JP5117058B2 - アクチュエータケースおよび超音波モータ - Google Patents

アクチュエータケースおよび超音波モータ Download PDF

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Description

本発明は、X−Yステージ等の駆動に好適な圧電アクチュエータを保持するためのアクチュエータケースと、このアクチュエータケースを用いて構成された超音波モータに関する。
圧電セラミックスを、所謂、L1B2共振モードで駆動する圧電アクチュエータが知られており、近時、X−Yステージやリニアモータ、回転ステージ等の駆動機構に応用されている(例えば、特許文献1参照)。
図5はL1B2共振モードによる圧電アクチュエータの駆動態様を示す説明図である。L1B2共振モードは、図5上側に示す長手方向での伸縮一次共振(L1)モードと、図5下側に示す幅方向での曲げ二次共振(B2)モードの重ね合わせ(縮退)によって、振動の腹の部分が楕円運動を行う共振をいう。
このL1B2共振モードで駆動する圧電アクチュエータは、圧電板の一方の主面に2行2列の電極部を形成して対角に位置する2個の電極部どうしをリード線で接続し、他方の主面にグランド(アース)電極を設け、圧電板の側面に駆動対象物に当接する摺動部材を設けた構造となっており、一般的に2組の電極部に位相を90度ずらした電圧を印加して駆動する。
図6はこの圧電素子90の長辺の両端側にそれぞれ被駆動体94に当接する摺動部材92を設けた場合の駆動形態を示している。この図6に示されるように、2つの摺動部材92には位相が180度ずれた楕円運動が生じ、こうして交互に被駆動体94に摩擦力が作用することで、被駆動体94を動かすことができる。
しかしながら、この図6に示されるように、圧電素子90にはS字型が反転するような複雑な動きが生じるために、圧電素子90をどのようにして保持するかによってモータとしての性能が左右され、また圧電素子90の生産性にも影響を与える場合がある。
例えば、圧電素子90の主面の中心であるP点を不動点とすることができるので、この部分に圧電素子90の厚さ方向に貫通孔を設け、この貫通穴に棒部材を挿通させて、さらにこの棒部材を保持することにより圧電素子90を保持することができる(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、この保持方法では、圧電素子90に回転ぶれが発生しやすく、圧電素子90を安定して保持することが難しい。そのため、被駆動体に与える推力が安定せず、被駆動体の動作制御の精度を高く維持することは困難である。また、圧電素子90の製造段階において、穴開け加工が必要になるために製造コストが高くなり、また加工の失敗によって生産性が低下するおそれがある。
特開平7−184382号公報(図1、段落[0029]〜[0031]等) 特開平5−137359号公報(図16等)
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、L1B2モードで駆動する圧電アクチュエータを簡単な構造で、かつ、その動きを阻害しないように安定して保持することができるアクチュエータケースと、このアクチュエータケースを用いた超音波モータを提供することを目的とする。
すなわち本発明によれば、凹型形状を有し、L1B2モードで駆動される矩形板状の圧電アクチュエータの一方の側面部の一部を把持する底壁部と、圧電アクチュエータの2カ所の端面部の一部をそれぞれ把持する2つの側壁部とを有する第1ケース部と、第1ケース部を嵌挿保持する凹型の第2ケース部と、円柱形状を有し、中心軸が圧電アクチュエータの主面に垂直になり、第1ケース部の外壁及び第2ケース部の内壁に接触するように回転自在に配置される円柱部材と、第1ケース部を、円柱部を介して第2ケース部に押圧するように第1ケース部と第2ケース部との間に配置される第1付勢部材と、を備えるアクチュエータケースが提供される。
このアクチュエータケースは、第1ケース部を嵌挿保持する凹型の第2ケース部と、第1ケース部の一方の側壁部を圧電アクチュエータに押し付けるようにこの一方の側壁部と第2ケース部との間に設けられた第1付勢部材と、第1ケース部の底壁部を圧電アクチュエータに押し付けるようにこの底壁部と第2ケース部との間に設けられた第2付勢部材とをさらに具備する構造とすることが好ましく、このような構造においては、第2ケース部において第1ケース部の他方の側壁部と対向している面が、円柱部材の側面の一部により押圧される所定の固定面となる。
第1ケース部には樹脂材料が好適に用いられ、第2ケース部には金属材料が好適に用いられ、円柱部材には金属材料が好適に用いられる。
本発明によれば、L1B2モードで駆動される圧電アクチュエータと、このアクチュエータケースとを用いて構成された超音波モータが提供される。
本発明のアクチュエータケースは、L1B2モードで駆動される圧電アクチュエータを、コンパクトに、また確実かつ簡単に保持することができるので、圧電アクチュエータの厚さ方向での振動ぶれの発生を抑制することができる。これにより、被駆動体の動作制御を高い精度で行うことができ、しかも、高速で高推力の超音波モータを実現することができる。また、圧電素子にこれを保持するための穴部等を設ける必要がないので、圧電素子の製造も容易である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1に超音波モータの概略側面図を、図2に超音波モータの概略断面図を、示し、図3に図1中の矢視A−A断面図を、図4に図1中の矢視B−B断面図をそれぞれ示す。なお、図1に示す概略側面図は、後述する側面カバー48aが取り付けられていない状態を示している。
超音波モータ100は、L1B2モードで駆動される矩形板状の圧電アクチュエータ10と、圧電アクチュエータ10を保持するアクチュエータケース(以下「ケース」という)20とを有している。図1から図4に示されるように、圧電アクチュエータ10の長手方向をX方向、厚さ方向をY方向、幅方向をZ方向と規定することとする。
圧電アクチュエータ10は、圧電セラミックスからなる圧電板12の一方の主面(表面;Z−X面)に2行×2列の電極13(図1では電極13を明瞭に示すために電極13をドットでパターニングしている)が形成され、他方の主面(裏面Z−X面)には全面に共通電極(グランド電極)(図示せず)が形成され、圧電板12の一方の側面(X−Y面)に被駆動体たるスライダ50に当接する2個の摺動部材11が所定間隔で設けられた構造を有している。
圧電板12はその厚さ方向に分極されている。圧電板12の表面に形成された4つの電極13は、対角位置にあるものどうしがリード線等(図示せず)により電気的に2組に分かれて接続されており、各組がさらに共通電極と対になって2系統の入力端子が形成されている。これら2系統の入力端子に位相を90度ずらした電圧を印加することにより、先に図6を参照しながら説明したように、2個の摺動部材11に位相が180度ずれた楕円運動を生じさせることができる。
ケース20は、圧電アクチュエータ10を把持する第1ケース部30と、第1ケース部30を嵌挿保持する凹型の第2ケース部40を備えている。図3,図4に示されるように、第2ケース部40の側面(Z−X面)には側面カバー48a,48bが取り付けられており、スライダ50を圧電アクチュエータ10が具備する2個の摺動部材11との間で挟持するためのベアリング49が、これらの側面カバー48a,48bの間に架設されている。
第1ケース部30は、圧電アクチュエータ10の端面(Y−Z面)部をそれぞれ把持する側壁部21a,21bと、圧電アクチュエータ10において摺動部材11が取り付けられていない方の側面部を把持する底壁部21cから構成されている。
側壁部21a,21bおよび底壁部21cにはそれぞれ、圧電アクチュエータ10を把持するための爪部22a,22bおよび爪部22cが設けられている。爪部22a,22b,22cは2つの突起からなり、「把持」とはこれらの突起の間に圧電アクチュエータ10の圧電板12を挟み込むことで、圧電アクチュエータ10を保持するこという。
爪部22cを例に挙げて説明すれば、図1,図2および図4に示されるように、爪部22cを構成する2個の突起間の底の高さは、これら2個の突起が形成されている底壁部21cの基底面よりも高くなっている。つまり、圧電アクチュエータ10を構成する圧電板12の側面は、爪部22cの2個の突起間の底においてのみ底壁部21と接触している。爪部22a,22bについても同様であり、圧電アクチュエータ10を構成する圧電板12の端面は、爪部22a,22bそれぞれの2個の突起間の底においてのみ側壁部21a,21bと接触している。
このような構造とする理由は、圧電板12の端面全体を側壁部21a,21bに接触させて保持し、圧電板12の側面全体を底壁部21cに接触させて保持してしまうと、第1ケース部30により圧電アクチュエータ10に生ずる振動変位がクランプされて振動変位が小さくなってしまうので、これを防止するためである。
これらの爪部22a〜22cは、圧電板12を強固に把持する必要はないが、圧電板12がX,Y,Zの各方向に容易にはずれない程度に、爪部22a〜22cの形状(寸法)は、圧電板12の形状(寸法)を考慮して設定される。
なお、圧電板12を爪部22a〜22cに樹脂接着剤等で接着することは必要ではないが、圧電アクチュエータ10の振動が阻害されないか或いは阻害されてもそれが許容される程度に抑えられているのであれば、圧電板12と爪部22a〜22cの接触部は接着されていてもよい。その場合、圧電板12は爪部22a〜22cをそれぞれ構成する2つの突起の間の内面でのみ接着されていることが好ましい。
第1ケース部30は一体構造物であることが、その機械的強度を確保する観点から、好ましい。圧電アクチュエータ10の駆動時には圧電板12は発熱する。そのため第1ケース部30には、長時間の駆動による圧電板12の温度上昇に耐える樹脂材料が好適に用いられ、具体的には、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)等のエンジニアリングプラスチックが用いられる。
側壁部21aにはY方向に貫通する円柱状の穴部24が設けられており、この穴部24に円柱部材(以下「コマ」という)25が回転自在に挿通されている。言うまでもなく、コマ25の中心軸(コマ25の長さ方向に平行で、この方向に垂直な断面円の中心を通る軸)は、圧電アクチュエータ10の主面に垂直である。穴部24は、コマ25の曲面(側面)の一部が側壁部21aから露出するように、側壁部21aに形成されている。穴部24の内径とコマ25の外径との寸法公差は小さいことが好ましい。コマ25は、ステンレス,鋳鉄等の金属材料で構成されていることが好ましい。
第2ケース部40は、第1ケース部30の側壁部21a,21bとそれぞれ対向する外壁部26a,26bと、第1ケース部30の底壁部21cと対向する外底壁部26cから構成されている。外壁部26a,26bはボルト等を用いて外底壁部26cに連結されている。第2ケース部40には、アルミニウム,真鍮,ステンレス等の金属材料が好適に用いられる。
第1ケース部30の側壁部21bを圧電アクチュエータ10に押し付けるように、この側壁部21bと第2ケース部40の外壁部26bとの間には、第1付勢部材たる第1コイルバネ35が配設されている。この第1コイルバネ35は、側壁部21bにおいて爪部22bと背中合わせとなる位置を押圧するように、外壁部26bに形成された凹部45に収容されている。このように第1コイルバネ35が爪部22bを介して圧電アクチュエータ10をX方向に押圧することにより、圧電アクチュエータ10をX方向で確実に保持することができ、圧電アクチュエータ10がZ方向とY方向にずれ難くなる。
第1ケース部30の底壁部21cを圧電アクチュエータ10に押し付けるように、この底壁部21cと第2ケース部40の外底壁部26cとの間には、第2付勢部材たる2個の第2コイルバネ36が配設されている。これらの第2コイルバネ36は、底壁部21cにおいて爪部22cと背中合わせとなる位置を押圧するように、外底壁部26cに形成された凹部46に収容されている。
第2コイルバネ36を圧電アクチュエータ10の中心から等距離の2カ所に設けることにより、また第2コイルバネ36が爪部22cを介して圧電アクチュエータ10を押圧することにより、圧電アクチュエータ10に設けられた2個の摺動部材11を同等の力でスライダ50に押し当てることができる。これにより、超音波モータ100では高い駆動性能が得られ、また2個の摺動部材11の一方が早く摩耗する等の劣化を防止することができる。
なお、底壁部21cにおいて、爪部22cと背中合わせの位置には、凸部23が設けられており、この凸部23は、第2ケース部4を構成する外底壁部26cに形成された凹部46に挿入され、第2コイルバネ36と接触する。この凸部23および凹部46により、第2コイルバネ36を爪部22cに対して適切な位置に容易に配置することができる。
ケース20は、上述の通りの構成により、コンパクトかつ簡単な構造で圧電アクチュエータ10を安定に保持することができる。また、圧電アクチュエータ10に孔開け等の加工を行う必要がないというメリットもある。
上記の通りに構成された超音波モータ100では、第1コイルバネ35が第1ケース部30の側壁部21bを圧電アクチュエータ10側に所定の力で押し付けることによって、圧電アクチュエータ10は第1ケース部30の側壁部21aを第2ケース部40の外壁部26aに押圧する。これにより、コマ25において側壁部21aから露出している曲面部分が外壁部26aに接触し、その接触領域をX方向に押圧する。この接触領域はY方向に長く幅の狭い帯状の形態となるので、コマ25と外壁部26aとの間のY方向での摩擦力が大きくなり、コマ25がY方向で滑り難くなるが、Z方向での摩擦力は小さい。
したがって、超音波モータ100では、圧電アクチュエータ10をL1B2モードで駆動した際に、コマ25はZ方向の変位振動を阻害することなく、Y方向におけるぶれの発生を抑制する。すなわち、摺動部材11はY方向へぶれることなく、Z−X面内において楕円運動を行うことができるので、スライダ50に対する推力の付与を安定して行うことができるので、スライダ50の動作制御を高い精度で行うことができる。高速でスライダ50を移動させたり、大きな推力でのスライダ50を駆動させたりすることが可能になる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこのような形態に限定されるものではない。例えば、円柱状のコマ25を備えたアクチュエータケースについて説明したが、コマとしては、機械的強度が確保される限りにおいて、円筒形状のものを用いることができる。また、コマ25は金属材料に限定されるものではなく、弾性体を用いることもできる。さらに、コマに代えて、リニアガイドを用いることもできる。
また、コマ25の側面(曲面)を第2ケース部40の外壁部26aに押し当てる構造を取り上げたが、これの変形例として、円柱状の本体部分の端面の中心に小突起を形成し、この小突起の位置に合わせて側面カバー48a,48bにこの小突起を嵌合支持するための穴部を設けた構造としてもよい。これにより、コマ自体のY方向でのずれが抑制される。
さらに、第1ケース部30を第2ケース部40に嵌挿保持させた形態について説明したが、例えば、第2ケース部40と同等形状の凹部をリニアステージやX−Yテーブル,リニアガイド等の装置のフレームに形成すれば、その凹部に第1ケース部30,コマ25,第1コイルバネ35,第2コイルバネ36を装着してもよい。
第1,第2付勢部材としてコイルバネを取り上げたが、これに限定されるものではなく、板バネを用いることもできる。板バネはコイルバネよりも占有体積が小さいので、よりコンパクトな構造のアクチュエータケースを構成することができる。
超音波モータ素子の概略側面図。 超音波モータ素子の概略断面図。 図1中の矢視A−A断面図。 図1中の矢視B−B断面図。 L1B2共振モードの説明図。 超音波モータ素子のL1B2共振モードによる被駆動体の駆動態様を示す図。
符号の説明
10…圧電アクチュエータ、11…摺動部材、12…圧電板、13…電極、20…アクチュエータケース、21a,21b…側壁部、21c…底壁部、22a・22b・22c…爪部、23…凸部、24…穴部、25…コマ、26a・26b…外壁部、26c…外底壁部、30…第1ケース部、35…第1コイルバネ、36…第2コイルバネ、40…第2ケース部、45…凹部、46…凹部、48a,48b…側面カバー、49…ベアリング、50…スライダ、90…圧電素子、92…摺動部材、94…被駆動体、100…超音波モータ。

Claims (4)

  1. 型形状を有し、L1B2モードで駆動される矩形板状の圧電アクチュエータの一方の側面部の一部を把持する底壁部と、前記圧電アクチュエータの2カ所の端面部の一部をそれぞれ把持する2つの側壁部とを有する第1ケース部と、
    前記第1ケース部を嵌挿保持する凹型の第2ケース部と、
    円柱形状を有し、中心軸が前記圧電アクチュエータの主面に垂直になり、前記第1ケース部の外壁及び前記第2ケース部の内壁に接触するように回転自在に配置される円柱部材と、
    前記第1ケース部を、前記円柱部を介して前記第2ケース部に押圧するように前記第1ケース部と前記第2ケース部との間に配置される第1付勢部材と、
    を備えるアクチュエータケース。
  2. 記第1ケース部の底壁部を前記圧電アクチュエータに押し付けるように、前記底壁部と前記第2ケース部との間に設けられた第2付勢部材をさらに具備する請求項1に記載のアクチュエータケース。
  3. 前記第1ケース部はポリエーテルエーテルケトンで構成され、前記第2ケース部は金属で構成され、前記円柱部材は金属で構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアクチュエータケース。
  4. L1B2モードで駆動され、その一方の側面に被駆動体に当接する摺動部材を備えた矩形板状の圧電アクチュエータと、
    凹型形状を有し、前記圧電アクチュエータの一方の側面部の一部を把持する底壁部と、前記圧電アクチュエータの2カ所の端面部の一部をそれぞれ把持する2つの側壁部とを有する第1ケース部と、
    前記第1ケース部を嵌挿保持する凹型の第2ケース部と、
    円柱形状を有し、中心軸が前記圧電アクチュエータの主面に垂直になり、前記第1ケース部の外壁及び前記第2ケース部の内壁に接触するように回転自在に配置される円柱部材と、
    前記第1ケース部を、前記円柱部を介して前記第2ケース部に押圧するように前記第1ケース部と前記第2ケース部との間に配置される第1付勢部材と、
    を備えるアクチュエータケースと、
    を備える超音波モータ。
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