JP5116269B2 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5116269B2
JP5116269B2 JP2006228722A JP2006228722A JP5116269B2 JP 5116269 B2 JP5116269 B2 JP 5116269B2 JP 2006228722 A JP2006228722 A JP 2006228722A JP 2006228722 A JP2006228722 A JP 2006228722A JP 5116269 B2 JP5116269 B2 JP 5116269B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
layer
image display
display device
thermal conductivity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006228722A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008052073A (ja
Inventor
睦子 波多野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Liquid Crystal Display Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Liquid Crystal Display Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Liquid Crystal Display Co Ltd filed Critical Panasonic Liquid Crystal Display Co Ltd
Priority to JP2006228722A priority Critical patent/JP5116269B2/ja
Priority to US11/771,713 priority patent/US7372110B2/en
Publication of JP2008052073A publication Critical patent/JP2008052073A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5116269B2 publication Critical patent/JP5116269B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier
    • H01L27/12Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being other than a semiconductor body, e.g. an insulating body

Description

本発明は、電気信号を音声に変換する音波発生デバイスからなるスピーカ、感圧センサを有するタッチパネルやペン入力などの直接入力機能を表示パネルと同一基板に備えた画像表示装置に関し、特にアクティブ・マトリクス方式の画像表示装置に好適なものである。
マトリクス配列された画素の駆動素子として薄膜トランジスタ等のアクティブ素子を用いたアクティブ・マトリクス方式の表示装置(または、アクティブ・マトリクス型駆動方式の画像表示装置、あるいは単にディスプレイ装置とも称する)が広く使用されている。
この種の画像表示装置の多くは、半導体膜としてシリコン膜を用いて形成された薄膜トランジスタ(TFT)等のアクティブ素子で構成された多数の画素回路と、この画素回路に表示用信号を供給する駆動回路とを絶縁基板上に配置することで良質の画像を表示することができる。
一方、画像表示装置にスピーカシステムおよびスピーカシステムを備えた携帯端末装置および電子機器に関する従来技術を開示したものとして特許文献1がある。図23は、スピーカシステムを備えた従来の画像表示装置を搭載した携帯端末装置を説明する断面図である。この携帯端末装置1000は特許文献1に開示されたスピーカシステムである。図23に示すように、画像を表示する表示パネル21と、表示パネル21に表示された画像が透けて見えるように配置された透明パネル24と、振動板を有し電気信号に応じて振動板を振動させることにより音を放射する電気機械音響変換器22と、透明パネル24の周辺部に接続された弾性体25と、透明パネル24および表示パネル21を支持する筐体20とを備える。
表示パネル21と透明パネル24との間に形成された空間26に電気機械音響変換器22から放射された音を音孔23を通して伝達する音響伝達部材とを備え、透明パネルは、音響伝達部材により電気機械音響変換器から空間に伝達された音によって振動可能なように構成されている。表示パネル21と電気機械音響変換器22は各々異なる基板に形成されている。
引用文献2では、熱導電性の基板と、その基板上の一方の面に形成された多数の孔が形成されているナノ結晶シリコンからなる断熱層と、断熱層上に形成され、電気的に駆動される金属膜からなる発熱体薄膜とを有する音波発生装置を提案している。これは空気に熱を与えることにより空気の粗密を作り、音波を発生する装置であって、超音波音源、スピーカ音源、アクチュエータなどに有用な新しい音波発生装置とその製造方法を提供する。
特開2003−179988号公報 特開2005−73197号公報
上記引用文献1は表示パネルと電気機械音響変換器すなわちスピーカが別の基板に形成されていた。このため、小形、薄型が要求される携帯電話などの携帯端末において、配置の自由度が無い、機器が薄くするのが困難という問題があった。また、従来は圧電材料などによる機械的振動によって空気中のガスに粗密波を生じることによって音波を発生しているので、端末機器への振動が与える問題がある。さらに機械的な振動を伴うため共振点が存在し、共振点から入力周波数がずれると音圧が急減するという、共振型の周波数特性を示し、音域に制限がある。
一方、引用文献2に開示されたものは、シリコン単結晶ウエーハ基板に形成されるナノ結晶シリコンを用いているため、絶縁基板上への形成が困難であり、表示パネルとの一体形成に課題がある。
本発明は上記課題を解決することにあり、ユーザから見た画像が表示される位置と音が放射される位置とが同じで、スピーカの配置の自由度が高く、構造が簡素で集積度が高く、小型、薄型が容易で、幅広い帯域の出力を有する低消費電力のスピーカを備え、表示パネルと同一基板上に音源素子を駆動回路も内蔵可能に搭載した画像表示装置を置提供することを目的とする。
さらに本発明は、感圧センサを透明電極で構成して画素内に配置することにより、表示性能を低下されることなくタッチパネル機能を実現するアクチュエータを表示パネルと一体形成した画像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、絶縁性基板上に形成された半導体薄膜をチャネルに用いた薄膜トランジスタで駆動される画像表示装置において、本発明は以下の手段を適用する。
(1)前記絶縁性基板と同一基板上に、放熱層と断熱層および該断熱層上に形成される発熱層から構成される音波発生デバイスを備える。音波発生デバイスはスピーカの機能を持つものとする。
前記放熱層には熱伝導率がAの第1の多結晶半導体薄膜を用い、前記断熱層には前記放熱層上に形成された熱伝導率がBの第2の多結晶あるいは非晶質半導体薄膜の何れかを用いる。そして、前記発熱層として前記断熱層上に金属薄膜を形成する。前記熱伝導率Aを前記熱伝導率Bよりも大きくする。前記熱伝導率Aを前記熱伝導率Bよりも2倍以上大きくするのが好ましい。
また、本発明は、前記放熱層には熱伝導率がAの第1の金属薄膜とし、前記断熱層には前記放熱層上に形成された熱伝導率がBの第2の多結晶あるいは非晶質半導体薄膜の何れかを用いる。前記発熱層として前記断熱層上に形成される金属薄膜を形成する。前記熱伝導率Aは前記熱伝導率Bよりも大きくるる。前記熱伝導率Aを前記熱伝導率Bよりも2倍以上大きくするのが好ましい。
また、本発明では、前記放熱層を次の(1)、(2)、(3)の何れかとすることができる。(1)前記薄膜トランジスタのチャネルを構成する半導体薄膜と同一の層で構成する。(2)前記薄膜トランジスタのゲート電極と同一の層から構成する。(3)前記薄膜トランジスタのソースまたはドレイン電極と同一の層から構成する。
また、本発明では、前記断熱層を、前記薄膜トランジスタのチャネルを構成する半導体薄膜と同一の層から構成することができる。
また、本発明は、前記音波発生デバイスを、画像表示装置の画素内あるいは当該画像表示装置の周辺端部から5mm以内に配置するのが好ましい。そして、音波発生デバイスを駆動する回路の少なくとも一部を、前記絶縁基板上に形成される前記薄膜トランジスタから構成することができる。
また、本発明は、前記絶縁性基板と同一基板上に感圧デバイスを備えることができる。この感圧デバイスは、空隙を介して可視光領域で透明の2層の導電性薄膜で容量を構成するダイヤフラムから構成され、圧力の変化を前記容量で検知する。感圧デバイスは、ダイヤフラムと相互に作用する電気信号に応じて振動して音響によるレスポンスを生成する機能を有し、表示領域にタッチパネルやペン入力による直接入力機能を内蔵するのに好適である。
また、本発明は、前記絶縁性基板上に、マトリクス状に配置された画素と前記画素をマトリクス駆動する走査線駆動回路及び信号線駆動回路とを設けて、少なくとも前記信号線駆動回路を薄膜トランジスタで構成する。
また、本発明の画像表示装置として、前記絶縁性基板に対して、所定の間隔で対向配置された対向基板と、前記絶縁性基板と前記対向基板との間に封入された液晶とで構成した液晶表示装置とすることができる。
また、本発明の画像表示装置として、前記画素が有機EL層を有する自発光素子で構成した有機EL表示装置とすることができる。
さらに、本発明による画像表示装置は、ガラスやプラスチックなどの安価な絶縁性基板上に高性能、高信頼で動作し、デバイス間の均一性が優れた、高特性の半導体薄膜トランジスタを有するアクティブ・マトリクス基板を備えたものとすることができる。
なお、本発明は、上記の構成および後述する本発明の詳細な説明に記載の構成に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された発明の技術思想を逸脱することなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
本発明によれば、画像表示装置のディスプレイ面の一部又はディスプレイ面全体を音響出力用のスピーカとして利用できる。特に、携帯電話機では、その受話音声出力用のスピーカとして利用できる。これにより、ディスプレイ面から音を放射できるため、映像と一致した自然で臨場感ある再生音を実現できる効果がある。
また、本発明によれば、ディスプレイ面におけるスピーカの配置の自由度が高く、構造が簡素で集積度が高く、小型、薄型が容易であり、幅広い帯域の出力を有する低消費電力のスピーカを表示の画質を保ったままディスプレイと同一基板上に形成でき、受話音が聞き取りやすくなるという効果を奏する。
さらに、感圧センサを透明電極で構成して画素内に配置することにより、表示性能を低下されることなくタッチパネル、ペン入力などの画面直接入力機能、検知圧力を用いたアクチュエータ(加速度センサなど)機能を表ディスプレイに内蔵することができ、薄型で小型で高画質の画像表示装置が得られる。
以下、本発明の最良の実施形態について、実施例の図面を参照して詳細に説明する。なお、ここでは半導体薄膜としては、主にシリコン(Si)を用いることを想定しているが、Ge,SiGe,化合物半導体、カルコゲナイドなどの薄膜材料を用いても同様の効果がある。以下に示す実施の形態においては、一般的であるシリコンで説明する。
また、本発明は、画像表示装置の絶縁性基板はガラスに限るものではなく、他の絶縁性基板、例えばプラスチック基板、フィルム、シリコンウエハ上に形成された同様の半導体膜の改質等にも同様に適用できる。さらに、画像表示装置には、液晶表示装置を用いることを想定しているが、有機EL表示装置(有機ELディスプレイ)、電気泳動ディスプレイなどに適用しても、同様の効果が得られる。
図1は、本発明の実施例1を説明する音波発生デバイス内蔵の液晶表示装置の断面構造図である。図2は、ポリシリコン薄膜トランジスタPTFTの構成を表す断面構造図である。図3は、本発明の音波発生デバイスの原理を説明する図で、図3(a)は構造説明用断面図、図3(b)は動作波形図である。
図1に示すように、本発明の実施例1の液晶表示装置には、液晶を駆動する、あるいはドライバ回路を構成するポリシリコンからなる薄膜トランジスタPTFTが形成された薄膜トランジスタ(TFT)基板500とカラーフィルタ基板502とが対向している。カラーフィルタ基板502には、ブラックマトリクス503で区画されたカラーフィルタ504が形成され、その上にオーバコート層507を介して共通電極(対向電極)505が形成されている。TFT基板500には薄膜トランジスタPTFTと音波発生デバイスSP01が形成されている。
そして、TFT基板500とカラーフィルタ基板502の間に液晶層401が封入され、周辺をシール509で封止されている。液晶層401の液晶分子が電界の印加で配向が制御される様子を参照符号401Aで模式的に示した。このTFT基板500とカラーフィルタ基板502の液晶層401との界面には配向膜を有するが図示は省略した。また、参照符号514は音波発生デバイスSP01に給電するための配線で後述する音波発生デバイスSP01の発熱層も構成する。また、参照符号510は外部回路との接続用のパッドを示す。TFT基板500とカラーフィルタ基板502の各外面には偏光板501が積層されている。
図2に示すように、ポリシリコン薄膜トラジスタPTFTは、ガラス基板からなるTFT基板500上に下地層とも言うバッファ膜BUF、ポリシリコンからなるチャネルCH、ゲート絶縁膜GAOXを介してゲート電極GATEが形成されている。ポリシリコン膜の厚さは50nm以上500nm以下程度であり、ソース領域/ドレイン領域SSEが形成されている。このソース領域/ドレイン領域SSEとコンタクトしてソース電極Sとドレイン電極Dがそれぞれ形成されている。なお、参照符号Bは層間絶縁膜である。ゲート電極GATEに印加する電圧で、ソース/ドレインに流れる電流を制御することができる。
図3(a)において、音波発生デバイスSP01は、低抵抗の金属配線あるいはITOやZnOなどの透明導電膜からなり電気的に駆動される発熱体薄膜(以下、発熱層とも称する)700、アモルファスシリコンからなる熱絶縁層(以下、断熱層とも称する)701、ポリシリコンからなる放熱層702の3層の薄膜から構成される熱励起型のデバイスである。
発熱層700から熱が発生し、熱伝導率の極めて低い断熱層701を設けておくことで、発熱層700の表面の空気層の温度変化が大きくなるため超音波を発生する。このデバイスは機械振動を伴わないため、周波数帯域が広い、周囲環境の影響を受け難い、微細なアレイ化も容易であるなどの特長を有している。発熱層700の両端に交流電界を印加すると、発熱層700の温度がジュールヒーティングにより交流的に変化する。このとき、断熱層701の断熱性によって断熱層701の側にはほとんど熱が伝わらないため、発熱層700の表面近傍で空気との熱交換が効率的に行われ、空気を圧縮、膨張させて音響圧力が発生する。
音響圧力に変換できなかった熱は放熱層702から放熱される。図3(b)に示すように、発生音波dは印加した交流電流周波数aの2倍の周波数になる。印加した交流電流周波数aと同じ周波数の発生音波を得たい場合は、交流電流の半分以上のエネルギーの直流電流を交流電流に重畳すればよい。発熱しても音波に変換されなかった熱は放熱層702を介して放熱されるため、発熱層700に大電力を投入して大音量を発生させることができる。また、ジュールヒーティングを利用するので、本質的に高い音響変換効率と広い周波数特性を得ることができる。さらに、音波発生デバイスは薄型・軽量であり、携帯端末への搭載に適している。
以下、この熱誘起型音波発生デバイスの発生原理についてより詳細に説明する。電気的に駆動される発熱層700に交流電流を印加した場合の表面温度の変化T(ω)は、断熱層701の熱伝導度(A)をα1、体積当たりの熱容量をC1、角周波数をωとして単位面積当たりのエネルギーの出入りq(ω)[W/cm2]があったとき、次式(1)で与えられる。
T(ω) =(1−j) / √2 ) (1 / √ωα1 C1 ) q (ω) (1)
α1: 断熱層の熱伝導率
C1: 体積あたりの熱容量
q (ω):単位面積あたりのエネルギーの入出(=入力電力)
発生する音圧P(ω)は(2)式のようになる。
P(ω) =A x (1 / √α1 C1 ) q (ω) (2)
すなわち、図3(b)に示すように超音波周波数の信号を発生する信号源から供給された周波数fの交流電流aによって発熱体薄膜から発生する熱bが周囲の媒体である空気と熱交換することにより空気の温度変化cが起こる。これが空気の粗密波を生み出し、周波数2fの音波dを発生する。
ここで、上記の式(2)より、発生する音圧P(ω)は単位面積当たりのエネルギーの出入りq(ω)、すなわち入力電力に比例し、熱絶縁層の熱伝導度α、体積当たりの熱容量Cが小さいほど大きくなり、熱伝導度(α1)と熱容量(C1)の積の1/2乗に反比例することがわかる。さらに、断熱層701と放熱層702の熱的コントラストが重要な役割を果たす。すなわち、熱伝導率(α1)、体積当たりの熱容量(C1)を持つ断熱層701の厚さをLとし、その下に熱伝導率(α2)、熱容量(C2)とも断熱層701より大きな放熱層702がある場合、次式(3)程度の断熱層701の厚み(交流成分の熱拡散長)をとると、発熱の交流成分は断熱し、発熱体の熱容量のため発生する直流成分の熱は、大きな熱伝導率(α2)の放熱層702に効率良く逃すことができる。
L=√( 2 α1 / ω C1) (3)
断熱層701として熱伝導率(α1)と熱容量(C1)が小さい材料であるアモルファス半導体薄膜を適用し、直流成分の熱を逃すための放熱層702として熱伝導率(α2)と熱容量(C2)の大きな材料として結晶性の高い多結晶半導体薄膜を適用することにより、簡単な積層膜で熱誘起型の音波発生デバイスSP01を構成することができ、画像表示装置との一体形成が可能となる。
図4は、音波発生デバイスを構成する薄膜半導体材料の非晶質/結晶構造を示す図である。図4(a)はガラス基板上に形成された音波発生デバイスの層構造を示す断面図、図4(b)は非晶質半導体薄膜、図4(c)は粒状多結晶半導体薄膜、図4(d)はラテラル成長結晶半導体を示す。なお、ガラス基板は図4(a)の放熱層702の下層にあるが、図示は省略した。
図示しないガラス基板上に低温で形成できる半導体薄膜として、半導体薄膜の結晶性の違いで、図4(b)の非晶質半導体、図4(c)の粒状多結晶半導体、粒状の膜よりも結晶欠陥が少なく、粒径が大きくより単結晶に近い図4(d)のラテラル成長結晶半導体に分類される。熱伝導率αはこの順に大きくなり、熱容量Cはこの順に小さくなる。表1に材料の組み合わせを示す。
Figure 0005116269
表1の(1)に示すように、断熱層701に非晶質半導体、放熱層702に粒状多結晶半導体を適用することにより、熱的コントラストを与えることができる。例えば、アモルファスシリコンの熱伝導率(α1)は1.0W/mK以下、熱容量(C1)は約5×105 J/m3Kであり、粒状ポリシリコンの熱伝導率(α2)は約10W/mK、熱容量(C2)は約106 J/m3K程度より小さい。(2)に示すように、断熱層701に粒状多結晶半導体、放熱層702にラテラル成長結晶半導体を適用することによっても熱的コントラストをつけることができる。ラテラル成長シリコン膜の熱伝導率(α2)は約100W/mKと大きい。(3)に示すように、断熱層701に非晶半質導体、放熱層702にラテラル成長結晶半導体を適用することによって、最も大きな熱的コントラストをつけることができる。なお、熱的コントラストをつけるには、α2はα1の2倍以上であることが望ましい。これは、シリコンの結晶性をさせることで実現できる。
発熱層700としては低抵抗の膜であれば材質は特に限定されない。例えば、金、アルミニウム、ニッケル、白金、タングステン、などを用いることができる。これらの材料を、真空蒸着、スパッタなどで成膜することができる。ITOやZnOなどの透明な導電膜を適用することで、表示性能を低下させることなくスピーカを内蔵することができるので、これらITOやZnOは発熱層700として、より適していると言える。また、膜厚は熱容量を小さくするためにできるだけ薄くすることが好ましいが、適当な抵抗にするために10nm〜100nmの範囲で選択する。
なお、実施例1のTFT基板500における音波発生デバイスSP01の配置は、後述する実施例2の音波発生デバイスSP01の配置と同様に説明される。
図5は、本発明の実施例2を説明する音波発生デバイス内蔵の液晶表示装置の断面構造図である。画像表示装置としての液晶表示装置の構成は図1で説明した実施例1と同様である。実施例2では、実施例1で説明した音波発生デバイスSP01に加えて、音波発生デバイスSP02をTFT基板500側の周辺に内蔵した画像表示装置である。液晶表示装置は、外部回路と接続するために、TFT基板500側の方がカラーフィルタ基板502よりも大きい。すなわちTFT基板500の周辺に音声発生デバイスSP02を配置することができ、より空気の振動への変換効率を高めることが可能となる。
なお、図5には音波発生デバイスSP01と音波発生デバイスSP02を画像表示装置に内臓させたものとして示したが、TFT基板500の周辺に配置される音声発生デバイスSP02のみとすることもできる。
図6は、本発明の実施例2の画像表示装置の構成を説明する要部平面図である。図6(a)はTFT基板、図6(b)はカラーフィルタ基板を示す。TFT基板500には、垂直系周辺回路DRVに接続する複数の走査(ゲート)線GLと、水平系周辺回路DRHに接続する複数の信号(データ)線DLが設けられている。ゲート線GLとデータ線DLで囲まれた部分のそれぞれに画素GASOが形成されている。垂直系周辺回路DRVにはゲート線駆動回路を有し、水平系周辺回路DRHにはデータ線駆動回路を有している。
図5に示したように、スピーカとなる音声発生デバイスSP01は画素内に配置、音声発生デバイスSP02はTFT基板500の周辺領域に配置されている。ここでは、各ゲート線に関して、あるいは各データ線に関して斜め方向に隣接する画素に音声発生デバイスSP01を配置している。なお、音声発生デバイスSP01は全ての画素に配置してもよく、表示領域内に任意に点在させることもできる。また、音声発生デバイスSP02はTFT基板500の周辺において、他の回路が形成されない空部分の任意箇所に形成することができる。
このように、実施例2ではスピーカの配置の自由度が高く、構造が簡素で集積度が高い。音波発生デバイスを駆動する音声出力回路の少なくとも一部を、例えば垂直系周辺回路DRVに作り込むことができる。音声出力回路は薄膜トランジスタから構成され、TFT基板500に周辺回路と共に形成される。この音声出力回路への音声信号はパッド510から供給される。
カラーフィルタ基板502には3色のカラーフィルタ(R、G、B)504がTFT基板500の各画素に対応して配置されている。なお、通常、3色のカラーフィルタ(R、G、B)の間にはブラックマトリクスが充填されている。縦電界(TN)方式の液晶表示装置では、このカラーフィルタ(R、G、B)504の上に共通電極(あるいは、対向電極)が形成される。横電界(IPS)方式では、対向電極はTFT基板側の各画素内に形成される。
次に、本発明の画像表示装置の製造方法の実施例について図7Aから図7Gを参照して説明する。先ず、アクティブ・マトリクス基板となる絶縁基板として、厚さが0.3mm乃至1.0mm程度で、好ましくは400°C乃至600°Cの熱処理で変形や収縮の少ない耐熱性のガラス基板500を準備する。好ましくは、このガラス基板500の上に熱的、化学的なバリア膜として機能するおよそ約140nm厚のSiN膜および約100nm厚のSiO膜をCVD法で連続かつ均一に堆積して、下地膜BUFとする。このガラス基板500と下地層BUF上にCVD等の手段でアモルファスシリコン膜ASIを形成する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・図7A。
次に、エキシマレーザなどのレーザ光を矢印方向に走査し、アモルファスシリコン膜ASIを溶解し、結晶化してガラス基板500上のアモルファスシリコン膜ASI全体をポリシリコン膜PSIに改質する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・図7B。
なお、エキシマレーザ光ELAに替えて、他の方法、例えば固体パルスレーザアニールによる結晶化、パルス変調レーザによる結晶化、ランプによる結晶化、シリコン膜の形成時にポリシリコン膜となるCat−CVD膜、SiGe膜なども採用することもできる。
ホトリソグラフィー法を用いてポリシリコン膜のタイルPSIに加工し、薄膜トランジスタを作り込むアイランドを形成する。さらに、ゲート絶縁膜GAOXを形成する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・図7C。
ここで、ポリシリコン膜で音波発生デバイスSPI01の放熱層702を構成する。この上に断熱層701としてアモルファスシリコン膜を形成する。・・・・・・・図7D。
薄膜トランジスタを形成する領域に閾値を制御するため、不純物のイオン注入を行なった後、スパッタリング法またはCVD法を用いて薄膜トランジスタのゲート電極GATE、および発熱層700を形成する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・図7E。
不純物のイオン注入によりソース・ドレイン領域SSEを形成する。・・・・図7F。
不純物を活性化した後、CVD法等で層間絶縁膜Bを形成し、ホトリソグラフィー法により層間絶縁膜Bとゲート絶縁膜GAOXにコンタクトホールを形成し、このコンタクトホールを介してトランジスタのソース・ドレインSSEに配線用の金属層を接続し、配線S,Dを形成する。図示しないが、この上に、層間絶縁膜を形成し、さらに保護絶縁膜を形成する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・図7G。
以上のプロセスにより、ポリシリコンからなる薄膜トランジスタPTFTと音波発生デバイスSPI01を同一TFT基板500上に形成することができる。
実施例2によれば、画面全体から音を放射できるため、映像と一致した自然で臨場感ある再生音を実現できる効果がある。またスピーカの配置の自由度が高く、構造が簡素で集積度が高く、小型、薄型が容易であり、幅広い帯域の出力を有する、低消費電力のスピーカを、表示性能を犠牲にすることなく表示パネルと同一基板上に形成できる。音波発生デバイスの配置は図6での説明と同様である。
図8は、本発明の実施例3を説明する音波発生デバイス内蔵の液晶表示装置の断面構造図である。図9は、アモルファスシリコン薄膜トランジスタATFTの構成を表す断面構造図である。図10は、本発明の音波発生デバイスの原理を説明するための断面構造図である。図8に示すように、実施例3の液晶表示装置は、液晶を駆動するためのアモルファスシリコンからなる薄膜トランジスタATFTが形成されたTFT基板500とカラーフィルタ基板502が対向しており、その間に液晶層401が封入されている。TFT音波発生デバイスSP01は、薄膜トランジスタATFTと同一のTFT基板500上に形成されている。カラーフィルタ基板の構成は実施例1、実施例2と同様である。
図9に示すように、アモルファスシリコン薄膜トラジスタATFTは、ガラス基板からなるTFT基板500上に、モリブデンからなるゲート電極GATEを形成したあと、シリコンナイトライド膜からなるゲート絶縁膜GAOX、ノンドープのアモルファスシリコン膜ASII、n型にドーピングされたアモルファスシリコン膜ASINをCVDにより連続して製膜する。ソース電極Sとドレイン電極Dを形成しアモルファスシリコン薄膜トラジスタが完成する。チャネルの厚さは100nm以上500nm以下程度である。ゲート電極GATEに印加する電圧でソース電極Sとドレイン電極D間に流れる電流を制御することができる。
図10において、音波発生デバイスSP01は、低抵抗の金属配線あるいはITOやZnOなどの透明な導電膜からなり電気的に駆動される発熱層700、アモルファスシリコンからなる断熱層701、ゲート電極GATEと同じ材料からなる放熱層702の3層の薄膜から構成される熱励起型の音波発生デバイスである。発熱層700から熱が発生し、熱伝導率の極めて低い断熱層701を設けておくことで、発熱層の表面の空気層の温度変化が大きくなるようにして音波を発生するものである。この音波発生デバイスは機械振動を伴わないため、周波数帯域が広く、周囲環境の影響を受け難い、微細・アレイ化も容易であるなどの特長を有している。
発熱層700の両端に交流電界を印加すると、発熱層700の温度がジュールヒーティングにより交流的に変化する。このとき、断熱層701の断熱性によって断熱層701の側にはほとんど熱が伝わらないため、発熱層700の表面近傍で空気との熱交換が効率的に行われ、空気を圧縮、膨張させ音響圧力が発生する。音響圧力に変換できなかった熱は放熱層702から放熱される。音波発生デバイスの配置は図6での説明と同様である。
実施例3によれば、画面全体から音を放射できるため、映像と一致した自然で臨場感ある再生音を実現できる効果がある。スピーカ機能を有する音波発生デバイスの配置の自由度が高く、構造が簡素で集積度が高く、TFTと同じプロセスで作製できる、小型、薄型が容易であり、幅広い帯域の出力を有する、低消費電力のスピーカ表示性能を犠牲にすることなく表示パネルと同一基板上に形成できる。
図11は、本発明の実施例4である感圧デバイス内蔵の画像表示装置を構成する薄膜トランジスタ基板の断面図である。この画像表示装置の表示方式はIPS方式であるが、他の方式にも対応可能であることは言うまでもない。そして、感圧デバイスDP01が液晶素子の補助容量上層部に形成されているのも特徴である。図11中の薄膜トランジスタTFTは、画素を駆動するための薄膜トランジスタに対応し、ソース電極Sと接続された画素電極となる透明電極ITO02、並びに共通電極としての役割をしている透明電極ITO01、その二つの電極の間に形成された絶縁層CSTからなる。
透明電極ITO01と透明電極ITO02の間に印加する電界によって、液晶層401の液晶分子を回転させることができる。また、透明電極ITO01と透明電極ITO02を絶縁層CSTを介して対向させた構造で液晶素子の補助容量を構成している。感圧デバイスDP01は、透明電極ITO01と透明電極ITO02の間に空隙GAPを設けたダイヤフラムで構成されている。空隙GAPは絶縁層CSTをエッチングで除去することにより得ることができる。すなわち層数を増やすことなく、薄膜トランジスタTFTの作製プロセスと同じ工程で、ダイヤフラムを作製することができる。また、透明電極ITO01、透明電極ITO02にITO、ZnOなどの透明な導電膜を適用することにより、感圧デバイスDP01のダイヤフラムが透明であるという特徴を有する。これは表示装置と一体化する上で、開口率、透過率を低下することなく、感圧デバイスを内蔵できるので優位である。
図12は、感圧デバイスDP01の動作原理を説明する図である。図12(a)に示したように、圧力「Pressure」により空隙GAPが変わるため、感圧デバイスDP01の容量を変化させることができる。図12(b)は、横軸に圧力(Pressure)を、縦軸に容量(Capacitance)をとって、圧力に対する容量変化を示す。このように電気的な容量変化をモニタすることにより、どれくらいの圧力がかかっているかを知ることができる高感度な圧力センサを薄膜で実現することができる。
図13は、感圧デバイスDP01を画素に内蔵した本発明の画像表示装置の模式図である。図13(a)はTFT基板、図13(b)はカラーフィルタ基板を示す。TFT基板とカラーフィルタ基板の構成は前記実施例と同様である。感圧デバイスDP01は透明であるため、画像表示装置の表示性能の低下を抑制することができる。このため画素の任意な場所に感圧デバイスDP01を配置することができる。タッチパネル、ペン入力などによる表示画面への直接入力機能、音声入力のためのマイク機能をTFT基板と同じ基板上に形成できる。また、前記実施例で説明したスピーカ機能を組み合わせることも容易である。さらに、感圧デバイスDP01はアクチュエータの機能も有するため、加速度センサを内臓させることができる。
実施例4によれば、感圧センサを透明電極で構成し、画素内に配置することにより、高画質な表示性能を維持した状態で、感度が高く、薄型・軽量・狭額縁の入力機能、アクチュエータ機能などを表示パネルと一体形成した画像表示装置が得られる。
図14は、本発明の画像表示装置の第1例としての液晶表示装置の構成を説明する展開斜視図である。また、図15は、図14のZ−Z線方向で切断した断面図である。この液晶表示装置は前記した薄膜トランジスタ基板であるアクティブ・マトリクス基板を用いて液晶表示装置を製造する。図14と図15において、参照符号PNLはアクティブ・マトリクス基板SUB1とカラーフィルタ基板SUB2の貼り合わせ間隙に液晶層を封入した液晶セルで、その表裏に偏光板POL1,POL2が積層されている。また、参照符号OPSは拡散シートやプリズムシートからなる光学補償部材、GLBは導光板、CFLは冷陰極蛍光ランプ、RFSは反射シート、LFSはランプ反射シート、SHDはシールドフレーム、MDLはモールドケースである。
前記した実施例の何れかの構成を有するアクティブ・マトリクス基板SUB1上に液晶配向膜層を形成し、これにラビング等の手法で配向規制力を付与する。画素領域ARの周辺にシール剤を形成した後、同様に配向膜層を形成したカラーフィルタ基板SUB2を所定のギャップで対向配置させ、このギャップ内に液晶を封入し、シール剤の封入口を封止材で閉鎖する。こうして構成した液晶セルPNLの表裏に偏光板POL1,POL2を積層し、導光板GLBと冷陰極蛍光ランプCFL等からなるバックライト等を光学補償部材OPSを介して実装することで液晶表示装置を製造する。なお、液晶セルの周辺に有する駆動回路を含む周辺回路にはフレキシブルプリント基板FPC1,FPC2を介してデータやタイミング信号が供給される。参照符号PCBは外部信号源と各フレキシブルプリント基板FPC1,FPC2の間において、当該外部信号源から入力する表示信号を液晶表示装置で表示する信号形式に変換するタイミングコンバータ等が搭載されている。
このアクティブ・マトリクス基板を使用した液晶表示装置は、その画素回路に上記した優れたポリシリコン薄膜トランジスタ回路を配置することで、電流駆動能力に優れることから高速動作に適している。さらに、閾値電圧のバラツキが小さいために画質の均一性に優れ液晶表示装置を安価に提供できるのが特長である。
また、このアクティブ・マトリクス基板を用いて有機EL表示装置を製造することができる。図16は、本発明の画像表示装置の第2例としての有機EL表示装置の構成例を説明する展開斜視図である。また、図17は、図16に示された構成要素を一体化した有機EL表示装置の平面図である。前記した各実施例の何れかのアクティブ・マトリクス基板SUB1に有する画素電極上に有機EL素子を形成する。有機EL素子は、画素電極表面から順次、ホール輸送層、発光層、電子輸送層、陰極金属層などを蒸着した積層体から構成される。このような積層層を形成したアクティブ・マトリクス基板SUB1の画素領域PARの周囲にシール材を配置し、封止基板SUBXまたは封止缶で封止する。また、これらの代わりに、保護フィルムを用いても良い。
この有機EL表示装置は、その駆動回路領域DDRに外部信号源からの表示用信号をプリント回路基板PLBで供給する。このプリント回路基板PLBにはインターフェース回路チップCTLが搭載されている。そして、上側ケースであるシールドフレームSHDと下側ケースCASで一体化して有機EL表示装置とする。
有機EL表示装置用のアクティブ・マトリクス駆動では、有機EL素子が電流駆動発光方式であるために高性能の画素回路の採用が良質な画像の提供には必須であり、CMOS型薄膜トランジスタの画素回路を用いるのが望ましい。また、駆動回路領域に形成する薄膜トランジスタ回路も高速、高精細化には必須である。本構成例のアクティブ・マトリクス基板SUB1は、このような要求を満たす高い性能を有している。本発明のアクティブ・マトリクス基板を用いた有機EL表示装置は本構成例の特長を最大限に発揮する表示装置の1つである。
本発明は上記した画像表示装置のアクティブ・マトリクス基板に限るものではなく、また、本発明は特許請求の範囲に記載の構成および実施例に記載の構成に限定されるものではなく、本発明の技術思想を逸脱することなく種々の変更が可能である。また、画像表示装置に限るものでなく、同一のウエーハに半導体回路と音波発生デバイス、マイクロフォン、圧力センサなどを形成した半導体装置を構成できる。
図18は、本発明の画像表示装置を搭載したディスプレイパネルの外観図である。このディスプレイパネル44には、前記した本発明の実施例1〜3の何れかの画像表示装置43が組み込まれており、コンピュータ用モニタまたはテレビなどに利用される。
図19は、本発明の画像表示装置を搭載した携帯電話の外観図である。この携帯電話45には、本発明の実施例1〜4の画像表示装置43が組み込まれている。
図20は、本発明の画像表示装置を搭載した携帯端末の外観図である。この携帯端末46の表示装置43には、本発明の実施例4の画像表示装置が組み込まれている。この画像表示装置は実施例4で説明したペン入力機能のみでもよいが、実施例1〜3で説明したスピーカ機能などをも併せ持つものとすることができる。
図21は、本発明の画像表示装置を搭載したデジタルビデオレコーダの外観図である。このデジタルビデオレコーダ47のモニタ43には、本発明の実施例1〜4の画像表示装置が組み込まれている。
図22は、本発明の画像表示装置を搭載した個人認証ICカードの外観図である。この個人認証ICカード49には、本発明の実施例の薄膜半導体装置48が組み込まれている。ICカード49には認証用のデバイスが必要であるが、薄膜半導体装置48からなる感圧式指紋センサにより認証するデバイスの実現が可能である。
画像表示装置に限らず、薄膜半導体デバイスからなるスピーカ機能、マイクロフォン機能、直接入力機能を半導体装置に内蔵することにより、コンパクト、低電力が必要な電子機器を実現できる。
本発明の実施例1を説明する音波発生デバイス内蔵の液晶表示装置の断面構造図である。 ポリシリコン薄膜トランジスタの構成を表す断面構造図である。 本発明の音波発生デバイスの原理を説明する図である。 音波発生デバイスを構成する薄膜半導体材料の非晶質/結晶構造を示す図である。 本発明の実施例2を説明する音波発生デバイス内蔵の液晶表示装置の断面構造図である。 本発明の実施例2の画像表示装置の構成を説明する要部平面図である。 本発明の画像表示装置の製造方法を説明する図である。 本発明の画像表示装置の製造方法を説明する図7Aに続く図である。 本発明の画像表示装置の製造方法を説明する図7Bに続く図である。 本発明の画像表示装置の製造方法を説明する図7Cに続く図である。 本発明の画像表示装置の製造方法を説明する図7Dに続く図である。 本発明の画像表示装置の製造方法を説明する図7Eに続く図である。 本発明の画像表示装置の製造方法を説明する図7Fに続く図である。 本発明の実施例3を説明する音波発生デバイス内蔵の液晶表示装置の断面構造図である。 アモルファスシリコン薄膜トランジスタの構成を表す断面構造図である。 本発明の音波発生デバイスの原理を説明するための断面構造図である。 本発明の実施例4である感圧デバイス内蔵の画像表示装置を構成する薄膜トランジスタ基板の断面図である。 感圧デバイスの動作原理を説明する図である。 感圧デバイスを画素に内蔵した本発明の画像表示装置の模式図である。 本発明の画像表示装置の第1例としての液晶表示装置の構成を説明する展開斜視図である。 図14のZ−Z線方向で切断した断面図である。 本発明の画像表示装置の第2例としての有機EL表示装置の構成例を説明する展開斜視図である。 図16に示された構成要素を一体化した有機EL表示装置の平面図である。 本発明の画像表示装置を搭載したディスプレイパネルの外観図である。 本発明の画像表示装置を搭載した携帯電話の外観図である。 本発明の画像表示装置を搭載した携帯端末の外観図である。 本発明の画像表示装置を搭載したデジタルビデオレコーダの外観図である。 本発明の画像表示装置を搭載した個人認証ICカードの外観図である。 スピーカシステムを備えた従来の画像表示装置を搭載した携帯端末装置を説明する断面図である。
符号の説明
ATFT・・・・アモルファスシリコンTFT、PTFT・・・・ポリシリコンTFT、SP01,SP02・・・・音波発生デバイス、500・・・・TFT基板、501・・・・偏光板、502・・・・カラーフィルタ基板、503・・・・ブラックマトリックス、504・・・カラーフィルタ、505・・・・コモン電極、507・・・・オーバコート、509・・・・シール、510・・・接続パッド、513・・・・画素電極、514・・・・配線、S・・・・ソース電極、D・・・・ドレイン電極、ASII・・・・非結晶シリコン(ノンドープ)、ASIN・・・・非結晶シリコン(nドープ)、GATE・・・・ゲート電極、GAOX・・・・ゲート絶縁膜、BUF・・・・バッファ層、B・・・層間絶縁膜、700・・・発熱層、701・・・・断熱層、702・・・・放熱層、401・・・・液晶層、GASO・・・・画素、DRH・・・・水平(H)系周辺回路TFT、DRV・・・・垂直(V)系周辺回路TFT、DP01・・・・ダイヤフラム、ITO01、ITO02・・・・透明電極、CST・・・・絶縁膜、GAP・・・・空洞。

Claims (18)

  1. 絶縁性基板上に形成された半導体薄膜をチャネルに用いた薄膜トランジスタで駆動される画像表示装置であって、
    前記絶縁性基板と同一基板上に、放熱層と断熱層および該断熱層上に形成される発熱層から構成される音波発生デバイスを備え、
    前記放熱層は熱伝導率がAの第1の多結晶半導体薄膜からなり、
    前記断熱層は前記放熱層上に形成された熱伝導率がBの第2の多結晶あるいは非晶質半導体薄膜の何れかからなり、
    前記発熱層は前記断熱層上に形成される金属薄膜からなり、
    前記熱伝導率Aは前記熱伝導率Bよりも大きいことを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1において、
    前記熱伝導率Aは前記熱伝導率Bよりも2倍以上大きいことを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項1において、
    前記放熱層は熱伝導率がAの第1の金属薄膜からなり、
    前記断熱層は前記放熱層上に形成された熱伝導率がBの第2の多結晶あるいは非晶質半導体薄膜の何れかからなり、
    前記発熱層は前記断熱層上に形成される金属薄膜からなり、
    前記熱伝導率Aは前記熱伝導率Bよりも大きいことを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項1において、
    前記放熱層は熱伝導率がAの第1の金属薄膜からなり、
    前記断熱層は前記放熱層上に形成された熱伝導率がBの第2の多結晶あるいは非晶質半導体薄膜の何れかからなり、
    前記発熱層は前記断熱層上に形成される金属薄膜からなり、
    前記熱伝導率Aは前記熱伝導率Bより2倍以上大きいことを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項1において、
    前記音波発生デバイスは、スピーカの機能を有することを特徴とする画像表示装置。
  6. 請求項1において、
    前記放熱層は、前記薄膜トランジスタのチャネルを構成する半導体薄膜と同一の層から構成されることを特徴とする画像表示装置。
  7. 請求項1において、
    前記発熱層は、前記薄膜トランジスタのゲート電極と同一の層から構成されることを特徴とする画像表示装置。
  8. 請求項1において、
    前記発熱層は、前記薄膜トランジスタのソースまたはドレイン電極と同一の層から構成されることを特徴とする画像表示装置。
  9. 請求項1において、
    前記断熱層は、前記薄膜トランジスタのチャネルを構成する半導体薄膜と同一の層から構成されることを特徴とする画像表示装置。
  10. 請求項1において、
    前記音波発生デバイスは、画素内に配置あるいは画像表示装置の周辺端部から5mm以内に配置されることを特徴とする画像表示装置。
  11. 請求項1において、
    前記音波発生デバイスを駆動する回路の少なくとも一部は、前記絶縁基板上に形成される前記薄膜トランジスタから構成されることを特徴とする画像表示装置。
  12. 請求項1において、
    前記絶縁性基板と同一基板上に感圧デバイスを備えることを特徴とする画像表示装置。
  13. 請求項12において、
    前記感圧デバイスは、空隙を介して可視光領域で透明の2層の導電性薄膜で容量を構成するダイヤフラムからなり、圧力の変化を前記容量で検知することを特徴とする画像表示装置。
  14. 請求項12において、
    前記感圧デバイスは、ダイヤフラムと相互に作用する電気信号に応じて振動して音響によるレスポンスを生成するように設けられていることを特徴とする画像表示装置。
  15. 請求項12において、
    前記感圧デバイスは、タッチパネルやペン入力による直接入力機能を表示領域に内蔵されることを特徴とする画像表示装置。
  16. 請求項1において、
    前記絶縁性基板上に、マトリクス状に配置された画素と、前記画素をマトリクス駆動する走査線駆動回路及び信号線駆動回路とを備え、少なくとも前記信号線駆動回路は薄膜トランジスタを有することを特徴とする画像表示装置。
  17. 請求項16において、
    前記絶縁性基板に対して、所定の間隔で対向配置された対向基板と、前記絶縁性基板と前記対向基板との間に封入された液晶とを有することを特徴とする画像表示装置。
  18. 請求項16において、
    前記画素が有機EL層を有する自発光素子で構成されることを特徴とする画像表示装置。


JP2006228722A 2006-08-25 2006-08-25 画像表示装置 Expired - Fee Related JP5116269B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006228722A JP5116269B2 (ja) 2006-08-25 2006-08-25 画像表示装置
US11/771,713 US7372110B2 (en) 2006-08-25 2007-06-29 Display with integral sound wave generation device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006228722A JP5116269B2 (ja) 2006-08-25 2006-08-25 画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008052073A JP2008052073A (ja) 2008-03-06
JP5116269B2 true JP5116269B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=39112520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006228722A Expired - Fee Related JP5116269B2 (ja) 2006-08-25 2006-08-25 画像表示装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7372110B2 (ja)
JP (1) JP5116269B2 (ja)

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101609799B1 (ko) * 2008-10-07 2016-04-07 삼성디스플레이 주식회사 표시기판, 이의 제조방법 및 이를 갖는 표시장치
US8610155B2 (en) 2008-11-18 2013-12-17 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light-emitting device, method for manufacturing the same, and cellular phone
US8576209B2 (en) * 2009-07-07 2013-11-05 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
US8879771B2 (en) 2010-04-08 2014-11-04 Nokia Corporation Apparatus and method for sound reproduction
US8831248B2 (en) 2010-08-04 2014-09-09 Nokia Corporation Apparatus with directivity pattern
CA2808716C (en) 2010-08-23 2018-03-06 Nokia Corporation Apparatus and method for providing haptic and audio feedback in a touch sensitive user interface
KR101371749B1 (ko) * 2012-11-09 2014-03-07 현대자동차(주) 차량 제어 장치
JP2014187528A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 表示装置の画素構造及びその作製方法
CN104952370B (zh) * 2014-03-31 2019-02-05 联想(北京)有限公司 电子屏幕及其使用方法
KR102318266B1 (ko) * 2014-07-23 2021-10-27 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치 및 그 제조 방법
KR101628470B1 (ko) * 2014-08-14 2016-06-08 현대자동차주식회사 리드믹 음파 생성 패드
KR101777467B1 (ko) * 2015-07-23 2017-09-11 연세대학교 산학협력단 광대역 음향 메타물질 단위요소 및 이를 이용한 구조물
KR101795864B1 (ko) * 2015-07-28 2017-11-09 연세대학교 산학협력단 광대역 음향 메타물질 단위요소를 이용한 광대역 흡음판
CN105182583B (zh) 2015-09-17 2018-11-23 京东方科技集团股份有限公司 一种显示面板及其制备方法、显示装置及其健康监测方法
KR20170115124A (ko) 2016-04-04 2017-10-17 엘지디스플레이 주식회사 패널 진동형 음향 발생 액츄에이터 및 그를 포함하는 양면 표시 장치
US10142738B2 (en) 2016-03-28 2018-11-27 Lg Display Co., Ltd. Panel vibration type sound-generating display device
KR20170114471A (ko) 2016-04-05 2017-10-16 엘지디스플레이 주식회사 유기발광 표시 장치
KR101704517B1 (ko) 2016-03-28 2017-02-09 엘지디스플레이 주식회사 패널 진동형 음향 발생 표시 장치
KR102567200B1 (ko) * 2016-05-25 2023-08-16 엘지디스플레이 주식회사 디스플레이 패널용 기판 및 이를 포함하는 디스플레이 패널
KR102343573B1 (ko) * 2017-05-26 2021-12-28 삼성디스플레이 주식회사 플렉서블 디스플레이 장치
CN107731929B (zh) * 2017-09-28 2019-12-13 信利(惠州)智能显示有限公司 薄膜晶体管的制作方法
KR102593853B1 (ko) * 2017-12-29 2023-10-24 엘지디스플레이 주식회사 지문 인식이 가능한 표시 장치
WO2019222106A1 (en) 2018-05-18 2019-11-21 Knowles Electronics, Llc Systems and methods for reducing noise in microphones
CN109688524B (zh) * 2018-12-28 2021-01-26 上海创功通讯技术有限公司 声音拾取装置及电子设备
CN110244823B (zh) * 2019-06-19 2021-09-21 京东方科技集团股份有限公司 显示基板和显示装置
CN110310616B (zh) * 2019-06-28 2023-06-06 Oppo广东移动通信有限公司 发声装置、显示装置及终端
CN111627961B (zh) * 2020-05-19 2023-11-28 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 显示面板及其制备方法
WO2022200915A1 (ja) * 2021-03-25 2022-09-29 株式会社半導体エネルギー研究所 電子機器
CN113676797B (zh) * 2021-08-25 2024-03-01 福州京东方光电科技有限公司 一种发声装置以及显示系统

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002149085A (ja) * 2000-11-15 2002-05-22 Sony Corp タッチパネル
JP2002186097A (ja) * 2000-12-15 2002-06-28 Pioneer Electronic Corp スピーカ
JP3763570B2 (ja) 2001-06-28 2006-04-05 松下電器産業株式会社 スピーカシステム、携帯端末装置および電子機器
JP2003345267A (ja) * 2002-05-30 2003-12-03 Canon Inc 表示装置及びその製造方法
JP4712294B2 (ja) * 2002-11-08 2011-06-29 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置
SG143934A1 (en) * 2002-11-08 2008-07-29 Semiconductor Energy Lab Display appliance
KR100685684B1 (ko) * 2003-02-28 2007-02-26 노우코우다이 티엘오 가부시키가이샤 열 여기음파 발생장치
US20070080905A1 (en) * 2003-05-07 2007-04-12 Toshiba Matsushita Display Technology Co., Ltd. El display and its driving method
JP3845077B2 (ja) 2003-08-28 2006-11-15 農工大ティー・エル・オー株式会社 音波発生装置の製造方法
JP4629971B2 (ja) * 2003-12-11 2011-02-09 株式会社半導体エネルギー研究所 非直線a/d変換されたデジタル信号対応のd/a変換回路及びそれを内蔵した音声信号処理回路及び表示装置
JP3865736B2 (ja) * 2004-03-17 2007-01-10 農工大ティー・エル・オー株式会社 超音波音源および超音波センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008052073A (ja) 2008-03-06
US20080048182A1 (en) 2008-02-28
US7372110B2 (en) 2008-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5116269B2 (ja) 画像表示装置
EP3641341B1 (en) Display apparatus
KR102638061B1 (ko) 표시장치
JP5648019B2 (ja) 表示装置の作製方法
US11073914B2 (en) Vibration generation device, and display apparatus and vehicle comprising the same
JP4926426B2 (ja) 電子機器
JP4357868B2 (ja) 表示装置
CN109769176B (zh) 显示设备
WO2020252889A1 (zh) 屏幕发声显示装置
JP2001094112A (ja) 半導体装置およびその作製方法
JP5121103B2 (ja) 半導体装置、半導体装置の作製方法及び電気器具
JP2007110382A (ja) スピーカ一体型表示装置
US11483662B2 (en) Display apparatus for generating sound by panel vibration type
US11320685B2 (en) Liquid crystal display module and mobile terminal
WO2021159590A1 (zh) 一种柔性显示模组和显示装置
KR102490160B1 (ko) 전자 기기
TW202220457A (zh) 振動裝置以及包含其的裝置
TW202201977A (zh) 顯示設備
JP2005134871A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
EP4333456A2 (en) Apparatus
KR102659764B1 (ko) 표시장치
US11832056B2 (en) Vibration device and apparatus including the same
US20240056712A1 (en) Display apparatus and vehicle including the same
US20230217185A1 (en) Apparatus
US20230179926A1 (en) Apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081217

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20110218

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20110218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121009

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5116269

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees