JP5115486B2 - 壁取り付け型機器 - Google Patents

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Description

本発明は、本体の前面の開口部をカバー部材によって開閉する構成の壁取り付け型機器に係り、特に、カバー部材の開閉をフォトインタラプタによって検出する構成の壁取り付け型機器に関する。
例えば、壁取り付け型の電気錠コントローラの筐体は、壁面に固定されるロアケース(本体)と、このロアケースの前面の開口部を閉鎖するアッパーケース(カバー部材)とからなる。ロアケース内には、システムにおいて電気錠を制御するための電子装置がインナーケース(部品装着体)に取り付けて収納されている。アッパーケースおよびインナーケースは、同じ側の端部、例えば左側の端部がロアケースに対して左右方向に間隔をおいて回動可能に支持されている。
この電気錠コントローラの筐体を壁面に設置する場合、まず、アッパーケースおよびインナーケースを開く方向に回動させ、壁面から引き出されている各種のコードをロアケース内に引き入れるようにして当該ロアケースを壁に固定する。そして、ロアケース内に引き入れられた各種のコードをインナーケースに装着されている電子装置に接続する。接続作業の終了後、インナーケースを回動させてロアケース内に収納し、次いでアッパーケースを回動させてロアケースの前面開口部を閉鎖する。
インナーケースには、アッパーケースの開閉を検出するためのフォトインタラプタが配設されている。このフォトインタラプタによるアッパーケースの開閉検出は次のようにして行われる。即ち、アッパーケースには遮光板(遮光突部)が突設されており、アッパーケースがロアケースの前面開口部を閉鎖する位置まで回動されると、遮光板がフォトインタラプタの投光素子と受光素子との間に入り込んで投光素子から発せられた光を遮る。逆に、アッパーケースが開放されると、遮光板がフォトインタラプタの投光素子と受光素子との間から抜け出る。
したがって、アッパーケースが本体の前面開口部を閉鎖した状態では、投光素子から発せられた光は遮光板に遮られて受光素子に受光されないが、アッパーケースが本体の前面開口部を開放すると、透光素子から発せられた光は受光素子に受光されるようになるので、受光素子の出力信号が受光信号であるか否かによってアッパーケースの開放および閉鎖が検出されるのである。
なお、本願とは直接的な関係はないが、特許文献1には、外扉と内扉の相互の干渉を避けるために両扉をリンクで結合した食器洗浄機が開示されている。
特開平5−115407号公報
インナーケースがロアケース内に収納された状態でアッパーケースが閉鎖されると、アッパーケースの遮光板は、フォトインタラプタの投光素子や受光素子に当たることなくこれら投光素子と受光素子との間の隙間内に侵入する。ところが、場合によっては、インナーケースをロアケース内から退出させた状態のままアッパーケースを閉鎖方向に回動操作することがある。すると、アッパーケースがインナーケースに当接し、その後は、アッパーケースがインナーケースを押すようにして回動させてロアケース内に収納させることとなる。
このようにアッパーケースとインナーケースが一緒に回動すると、インナーケースとアッパーケースの回動支持位置が異なっているため、アッパーケースの遮光板がインナーケースに配設されているフォトインタラプタに対して相対的に横方向から接近するように移動することとなり、その相対的な横方向移動によって遮光板がフォトインタラプタの投光素子或いは受光素子に当たり、遮光板或いはフォトインタラプタが損傷する恐れがある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、カバー部材と部品装着体とが一緒に回動しても、遮光部材がフォトインタラプタに当たる恐れのない壁取り付け型機器を提供することにある。
請求項1の発明では、部品装着体とカバー部材とが接しながら回動するとき、間隔保持部が部品装着体とカバー部材との離間間隔を所定の間隔以上に保持し、これにより、遮光突部がフォトインタラプタに対して横方向から当接するような位置となるまで部品装着体とカバー部材とが接近することのないようにするので、遮光突部がフォトインタラプタに当たることを防止できる。
請求項2の発明では、間隔保持部が部品装着体にL字形にして設けられているので、部品装着体を回動操作する際に、間隔保持部を手掛けとして利用でき、操作性が向上する。
本発明の一実施形態を示すもので、アッパーケースおよびインナーケースをロアケースから離れる方向に回動させ、蓋体を取り外した状態での斜視図 蓋体の間隔保持部を示す斜視図 アッパーケースをインナーケースと一緒に閉鎖方向に回動させる状態を図1のA−A線に沿って切断して示す横断底面図 (a)はアッパーケースを図3の状態よりも閉鎖方向に回動させた状態を図1のA−A線に沿って切断して示す横断底面図、(b)は要部の拡大図、(c)はアッパーケースとインナーケースが(b)よりも接近したと仮定した状態での要部の拡大図 (a)はアッパーケースを図4の状態よりも閉鎖方向に回動させた状態を図1のA−A線に沿って切断して示す横断底面図、(b)は要部の拡大図 (a)はアッパーケースを図5の状態よりもやや閉鎖方向に回動させた状態を図1のA−A線に沿って切断して示す横断底面図、(b)は要部の拡大図 (a)はアッパーケースを図6の状態よりも閉鎖方向に回動させた状態を図1のA−A線に沿って切断して示す横断底面図、(b)は要部の拡大図 (a)はインナーケースを本体内に収納しアッパーケースを閉鎖した状態を図1のA−A線に沿って切断して示す横断底面図、(b)は要部の拡大図
以下、本発明を壁取り付け型の電気錠コントローラに適用した一実施形態につき図面を参照しながら説明する。なお、電気錠コントローラは、防犯および操作性を高めることを目的として扉の施錠や解錠を電気的に行うシステムにおいて、その電気錠の施錠・解錠を制御するものである。
電気錠コントローラの筐体1は、図1および図8に示すように、壁面Wに取り付けられるプラスチック製のロアケース(本体)2と、同じくプラスチック製のアッパーケース(カバー部材)3とから構成されている。アッパーケース3は、一端部、例えば後部の左端部がロアケース2の前部の左端部にヒンジ4を介して回動可能に支持され、その回動によってロアケース2の前面を開閉する。なお、筐体1において、前後左右とは、壁面W(図8のみに図示、他の図では省略)に取り付けられた状態で、壁面Wに向かった使用者と相対する側を前、その反対側を後、使用者の右手側を右、左手側を左という。
ロアケース2の前面は開放されて開口部2aとなっている。このロアケース2の内側には、前面から後方にやや奥まった位置に矩形枠状の段部2bが形成されていると共に、この段部2bの内縁から後方に向かって延びる角形の筒状部2cが形成されており、この筒状部2cの内部空間は、インナーケース(部品装着体)5を収納可能なインナーケース収納部6とされている。上記インナーケース5は、前記アッパーケース3のロアケース2への回動支持端と同じ側の一端部、つまり前部の左端部を段部2bの左内縁部にヒンジ7を介して回動可能に支持されており、その回動によってインナーケース収納部6に対して出入りする。なお、インナーケース5もプラスチックにより形成されている。
したがって、アッパーケース3とインナーケース5とは回動中心が互いに異なり、アッパーケース3の回動中心(ヒンジ4のヒンジ軸4a)は、インナーケース5の回動中心(ヒンジ7のヒンジ軸7a)よりも前方(ロアケース2が取り付けられる壁面Wから離れる方向)で、且つ、ロアケース2の左外側に隔たった位置に存在することとなる。なお、アッパーケース3の回動中心とインナーケース5の回動中心とは、ロアケース2の内外方向に異なるだけであっても良い(壁面Wからの距離は同じ)。
上記インナーケース5内およびインナーケース5の上部には基板8が固定されており、インナーケース5内の基板8には電源装置や電気錠システムを統括制御するための制御装置などを構成する各種の電気・電子部品9、壁面Wから引き出されてインナーケース5の後面部に形成された孔5aからインナーケース5内に導入された電源線や通信線などの各種のコード10を接続するための端子台11などが搭載されている。そして、インナーケース5の前部には、インナーケース5の前面の大部分を覆って電気・電子部品9、コード10、端子台11などを隠すためのプラスチック製の蓋部材12が取り外し可能に固定されている。なお、基板8については、図1にのみ示し、他の図では省略してある。
インナーケース5の上部に固定されてインナーケース5の外側に突出する基板8の前面側にはフォトインタラプタ13が取り付けられている。このフォトインタラプタ13は、投光素子13aと受光素子13bを対向させて有し、基板8に配設された状態では、投光素子13aと受光素子13bがアッパーケース3およびインナーケース5の回動方向と同じ方向、つまり左右方向に対向している。
このフォトインタラプタ13に対し、アッパーケース3の上部裏側には上下に延びる遮光板(遮光突部)14が一体に突設されている。この遮光板14は、アッパーケース3が矢印Bで示す一方向、つまりロアケース2の前面の開口部2aを閉鎖する方向(閉鎖方向)に回動されると、投光素子13aと受光素子13bとの間の隙間15内に侵入して投光素子13aから発せられる光を遮断する。
即ち、インナーケース5が矢印Cで示す一方向、つまりインナーケース収納部6内に収納される方向(収納方向)に回動されて当該インナーケース収納部6内に収納され、アッパーケース3が矢印B方向(閉鎖方向)に回動されて当該ロアケース2の前面の開口部2aを閉鎖する位置(閉鎖位置)に至ると、遮光板14は投光素子13aと受光素子13bとの間の隙間15内に侵入して投光素子13aから発せられる光を遮断する。そして、アッパーケース3が逆方向(矢印Bの逆方向)、つまりロアケース2の前面の開口部2aを開放する方向(開放方向)に回動されると、遮光板14は投光素子13aと受光素子13bとの間から抜け出る。したがって、アッパーケース3が閉鎖位置にある時には受光素子13bは投光素子13aからの光を受けず、アッパーケース3が閉鎖位置から開放方向に回動されると、受光素子13bは投光素子13aからの光を受けるようになるので、基板8に搭載された制御装置は、受光素子13bの出力信号が暗信号か明信号かによってアッパーケース3が閉鎖されたか開放されたかを検出するようになっている。
ここで、上述のように、アッパーケース3の回動中心とインナーケース5の回動中心とが異なることから、アッパーケース3およびインナーケース5を回動させたときの遮光板14の先端の移動軌跡K1および投光素子13aと受光素子13bとの間の隙間15の移動軌跡K2は図3に示すようになる。この図3からも明らかなように、遮光板14の先端の移動軌跡K1は、アッパーケース3が閉鎖位置にあるとき、隙間15の移動軌跡K2と交差、したがって隙間15と同位置にある。そして、遮光板14の先端の移動軌跡K1は、曲率半径がフォトインタラプタ13の隙間15の移動軌跡K2よりも大きいので、アッパーケース3が開放方向へ回動されてゆくと、次第に隙間15の移動軌跡K2から離れてゆくようになる。
このため、アッパーケース3を開放方向に回動させ、インナーケース5も同じ方向(矢印Cの逆方向)、つまりインナーケース5をインナーケース収納部6から退出させる方向(退出方向)に回動させた状態では、図3や図4(a),(b)に示すように、遮光板14は、フォトインタラプタ13の隙間15内から脱し、且つ、隙間15から横方向(隙間15に対して遮光板14が侵入および脱出する方向と交差する方向)にずれてフォトインタラプタ13の前方の外側方に位置した状態となる。
このとき、仮に、アッパーケース3とインナーケース5との間隔が狭まって、例えば図4(c)に示すように遮光板14がフォトインタラプタ13の真横に並ぶ位置に来たとすると、この図4(c)の状態からアッパーケース3とインナーケース5が一緒に閉鎖方向および収納方向に回動した場合、遮光板14がフォトインタラプタ13の外側面に横方向から当接し、遮光板14やフォトインタラプタ13の損傷を招く恐れがある。
この遮光板14のフォトインタラプタ13の外側面への当接を避けるために、アッパーケース3側の部材またはインナーケース5側の部材、本実施形態では、インナーケース5側の部材である蓋部材12に間隔保持部16が一体に突設されている。この間隔保持部16は、図2に示すように、蓋部材12のうち、例えばインナーケース5の回動支持端部とは反対側の端部である右端部からアッパーケース3側に向けて突出する突出端部16aと、この突出端部16aの先端部に蓋部材12から離れる方向に延びてアッパーケース3とほぼ平行となる当接面部16bとを備えていて、全体としてL字形をなしている。
次に上記構成の作用を説明する。ロアケース2を壁面Wに固定するには、アッパーケース3を開放方向に回動させ、続いて、間隔保持部16の当接面部16bに手指を掛けてインナーケース5を退出方向に回動させる。そして、例えば、図3に示すように、アッパーケース3およびインナーケース5を大きく回動させた状態で、壁面Wから引き出されているコード10をロアケース2内に引き入れるようにしてロアケース2を壁面Wに図示しないねじなどによって固定する。
次に、インナーケース5から蓋部材12を取り外し、コード10を孔5aからインナーケース5内に引き入れ、当該コード10を端子台11に接続する。そして、所定の点検作業を行った後、蓋部材12をインナーケース5に取り付け、続いてインナーケース5を収納方向に回動させてインナーケース収納部6内に収納する。次いで、アッパーケース3を閉鎖方向に回動させて当該アッパーケース3によりロアケース2の前面の開口部を閉鎖する。
このとき、アッパーケース3を閉鎖方向に回動操作することによってインナーケース5も一緒に収納方向に回動させてしまうことがある。例えば、アッパーケース3およびインナーケース5が図3に示す回動位置にあったとすると、この回動位置から、アッパーケース3を閉鎖方向である矢印Bに回動操作した場合、当該アッパーケース3がインナーケース5側に突設されている間隔保持部16の当接面部16bに面接触し、インナーケース5を押すようにして収納方向である矢印C方向へ回動させる。
このようにしてアッパーケース3がインナーケース5と一緒に回動してゆくと、遮光板14がフォトインタラプタ13に対して相対的に前方斜め右側方から接近するように移動してゆく。しかしながら、インナーケース5は、間隔保持部16によってアッパーケース3との離間間隔を所定の間隔以上に保持されているので、遮光板14は、図4(a),(b)および図5(a),(b)に示すように、フォトインタラプタ13に近付いても当該フォトインタラプタ13の真横に並んだ位置に来ることなく、当該フォトインタラプタ13の前方を通るようになる。したがって、遮光板14がフォトインタラプタ13の真横に並んだ状態になり、そして、フォトインタラプタ13に真横から接近するように移動して当該フォトインタラプタ13に当接するといった事態が起きる恐れはない。
そして、遮光板14がフォトインタラプタ13の前方に位置すると、その後、アッパーケース3がインナーケース5と一緒に閉鎖方向に回動することによって、図6(a),(b)に示すように遮光板14がフォトインタラプタ13の前面に接するようになる。この状態、つまり遮光板14がフォトインタラプタ13の前面に接する状態となる位置まで回動すると、間隔保持部16の当接面部16bがアッパーケース3から離れ始める。したがって、以後は、フォトインタラプタ13がアッパーケース3とインナーケース5とを所定の間隔以上に保持する機能を果たすようになる。なお、間隔保持部16を第1の間隔保持部とすれば、フォトインタラプタ13は第2の間隔保持部として機能することとなる。
遮光板14がフォトインタラプタ13の前面に接した後は、遮光板14がフォトインタラプタ13を押すようになり、アッパーケース3が更に閉鎖方向に回動してゆくと、遮光板14はフォトインタラプタ13を押しながらその前面を滑るようにして投光素子13aと受光素子13bとの間の隙間15側に向かって移動してゆく。この過程では、間隔保持部16は更にアッパーケース3との間隔を拡げてゆく。
アッパーケース3が更に閉鎖方向に回動操作されると、やがて遮光板14は、図7(a),(b)に示すように、フォトインタラプタ13の前面から外れる。すると、インナーケース5はそこで一旦停止するが、アッパーケース3はその後も閉鎖位置に向けて回動操作され続けるため、このアッパーケース3の単独の回動によって遮光板14が隙間15内に侵入してゆくようになる。同時に、このインナーケース3の単独の回動により、当該アッパーケース3は、再び間隔保持部16の当接面部16bに当接し、再度、インナーケース5を収納方向へと回動させるようになる。
そして、アッパーケース3は、インナーケース5を収納部6内の収納位置にまで回動させたところで、閉鎖位置に達する。このようにしてインナーケース5がインターケース収納部6内に収納され、アッパーケース3がロアケース2の開口部2aを閉鎖する位置に至った状態では、図8(a),(b)に示すように、遮光板14は、隙間15内に正規の長さだけ侵入した状態となり、投光素子13aが発する光を遮るようになる。
このように本実施例によれば、遮光板14がフォトインタラプタ13に横方向から当接する恐れがないので、遮光板14やフォトインタラプタ13の損傷を防止することができる。
また、間隔保持部16をインナーケース5側の蓋部材12にL字形にして突設したので、インナーケース5を回動操作する際、当接面部16bを手掛けとして利用することができ、回動操作し易くなる。
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施形態に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは変更が可能である。
間隔保持部16は、少なくとも、遮光板14がフォトインタラプタ13の上部に接する位置に来るまでの間、アッパーケース3とインナーケース5の離間間隔を所定の間隔以上に保持するものであれば良い。その後は、離間間隔保持機能はなくとも良いが、有していても良い。ただ、多くとも、遮光板14が投光素子13aと受光素子13bとの間の隙間15内に入って投光素子13aから発せられる光を遮る位置に到達するまでとする。
間隔保持部16は、L字形でなくとも良い。また、間隔保持部16は、アッパーケース3側に設けても良い。
部品装着体としては、基板8から構成しても良い。この場合には、基板8をロアケース2に回動可能に支持する。
アッパーケース3、インナーケース5は、左端部を回動可能に支持するものに限られず、右端部、或いは上端部、更には下端部を回動可能に支持する構成としても良い。但し、上端部、下端部を回動可能に支持する場合、フォトインタラプタ13は投光素子13aと受光素子13bが上下方向に対向するように配設する、つまりアッパーケース3の回動方向に対向するように配設するものである。
アッパーケース3とインナーケース5の回動中心軸は、前後および左右の両方向にずれている場合に限られず、前後方向にだけずれているもの、左右方向にだけずれているものであっても良い。
本発明を適用する壁取り付け型機器としては、電子錠コントローラに限られず、ホームセキュリティ装置など他に種々考えられる。
図面中、1は筐体、2はロアケース(本体)、2aは開口部、3はアッパーケース(カバー部材)、5はインナーケース(部品装着体)、8は基板、9は電気・電子部品、12は蓋部材、13はフォトインタラプタ,13aは投光素子、13bは受光素子、14は遮光板(遮光突部)、16は間隔保持部を示す。

Claims (2)

  1. 壁面に固定され、前面に開口部を有する本体と、
    少なくとも制御装置を構成する部品を装着し、前記本体に一端部が回動可能に支持されて、一方向への回動により前記本体内に収納され、逆方向への回動により前記本体内から退出される部品装着体と、
    前記本体に一端部が、前記部品装着体の前記一端部の回動支持位置よりも外側において回動可能に支持されて、一方向への回動により前記本体の前記開口部を閉鎖し、逆方向への回動により前記本体の前記開口部を開放するカバー部材と、
    前記部品装着体および前記カバー部材のうちの一方に設けられ、投光素子と受光素子を互いに対向させて有するフォトインタラプタと、
    前記部品装着体および前記カバー部材のうちの他方に突設され、前記本体の前記開口部を閉鎖する前記カバー部材の前記一方向への回動により前記フォトインタラプタの前記投光素子と受光素子との間に侵入し、前記本体の前記開口部を開放する前記カバー部材の前記逆方向への回動により前記フォトインタラプタの前記投光素子と受光素子との間から脱出する遮光突部と、
    を具備し、前記受光素子が前記投光素子から発せられた光を受光することによって前記カバー部材の開放を検出するように構成した壁取り付け型機器において、
    前記部品装着体が前記カバー部材に接した状態で前記本体の前記開口部を閉鎖する前記一方向に回動するとき、前記遮光突部が、前記フォトインタラプタの前記投光素子と前記受光素子との間から脱した状態で、前記フォトインタラプタに対し、前記投光素子と前記受光素子との間に侵入する方向と交差する横方向から当接することを防止するために、前記部品装着体側および前記カバー部材側のうちの少なくとも一方側に、前記遮光部材が前記投光素子と前記受光素子との間から脱した状態において、前記部品装着体と前記カバー部材との離間間隔を所定の間隔以上に保持し、前記遮光突部が前記フォトインタラプタの前記横方向に位置することを回避する間隔保持部を突設したことを特徴とする壁取り付け型機器。
  2. 請求項1記載の壁取り付け型機器において、
    前記間隔保持部は、前記部品装着体側に突設され、前記本体に回動可能に支持された前記一端部とは反対側の端部から前記カバー部材に向って突出するように形成された突出片部と、前記突出片部の先端部に前記部品装着体から離れる方向に延びる当接片部を備えて、全体としてL字形をなしていることを特徴とする壁取り付け型機器。
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