JP5115520B2 - 携帯端末 - Google Patents
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Description
以下、本発明の携帯端末を光学的情報読取装置10に適用した第1実施形態について図を参照して説明する。
図1に示す光学的情報読取装置10は、バーコード等の一次元コードやQRコード等の二次元コードを読み取る携帯型のコードリーダであってテンキー入力が可能に構成されており、筐体11内にコードリーダを構成するための回路部20等が収容されている。また、筐体11の上面には表示画面46aを有する液晶表示器46と、テンキー入力用のキーボード50とが設けられている。また、筐体11の両側面には、読み取りを指示するためのトリガースイッチ42a,42bが設けられている。
例えば、電源スイッチ(図示略)がオンされて所定の自己診断処理等が正常終了し、情報コードBの読み取りが可能な状態になると、照明光Lfの発光を指示するトリガースイッチ42a,42bの入力を受け付ける。このような状態で、作業者がいずれかのトリガースイッチ42a,42bを押圧しオンにすると、それをトリガとして制御回路40が同期信号を基準に照明光源21に発光信号を出力する。当該発光信号を受けた照明光源21は、LEDを発光させて照明光Lfを照射する。照明光Lfは、読取口18を通って情報コードBに照射される。
情報入力処理では、入力すべきデータ入力領域を選択するための選択モードとこの選択モードにより選択されたデータ入力領域に対して所定の情報を入力するための入力モードとが切り替え可能に構成されており、例えば、図1に示すように、8つのデータ入力領域S1〜S8が表示画面46aに表示され、選択モード時に選択されたデータ入力領域に対して、入力モード時に所定の情報が入力されることとなる。
制御回路40により情報入力処理が開始されると、表示画面46aに所定のデータ入力領域Sが複数表示された状態(図1では、8つのデータ入力領域S1〜S8を例示)において、図3のステップS101にて選択モードに切り替えられたか否かについて判定される。本第1実施形態では、例えば、トリガースイッチ42bと「ENT」キーとを同時押下することにより選択モードと入力モードとが切り替えられるように構成されており、入力モード時にトリガースイッチ42bおよび「ENT」キーが同時押下されるまで、ステップS101にてNoとの判定が繰り返される。なお、このように上記両キーを同時押下することでモードを切り替えることにより、プログラムの処理として自動的にモードを切り替える場合と比較して、入力する順序が予め決まっており選択モードにおいてデータ入力領域Sを選択する必要がない場合でも円滑に情報入力処理を実行することができる。また、情報入力処理を実行する制御回路40は、特許請求の範囲に記載の「モード切替手段」および「データ入力領域選択手段」の一例に相当する。
具体的には、ステップS101を削除し、情報入力処理が開始することにより、モードを切り替えるためのキー操作等をすることなく自動的に選択モードに切り替える。また、ステップS109を削除し、ステップS103,S107におけるカーソル移動処理が実行されることにより、モードを切り替えるためのキー操作等をすることなく自動的に入力モードに切り替える。また、ステップS113を削除し、ステップS111における入力処理が実行されることにより、モードを切り替えるためのキー操作等をすることなく自動的に選択モードに切り替える。これにより、モードを切り替えるためのキー操作等をすることなく自動的に適切なモードに切り替えることができる。
次に、本発明の携帯端末を光学的情報読取装置10に適用した第2実施形態について図6および図7を参照して説明する。
本第2実施形態に係る光学的情報読取装置10では、上述した情報入力処理を図3に示すフローチャートに代えて図6に示すフローチャートに基づいて演算処理している点が、上記第1実施形態に係る光学的情報読取装置と異なる。したがって、第1実施形態の光学的情報読取装置と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
上記第1実施形態と同様に、情報入力処理が開始された後に選択モードに切り替えられると、図6のステップS102において、グリッド表示処理がなされる。この処理では、図7に示すように、表示画面46aにおいて対応するカーソル移動キーの各キー位置をそれぞれ明示するためのパターンとして薄い波線状のグリッドGが表示される。このグリッドGは、カーソル移動キーの各キーが4つずつ縦方向および横方向にてそれぞれ略等間隔に配列されていることから、表示画面46aを略均等に16分割するように表示される。
具体的には、ステップS101を削除し、情報入力処理が開始することにより、モードを切り替えるためのキー操作等をすることなく自動的に選択モードに切り替える。また、ステップS109を削除し、ステップS103,S107におけるカーソル移動処理が実行されることにより、モードを切り替えるためのキー操作等をすることなく自動的に入力モードに切り替えた後にグリッドGを消去する。また、ステップS113を削除し、ステップS111における入力処理が実行されることにより、モードを切り替えるためのキー操作等をすることなく自動的に選択モードに切り替える。これにより、モードを切り替えるためのキー操作等をすることなく自動的に適切なモードに切り替えることができる。
次に、本発明の携帯端末を光学的情報読取装置10に適用した第3実施形態について図9および図10を参照して説明する。
本第3実施形態に係る光学的情報読取装置10では、キーボード50に代えてキーボード50aが採用されるとともに、上述した情報入力処理を図3に示すフローチャートに代えて図10に示すフローチャートに基づいて演算処理している点が、上記第1実施形態に係る光学的情報読取装置と異なる。したがって、第1実施形態の光学的情報読取装置と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
制御回路40により情報入力処理が開始されると、表示画面46aに所定のデータ入力領域Sが複数表示された状態(図9では、7つのデータ入力領域S1〜S7を例示)において、図10のステップS101aにて選択モードに切り替えられたか否かについて判定される。本第3実施形態では、例えば、選択モードと入力モードとを切り替えるためのバーコード(以下、切替用バーコードBoという)を読み取ることにより選択モードと入力モードとが切り替えられるように構成されており、入力モード時に切替用バーコードBoが読み取られるまで、ステップS101aにてNoとの判定が繰り返される。
具体的には、ステップS101aを削除し、情報入力処理が開始することにより、モードを切り替えるためのキー操作等をすることなく自動的に選択モードに切り替えた後に点灯・点滅処理を実行する。また、ステップS109aを削除し、ステップS103,S107におけるカーソル移動処理が実行されることにより、モードを切り替えるためのキー操作等をすることなく自動的に入力モードに切り替えた後に消灯処理を実行する。また、ステップS113aを削除し、ステップS111における入力処理が実行されることにより、モードを切り替えるためのキー操作等をすることなく自動的に選択モードに切り替える。これにより、モードを切り替えるためのキー操作等をすることなく自動的に適切なモードに切り替えることができる。
(1)上述したキーボード50,50aは、さらに多くのキーが所定の配列で構成されてもよい。
40…制御回路(モード切替手段,データ入力領域選択手段)
42a,42b…トリガースイッチ(選択調整手段)
46…液晶表示器
46a…表示画面
50,50a…キーボード
C…カーソル
G…グリッド(パターン)
S1〜S8…データ入力領域
Claims (2)
- 複数のデータ入力領域を表示する表示画面と、
前記各データ入力領域に対して所定の情報を入力するため複数のキーが配置されるキーボードと、
前記各データ入力領域のいずれか1つをデータ入力領域選択手段により選択可能な選択モードと、この選択モードにより選択されたデータ入力領域に対して前記各キーの操作に応じた前記所定の情報を入力可能な入力モードとを切り替え可能なモード切替手段と、
を備える携帯端末であって、
前記データ入力領域選択手段は、前記各キーがそれぞれ前記キーボードにおいて配置される各キー位置と前記各データ入力領域がそれぞれ前記表示画面において表示される各入力位置とをそれぞれ対応させて、前記各キーのいずれか1つの操作に基づいて当該キーに対応するデータ入力領域を選択し、前記表示画面において対応する前記各キー位置をそれぞれ明示するためのパターンを当該表示画面に表示するパターン表示手段を備え、
前記各キーを当該キーごとに点灯および消灯のいずれかの状態にするための点灯手段を備え、
前記点灯手段は、前記モード切替手段により前記選択モードに切り替えられるとき前記表示画面に表示される前記各データ入力領域の前記入力位置にそれぞれに対応するキー位置のキーをそれぞれ点灯状態にし、前記表示画面に表示される前記各データ入力領域の前記入力位置のうち少なくとも2つに対応するキー位置が1つであるとき当該キー位置のキーを点滅状態にすることを特徴とする携帯端末。 - 前記モード切替手段により前記選択モードに切り替えられるとき、前記データ入力領域選択手段により選択された前記データ入力領域に代えてこのデータ入力領域に隣接して表示される他のデータ入力領域を選択する選択調整手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
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