率を向上することができる。
本実施形態によれば、所定時間ごとに蓄電素子B11〜B33の電圧が順次スキャンされ、受電対象となる蓄電素子が選択される。そのため、蓄電素子B11〜B33の電圧値をリアルタイムで監視することができるため、各蓄電素子B11〜B33の電圧ばらつきをリアルタイムで解消することが可能となる。
また、本実施形態によれば、ブロックごとに同時に並行して蓄電素子B11〜B33を補充電することができるため、電源全体での電圧の均等化速度を向上することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、3つの蓄電素子で1つのブロックを構成したが、1つのブロックを構成する蓄電素子の数は2以上であればよく、3つには限られない。また、上記実施形態では、3つのブロックで電源を構成したが、電源を構成するブロックの数は3つには限られない。
なお、電源全体を単一のブロックとした構成とすることもできる。この場合には、単一の蓄電素子を基本単位として、給電対象となる蓄電素子を選択する構成とすることが好ましい。
また、上記実施形態では、電圧値が所定のしきい値よりも高いブロックを統合電力ライン17に電力を供給するブロックとして選択したが、電圧値が最も高いブロックを統合電力ライン17に電力を供給するブロックとして選択する構成としてもよい。
上記実施形態では、均等化用電源14〜16として、ECU40からの制御信号により出力極性が切換えられる絶縁型DC−DCコンバータを用いたが、このような絶縁型DC−DCコンバータに代えて、出力極性を切換えることができないコンベンショナルな絶縁型DC−DCコンバータを用いるとともに、スイッチS15(S25,S35)の一端とスイッチS16(S26,S36)の他端との間、及び、スイッチS15(S25,S35)の他端とスイッチS16(S26,S36)の一端との間それぞれにスイッチをさらに設け、該スイッチ並びにスイッチS15,16(S25,S26、S35,S36)のON/OFFをECU40により制御することによって極性を切換える構成としてもよい。
実施形態に係る電圧均等化制御装置の全体構成を示す図である。 実施形態に係る電圧均等化制御装置を構成する受電素子選択部及び電力供給部の構成を示す図である。 実施形態に係る電圧均等化制御装置を構成する給電素子選択部の構成を示す図である。 電圧均等化制御装置による電圧均等化処理の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 電圧均等化制御装置、10 受電素子選択部、14,15,16 均等化用電源、17 統合電源ライン、20 給電ブロック選択部、24,25,26 DC−DCコンバータ、30 電力供給部、40 ECU、B1,B2,B3 ブロック、B11,B12,B13,B21,B22,B23,B31,B32、B33
蓄電素子。

Claims (3)

  1. 複数の蓄電素子が直列に接続されて構成される電源の電圧均等化制御装置であって、前記電源は、直列に接続された2以上の蓄電素子を有する並行するブロック単位に区分され、
    前記各ブロックの複数の蓄電素子の中から、前記蓄電素子の電圧値に応じて、受電対象となる蓄電素子を選択する受電素子選択手段と、
    前記各ブロックの電圧値に応じて、給電対象となるブロックを選択する給電素子選択手段と、
    前記給電素子選択手段により選ばれたブロックから得られる電力を、前記受電素子選択手段により選ばれた蓄電素子に供給する電力供給手段と、
    を備え、
    前記電力供給手段は均等化用電源を備え、前記給電素子選択手段により選ばれたブロックの電力を、ブロック毎に配置した絶縁型DC−DCコンバータを介して、統合電源ラインから、各ブロックの前記均等化用電源に電力を供給し、
    前記均等化用電源は、前記受電素子選択手段により選ばれた蓄電素子に電力を供給することを特徴とする電圧均等化制御装置。
  2. 前記受電素子選択手段は、所定時間ごとに前記蓄電素子の電圧を順次スキャンし、前記受電対象となる蓄電素子を選択することを特徴とする請求項1に記載の電圧均等化制御装置。
    前記受電素子選択手段は、所定時間ごとに前記蓄電素子の電圧を順次スキャンし、前記受電対象となる蓄電素子を選択することを特徴とする請求項1に記載の 電圧均等化制御装置
  3. 前記受電素子選択手段は、前記ブロック毎に並行して前記受電対象となる蓄電素子を選択することを特徴とする請求項1または2に記載の電圧均等化制御装置。
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