JP2019071045A - 二次元コード - Google Patents

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Abstract

【課題】コード領域の検出に関して不要なコード検出処理を抑制し得る二次元コードを提供する。【解決手段】矩形状のコード領域31の外縁34のうち、複数種類のセルが一列に配列されてなる第1の縁34aは、少なくとも中間部位において、2以上の異なるセルを配列してなる特定パターン40が繰り返されて構成され、第1の縁34aに対向するように複数種類のセルが一列に配列されてなる第2の縁34bは、少なくとも中間部位において、上記特定パターン40が繰り返されて構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、複数のセルをマトリクス状に配置してなる二次元コードに関するものである。
従来より、複数のセルをマトリクス状に配置してなる二次元コードが各種提供されている。この種の二次元コードを読み取る読取装置(二次元コードリーダ)は、当該二次元コードを含んだ画像データを取得した上で、その画像データの中から二次元コードの領域(コード領域)を検出する解析処理を行い、その検出されたコード領域から、画像内容に基づいて各セルの座標を決定し、各座標位置の画像情報からセルの色を判別し、デコード処理を行う構成のものが一般的である。このような二次元コードに関する技術として、例えば、特許文献1に開示されるデータマトリックスが知られている。
特開平07−152885号公報
撮像した二次元コードを読み取る場合には、撮像画像に占める二次元コードのコード領域及び各セルの座標を正確に検出する必要がある。しかしながら、上記特許文献1に開示されるデータマトリックスのように、暗色セルがL字状にて一列に配列された縁部と明色セル及び暗色セルが交互となるようにL字状にて一列に配列された縁部とを利用して矩形状のコード領域を検出する構成では、以下の様な問題が生じる可能性がある。例えば、撮像画像からコード領域を検出する際、データマトリックスが撮像されていない場合でも、暗色セルを一列に配列した直線領域に相当するような実線部分が撮像されていると、データマトリックスが撮像されている可能性があるとして、コード領域を検出するための検出処理がなされてしまう。
すなわち、暗色セルを一列に配列した直線領域をコード領域検出用のパターンとして採用するような二次元コードが読取対象となる場合、その二次元コードと無関係の実線部分が撮像されているだけで、そのコード領域を検出するための検出処理が無駄になされてしまうという問題がある。また、上述のような二次元コードが撮像されていても、その撮像画像に無関係の実線部分が含まれていると、その実線部分を基準にコード領域を検出するための検出処理がなされてしまう場合がある。特に、実線部分は、L字状であったとしても、二次元コードが表示される表示面の縁部分や表示面に設けられる表の枠線等により構成されて撮像画像に含まれる可能性が高いため、上記問題は生じやすい。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、コード領域の検出に関して不要なコード検出処理を抑制し得る二次元コードを提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、
矩形状のコード領域(31)内に複数種類のセルがマトリクス状に配列されてなる二次元コード(30,30a〜30e)であって、
前記コード領域の外縁(34)のうち、前記複数種類のセルが一列に配列されてなる第1の縁(34a)は、少なくとも中間部位において、2以上の異なるセルを配列してなる特定パターン(40,40a)が繰り返されて構成され、前記第1の縁に対向するように前記複数種類のセルが一列に配列されてなる第2の縁(34b)は、少なくとも中間部位において、前記特定パターンが繰り返されて構成されることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
請求項1の発明では、矩形状のコード領域の外縁のうち、複数種類のセルが一列に配列されてなる第1の縁は、少なくとも中間部位において、2以上の異なるセルを配列してなる特定パターンが繰り返されて構成され、第1の縁に対向するように複数種類のセルが一列に配列されてなる第2の縁は、少なくとも中間部位において、上記特定パターンが繰り返されて構成される。
このように、互いに対向する第1の縁及び第2の縁は、少なくとも中間部位が上記特定パターンの繰り返しにより構成されるので、撮像画像から上記特定パターンが繰り返される2つの平行な部分を検出することができれば、その2つの平行な部分を対向する外縁とするコード領域を検出することができる。特に、上記特定パターンが繰り返されるような周期性のあるパターンは、二次元コードとともに表示面に表示される枠線や文字等から構成され難く、実線部分と異なり撮像画像に含まれる可能性が低いため、上記コード領域が撮像されていない場合に当該コード領域の検出に関して不要なコード検出処理を抑制することができる。
請求項2の発明では、コード領域の隅部の1つには、当該コード領域の検出に利用する第1の位置検出パターンが配置され、第1の縁は、第1の位置検出パターンに到達するまで特定パターンが繰り返されるように構成される。このため、検出した第1の位置検出パターンを規準として第1の縁を容易に検出することができる。
請求項3の発明では、第1の位置検出パターンに対して対角となるコード領域の隅部には、当該コード領域の検出に利用する第2の位置検出パターンが第1の位置検出パターンと異なる配列にて配置され、第2の縁は、第2の位置検出パターンに到達するまで特定パターンが繰り返されるように構成される。このため、検出した第2の位置検出パターンを規準として第2の縁を容易に検出することができる。
特に、第1の位置検出パターンと第2の位置検出パターンとで配列が異なるため、第1の位置検出パターン及び第2の位置検出パターンと第1の縁及び第2の縁との位置関係から、コード領域が表裏反転した状態で撮像されている否か容易に判断することができる。これにより、撮像画像から検出したコード領域に対して、表裏反転させた状態でデコードする処理と表裏反転させない状態でデコードする処理との2つの処理を行うことなく、一方の処理のみを行えばよいので、二次元コードを読み取る読取処理に関して処理時間を短縮することができる。
請求項4の発明では、第1の縁は、始端及び終端の少なくとも一方が、特定パターンと異なる端部用のパターンとなるように構成されるため、この端部用のパターンを規準に、第1の縁の端部、すなわち、第1の縁に直交するコード領域の外縁を容易に検出することができる。
請求項5の発明では、第2の縁は、始端及び終端の少なくとも一方が、特定パターンと異なる端部用のパターンとなるように構成されるため、この端部用のパターンを規準に、第2の縁の端部、すなわち、第2の縁に直交するコード領域の外縁を容易に検出することができる。
請求項6の発明では、コード領域内には、第1の縁及び第2の縁に直交する対向方向にて第1の縁から第2の縁にかけて、それぞれセルの配列が同じになる分断パターンが1以上配置される。これにより、分断パターンを規準に、第1の縁及び第2の縁に沿う方向(上記対向方向に直交する方向)に関して各セルのコード領域に占める位置(セル座標)を正確に求めやすくなり、デコード成功率を高めることができる。
請求項7の発明では、コード領域の外縁のうち、第1の縁及び第2の縁に直交するように互いに対向する第3の縁及び第4の縁は、少なくとも中間部位を構成するセルの種類が、第1の縁及び第2の縁に沿う方向にて対向する位置の分断パターンのセルと同じ種類となるように構成される。これにより、分断パターンだけでなく第3の縁及び第4の縁の中間部位をも規準として、第1の縁及び第2の縁に沿う方向に関して各セルのセル座標を正確に求めやすくなり、デコード成功率をさらに高めることができる。
請求項8の発明では、コード領域のサイズは、分断パターンが第1の縁に接する位置によって決まるため、第1の縁における分断パターンが接する位置を求めることでコード領域のサイズを直ちに特定することができる。すなわち、コード領域を検出する際には、第1の縁の端部を構成するセルなどの所定の位置のセルから分断パターンに接するセルまで一方向に並ぶセルの個数を求めるだけでコード領域のサイズが特定されるので、二次元的にセルの配列を求めることなく早い段階でコード領域のサイズを特定することができる。このようにコード領域のサイズを特定できるため、コード領域の近くにセルの集合体らしい部分があったとしてもその部分に対してコード領域を検出するための処理がなされることもないので、不要な処理が軽減されて、読取処理に関する処理時間の短縮を図ることができる。
請求項9の発明では、第1の縁において特定パターンが繰り返される部分と第2の縁において特定パターンが繰り返される部分とで、第1の縁及び第2の縁に直交する対向方向にて対向する位置のセルが同じ種類である。これにより、各特定パターンを規準に、上記対向方向に関して各セルのセル座標を正確に求めやすくなり、デコード成功率を高めることができる。
請求項10の発明では、第1の縁及び第2の縁は、特定パターンと配列が異なる第2の特定パターンが特定パターンの繰り返し中に1又は2以上出現するように構成され、第1の縁の第2の特定パターンと第2の縁の第2の特定パターンとで対向方向にて対向する位置のセルが同じ種類である。これにより、各特定パターンだけでなく第2の特定パターンをも規準として、上記対向方向に関して各セルのセル座標を正確に求めやすくなり、デコード成功率をさらに高めることができる。
請求項11の発明では、第1の縁及び第2の縁は、それぞれ第2の特定パターンが1以上出現するように構成され、上記対向方向にて第1の縁の第2の特定パターンから対向する第2の縁の第2の特定パターンにかけて、それぞれセルの配列が同じになる分断パターンが配置される。これにより、上記対向方向に関する各セルのセル座標を、各特定パターン及び第2の特定パターンを規準として求め、第1の縁及び第2の縁に沿う方向に関する各セルのセル座標を、分断パターンを規準として求めることができ、デコード成功率をより一層高めることができる。
請求項12の発明では、第2の特定パターンは、同じ種類のセルを3つ配列して構成され、分断パターンは、第2の特定パターンの中央のセルに接する端部のセルが当該第2の特定パターンを構成するセルと異なる種類のセルにより構成され、この端部のセルを囲うセルが第2の特定パターンを構成するセルと同じ種類のセルにより構成される。これにより、分断パターンの端部のセルは異なる種類のセルに囲まれるだけでなく、その分断パターンの端部のセルを囲うセルが全て同じ種類のセルとなるので、分断パターンの端部のセルを検出しやすくなり、その結果、分断パターン及び第2の特定パターンを検出しやすくすることができる。
請求項13の発明では、コード領域の外縁のうち、第1の縁及び第2の縁に直交するように互いに対向する第3の縁及び第4の縁は、少なくとも中間部位を構成するセルの種類が、第1の縁及び第2の縁に沿う方向にて対向する位置の分断パターンのセルと同じ種類となるように構成される。これにより、分断パターンだけでなく第3の縁及び第4の縁の中間部位をも規準として、第1の縁及び第2の縁に沿う方向に関して各セルのセル座標を正確に求めやすくなり、デコード成功率をさらに高めることができる。
請求項14の発明では、コード領域のサイズは、分断パターンが第1の縁に接する位置によって決まるため、第1の縁における分断パターンが接する位置を求めることでコード領域のサイズを直ちに特定することができる。すなわち、コード領域を検出する際には、第1の縁の端部を構成するセルなどの所定の位置のセルから分断パターンに接するセルまで一方向に並ぶセルの個数を求めるだけでコード領域のサイズが特定されるので、二次元的にセルの配列を求めることなく早い段階でコード領域のサイズを特定することができる。このようにコード領域のサイズを特定できるため、コード領域の近くにセルの集合体らしい部分があったとしてもその部分に対してコード領域を検出するための処理がなされることもないので、不要な処理が軽減されて、読取処理に関する処理時間の短縮を図ることができる。
請求項15の発明では、上記特定パターンが一組の明色セル及び暗色セルからなる。このように、明色セルと暗色セルとが交互に繰り返されるような周期性のあるパターンを有するように第1の縁及び第2の縁が構成されても、二次元コードとともに表示面に表示される枠線や文字等から構成され難く、実線部分と異なり撮像画像に含まれる可能性が低いため、上記コード領域が撮像されていない場合に当該コード領域の検出に関して不要なコード検出処理を抑制することができる。
請求項16の発明では、第1の縁及び第2の縁が長方形状のコード領域の長辺となるように構成される。これにより、第1の縁及び第2の縁がそのコード領域の短辺となるように構成される場合と比較して、特定パターンの繰り返し出現頻度が高まることから、第1の縁及び第2の縁を容易に検出することができる。
第1実施形態に係る二次元コードを示す説明図である。 第1実施形態に係る二次元コードを読み取る情報コード読取装置の電気的構成を概略的に例示するブロック図である。 情報コード読取装置の制御部にて行われる読取処理の流れを例示するフローチャートである。 図1の二次元コードを表裏反転させた状態を説明する説明図である。 第1実施形態の第1変形例に係る二次元コードを示す説明図である。 第1実施形態の第2変形例に係る二次元コードを示す説明図である。 第2実施形態に係る二次元コードを示す説明図である。 第2実施形態の第1変形例に係る二次元コードを示す説明図である。 第2実施形態の第2変形例に係る二次元コードを示す説明図である。 第3実施形態に係る二次元コードを示す説明図である。 図11(A)は、コードサイズとサイズ特定用セル個数とが1対1で対応している状態を説明する説明図であり、図11(B)は、コードサイズとサイズ特定用セル個数とが1対多で対応している状態を説明する説明図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の二次元コードを具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して本実施形態に係る二次元コードの構成を説明する。
本実施形態に係る二次元コード30は、図1に示すように、矩形状(より具体的には長方形状)のコード領域31内に複数種類の正方形状の情報表示単位セル(以下、単にセルとも称する)がマトリクス状に配列されて構成されている。このコード領域31は、予め定められた形状のパターンが配置される固定パターン領域と、複数種類のセルによってデータを記録するデータ記録領域32とに区分けされる。これにより、固定パターン領域を利用して撮像画像に占めるコード領域31が検出可能となり、この検出されたコード領域31のデータ記録領域32を利用して二次元コード30に記録したデータが読み取られる。なお、データ記録領域32には、誤り訂正符号を記録する誤り訂正符号記録領域を含めることができる。また、図1等では、データ記録領域32にハッチングを付している。
固定パターン領域は、コード領域31の隅部の1つに配置される第1の位置検出パターン33aと、第1の位置検出パターン33aに対して対角となるコード領域31の隅部に配置される第2の位置検出パターン33bと、第1の位置検出パターン33a及び第2の位置検出パターン33bを除くコード領域31の外縁34とから構成される。
本実施形態では、二次元コード30は、図1に示すように、明色セルと暗色セルの2種類のセルがマトリクス状に配列されて構成されている。そして、第1の位置検出パターン33aは、中央の正方形状に配列される9つの暗色セルと、これらの9つの暗色セルを一列にて囲む明色セル群と、この明色セル群を一列にて囲む暗色セル群と、この暗色セル群とデータ記録領域32との区分けするL字状の明色セル群とから構成される。このため、第1の位置検出パターン33aは、QRコード(登録商標)の位置検出パターンと同様に、暗、明、暗、明、暗の順番でその連続比率が1:1:3:1:1となる領域に基づいて検出することができる。
また、第2の位置検出パターン33bは、中央の1つの暗色セルと、この暗色セルを一列にて囲む明色セル群と、この明色セル群を一列にて囲む暗色セル群とから構成される。このため、第2の位置検出パターン33bは、暗、明、暗、明、暗の順番でその連続比率が1:1:1:1:1となる領域に基づいて検出することができる。
コード領域31の外縁34は、各セルを一列に配列して構成されるもので、第1の位置検出パターン33a側の長辺を構成する第1の縁34aと、第2の位置検出パターン33b側の長辺を構成する第2の縁34bと、第1の位置検出パターン33a側の短辺を構成する第3の縁34cと、第2の位置検出パターン33b側の短辺を構成する第4の縁34dとからなる。
第1の縁34aは、一方の端部が第1の位置検出パターン33aに連なり、他方の端部が端部用のパターン35aとして3つの暗色セルからなり、端部用のパターン35aを除く部位が明色セルと暗色セルとが交互に配列されて構成される。すなわち、第1の縁34aは、少なくとも中間部位において、一組の明色セル及び暗色セルを配列してなる特定パターン40が第1の位置検出パターン33aに到達するまで繰り返されて構成される。
第2の縁34bは、一方の端部が端部用のパターン35bとして3つの暗色セルからなり、他方の端部が第2の位置検出パターン33bに連なり、端部用のパターン35bを除く部位が明色セルと暗色セルとが交互に配列されて構成される。すなわち、第2の縁34bは、少なくとも中間部位において、第1の縁34aと同様に構成される特定パターン40が第2の位置検出パターン33bに到達するまで繰り返されて構成される。
特に、第2の縁34bは、第1の縁34aにおいて特定パターン40が繰り返される部分(図1のL1参照)と第2の縁34bにおいて特定パターン40が繰り返される部分(図1のL2参照)とで、第1の縁34a及び第2の縁34bに直交する対向方向(図1のY方向)にて対向する位置のセルが同じ種類となるように構成されている。このため、例えば、図1の対向方向に延伸する一点鎖線S1が通る第1の縁34aのセルと第2の縁34bのセルとが同じ暗色セルとなる。
第3の縁34cは、一方の端部が第1の位置検出パターン33aに連なり、他方の端部が端部用のパターン35cとして第2の縁34bの端部用のパターン35bと同じ暗色セルからなるように構成されている。一方の端部と他方の端部との間となる中間部位は、上記特定パターン40が繰り返されるように構成される。そして、端部用のパターン35cは、第2の縁34bの端部用のパターン35bとL字状に連なることで、端部用のパターン35cと端部用のパターン35bとの間の1つの明色セルとともに、隅パターン33cを構成する。
第4の縁34dは、一方の端部が端部用のパターン35dとして第1の縁34aの端部用のパターン35aと同じ暗色セルからなり、他方の端部が第2の位置検出パターン33bに連なるように構成されている。一方の端部と他方の端部との間となる中間部位は、上記特定パターン40が繰り返されるように構成される。そして、端部用のパターン35dは、第1の縁34aの端部用のパターン35aとL字状に連なることで、端部用のパターン35dと端部用のパターン35aとの間の1つの明色セルとともに、隅パターン33dを構成する。
このように構成される二次元コード30では、互いに対向する第1の縁34a及び第2の縁34bは、少なくとも中間部位が上記特定パターン40の繰り返しにより構成されるので、撮像画像から上記特定パターン40が繰り返される2つの平行な部分を検出することができれば、その2つの平行な部分を対向する外縁とするコード領域31を検出することができる。特に、上記特定パターン40が繰り返されるような周期性のあるパターンは、意図してそのようなパターンを配置しない限り、同じ撮像画像に含まれる可能性が低くなる。
次に、本実施形態に係る二次元コード30を光学的に読み取り可能な二次元コード読取装置として機能する情報コード読取装置1について、図2を用いて説明する。
本実施形態に係る情報コード読取装置1は、二次元コード30やバーコードなどを光学的に読み取る携帯型の読取装置である。図2に示すように、情報コード読取装置1は、図示しないケースの内部に回路部が収容されてなるものであり、回路部は、主に、照明光源11、受光センサ13、結像レンズ12等の光学系と、メモリ16、制御部20等のマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)系とを備えている。なお、情報コード読取装置1は、据え置き型の読取装置として構成されてもよい。
光学系は、投光光学系と、受光光学系とに分かれている。投光光学系を構成する照明光源11は、照明光Lfを発光可能な照明光源として機能するもので、例えば、赤色のLEDとこのLEDの出射側に設けられるレンズとから構成されている。なお、図2では、二次元コード30が付された読取対象物Rに向けて照明光Lfを照射する例を概念的に示している。
受光光学系は、受光センサ13、結像レンズ12、反射鏡(図示略)などによって構成されている。受光センサ13は、例えば、C−MOSやCCD等の固体撮像素子である受光素子を二次元に配列したエリアセンサとして構成されるものであり、受光した情報コードの各セル(パターン)ごとに反射光Lrの強度に応じた電気信号を出力するように構成されている。この受光センサ13は、結像レンズ12を介して入射する入射光を受光可能にプリント配線板(図示略)に実装されている。
結像レンズ12は、外部から読取口(図示略)を介して入射する入射光を集光して受光センサ13の受光面13aに像を結像可能な結像光学系として機能するものである。本実施形態では、照明光源11から照射された照明光Lf等が情報コード等にて反射した後、この反射光Lrを結像レンズ12で集光し、受光センサ13の受光面13aにコード像を結像させている。
マイコン系は、増幅回路14、A/D変換回路15、メモリ16、アドレス発生回路17、同期信号発生回路18、制御部20、操作部21、液晶表示器22、ブザー23、バイブレータ24、発光部25、通信インタフェース26等から構成されている。このマイコン系は、その名の通り、マイコン(情報処理装置)として機能し得る制御部20およびメモリ16を中心に構成されるもので、上述した光学系によって撮像された二次元コード30を含めた情報コードの画像信号をハードウェア的およびソフトウェア的に信号処理し得るものである。また制御部20は、当該情報コード読取装置1の全体システムに関する制御も行っている。
光学系の受光センサ13から出力される画像信号(アナログ信号)は、増幅回路14に入力されることで所定ゲインで増幅された後、A/D変換回路15に入力されると、アナログ信号からディジタル信号に変換される。そして、ディジタル化された画像信号、つまり画像データ(画像情報)は、メモリ16に入力されると、画像データ蓄積領域に蓄積される。なお、同期信号発生回路18は、受光センサ13およびアドレス発生回路17に対する同期信号を発生可能に構成されており、またアドレス発生回路17は、この同期信号発生回路18から供給される同期信号に基づいて、メモリ16に格納される画像データの格納アドレスを発生可能に構成されている。
メモリ16は、半導体メモリ装置で、例えばRAM(DRAM、SRAM等)やROM(EPROM、EEPROM等)がこれに相当する。このメモリ16のうちのRAMには、上述した画像データ蓄積領域のほかに、制御部20が算術演算や論理演算等の各処理時に利用する作業領域や読取条件テーブルも確保可能に構成されている。また、ROMには、照明光源11、受光センサ13等の各ハードウェアを制御可能なシステムプログラム等が予め格納されている。また、メモリ16には、読取対象となる二次元コード30の第1の縁34a及び第2の縁34bを構成する特定パターン40や端部用のパターン、位置検出パターン33a,33bや隅パターン33c,33d等の固定パターン領域に関する情報(以下、特定パターン情報等ともいう)やこの特定パターン情報等を利用して二次元コード30を光学的に読み取る読取処理を実行するためのプログラム等も記憶されている。
制御部20は、情報コード読取装置1全体を制御可能なマイコンで、CPU、システムバス、入出力インタフェース等からなるもので、メモリ16とともに情報処理装置を構成し得るもので情報処理機能を有する。この制御部20は、内蔵された入出力インタフェースを介して種々の入出力装置(周辺装置)と接続可能に構成されており、本実施形態の場合、操作部21、液晶表示器22、ブザー23、バイブレータ24、発光部25、通信インタフェース26等が接続されている。
操作部21は、複数のキーによって構成され、使用者のキー操作に応じて制御部20に対して操作信号を与える構成をなしており、制御部20は、操作部21から操作信号を受けたとき、その操作信号に応じた動作を行うように構成されている。液晶表示器22は、公知の液晶表示パネルによって構成されており、制御部20によって表示内容が制御されるようになっている。ブザー23は、公知のブザーによって構成されており、制御部20からの動作信号に応じて所定の音を発生させるように構成されている。バイブレータ24は、携帯機器に搭載される公知のバイブレータによって構成されており、制御部20からの駆動信号に応じて振動を発生させるように構成されている。発光部25は、例えばLEDであって、制御部20からの信号に応じて点灯するように構成されている。通信インタフェース26は、外部(例えばホスト装置)との間でのデータ通信を行うためのインタフェースとして構成されており、制御部20と協働して通信処理を行う構成をなしている。
次に、二次元コード30を読み取る際に情報コード読取装置1の制御部20にて実行される読取処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。
二次元コード30に対して情報コード読取装置1の読取口が向けられた状態で操作部21に対して所定の操作がなされると、制御部20による読取処理が開始される。まず、ステップS101に示す撮像処理がなされ、二次元コード30からの反射光Lrを受光した受光センサ13から出力される信号に基づいて、当該二次元コード30を含む撮像画像の画像データが生成される。
次に、ステップS103に示す外縁検出処理がなされる。この処理では、メモリ16に予め記憶される特定パターン情報等に基づいて、上述のように撮像された撮像画像から上記特定パターン40が繰り返される2つの平行な部分、すなわち、第1の縁34a及び第2の縁34bを検出するための処理がなされる。この処理では、上記特定パターン40や端部用のパターン35a,35b等を利用して撮像画像から第1の縁34a及び第2の縁34bを直接検出してもよいし、撮像画像から検出される位置検出パターン33a,33bや隅パターン33c,33dの位置に基づいて、第1の縁34a及び第2の縁34bを検出してもよい。
そして、二次元コード30を撮像していることから、撮像された撮像画像から第1の縁34a及び第2の縁34bが検出されると(S105でYes)、ステップS107に示すコード領域検出処理がなされる。この処理では、上述のように検出された第1の縁34a及び第2の縁34bと第1の位置検出パターン33a及び第2の位置検出パターン33b等とに基づいてコード領域31が検出される。
そして、ステップS109に示すデコード処理がなされ、上述のように検出されたコード領域31内の各セルの配列に基づいてデータ記録領域32に記録される所定のデータをデコード(解読)するための処理がなされる。そして、このデコード処理が成功すると(S111でYes)、デコード処理により取得された所定のデータを外部に出力するための処理がなされて(S113)、本読取処理が終了する。一方、デコード処理が失敗する場合には(S111でNo)、二次元コード30がデコード可能に撮像されていないとして、上記ステップS101からの処理がなされる。
また、撮像された撮像画像から第1の縁34a及び第2の縁34bが検出されない場合には(S105でNo)、二次元コード30が撮像されていないとして、コード領域31を検出するコード領域検出処理(S107)が行われることなく、上記ステップS101からの処理がなされる。
以上説明したように、本実施形態に係る二次元コード30では、矩形状のコード領域31の外縁34のうち、複数種類のセルが一列に配列されてなる第1の縁34aは、少なくとも中間部位において、2以上の異なるセルを配列してなる特定パターン40が繰り返されて構成され、第1の縁34aに対向するように複数種類のセルが一列に配列されてなる第2の縁34bは、少なくとも中間部位において、上記特定パターン40が繰り返されて構成される。
このように、互いに対向する第1の縁34a及び第2の縁34bは、少なくとも中間部位が同じ特定パターン40の繰り返しにより構成されるので、撮像画像から上記特定パターン40が繰り返される2つの平行な部分を検出することができれば、その2つの平行な部分を対向する外縁34の第1の縁34a及び第2の縁34bとするコード領域31を検出することができる。特に、上記特定パターン40が繰り返されるような周期性のあるパターンは、二次元コード30とともに表示面に表示される枠線や文字等から構成され難く、実線部分と異なり撮像画像に含まれる可能性が低いため、上記コード領域31が撮像されていない場合に当該コード領域31の検出に関して不要なコード検出処理を抑制することができる。その結果、情報コード読取装置1における読取処理に関する処理時間を短縮することができる。
また、コード領域31の隅部の1つには、当該コード領域31の検出に利用する第1の位置検出パターン33aが配置され、第1の縁34aは、第1の位置検出パターン33aに到達するまで特定パターン40が繰り返されるように構成される。このため、検出した第1の位置検出パターン33aを規準として第1の縁34aを検出する場合には、その検出処理を容易に行うことができる。
また、第1の位置検出パターン33aに対して対角となるコード領域31の隅部には、当該コード領域31の検出に利用する第2の位置検出パターン33bが第1の位置検出パターン33aと異なる配列にて配置され、第2の縁34bは、第2の位置検出パターン33bに到達するまで特定パターン40が繰り返されるように構成される。このため、検出した第2の位置検出パターン33bを規準として第2の縁34bを検出する場合には、その検出処理を容易に行うことができる。さらに、第1の位置検出パターン33a及び第2の位置検出パターン33bのどちらか一方を検出した際に、その場所を基準に他方を探すことで、コード領域31の対角に位置する2つの角の位置が検出でき、コード領域31の外形が検出しやすくなる。
特に、第1の位置検出パターン33aと第2の位置検出パターン33bとで配列が異なるため、第1の位置検出パターン33a及び第2の位置検出パターン33bと第1の縁34a及び第2の縁34bとの位置関係から、コード領域31が表裏反転した状態で撮像されている否か容易に判断することができる。これにより、撮像画像から検出したコード領域31に対して、表裏反転させた状態(図4参照)でデコードする処理と表裏反転させない状態(図1参照)でデコードする処理との2つの処理を行うことなく、一方の処理のみを行えばよいので、二次元コード30を読み取る読取処理に関して処理時間を短縮することができる。
さらに、第1の縁34aは、第1の位置検出パターン33aの逆側となる端部が、特定パターン40と異なる端部用のパターン35aとなるように構成されるため、この端部用のパターン35aを規準に、第1の縁34aの端部、すなわち、第1の縁34aに直交するコード領域31の外縁となる第4の縁34dを容易に検出することができる。
また、第2の縁34bは、第2の位置検出パターン33bの逆側となる端部が、特定パターン40と異なる端部用のパターン35bとなるように構成されるため、この端部用のパターン35bを規準に、第2の縁34bの端部、すなわち、第2の縁34bに直交するコード領域31の外縁となる第3の縁34cを容易に検出することができる。
特に、第1の縁34aにおいて特定パターン40が繰り返される部分(図1のL1参照)と第2の縁34bにおいて特定パターン40が繰り返される部分(図1のL2参照)とで、第1の縁34a及び第2の縁34bに直交する対向方向(図1のY方向)にて対向する位置のセルが同じ種類である(図1のS1参照)。これにより、各特定パターン40を規準に、上記対向方向に関して各セルのセル座標を正確に求めやすくなり、デコード成功率を高めることができる。
また、上記特定パターン40は一組の明色セル及び暗色セルからなるため、このように、明色セルと暗色セルとが交互に繰り返されるような周期性のあるパターンを有するように第1の縁34a及び第2の縁34bが構成されても、二次元コード30とともに表示面に表示される枠線や文字等から構成され難く、実線部分と異なり撮像画像に含まれる可能性が低いため、上記コード領域31が撮像されていない場合に当該コード領域31の検出に関して不要なコード検出処理を抑制することができる。
なお、特定パターン40は、一組の明色セル及び暗色セルから構成されることに限らず、連続することで外縁が周期性を有するように、他のセルの組み合わせにより構成されてもよい。例えば、本実施形態の第1変形例として、図5に例示する二次元コード30aにおける特定パターン40aのように、1つの明色セルと3つの暗色セルとから構成されてもよい。
また、第1の縁34a及び第2の縁34bが長方形状のコード領域31の長辺となるように構成されるため、第1の縁34a及び第2の縁34bがそのコード領域31の短辺となるように構成される場合と比較して、特定パターン40の繰り返し出現頻度が高まることから、第1の縁34a及び第2の縁34bを容易に検出することができる。
なお、二次元コード30が利用される環境等によっては、コード領域31は、正方形状に構成されてもよいし、上記特定パターン40が繰り返されて構成される第1の縁34a及び第2の縁34bが短辺となるように構成されてもよい。
また、固定パターン領域は、2つの第1の位置検出パターン33a及び第2の位置検出パターン33bの双方を備えるように構成されることに限らず、どちらか一方を備えるように構成されてもよい。また、2つの第1の位置検出パターン33a及び第2の位置検出パターン33bをなくしてもよい。この場合、本実施形態の第2変形例として、第1の縁34aは、始端及び終端が、図6に例示する二次元コード30bにおける端部用のパターン35a,36aのように、特定パターン40と異なる端部用のパターン(例えば、3つの暗色セルからなるパターン)となるように構成されることで、この端部用のパターン35a,36aを規準に、第1の縁34aの両端部、すなわち、第1の縁34aに直交するコード領域31の外縁となる第3の縁34c及び第4の縁34dを容易に検出することができる。同様に、第2の縁34bは、始端及び終端が、図6に例示する端部用のパターン35b,36bのように、特定パターン40と異なる端部用のパターンとなるように構成されることで、この端部用のパターン35b,36bを規準に、第2の縁34bの両端部、すなわち、第2の縁34bに直交するコード領域31の外縁となる第3の縁34c及び第4の縁34dを容易に検出することができる。
また、図6に例示するように、第1の縁34aの端部用のパターン36aと第3の縁34cの端部用のパターン36cと両パターンの間の明色セルとにより構成される隅パターンを利用することで、第1の縁34aや第3の縁34cを検出することができる。また、第2の縁34bの端部用のパターン36bと第4の縁34dの端部用のパターン36dと両パターンの間の明色セルとにより構成される隅パターンを利用することで、第2の縁34bや第4の縁34dを検出することができる。
[第2実施形態]
次に、本第2実施形態に係る二次元コードについて、図7を参照して説明する。
本第2実施形態では、固定パターン領域の一部として、上記対向方向にてデータ記録領域32を分断する分断パターンがコード領域31内に新たに配置される点が、上記第1実施形態と主に異なる。したがって、第1実施形態の二次元コードと実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態に係る二次元コード30cにおける第1の縁34a及び第2の縁34bは、特定パターン40と配列が異なる第2の特定パターン41が特定パターン40の繰り返し中に2つ出現するように構成されている。第2の特定パターン41は、特定パターン40を利用した周期性を乱すように、例えば、3つの暗色セルから構成され、第1の縁34aの第2の特定パターン41と第2の縁34bの第2の特定パターン41とで対向方向にて対向する位置のセルが同じ種類である。
そして、上記対向方向にて、第1の縁34aの第2の特定パターン41の中央の暗色セルから対向する第2の縁34bの第2の特定パターン41の中央の暗色セルにかけて、それぞれセルの配列が同じになる分断パターン37が配置される。分断パターン37は、第1の縁34a及び第2の縁34bと同様に、明色セル及び暗色セルが一列にて交互に配列され、第2の特定パターン41の中央の暗色セルに接する端部のセル37aが、当該第2の特定パターン41を構成するセルと異なる種類の明色セルとなるように構成されている。
これにより、分断パターン37を、アライメントパターンとして機能させて、セル座標の歪み補正に利用することができる。特に、本実施形態では、分断パターン37の端部のセル37aに隣接するセルも上記固定パターン領域に含まれ、この端部のセル37aを囲うセルが第2の特定パターン41を構成するセルと同じ種類のセル(暗色セル)により構成される。
そして、第3の縁34c及び第4の縁34dは、少なくとも中間部位を構成するセルの種類が、第1の縁34a及び第2の縁34bに沿う方向(図7のX方向)にて対向する位置の分断パターン37のセルと同じ種類となるように構成される。このため、例えば、図7のX方向に延伸する一点鎖線S2が通るセルの種類について、第3の縁34cのセルと、第4の縁34dのセルと、分断パターン37のセルとが同じ暗色セルとなる。
以上説明したように、本実施形態に係る二次元コード30cでは、第1の縁34a及び第2の縁34bは、特定パターン40と配列が異なる第2の特定パターン41が特定パターン40の繰り返し中に2つ出現するように構成され、第1の縁34aの第2の特定パターン41と第2の縁34bの第2の特定パターン41とで対向方向にて対向する位置のセルが同じ種類である。これにより、各特定パターン40だけでなく第2の特定パターン41をも規準として、上記対向方向に関して各セルのセル座標を正確に求めやすくなり、デコード成功率をさらに高めることができる。
そして、第1の縁34a及び第2の縁34bは、それぞれ第2の特定パターン41が2つ出現するように構成され、上記対向方向にて第1の縁34aの第2の特定パターン41から対向する第2の縁34bの第2の特定パターン41にかけて、それぞれセルの配列が同じになる分断パターン37が配置される。これにより、上記対向方向(図7のY方向)に関する各セルのセル座標を、各特定パターン40及び第2の特定パターン41を規準として求め、第1の縁34a及び第2の縁34bに沿う方向(図7のX方向)に関する各セルのセル座標を、分断パターン37を規準として求めることができ、デコード成功率をより一層高めることができる。
特に、第2の特定パターン41は、暗色セルを3つ配列して構成され、分断パターン37は、第2の特定パターン41の中央の暗色セルに接する端部のセル37aが当該第2の特定パターン41を構成するセルと異なる種類の明色セルにより構成され、この端部のセル37aを囲うセルが第2の特定パターン41を構成するセルと同じ種類の暗色セルにより構成される。これにより、分断パターン37の端部のセル37aは異なる種類のセルに囲まれるだけでなく、その分断パターン37の端部のセル37aを囲うセルが全て同じ種類のセルとなるので、分断パターン37の端部のセル37aを検出しやすくなり、その結果、分断パターン37及び第2の特定パターン41を検出しやすくすることができる。
さらに、第3の縁34c及び第4の縁34dは、少なくとも中間部位を構成するセルの種類が、第1の縁34a及び第2の縁34bに沿う方向(図7のX方向)にて対向する位置の分断パターン37のセルと同じ種類となるように構成される。これにより、分断パターン37だけでなく第3の縁34c及び第4の縁34dの中間部位をも規準として、第1の縁34a及び第2の縁34bに沿う方向に関して各セルのセル座標を正確に求めやすくなり、デコード成功率をさらに高めることができる。
なお、第1の縁34a及び第2の縁34bは、第2の特定パターン41が特定パターン40の繰り返し中に2つ出現するように構成されることに限らず、第2の特定パターン41が特定パターン40の繰り返し中に1つ出現するように構成されてもよいし、3つ以上出現するように構成されてもよい。例えば、本実施形態の第1変形例として、図8に例示する二次元コード30dのように、第2の特定パターン41が特定パターン40の繰り返し中に3つ出現するように構成されてもよい。なお、分断パターン37は、図8に例示するように全ての第2の特定パターン41について、第1の縁34aの第2の特定パターン41から対向する第2の縁34bの第2の特定パターン41にかけてそれぞれ配置されてもよし、各第2の特定パターン41の一部について、第1の縁34aの第2の特定パターン41から対向する第2の縁34bの第2の特定パターン41にかけて1以上配置されてもよい。
また、本実施形態の第2変形例として、図9に例示する二次元コード30eのように、第2の特定パターン41が配置されない場合でも、第1の縁34aの1つのセルから対向する第2の縁34bのセルにかけて分断パターン37が配置されてもよい。この構成では、分断パターン37は、第1の縁34aの1つのセルから対向する第2の縁34bのセルにかけて1つ配置されてもよいし、2以上配置されてもよい。この場合でも、第3の縁34c及び第4の縁34dは、少なくとも中間部位を構成するセルの種類が、第1の縁34a及び第2の縁34bに沿う方向(図9のX方向)にて対向する位置の分断パターン37のセルと同じ種類となるように構成することができる。これにより、分断パターン37だけでなく第3の縁34c及び第4の縁34dの中間部位をも規準として、第1の縁34a及び第2の縁34bに沿う方向に関して各セルのセル座標を正確に求めやすくなり、デコード成功率をさらに高めることができる。
[第3実施形態]
次に、本第3実施形態に係る二次元コードについて、図10及び図11を参照して説明する。
本第3実施形態では、分断パターンが第1の縁に接する位置に応じてコード領域のサイズを特定する点が、上記第2実施形態と主に異なる。したがって、第2実施形態の二次元コードと実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、コード領域31のサイズ(以下、コードサイズともいう)を早い段階で特定するため、第1の縁34aの第1の位置検出パターン33a側となる一方の端部を構成する端部セル(図10では暗色セル)Csを基準に、第1の縁34aに接する分断パターン37の位置を利用する。具体的には、端部セルCsから最も近い分断パターン37の端部のセル37aが接するセル(第2の特定パターン41の中央の暗色セル)まで一方向に並ぶセルの個数をサイズ特定用セル個数として求め、このサイズ特定用セル個数に応じてコードサイズを特定する。
このようにコードサイズを特定可能とするため、本実施形態では、コードサイズとサイズ特定用セル個数とが1対1で対応するように二次元コードが生成される。具体的には、図11(A)に例示するように、コードサイズとサイズ特定用セル個数との関係が予め決められており、本実施形態に係る二次元コードは、コードサイズが決まることでこのコードサイズから一意にサイズ特定用セル個数が決まると、このサイズ特定用セル個数に応じてコード領域31における分断パターン37の位置が定まるように生成される。なお、コードサイズは、図11(A)に例示するように横サイズ(第1の縁34aに沿う方向のサイズ)のみがサイズ特定用セル個数に応じて変化することに限らず、縦サイズ(第3の縁34cに沿う方向のサイズ)のみがサイズ特定用セル個数に応じて変化してもよいし、横サイズ及び縦サイズの双方がサイズ特定用セル個数に応じて変化してもよい。
このように二次元コードが生成されるため、図10に示す二次元コード30cが撮像される場合には、コード領域31の検出時にサイズ特定用セル個数が20個として求められて、図11(A)に示す関係から、コードサイズが15×71であると特定される。同様に、撮像した二次元コードからサイズ特定用セル個数が22個として求められる場合には、コードサイズが15×43であると特定され、撮像した二次元コードからサイズ特定用セル個数が24個として求められる場合には、コードサイズが15×99であると特定される。
このように、本実施形態では、コード領域31のコードサイズは、分断パターン37が第1の縁34aに接する位置によって決まるため、第1の縁34aにおける分断パターン37の端部のセル37aが接する位置を求めることでコードサイズを直ちに特定することができる。すなわち、コード領域31を検出する際には、第1の縁34aの端部を構成する端部セルCsなどの所定の位置のセルから分断パターン37の端部のセル37aに接するセルまで一方向に並ぶセルの個数を求めるだけでコード領域31のコードサイズが特定されるので、二次元的にセルの配列を求めることなく早い段階でコード領域31のコードサイズを特定することができる。このようにコード領域31のコードサイズを特定できるため、コード領域31の近くにセルの集合体らしい部分があったとしてもその部分に対してコード領域31を検出するための処理がなされることもないので、不要な処理が軽減されて、読取処理に関する処理時間の短縮を図ることができる。
なお、本実施形態に係る二次元コードは、コードサイズとサイズ特定用セル個数とが1対1で対応するように生成されることに限らず、コードサイズとサイズ特定用セル個数とが1対多で対応するように生成されてもよい。すなわち、サイズ特定用セル個数から一意にコードサイズが特定されればよい。例えば、図11(B)に例示するように、撮像した二次元コードからサイズ特定用セル個数が19個又は20個として求められる場合には、コードサイズが15×71であると特定される。同様に、撮像した二次元コードからサイズ特定用セル個数が21個又は22個として求められる場合には、コードサイズが15×43であると特定され、撮像した二次元コードからサイズ特定用セル個数が24個として求められる場合には、コードサイズが15×99であると特定される。
また、サイズ特定用セル個数は、第1の縁34aの端部セルCsから最も近い分断パターン37の端部のセル37aが接するセルまで一方向に並ぶセルの個数として求められることに限らず、例えば、第1の位置検出パターン33aのうちコード領域31の隅部を構成するセルなどの所定のセルから分断パターン37の端部のセル37aが接するセルまで一方向に並ぶセルの個数として求められてもよい。
また、コード領域31のコードサイズの全体(縦×横)がサイズ特定用セル個数に関連付けられることに限らず、例えば、コード領域31のコードサイズの横サイズ(第1の縁34aに沿う方向のサイズ)がサイズ特定用セル個数に関連付けられてもよい。
また、コード領域31のコードサイズは、上述したようにサイズ特定用セル個数によって決められることに限らず、セル個数と異なる手法、例えば、画素数を利用した距離測定等を用いて、分断パターン37が第1の縁34aに接する位置を第1の位置検出パターン33a等の所定の位置を基準に求めてその位置に応じて決められてもよい。
なお、本発明は上記各実施形態及び変形例等に限定されるものではなく、例えば、以下のように具体化してもよい。
(1)本発明は、明色セル及び暗色セルの2種類のセルがマトリクス状に配列されて構成される二次元コードに適用されることに限らず、カラーコードなど、3種類以上のセルがマトリクス状に配列されて構成される二次元コードに適用されてもよい。
(2)第2の縁34bは、第1の縁34aにおいて特定パターン40が繰り返される部分と第2の縁34bにおいて特定パターン40が繰り返される部分とで、対向する位置のセルが同じ種類となるように構成されることに限らず、対向する位置のセルの種類が常に既定の関係となるように構成されてもよい。例えば、明色セル及び暗色セルの2種類のセルが採用される場合、既定の関係として、第1の縁34aの明色セルに対向する位置の第2の縁34bのセルとして暗色セルが配置され、第1の縁34aの暗色セルに対向する位置の第2の縁34bのセルとして明色セルが配置されてもよい。
30,30a〜30e…二次元コード
31…コード領域
33a…第1の位置検出パターン
33b…第2の位置検出パターン
34…外縁
34a…第1の縁
34b…第2の縁
34c…第3の縁
34d…第4の縁
35a,35b,35c,35d…端部用のパターン
36a,36b,36c,36d…端部用のパターン
37…分断パターン
40,40a…特定パターン
41…第2の特定パターン

Claims (16)

  1. 矩形状のコード領域内に複数種類のセルがマトリクス状に配列されてなる二次元コードであって、
    前記コード領域の外縁のうち、前記複数種類のセルが一列に配列されてなる第1の縁は、少なくとも中間部位において、2以上の異なるセルを配列してなる特定パターンが繰り返されて構成され、前記第1の縁に対向するように前記複数種類のセルが一列に配列されてなる第2の縁は、少なくとも中間部位において、前記特定パターンが繰り返されて構成されることを特徴とする二次元コード。
  2. 前記コード領域の隅部の1つには、当該コード領域の検出に利用する第1の位置検出パターンが配置され、
    前記第1の縁は、前記第1の位置検出パターンに到達するまで前記特定パターンが繰り返されるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の二次元コード。
  3. 前記第1の位置検出パターンに対して対角となる前記コード領域の隅部には、当該コード領域の検出に利用する第2の位置検出パターンが前記第1の位置検出パターンと異なる配列にて配置され、
    前記第2の縁は、前記第2の位置検出パターンに到達するまで前記特定パターンが繰り返されるように構成されることを特徴とする請求項2に記載の二次元コード。
  4. 前記第1の縁は、始端及び終端の少なくとも一方が、前記特定パターンと異なる端部用のパターンとなるように構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の二次元コード。
  5. 前記第2の縁は、始端及び終端の少なくとも一方が、前記特定パターンと異なる端部用のパターンとなるように構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の二次元コード。
  6. 前記コード領域内には、前記第1の縁及び前記第2の縁に直交する対向方向にて前記第1の縁から前記第2の縁にかけて、それぞれセルの配列が同じになる分断パターンが1以上配置されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の二次元コード。
  7. 前記コード領域の外縁のうち、前記第1の縁及び前記第2の縁に直交するように互いに対向する第3の縁及び第4の縁は、少なくとも中間部位を構成するセルの種類が、前記第1の縁及び前記第2の縁に沿う方向にて対向する位置の前記分断パターンのセルと同じ種類となるように構成されることを特徴とする請求項6に記載の二次元コード。
  8. 前記コード領域のサイズは、前記分断パターンが前記第1の縁に接する位置によって決まることを特徴とする請求項6又は7に記載の二次元コード。
  9. 前記第1の縁において前記特定パターンが繰り返される部分と前記第2の縁において前記特定パターンが繰り返される部分とで、前記第1の縁及び前記第2の縁に直交する対向方向にて対向する位置のセルが同じ種類であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の二次元コード。
  10. 前記第1の縁及び前記第2の縁は、前記特定パターンと配列が異なる第2の特定パターンが前記特定パターンの繰り返し中に1又は2以上出現するように構成され、
    前記第1の縁の前記第2の特定パターンと前記第2の縁の前記第2の特定パターンとで前記対向方向にて対向する位置のセルが同じ種類であることを特徴とする請求項9に記載の二次元コード。
  11. 前記第1の縁及び前記第2の縁は、それぞれ前記第2の特定パターンが1以上出現するように構成され、
    前記対向方向にて前記第1の縁の前記第2の特定パターンから対向する前記第2の縁の前記第2の特定パターンにかけて、それぞれセルの配列が同じになる分断パターンが配置されることを特徴とする請求項10に記載の二次元コード。
  12. 前記第2の特定パターンは、同じ種類のセルを3つ配列して構成され、
    前記分断パターンは、前記第2の特定パターンの中央のセルに接する端部のセルが当該第2の特定パターンを構成するセルと異なる種類のセルにより構成され、
    前記端部のセルを囲うセルが前記第2の特定パターンを構成するセルと同じ種類のセルにより構成されることを特徴とする請求項11に記載の二次元コード。
  13. 前記コード領域の外縁のうち、前記第1の縁及び前記第2の縁に直交するように互いに対向する第3の縁及び第4の縁は、少なくとも中間部位を構成するセルの種類が、前記第1の縁及び前記第2の縁に沿う方向にて対向する位置の前記分断パターンのセルと同じ種類となるように構成されることを特徴とする請求項11又は12に記載の二次元コード。
  14. 前記コード領域のサイズは、前記分断パターンが前記第1の縁に接する位置によって決まることを特徴とする請求項11〜13のいずれか一項に記載の二次元コード。
  15. 前記複数種類のセルは、明色セルと暗色セルとからなり、
    前記特定パターンは、一組の前記明色セル及び前記暗色セルからなることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の二次元コード。
  16. 前記コード領域は、長方形状であり、
    前記第1の縁及び前記第2の縁は、前記コード領域の長辺を構成することを特徴とする請求項1〜15のいずれか一項に記載の二次元コード。
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