JP5115907B2 - スリッター - Google Patents

スリッター Download PDF

Info

Publication number
JP5115907B2
JP5115907B2 JP2008116684A JP2008116684A JP5115907B2 JP 5115907 B2 JP5115907 B2 JP 5115907B2 JP 2008116684 A JP2008116684 A JP 2008116684A JP 2008116684 A JP2008116684 A JP 2008116684A JP 5115907 B2 JP5115907 B2 JP 5115907B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spacer
round blade
support shaft
round
web
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008116684A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009262299A (ja
Inventor
光一郎 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2008116684A priority Critical patent/JP5115907B2/ja
Publication of JP2009262299A publication Critical patent/JP2009262299A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5115907B2 publication Critical patent/JP5115907B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Description

本発明は、用紙、フィルム等のウェブを走行させながら所定の幅に切断するスリッターの技術分野に属し、特に、2枚の回転する丸刃を用いてウェブを挟み込むように切断するシェアカット方式のスリッターに関するものである。
従来、用紙やフィルム等のウェブを所定の幅に切断するスリッターとしては、切断刃を用いて溝切りや空中切りを行うレザーカット方式と、上刃と下刃の対向する2枚の回転する丸刃を用いてウェブを挟み込むように切断するシェアカット方式とがある。
シェアカット方式では、丸刃を自動的に移動させる機能を持つスリッターが知られている。すなわち、手動での固定手段を有した丸刃ホルダーを複数装着してなる回転軸と、その回転軸と平行にボールネジ軸やスライドレール等の支持軸を設置し、その支持軸上に丸刃ホルダーに接する構造を有した位置決めユニットが設置してあり、位置制御モーター等により位置決めユニット及び丸刃ホルダーを切断位置まで移動させ、手動で回転軸に丸刃ホルダーを固定させるものである。そして、スリット幅が広い製品の場合は、設置した刃と刃の間が広くなるため、ウェブのたわみを抑えることを目的にリング状や馬蹄状のスペーサーを設置することがある。
特開平3−154799号公報 特開平7−241799号公報 特開2004−160560号公報
一般に、このようなスリッターにおいてスペーサーの設置は手作業で行われている。したがって、丸刃の移動や固定を自動的に行うことができても、結局はスペーサーを設置する際に作業者が手で作業をする必要がある。このため、ロット換え等を行う際の段取り時に他の作業と並行してスペーサーの設置作業をしなければならず、作業効率が悪いという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、段取り時における作業効率の向上を図ったシェアカット方式のスリッターを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のスリッターは、2枚の回転する丸刃を用いてウェブを挟み込むように切断するシェアカット方式のスリッターであって、丸刃ホルダーを複数装着してなる丸刃用回転軸と、丸刃用回転軸に対して平行に配置され、丸刃ホルダーをその移動時に案内するホルダー用支持軸と、丸刃用回転軸に対して平行に配置され、丸刃ホルダーに当接可能な構造を有した位置決めブロックを案内する位置決めブロック用支持軸と、丸刃用回転軸に対して平行に配置され、丸刃ホルダーの間に設置されるスペーサーを複数装着してなるスペーサー用支持軸とを備え、前記スペーサーは、スペーサー用支持軸上を移動及び固定可能なブロック部分と丸刃用回転軸に向けて延設されたアーム部分とからなり、スペーサー用支持軸上の所定位置にてスペーサー用支持軸の周りで回動することにより、丸刃用回転軸に接触する設置位置と離れる退避位置との間で移動可能であることを特徴とする。
そして、上記構成のスリッターにおいて、スペーサーにおけるアームの先端部分に丸刃用回転軸に接触させるためのローラーを設けたり、さらにはウェブを支持するためのローラーを設けたりすることが好ましい。
本発明によれば、ウェブのたわみを抑えるスペーサーの設置作業は、スペーサー用支持軸を回動させてスペーサーにおけるアームの先端部分を丸刃用回転軸に被せるようにするだけで完了するので、作業者の手離れ時間を多くなることから、ロット換え等を行う際の段取り時に他の作業との並行作業効率を上げることができる。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係るスリッターの要部を示すもので、このスリッターは、上刃と下刃の対向する2枚の回転する丸刃を用いてウェブを挟み込むように切断するシェアカット方式のスリッターであって、図1(a)は下刃側の構造を示す平面図、図1(b)は同じく側面図である。
このスリッターは、丸刃1を取り付けた丸刃ホルダー2を複数装着してなる丸刃用回転軸3と、丸刃用回転軸3に対して平行に配置され、丸刃ホルダー2をその移動時に案内するホルダー用支持軸4と、丸刃用回転軸3に対して平行に配置され、丸刃ホルダー2に当接可能な構造を有した位置決めブロック5を案内する位置決めブロック用支持軸6とを有し、さらに、丸刃用回転軸3に対して平行に配置され、丸刃ホルダー2の間に設置されるスペーサー7を複数装着してなるスペーサー用支持軸8を備えている。なお、図1はスペーサー7を設置し終わってウェブを通す前の状態を示している。
スペーサー7は、スペーサー用支持軸8上を移動及び固定可能なブロック部分7aと丸刃用回転軸3に向けて延設されたアーム部分7bとからなる。そして、スペーサー用支持軸8上の所定位置にてスペーサー用支持軸8の周りで回動することにより、丸刃用回転軸3に接触する設置位置と離れる退避位置との間で移動可能になっている。
スペーサー7におけるアーム部分7bの先端は、丸刃1の外形と合うように湾曲した形状になっている。そして、アーム部分7bの先端には、図2に拡大して示すように、丸刃用回転軸3に接触させるための回転軸接触用ローラー9が設置され、さらにウェブを支持するためのウェブ支持用ローラー10が設置されている。
スペーサー用支持軸8は、一般的なシャフトやスライドレールを基本仕様とするが、ボールネジやボールスプラインとしても構わない。また、スペーサー用支持軸8はそれ自体がモーター等により回転できるようになっている。
このスペーサーの動作を図3〜図5により説明すると次のようである。
まず、すべてのスペーサー7を、スペーサー用支持軸8を中心に回動させて上方へ退避した状態にしておく。そして、このスペーサー7の退避状態で、丸刃ホルダー2の移動と固定を行う。すなわち、図3に示すように、位置決めブロック5から丸刃ホルダー2の側面に引っ掛かるようにピン5aを出し、位置決めブロック用支持軸6に沿って位置決めブロック5を移動させる。具体的には、丸刃ホルダー2を一つ一つ順にスリット幅に合わせた所定の位置までホルダー用支持軸4に沿って移動させた後、丸刃ホルダー2に設けたエアシリンダ等で丸刃ホルダー2をホルダー用支持軸4に固定する。例えば、位置決めブロック5と位置決めブロック用支持軸6が螺合していれば、位置決めブロック用支持軸6を回動させることで位置決めブロック5を移動させることができる。
丸刃ホルダー2を順次移動して固定することで全ての丸刃1をスリット間隔でセットした後、スペーサー7の移動と固定を行う。すなわち、図4に示すように、位置決めブロック5からスペーサー7のブロック部分7a側面に引っ掛かるようにピン5bを出し、位置決めブロック用支持軸6に沿って位置決めブロック5を移動させる。具体的には、スペーサー7を一つ一つ順に丸刃ホルダー2の間に位置するようにスペーサー用支持軸8に沿って移動させた後、スペーサー7のブロック部分7aに設けたエアシリンダ等でスペーサー7をスペーサー用支持軸8に固定する。スペーサー7の数はスリット間隔に左右されるが、図では隣接する丸刃ホルダー2の間に2つのスペーサー7をセットしている。
続いて、図5に示すように、位置決めブロック5を退避させてから、スペーサー用支持軸8を回動させることで、スペーサー7をそのアーム部分7b先端が丸刃用回転軸3に被さるようにスペーサー用支持軸8を中心にして降ろし、そのアーム部分7bの先端に設けた回転軸接触用ローラー9が丸刃用回転軸3に接触する状態で設置する。丸刃ホルダー2とスペーサー7をセットした後、ウェブWのパス通しを行ってスリットを開始する。このように丸刃ホルダー2の間にスペーサー7を設けたことにより、ウェブWはスペーサー7のウェブ支持用ローラー10上をスムースに通過しながら、ウェブWにたわみが生じない状態で丸刃1とそれに対向する上刃とによってスリットが行われる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明によるスリッターは、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
例えば、上記の例では、丸刃ホルダーの間にスペーサーを2つずつ配置するようにしたが、スペーサーの数は、走行するウェブがたわまないようにスリット間隔やスペーサーの幅に応じて適宜決めればよいものである。
また、上記の例では、スペーサーにウェブ支持用ローラーを設けたが、このようなローラーはウェブの種類等に応じて適宜設ければよいものである。
本発明の実施形態に係るスリッターの下刃側の構造を示す平面図と側面図である。 スペーサーを拡大して示す側面図である。 スリッターの動作を図1に対応して示す説明図である。 図3に続く動作説明図である。 図4に続く動作説明図である。
符号の説明
1 丸刃
2 丸刃ホルダー
3 丸刃用回転軸
4 ホルダー用支持軸
5 位置決めブロック
5a,5b ピン
6 位置決めブロック用支持軸
7 スペーサー
7a ブロック部分
7b アーム部分
8 スペーサー用支持軸
9 回転軸接触用ローラー
10 ウェブ支持用ローラー
W ウェブ

Claims (3)

  1. 上刃と下刃の対向する2枚の回転する丸刃を用いてウェブを挟み込むように切断するシェアカット方式のスリッターであって、丸刃ホルダーを複数装着してなる丸刃用回転軸と、丸刃用回転軸に対して平行に配置され、丸刃ホルダーをその移動時に案内するホルダー用支持軸と、丸刃用回転軸に対して平行に配置され、丸刃ホルダーに当接可能な構造を有した位置決めブロックを案内する位置決めブロック用支持軸と、丸刃用回転軸に対して平行に配置され、丸刃ホルダーの間に設置されるスペーサーを複数装着してなるスペーサー用支持軸とを備え、前記スペーサーは、スペーサー用支持軸上を移動及び固定可能なブロック部分と丸刃用回転軸に向けて延設されたアーム部分とからなり、スペーサー用支持軸上の所定位置にてスペーサー用支持軸の周りで回動することにより、丸刃用回転軸に接触する設置位置と離れる退避位置との間で移動可能であることを特徴とするスリッター。
  2. スペーサーにおけるアームの先端部分に丸刃用回転軸に接触させるためのローラーを設けたこと特徴とする請求項1に記載のスリッター。
  3. スペーサーにおけるアームの先端部分にウェブを支持するためのローラーを設けたこと特徴とする請求項1又は2に記載のスリッター。
JP2008116684A 2008-04-28 2008-04-28 スリッター Expired - Fee Related JP5115907B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008116684A JP5115907B2 (ja) 2008-04-28 2008-04-28 スリッター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008116684A JP5115907B2 (ja) 2008-04-28 2008-04-28 スリッター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009262299A JP2009262299A (ja) 2009-11-12
JP5115907B2 true JP5115907B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=41388790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008116684A Expired - Fee Related JP5115907B2 (ja) 2008-04-28 2008-04-28 スリッター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5115907B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5531543A (en) * 1978-08-23 1980-03-05 Isowa Industry Co Gathering cutter for continuous sheet material
JPS6272092U (ja) * 1985-10-23 1987-05-08
JPH04109892U (ja) * 1991-03-08 1992-09-24 東芝精機株式会社 スリツタ装置
JPH07241799A (ja) * 1994-03-03 1995-09-19 Daiei Kikai Sangyo Kk スリッターにおける切断刃の位置変更装置
JP2004160560A (ja) * 2002-11-11 2004-06-10 Masaji Miyamoto スリッターおけるカッターの位置決めセット装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009262299A (ja) 2009-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5632796B2 (ja) 板状ワークのアール面取り機
US20140131413A1 (en) Method and device for producing edge cutouts in sheet glass
KR101708814B1 (ko) 코팅층이 형성된 파이프의 코팅층 컷팅장치
CN105682857A (zh) 用于磨锐刀片的设备
US4517872A (en) Controlled depth cutting method and apparatus
JP3210693U (ja) フィルム巻取機及びフィルム巻取機の自動切断リール交換機構
JP5115907B2 (ja) スリッター
JP3971745B2 (ja) クラッチ用摩擦板の製造方法および装置
KR101666546B1 (ko) 무테이핑 오토 스플라이싱 리와인더
JP5120090B2 (ja) 襞状シート切断装置及び襞状シート切断方法
JP2007136575A (ja) 切断装置及び切断方法
JP6487536B2 (ja) 切込形成時のウォールソーシステムの制御方法
JP5844346B2 (ja) ロール基材の切断方法及びその装置
CN209194222U (zh) 一种裁布机
JP4988149B2 (ja) フィルムロールのトリミング装置
KR101328292B1 (ko) 절단장치
JP4960028B2 (ja) ツルーイング装置及びツルーイング方法
CN101973044B (zh) 地板切割机
JP2008183688A (ja) シート切断方法及びシート切断装置
KR200263270Y1 (ko) 에지밴딩기의 코너트리밍장치
KR101312734B1 (ko) 연속 소둔로용 스트립 통판장치
CN204975141U (zh) 波纹管的钢丝网切割装置
CN218425904U (zh) 一种金属纵剪机
JP2659512B2 (ja) タイヤのグルービング装置におけるゴム片落下防止装置
CN209424621U (zh) 带钢残边裁剪刀具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120924

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5115907

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121007

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees