JP5119680B2 - スクリーン及びプロジェクションシステム - Google Patents

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本発明は、スクリーン及びプロジェクションシステム、特に、スクリーンに近接した位置から光を投写させるプロジェクタと組み合わせて用いられるスクリーンの技術に関する。
いわゆるフロント投写型のプロジェクタは、投写光を反射させる反射型のスクリーンと組み合わせて用いられる。フロント投写型のプロジェクタは、暗室環境下においては容易に高輝度かつ高コントラストな画像を得ることが可能である。これに対して、会議室や一般家庭等、明室環境化では高輝度、高コントラストを得ることは難しいことから、明室環境化においても高輝度かつ高コントラストな画像を得るための技術が提案されている。例えば、特許文献1には、投写光に対応する特定の波長の光を選択的に反射させ、不要な外光を吸収する技術が提案されている。
特開2006−79051号公報
スクリーンには、ある程度の入射角度範囲の投写光が入射することになる。これに対して、投写光の入射角度に関わらず一定の波長選択性を持たせることは非常に困難であって、コスト面においても大きな課題を有することとなる。このように、従来の技術によると、簡易な構成によって高輝度かつ高コントラストな画像を得ることが困難であるという問題を生じる。本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、簡易な構成によって高輝度かつ高コントラストな画像を得るためのスクリーン、及びそのスクリーンを用いるプロジェクションシステムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、特定の振動方向の偏光光を入射させるスクリーンであって、特定の振動方向の偏光光を選択的に透過させる偏光選択透過部、及び特定の振動方向の偏光光を選択的に散乱させる偏光選択散乱部の少なくとも一方と、特定の振動方向の偏光光を角度変換して出射させる角度変換部と、を有することを特徴とするスクリーンを提供することができる。
本発明のスクリーンは、特定の振動方向の偏光光を投写させるプロジェクタと組み合わせて用いる。偏光選択透過部、偏光選択散乱部は、特定の振動方向の偏光光である投写光を選択的に透過又は散乱させる。角度変換部を用いた角度変換により、観察者の方向へ効率的に投写光を進行させ、輝度を向上させることができる。また、外光に対する投写光の指向性を高められるため、明室環境下におけるコントラストも向上させることができる。さらに、偏光選択透過部又は偏光選択散乱部と角度変換部を組み合わせれば良いことから、簡易な構成とすることができる。これにより、簡易な構成によって高輝度かつ高コントラストな画像を得るためのスクリーンを得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、光を反射させる反射部を有し、角度変換部は、反射部に対して特定の振動方向の偏光光の入射側に設けられ、偏光選択透過部は、反射部及び角度変換部の間に設けられることが望ましい。これにより、投写光を選択的に観察者の方向へ進行させ、かつ観察者の方向へ進行する外光を低減させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、角度変換部は、特定の振動方向の偏光光を入射させる第1面と、特定の振動方向の偏光光を射出させる第2面と、を備えることが望ましい。これにより、第1面へ入射した投写光を反射部の方向へ進行させ、かつ反射部から第2面へ入射した投写光を観察者の方向へ進行させる構成にできる。
また、本発明の好ましい態様としては、角度変換部は、特定の振動方向の偏光光を入射させる第1面と、第1面からの特定の振動方向の偏光光を偏光選択透過部の方向へ反射させる第2面と、を備えることが望ましい。これにより、大きな入射角度で入射する投写光を観察者の方向へ進行させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、偏光選択散乱部は、偏光選択透過部及び角度変換部の間に設けられることが望ましい。これにより、投写光を選択的に散乱させて良好な視野角特性を得ることができる。また、偏光選択散乱部にて散乱し観察者側とは逆方向へ進行した投写光を観察者の方向へ戻すことを可能とし、さらに輝度を向上させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、光の反射を低減させる低反射部を有し、角度変換部は、低反射部に対して特定の振動方向の偏光光の入射側に設けられ、偏光選択散乱部は、低反射部及び角度変換部の間に設けられることが望ましい。これにより、投写光を選択的に散乱させて良好な視野角特性を得るとともに、観察者の方向へ進行する外光を低減させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、低反射部は、光を吸収する光吸収部材を備えることが望ましい。これにより、低反射部における反射を低減させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、偏光選択透過部は、角度変換部に対して特定の振動方向の偏光光の入射側に設けられ、角度変換部は、偏光選択透過部を透過した特定の振動方向の偏光光を反射させることが望ましい。これにより、投写光を選択的に観察者の方向へ進行させ、かつ観察者の方向へ進行する外光を低減させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、偏光選択散乱部は、偏光選択透過部に対して特定の振動方向の偏光光の入射側に設けられることが望ましい。これにより、投写光を選択的に散乱させて良好な視野角特性を得ることができる。また、偏光選択散乱部から反射部の方向へ散乱した投写光を観察者の方向へ進行させ、輝度を向上させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、光を拡散させる光拡散部を有することが望ましい。これにより、良好な視野角特性を得ることができる。また、角度変換部の入射面に光拡散部を設けることで、角度変換部における鏡面反射を低減させることが可能となる。
また、本発明の好ましい態様としては、角度変換部は、略一定の方向に沿って形成された複数のプリズムを備えることが望ましい。光軸から大きくシフトさせてスクリーンを配置する場合、一定の方向に沿って形成されたプリズムは、光軸を中心とする同心円状に形成されたものと同視できる。よって、観察者の方向へ光を正確に角度変換できる。また、一定の方向に沿うプリズムは、容易に形成できる。これにより、光軸から大きく投写光をシフトさせる場合に、容易に形成可能な構成により高輝度かつ輝度ムラが低減された画像を表示することが可能となる。
さらに、本発明によれば、画像信号に応じた特定の振動方向の偏光光を投写させるプロジェクタと、上記のスクリーンと、を有することを特徴とするプロジェクションシステムを提供することができる。上記のスクリーンを用いることで、簡易な構成によって高輝度かつ高コントラストな画像を得ることができる。これにより、簡易な構成によって高輝度かつ高コントラストな画像を表示することが可能なプロジェクションシステムを得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、プロジェクタは、スクリーンの法線以外の方向からスクリーンへ特定の振動方向の偏光光を入射させることが望ましい。これにより、スクリーンに近い位置にプロジェクタを配置することができる。また、スクリーンに対して斜めに入射する投写光を効率良く観察者の方向へ進行させることができる。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るプロジェクションシステム10の概略構成を示す。プロジェクションシステム10は、プロジェクタ11及びスクリーン12を有する。プロジェクタ11は、画像信号に応じた光を投写させるフロント投写型のプロジェクタである。プロジェクタ11は、スクリーン12が配置された壁面Wから1m以内、例えば30cm程度の位置から近接投写を行う。スクリーン12は、プロジェクタ11からの光を反射させる反射型のスクリーンである。プロジェクタ11は、光学エンジン13、投写レンズ14、非球面ミラー15を有する。
図2は、光学エンジン部13の概略構成を示す。光源部である超高圧水銀ランプ21は、赤色(R)光、緑色(G)光、及び青色(B)光を含む光を供給する。インテグレータ22は、超高圧水銀ランプ21からの光の照度分布を略均一にする。照度分布が均一化された光は、偏光変換素子23にて例えばp偏光光に変換される。
p偏光光に変換された光は、反射ミラー24で光路を90度折り曲げられた後、第1ダイクロイックミラー25に入射する。第1ダイクロイックミラー25は、R光を透過させ、G光、B光を反射する。第1ダイクロイックミラー25を透過したR光は、反射ミラー28で光路を90度折り曲げられ、R光用空間光変調装置29Rへ入射する。R光用空間光変調装置29Rは、R光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。R光用空間光変調装置29Rは、画像信号に応じた変調により、例えばp偏光光をs偏光光に変換する。R光用空間光変調装置29Rで変調されたR光は、色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム30へ入射する。透過型液晶表示装置としては、例えば高温ポリシリコンTFT液晶パネル(High Temperature Polysilicon;HTPS)を用いることができる。
第1ダイクロイックミラー25で反射されたG光及びB光は、光路を90度折り曲げられた後、第2ダイクロイックミラー26に入射する。第2ダイクロイックミラー26は、G光を反射し、B光を透過させる。第2ダイクロイックミラー26で反射されたG光は、G光用空間光変調装置29Gへ入射する。G光用空間光変調装置29Gは、G光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。G光用空間光変調装置29Gは、画像信号に応じた変調により、例えばp偏光光をs偏光光に変換する。G光用空間光変調装置29Gで変調されたG光は、R光とは異なる側からクロスダイクロイックプリズム30へ入射する。
第2ダイクロイックミラー26を透過したB光は、2枚のリレーレンズ27と、2枚の反射ミラー28とを経由して、B光用空間光変調装置29Bへ入射する。B光の光路は、R光の光路及びG光の光路よりも長い。空間光変調装置における照明倍率をR光及びG光と等しくするために、B光の光路には、リレーレンズ27を用いるリレー光学系が採用されている。B光用空間光変調装置29Bは、B光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。B光用空間光変調装置29Bは、画像信号に応じた変調により、例えばp偏光光をs偏光光に変換する。B光用空間光変調装置29Bで変調されたB光は、R光、G光とは異なる側からクロスダイクロイックプリズム30へ入射する。
クロスダイクロイックプリズム30は、互いに略直交するように配置された2つのダイクロイック膜30a、30bを有する。第1ダイクロイック膜30aは、B光を反射させ、R光及びG光を透過させる。第2ダイクロイック膜30bは、R光を反射させ、G光及びB光を透過させる。クロスダイクロイックプリズム30は、それぞれ異なる側から入射したR光、G光及びB光を出射させる。投写レンズ14は、クロスダイクロイックプリズム30で合成された特定の振動方向の偏光光であるs偏光光を投写させる。
図1に戻って、非球面ミラー15は、投写レンズ14に対向する位置に設けられている。非球面ミラー15は、非球面形状の曲面を有する。非球面ミラー15は、反射により、投写レンズ14からの光を、主に水平方向について広角化させる。また、非球面ミラー15は、投写レンズ14からの光を折り曲げて出射部16の方向へ進行させる。非球面ミラー15は、例えば、樹脂部材等を有する基材上に反射膜を形成することにより構成できる。反射膜としては、高反射性の部材の層、例えばアルミニウム等の金属部材の層や誘電体多層膜等を用いることができる。また、反射膜の上には、透明部材を有する保護膜を形成することとしても良い。非球面ミラー15は、曲面形状とすることで、光の折り曲げと広角化とを同時に行うことが可能となる。投写レンズ14のみならず非球面ミラー15にて光を広角化することで、投写レンズ14のみにより光を広角化させる場合より投写レンズ14を小型にすることができる。非球面ミラー15は、画像の歪みを補正できるように形状を適宜変更しても良い。
非球面ミラー15は、一部を筐体17外部にはみ出させて配置されている。非球面ミラー15からの光を筐体17外部へ出射させる出射部16は、筐体17に形成された開口部と非球面ミラー15とによって囲まれた部分である。なお、プロジェクタ11は、光学エンジン13から非球面ミラー15までの各部を完全に筐体17内に収納することとしても良い。また、投写レンズ14と非球面ミラー15との間に、光路を折り曲げるためのミラーを設けることとしても良い。プロジェクタ11は、例えば床面、机、サイドボード等に設置することができる。プロジェクタ11は、コンパクトな構成であるため、容易に設置場所を確保することができる。
図3は、プロジェクタ11の光学系を模式的に表したものである。投写レンズ14は、光軸AXを有する。非球面ミラー15は、中心軸に関して略回転対称な形状、例えば、円錐形状のうち頂点部以外の一部を切り取った形状とすることができる。ここで、非球面ミラー15の中心軸は投写レンズ14の光軸AXと略一致している。本実施例では、非球面ミラー15の中心軸を非球面ミラー15の光軸とする。従って、投写レンズ14及び非球面ミラー15は、光軸が略一致するように配置されている。スクリーン12の法線Nは、投写レンズ14の光軸及び非球面ミラー15の光軸と略平行である。投写レンズ14及び非球面ミラー15は、いずれも共通の光軸AXを持つ、いわゆる共軸光学系を構成している。また、投写レンズ14及び非球面ミラー15は、画像信号に応じて変調された光を光軸AXに対して特定の側へシフトさせて進行させる、いわゆるシフト光学系を構成している。
具体的には、画像信号に応じて変調された光を光軸AXに対して特定の側、つまり図3における紙面上側へシフトさせて進行させている。一方、光学エンジン13中のクロスダイクロイックプリズム30の出射面に仮想的に形成される像面の中心法線は、光軸AXに対して平行であり、かつ特定の側とは反対側、即ち光軸AXに対して図3における紙面下側にシフトしている。かかる構成により、プロジェクタ11は、スクリーン12に対して大きな入射角をなす光を入射させる。入射角は、スクリーン12の法線Nと入射光線とがなす角度である。プロジェクタ11からの投写光は、スクリーン12の法線Nの方向以外の方向から入射させる光であって、特定の振動方向の偏光光であるs偏光光である。
共軸光学系を採用することにより、通常の共軸系の設計手法を採用することが可能である。よって、光学系の設計工数を少なくし、かつ収差が少ない光学系を実現することができる。また、非球面ミラー15を光軸AXに関して略回転対称な形状とすることで、非球面ミラー15の光軸と他の構成の光軸とを容易に一致させることが可能となる。非球面ミラー15は軸対称の非球面形状となることから、旋盤等の簡易な手法により加工を行うことができる。よって、非球面ミラー15を容易かつ高い精度で製造することができる。
プロジェクションシステム10は、投写レンズ14及び非球面ミラー15を用いることで、画角θを少なくとも150度以上、例えば160度とする超広角光学系を採用している。さらに、超広角化させたうちの一部の角度範囲のみを使用するシフト光学系とすることで、光の進行方向を揃えることが可能である。本実施例の場合、例えば、スクリーン12における最小入射角度は70度、最大入射角度は80度となる。シフト光学系を採用することにより、スクリーン12へ入射する光の角度差を10度程度以内とすることが可能となる。
図4は、スクリーン12の要部断面構成を示す。フレネルレンズ31は、スクリーン12のうちプロジェクタ11からの投写光L1を入射させる入射面に設けられている。フレネルレンズ31は、特定の振動方向の偏光光であるs偏光光を角度変換して出射させる角度変換部である。フレネルレンズ31は、複数のプリズム34を並列させて構成されている。プリズム34は、三角形状の断面をなし、投写光L1が入射する側の第1面35、及び第1面35に隣接する第2面36を有する。
偏光選択透過部32は、フレネルレンズ31に対して投写光L1が入射する側とは反対側に設けられている。偏光選択透過部32は、特定の振動方向の偏光光であるs偏光光を選択的に透過させる。偏光選択透過部32としては、例えば、ポリビニルアルコール(PVA)偏光フィルムを用いることができる。反射部33は、偏光選択透過部32に対してフレネルレンズ31が設けられた側とは反対側に設けられている。反射部33は、偏光選択透過部32からの光を反射させる。反射部33としては、高反射性部材、例えば金属部材により構成された金属膜を用いることができる。フレネルレンズ31は、反射部33に対して投写光L1の入射側に設けられている。偏光選択透過部32は、反射部33及びフレネルレンズ31の間に設けられている。フレネルレンズ31と偏光選択透過部32とは、互いに密着している。また、偏光選択透過部32と反射部33とは、互いに密着している。
フレネルレンズ31は、第1面35から投写光L1を入射させる。第1面35からフレネルレンズ31へ入射した投写光L1は、偏光選択透過部32へ入射する。s偏光光である投写光L1は、偏光選択透過部32を透過し、反射部33へ入射する。反射部33へ入射した投写光L1は、反射部33で反射した後、偏光選択透過部32へ入射する。そして、投写光L1は、偏光選択透過部32及びフレネルレンズ31を透過する。フレネルレンズ31は、第2面36から投写光L1を射出させる。フレネルレンズ31は、第1面35及び第2面36での屈折作用により、投写光L1を角度変換させる。フレネルレンズ31での角度変換により、第1面35へ入射した投写光L1を反射部33の方向へ進行させ、かつ反射部33から第2面36へ入射した投写光L1を観察者の方向へ進行させる。観察者の方向は、例えば法線Nの方向である。
明室環境下における外光L2は、スクリーン12に対して、投写光L1とは反対の上側からスクリーン12へ入射する。外光L2は、フレネルレンズ31の第2面36へ入射する。ランダムな偏光成分を持つ外光L2のうちp偏光成分は、偏光選択透過部32で吸収される。これにより、外光L2のうち約半分がカットされる。外光L2のうちs偏光成分は、偏光選択透過部32を透過した後、反射部33で反射する。反射部33で反射した外光L2は、偏光選択透過部32及びフレネルレンズ31を透過した後、観察者の方向以外の方向である下側へ出射する。以上により、投写光L1を選択的に観察者の方向へ進行させ、かつ観察者の方向へ進行する外光L2を低減させることができる。
図5は、フレネルレンズ31の平面構成を示す。プリズム34は、光軸AXを中心とする同心円状に配置されている。同心円状にプリズム34を配置することにより、観察者の方向へ光を正確に角度変換することが可能となる。ここではフレネルレンズ31上に光軸AXが存在する場合を示しているが、光軸AXがフレネルレンズ31上以外の位置にある場合も、光軸AXを中心とする同心円状にプリズム34を配置する構成にできる。
光軸AXから大きくシフトさせてスクリーン12を配置する構成の場合、図6に示すように、フレネルレンズ31は、一定の方向である水平方向に沿って形成された複数のプリズム34を備える構成としても良い。光軸AXから大きくシフトさせてスクリーン12を配置する場合、水平方向に沿って形成されたプリズム34は、光軸AXを中心とする同心円状に形成されたものと同視できる。よって、水平方向に沿って形成されたプリズム34を用いることで、観察者の方向へ投写光L1を正確に角度変換できる。また、一定の方向に沿うプリズム34は、容易に形成できる。これにより、光軸AXから大きく投写光L1をシフトさせる場合に、容易に形成可能な構成により高輝度かつ輝度ムラが低減された画像を表示することが可能となる。なお、フレネルレンズ31は、プリズム34を等ピッチに並列させる構成に限られない。プリズム34の配置は、投写光L1の入射角度に応じて適宜変更しても良い。
角度変換部であるフレネルレンズ31を用いた角度変換により、観察者の方向へ効率的に投写光L1を進行させ、輝度を向上させることができる。また、外光L2に対する投写光L1の指向性を高められるため、明室環境下におけるコントラストも向上させることができる。さらに、フレネルレンズ31、偏光選択透過部32、反射部33を組み合わせれば良いことから、簡易な構成とすることができる。これにより、簡易な構成によって高輝度かつ高コントラストな画像を得ることができるという効果を奏する。角度変換部は、フレネルレンズ31を用いる場合に限られない。投写光L1を角度変換可能であれば良く、例えば、複数のプリズム層を積層させた構成であっても良い。本実施例のスクリーン12は、反射部33を取り除いた構成とすることで、投写光L1を透過させる透過型スクリーンに応用しても良い。
図7は、本実施例の変形例1に係るスクリーン40の要部断面構成を示す。スクリーン40は、光を拡散させる第1面43、及び第2面44を備えることを特徴とする。第1面43及び第2面44は、光を拡散させる光拡散部である。第1面43及び第2面44は、微小な凹凸が施されている。フレネルレンズ41は、プリズム42の第1面43、第2面44の部分以外については、上記のフレネルレンズ31(図4参照)と同様の構成を有する。投写光L1は、第1面43及び第2面44を通過することにより、観察者側にて拡散する。これにより、良好な視野角特性を得ることができる。
また、投写光L1の入射側にフレネルレンズ41を設ける構成において投写光L1の入射側に光拡散部を設けることで、投写光L1の鏡面反射を低減させることができる。光拡散部としては、微小な凹凸が施された第1面43及び第2面44を用いる他、例えば、光を拡散させる拡散材が分散された層を用いても良い。光拡散部は、フレネルレンズ41の入射側に設ける他、フレネルレンズ41及び偏光選択透過部32の間や、偏光選択透過部32及び反射部33の間に設けても良い。さらに、反射部33に微小な凹凸を施すことで光拡散部として機能させても良い。
図8は、本実施例の変形例2に係るスクリーン50の要部断面構成を示す。本変形例では、第1面35から入射した投写光L1は、第2面36で全反射した後、偏光選択透過部32へ入射する。フレネルレンズ31は、反射部33で反射した後の投写光L1を第2面36から射出させる。この場合、大きな入射角度で入射する投写光L1を観察者の方向へ進行させることができる。
図9は、本発明の実施例2に係るスクリーン60の要部断面構成を示す。本実施例のスクリーン60は、偏光選択散乱部61を有することを特徴とする。上記実施例1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。偏光選択散乱部61は、フレネルレンズ31に対して投写光L1が入射する側とは反対側に設けられている。偏光選択散乱部61は、特定の振動方向の偏光光であるs偏光光を選択的に散乱させる。偏光選択散乱部61としては、例えば、特定方向に分子を並列させた高分子フィルムを用いることができる。
光吸収層62は、偏光選択散乱部61に対してフレネルレンズ31が設けられた側とは反対側に設けられている。光吸収層62は、偏光選択散乱部61からの光を吸収することで、偏光選択散乱部61からの光の反射を低減させる低反射部である。光吸収層62は、光吸収部材、例えば、光吸収性樹脂を用いて構成されている。フレネルレンズ31は、光吸収層62に対して投写光L1の入射側に設けられている。偏光選択散乱部61は、光吸収層62及びフレネルレンズ31の間に設けられている。フレネルレンズ31と偏光選択散乱部61とは、互いに密着している。偏光選択散乱部61と光吸収層62とは、互いに密着している。
第1面35からフレネルレンズ31へ入射した投写光L1は、偏光選択散乱部61へ入射する。s偏光光である投写光L1は、偏光選択散乱部61で散乱する。偏光選択散乱部61で散乱しフレネルレンズ31の方向へ進行した投写光L1は、フレネルレンズ31の第2面36から出射する。外光L2は、フレネルレンズ31の第2面36へ入射する。ランダムな偏光成分を持つ外光L2のうちp偏光成分は、偏光選択散乱部61を透過し、光吸収層62で吸収される。これにより、外光L2の約半分がカットされる。
外光L2のうちs偏光成分は、偏光選択散乱部61で散乱する。偏光選択散乱部61で散乱し光吸収層62の方向へ進行した外光L2は、光吸収層62で吸収される。偏光選択散乱部61で散乱しフレネルレンズ31の方向へ進行した外光L2は、観察者の方向以外の方向へ出射する。以上により、投写光L1を選択的に散乱させて良好な視野角特性を得るとともに、観察者の方向へ進行する外光L2を低減させることができる。これにより、上記実施例1の場合と同様に、簡易な構成によって高輝度かつ高コントラストな画像を得ることができる。本実施例のスクリーン60は、光吸収層62を取り除いた構成とすることで、投写光L1を透過させる透過型スクリーンに応用しても良い。
図10は、本実施例の変形例に係るスクリーン70の要部断面構成を示す。本変形例は、偏光選択透過部32を有することを特徴とする。また、本変形例のスクリーン70は、光吸収層62に代えて反射部33が設けられている。偏光選択散乱部61は、偏光選択透過部32及びフレネルレンズ31の間に設けられている。偏光選択散乱部61と偏光選択透過部32は、互いに密着している。偏光選択透過部32と反射部33とは、互いに密着している。
偏光選択散乱部61で散乱し偏光選択透過部32の方向へ進行した投写光L1は、偏光選択透過部32を透過し、反射部33へ入射する。反射部33で反射した投写光L1は、偏光選択透過部32を透過した後、偏光選択散乱部61で散乱する。このようにして、偏光選択散乱部61にて散乱し観察者側とは逆方向へ進行した投写光L1を観察者の方向へ戻すことが可能となる。これにより、さらに輝度を向上させることができる。本実施例のスクリーン60、70は、上記実施例1の場合と同様に、表面或いは中間に光拡散部を設けても良い。
図11は、本発明の実施例3に係るスクリーン80の要部断面構成を示す。本実施例のスクリーン80は、観察者側とは反対側に設けられたフレネルレンズ81を有することを特徴とする。上記実施例1、2と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。偏光選択透過部32は、フレネルレンズ81に対して投写光L1の入射側に設けられている。偏光選択透過部32とフレネルレンズ81とは、互いに密着している。フレネルレンズ81の第1面35及び第2面36には、反射膜82が設けられている。反射膜82は、高反射性部材、例えば、金属部材をコーティングすることにより構成できる。フレネルレンズ81は、偏光選択透過部32を透過した光を、反射膜82において反射させる。フレネルレンズ81は、反射膜82での反射作用により、投写光L1を角度変換させる。
s偏光光である投写光L1は、偏光選択透過部32を透過した後、フレネルレンズ81へ入射する。フレネルレンズ81を透過した投写光L1は、反射膜82で反射する。反射膜82で反射した投写光L1は、フレネルレンズ81及び偏光選択透過部32を透過した後、観察者の方向へ進行する。ランダムな偏光成分を持つ外光L2のうちp偏光成分は、偏光選択透過部32で吸収される。これにより、外光のうち約半分がカットされる。
外光L2のうちs偏光成分は、偏光選択透過部32を透過した後、フレネルレンズ81へ入射する。フレネルレンズ81を透過した外光L2は、反射膜82で反射する。反射膜82で反射した外光L2は、フレネルレンズ81及び偏光選択透過部32を透過した後、観察者の方向以外の方向である上側へ出射する。以上により、投写光L1を選択的に観察者の方向へ進行させ、かつ観察者の方向へ進行する外光L2を低減させることができる。これにより、上記実施例1の場合と同様に、簡易な構成によって高輝度かつ高コントラストな画像を得ることができる。本実施例では、投写光L1の入射側とは反対側にフレネルレンズ81を設ける構成とすることで、フレネルレンズ81での投写光L1の鏡面反射を防止することも可能である。
図12は、本実施例の変形例に係るスクリーン90の要部断面構成を示す。本変形例は、偏光選択散乱部61を有することを特徴とする。偏光選択散乱部61は、偏光選択透過部32に対して投写光L1の入射側に設けられている。偏光選択散乱部61と偏光選択透過部32とは、互いに密着している。s偏光光である投写光L1は、偏光選択散乱部61で散乱する。偏光選択散乱部61で散乱し観察者の方向へ進行した投写光L1は、観察者側にて散乱する。投写光L1を選択的に散乱させることで、良好な視野角特性を得ることができる。
偏光選択散乱部61で散乱し偏光選択透過部32の方向へ進行した投写光L1は、偏光選択透過部32及びフレネルレンズ81を透過し、反射膜82へ入射する。反射膜82へ入射した投写光L1は、フレネルレンズ81及び偏光選択透過部32を透過した後、偏光選択散乱部61で散乱する。このようにして、偏光選択散乱部61にて散乱し観察者側とは逆方向へ進行した投写光L1を観察者の方向へ戻すことが可能となる。これにより、さらに輝度を向上させることができる。本実施例のスクリーン80、90は、上記実施例1の場合と同様に、表面或いは中間に光拡散部を設けても良い。
なお、上記各実施例のスクリーンは、均一な傾きで形成された第1面及び第2面を備えるフレネルレンズを用いる場合に限られない。例えば、図13に示すスクリーン100のように、投写光L1の入射角度に応じて第1面35、第2面36の傾きを変化させたフレネルレンズ101を用いても良い。これにより、さらに高輝度かつ輝度ムラが低減された画像を得ることができる。
図14は、本発明の実施例4に係るプロジェクションシステム110の概略構成を示す。本実施例のプロジェクションシステム110は、実施例1のプロジェクションシステム10の上下を反転させた構成を有する。本実施例のプロジェクションシステム110は、スクリーン111の鉛直上側から光を投写させる。プロジェクタ11は、例えば天井面に吊り下げて設置することができる。プロジェクタ11は、実施例1の場合と上下を反転させて設置される。
スクリーン111は、実施例1のスクリーン12の上下を反転させた構成を有する。本実施例の場合も、簡易な構成によって高輝度かつ高コントラストな画像を得ることができる。なお、プロジェクションシステムは、実施例1のプロジェクションシステム10の上下を反転させた構成とする他、90度回転させた構成としても良い。上記各実施例のスクリーンは、特定のプロジェクタ11との組み合わせによりプロジェクションシステムを構成するものに限られない。上記各実施例のスクリーンは、任意のプロジェクタと組み合わせて用いるものであっても良い。
上記各実施例のスクリーンは、投写光L1としてs偏光光を入射させるものである他、p偏光光を入射させるものであっても良い。この場合、スクリーンは、特定の振動方向の偏光光であるp偏光光を選択的に透過させる偏光選択透過部、及びp偏光光を選択的に散乱させる偏光選択散乱部の少なくとも一方を有する構成にできる。上記各実施例のスクリーンは、近接投写を行うプロジェクタ11と組み合わせて用いるものに限られない。少なくとも、法線N(図3参照)以外の方向からスクリーンへ斜めに投写光L1を入射させる構成であれば良い。プロジェクタ11は、少なくとも法線N(図3参照)以外の方向からスクリーンへ斜めに投写光L1を入射させる構成であればよく、上述の構成に限られない。例えば、プロジェクタ11は、非球面ミラー15(図1参照)に代えて複数の反射ミラーを用いることによりスクリーン12に対して大きな入射角をなす投写光を入射させても良い。
プロジェクタ11は、投写光として特定の振動方向の偏光光を投写させることが可能であれば良く、上述の構成に限られない。例えば、空間光変調装置としては、透過型液晶表示装置に代えて、反射型液晶表示装置(Liquid Crystal On Silicon;LCOS)を用いても良い。プロジェクタ11は、色光ごとに空間光変調装置を備える構成に限られない。プロジェクタ11は、一の空間光変調装置により2つ又は3つ以上の色光を変調する構成としても良い。
光源部としては、例えば、LED以外の他の固体光源や、超高圧水銀ランプ等のランプを用いても良い。例えば、光源部として、特定の振動方向の偏光光を供給可能なレーザ光源を用いる場合、空間光変調装置としては、液晶表示装置の他、DMD(Digital Micromirror Device)、GLV(Grating Light Valve)等を用いても良い。さらに、レーザ光源を用いる場合、画像信号に応じて変調されたレーザ光を走査させることにより画像を表示する構成であっても良い。
以上のように、本発明に係るスクリーンは、スクリーンに近接した位置から光を投写させるプロジェクタと組み合わせる場合に適している。
本発明の実施例1に係るプロジェクションシステムの概略構成を示す図。 光学エンジンの概略構成を示す図。 プロジェクタの光学系を模式的に表した図。 スクリーンの要部断面構成を示す図。 フレネルレンズの平面構成を示す図。 水平方向に沿って形成されたプリズムを備える構成を示す図。 実施例1の変形例1に係るスクリーンの要部断面構成を示す図。 実施例1の変形例2に係るスクリーンの要部断面構成を示す図。 本発明の実施例2に係るスクリーンの要部断面構成を示す図。 実施例2の変形例に係るスクリーンの要部断面構成を示す図。 本発明の実施例3に係るスクリーンの要部断面構成を示す図。 実施例3の変形例に係るスクリーンの要部断面構成を示す図。 第1面、第2面の傾きを変化させた構成を説明する図。 本発明の実施例4に係るプロジェクションシステムの概略構成を示す図。
符号の説明
10 プロジェクションシステム、11 プロジェクタ、12 スクリーン、13 光学エンジン、14 投写レンズ、15 非球面ミラー、16 出射部、17 筐体、W 壁面、21 超高圧水銀ランプ、22 インテグレータ、23 偏光変換素子、24 反射ミラー、25 第1ダイクロイックミラー、26 第2ダイクロイックミラー、27 リレーレンズ、28 反射ミラー、29R R光用空間光変調装置、29G G光用空間光変調装置、29B B光用空間光変調装置、30 クロスダイクロイックプリズム、30a 第1ダイクロイック膜、30b 第2ダイクロイック膜、AX 光軸、N 法線、31 フレネルレンズ、32 偏光選択透過部、33 反射部、34 プリズム、35 第1面、36 第2面、40 スクリーン、41 フレネルレンズ、42 プリズム、43 第1面、44 第2面、50 スクリーン、60 スクリーン、61 偏光選択散乱部、62 光吸収層、70 スクリーン、80 スクリーン、81 フレネルレンズ、82 反射膜、90 スクリーン、100 スクリーン、101 フレネルレンズ、110 プロジェクションシステム、111 スクリーン

Claims (9)

  1. 特定の振動方向の偏光光を入射させる反射型スクリーンであって、
    前記特定の振動方向の偏光光を選択的に散乱させる偏光選択散乱部と、
    前記特定の振動方向の偏光光を角度変換して出射させる角度変換部と、
    前記特定の振動方向の偏光光を選択的に透過させる偏光選択透過部と、を有し、
    前記偏光選択散乱部は、前記偏光選択透過部に対して前記特定の振動方向の偏光光の入射側に設けられることを特徴とするスクリーン。
  2. 光を反射させる反射部をさらに有し、
    前記角度変換部は、前記反射部に対して前記特定の振動方向の偏光光の入射側に設けられ、
    前記偏光選択透過部は、前記反射部及び前記角度変換部の間に設けられ、
    前記偏光選択散乱部は、前記偏光選択透過部及び前記角度変換部の間に設けられることを特徴とする請求項に記載のスクリーン。
  3. 前記角度変換部は、前記特定の振動方向の偏光光を入射させる第1面と、前記特定の振動方向の偏光光を射出させる第2面と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のスクリーン。
  4. 前記角度変換部は、前記特定の振動方向の偏光光を入射させる第1面と、前記第1面からの前記特定の振動方向の偏光光を前記偏光選択透過部の方向へ反射させる第2面と、を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載のスクリーン。
  5. 前記偏光選択透過部は、前記角度変換部に対して前記特定の振動方向の偏光光の入射側に設けられ、
    前記角度変換部は、前記偏光選択透過部を透過した前記特定の振動方向の偏光光を反射させることを特徴とする請求項に記載のスクリーン。
  6. 光を拡散させる光拡散部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のスクリーン。
  7. 前記角度変換部は、略一定の方向に沿って形成された複数のプリズムを備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のスクリーン。
  8. 画像信号に応じた特定の振動方向の偏光光を投写させるプロジェクタと、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載のスクリーンと、を有することを特徴とするプロジェクションシステム。
  9. 前記プロジェクタは、前記スクリーンの法線以外の方向から前記スクリーンへ前記特定の振動方向の偏光光を入射させることを特徴とする請求項に記載のプロジェクションシステム。
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