JP5119855B2 - エンジンの点火装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロ波を利用して点火する点火装置に関する。
従来から、マイクロ波を利用して燃焼室内の混合気に点火するエンジンの点火装置が広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の点火装置は、マイクロ波を導く導波管の内部に一対の電極を設置する。この一対の電極は、導波管の終端部からマイクロ波の1/4波長離れた位置に設けられる。そして、ピストンが所定の位置に達したときに導波管にマイクロ波パルスを伝送し、一対の電極間に電解を生じさせ、非平衡プラズマ放電を形成して混合気に点火する。
特開平3−31579号公報
ところで、自動車用エンジンの場合には、幅広いエンジン回転速度とエンジン負荷での運転が要求され、空燃比や空気密度ごとに火炎伝播速度が異なることなどに対応して、エンジン運転状態に応じて適切な点火時期に設定することが重要となる。エンジン性能を低下させず、最適に運転状態を維持するためには、点火装置の詳細な制御が欠かせない。
しかしながら、特許文献1に記載の点火装置では、点火時期におけるピストン高さと一対の電極位置とによって電極部位の電界強度が左右され、エンジン運転状態に応じてマイクロ波の電界強度を制御することができない。そのため、エンジンを高効率で運転することができないという問題がある。
そこで、本発明は、上記した問題に鑑みてなされたものであり、エンジンを高効率で運転することができる点火装置を提供することを目的としている。
本発明は、以下のような解決手段によって前記課題を解決する
本発明のエンジンの点火装置は、燃焼室内に放電する点火プラグと、点火プラグの放電部にマイクロ波を発振し、放電部周辺の電界強度を高めて、放電部に生成されたプラズマの体積を拡大するマイクロ波発振手段と、エンジン運転状態に応じてマイクロ波の発振出力又は発振時間の少なくとも一方を制御して、燃焼室内に吸入される全吸入ガスに対する燃料の割合である燃料濃度に応じてマイクロ波発振エネルギーを調整する発振エネルギー調整手段と、を備える。発振エネルギー調整手段は、マイクロ波を発振する発振時間後半の単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーを発振時間前半よりも大きくし、燃料濃度が小さくなるほどマイクロ波の発振時間を短くするように構成されている。点火装置は、マイクロ波発振手段からのマイクロ波によって拡大したプラズマにより燃焼室内の混合気に点火する。
本発明によれば、エンジン運転状態に応じてマイクロ波のマイクロ波発振エネルギーを調整するので、点火装置によって消費されるエネルギーが過剰になったり、不足したりすることが抑制され、エンジンを高効率で運転することができる。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、マイクロ波式点火装置が適用されるエンジンの構成を示す図である。
エンジン100は、シリンダブロック10と、シリンダブロック10の上側に配置されるシリンダヘッド20とを備える。
シリンダブロック10には、ピストン11を収装するシリンダ12が形成される。そして、ピストン11の冠面と、シリンダ12の壁面と、シリンダヘッド20の下面とによって燃焼室13を形成する。この燃焼室13で混合気が燃焼すると、ピストン11は燃焼圧力を受けてシリンダ12を往復動する。
また、シリンダヘッド20には、燃焼室13に混合気を流す吸気ポート30と、燃焼室13からの排気を流す排気ポート40とが形成される。
吸気ポート30には、吸気弁31が設けられる。吸気弁31は、吸気側カムシャフト32に一体形成されるカム33によって駆動される。吸気弁31は、ピストン11の上下動に応じて吸気ポート30を開閉する。また、吸気ポート30には燃料噴射弁34が設置される。この燃料噴射弁34は、吸気ポート30の燃焼室13への開口部に向けて燃料を噴射する。
一方、排気ポート40には、排気弁41が設けられる。排気弁41は、排気側カムシャフト42に一体形成されるカム43によって駆動される。排気弁41は、ピストン11の上下動に応じて排気ポート40を開閉する。また、排気ポート40には、排気を外部に流す図示しない排気通路が接続する。この排気通路には、EGR装置が設置される。EGR装置は、エンジン運転状態に応じて排気通路を流れる排気の一部を吸気系に再循環させる。
上記した吸気ポート30と排気ポート40との間であって、シリンダヘッド20の燃焼室中心部には、マイクロ波を利用して混合気に点火するマイクロ波式点火装置50が設置される。このマイクロ波式点火装置50は、点火プラグ51と、マイクロ波発振用アンテナ52と、マイクロ波発振装置53とを備える。
点火プラグ51は、点火部51aが燃焼室内に位置するようにシリンダヘッド20に設置される。点火プラグ51は、中心電極の先端と側方電極との間で放電ギャップを形成する構造である。この点火プラグ51は、エンジン運転状態に応じて点火時期が制御される。
マイクロ波発振用アンテナ52は、点火プラグ51の点火部51aに向けて、所定の周波数のマイクロ波を発振するようにシリンダヘッド20に設置される。マイクロ波発振用アンテナ52は、同軸ケーブル54を介して電解強化手段としてのマイクロ波発振装置53に接続される。このように本実施形態では、マイクロ波発振用アンテナ52とマイクロ波発振装置53とによってマイクロ波発振手段を構成する。
エンジン100は、マイクロ波発振装置53を点火時期に応じて制御するために、コントローラ60を備える。コントローラ60は、CPU、ROM、RAM及びI/Oインタフェースを有する。コントローラ60には、エアフローメータ、アクセル開度センサ、クランク角センサ、冷却水温センサ等の車両運転状態を検出する各種センサの出力が入力する。コントローラ60は、これら出力に基づいてマイクロ波発振装置53を制御し、マイクロ波の発振時間や発振出力を調整する。これにより、マイクロ波発振用アンテナ52から発振されるマイクロ波の総マイクロ波発振エネルギーを変更する。コントローラ60は、マイクロ波発振エネルギーを変更することによって、点火プラグ51の点火部近傍の電界強度を調整する。
図2は、総マイクロ波発振エネルギーについて説明する図である。マイクロ波発振時の発振出力は、図2に示すように一定に設定される。1回のマイクロ波照射における総マイクロ波発振エネルギーの大きさは、マイクロ波発振時の発振時間と発振出力とで画成される面積で表される。そのため、発振時間を長くしたり、発振出力を大きくしたりすることで総マイクロ波発振エネルギーは増大する。総マイクロ波発振エネルギーが増大すると、点火部近傍に生成される電界強度は強くなる。
上記のように構成されるエンジン100では、点火プラグ51の放電ギャップにプラズマが形成される時期と同時、又はそれよりも進角した時期から、マイクロ波発振用アンテナ52によってマイクロ波を発振する。プラズマにマイクロ波を照射すると、放電ギャップ部周辺の電界強度が高まり、点火プラグ51により生成したプラズマ中の電子衝突が促進されて、図1の領域Aに示すようにプラズマが拡大する。このようにプラズマを拡大することによって、エンジン100は、一般的なアーク放電による点火とは異なり、広い体積を占める点火、つまり体積的に点火(以下「体積点火」という。)することができる。また、点火プラグ51で生成したプラズマを拡大させて点火するので、従来手法のようにマイクロ波のみで点火する方法に比べて、マイクロ波式点火装置50で消費するエネルギーを低減することができる。
さらに、本実施形態では、エンジン運転状態に応じてマイクロ波の発振時間または発振出力の少なくとも一方を制御して総マイクロ波発振エネルギーを調整することで、マイクロ波式点火装置50に過剰なエネルギーを投入すること、または投入エネルギーが不足することを抑制して、エネルギー効率を高める。
このようなマイクロ波式点火装置50を備えるエンジン100は、図3に示す運転マップに基づいて運転される。図3(A)は、エンジン回転速度と負荷とによって表される運転マップを示す。また、図3(B)は空気過剰率λと負荷との関係を示し、図3(C)はEGRガスの吸気系への導入率(以下「EGR率」という。)と負荷との関係を表す図である。
エンジン100は、図3(A)の領域Pでは高回転速度・高負荷側運転を実施し、領域Qでは低回転速度・低負荷側運転を実施する。なお、高回転速度・高負荷側運転を行う領域と低回転速度・低負荷側運転を行う領域との境界は、本実施形態を適用するエンジンの仕様等により異なる。
高回転速度・高負荷側運転では、図3(B)に示すように負荷によらず空気過剰率λを1で制御し、図3(C)に示すように負荷が小さくなるほどEGR率が大きくなるように制御して希釈燃焼させる。この運転領域では、マイクロ波発振エネルギーは、図3(A)に示すように、後述する低回転速度・低負荷側運転時よりも小さく設定される。そして、負荷が小さくなってEGR率が大きくなるほど、総マイクロ波発振エネルギーを大きく設定する。また、同一負荷の場合には、エンジン回転速度が高い場合の方が低い場合に比べて、総マイクロ波発振エネルギーを大きく設定する。これは、クランク角当りの実時間が短くなる高回転速度時に燃焼速度を高めて熱発生期間の最適化を図るためである。したがって、高回転速度時に総マイクロ波発振エネルギーを高めるためには、マイクロ波の発振時間を短くしつつ発振出力を上げることとなる。
これに対して、低回転速度・低負荷側運転においては、図3(C)に示すように負荷によらずEGR率を一定にして希釈燃焼させるとともに、図3(B)に示すように負荷に応じて空気過剰率λを1よりも大きく制御してリーン(希薄)燃焼させる。この運転領域では、高回転速度・高負荷側運転時と同じ総マイクロ波発振エネルギーで体積点火したのでは着火性が悪化する。そのため、低回転速度・低負荷側運転時は、総マイクロ波発振エネルギーを高回転速度・高負荷側運転制御時よりも大きく設定する。そして、図3(A)に示すように、負荷が小さくなってリーンになるほど、総マイクロ波発振エネルギーを大きく設定する。また、同一負荷の場合には、エンジン回転速度が高い場合の方が低い場合に比べて総マイクロ波発振エネルギーを大きく設定する。
以上により、第1実施形態では下記の効果を得ることができる。
本実施形態によれば、エンジン運転状態に応じてマイクロ波の発振出力または発振時間の少なくとも一方を変化させて総マイクロ波発振エネルギーを制御する。そのため、マイクロ波式点火装置50によって消費されるエネルギーが過剰になったり、不足したりすることが抑制され、マイクロ波式点火装置50でのエネルギー効率が向上する。これにより、エンジン100を高効率で運転することが可能となる。
リーン燃焼を行う運転領域ではリーンになるほど総マイクロ波発振エネルギーを大きくし、EGRガス導入による希釈燃焼を行う運転領域ではEGR率が大きくなるほど総マイクロ波発振エネルギーを大きくする。つまり、燃焼室内に吸入された全吸入ガス量に対する燃料の割合(燃料濃度)が小さくなるほど、総マイクロ波発振エネルギーを大きく制御して、点火プラグ51の点火部51aに生成されるプラズマの拡大を促進する。そのため、着火時の筒内温度が低くなって着火性が悪化したり、燃焼速度が理論空燃比燃焼時に比べて低下したりする大希薄燃焼時及び大希釈燃焼時にも燃焼性能が低下するのを抑制することができ、熱効率の向上を図ることができる。
また、エンジン回転速度が高いほど総マイクロ波発振エネルギーを大きくするので、クランク角度あたりの実時間が短くなる高回転速度時に総マイクロ波発振エネルギーを相対的に高めることができ、熱発生期間の最適化を図ることができる。特に、エンジン回転速度が高いほど、マイクロ波の発振出力を高くし、かつ発振時間を短くするので、エンジン回転速度によらず燃焼期間をほぼ同一のクランク角度期間にすることができる。すなわち、高回転速度時にはクランク角度あたりの実時間が短くなるが、マイクロ波の発振時間を短く、マイクロ波発振出力を高くすることで、エネルギー投入効率が上昇し、エンジン回転速度によらず熱発生期間の最適化を図ることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態のエンジン100の構成は、第1実施形態とほぼ同様であるが、総マイクロ波発振エネルギーの制御の仕方において一部相違する。つまり、点火直前の燃焼室内の圧力(以下「筒内圧」という)に応じて総マイクロ波発振エネルギーを制御するようにしたもので、以下にその相違点を中心に説明する。
第2実施形態のエンジン100は、図4に示す運転マップに基づいて運転される。図4(A)は、エンジン回転速度と負荷とによって表される運転マップを示す。また、図4(B)は空気過剰率λと負荷との関係を示し、図4(C)は筒内圧と負荷との関係を表す図である。
エンジン100は、図4(A)の領域Pでは高回転速度・高負荷側運転を実施し、領域Qでは低回転速度・低負荷側運転を実施する。
高回転速度・高負荷側運転では、図4(B)に示すように、負荷が小さくなるほど空気過剰率λが1から大きくなるように制御してリーン燃焼させる。この運転領域では、総マイクロ波発振エネルギーは、図4(A)に示すように、後述する低回転速度・低負荷側運転時よりも小さく設定される。そして、空気過剰率λが大きくなるほどマイクロ波発振エネルギーを大きく設定する。
これに対して、低回転速度・低負荷側運転においては、図4(B)に示すように負荷によらず空気過剰率λを2にしてリーン燃焼させる。この運転領域では、空気過剰率λを2に維持するため、負荷が大きくなるほどスロットルバルブ開度を大きくして吸気量を増加させるとともに、燃料噴射弁34から噴射される燃料噴射量を増加させる。そうすると、図4(C)に示すように、負荷が大きくなるにしたがって、点火直前の筒内圧も増加する。このように筒内圧が増加すると、燃焼時の燃焼速度が低下する。そのため、図4(A)に示すように、低回転速度・低負荷側運転時では、高回転速度・高負荷側運転制御時よりも総マイクロ波発振エネルギーを大きく設定し、さらに筒内圧が高くなるほど総マイクロ波発振エネルギーを大きく設定する。
なお、高回転速度・高負荷側運転時や低回転速度・低負荷側運転時において、同一負荷の場合に、エンジン回転速度が高い場合の方が低い場合に比べて総マイクロ波発振エネルギーを大きく設定する点については、第1実施形態と同様である。
以上により、第2実施形態では、下記の効果を得ることができる。
本実施形態によれば、点火直前の筒内圧が高くなるほど総マイクロ波発振エネルギーを大きくしてプラズマの拡大を促進するので、より広い体積で体積点火することができる。そのため、筒内圧が高くなって燃焼速度が低下した場合であっても、燃焼期間を短縮することができ、燃焼性能の悪化を抑制することができる。
なお、本実施形態での総マイクロ波発振エネルギーの制御の仕方は、図5に示すような運転マップにも適用することができる。図5(A)の運転マップは、高回転速度・高負荷側運転時(領域P)に、図5(C)に示すように負荷によらず空気過剰率λを1に制御し、図5(B)に示すように負荷が小さくなるほどEGR率を大きくするようにした点において図4の運転マップと異なるが、その他は図4の運転マップと同様である。したがって、高回転速度・高負荷側運転時にはEGR率が大きくなるほど総マイクロ波発振エネルギーを大きくし、低回転速度・低負荷側運転時には筒内圧が高くなるほど総マイクロ波発振エネルギーを大きくする。
(第3実施形態)
図6は、第3実施形態のエンジン100の概略構成図である。
第3実施形態のエンジン100の構成は、第1実施形態とほぼ同様であるが、圧縮比可変機構を備えた点において一部相違する。つまり、エンジン運転状態に応じて圧縮比を可変とするようにしたもので、以下にその相違点を中心に説明する。
エンジン100は、図6に示すように、ピストン行程を変化させて圧縮比を変更する圧縮比可変機構70を備える。圧縮比可変機構70は、ピストン11とクランクシャフト80とをアッパリンク71、ロアリンク72で連結して、コントロールリンク73でロアリンク72の姿勢を制御することで圧縮比を変更する。
アッパリンク71は、上端でピストンピン74を介してピストン11に連結する。アッパリンク71は、下端で連結ピン75を介してロアリンク72の一端に連結する。ロアリンク72の他端は、連結ピン76を介してコントロールリンク73に連結する。ロアリンク72は、図中左右の2部材から分割可能に構成され、ほぼ中央に連結孔72aを有する。ロアリンク72は、連結孔72aにクランクシャフト80のクランクピン81を挿入し、クランクピン81を中心軸として揺動する。
クランクシャフト80は、クランクピン81、ジャーナル82及びカウンターウェイト83を備える。クランクピン81の中心はジャーナル82の中心から所定量偏心している。カウンターウェイト83は、クランクアームに一体形成されて、ピストン運動の回転1次振動成分を低減する。
コントロールリンク73は、上端で連結ピン76を介してロアリンク72に対して回動自在に連結する。また、コントロールリンク73は、下端で連結ピン77を介して、クランクシャフト80と平行に配置されるコントロールシャフト78に連結する。連結ピン77は、コントロールシャフト78の軸心から所定量偏心しており、コントロールリンク73がその連結ピン77を軸心として揺動する。コントロールシャフト78は、外周にギア78aを形成する。このギア78aが、シリンダブロック10の側部に取付けられたアクチュエータ79の回転軸79aに設けられたギア79bに噛合する。
上記のように構成されるエンジン100では、ピストン11の往復運動はアッパリンク71に伝達され、ロアリンク72を介してクランクシャフト80の回転運動に変化される。この場合には、ロアリンク72はクランクピン81を中心軸として揺動しながら、クランクシャフト80の中心に対して図中反時計回りに回転する。ロアリンク72に連結するコントロールリンク73は、下端に連結するコントロールシャフト78の連結ピン77を支点として揺動する。コントロールシャフト78と連結ピン77とは偏心しているため、アクチュエータ79によってコントロールシャフト78が回転すると、連結ピン77が移動する。この連結ピン77の移動によってコントロールリンク73の揺動中心が変化するため、これによりアッパリンク71及びロアリンク72の姿勢を変えることができ、ピストン11の上死点位置を所定の範囲内で任意に調整できる。
上記のように構成されるエンジン100は、図7に示す運転マップに基づいて運転される。図7(A)は、エンジン回転速度と負荷とによって表される運転マップを示す。図7(B)は、EGR率と負荷との関係を示し、図7(C)は空気過剰率λと負荷との関係を示す。また、図7(D)は圧縮比と負荷との関係を表す図である。
エンジン100は、図7(A)の領域Pでは高回転速度・高負荷側運転を実施し、領域Qでは低回転速度・低負荷側運転を実施する。
高回転速度・高負荷側運転では、図7(C)に示すように空気過剰率λを1に制御し、図7(B)に示すように負荷が小さくなるほどEGR率が大きくなるように制御してリーン燃焼させる。このときの圧縮比は、図7(D)に示すように低圧縮比で、負荷によらず一定となるように設定される。この運転領域では、マイクロ波発振エネルギーは、図7(A)に示すように、後述する低回転速度・低負荷側運転時よりも小さく設定される。そして、負荷が小さくなってEGR率が大きくなるほど総マイクロ波発振エネルギーを大きく設定する。
これに対して、低回転速度・低負荷側運転においては、図7(B)に示すように負荷によらずEGR率を一定にして希釈燃焼させるとともに、図7(C)に示すように負荷に応じて空気過剰率λを1よりも大きく制御してリーン燃焼させる。燃焼が不安定になりやすい条件においても着火性能の低下を抑制するため、このときの圧縮比は、図7(D)に示すように負荷が小さくなるほど高圧縮比になるように設定される。
上記の通り、負荷が小さくなるほど圧縮比を高くすると、点火直前の筒内圧が負荷の低下に伴って増加するので燃焼速度が低下してしまう。そのため、本実施形態では、図7(A)に示すように、低回転速度・低負荷側運転時は高回転速度・高負荷側運転制御時よりも総マイクロ波発振エネルギーを大きく設定し、さらに筒内圧が高くなるほど総マイクロ波発振エネルギーを大きく設定する。
なお、高回転速度・高負荷側運転時や低回転速度・低負荷側運転時において、同一負荷の場合に、エンジン回転速度が高い場合の方が低い場合に比べて総マイクロ波発振エネルギーを大きく設定する点については、第1及び第2実施形態と同様である。
以上により、第3実施形態では、下記の効果を得ることができる。
リーン燃焼を行う運転領域では混合気の空燃比が低いほど総マイクロ波発振エネルギーを大きくし、またEGRガス導入による希釈燃焼を行う運転領域ではEGR率が大きくなるほど総マイクロ波発振エネルギーを大きくするので、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、圧縮比が高くなるほど、換言すれば点火直前の筒内圧が高くなるほど総マイクロ波発振エネルギーを大きくして、プラズマの拡大を促進するので、より広い体積で体積点火することができる。そのため、筒内圧が高くなって燃焼速度が低下した場合であっても、燃焼期間を短縮することができ、燃焼性能の悪化を抑制することができる。
(第4実施形態)
第4実施形態のエンジン100の構成は、第1実施形態とほぼ同様であるが、総マイクロ波発振エネルギーの制御の仕方において一部相違する。つまり、マイクロ波を発振する発振時間後半の単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーを発振時間前半よりも大きくするようにしたもので、以下にその相違点を中心に説明する。
第1実施形態〜第3実施形態では、図2に示したように発振時間と発振出力とによって総マイクロ波発振エネルギーを制御し、マイクロ波を発振する間の発振出力は一定としている。そのため、マイクロ波発振時の単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーは一定となる。
しかしながら、プラズマにマイクロ波を発振してプラズマを拡大する場合に、全発振時間において単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーを一定としてマイクロ波をプラズマに発振したのでは、ある程度プラズマが拡大してプラズマ表面積が大きくなると、プラズマがそれ以上拡大しないことがある。そのため、燃焼性能が低下しやすい運転領域では、プラズマの拡大を図るために、マイクロ波の発振出力をマイクロ波発振当初から大きく設定して、単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーを増加させておく必要があり、マイクロ波式点火装置50でのエネルギー効率が悪化する。
そこで、本実施形態では、燃焼性能が低下しやすい運転領域において、マイクロ波式点火装置50でのエネルギー効率の悪化を抑制するため、図8に示すように単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーを制御する。
図8は、マイクロ波の発振時間と発振出力との関係を示す図である。
本実施形態では、図8に示すように、マイクロ波を発振する発振時間後半の発振出力V2が、発振時間前半の発振出力V1よりも大きくなるように発振出力を制御する。したがって、発振時間後半の単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーは、発振時間前半の単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーよりも大きくなる。そのため、ある程度プラズマが拡大してプラズマ表面積が大きくなっても、発振時間後半の単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーを大きくするので、プラズマをさらに拡大することができる。このように、プラズマの拡大状態に応じて単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーを調整することができるので、マイクロ波式点火装置50でのエネルギー効率が高くなる。
上記のように構成されるエンジン100は、図9に示す運転マップに基づいて運転される。図9(A)〜図9(C)は、第1実施形態の図3(A)〜図3(C)とほぼ同様であるので詳細な説明は省略する。
エンジン100は、図9(A)の領域Rに示すように、空気過剰率λが大きくなって燃焼性能が低下する運転領域において、発振時間後半の単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーが発振時間前半よりも大きくなるようにマイクロ波を制御し、高エネルギー効率でプラズマの拡大を図る。
この領域Rでは、1回のマイクロ波の発振における総マイクロ波発振エネルギーは、運転状態によらず一定となるように設定される。そのため、負荷が小さくなって空気過剰率λが大きくなる場合には、空気過剰率に応じて総マイクロ波発振エネルギーを大きくしたときと比較して着火性が低下する。しかしながら、本実施形態では、空気過剰率λが大きくなるほどマイクロ波の発振時間が短くなるように設定し、短時間にプラズマを拡大させることで着火性の低下を抑制する。
また、同一負荷の場合には、エンジン回転速度が高くなるほどマイクロ波の発振時間が短くなるように設定する。そのため、総マイクロ波発振エネルギーを一定としても、短時間にプラズマを拡大させることができ、クランク角当りの実時間が短くなる高回転速度時に燃焼速度を高めることができる。
以上により、第4実施形態では下記の効果を得ることができる。
本実施形態によれば、空気過剰率λが大きくなって燃焼性能が低下する運転領域において、発振時間後半の単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーを発振時間前半よりも大きくする。これにより、プラズマの拡大状態に応じてマイクロ波発振エネルギーを調整することができ、第1実施形態〜第3実施形態と比較してマイクロ波式点火装置50でのエネルギー効率を高くすることができる。
また、空気過剰率λが大きくなって燃焼性能が低下する運転領域において、エンジン運転状態によらず総マイクロ波発振エネルギーを一定にするとともに、空気過剰率λが大きくなるほどマイクロ波の発振時間が短くなるように設定する。そのため、高エネルギー効率で短時間にプラズマを拡大することができるので、空気過剰率λが大きくなっても着火性の低下を抑制できる。
さらに、空気過剰率λが大きくなって燃焼性能が低下する運転領域において、エンジン運転状態によらず総マイクロ波発振エネルギーを一定にするとともに、エンジン回転速度が高くなるほどマイクロ波の発振時間が短くなるように設定する。そのため、高エネルギー効率で短時間にプラズマを拡大させることができ、クランク角当りの実時間が短くなる高回転速度時に燃焼速度を高めて熱発生期間の最適化を図ることができる。
なお、本実施形態は、空気過剰率λが大きくなって燃焼性能が低下する運転領域について説明したが、EGR率が大きくなって燃焼性能が低下する運転領域についても適用することができる。
(第5実施形態)
第5実施形態のエンジン100の構成は、第1実施形態とほぼ同様であるが、マイクロ波発振エネルギーの制御の仕方において一部相違する。つまり、点火直前の筒内圧が高くなって燃焼性能が低下する運転領域において、第4実施形態と同様にマイクロ波発振時間後半の単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーを発振時間前半よりも大きくするようにしたもので、以下にその相違点を中心に説明する。
本実施形態のエンジン100は、図10に示す運転マップに基づいて運転される。図10(A)〜図10(C)は、第2実施形態の図4(A)〜図4(C)とほぼ同様であるので詳細な説明は省略する。
エンジン100は、図10(A)の領域Rに示すように、点火直前の筒内圧が高くなって燃焼速度が低下する運転領域において、発振時間後半の単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーが発振時間前半よりも大きくなるようにマイクロ波を制御し、高エネルギー効率でプラズマの拡大を図る。
この領域Rでは、1回のマイクロ波の発振における総マイクロ波発振エネルギーは、運転状態によらず一定となるように設定される。そのため、点火直前の筒内圧が高くなって燃焼速度が低下した場合には、筒内圧に応じて総マイクロ波発振エネルギーを増大したときと比較して燃焼期間が長くなり燃焼性能が悪化する。しかしながら、本実施形態では、負荷が大きくなって筒内圧が高くなるほどマイクロ波の発振時間が短くなるように設定するので、短時間にプラズマを拡大させることができ、燃焼速度が低下しても燃焼期間を短縮することができる。
なお、同一負荷の場合に、エンジン回転速度が高くなるほどマイクロ波の発振時間が短くなるように設定する点については、第4実施形態と同様である。
以上により、第5実施形態では下記の効果を得ることができる。
本実施形態によれば、点火直前の筒内圧が高くなって燃焼性能が低下する運転領域において、発振時間後半の単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーを発振時間前半よりも大きくする。そして、この運転領域では、エンジン運転状態によらず総マイクロ波発振エネルギーを一定にするとともに、筒内圧が高くなるほどマイクロ波の発振時間が短くなるように設定する。そのため、高効率で短時間にプラズマを拡大させることができるので、筒内圧に起因して燃焼速度が低下しても、燃焼期間を短縮することができ、燃焼性能の悪化を抑制することができる。
なお、本実施形態でのマイクロ波発振エネルギーの制御の仕方は、図5に示すような運転マップにおいて、筒内圧が高くなって燃焼速度が低下する運転領域についても適用することができる。
(第6実施形態)
第6実施形態のエンジン100の構成は、第3実施形態とほぼ同様であるが、マイクロ波発振エネルギーの制御の仕方において一部相違する。つまり、第5実施形態と同様に、点火直前の筒内圧が高くなって燃焼速度が低下する運転領域において、マイクロ波発振時間後半の単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーを発振時間前半よりも大きくするようにしたもので、以下にその相違点を中心に説明する。
本実施形態のエンジン100は、図11に示す運転マップに基づいて運転される。図11(A)〜図11(D)は、第3実施形態の図6(A)〜図6(D)とほぼ同様であるので詳細な説明は省略する。
エンジン100は、図11(A)の領域Rに示すように、負荷が低下して圧縮比が高くなる運転領域、つまり筒内圧が高くなって燃焼速度が低下する運転領域において、発振時間後半の単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーが発振時間前半よりも大きくなるように制御し、高エネルギー効率でプラズマの拡大を図る。
この領域Rでは、1回のマイクロ波の発振における総マイクロ波発振エネルギーは、運転状態によらず一定となるように設定される。そのため、点火直前の筒内圧が高くなって燃焼速度が低下した場合には、筒内圧に応じて総マイクロ波発振エネルギーを増大したときと比較して燃焼性能が悪化する。しかしながら、本実施形態では、圧縮比が高くなって筒内圧が高くなるほどマイクロ波の発振時間が短くなるように設定するので、短時間にプラズマを拡大させることができる。そのため、燃焼速度が低下しても、燃焼期間を短縮することができる。
なお、同一負荷の場合に、エンジン回転速度が高くなるほどマイクロ波の発振時間が短くなるように設定する点については、第4実施形態及び第5実施形態と同様である。
以上により、第6実施形態では下記の効果を得ることができる。
本実施形態によれば、点火直前の筒内圧が高くなって燃焼速度が低下する運転領域において、発振時間後半の単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーを発振時間前半よりも大きくする。そして、この運転領域では、エンジン運転状態によらず総マイクロ波発振エネルギーを一定にするとともに、筒内圧が高くなるほどマイクロ波の発振時間が短くなるように設定する。そのため、高効率で短時間にプラズマを拡大させることができるので、筒内圧に起因して燃焼速度が低下しても、燃焼期間を短縮することができ、燃焼性能の悪化を抑制することができる。
本発明は上記した実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなし得ることは明白である。
例えば、第1実施形態から第6実施形態では、全運転領域でマイクロ波発振によるプラズマの拡大を行うものとしたが、高回転速度・高負荷側運転においては低回転速度・低負荷側運転時よりも燃焼性がよいので、点火プラグ51のみよって燃焼室内の混合気に点火するようにしてもよい。
また、第1実施形態では、リーン燃焼時にリーンになるほど、また希釈燃焼時にEGR率が大きくなるほど、着火時の筒内温度が低くなるので、着火性が低下して燃焼性能が悪化する。そのため、筒内温度を検出する温度センサをエンジン100に設け、筒内温度が低くなるほどマイクロ波発振エネルギーを大きくするようにしても第1実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、筒内温度が低くなって燃焼性能が低下する運転領域において、発振時間後半の単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーを発振時間前半よりも大きく設定し、その運転領域でエンジン運転状態によらず総マイクロ波発振エネルギーを一定にするとともに、筒内温度が低下するほどマイクロ波の発振時間が短くなるように設定することで、高効率でプラズマを拡大することができるだけでなく、筒内温度が低下しても短時間にプラズマを拡大させることができる。そのため、筒内温度が低くなっても、着火性の低下を抑制することができる。
マイクロ波式点火装置が適用されるエンジンの概略構成図である。 マイクロ波発振エネルギーについて説明する図である。 エンジンの運転マップを示す図である。 第2実施形態のエンジンの運転マップを示す図である。 第2実施形態のエンジンの他の運転マップを示す図である。 可変圧縮比エンジンの概略構成図である。 第3実施形態のエンジンの運転マップを示す図である。 マイクロ波の発振時間と発振出力との関係を示す図である。 第4実施形態のエンジンの運転マップを示す図である。 第5実施形態のエンジンの運転マップを示す図である。 第6実施形態のエンジンの運転マップを示す図である。
符号の説明
100 エンジン
11 ピストン
13 燃焼室
30 吸気ポート
34 燃料噴射弁
40 排気ポート
50 マイクロ波式点火装置
51 点火プラグ
51a 点火部
52 マイクロ波発振用アンテナ(マイクロ波発振手段)
53 マイクロ波発振装置(マイクロ波発振手段)
60 コントローラ(発振エネルギー調整手段)

Claims (2)

  1. 燃焼室内に放電する点火プラグと、
    前記点火プラグの放電部にマイクロ波を発振し、放電部周辺の電界強度を高めて、放電部に生成されたプラズマの体積を拡大するマイクロ波発振手段と、
    エンジン運転状態に応じてマイクロ波の発振出力又は発振時間の少なくとも一方を制御して、燃焼室内に吸入される全吸入ガスに対する燃料の割合である燃料濃度に応じてマイクロ波発振エネルギーを調整する発振エネルギー調整手段と、を備え、
    前記発振エネルギー調整手段は、マイクロ波を発振する発振時間後半の単位時間当たりのマイクロ波発振エネルギーを発振時間前半よりも大きくし、燃料濃度が小さくなるほどマイクロ波の発振時間を短くするように構成されており、
    前記マイクロ波発振手段からのマイクロ波によって拡大したプラズマにより燃焼室内の混合気に点火するエンジンの点火装置。
  2. 前記発振エネルギー調整手段は、エンジン運転状態によらず、1回のマイクロ波発振時における総マイクロ波発振エネルギーを一定とすることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの点火装置。
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