JP5115971B2 - エアゾール容器の肩カバー - Google Patents

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Description

本発明はエアゾール容器の肩カバーに関し、詳しくは、収容物の使用後に金属製の容器体から容易に取り外しての分別廃棄が可能なエアゾール容器の肩カバーに関する。
エアゾール容器は、筒状の胴部の上端縁に肩部の下端縁を巻締めし、肩部の上端縁に蓋板(所謂マウンテンキャップ)の周縁部を巻締めして上端開口を閉塞した金属製の容器体を備え、或いは筒状の胴部上端にテーパー状の肩部を一体に連設し、肩部の上端縁に蓋板の周縁部を巻締めして上端開口を閉塞した金属製の容器体を備え、また、蓋板の中央を貫通して上方付勢状態で押込み可能にステムを突出した形態をなしているのが一般的である。これらのエアゾール容器では、通常容器体の上端部に使用者の指の保護、或いは容器の外観の向上、更にはオーバーキャップを装着するための被嵌着部の形成などを目的として肩カバーを装着している。
これらの肩カバーは合成樹脂により形成されており、従って、容器使用後には金属製の容器体から取り外しての分別廃棄が、昨今の時代状況では要求される。一方、容器使用中に肩カバーが外れる不都合は防止しなければならず、これらの目的を達成すべく種々のエアゾール容器の肩カバーが提案されている。
例えば、たわみ性を有する樹脂で肩カバーを形成し、容器体の上端部に嵌合させるリング帯状部の上面に、リング帯状部をたわませるように傾斜させることが可能な把手を設けて、肩カバーをエアゾール容器本体から取り外したい時には把手を強く摘みあげる如く構成したものが提案されている。(例えば,特許文献1参照)
また、円筒状の周面部が、エアゾール容器の肩部に対するマウンティングキャップの巻締め部の外周に係合すると共に、周面部で外周下方が包囲される環状の上面周縁部が、マウンティングキャップから突出するステムに嵌着して押下げ操作により内容物を噴出するノズルを備えた噴射ヘッド本体を包囲する。上面周辺部の一部が、周面部から分離されると共に、残りの上面周辺部にインテグラルヒンジ部を介して連結させらることにより、上方へ回動可能な円弧状の把手部として形成される如く構成したものも提案されている。(例えば、特許文献2参照)
特開平09−221181号公報 特開2003−026263公報
上記肩カバーは、それぞれ、上記した初期の目的を達成できる優れたものではあるが、未だ改良の余地がある。例えば、前者に於いて、リング帯状部をたわませるように傾斜させることが可能な把手とするにはその突出幅を比較的大きくとらなければならず、不必要な把手がじゃまとなる、そもそも把手の存在は必要がない。また、後者の場合には、把手部を引き上げて強引に容器体と肩カバーとの係合を外す如く構成しているため、それらの係合強度をあまり強くできないという不都合がある。強くすれば、把手部がヒンジ部より切断してしまう虞れがある。
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、容器使用時には強固に容器体に固定されており、弛んだり、外れたりする虞れがなく、また、使用後には極めて簡単に容器体から取り外すことができる肩カバーを提案する。また、その外観も良好であり、製造も容易に行える肩カバーを提案する。
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、容器体Aの上部外周に嵌着するとともに、内面下部に突周設した係合突条13を容器体Aの上部外周に形成された下向き段部に強制的に乗り越え係合させて上方への抜け出しを防止した装着筒部10を備え、装着筒部10の上端縁に連結部12を介して連結するとともに、内方へフランジ状に延設し、外縁部と装着筒部10とを易切断性の連結片16で連結したプルリング11を備え、連結部12の一端縁より他端縁側に傾斜下降して装着筒部10を縦断する線状の破断部15を設け、線状の破断部15の下端縁部は係合突条13に設けた切欠部13a 部分に位置する如く構成した。
本発明の肩カバーは、内面下部に突周設した係合突条13を容器体Aの上部外周に形成された下向き段部に強制的に乗り越え係合させて上方への抜け出しを防止しており、また、係合突条13は線状の破断部15の下端縁部が位置する部分のみに切欠部13a を設けることができるので、係合領域がきわめて大きく係合強度の大きいものとすることができ、使用中に外れたりズレたりする虞れがなく確実に容器体に固定されている。
また、装着筒部10に連結部12を介して連結するとともに、内方へフランジ状に延設したプルリング11を備え、また、装着筒部10を縦断する線状の破断部15を設けているため、線状の破断部15を簡単に効率良く破断することができ、特に、線状の破断部15は、連結部12の一端縁より他端縁側に傾斜下降して装着筒部10を縦断する如く構成しているため、プルリング11を所定方向に回動させるだけで極めて簡単に破断することができ、更に、線状の破断部15の下端縁部は係合突条13に設けた切欠部13a 部分に位置するため、最後まで円滑に切断することができるものである。
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の肩カバーBを装着したエアゾール容器1の一例を示すもので、エアゾール容器1は、容器体Aと、肩カバーBと、噴出ヘッドCと、オーバーキャップDとを備えている。
容器体Aは、円筒状の胴部2上端縁に肩部3の下端縁を下部巻締め部4により連結固着し、また、肩部3の上端と蓋板5の周縁部を上部巻締め部6により連結固着しており、蓋板5の中央からは上方付勢状態でステム7を突設し、内部にはステム7の押下げにより開弁して収納液を噴出する噴出機構を備えている。尚、容器体Aとして、筒状胴部の上端縁にテーパー状の肩部を一体に延設し、肩部の上端縁に巻締め部を介して蓋板周縁部を連結したものを採用しても良い。
肩カバーBは、容器体Aの外周上部に嵌合させる装着筒部10と、頂壁部を兼ねるプルリング11とを備え、装着筒部10とプルリング11とは連結部12により連結されており、合成樹脂により一体に形成されている。装着筒部10は外周上部を上向き段部を介して小径に形成し、小径部分にオーバーキャップDを嵌合可能に構成しており、内周下部を下向き段部を介して大径に形成し、この大径部分に係合突条13と係止リブ14とを設けている。更に内面には線状の破断部15を設けている。
係合突条13は装着筒部10の内周下端部に突周設しており、図2に示す如く、線状の破断部15の下端部が係合突条13と重複しない様に、所定位置に切欠部13a を設けている。係止リブ14は、係合突条13上方に所定間隔をあけて突設しており、その下面と係合突条13とで下部巻締め部4を挟持する如く構成している。係止リブ14は周方向複数突設している。尚、本例では切欠部13a 以外は連続した一本の突条として係合突条13を構成しているが、係合突条13を複数本で構成しても当然良い。
線状の破断部15はプルリング11と装着筒部10とを連結する連結部12の一端縁から他端縁側に傾斜下降し、装着筒部10を縦断する如く構成している。本例の破断部は線状の薄肉部として構成しているが、ミシン目で構成しても、或いは線状の薄肉線とミシン目とを組み合わせた構成としても良い。また、線状の薄肉部とする場合、装着筒部10の内面を凹ませた形態のものが外観上好ましいが、外面を凹ませた形態のものであっても、内外両面を凹ませたものであっても採用できる。
プルリング11は、前記連結部12を介して内方へ延設したもので、リング板状をなし、内周縁より下方へ垂壁部11a を垂設している。また、外縁部と装着筒部10とを易切断性の連結片16で連結している。連結片16は周方向適当間隔をあけて複数設けている。
上記の如く構成した肩カバーBは、容器体Aの上方よりその係合突条13を下部巻締め部4外周の下向き段部に強制的に乗り越え係合させ、また、下部巻締め部4の上面に、係止リブ14の下面を当接させて装着する。
噴出ヘッドCは、上部巻締め部6の外周に下部を嵌合させ、テーパ部を介して上部を縮径させた支持筒部20を備えており、内周下端部に突設した係合突部21を上部巻締め部6外周の下向き段部に係合させ、また、係合突部21より所定間隔をあけた上方の支持筒部20内面に突設した係止板22の下面を上部巻締め部6上面に当接させて上方への抜け出しを防止している。また、支持筒部20と一体に形成されたノズル部23を備えている。ノズル部23は、ステム7上端に液密に嵌合させた縦筒23a と、縦筒23a の上端に後端を連通して前方へ延設し、先端を支持筒部20を貫通してその前方へ突設した横筒23b とを備えている。また、支持筒部20内の横筒23b に環状の薄肉部分24を形成し、この部分から後部の横筒23b が僅かに下方への押し下げが可能に構成している。また、支持筒部20の後部上端には、ノズル部23を押し下げる際に指が侵入する凹部25を設けている。
オーバーキャップDは、周壁30上端縁より頂壁31を延設した下端開口の有頂筒状をなし、周壁30の下端部を装着筒部10の外周上部に離脱可能に嵌合させて、着脱自在に装着している。
上記の如きエアゾール容器1は、収容物を使用後、金属製の容器体Aと、合成樹脂製の他の部材である肩カバーB、噴出ヘッドC、オーバーキャップDとを分別廃棄する。オーバーキャップD及び噴出ヘッドCはそのまま上方へ引き抜けば簡単に外れる。肩カバーBを外すに当たり、まず、プルリング11を上方に引き上げることにより各連結片16を破断し、図2の二点鎖線で示す如く、プルリング11を上方に起立させ、次いで、図3の二点鎖線で示す如く、線状の破断部15に沿って装着筒部10を切断して取り外す。取り外した肩カバーBはプルリング11と切断された装着筒部10とが連結していて一体物として廃棄できる。
エアゾール容器の縦断面図である。(実施例1) 容器体に肩カバーを装着した状態の縦断面図である。(実施例1) 容器体に肩カバーを装着した状態の斜視図である。(実施例1) 肩カバーの斜視図である。(実施例1)
符号の説明
1…エアゾール容器
A…容器体
2…胴部,3…肩部,4…下部巻締め部,5…蓋板,6…上部巻締め部,
7…ステム
B…肩カバー
10…装着筒部,11…プルリング,11a …垂壁部、12…連結部,13…係合突条,
13a …切欠部,14…係止リブ,15…線状の破断部,16…連結片
C…噴出ヘッド
20…支持筒部,21…係合突部,22…係止板,23…ノズル部,23a …縦筒,
23b …横筒,24…薄肉部分,25…凹部
D…オーバーキャップ
30…周壁,31…頂壁

Claims (1)

  1. 容器体の上部外周に嵌着するとともに、内面下部に突周設した係合突条13を容器体の上部外周に形成された下向き段部に強制的に乗り越え係合させて上方への抜け出しを防止した装着筒部10を備え、装着筒部10の上端縁に連結部12を介して連結するとともに、内方へフランジ状に延設し、外縁部と装着筒部(10)とを易切断性の連結片(16)で連結したプルリング11を備え、連結部12の一端縁より他端縁側に傾斜下降して装着筒部10を縦断する線状の破断部15を設け、線状の破断部15の下端縁部は係合突条13に設けた切欠部13a 部分に位置する如く構成したことを特徴とするエアゾール容器の肩カバー。
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