JP5115373B2 - 排気浄化触媒の温度制御装置及び温度制御方法 - Google Patents

排気浄化触媒の温度制御装置及び温度制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、圧縮着火運転可能なエンジンから排出される排気を浄化する排気浄化触媒の温度を制御する装置及び方法に関する。
所定の運転領域では予混合ガスを圧縮して自己着火させる圧縮着火(Homogeneous Charge Compression Ignition;以下「HCCI」と略す)の運転モードにし、それ以外の運転領域では点火プラグを使用する火花着火(Spark Ignition;以下「SI」と略す)の運転モードにするエンジンが研究されている。
このようにHCCIモードとSIモードとを切り替えるエンジンは、燃費が向上し、また、大気汚染物質(特に窒素酸化物NOx)の排出量も大幅に低減できる。
HCCIモードは、極めてリーンな空燃比(たとえば25〜40程度)で運転するので、低負荷中に排気温度が低下しやすい。すると排気浄化触媒は、温度が低下して不活性化し排気浄化効率が低下するおそれがある。
そこで特許文献1では、触媒が不活性化したら、内部EGR量が大幅に増加するように可変動弁機構を制御する。内部EGR量が大幅に増加すると、空燃比はストイキ又はストイキよりもややリーンになり、一酸化炭素COの濃度が上昇する。排気温度も上昇する。触媒を流れる排気量は減少する。CO濃度の上昇、排気温度の上昇及び排気量の減少は、いずれも触媒の一酸化炭素COや炭化水素HCの酸化を促進する。したがって触媒が不活性化しやすい条件で運転しても、内部EGR量を大幅に増加させることによって触媒温度が上昇し触媒が活性化して排気が浄化されるのである。
特開2004−257331号公報
しかしながら、内部EGR量を大幅に増加させると空燃比が小さくなる(リッチ化する)とともに筒内温度が上昇するので燃焼期間が短くなる。するとノッキングしやすくなる。また燃焼終了時期が早まり排気温度が十分に上昇しない。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、HCCIモードの運転を継続しつつノッキングを生じることなく排気浄化触媒が活性化するまで十分に排気温度を上昇可能な排気浄化触媒の温度制御装置及び温度制御方法を提供することを目的とする。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
本発明は、排気弁及び吸気弁がマイナスオーバラップし圧縮着火運転可能なエンジン(10)から排出される排気を浄化する排気浄化触媒(40)の温度を制御する装置であって、前記排気浄化触媒(40)の温度が基準温度を下回ったか否かを判定する触媒温度判定手段(ステップS5)と、前記基準温度を下回ったときには、排気弁及び吸気弁のマイナスオーバラップ量を変えずに熱効率を下げる又は筒内ガス温度を低下させることで排気温度を上げて排気浄化触媒(40)の温度を上げる触媒昇温手段(ステップS7)と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、排気浄化触媒の温度が基準温度を下回ったときには、熱効率を下げる又は筒内ガス温度を低下させることで排気温度を上げて排気浄化触媒の温度を上げるようにした。このようにして排気浄化触媒の温度を上げるようにしたので、ノッキングを生じることなく排気浄化触媒が活性化するまで十分に排気温度を上昇させることができるのである。
以下では図面等を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(基本構成)
図1は、本発明による排気浄化触媒の温度制御装置の基本構成図である。
エンジン10は、吸気弁11と、排気弁12と、燃料噴射弁13と、点火プラグ14と、筒内圧センサ15と、を備える。エンジン10の吸気通路21には、吸気スロットル31が設けられる。エンジン10の排気通路22には、排気浄化触媒40が設けられる。
吸気弁11は、吸気通路21を開閉しエンジン筒内への吸気の流れを調整する。
排気弁12は、排気通路22を開閉しエンジン筒内からの排気の流れを調整する。排気弁12は、可変動弁機構によって作動角及び作動中心を連続して調整可能である。なお可変動弁機構としては、たとえば特開2004−346825号公報や特開2007−315229号公報に開示されたVVEL(Variable Valve Event and Lift control)及びVTC(Valve Timing Control)を使用すればよい。
燃料噴射弁13は、エンジン筒内に燃料を噴射する。
点火プラグ14は、SIモードで運転中に混合気に火花着火する。
筒内圧センサ15は、エンジン筒内の圧力を検出する。この検出圧の圧力波形に基づいて図示平均有効圧が算出される。
吸気スロットル31は、コントローラの信号に応じて開度を調整して吸気量を制御する。
排気浄化触媒40は、エンジンから排出された排気を浄化する。排気浄化触媒40の入口には排気空燃比センサ41が設けられる。また排気浄化触媒40には触媒温度センサ42が設けられる。
ここで本発明の理解を容易にするために解決課題を再度説明する。
図2は、HCCIモードとSIモードとを切り替えるエンジンの運転領域を説明する図である。
運転条件によってHCCIモードとSIモードとを切り替えるエンジンが研究されている。本件発明者らが研究中のエンジンは、図2に示すように低回転低負荷の所定領域でHCCIモードで運転し、それ以外ではSIモードで運転する。HCCIモードは、極めてリーンな空燃比(たとえば25〜40程度)で運転するので、低負荷中には排気温度が低下して排気浄化触媒の温度が低下して不活性化して排気浄化効率が低下する。
図3は、排気浄化触媒の温度と触媒浄化率との相関を示す図である。
排気浄化触媒は、暖機が完了して活性すると良好な触媒浄化率が得られる。たとえば基準温度Tc以上であれば十分な触媒浄化率が得られる。しかしながら温度が低下して不活性化すると触媒浄化率が低くなってしまう。したがってHCCIモードが継続すると、排気浄化触媒は温度低下によって不活性化し排気浄化効率が低下する。
そこで上述の特許文献1(特開2004−257331号公報)では、触媒が不活性化したら、内部EGR量が大幅に増加するように可変動弁機構を制御する。具体的には、排気閉弁タイミング(EVC)を進角するとともに吸気開弁タイミング(IVO)を遅角してバルブマイナスオーバラップを拡大する。するとエンジン筒内に閉じ込められる排気量(燃焼ガス量)が増え内部EGR量が増加する。内部EGR量が増加すれば、空燃比(燃料に対する新気の割合)はストイキ又はストイキよりもややリーンになり、一酸化炭素COの濃度が上昇する。排気温度も上昇する。触媒を流れる排気量は減少する。一酸化炭素COの濃度の上昇、排気温度の上昇及び排気量の減少は、いずれも触媒の一酸化炭素COや炭化水素HCの酸化を促進する。したがって触媒が不活性化しやすい条件で運転しても、内部EGR量を大幅に増加させることによって触媒温度が上昇し触媒が活性化して排気が浄化されるのである。
図4は、内部EGR量と混合気温度との相関を示す図である。
しかしながら内部EGR量を大幅に増加させると、図4から明らかなように混合気温度が上昇してしまう。そして混合気温度が上昇してしまうと燃焼期間が短くなりノッキングしやすくなる、というのが本件発明者らの知見である。
次に、図5及び図6を参照して本発明による排気浄化触媒の温度制御装置の動弁制御について説明する。なお図5は排気浄化触媒の温度制御装置の制御ロジックのメインルーチンを示すフローチャートである。図6は本実施形態の動弁のバルブタイミングダイヤグラムであり、図6(A)は通常運転におけるバルブタイミングを示し、図6(B)は排気浄化触媒の温度が低下したときの運転におけるバルブタイミングを示す。
上述の通り、内部EGR量を大幅に増加させると、混合気温度が上昇してしまいノッキングしやすくなる、というのが本件発明者らの知見である。そこで本件発明者らは混合気温度を低下させるべく内部EGR量を低減させることを着想した。内部EGR量を低減させるには、排気閉弁タイミング(EVC)を遅角して排気弁を遅閉じすることで排気(燃焼ガス)を筒内に残さないことが考えられる。しかしながらこのような運転でエンジンから排出されるガスは温度が低下しているので、この状態が継続しては触媒が不活性化する。そこで本発明では以下のように制御する。
ステップS1においてコントローラは、エンジンの運転状態を検出する。
ステップS2においてコントローラは、エンジンの運転状態がHCCIモード運転領域内の運転であるか否かを判定する。具体的には図2に示したマップに基づき判定する。HCCIモード運転領域内の運転でなければステップS3へ処理を移行し、そうでなければステップS4へ処理を移行する。
ステップS3においてコントローラは、SIモードでエンジンを運転する。
ステップS4においてコントローラは、HCCIモードでエンジンを運転する。
ステップS5においてコントローラは、触媒温度が基準温度Tcを下回るか否か判定する。下回らなければステップS6へ処理を移行し、そうでなければステップS7へ処理を移行する。
ステップS6においてコントローラは、通常運転する。具体的には図6(A)に示されたバルブタイミングをセットして運転する。
ステップS7においてコントローラは、触媒昇温運転する。具体的には図6(B)に示されたバルブタイミングをセットして、通常運転(図6(A))に比べて、排気開弁タイミング(EVO)が進角して排気弁を早開けさせて運転する。
次に本実施形態による作用について説明する。
図7は、排気開弁タイミング(EVO)の変化が排気温度に及ぼす影響を示した図である。図7の横軸は排気開弁タイミング(EVO)[degATDC]、図7の縦軸は排気温度[℃]である。
本実施形態では、図6(B)に示されているように、通常運転(図6(A))に比べて、排気開弁タイミング(EVO)を進角して排気弁を早開けするようにした。このようにすると熱効率は低下するが、高温の排気(燃焼ガス)が排気浄化触媒に流れ込むこととなる。そして図7に示されているように本実施形態では排気開弁タイミング(EVO)を52[degCA]進角することで、排気温度は105[℃]上昇した。
図8は、内部EGR量の変化が排気温度に及ぼす影響を示した図である。図8の横軸は内部EGR量を示す。なお上述のように内部EGR量が変化すると、混合気温度も比例して変化する。図8の縦軸は図示平均有効圧であり、エンジン負荷に比例する。図中上側の太実線はノック限界ラインであり、このラインの上側で運転するとノックを発生する。図中下側の太実線は燃焼安定限界ラインであり、このラインの下側で運転すると燃焼が不安定になる。ノック限界ライン及び燃焼安定限界ラインで挟まれた領域の細実線は排気温度の等高線である。図中左上側が高温であり、図中右下側が低温である。
本実施形態では、図6(B)に示されているように、通常運転(図6(A))に比べて排気閉弁タイミング(EVC)及び吸気開弁タイミング(IVO)は同一である。すなわちバルブマイナスオーバラップは変わらない。その結果、内部EGR量が低減し、新気の吸入量が増える。新気量が増えれば燃焼が促進されるので排気温度が上昇する。
そして図8に示されているように通常運転では、多めの内部EGRをかけるとともにノック限界付近でHCCI運転する。そして排気浄化触媒の温度が低下し基準温度Tcを下回って排気浄化率が悪化したら、触媒昇温運転に切り替えて混合気温度が燃焼安定限界まで下がるように内部EGR量を減らす。するとエンジン負荷(図示平均有効圧)が一定でも、排気温度は40℃程度上昇する。
図9は、SIモードに切り替えた場合の排気温度と、本実施形態のHCCIモードを継続した場合の排気温度と、を比較する図である。
排気浄化触媒の温度が低下し基準温度Tcを下回ると排気浄化率が悪くなる。
そこで排気温度を上昇させるには、HCCIモードからSIモードに切り替えることが考えられる。そのようにすると排気温度は409℃になった。
一方、本実施形態では、HCCIモードを継続しつつ排気開弁タイミング(EVO)を進角するとともに、排気閉弁タイミング(EVC)及び吸気開弁タイミング(IVO)を同一のままにして内部EGR量を減らした。HCCIモードを継続した場合は排気温度は264℃であり、SIモードに切り替える場合に比べて低温である。しかしながら内部EGR量の低減によって上述のように排気温度が40℃上昇し、排気開弁タイミング(EVO)を進角することで上述のように排気温度が105℃上昇する。したがってHCCIモードを継続してもSIモードに切り替える場合と同等の排気温度が得られるのである。このように排気温度が高温になれば排気浄化触媒の温度も上昇し、活性化できるのである。
図10は、SIモードに切り替えた場合の燃費と、本実施形態のHCCIモードを継続した場合の燃費と、を比較する図である。
図10に示されているように、本実施形態のようにHCCIモードを継続すれば、SIモードに切り替える場合に比較して燃費も向上する。
(第2実施形態)
図11は、本発明による排気浄化触媒の温度制御装置の第2実施形態のバルブタイミングダイヤグラムである。図11(A)は通常運転におけるバルブタイミングを示し、図11(B)は排気浄化触媒の温度が低下したときの運転におけるバルブタイミングを示す。
なお以下では前述と同様の機能を果たす部分には同一の符号を付して重複する説明を適宜省略する。
本実施形態のエンジンは、排気弁の作動角(すなわち開弁タイミングから閉弁タイミングまでの角度)を変えることなく作動中心を連続調整可能な可変排気弁機構と、吸気弁の作動角を変えることなく作動中心を連続調整可能な可変吸気弁機構と、を含む。このような機構としては、たとえば上述の特開2004−346825号公報や特開2007−315229号公報に開示されたVTC(Valve Timing Control)を使用すればよい。
そして本実施形態では、図11(B)に示されているように、通常運転(図11(A))に比べて、排気弁の作動中心を進角して排気開弁タイミング(EVO)を早めて排気弁を早開けするようにした。このようにすると熱効率は低下するが、高温の排気(燃焼ガス)が排気浄化触媒に流れ込むこととなる。
またそれとともに吸気弁の作動中心を進角して吸気開弁タイミング(IVO)を早めて吸気弁を早開けするようにした。このようにすることで図11(B)に示されているように、バルブマイナスオーバラップは通常運転(図11(A))と同一になる。その結果、内部EGRガスが吸気側に吹き戻されて再吸入されることとなり、内部EGR自体の温度を下げることができる。すると混合気温度が下がり、排気温度が上昇するのである。
本実施形態によっても、第1実施形態と同様にHCCIモードを継続しても排気温度を高温にすることができ、排気浄化触媒の温度を上げて活性化できるのである。またVVELを使用することなくVTCだけを使用することで簡易な機構で実施可能である。
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に含まれることが明白である。
たとえば吸気弁及び排気弁の開閉タイミングを調整する機構としては、上述の機構に限らない。特許文献1(特開2004−257331号公報)のように電動アクチュエータを使用するもの、特開2000−45733号公報のように電磁コイルを使用するもの、カムシャフトにハイカム/ローカムの2種類のカム駒を設けたVVL(Variable Valve Lift and timing)、その他いずれの公知のものを用いてもよい。
またエンジン筒内の吸気流動を強化するスワール制御機構やタンブル制御機構を使用すれば、シリンダボア璧との熱損失が増大し内部EGR温度が下がる。内部EGRの温度が下がれば混合気温度が下がり、排気温度が上昇するので、HCCIモードを継続しても排気温度を高温にすることができ、排気浄化触媒の温度を上げて活性化できる。
さらに上記説明においては、圧縮着火運転可能なエンジンとして、運転状態に応じてHCCIモードとSIモードをと切り替えて運転するエンジンを例示したが、これに限らず通常のディーゼルエンジンの低回転低負荷運転において同様の制御をしてもよい。
本発明による排気浄化触媒の温度制御装置の基本構成図である。 HCCIモードとSIモードとを切り替えるエンジンの運転領域を説明する図である。 排気浄化触媒の温度と触媒浄化率との相関を示す図である。 内部EGR量と混合気温度との相関を示す図である。 排気浄化触媒の温度制御装置の制御ロジックのメインルーチンを示すフローチャートである。 本実施形態の動弁のバルブタイミングダイヤグラムである。 排気開弁タイミング(EVO)の変化が排気温度に及ぼす影響を示した図である。 内部EGR量の変化が排気温度に及ぼす影響を示した図である。 SIモードに切り替えた場合の排気温度と、本実施形態のHCCIモードを継続した場合の排気温度と、を比較する図である。 SIモードに切り替えた場合の燃費と、本実施形態のHCCIモードを継続した場合の燃費と、を比較する図である。 本発明による排気浄化触媒の温度制御装置の第2実施形態のバルブタイミングダイヤグラムである。
符号の説明
10 エンジン
11 吸気弁
12 排気弁
13 燃料噴射弁
14 点火プラグ
40 排気浄化触媒
ステップS5 触媒温度判定手段/触媒温度判定工程
ステップS7 触媒昇温手段/触媒昇温工程

Claims (5)

  1. 排気弁及び吸気弁がマイナスオーバラップし圧縮着火運転可能なエンジンから排出される排気を浄化する排気浄化触媒の温度を制御する装置であって、
    前記排気浄化触媒の温度が基準温度を下回ったか否かを判定する触媒温度判定手段と、
    前記基準温度を下回ったときには、排気弁及び吸気弁のマイナスオーバラップ量を変えずに熱効率を下げる又は筒内ガス温度を低下させることで排気温度を上げて排気浄化触媒の温度を上げる触媒昇温手段と、
    を有することを特徴とする排気浄化触媒の温度制御装置。
  2. 排気弁の作動角及び作動中心を連続調整可能な可変動弁機構を備え、
    前記触媒昇温手段は、排気弁の閉弁タイミングは変わることなく排気弁の開弁タイミングが進角するように排気弁の作動角及び作動中心を調整する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の排気浄化触媒の温度制御装置。
  3. 排気弁の作動角を変えることなく作動中心を連続調整可能な可変排気弁機構と、
    吸気弁の作動角を変えることなく作動中心を連続調整可能な可変吸気弁機構と、
    を備え、
    前記触媒昇温手段は、排気弁及び吸気弁の開弁タイミングが進角するように排気弁及び吸気弁の作動中心を調整する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の排気浄化触媒の温度制御装置。
  4. 筒内ガスの流動を調整可能なガス流動調整機構を備え、
    前記触媒昇温手段は、筒内ガスの流動を強める、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の排気浄化触媒の温度制御装置。
  5. 排気弁及び吸気弁がマイナスオーバラップし圧縮着火運転可能なエンジンから排出される排気を浄化する排気浄化触媒の温度を制御する方法であって、
    前記排気浄化触媒の温度が基準温度を下回ったか否かを判定する触媒温度判定工程と、
    前記基準温度を下回ったときには、排気弁及び吸気弁のマイナスオーバラップ量を変えずに熱効率を下げる又は筒内ガス温度を低下させることで排気温度を上げて排気浄化触媒の温度を上げる触媒昇温工程と、
    を有することを特徴とする排気浄化触媒の温度制御方法。
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