JP5119915B2 - 車両のカウルグリル構造 - Google Patents
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Description
このため、雨水等が増加した場合や、車両旋回等で流量が変化した場合でも、雨水等が合わせ部に流れ込むことがなく、合わせ部から雨水等がエンジンルーム内に漏れるのを防ぐことができる。
また、カウルグリルは車幅方向に分割されるものであれば、二つのグリル部材に分割されるものであっても、三つのグリル部材に分割されるものであってもよい。
よって、より確実に、流動規制手段の水漏れ防止機能を高めることができる。
よって、合わせ部から、少量の水漏れが生じた場合であっても、エンジンルーム内に水漏れが生じることを抑制して、確実にエンジンルーム内への水漏れを防止することができる。
よって、シール部の車幅方向分割面からの水漏れを抑制することができ、エンジンルーム内への水漏れを、より確実に防止することができる。
よって、車幅方向分割面での水漏れを防止しつつ、樋部の流量増加も、抑制できるため、さらに確実にエンジンルーム内への水漏れを防止できる。
上記構成によれば、合わせ部側から反合わせ部側に傾斜する傾斜面によって、合わせ部から離れる方向に水を誘導することができるため、合わせ部側に水が流れ込むのを確実に防止することができる。
よって、合わせ部からの水漏れを、確実に防止することができ、より確実にエンジンルーム内への水漏れを防止することができる。
上記構成によれば、樋部を一つのグリル部材に形成して、他のグリル部材にカバー部を設けることで、各グリル部材の成形性を確保して、一方のグリル部材に樋部を形成したことによる隙を、他のグリル部材のカバー部で埋めることができる。
よって、グリル部材の成形性を維持しつつ、エンジンルーム内の熱気、臭気、および、騒音の外部への漏れを防止することができる。
よって、車幅方向に分割して複数の部材を組み合わせて一つのカウルグリルを構成する車両のカウルグリル構造において、雨水等の量が増加した場合や車両旋回等で流量が変化した場合においても、「合わせ部」への雨水等の浸入を抑えて、エンジンルーム内への水漏れを防止することができる。
もっとも、シール部31,41においては、これらの合わせ部10から、車幅方向中心側にオフセットした位置で、車両前後方向に延びるように車幅方向分割面11を形成している。
この実施形態の車両のカウルグリル1は、車幅方向に分割した第一グリル部材3と第二グリル部材4を組み合わせることで、一つのカウルグリル1を構成するものであって、車幅方向外方側から各グリル部材3,4間の合わせ部10に向って流れる水の流れを制限する第一堰状リブ部37と第二堰状リブ部47を、合わせ部10を挟んで車幅方向両側位置に設けている(図2参照)。
このため、雨水等が増加した場合や、車両旋回等で流量が変化した場合でも、雨水等が合わせ部10に流れ込むことがなく、合わせ部10から雨水等がエンジンルームE内に漏れるのを防ぐことができる。
よって、車幅方向に分割して複数のグリル部材3,4を組み合わせて一つのカウルグリル1を構成する車両のカウルグリル1構造において、雨水等の量が増加した場合や車両旋回等で流量が変化した場合においても、合わせ部10への雨水等の浸入を抑えて、エンジンルームE内への水漏れを防止することができる。
これにより、表面張力によって、凹状溝部33,43内を流れる水が、第一堰状リブ部37と第二堰状リブ部47を超えて、合わせ部10側に伝っていく場合があっても、合わせ部10まで距離があることから、合わせ部10からの水漏れを防ぐことができる。
よって、より確実に、第一堰状リブ部37と第二堰状リブ部47の水漏れ防止機能を高めることができる。
これにより、合わせ部10から少量の水が漏れる場合があっても、この樋部12で水を受けることができ、この水をカウルボックス9内に排水することができる。
よって、合わせ部10から、少量の水漏れが生じた場合であっても、エンジンルームE内に水漏れが生じることを抑制することができ、確実にエンジンルームE内への水漏れを防止することができる。
これにより、合わせ部10を伝って車両前方側に流れる水を、クランク形状によるラビリンス効果によって、車幅方向分割面11に流れないようにできる。
よって、車両前方側に位置する車幅方向分割面11からの水漏れを抑制することができ、エンジンルームE内への水漏れを、より確実に防止することができる。
これにより、受け面部50で、車幅方向分割面11から漏れる水を受けると共に、この受けた水を、第一堰状リブ部37より車幅外方側の凹状溝部33に案内することで、受けた水の樋部12への流れ込みを防ぐことができる。
よって、車幅方向分割面11での水漏れを防止しつつ、樋部12の流量増加も抑制できるため、さらに確実にエンジンルームE内への水漏れを防止できる。
これにより、合わせ部10から離れる方向に水を誘導することができるため、合わせ部10側に水が流れ込むのを確実に防止することができる。
よって、合わせ部10からの水漏れを、確実に防止することができ、より確実にエンジンルームE内への水漏れを防止することができる。
これにより、各グリル部材3,4の生産性を確保して、第一グリル部材3に樋部12を形成したことによる隙を、第二グリル部材4の側壁部13で埋めることができる。
よって、カウルグリル1の生産性を維持しつつ、エンジンルームE内の熱気、臭気、および騒音の、外部への漏れを防止することができる。
この第二実施形態では、第一堰状リブ部137と第二堰状リブ部147を、車幅外方側を鉛直面137a、147aとした断面略台形状に形成することで、水の流れを規制している。
この参考例では、第一グリル部材3と第二グリル部材4の合わせ部10の両側に、車幅方向外方側に傾斜した第一肉厚部237と第二肉厚部247を形成して、これらの肉厚部237,247で水の流れを規制している。
この第三実施形態では、第一堰状リブ部37と第二堰状リブ部47に加えて、さらに第三堰状リブ部337と第四堰状リブ部347を形成して、水の流れを規制している。
この第四実施形態では、第一堰状リブ部37と第二堰状リブ部47の上端に、車幅外方側に延びるカエシ部37a、47aを形成して、水の流れを規制している。
この発明のグリル部材は、実施形態の第一グリル部材3、第二グリル部材4に対応し、
以下、同様に、
凹部は、凹状溝部33,43に対応し、
流動規制手段は、第一堰状リブ部37、第二堰状リブ部47、第一堰状リブ部137、第二堰状リブ部147、第三堰状リブ部337、第四堰状リブ部347、カエシ部37a、カエシ部47aに対応し、
受け面は、受け面部50に対応し、
排水案内部は、案内開放部53に対応し、
カバー部は、側壁部13に対応するも、
この発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、あらゆる車両のカウルグリル構造に適用する実施形態を含むものである。
2…フロントウィンドシールド
3…第一グリル部材
4…第二グリル部材
7…ボンネット
10…合わせ部
11…車幅方向分割面
12…樋部
33…凹状溝部(凹部)
37…第一堰状リブ部(流動規制手段)
43…凹状溝部(凹部)
47…第二堰状リブ部(流動規制手段)
50…受け面部(受け面)
53…案内開放部(排水案内部)
137…第一堰状リブ部(排水案内部)
147…第二堰状リブ部(排水案内部)
337…第三堰状リブ部(排水案内部)
347…第四堰状リブ部(排水案内部)
Claims (3)
- フロントウィンドシールドの前縁部からボンネットの後縁部の下方に渡って設けられ、車幅方向に分割した複数のグリル部材を組み合わせることで、一つのカウルグリルを構成する車両のカウルグリル構造であって、
前記カウルグリルに、ボンネットとのシール部後方に車幅方向に延びる凹部を形成して、
該凹部内に、車幅方向外方側からグリル部材間の合わせ部に向って流れる水の流れを制限する流動規制手段を、該合わせ部を挟んで車幅方向両側位置に設けると共に、
前記流動規制手段を、前記合わせ部から車幅方向に離間して設け、
前記合わせ部の下方に、合わせ部から漏れる水を、カウルボックス内に案内する樋部を設け、
前記ボンネットとのシール部における車幅方向分割面を、前記合わせ部に対して車幅方向にオフセットするように形成し、
前記車幅方向分割面の下方に水を受ける受け面を設け、
該受け面で受けた水を、前記流動規制手段より反合わせ部側の凹部内に案内する排水案内部を設けた
車両のカウルグリル構造。 - 前記受け面に、合わせ部側から反合わせ部側に向かって下方に傾斜する傾斜面を設けた
請求項1記載の車両のカウルグリル構造。 - 前記樋部を、一つのグリル部材に形成するとともに、
該樋部の側面をカバーするカバー部を、他のグリル部材に設けた
請求項1または2に記載の車両のカウルグリル構造。
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