JP5115397B2 - 遅延プロファイル取得方法及び装置 - Google Patents
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Description
今、送信側は受信側での伝搬路推定などの処理を行うために、N0 個の複素既知パイロット系列をデータと共に送信するとする。
i番目の既知複素パイロット系列をp(i)、サンプリングされたi番目の受信パイロット信号をr(i)とした場合、図17におけるマッチトフィルタ1701(図16の1607に対応)による相互相関値は、下記数1式で計算される。
シフトを考慮すると、前述したように、二乗振幅加算区間Lは短いほうがよい。
以下に示す態様は、受信信号のパイロットを用いたパスタイミングを検出するための遅延プロファイル取得方法又はそれと同等の機能を実現する装置を前提とする。
ことを特徴とする付記1乃至3の何れか1項に記載の遅延プロファイル取得方法。 第2のステップ(303)は、第1のステップの各相関演算結果に対して、複素共役積を演算する。この第2のステップは例えば、第1のステップでの相関演算で用いられる受信信号のパイロットの長さが十分に得られてない間は、第1のステップにて得られた相関演算結果のみを用いて、複素共役積を演算する。
上記態様の構成において、第1のステップにおける相関演算の各相関長の一方又は両方を、伝搬路状況に応じて適応的に変更する第4のステップを更に含むように構成することができる。
ここまでの態様の構成において、第1のステップによる各相関演算において、伝搬路変動又は周波数偏差による位相回転を補正する第5のステップを更に含むように構成することができる。
第1の実施形態
第1の実施形態について説明する。
図1に示される第1の実施形態は、前述した図16に示される受信部の一般構成中の、遅延プロファイル生成部1608の構成に関するものである。
図1において、二乗演算101への第1の入力としては、通常の1ブロック分の振幅加算が演算された結果R(n,τ)が使用され、共役複素がとられる側の第2の入力としては、より多くの振幅加算ブロック、図1では、現在のブロック+左右1ブロック分の計3ブロック分の振幅加算ブロックが加算され(102)、実質的な相関長が3Lシンボルとされた相関値R’(n,τ)が使用される。これらのR(n,τ)とR’(n,τ)とから、下記数3式として、二乗演算が実行される。
+1)×Lとなる。従来技術では、M1 =K1 、M2 =K2 と置いた場合に相当する。また、図1に示される3ブロックと1ブロックの掛け算の例は、M1 =M2 =1、K1 =K2 =0の場合に相当する。以上の演算が、K= K1 +K2 +1だけずらしながら計算される。
図3において、まず、マッチトフィルタ301の構成は、従来技術における図17の1701と同じであり、この部分は図16の1607に対応する。
第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態において、R(n,τ)がMブロック分出力されていない場合の計算法を示すのが第2の実施形態である。
第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態では、遅延プロファイルの計算開始時に、外部からのフェージング周波数や、ドップラー周波数などの情報を得て使用するタップが選択される。
適応的に)選択され直す。
第4の実施形態について説明する。
図8は、第4の実施形態のシステム構成図である。
図8の構成が第1の実施形態における図3の構成と異なる点は、振幅加算部801(A)及び801(B)において、各タップ(図中「D」)の出力に対して、重みhj 、gj を乗算するブロック802(A)及び802(B)が付加され、これらのブロックの出力が加算器306(A)及び306(B)に入力される点である。
最後に、第5の実施形態について説明する。
図10に、周波数偏差やドップラー効果によって、マッチトフィルタで計算された相関値同士に位相偏差が生じた場合の模式図を示す。図10は、iブロック目とi+1ブロック目の位相差をφi とした場合の様子を示してある。
上記第1〜第5の実施形態の効果を説明するために、パイロット長を3Nブロックとして、A及びBのどちらの振幅加算部も3ブロック加算にした場合、即ち、従来技術において振幅加算による相関を3ブロックにわたって演算した場合と、図12に示されるように、振幅加算部1201(A)は3ブロック振幅加算、振幅加算部1201(B)は1ブロック振幅加算にした、代表として第1の実施形態による場合とを比較する。
302(A)、302(B)、801(A)、801(B)、1201(A)、1201(B) 振幅加算部
303 共役複素積演算部
304 共役複素積加算部
305、1609 パス検出回路
802 重み係数乗算部
1101 位相差補償量計算部
1102 乗算器
1605 パスサーチ回路
1606 パス情報
1608 遅延プロファイル生成回路
1702 二乗部
1703 加算部
Claims (6)
- 受信信号のパイロットを用いたパスタイミングを検出するための遅延プロファイル取得方法であって、
2つの異なる相関長で、それぞれ既知パイロット系列と前記受信信号のパイロットとの間で2つの相関演算を実行する第1のステップと、
該第1のステップの各相関演算結果に対して、複素共役積を演算する第2のステップと、
該第2のステップの演算結果を加算平均する第3のステップと、
を含むことを特徴とする遅延プロファイル取得方法。 - 前記第2のステップは、前記第1のステップでの相関演算で用いられる前記受信信号のパイロットの長さが十分に得られてない間は、前記第1のステップにて得られた相関演算結果のみを用いて、複素共役積を演算する、
ことを特徴とする請求項1に記載の遅延プロファイル取得方法。 - 前記第1のステップにおける前記相関演算の各相関長の一方又は両方を、伝搬路状況に応じて適応的に変更する第4のステップを更に含む、
ことを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載の遅延プロファイル取得方法。 - 前記第1のステップは、前記2つの相関演算の一方又は両方に対して、重み付きの相関演算を実行する、
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の遅延プロファイル取得方法。 - 前記第1のステップによる前記各相関演算において、伝搬路変動又は周波数偏差による位相回転を補正する第5のステップを更に含む、
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の遅延プロファイル取得方法。 - 受信信号のパイロットを用いたパスタイミングを検出するための遅延プロファイル取得装置であって、
2つの異なる相関長で、それぞれ既知パイロット系列と前記受信信号のパイロットとの間で2つの相関演算を実行する相関演算手段と、
該各相関演算結果に対して、複素共役積を演算する複素共役積演算手段と、
該手段の演算結果を加算平均する加算平均手段と、
を含むことを特徴とする遅延プロファイル取得装置。
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