JP5114146B2 - カラーおよび白黒混合ドキュメントを印刷するためのプリントショップ管理方法および装置 - Google Patents

カラーおよび白黒混合ドキュメントを印刷するためのプリントショップ管理方法および装置 Download PDF

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Description

発明の分野
本発明は、複数のプリンタがサーバに接続され管理されるプリントショップシステムを管理するための方法および装置に関する。特に、カラーおよび白黒ページの両方を含む印刷ドキュメントを印刷するプリントショップにおける印刷ジョブおよびプリンタを管理するための方法および装置に関する。
関連技術の説明
専門のプリントショップは、一般的に、ネットワークによってサーバに接続される複数のプリンタを有しており、当該サーバは、1つ以上のプリンタによるユーザジョブの印刷を制御する。プリントショップのプリンタは、一般的に、異なる特徴および能力を有する。特に、プリントショップは、白黒プリンタおよびカラープリンタの両方を有する。従来の実務では、白黒プリンタを用いて、白黒ページ(グレーレベルの画像を含む)だけを含む印刷ドキュメントを印刷し、カラープリンタを用いてカラーページを含む印刷ドキュメントを印刷する。カラープリンタを用いる印刷は、一般的に白黒プリンタを用いる印刷よりもコストが高い。
発明の要約
印刷される多くのドキュメントは、カラーページおよび白黒ページの両方を含む。カラーページの方が印刷するのにコストが高いので、カラープリンタで印刷されるカラーサブドキュメントと、白黒プリンタで印刷される白黒サブドキュメントとを分けることが望ましい。
したがって、本発明は、カラーページおよび白黒ページの両方を含む印刷ジョブを管理する方法に適している。
本発明の付加的なまたは別の特徴および効果は、後続の説明に記載され、その説明から一部が明らかになり、または、本発明の実行によって確認される。本発明の目的と他の利点は、添付の図面に加えて詳細な説明および請求項で詳しく指摘される構成によって理解され達成される。
具現され広く述べられる、これらおよび他の目的を達成するために、本発明はプリントショップシステムの管理方法を提供する。プリントショップシステムは、異なるカラー能力を有する複数のカテゴリのプリンタを含む。その方法は、プリンタに接続されたコンピュータ上で実行され、(a)1以上の用紙属性およびカラー特性をそれぞれ有する複数のページを含み、印刷されるソースドキュメントを取得し、(b)ソースドキュメントの各ページのNアップパラメータNおよびデュプレックスパラメータDを取得し、(c)パラメータNおよびDに基づいて、K=N*Dまたはそれより少なくNおよびD値と等しいページ数であって、一つの用紙媒体上に印刷される1以上のグループに、ソースドキュメントをグループ化し、(d)各グループ中の全てのページが同一の用紙属性を有するかどうかを決定し、いずれかのグループ中のページが異なる用紙属性を有する場合、1つのカテゴリに属する1台のプリンタ上に、印刷されるソースドキュメントに含まれる全てのページのデータを送信し、(e)グループ中の全てのページが同一の用紙属性を有する場合、グループ中のページのカラー特性に基づいてグループのカラー指定を決定し、(f)ステップ(e)において決定されたカラー指定に基づいて、ソースドキュメントに含まれる少なくとも一部のページのデータを第1のカテゴリのプリンタに送信し、残りのページのデータを第2のカテゴリのプリンタに送信することを含む。
さらに他の態様では、本発明は、上記方法をデータ処理装置に実行させるコンピュータプログラムを提供する。
前述の概略的記述および以下の詳細な記述の両方は、代表的および説明的であり、請求される本発明のさらなる説明を提供することを意図していることが理解される。
図面の簡単な説明
図1は、本発明の実施形態に係る印刷ジョブを管理するための方法を示すフローチャートである。
図2は、本発明の実施形態に係る印刷ジョブを管理するための方法を示すフローチャートである。
図3は、本発明の実施形態に係る印刷ジョブを管理するための方法を示すフローチャートである。
図4は、1つのページのグループ中に異なる用紙サイズを含むドキュメントに適用される本発明の実施形態に係るプロセスを示す該略図である。
図5は、カラーおよび白黒ページの両方を有するドキュメントに適用される本発明の実施形態に係るプロセスを示す該略図である。
図6は、本発明の実施形態に従う方法が実行されるネットワークを介してサーバに接続された複数のプリンタを有するプリントショップシステムを示す該略図である。
好ましい実施例の詳細な説明
図6は、ネットワーク4を通じてサーバ(あるいは、適当なデータ処理装置)3に接続される複数のプリンタ2a、2b・・・を有するプリントショップシステム1の該略図である。プリントショップオペレータがサーバおよび他のシステムと情報交換できるように、1つ以上のユーザ端末(不図示)もサーバに接続されている。サーバ3は、好ましくは、印刷ジョブ(すなわち、ユーザからの印刷要求および印刷されるドキュメント)を受信するためにインターネットのような外部ネットワーク5に接続されている。サーバ3は、プリントショップ管理ソフトウェアの制御の下で、ユーザから印刷ジョブを受信し、1つ以上のプリンタ2に印刷されるように印刷コマンドおよびデータを送信する。プリントショップ管理ソフトウェアは、例えば、印刷ジョブのためにどのプリンタを使用するのか、自動的か、オペレータによってある程度制御するのか、等の多様な管理上の決定を、行うことができる。
印刷されるドキュメント(以下、ソースドキュメントという)が混在カラードキュメント、すなわち、カラーページおよび白黒ページの両方を含むものの場合、サーバ3は、印刷ジョブ全体(すなわち、ソースドキュメントの全ページ)を、1以上のカラープリンタに送信するか、あるいは、1以上のカラープリンタにカラーページを、1以上の白黒プリンタに白黒ページを送信することによって、印刷ジョブを2つのサブジョブに分割するかを決定する。ジョブ全体の印刷合計コストを最小化するようなコスト計算に基づいて印刷ジョブを分割するかを決定する方法は、2006年3月31日の共同出願であって継続中の米国特許出願11/395,583号「カラーおよび白黒混在ドキュメントを印刷するためのプリントショップ管理方法および装置」に記載されている。本出願は、N−アップ(1枚の用紙上ソースドキュメントの複数ページが印刷される)、デュプレックス(両面印刷)、あるいは混在用紙(異なる用紙要求、下記参照)が関わる状況において特に役立つ2つのサブジョブに、印刷ジョブを分割するかどうかを決定するための方法を記載する。
印刷ジョブが2つのサブジョブに分割され、それぞれカラープリンタおよび白黒プリンタで印刷される場合、ソースドキュメントおよび関連するジョブチケットは、ドキュメント中のカラーページおよび白黒ページを分離するために処理される必要があり、これによって異なるプリンタに送信可能となる。ジョブチケットは、ソースドキュメントに付随し、ドキュメントの印刷を支配する様々なパラメータ、たとえば、コピー部数、向き、インプットトレイ、アウトプットトレイ、仕上げ指示(ステープル、穴あけなど)などを特定する。ジョブチケットを2つのサブジョブチケットに分割する典型的な方法、すなわち一方をカラー印刷、他方を白黒印刷する方法は、2006年3月31日の共同出願であって継続中の米国特許出願11/395,585号「カラーおよび白黒混在ドキュメントを印刷するためのプリントショップ管理方法および装置」に記載されており、ここで引用により全体が組み込まれる。本出願は、特に、Nアップ、デュプレックスあるいは混合用紙が含まれる場合、サーバが正しくジョブを分割し2つのサブジョブチケットを生成できるように、本出願は印刷シートのカラー特性を示すための方法を記載する。
2つのサブジョブチケットが生成された後、それらは、それぞれカラープリンタおよび白黒プリンタに送信される。それから、カラープリンタおよび白黒プリンタからのアウトプットは、印刷ドキュメントを生成するために、ソースドキュメントの最初のページ順に従って一緒に併合される。併合は、あるプリンタ上で最初にサブジョブを印刷し、他のプリンタの用紙挿入機ユニットに印刷されたページを送り、それから、他のプリンタを用いて他のサブジョブを印刷することによって達成される。用紙挿入機ユニットは、プリンタのアウトプットトレイに給紙するフィーダであり、中の用紙を印刷することなく、プログラムされた順番で、そのプリンタによる他のドキュメントの印刷と同時に給紙する。その結果、用紙挿入機ユニット中のページは、プログラムされた順番に従って、同時に印刷されたページと併合される。最初に印刷されるサブジョブは、カラーサブジョブまたは白黒サブジョブのいずれでもよく、好ましくは、どちらか枚数が少ない方による。なぜなら、枚数が少ない方が、併合の間の挿入に時間がかからないからである。あるいは、どちらのプリンタがプリントジョブに要求される仕上げ能力(たとえば、ステープル、穴あけ、折り畳みなど)を有するかに依存してもよい。
図1〜4を参照して、本発明の実施形態を説明する。プロセスは、サーバや他のコンピュータによって実行されるソフトウェアやファームウェアプログラムとして実行され、あるいは、ハードウェアとして実行される。その方法は、印刷にNアップ、デュプレックスまたは混合紙を伴うときに特に有用である。Nアップは、一枚の用紙の片面に、ソースドキュメントの複数のページを印刷することをいう。それは、自然数であるNアップパラメータNによって表され、次に限定されないが、1(Nアップなし)、2(2オン1)、4、8などを含む。デュプレックスは、用紙の両面印刷をいい、デュプレックスパラメータDによって表される。ここで、D=1は片面印刷(あるいはシンプレックス)を表し、D=2は両面印刷(あるいはデュプレックス)を表す。混合用紙は、ソースドキュメントが媒体タイプ(普通紙、再生紙、透明シートなど)、用紙サイズ、用紙重さ、用紙カラー(白、赤、黄など)、プレパンチ状態(プレパンチのオンまたはオフ)などのような、異なる用紙属性を伴う用紙を要求するページを含む状態をいう。一般的に、ソースドキュメントおよび/またはジョブチケットは、各ページの用紙属性およびカラー特性(内容がカラーか白黒か)に関する情報を含む。Nアップおよび/またはデュプレックス印刷を伴う場合、印刷される複数のシートを形成するためにソースドキュメントのページが再配置され、カラー分割を促進するために各シートがカラーまたは白黒の一方として指定される。この説明において、文脈から明確でない場合、用語「ページ」はソースドキュメント中のページをいい、「シート」は印刷ドキュメントの用紙のシートをいう。したがって、印刷される各シートはドキュメントの複数ページからなり、片面あるいは両面印刷される。シートへのページの再配置は、ソースドキュメント中の混合用紙属性によって、より複雑になりうる。Nアップおよび/またはデュプレックスを実行する場合、複数のページは、一般的に、ページが同じ用紙属性を要求する場合に限り、同じ用紙のシート上に印刷される。図1に示される本発明の一実施形態に係る方法において、プログラムは、ソースドキュメントの複雑さの検査に基づいて、カラー分割を実行するかどうか、たとえば、ソースドキュメント全体を一つのカラープリンタで印刷するか(カラー分割なし)、またはカラープリンタと白黒プリンタとにそれぞれ2つのサブジョブを分割するか(カラー分割)を決定する。
図1に示すように、プログラムは、最初に、ジョブチケットまたはソースドキュメントから、(Nアップのために)N値および(デュプレックスのために)D値を取得する(ステップS11)。N値は、1、2、4、8などとなりえて、D値は、1または2となりうる。プログラムは、NおよびDの積K=N*Dを計算し、この値がシートごとのページの数になる。それから、プログラムは、ドキュメントの最初から始めて、次のK個の連続するソースドキュメントのページを一つのグループとして検査し、グループ内の全ページが同じ用紙属性を有するかを決定する(ステップS13、S14)。グループ中のKページの全てが同じ用紙属性を有する場合(ステップS14で「Y」)、次のKページのグループが検査され(ステップS13、S14)、ドキュメントの最後になるまで(ステップS12で「Y」)繰り返される。しかし、グループ中のKページの全てが同じ用紙属性ではない場合(ステップS14で「N」)、ドキュメントは、カラー分割が推奨されない「扱いにくい」ケースとして扱われ、プロセスが終了する(ステップS15)。その理由は、Kページ(すなわち1シート)のグループ中のそのような混在した用紙属性は、負担な上に曖昧さを起こしうるからである。扱いにくいケースでは、ドキュメントの全ページは、カラー分割を伴わず同じプリンタで印刷される。全てのグループが各グループ中に同じ用紙属性を有して、ドキュメントの最後に到達した場合(ステップS12で「Y」)、ドキュメントは、カラー分割が実行される「シンプル」ケースとして扱われ、プロセスは次のステージ(「A」)に進み、各シートのカラー特性(カラーまたは白黒)が検査される。ステップS14において、「N」の判定は、グループ中の全てのページを検査しなくても、扱いにくい特性の1つのページが見つかった時点でなされる。
図1に示される典型的な方法において、NおよびD値はソースドキュメントの全体に亘って定数であると仮定されており、そのケースでは、NおよびD値はプロセスの最初に取得され、K値はドキュメント全体のために一度だけ計算される。これは「均一(ユニフォーム)」ケースといわれる。あるいは、NおよびD値はドキュメントに亘って変化してもよく、この場合、非均一(ノン−ユニフォーム)印刷ケースと呼ばれ、各ページあるいは一組のページのためのNおよびD値は、ジョブチケットによって、またはドキュメント中で特定される。たとえば、ジョブチケットは、1〜5ページをシンプレックス、6〜10頁をデュプレックスなどと特定する。非均一印刷ケースに対応するためには、ステップS11(NおよびDを取得して、Kを演算する)は、ステップS12およびS13の間に位置されるべきである。換言すれば、一つのグループが処理された後、プログラムは次のページのためにNおよびD値を取得する。より一般的なプロセスフロー(不図示)は、ステップS12とS13との間にステップS11を提供し、ドキュメント全体に亘ってNおよびD値が一定であることが分かった場合に、最初のグループに続く全てのグループがステップS11を迂回するための迂回路を提供する。非均一印刷ケースにおいて、グループはKページよりも少ないページを有してもよく、各グループはNおよびD値と同一数のページを含む。たとえば、ドキュメントは、(全ページでN=1として)ページ1〜5がデュプレックスと特定し、ページ6〜10がシンプレックスと特定する。したがって、ページ1および2は、グループを形成し、ページ3および4がグループを形成するが、ページ5はページ6がシンプレックスなので、ページ6とは(デュプレックス)グループを形成しない。その結果、ページ5はそれ自身でグループを形成し、K=N*Dよりも少ないページ数を有することになる。ページ5は、デュプレックスと特定されても、シンプレックスとして印刷される。図1のステップS13は、そのような複雑な状況を処理し、グループがKページかKページよりも少ないページを含むかという、ページのためのN値およびD値に従って、複数のページの各グループを適切に識別するようにプログラムされている。
より一般的に、図1に示されるプロセスは、複数ページのNアップパラメータNおよびデュプレックスパラメータDに基づいて、ソースドキュメントのページを、1以上のグループにグループ化する。ここで、各グループは、K=N*Dあるいはそれより少ないNおよびD値と同じだけのページを有する。そして、そのプロセスは、各グループ内の全てのページが同一の用紙属性を有するかどうかを決定する。異なる用紙属性を有するページを含むグループが見つかれば、直ちにプロセスが終了し、あるいは、異なる用紙属性のページを含むグループが存在しない場合は次のステージに進む。
もちろん、ジョブチケットまたはドキュメントは、同じ用紙属性を有するドキュメント中の全てのページを特定してもよい。この場合、ステップS13およびS14は、全くスキップされ、プロセスは次のステージに直接進む(“A”)。
図2に示されるプロセスの次のステージでは、プログラムは、各シートのカラー特性、すなわち、各シートがカラーシートまたは白黒シートとして指定されているかを決定する。プログラムは、まず、ジョブチケットまたはソースドキュメントからNおよびD値を取得し、K=N*Dを計算する(ステップS21)。それから、プログラムは、ソースドキュメントの次のK枚の連続ページをグループとして調べ、グループ中の全てのページが白黒かどうかを決定する(ステップS23、S24)。全部のK枚のページが白黒の場合(ステップS24において“Y”)、そのシートは白黒シートとして指定される(ステップS25)。一方(ステップS24において“N”)、そのシートは、カラーシートとして指定される(ステップS26)。ステップS24において、全てのページが検査されなくても、一枚のカラーページが見つかれば、即座に“N”判定がなされることに留意する。ドキュメントの最後に到達するまで(ステップS22において“Y”)、複数あるページの次のグループが検査される。ここで、全てのシート(ページのグループの集合)は、白黒またはカラーとして指定されてきており、上記の共願の特許出願11/395,585中で説明されるように、シートのカラー指定は、カラー分割の実行のためにサーバに使用されるように保存される(ステップS27)。
図1と同様に、図2に示される典型的な方法は、ソースドキュメントの全体を通じてNおよびD値が均一な均一(ユニフォーム)印刷ケースを例示する。あるいは、ドキュメント中においてNおよびD値が変化する非均一(ノンユニフォーム)印刷ケースでは、ステップS21は、ステップS22およびS23の間に置かれる。換言すれば、一つのページのグループが処理された後、プロセスは次のグループのためにNおよびD値を取得する。繰り返していえば、より一般的なプロセスフロー(不図示)は、ステップS22とS23の間にステップS21を設け、NおよびD値がドキュメント全体に亘って一定であることがわかっている場合、最初のグループに続く全てのグループのために、ステップS21を迂回するバイパスを提供する。また、ステップS23は、一つのグループがKページよりも少ないページを含む非均一印刷ケースに対処するためにプログラムされており、ページが集まった各グループがKページを有するかKページよりも少ないページを有するかを適切に識別する。この場合、プログラムは、複数ページのグループ化、たとえば、ソースドキュメントのどのページが印刷ドキュメントのシートを構成するかも記憶する。
より一般的に説明すると、図2に示されるプロセスは、ソースドキュメントの複数のページを、ページのために特定されるNアップパラメータNおよびデュプレックスパラメータDに基づいて、一つ以上のグループ(ここで、各グループは、K=N*Dまたはそれより少ないページ数を有する)にグループ化し、各グループに含まれる全てのページが白黒かどうかを決定する。グループ中の全てのページが白黒の場合、グループ(シート)は、白黒に指定され、そうでなければ、グループ(シート)はカラーに指定される。
図1および図2に示される方法は別々に実施されてもよいことに留意する。換言すれば、サーバは、実際のカラー分割を実行することなく(後で実行される)、カラー分割が実行されるかどうかを決定するために、図1中に示される方法に従ってドキュメントを処理してもよい。さらに、サーバは、ドキュメントがカラー分割に適していることが事前に決定された後に、図2に示す方法に従ってドキュメントを処理してもよい。
図2の第1ステージプロセスにおける一般的なプログラムフローおよび図2の第2ステージプロセスが類似してもよい。両方のプロセスにおいて、プログラムは、Kページのグループまたはそれよりも少ないページのグループを同時に処理し、グループ中の全てのページが同じ用紙属性に属するかどうかを決定するか(図1)、またはグループ中の全てのページが白黒かどうかを決定する(図1)。図3に示される他の方法では、2つのプロセスが組み合わされ、プログラムはページのグループを取得し(ステップS33)、まずグループ中のページが同じ用紙属性に属するかどうかを決定し(ステップS34A)、それから、グループ中のページが全て白黒かどうかを決定する(ステップS34B)。グループのページが同じ用紙属性に属さない場合(ステップS34Aのいて“N”)、ドキュメントは扱いにくいケースであり、プログラムがリターンする。そうでなければ、プログラムは、次のページのグループを取得し、ドキュメントの最後に到達するまで処理を繰り返す(ステップS32において“Y”)。この他の方法の利点は、ドキュメントが単一のパスで処理されることである。一方、図1よび図2の方法の利点は、図1のプロセスにおいてドキュメントが扱いにくいケースと決定された場合、図2のプロセスが全く実行されないことである。
様々なドキュメントに対する上記の方法の適用は、図4および図5中の例によって示される。異なる用紙サイズによる“扱いにくい”ケースの例を示し、ここでは、カラー分割は推奨されない。この例では、ドキュメントは10ページを有し、ページ1〜3はシンプレックスであり、ページ4〜10はデュプレックスであって、Nアップはない。ページの用紙サイズは、次の通りである(A4サイズ:210mm×297mm; A3サイズ:297mm×420mm):
[A4] [A4] [A3] [A4] [A4] [A3] [A3] [A4] [A3] [A4]
図4に示されるように、シート1〜3がそれぞれシンプレックスのページ1〜3からなり、シート4がデュプレックスのページ4および5(両方ともA4サイズ)からなり、シート5がデュプレックスのページ6および7(両方ともA3サイズ)からなる。シート(グループ)1〜5は、各グループの全てのページが同じ用紙サイズを有するので、ステップS14のテストを通過する。一方、シート6は、異なる用紙サイズのページ8および9からなる。その結果、ステップS14の判定は、NO判定に戻り、ドキュメントは“扱いにくい”ケースに決定される。
図5は、Nアップおよび/またはデュプレックスを伴う際、シートのカラー指定を決定する例を示す。図5の特に最上行に示すように、ソースドキュメントは、8枚の一連のページ(P1からP8)を含み、ここで、4番目のページ(P4)は、カラーで残りは白黒である。K=2の場合(たとえば、N=1、D=2またはN=2、D=1)、4枚のシート(S1からS4)が形成され、2番目のシート(S2)はカラーとして指定され、残りは白黒として指定される(図5の第2行)。K=4の場合(たとえば、N=2、D=2またはN=4、D=1)、2枚のシート(S1からS2)が形成され、1番目のシート(S1)はカラーに指定され、第2のシートは白黒に指定される(図5の第3行)。K=8の場合(たとえば、N=4、D=2またはN=8、D=1)、1枚のシート(S1)が形成され、カラーに指定される(図5の第4行)。
上記の説明において、白黒プリンタがグレースケール画像の印刷を(たとえば、ハーフトーン処理または他の適切な方法を使用して)可能な場合、用語“白黒”は、グレースケールを含む。一方、プリントショップにおいて利用可能な白黒プリンタがグレースケールを印刷できず、グレースケールがカラープリンタで印刷される必要がある場合、サーバはグレースケール画像をカラーページとして取り扱う。さらに、当該方法は、一色(たとえば赤色)だけや一色のシェードだけしか印刷できないようなモノクロプリンタを有するプリントショップシステムに適用される。そのような状況では、フルカラーページ(すなわち一色以上を含むページ)およびモノクロページの両者を含むソースドキュメントが全体に亘ってカラープリンタで印刷されることになっているか、あるいは、モノクロプリンタ用とカラープリンタ用の2つのサブジョブに分割されるかが決定される(白黒プリンタがモノクロプリンタであることに留意する)。他の方法として、プリントショップは白黒プリンタ、フルカラープリンタおよび黒色以外用のモノクロプリンタを有し、サーバはそれらのプリンタのうち1つ、2つまたはそれ以上を用いて混在ソースドキュメントをプリントする。より一般的には、本発明の実施形態は、白黒、カラーまたは上述の他の例などのような異なるカラー能力をそれぞれ有する2以上のカテゴリのプリンタを含むプリントショップシステムを管理するための方法を対象とし、ここで、サーバは、ソースドキュメントの複雑さに基づいてドキュメントを1つ、2つまたはそれ以上のカテゴリのプリンタで印刷するかを決定し、印刷される各シートに指定される色を決定する。複数のシートのカラー特性を決定するためにサーバがソースドキュメントを解析する場合、プリンタのカテゴリのカラー能力に対応するカラーカテゴリ(たとえば、白黒、カラーなど)の定義が使用される。換言すれば、図2のステップS24、S25およびS26は、各ページのグループ(各シート)に指定された色を決定するステップとして広く説明される。カラーカテゴリの定義は、個々のショップの要求に合わせて、オペレータによってサーバソフトウェアにプログラムされる。
プリントショップ環境に適用されるものとして実施形態が説明される一方、本発明は、ショップのいかなる物理的な設置に制限されず、サーバに接続されるプリンタが異なるロケーションに配置される分散型設置のプリントショップシステムにも適用可能である。
本発明に係るプリントショップ管理方法および装置において、本発明の意図あるいは範囲から逸脱することなく、多様な修正および変更を為すことが可能であることは、当業者にとって明らかである。したがって、本発明は、添付される請求の範囲およびそれらの等価の範囲内にある修正および変更を包含することを意図している。
米国特許出願番号No.11/395,585に関する発明の実施形態を、添付図面を参照して説明する。
図7は、印刷ジョブ分割プロセスを概略的に示している。
図8は、ジョブチケットにおけるパラメータおよびジョブチケットを2つのサブジョブチケットに分割するための方法を説明するための表である。
図9は、2つのサブドキュメントに分割されるオリジナルドキュメントのページを説明している。
図10は、(米国特許出願番号No.11/395,585に係る)発明の実施の形態に係る印刷ジョブを管理するための方法を説明するためのフローチャートである。
図11は、(米国特許出願番号No.11/395,585に係る)発明の実施の形態に係る方法が実行される、ネットワークを経由してサーバに接続される複数のプリンタを有するプリントショップシステムを、概略的に示している。
図11は、ネットワーク4を経由して、サーバ(あるいは適当なデータ処理装置)3に接続される複数のプリンタ2a,2b・・・を有するプリントショップシステム1を、概略的に示している。1つ以上のユーザ端末(不図示)が、また、サーバに接続されており、プリントショップオペレータは、サーバおよびシステムの残余と情報をやりとりすることが可能である。サーバ3は、好ましくはまた、印刷ジョブ(つまり、ユーザからの印刷リクエストおよび印刷されるドキュメント)を受け取るために、例えば、インターネット等の外部ネットワーク5に接続されている。プリントショップ管理ソフトウェアの制御下で、サーバ3は、ユーザからの印刷ジョブを受け取ると、印刷コマンドおよび印刷されるデータを、1つ以上のプリンタ2に提出する。プリントショップ管理ソフトウェアは、例えば、印刷ジョブのためにどのプリンタを使用するのか、自動的か、オペレータによってある程度制御するのか、等の多様な管理上の決定を、行うことが可能である。
印刷されるドキュメント(以降においてソースドキュメントとして参照される)が、混在カラードキュメント、つまり、カラーページおよび白黒ページの両方を含むものである場合、サーバ3は、印刷ジョブの全て(つまり、ソースドキュメントの全てのページ)をカラープリンタに提出するか、あるいは、印刷ジョブを2つのサブジョブに分割し、カラーページをカラープリンタに、白黒ページを白黒プリンタに提出するか、を決定する。名称が「Print Shop Management Method and Apparatus for Printing Mixed Color and Black and White Documents(カラーおよび白黒混在ドキュメントを印刷するためのプリントショップ管理方法および装置)」(弁護士事件整理番号75675.B082(米国特許出願番号No.11/395,583))である共有かつ同時係属の米国特許出願は、ことごとく、この中に参照され、組み入れられており、このような決定を行うための具体的方法を、説明している。サーバは、印刷ジョブを2つのサブジョブに分割することを決定すると、印刷ジョブを分割し、そして、それらを2つの異なるプリンタに提出する。2つのプリンタからの印刷ページは、その後、1つの印刷ドキュメントに結合される。
図7において概略的に示されるように、オリジナル印刷ジョブ10は、「ジョブチケット」として参照される場合もある印刷リクエスト11と、印刷されるドキュメント12とを含んでいる。印刷されるドキュメントと関連づけられるジョブチケットは、ドキュメントの印刷を支配する多様なパラメータ、例えば、コピー部数(あるいは印刷)、向き、入力トレイ、出力トレイ、仕上げ指示(ステープル、穴あけ等)等を、特定する。分割ジョブ印刷を達成するために、オリジナル印刷ジョブ10は、2つのサブジョブつまりカラーサブジョブ20および白黒サブジョブ30に分割される。カラーサブジョブ20は、カラーサブドキュメント22と関連づけられるカラーサブジョブチケット21を含み、白黒サブジョブ30は、白黒サブドキュメント32と関連づけられる白黒サブジョブチケット31を含んでいる。カラーサブジョブ20は、カラーサブジョブチケットにおけるパラメータに従って、カラープリンタにより印刷されて、カラーアウトプット23を生成し、白黒サブジョブ30は、白黒サブジョブチケットにおけるパラメータに従って、白黒プリンタにより印刷されて、白黒アウトプット33を生成する。カラーアウトプット23および白黒アウトプット33は、ソースドキュメント12のオリジナルページ順に従って、併合あるいはページ順に一緒に並べられ、そして、オリジナルジョブチケット11の仕上げ指示に従って、仕上げられ、最終的な印刷ドキュメント13を形成する。
2つのプリンタのアウトプットの併合あるいはページ順に並べることは、プリンタの1つにおける用紙挿入機ユニットを使用して、達成することが可能である。紙揃え装置とも呼ばれる用紙挿入機ユニットは、プリンタのフィーダであり、プリンタによる他のドキュメントの印刷と同時のプログラムされた順序で、用紙を印刷することなく、プリンタの出力トレイに供給する。まず、第1サブドキュメントが、第1プリンタによって印刷され、アウトプットは、第2プリンタの用紙挿入機ユニットへ搬送される。そして、第2サブドキュメントが、第2プリンタによって印刷される。その結果、用紙挿入機ユニットのページは、プログラムされた併合順序に従って、第2サブドキュメントの同時に印刷されたページと併合される。併合順序は、より詳細に後述される方法における第2サブジョブチケットに、事前にプログラムされている。図7は、最初に印刷されかつ白黒ページに併合されるカラーアウトプットを示しているが、白黒を最初に印刷し、カラーページに併合することも可能である。好ましくは、オリジナルジョブによって必要とされる仕上げ能力を有するプリンタが第2プリンタとなり、併合後において、併合されたアウトプットを別の仕上げ装置へ搬送することを必要とすることなく、仕上げが、第2プリンタで実行されるように、オリジナルジョブが、分割される。両方のプリンタが、必要な仕上げ能力を有する場合、少ないページ数を有するサブジョブが、最初に印刷され、そして、多いページ数を有するサブジョブと併合されることで、併合の際に、ページを挿入するために必要とされる時間を削減するように、オリジナルジョブが、好ましくは、分割される。
第2プリンタの用紙挿入機ユニットに対する代替として、別体の装置を使用し、プログラムされた順序に従って、既に印刷されたページの2つのセットを併合することが可能である。このような装置は、2つ以上の入力装置を有し、かつ、プログラムされた順序に従って、多様な入力装置から複数のページを取得し、それらをひと組のページに併合するように、プログラムされる。
印刷ジョブが、カラーサブジョブ20および白黒サブジョブ30に分割される場合、サーバは、オリジナルジョブチケット11およびオリジナルドキュメント12に基づいて、2つの独立したサブジョブチケット21および31と、2つの独立したサブドキュメント22および32とを、生成する。図8の表は、オリジナルジョブチケット(「JTパラメータ」とラベル表示される列)の代表的なパラメータ、および、ジョブチケットが2つのサブジョブチケットに分割される場合(「JTBWパラメータ」とラベル表示される列は白黒サブジョブ用かつ「JTColパラメータ」とラベル表示される列はカラーサブジョブ用)における多様なパラメータの取扱い方法を、示している。表に示されるように、ジョブチケットパラメータは、異なるタイプに分類される。第1タイプのパラメータは、白黒サブジョブおよびカラーサブジョブに等しく適用される、印刷ジョブのためのグローバルパラメータである。これらのパラメータは、作製されるコピー部数、印刷の向き、アウトプット用紙サイズ、フォント等を含んでいる。第1タイプのパラメータに関し、それらの値は、カラーサブジョブチケットおよび白黒サブジョブチケットにおける対応パラメータのために保持される。
第2タイプのジョブチケットパラメータは、プリンタのためのインプットおよびアウトプット用紙トレイ設定等の装置設定を含んでいる。ジョブチケットが生成される際に、これらのパラメータが、最初に設定される場合、これらは、一般的に、ジョブの全てを単一のプリンタによって印刷することを、対象としている。この種のジョブチケットパラメータのために、それらの値は、2つのサブジョブの一方のために保持され、かつ、他方のサブジョブのために、オーバーライドされる。上記実施の形態において、これらのパラメータは、白黒サブジョブのために保持され、また、これらをカラープリンタのための適した値と置換することによって、カラーサブジョブのためにオーバーライドされる。例えば、オリジナル入力トレイ設定が、白黒プリンタを目的とするトレイ3を特定している場合、カラープリンタにとって適当である、カラーサブジョブチケットのためのインプットトレイ1に、調整される。
第3タイプのジョブチケットパラメータは、ステープル、穴あけ、折曲げ等の仕上げ機能を含んでいる。カラーアウトプットと白黒アウトプットとが併合された後で、仕上げが単一のプリンタによってのみ実行されるので、これらのパラメータの値は、2つのサブジョブの一方のために保持され、また、他方のサブジョブのために削除される。上記実施の形態において、これらのパラメータは、白黒サブジョブのために保持され、また、カラーサブジョブのために削除される。ここで留意すべきは、パラメータを削除することは、それらに、ヌル値、例えば、「ステープル無し」、「穴あけ無し」などを割り当てることと、同じ効果を有することである。この意味において、これらのパラメータは、第2タイプのパラメータの取扱いと類似し、カラーサブジョブチケットのためにオーバーライドされることを、考慮することが可能である。
第4タイプのジョブチケットパラメータは、ページ毎設定、つまり、ソースドキュメントの特定のページに関連づけられる設定である。これらの設定は、各ページのコンテンツに従っており、つまり、各設定は、ページを含んでいるサブドキュメントに対応するサブジョブチケットにおいて保持される。しかし、オリジナルドキュメントの分割に起因し、図9に示されるように、サブドキュメントのページ番号は、したがって、シフトされる。図9は、オリジナルドキュメントのページ(上部行)が、2つのサブドキュメントのページ(中間行および下部行)になる方法を、示している。オリジナルドキュメントのページ3,7,10・・・は、カラーページであり、カラーサブドキュメントのページ1,2,3・・・になる。オリジナルドキュメントの白黒ページ1,2,4,5,6,8,9・・・は、今や、白黒サブドキュメントのページ1,2,3,4,5,6,7・・・である。(ここで留意すべきは、用語「ページ番号」が、印刷アウトプット上の印刷されたページ番号を、参照していないことである。印刷されたページ番号は、それが何であったとても、オリジナルドキュメントにおけるように、本来の番号付け体系を、維持しなくてはならない。)したがって、例えば、オリジナルドキュメントのページ1のためのページ毎設定(もしあれば)が、白黒サブドキュメントのページ1のためのページ毎設定にコピーされ、オリジナルドキュメントのページ3のためのページ毎設定が、カラーサブドキュメントのページ1のためのページ毎設定にコピーされ、オリジナルドキュメントのページ9のためのページ毎設定が、白黒サブドキュメントのページ7のためのページ毎設定にコピーされる等々である。換言すれば、オリジナルドキュメントのページ毎設定は、オリジナルドキュメントにおけるカラーページを除外することによってページ番号をシフトした後に、白黒サブジョブチケットのために保持され、また、オリジナルドキュメントのページ毎設定は、オリジナルドキュメントにおける白黒ページを除外することによってページ番号をシフトした後に、カラーサブジョブチケットのために保持される。このステップは、オリジナルドキュメントのコンテンツを解析することを必要とし、また、後述されるオリジナルドキュメントを2つのサブドキュメントに分割するステップと関連し、実行される。
第5タイプのジョブチケットパラメータは、結果として生じる2つのサブジョブを、一緒に併合することに関する。上記実施の形態において、併合は、プリンタの1つ(ここでは白黒プリンタ)における用紙挿入機ユニットを使用して、実行されており、第5タイプのパラメータは、用紙挿入機ユニットの設定を含んでいる。したがって、カラーページを挿入するために、用紙挿入機設定が、白黒サブジョブチケットのために付加される。用紙挿入機ユニット設定は、白黒サブジョブを印刷するときに、用紙挿入機ユニットにおける用紙(つまりカラーサブジョブのアウトプット)が挿入される順序を、記述している。第4タイプのパラメータをセットする際に使用されるのと同じ情報、つまり、図9に示されるように、白黒サブドキュメントおよびカラーサブドキュメントのページ番号が、どのようにオリジナルドキュメントのページ番号に関連してるかの情報が、用紙挿入機ユニットの設定をセットするために、ここでも使用される。したがって、図9に示される実施の形態において、用紙挿入機ユニットの設定は、用紙挿入機ユニットにおける一番目の1ページが、白黒サブドキュメントの一番目の2ページを印刷した後において、挿入され、用紙挿入機ユニットにおける二番目の1ページが、白黒サブドキュメントの3ページ以上を印刷した後において、挿入される等々である。
上記方法を使用し、多様なタイプのジョブチケットパラメータの値が、白黒サブジョブおよびカラーサブジョブに割り当てられ、そして、2つのサブジョブチケットが生成される。
図8の表は、ジョブチケットの一例およびそれを分割する方法を、単に示しているだであり、現実実務において、多数の変形と遭遇する。例えば、第2タイプのパラメータは、カラーサブジョブチケットのために保持され、また、白黒サブジョブチケットのためにオーバーライドされ、第3タイプのパラメータは、カラーサブジョブチケットのために保持され、また、白黒サブジョブチケットのために削除され(つまり、仕上げは、カラープリンタで実行され)、第4タイプのパラメータは、カラーサブジョブチケットだけに、付加される(つまり、カラープリンタの用紙挿入機ユニットを使用し、ドキュメントを併合するために)。各タイプのパラメータに、補足的なパラメータを含ませたり、あるいは、補足的なタイプのパラメータを、適当に加えたりすることが可能であり、また、そこで、ジョブ分割における処理は、ここで記述される類似の検討に基づく必要がある。
図7をもう一度参照し、上述のように2つのサブジョブチケット21および31を生成することに加えて、オリジナルドキュメント12のコンテンツが解析され、カラーおよび白黒サブドキュメント22および32を生成する。例えば、図9において示されるような適当なページ順序で、カラーサブドキュメント22は、オリジナルドキュメント12のカラーページの全部を含んでおり、白黒サブドキュメント32は、オリジナルドキュメントの白黒ページの全てを含んでいる。一般的に、ドキュメントは、そのコンテンツの特質を示しているメタデータを、含んでおり、当該メタデータは、特定のページあるいはオブジェクトがカラーあるいは白黒データを含んでいるか否かを、含んでいる。このメタデータを使用し、ドキュメントにおけるどのページがカラーであり、どのページが白黒であるかを検出し、適当なページコンテンツを、カラーあるいは白黒サブドキュメントにコピーし、2つのサブドキュメントを生成することが可能である。一方、オリジナルドキュメントのどのページがカラーあるいは白黒であるかに関する情報は、収集され、上述のカラーおよび白黒サブジョブチケットのための第4および第5タイプのパラメータをセットするために使用される。
もう一つの方法として、印刷される際にドキュメントにおけるページが再配置されることになっている場合、例えば、両面印刷(用紙の各シートの2つの面に、2つのページが印刷され、また、デュプレックスとして参照される)、あるいは、ツー−オン−ワンあるいはマルティプル−オン−ワン印刷(2以上のページが、用紙の1つのシートの同じ面に印刷され、また、エヌ−アップとして参照される)が要求される場合、サーバは、ドキュメントを解析して、ページを再配置し、そして、印刷されたシート(再配列の後)のどれが、カラーあるいは白黒であるについて決定する。カラーおよび白黒サブドキュメントは、再配置されたページを使用して、生成される。
図10は、本発明の実施の形態に係る、カラーおよび白黒混在ドキュメントの印刷を管理するためのサーバにおいて実行される方法を示している。当該方法は、ソフトウェア、ファームウェアあるいはハードウェアによって、サーバにおいて実行され得る。当該ソフトウェアは、プリントショップ管理ソフトウェアプログラムの一部とすることが可能である。
ジョブチケットおよび関連づけられるソースドキュメントが、ユーザから受け取られ、あるいは、サーバによって別な方法で取得される場合(ステップS41)、サーバは、ソースドキュメントを解析し、ドキュメントにおけるカラーおよび白黒ページを検出する(ステップS42)。ページは、ページコンテンツを解析する前に、必要に応じて(例えば、デュプレックスあるいはエヌ−アップが要求される場合)、再配置される。サーバは、印刷ジョブをカラーサブジョブおよび白黒サブジョブに分割するか否かに関し、決定を行う(ステップS43)。このような決定を行う方法は、名称が「Print Shop Management Method and Apparatus for Printing Mixed Color and Black and White Documents(カラーおよび白黒混在ドキュメントを印刷するためのプリントショップ管理方法および装置)」である上述の同時係属の米国特許出願において、より詳細に記述されている。サーバは、ジョブを分割しないことを決定する場合(ステップS43における「N])、印刷ジョブを、通常の印刷方法に係るプリンタに、提出する(ステップS44)。印刷ジョブが、分割される場合(ステップS43の「Y」)、サーバは、前記方法を使用し、オリジナルジョブチケットおよびソースドキュメントに基づいて、カラーサブジョブチケット、白黒サブジョブチケット、カラーサブドキュメントおよび白黒サブドキュメントを生成する(ステップS45)。そして、サーバは、カラーサブジョブを、カラープリンタに、白黒サブジョブを、白黒プリンタに提出する(ステップS46)。
印刷操作の残りのステップ、例えば、プリンタの1つからのアウトプットを、別のプリンタの用紙挿入機ユニットに搬送することは、オペレータにより実行される。
プリンタの1つにおける用紙挿入機ユニットを使用し、併合が実行される場合、そのプリンタのためのサブジョブは、別のサブジョブが印刷を完了し、かつ、オペレータがそのアウトプットを、併合プリンタの用紙挿入機ユニットに、搬送した後で、スタートしなければならない。このような場合、サーバは、オペレータから、このサブジョブがスタートの準備ができていることを示している追加のコマンドを受け取った後で、併合プリンタのためのサブジョブを提出する。もう一つの方法として、サーバは、「ホールド」ステータスを有する併合プリンタに、サブジョブを提出することで、オペレータから、続行させるコマンド(そのプリンタ上のユーザインターフェース装置を使用して入力される)を受け取った後においてのみ、併合プリンタが、その印刷をスタートするようにすることが可能である。さらにもう一つの方法として、全てのサブジョブを、「ホールド」ステータスを有する各プリンタに提出することで、希望する場合(プリンタ上のユーザインターフェース装置を使用して)、オペレータによって、各プリンタによる実際の印刷をスタートさせることが可能である。さらにもう一つの方法として、2つのサブジョブ(各々がサブジョブチケットおよびサブドキュメントを含んでいる)をサーバに保存し、その後、プリンタに提出することも可能である。
上記方法は、ソースドキュメントのカラー特徴およびプリントショップにおけるプリンタのカラー能力に基づいて、オリジナルジョブを2つのサブジョブに分割することに有益である。混在カラードキュメントを分割し、白黒ページを白黒プリンタによって、カラーページをカラープリンタによって印刷することにより、ドキュメントを印刷するための全体的なコストを、削減することができる。別の基準あるいはドキュメントの別の特性に基づいて、オリジナル印刷ジョブを2つ以上のサブジョブに分割するために、同じ方法を使用することが可能である。そのような一例は、ページ分割であり、異なるプリンタによって同時に印刷し、印刷時間を削減することができるように、大きいドキュメントが2つ以上のドキュメントに分割される。
本実施の形態は、プリントショップ環境において適用されるものとして、説明されているが、本発明は、ショップの物理的設定に、限定されるものでなく、異なるロケーションのプリンタがサーバに接続されている分散型設定を有するプリントショップシステムに適用することが可能である。
米国特許出願番号No.11/395,583に関する発明の実施形態を、添付図面を参照して説明する。
図12は、(米国特許出願番号No.11/395,583に関する)発明の実施の形態に係る印刷ジョブを管理するための方法を説明するためのフローチャートである。
図13は、(米国特許出願番号No.11/395,583に関する)発明の実施の形態に係り、ネットワークを経由してサーバに接続される複数のプリンタを有するプリントショップシステムを概略的に示している。
図13は、ネットワーク4を経由して、サーバ(あるいは適当なデータ処理装置)3に接続される複数のプリンタ2a,2b・・・を有するプリントショップシステム1を、概略的に示している。1つ以上のユーザ端末(不図示)がまた、サーバに接続されており、プリントショップオペレータは、サーバおよびシステムの残余と情報をやりとりすることが可能である。サーバ3は、好ましくはまた、印刷ジョブ(つまり、ユーザからの印刷リクエストおよび印刷されるドキュメント)を受け取るために、例えば、インターネット等の外部ネットワーク5に接続されている。プリントショップ管理ソフトウェアの制御下で、サーバ3は、ユーザからの印刷ジョブを受け取ると、印刷コマンドおよび印刷されるデータを、1つ以上のプリンタ2に提出する。プリントショップ管理ソフトウェアは、例えば、印刷ジョブのためにどのプリンタを使用するのか、自動的か、オペレータによってある程度制御するのか、等の多様な管理上の決定を、行うことができる。
印刷されるドキュメント(以降においてソースドキュメントとして参照される)が、混在カラードキュメント、つまり、カラーページおよび白黒ページの両方を含むものである場合、サーバ3は、印刷ジョブの全て(つまり、ソースドキュメントの全てのページ)をカラープリンタに提出するか、あるいは、印刷ジョブを2つのサブジョブに分割し、カラーページをカラープリンタに、白黒ページを白黒プリンタに提出するか、を決定する。本発明の実施の形態によれば、サーバは、コスト計算に基づいて、このような決定を行い、ジョブの全てを印刷するためのトータルコストを最小化する。一般的に言って、ソースドキュメントの白黒ページ数が比較的大きい場合、印刷ジョブを分割することは、より費用効果的な傾向があるが、白黒ページ数が比較的小さい場合、ジョブの全てをカラープリンタによって印刷することが、より費用効果的な傾向がある。
印刷ジョブが2つのサブジョブに分割され、カラープリンタおよび白黒プリンタによって別々に印刷される場合、ジョブチケットおよびソースドキュメントを処理して、ドキュメントのカラーページおよび白黒ページを分離することで、異なるプリンタに提出し得るようにしなければならない。ソースドキュメントと関連づけられたジョブチケットは、印刷を支配する多様なパラメータ、例えば、部数、向き、入力トレイ、出力トレイ、仕上げ指示(ステープル、穴あけ等)などを特定する。名称が「Method for Printing Mixed Color and Black and White Documents(カラーおよび白黒混在ドキュメントを印刷するための方法)」(弁護士事件整理番号75675.B084)である共有かつ同時係属の米国特許出願は、ことごとく、この中に参照され、組み入れられており、1つのジョブチケットを、2つのサブジョブチケットに分割し、一方をカラー印刷用に、他方を白黒印刷用とするための具体的方法を、説明している。2つのジョブチケットは、カラープリンタおよび白黒プリンタにそれぞれ提出される。そして、カラープリンタおよび白黒プリンタからのアウトプットページは、印刷されたドキュメントを生産するために、ソースドキュメントのオリジナルページ順に従って、一緒に併合されなければならない。まず、プリンタの一方によってサブジョブの一方の印刷し、印刷されたページを、プリンタの他方の用紙挿入機ユニットへ搬送し、プリンタの他方によってサブジョブの他方を印刷することによって、併合を達成することが可能である。用紙挿入機ユニットは、プリンタのフィーダであり、プリンタによる他のドキュメントの印刷と同時のプログラムされた順序で、用紙を印刷することなく、プリンタの出力トレイに供給する。その結果、用紙挿入機ユニットのページは、同時に印刷されるページと併合される。最初に印刷されるサブジョブは、カラーサブジョブあるいは白黒サブジョブのどちらか一方であり、好ましくは、併合の際に挿入するために必要な時間が少ないので、より小さいページ数を有するものに依存し、あるいは、印刷ジョブ(例えば、ステープル、穴あけ、折り等)によって要求される仕上げ能力を有するプリンタに依存する。
本発明の実施の形態は、混在ジョブをカラープリンタによって全て印刷するべきか、あるいは、コスト検討に基づいて、カラーサブジョブおよび白黒サブジョブに分割すべきであるかを、決定するための方法を提供する。まず、次のパラメータが定義される。
C:ソースドキュメントにおけるカラーページ数、
B:ソースドキュメントにおける白黒ページ数、
N:製作されるドキュメントの部数、
Pc:カラーページ印刷のページ当たりのコスト、
Pb:白黒ページ印刷のページ当たりのコスト、および、
E:分割印刷を実行するためのコスト(作業)。
最後の項目、分割印刷(ジョブ分割)を実行するためのコストは、ジョブチケットを2つのサブジョブチケットに分割するための作業(サーバによって実行され、それゆえに、限界費用は、極僅かである)のコスト、第1印刷サブジョブのアウトプットを、第1プリンタから第2プリンタの用紙挿入機ユニットまで搬送するための作業のコスト、併合などの際に、用紙ジャムや他の問題から回復するための潜在的コストを含んでいる。この作業の適当な手段は、労務費等に依存する。
これらのパラメータを使用して、カラープリンタによってソースドキュメントの全てを印刷するコストは、「Cc=(C+B)*Pc*N」であり、
印刷ジョブを分割し、カラープリンタによってカラーページのみを印刷するコストは、「Cs=[(C*Pc)+(B*Pb)]*N+E」である。
ここで留意すべきは、全てのコピーが同一の白黒プリンタおよび同一のカラープリンタによって作製される場合、作製されるコピーの部数に関係なく、ジョブ分割を実行するためのコストEを、一度、負うことになる。
サーバは、「Cc<Cs」である場合、カラープリンタによって印刷ジョブの全てを印刷し、また、「Cc>Cs」である場合、印刷ジョブを2つののサブジョブに分割するように、決定する。これは、数学的に、以下と等価であるである。
「B*N>E/(Pc−Pb)」の場合、印刷ジョブを2つのサブジョブに分割し、かつ、「B*N<E/(Pc−Pb)」の場合、カラープリンタによって印刷ジョブの全てを印刷する。
値「E/(Pc−Pb)」が、定数であるので、ジョブを分割するべきかどうかの決定は、ドキュメントにおける白黒ページ数(B)および作成されるコピー部数の白黒ページ数(N)に依存する。
図12は、本発明の実施の形態に係る印刷ジョブおよびプリンタを管理するためのサーバにおいて実行される方法を、説明している。ジョブチケットおよび関連づけられるソースドキュメントが、ユーザから受け取られて、あるいは、サーバによって獲得されると(ステップS11)、サーバは、ソースドキュメントを解析し、ドキュメント内のカラーページおよび白黒ページを検出する(ステップS12)。一般的に、ドキュメントは、そのコンテンツの特質を示すメタデータを含んでおり、当該メタデータは、特定のページあるいはオブジェクトが、カラーデータあるいは白黒データだけを含むかどうかを含んでいる。サーバは、このメタデータを使用し、ドキュメントにおけるどのページが、カラーであり、また、どのページが白黒であるかを検出し、各ページタイプの数をカウントする。その代わり、印刷されるときに、例えば、両面印刷(用紙の各シートの2つの面に2つのページが印刷され、また、デュプレックスとして参照される)、あるいは、ツー−オン−ワンあるいはマルチプル−オン−ワン(2つ以上のページが、サイズに関して削減され、用紙の1ページに印刷され、また、N−アップとして参照される)が要求されるときに、ドキュメントのページが再配置される場合、サーバは、ドキュメントを解析し、印刷されたシート(ドキュメントのページと対照的に)がカラーあるいは白黒であるかについて決定する。その後、サーバは、印刷ジョブをカラーサブジョブおよび白黒サブジョブに分割するか、あるいは、ジョブの全てをカラープリンタによって印刷するかを決定する(ステップS13)。当然、ドキュメントが白黒ページのみを含んでいる場合、サーバは、ジョブの全てを白黒プリンタによって印刷することを決定する。ステップS13における決定は、上述のコスト計算あるいは別の適当なコスト評価式に基づいている。そして、サーバは、印刷ジョブを処理し、適当なプリンタあるいは前記決定に基づくプリンタによって印刷するために、それを提出する(ステップS14)。例えば、サーバが、ジョブを2つのサブジョブに分割すると決定する場合、サーバは、ジョブチケットを処理して、カラープリンタ用および白黒プリンタ用として2つのサブジョブチケットを生成し、かつ、ソースドキュメントにおけるカラーページおよび白黒ページを分離して、前記2つのプリンタに搬送される2つの対応ドキュメントを生成する。ジョブチケットを分割する具体的な方法は、名称が「Method for Printing Mixed Color and Black and White Documents(カラーおよび白黒混在ドキュメントを印刷するための方法)」である上述の同時係属の特許出願において、より詳細に記述されている。一方、サーバが、ジョブの全てを1つのプリンタによって印刷すると決定する場合、それをプリンタに提出する前においては、ソースドキュメントに対する付加的な処理は、必要でない。もちろん、多数のコピー(コピー部数の数が特に多い)が作製される場合、ジョブ(分割の有無にかかわらず)を、複数のプリンタによって同時に印刷することが可能である。
上記一例において、ステップS13における決定は、印刷ジョブを分割するコストと、ジョブを分割しないコストとを比較するコスト計算に基づいている。あるいは、サーバは、コスト検討に付加し、印刷ジョブの分割の有無を決定するために、別のファクタを考慮することも可能である。前記ファクタは、異なるタイプのプリンタの可用性、ジョブの緊急性などを含んでいる。例えば、緊急の印刷ジョブが、カラーページおよび白黒ページの両方を含んでいるが、プリントショップにおける白黒プリンタの全部が、その時に利用できない場合、サーバは、より高価となる場合であっも、ドキュメントの全てを、カラープリンタによって印刷することを決定することができる。あるいは、決定する際に、コストの検討および完了時間の検討を組み合わせることも可能である。
カラープリンタによって特定の白黒ページを印刷することが望ましい別の一例は、用紙の両面が印刷され、印刷アウトプットがブックレットに製本される小冊子モードである。オープンブックレットにおいて、白黒ページがカラーページに面しており、かつ、白黒ページが白黒プリンタによって印刷され、カラーページがカラープリンタによって印刷される場合、前記2つのページは、互いに隣接させて目視すると、視覚的に異なる外観を有することとなる。これは、トナー差、装置条件差などにより、白黒プリンタによって印刷されるページが、カラープリンタによって印刷されるページに対し、異なる外観を有するからである。したがって、印刷コストを増やすこととなるが、カラープリンタによって白黒ページを印刷し、2つの相対するページの外観における望ましくない差異を削減することは、好ましい。
これらの異なる検討を考慮し、サーバにおいて、異なる優先モード、例えば、コスト優先モード、完了時間優先モード等を、事前に定義することが可能であり、したがって、サーバは、優先コマンドを使用するオペレータによって、このようなモードの1つが、選択的に設定されることが可能である。
上記の説明において、白黒プリンタがグレースケール画像(例えば、ハーフトーンや他の適当な方法を使用し)を印刷できる場合、用語「白黒」は、グレースケール画像を含んでいる。一方。プリントショップにおいて利用可能な白黒プリンタがグレースケールを印刷できず、グレースケールをカラープリンタによって印刷しなけらばならない場合、サーバは、グレースケールを有するページをカラーページとして取り扱うこととなる。さらに、前記方法は、単色プリンタ、つまり、一色のみ(例えば、赤色)あるいは一色の濃淡を印刷できるプリンタを含んでいるプリントショップシステムに、適用することが可能である。このような状況において、為される前記決定は、フルカラーページ(つまり、複数色を有するページ)および単色ページの両方を含んでいるソースドキュメントを、カラープリンタによって全て印刷すること、あるいは、単色プリンタ用およびカラープリンタ用に2つのサブジョブに分割することである。(ここで留意すべきは、白黒プリンタが単色プリンタである)。別の選択肢として、プリントショップが、白黒プリンタ、フルカラープリンタおよび非黒色の単色プリンタを有することが可能であり、そして、サーバが、混在ソースドキュメントを、これらのプリンタを1台、2台あるいはそれ以上使用し、印刷するかどうか決定する。さらに一般的に、本発明の実施の形態は、異なるカラー能力、例えば、白黒、カラーあるいは上述の別の一例をそれぞれ有するプリンタの2以上のカテゴリを有するプリントショップシステムを、管理するための方法に、向いており、サーバは、コスト検討および/または他の検討に基づいて、プリンタの1、2あるいはその以上カテゴリに関し、ドキュメントを印刷するか否かを決定する。サーバが、ソースドキュメントを解析し、そのページのカラー特徴を決定する場合、プリンタのカテゴリのカラー能力に対応する、例えば、白黒、カラー等のカラーカテゴリの定義を使用する。カラーカテゴリの定義は、オペレータによって、サーバソフトウェアにプログラムされ、特定のショップの要求に適合させられる。
本実施の形態は、プリントショップ環境において適用されるものとして、説明されているが、本発明は、ショップの物理的設定に限定されるものでなく、異なるロケーションのプリンタがサーバに接続されている分散型設定を有するプリントショップシステムに適用することが可能である。
本発明の実施形態に係る印刷ジョブを管理するための方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る印刷ジョブを管理するための方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る印刷ジョブを管理するための方法を示すフローチャートである。 1つのページのグループ中に異なる用紙サイズを含むドキュメントに適用される本発明の実施形態に係るプロセスを示す該略図である。 カラーおよび白黒ページの両方を有するドキュメントに適用される本発明の実施形態に係るプロセスを示す該略図である。 本発明の実施形態に従う方法が実行されるネットワークを介してサーバに接続された複数のプリンタを有するプリントショップシステムを示す該略図である。 印刷ジョブ分割プロセスを概略的に示している。 ジョブチケットにおけるパラメータおよびジョブチケットを2つのサブジョブチケットに分割するための方法を説明するための表である。 2つのサブドキュメントに分割されるオリジナルドキュメントのページを説明している。 (米国特許出願番号No.11/395,585に係る)発明の実施の形態に係る印刷ジョブを管理するための方法を説明するためのフローチャートである。 (米国特許出願番号No.11/395,585に係る)発明の実施の形態に係る方法が実行される、ネットワークを経由してサーバに接続される複数のプリンタを有するプリントショップシステムを、概略的に示している。 (米国特許出願番号No.11/395,583に関する)発明の実施の形態に係る印刷ジョブを管理するための方法を説明するためのフローチャートである。 (米国特許出願番号No.11/395,583に関する)発明の実施の形態に係り、ネットワークを経由してサーバに接続される複数のプリンタを有するプリントショップシステムを概略的に示している。

Claims (7)

  1. 異なるカラー能力を有する複数のカテゴリのプリンタを含むプリントショップシステムを管理するために、当該プリンタに接続されるコンピュータ上で実行されるプリントショップシステム管理方法であって、
    (a)1以上の用紙属性およびカラー特性をそれぞれ有する複数のページを含み、印刷されるソースドキュメントを取得し、
    (b)ソースドキュメントの各ページのNアップパラメータNおよびデュプレックスパラメータDを取得し、
    (c)前記パラメータNおよびDに基づいて、K=N*Dまたはそれより少なくNおよびD値と等しいページ数であって、一つの用紙媒体上に印刷される1以上のグループに、ソースドキュメントをグループ化し、
    (d)各グループ中の全てのページが同一の用紙属性を有するかどうかを決定し、いずれかのグループ中のページが異なる用紙属性を有する場合、1つのカテゴリに属する1台のプリンタ上に、印刷されるソースドキュメントに含まれる全てのページのデータを送信し、
    (e)グループ中の全てのページが同一の用紙属性を有する場合、グループ中のページのカラー特性に基づいてグループのカラー指定を決定し、
    (f)ステップ(e)において決定されたカラー指定に基づいて、ソースドキュメントに含まれる少なくとも一部のページのデータを第1のカテゴリのプリンタに送信し、残りのページのデータを第2のカテゴリのプリンタに送信するプリントショップシステム管理方法。
  2. プリントショップシステムは白黒プリンタのカテゴリおよびカラープリンタのカテゴリを含む請求項1記載のプリントショップシステム管理方法。
  3. 1以上の用紙属性は、媒体のタイプ、用紙サイズ、用紙重さ、用紙カラーおよびプレパンチ条件の1つ以上を含む請求項1記載のプリントショップシステム管理方法。
  4. サーバに接続され、異なるカラー能力を有する複数のカテゴリのプリンタを含むプリントショップシステムを管理するプロセスを、データ処理装置に実行させるために設定された、データ処理装置制御用コンピュータプログラムであって、
    (a)1以上の用紙属性およびカラー特性をそれぞれ有する複数のページを含み、印刷されるソースドキュメントを取得し、
    (b)ソースドキュメントの各ページのNアップパラメータNおよびデュプレックスパラメータDを取得し、
    (c)前記パラメータNおよびDに基づいて、K=N*Dまたはそれより少なくNおよびD値と等しいページ数であって、一つの用紙媒体上に印刷される1以上のグループに、ソースドキュメントをグループ化し、
    (d)各グループ中の全てのページが同一の用紙属性を有するかどうかを決定し、いずれかのグループ中のページが異なる用紙属性を有する場合、1つのカテゴリに属する1台のプリンタ上に、印刷されるソースドキュメントに含まれる全てのページのデータを送信し、
    (e)グループ中の全てのページが同一の用紙属性を有する場合、グループ中のページのカラー特性に基づいてグループのカラー指定を決定し、
    (f)ステップ(e)において決定されたカラー指定に基づいて、ソースドキュメントに含まれる少なくとも一部のページのデータを第1のカテゴリのプリンタに送信し、残りのページのデータを第2のカテゴリのプリンタに送信するデータ処理装置制御用コンピュータプログラム。
  5. プリントショップシステムは白黒プリンタのカテゴリおよびカラープリンタのカテゴリを含む請求項4記載のコンピュータプログラム。
  6. 1以上の用紙属性は、媒体のタイプ、用紙サイズ、用紙重さ、用紙カラーおよびプレパンチ条件の1つ以上を含む請求項4記載のコンピュータプログラム。
  7. 請求項4〜6の何か一つのコンピュータプログラムを格納するコンピュータ読み込み可能な記録媒体。
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